【舞妓さんちのまかないさん】健太はキヨを想う幼馴染！すみれとの三角関係も調査

こちらの記事では漫画『舞妓さんちのまかないさん』に登場する健太と、健太とキヨやすみれとの関係・恋愛をご紹介していきます。その前にまずは『舞妓さんちのまかないさん』の原作漫画の作品概要と簡単なあらすじをご紹介。『舞妓さんちのまかないさん』についておさらいしたい人はこちらにも目を通してみてください。

• 作者：小山愛子
• 出版社：小学館
• 掲載誌：週刊少年サンデー
• レーベル：少年サンデーコミックス スペシャル
• 発刊期間：2016年12月28日～連載中（2022年6月現在）
• 巻数：19巻（2022年6月現在）

『舞妓さんちのまかないさん』は漫画家・小山愛子先生が週刊少年サンデーにて連載中の日常系料理漫画。2019年に開催された第65回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、2021年7月時点では180万部を売り上げる人気作となっています。『舞妓さんちのまかないさん』は原作漫画の他にアニメやドラマ化もされ、幅広い層から人気を獲得しています。

舞妓になるため、故郷青森から京都にやってきたキヨとすみれ。幼なじみという関係の2人ですが、すみれは「100年に1度の逸材」と言われ才能を発揮する一方、キヨはそのマイペースな性格が災いし、屋形のお母さんから舞妓に向いていないので里に帰るようにと言われてしまいます。しかし、屋形のお姉さんに料理を振る舞ったことで、まかないさんとしての腕を見せたキヨ。その後もまかないさんとして置いてもらうことになります。

『舞妓さんちのまかないさん』に登場するキヨとすみれの幼なじみの中渡健太。健太は『舞妓さんちのまかないさん』の物語の中でも度々登場するキャラクターで、キヨ・すみれのと仲良しの人物です。キヨが実家から出た後も度々キヨの家に立ち寄ってキヨのおばあちゃんと話しをしたり、誕生日プレゼントを贈るためキヨに電話をかけたりと、その後も親しくしている姿が描かれています。

健太は田舎の少年といった肩書きが似合う素朴で素直な性格の持ち主。キヨ・すみれと同じく『舞妓さんちのまかないさん』の物語開始当初は16歳で、当時はすみれよりも少し身長が低かったようです。健太は野球少年で、キヨとすみれが地元を去った後は野球に没頭し野球の名門校で才能を発揮していましたが、腕を故障してしまったことをきっかけに野球の道から退くことになります。

その後、キヨとすみれの後を追って京都にやってきた健太は、洋食店の見習いコックとして働き始め、再びキヨとすみれと共に過ごすことになります。そんな健太の好物はキヨお手製のパンの耳ラスクとチョコレート類。アニメ『舞妓さんちのまかないさん』では声優の高山みなみさんが声を務めています。

『舞妓さんちのまかないさん』ではキヨやすみれの成長や美味しい料理のシーンが見どころとなっていますが、健太・キヨ・すみれの三角関係の恋愛も読者の楽しみの1つ。こちらの項目では、そんな健太・キヨ・すみれの恋愛関係をご紹介していきます。まずは健太とキヨの恋愛関係について。こちらの2人の関係については、漫画の中で健太の片思いであることが分かる描写が度々登場しています。

キヨから健太に対しては「信頼できる幼なじみ」といった態度が見られていますが、健太はキヨの横顔に見惚れていたり、キヨとすみれ2人ではなく、キヨのことだけを思い出しているシーンも多く描かれています。そのため、健太はキヨに対しては幼なじみ以上の恋愛感情を持っていることが判明しています。

次に健太とすみれの関係について。健太はキヨに対して恋愛感情を持っていると分かるシーンがいくつか登場していますが、すみれに対しては恋愛感情はなく、普通の幼なじみとして接しています。一方、すみれは健太に対して恋愛感情を持っており、そのきっかけは小学生の頃まで遡ります。

すみれがキヨにトーストを「はい、あーん」と食べさせてあげた際に、健太も「俺にも」と言ってねだる場面があります。その時にすみれは健太のその行動に顔を真っ赤にしており、この出来事がきっかけとなって健太への恋愛感情を持ち始めたようです。

すみれは健太に対して恋愛感情を持ち、健太はキヨに恋愛感情を持っています。そんな三角関係の幼なじみ3人ですが、その関係はいたって良好。すみれは健太がキヨに恋愛感情を持っていることを知っていますが、キヨに意地悪をするでもなく、むしろ健太の恋を応援しています。また2人で一緒に京都に行ったことから分かるように、キヨとすみれは大の仲良し。地元を離れた2人にとって、お互いが心の支えとなっています。

漫画『舞妓さんちのまかないさん』で健太が登場したシーン1つ目は、33巻の22話。キヨが京都に行ってしばらく経った頃、健太はキヨのおばあちゃんに会いにキヨの実家に訪れていました。そこでおばあちゃんはキヨから届いた封筒を健太に見せます。そこでおばあちゃんはキヨが正月に青森に帰ってくることを健太に教えるのでした。

漫画『舞妓さんちのまかないさん』で健太が登場したシーン2つ目は、5巻の49話。ある日、健太は雪道を歩きながら昔のことを思い出します。小学校の運動会の帰り道、怪我をしたキヨをおぶって家まで届けた健太は、キヨの家のこたつで温まっていました。そこでふとキヨの方を見てみると、そこには目を閉じてのんびりしているキヨの姿がありました。健太はそのキヨの姿に見とれるのでした。

漫画『舞妓さんちのまかないさん』で健太が登場したシーン3つ目は、8巻の81話。キヨとすみれが青森を発ち、健太は高校生として学生生活を送っていました。そしてある日後輩に告白されますが、健太はハッキリと断ります。「好きな人がいるっとことですか」と聞かれると、健太は「そういう人はいない」と言いますが、健太は告白された時にキヨの顔を思い浮かべていたのでした。

漫画『舞妓さんちのまかないさん』で健太が登場したシーン4つ目は、10巻の100話。高校の修学旅行で京都にやってきた健太。キヨとすみれには京都に行くことを伝えておらず、会う約束は交わしていませんでした。しかしもしかしたら会えるのではないかという期待を僅かに持っていた健太は、京都の街でキヨの姿を探してしまうのでした。

漫画『舞妓さんちのまかないさん』で健太が登場したシーン5つ目は、11巻の115話。この日、健太は野球の練習を終え、キヨの実家に顔を出していました。遊びに来た健太にキヨのおばあちゃんはパンの耳で作ったラスクをご馳走します。このパンの耳のラスクはキヨが健太によく作っていたもので、初めて作った時に健太の口から「うまい」と言う言葉を聞いたキヨはとても嬉しそうにしていました。

漫画『舞妓さんちのまかないさん』で健太が登場したシーン6つ目は、15巻の物語。『舞妓さんちのまかないさん』の漫画15巻では健太が青森から京都にやってきます。高校を中退し、京都にある古い洋食店で見習いコックとして働くことになった健太。キヨとすみれとは思い出の中で会うばかりだった健太ですが、京都にやってきたことで、また一緒に生活を送れることになったのでした。

健太に片思いをしているすみれ。健太はキヨのことが好きなのだと知っているすみれですが、キヨに冷たくあたるでもなく、友人として温かい関係を築いています。ここからは、そんな『舞妓さんちのまかないさん』のキャラクター・すみれについてご紹介していきます。まずはすみれの現在の生活について。すみれは親友のキヨと共に京都に訪れ、屋形"市"の舞妓見習いとなりました。

キヨは舞妓の才能を見いだされず、一時は屋形のお母さんから里に帰るよう言い渡されましたが、すみれは「100年に1度の逸材」といわれるほどの成果を見せました。そしてその頑張りが実を結び、"百はな"として舞妓デビューを果たします。

しかし、その裏には食事を摂る暇も惜しんで稽古に励んだり、周囲へのフォローをかかさない努力がありました。そんな頑張り屋のすみれを支えたのは、幼い頃からの友人で心の支えであるキヨの存在。また、キヨが心をこめて作る料理でした。

青森という舞妓とは縁遠い地に生まれ育ったすみれ。そんな彼女が舞妓を目指した理由は、中学生の時に地方巡業として地元に訪れた芸舞妓の存在でした。その時見た舞妓たちの姿を忘れられなかったすみれは、親を説得し屋形"市"に入ることを決めたのでした。

「100年に1人の逸材」として才覚を見せたすみれ。舞妓としてのデビューも同期の中で一番早く、その後すぐにテレビにも出演しました。"百はな"として舞妓デビューをした後も努力を欠かすことなく日々精進し、キヨには「うち、必ず花街一の舞妓さんになるからね」と宣言しています。

舞妓はデビューをする際に後見人となる姉役を取り決める風習があります。すみれの姉役となったのは百子という芸妓で、その活躍が評価され表彰を受けるほどの人物。すみれと同じく努力を惜しまない人物で、体力作りのためにフルマラソンを完走させるほどの特訓もこなします。しかし、天然な一面も見せたりと魅力溢れる人物で、妹のすみれにも慕われています。

すみれは幼なじみのキヨと共に屋形"市"にやってきました。はじめはキヨと共に舞妓の見習い"仕込み"として切磋琢磨していましたが、キヨは舞妓の適正がないことが判明し、屋形のお母さんに里に帰るよう言い渡されてしまいます。それを知ったすみれは衝撃を受けますが、めげることなく稽古を続けます。

親友が故郷に帰るかもしれないという不安に負けず、他の仕込みさんたちとの稽古が終わっても自分が納得のいくまで稽古を続ける姿は、「100年に1人の逸材」と呼ばれるに相応しいと言えるのではないでしょうか？また仕込み時代に舞妓さん用の一口サイズではなく、普通のサンドイッチを渡された際には早く小さいものを食べたいと悔しそうにしていました。

普段は期待の新人舞妓として気張っているすみれですが、まだ10代の女の子。時には年齢相応のかわいい表情を見せることもあります。片思いの相手・健太のことを考えている時に義姉の百子にそれを言い当てられた際には、顔を真っ赤にして照れている様子が見られました。また健太が自分達のいる京都に住むと分かった際にも、普段の凛とした百はなからは想像できない年相応の嬉しそうな表情を見せました。

健太に片思いをしているすみれですが、それ以上に大好きなのが幼なじみのキヨ。舞妓さんたちの間で「推し」についての雑談が繰り広げられた時には、キヨの方を見て「とっくにおったなぁ」としみじみするほど。またキヨのことになると感情的になる一面もあり、キヨが作ってくれたご飯が思い出せなかった時にはショックをうける姿も見せています。

健太とキヨのことが大好きなすみれ。しかし彼らと同じくらい好きな料理を思い出している時にも、普段の整った百はなの表情が崩れます。唐揚げが食べられると楽しみにしていた際には思わず「唐揚げ食べたい」と独り言を口にしてしまったり、キヨの手作りギョウザが目の前に出てきた際には口いっぱいに頬張る姿を見せました。

アニメ『舞妓さんちのまかないさん』で健太の声を務めたのは、声優の高山みなみさん。『名探偵コナン』の江戸川コナンや、『忍たま乱太郎』の乱太郎の声としても有名な声優です。高山みなみさんは1964年5月5日生まれ、東京都出身の声優。第5回声優アワードでシナジー賞を受賞されたり、『人気声優200人が本気で選んだ！声優総選挙！3時間SP』にランクインもされる実力派声優です。

• 江戸川コナン（名探偵コナン）
• 猪名寺乱太郎（忍たま乱太郎）
• 軀（幽遊白書）
• ハオ（シャーマンキング）
• 鬼太郎（ゲゲゲの鬼太郎 5期）
• エンヴィー（鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST）
• 工藤タイキ（デジモンクロスウォーズ）
• ダークプリキュア（ハートキャッチプリキュア）
• 天羽奏（戦姫絶唱シンフォギア）
• キキ、ウルスラ（魔女の宅急便）

こちらでは『舞妓さんちのまかないさん』の健太に関するネットの感想や評価をご紹介します。まずこちらの方の感想では、健太とキヨ・すみれの三角関係について書かれています。三角関係といえばそれまでの関係を壊してしまうネガティブな要素ですが、『舞妓さんちのまかないさん』ではもっとフラットなものとなっていると感じられたようです。

こちらの方は、健太のキャラクターが良かったという感想をあげられています。物語の始めはキヨ・すみれとは離れて暮らしていたため登場シーンも少ない健太ですが、高校を中退して京都にきてからはさらにキヨたちとの距離が縮まり、キャラクターの魅力が描かれています。

こちらの方は実写ドラマ版の『舞妓さんちのまかないさん』に健太が登場するのかという不安を見せています。物語のメインキャラクターの1人でもある健太ですが、序盤は主人公のキヨたちと離れて暮らしているため、ドラマのシナリオによっては活躍が少なくなってしまう可能性も否めません。

以上、『舞妓さんちのまかないさん』に登場するキヨとすみれの幼なじみ・健太についてご紹介してきました。健太は始めはキヨ・すみれと離れて地元の青森で暮らしていましたが、肩を壊し野球ができなくなってからは京都で見習いコックとして働くことになります。

またキヨ・すみれとは三角関係となっており、『舞妓さんちのまかないさん』の恋愛要素としても注目されています。『舞妓さんちのまかないさん』は現在アニメとドラマも制作されているので、まだ見たことのない人はチェックしてみてはいかがでしょうか？