【舞妓さんちのまかないさん】氷川涼子を演じた女優は？ドラマキャストや役柄を紹介

京都の舞妓さんの食卓を舞台にした『舞妓さんちのまかないさん』は、共同生活を送っている女性たちの赤裸々な日常が垣間見える作品です。漫画が原作になっていますが、Netflixにて実写として配信がされました。その中に登場する氷川涼子について詳しく紹介していきます。

『舞妓さんちのまかないさん』は小山愛子先生による作品になり、週刊少年サンデーにて連載がされています。2022年1月時点で、累計発行部数は200万部を突破しており、女性からの人気が高い作品といえるでしょう。タイトルに「舞妓」とあるため、舞妓さんの話がメインかと思いきや、その後に続く「まかないさん」の話がメインになっています。

美味しそうな料理の数々が登場しており、漫画には簡単なレシピも掲載されているため、誰でも作れそうな料理が並んでいます。ジャンルで見るとグルメ漫画になり、女性向けの作品に見えがちですが、男性でも楽しむことができる作品といえるでしょう。

舞妓さんになるために京都に来た野月キヨと戸来すみれでしたが、キヨは舞妓の素質があまりありませんでした。お止めと呼ばれる身の上にされて、地元へ帰されそうになったところで、舞妓さんたちが下宿している場所でまかないさんとして残ることになります。小さい頃から家事をしていたキヨは、まかないさんとしての素質が認められました。そこから、キヨのまかないさんとしての人生が始まりました。

『舞妓さんちのまかないさん』に登場する氷川涼子は、キヨや百はな(すみれ)が住んでいる屋形の女将の娘です。原作である漫画には登場しておらず、Netflix配信ドラマでのみ登場するオリジナルキャラです。そのため、素性があまり分からない人物といえるでしょう。

ドラマ内では、高校生として登場しており、舞妓の道に進むのか否かも定かではありませんでした。一匹狼のような少女になっており、はじめこそ周りの舞妓とは馬が合わない様子を見せていましたが、最終的には仲良くなるのではないかといわれています。

Netflixの配信ドラマである『舞妓さんちのまかないさん』で氷川涼子を演じた実写ドラマのキャストは誰が演じたのでしょうか。ここからは、Netflix配信ドラマの『舞妓さんちのまかないさん』で屋形の女将の娘である、氷川涼子を演じた女優の蒔田彩珠について、プロフィールから経歴まで紹介していきましょう。

蒔田彩珠(まきた あじゅ)は、2002年8月7日生まれの神奈川県出身の女優です。家族には、子役当時に活躍をしていた蒔田伊吹を兄に持っていますが、現在兄は芸能界を引退しているようです。蒔田彩珠は2009年の7歳のときに子役としてデビューをし、今では名前の知れた女優にまで成長をしました。所属事務所は、安藤サクラや井之脇海が所属しているユマニテです。

蒔田彩珠の見た目は無口な女性に見えますが、実生活ではよく笑うタイプと自分から発信しています。自身が語る将来の夢として、ドラマに出るだけではなく、バラエティや歌唱も行なえるようになりたいと話しています。蒔田彩珠が挙げる憧れの女優は山口智子ですが、自身が目標にしている女優は満島ひかりと語っていました。特技にはギターを掲げており、蒔田彩珠のインスタではライブにて弾き語りを披露する姿も見られます。

蒔田彩珠は7歳のときにすでに子役として活躍をしていた兄の影響で、芸能の世界に入りました。しかし、人見知りの蒔田彩珠はなかなかオーディションで力が出せず、受からないという状況が続きます。そこで、大学にて自主的に制作のされた映画に出演するなどして、下積みとなる経験を積みました。

10歳のときに『ゴーイング マイ ホーム』に出演したことで、監督である是枝裕和から高い評価を得ることができ、女優になるという夢をしっかりと持つようになります。その後も、同監督である是枝の作品に次々と登場をしており、常連として名高い存在になったといえるでしょう。

2015年に、現在の事務所であるユマニテに移籍し、その後も数々の作品に登場することになりました。また、ドラマのキャストだけではなく、CMのキャストとしても採用をされています。朝ドラと呼ばれるNHK連続テレビ小説に、2作品登場をしたことでも話題を呼びました。そのため、日本の女優としてすでに名前の知られた存在になっているといえます。今後も、蒔田彩珠の出演作品から目が離せないことでしょう。

Netflixの配信ドラマである『舞妓さんちのまかないさん』で、氷川涼子の実写キャストに起用された蒔田彩珠が出演した過去作品について紹介していきましょう。女優としてすでに地位のある蒔田彩珠は、映画やドラマ、そして配信ドラマにも出演をしています。

蒔田彩珠はさまざまな映画のキャストに起用されていますが、初主演を務めたのが『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でした。同年代の南沙良とのダブル主演でした。人前で言葉が上手く発することができない南沙良演じる大島志乃が、自己紹介でクラスメイトに笑われたところ、一人だけ笑わなかったのが蒔田彩珠演じる岡崎加代でした。

また、2021年に公開された、12名の監督が12本の短編映画を作成したアンソロジー映画となる『DIVOC-12』にも出演を果たしています。DIVOC-12では、山嵜晋平が監督を担当した『YEN』に主演として登場しました。その他にも、『万引き家族』や『朝が来る』、『Pure Japanese』などに出演しています。

蒔田彩珠が有名になったきっかけとなる作品が、テレビ実写化として話題になった『ちびまる子ちゃん』です。ちびまる子ちゃんで蒔田彩珠は、まる子のお姉ちゃん役(さくらさきこ)に抜擢されました。おてんばな妹であるまる子に対して、時に冷たく時に優しく接する姉の姿に高い評価が得られました。

また、朝ドラと呼ばれているNHK連続テレビ小説では、13歳の頃に『とと姉ちゃん』に出演しています。その後、2021年にはNHK連続テレビ小説の『おかえりモネ』に出演をしており、主人公の妹(永浦未知)という役柄で登場しています。おかえりモネでは、若い世代の俳優陣が起用されており、恋愛要素も少し取り入れられたことで、蒔田彩珠の名前が若い世代にも知られたといわれています。

その他にも、『ゴーイング マイ ホーム』や『血の轍』、『99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇 〜映画公開前夜祭〜』、『妻、小学生になる。』などのテレビドラマに起用されました。

『舞妓さんちのまかないさん』もNetflixで配信がされているドラマになりますが、蒔田彩珠は同様に配信ドラマでも活躍をしている女優です。『深海くんと月影ちゃん』では鈴鹿央士とのダブル主演という形で登場しており、YouTube配信のドラマになります。このドラマは声だけのドラマになっており、セリフへの感情の込め方や抑揚などが重要になってくる作品でした。

『言の葉』はFODの配信ドラマになり、第7回「ドラマ甲子園」で大賞を受賞した作品にもなっています。蒔田彩珠は言の葉で主人公の伊藤香里を演じました。その他にも、『イケMEN！〜3分だけのキュン彼氏〜』(Spotify配信ドラマ)や『檸檬色の夢』(LINE NEWS VISION配信ドラマ)に出演しています。

ここからは、『舞妓さんちのまかないさん』に登場する氷川涼子について、Twitterでの反応を紹介していきます。こちらのツイートでは、オリジナルキャラでありながら、話にマッチしていたという感想が挙げられています。

氷川涼子を演じている蒔田彩珠は、どこか魅力的な雰囲気を醸し出しているため、主役級の存在感を感じられるでしょう。蒔田彩珠以外も豪華なキャスト陣のため、見ていて楽しい作品という声が挙がっています。

原作の『舞妓さんちのまかないさん』は、どこかゆっくりとしたペースでのんびりした物語になっています。しかし、アクセントとなる氷川涼子を投下したことにより、少しハラハラとする場面が見られるでしょう。そのため、氷川涼子というキャラを配信ドラマにて採用したのは、「良い」という反応が多いです。

『舞妓さんちのまかないさん』に登場する氷川涼子は、Netflix配信ドラマでのみ登場する人物です。実写で演じているのは、今後の活躍も楽しみといわれている蒔田彩珠でした。『舞妓さんちのまかないさん』は人間関係やグルメ関係など、幅広い内容を楽しめる作品です。氷川涼子は、配信ドラマでしか見ることができない登場キャラになるため、ぜひNetflixで配信ドラマを見てみてください。