24シーズン9 リブ・アナザー・デイの見所は？あらすじと感想まとめ

全米のみならず世界中で多くのファンを獲得した24シリーズのシーズン9 リブ・アナザー・デイは、これまでは事件に巻き込まれてきたジャックバウアーが、初めて自分から事件解決のために飛び込むという展開が話題を呼びました。今回はそんな、24シーズン9リブ・アナザーデイの見所やあらすじ、24シーズン9リブ・アナザー・デイを見たファンの感想などを合わせて紹介していきます。

24シリーズとは、シーズン1が2001年にアメリカで公開されて以降、爆発的な人気を博したアクションドラマです。架空の連邦機関CTUに所属するジャック・バウアーが、事件に巻き込まれながら、家族を守ったり、チームと共にテロリストと戦う姿を描いています。その人気はすさまじく、現在はシーズン9 リブ・アナザー・デイまで公開されているほか、スピンアウト作品などが放送・公開予定です。

日本でも芸能人を始めとして様々な層に支持されており、シーズン8で終わると宣言された時は多くのファンが嘆きました。しかし、24を作成するFOXはシーズン9 リブ・アナザー・デイの作成を発表すると、これを待っていたファンが待ち望んでいたとあちこちに感想を書き込みました。そして2014年に公開されたシーズン9 リブ・アナザー・デイはファンを満足させる作品と言われています。

一方で24シーズン9 リブ・アナザー・デイは、ナンバリングこそされていますがミニシリーズという位置づけがされており、他のシーズンなら24話構成の所を、シーズン9 リブ・アナザー・デイでは12話構成となっています。この事にガッカリしたファンは少なく、SNSでは悲しみにくれた感想を幾つか見かけます。それでもジャックバウアーが戻ってきた喜びの感想が多く目にします。

前作から4年、ロンドンでCIAのエージェントたちはジェームズ・ヘラー米大統領の訪英の為にあるミッションを遂行中だった。彼らの狙いはロシア外交官を殺害した罪で逃亡していたジャックバウアーが、ロンドンに現れたという情報を掴んだからです。それを偶然ではないと考える大統領首席補佐官のマークは、CIAを動かして先んじて逮捕するように働きかけます。

その一方で大統領らは既にロンドンに到着しており、米軍が行った無人爆撃機作戦に対する批判に対しての話し合いを続けています。マークの他に大統領の娘であり妻のオードリーも一緒にロンドンを訪れています。話し合いが佳境に入る頃、マークの命令でジャックを探していたCIAのスティーブ・ナバロが、ジャックを確保したと報告します。

幾つものミッションをこなしてきた伝説の男がこうも簡単に捕まるのは、何か理由があるのではないかと考えたCIAエージェントのケイトはナバロと共に注意深く尋問を開始します。ところが、ジャックは二人の一瞬のスキを突くと、別件でCIAに捕まっていた元同僚のクロエ・オブライエンを連れて逃亡します。ケイトの読み通り、ジャックがCIAに捕まったのは彼女を助けるためでした。

混乱するCIAロンドン支部でしたが、そこに更なるニュースが飛び込んできます。アフガニスタンで作戦中だった無人爆撃機がコントロールを失い、勝手に攻撃を始めたのです。

ジャックの同僚だったクロエは、前作の後に自分を狙った暗殺によって夫と息子を亡くしており、アメリカの機密を1万点も盗み出して公開した罪で追われていました。ロンドンにあるハッカー集団「オープンセル」に身を寄せていましたが、CIAに拘束されてしまい拷問を受けていたのです。そこをジャックに助け出され4年ぶりの再会を果たします。

ジャックの目的はクロエが所属するオープンセルのメンバーだった、デレク・イエーツという男の行方です。というのも、この男は米軍の兵器システムをハッキングしてデータを高値で売っており、その中には無人爆撃機に関する情報が含まれているのです。クロエの案内でオープンセルの協力を得られたジャックはイエーツが無人爆撃機を操作できる装置を持っていることを突き止めます。

一方でジャックとクロエの再確保にケイトが名乗りを上げて追跡を始めました。それを知らないジャックたちは、イエーツが麻薬密売人のアパートに潜伏している事を突き止め、襲撃します。しかし、一歩早く危険を察知したイエーツは同棲していたガールフレンドと共に逃亡してしまいます。同じタイミングで追跡していたCIAの襲撃も重なり、アパートは銃撃戦の舞台となります。

どうにか逃げたイエーツは事情を尋ねるガールフレンドのシモーヌに対して、「マーゴットが仕掛けた罠だ」と説明します。すると、シモーヌは表情を一変させイエーツを撃ち殺すと、イエーツが持っていた無人爆撃機を操作する装置を奪います。そして自分の母親であるマーゴットに装置を確保した事とイエーツを処分したことを報告して、その場を去ります。

CIAを撒いたジャックはイエーツを追いかけますが、パブのトイレで見つかったのは死体だけでした。イエーツが持っていた装置は、シモーヌが奪ったのだと確信し、更に追跡をします。しかし、地下鉄を知り尽くしたシモーヌに撒かれてしまい、逃げられてしまいます。一方でクロエも追跡を行っていましたが、親子連れを目撃してしまい亡くした夫と子供を思い出して気落ちしてしまいます。

クロエと合流したジャックは、事のあらましを話します。ジャックが逃亡活動中に知ったのは、国際的なテロリストであるマーゴットがヘラー大統領暗殺計画を企てている事を知り、彼は止めるためにロンドンに現れたのです。そして、自分が取り逃がしたシモーヌはマーゴットの娘であり、同じテロリストだったのです。彼女らの目的は3年前に起きた無人爆撃機の攻撃で死んだ家族の復讐です。

シモーヌを見失ったジャックたちは、無人爆撃機のコントロールを失ったタナ―中尉から何か情報が効けないかと考えます。彼はアメリカ大使館に拘束されており、侵入するには偽造IDが必要です。ジャックは「オープンセル」のリーダーでクロエの恋人であるエイドリアンに偽造IDを依頼しますが、どういう訳か用意されたIDは使えず、仕方なくデモ隊の騒動に紛れて大使館へと潜入します。

一方、ジャックを取り逃がしたCIAのケイトは、ジャックが麻薬密売人のアパートに来た理由を探り、そこで無人爆撃機が操作された可能性に気づきます。同じころ、シモーヌから装置を受け取ったマーゴットは、イギリス国内の10カ所を無人爆撃機で攻撃する計画を発表します。そして、大統領補佐官のマークはジャックを危険な男と見做して、ロシアに引き渡すという書類を偽造してしまいます。

大使館に潜りこんだジャックは、拘束されているタナ―中尉と接触します。皆から疑われているタナ―中尉に対して、自分は無実を信じており、同じテロ行為が繰り返されると説明したジャックは信頼を勝ち取ります。タナ―中尉から説明を受けたジャックは、見張りの軍人から無人爆撃機のフライトデータを奪うと、クロエのナビゲーションに従って大使館を脱出しようとします。

しかし、麻薬密売人のアパートで無人爆撃機に関する資料を見つけたケイトと海軍が連携して大使館を包囲してしまい脱出できません。ジャックは人質を取ると通信室からフライトデータをオープンセルに送信します。一方で大使館前でスピーチを終えたヘラー大統領は、大使館内でジャックが人質を取り立てこもっている事を聞かされます。ジャックと固い信頼で結ばれていた彼はジャックに連絡を取ります。

大統領からの連絡を受けたジャックは、自分がこれまで得てきた情報を全て伝えます。無人爆撃機が何者かにハイジャックされる可能性があり、テロが起きるという話を大統領は信じられないと判断を下し、軍隊の突入を命じます。しかし、その話を盗み聞きしていCIAのケイトはジャックを信じ、フライトデータを渡すように迫ります。ジャックはケイトの説得に応じ、進んで拘束されます。

同じころ、装置を奪ったテロリストグループにも動きがあります。テロの主犯であるマーゴットは、装置を動かすのに知識があるシモーヌの夫であるナヴィードに命じますが、彼はこのテロに乗り気ではありません。彼女の目を盗んで、シモーヌに逃亡しないかと持ち掛けます。しかし、その企てはマーゴットに知られてしまい、彼女は娘の指を切り落とします。ナヴィードは彼女の命令に従います。

拘束されたジャックの取り調べが進む中、ケイトは受け取ったフライトデータをクロエとエイドリアンに送信します。二人はデータを解析すると、イエーツが作ったデータの上書きコードを発見します。これをテロの証拠としてCIAのナバロに送信して、無人爆撃機によるテロはまだ続くと警告を発信します。しかし、タイミングは僅かに遅く、マーゴットの犯行声明が発表されます。

ネット上に投稿された犯行声明では、アメリカ軍の無人爆撃機の攻撃で多くの死者が出た事を糾弾し、ヘラー大統領が3時間以内に指定された場所に来なければロンドンの市民が死ぬと脅しています。ジャックの証言が全て正しいことが証明され、彼も今回のテロに対するスタッフの一員として迎えられます。そこでジャックは、昔の恋人だったオードリーと再会を果たします。

一方で指を切られたシモーヌに、ナヴィードはある事を告白します。それはネットに上げた犯行声明にはIPアドレスを公開しており、追跡すれば自分たちの居場所が分かるようにしていた事です。娘の指を切ったマーゴットを危険な人物だと認識して、こっそりと裏切ったのです。しかし、その裏切りもばれてしまいナヴィードはマーゴットに殺されてしまいます。

ナヴィードが公開したIPアドレスを辿ってCIAのエージェントたちが、アジトと思われる建物へと侵入します。ところが、その建物に向けて無人爆撃機が攻撃を開始しします。

無人爆撃機の攻撃によって建物は崩壊します。その結果、突入したエージェントの内4人が死んでしまいます。事態を重く見たヘラー大統領はCIAのナバロに対して、マーゴットを追いかけるジャックに全ての権限を譲るように命じます。大統領のお墨付きを得たジャックは武器の用意と、自分のチームとしてケイトを加えるように要求します。

CIAが突入する前に移動したマーゴットたちの所に、死んだナヴィードの姉であるファラーから連絡が入ります。シモーヌは彼女がどれだけの情報を掴んでいるのか調べるために、ロンドンへと向かいます。同じころ、ジャックはマーゴットが武器商人カール・ラスクと繋がっていると考え囮作戦を計画します。出発する直前、オードリーの視線を振り切るジャックですが、マークの嫉妬心を呼んでしまいます。

ジャックが用意した囮作戦とはケイトを薬で眠らせて、CIAの機密情報を持っている人間としてラスクへの手土産にされたのです。しかし、ラスクはそれを信じず、眠らせたケイトを起こすと尋問を始めてしまいます。全てをモニターで監視していたイギリスの首相は、ジャックのやり方やヘラー大統領の体調を不安に感じて、こっそりとMI5を動かしてしまいます。

MI5の襲撃を受けてしまいますが、どうにかラスクの銀行口座を手に入れたジャックは、その情報をクロエに送信します。彼女はその中から、シモーヌの携帯番号を入手したのです。その事を知らないシモーヌは、弟の行方をしつこく聞くファラーを邪魔ものとして殺し、逃亡中でした。ところが、ほんの気の緩みからバスに引かれてしまいます。その直後、クロエがシモーヌの形態のGPSを割り出します。

MI5の襲撃がありましたが、ジャックはケイトと無事に脱出をします。そしてクロエに連絡を取る、シモーヌがバスに引かれて病院に向かっている事を知ります。二人は病院に先回りしてシモーヌからマーゴットが何処に居るのかを聞きだそうとします。一方でヘラー大統領はイギリス首相に勝手な事をするなと牽制しますが、逆に自分の病気の事を言われてしまい言葉を失ってしまいます。

ヘラー大統領は高齢なこともあり体調に不安を感じていました。そこで、補佐官のマークとオードリーにアメリカに戻ったら副大統領に引き継ぐ意向を示します。同じころ、マーゴットはシモーヌが病院に運ばれた事と、ナヴィードの姪が生きている事を知り、無人爆撃機による攻撃を決めます。直前になって、爆撃に気づいたジャックたちはシモーヌを連れて病院を抜け出します。

間一髪助かったジャックたちですが、マーゴットは諦めません。ジャックが運転する車を目がけて攻撃を続けます。追われるジャックたちを尻目に、怪しい動きをするのはCIAのナバロです。部下のジョーダンだけがその事に気づき、調査を始めると、ケイトの自殺をした夫が紛失したはずの情報機密が存在する事をしります。ナバロに対する不信を抱くジョーダンでしたが、そのナバロから別命を言われます。

指示に従い向かうと、そこでナバロに雇われた殺し屋に殺されそうになります。どうにか一命を取り止めましたが、瀕死の状態には変わりません。そして、ヘラー大統領はマーゴットに連絡を取り、降伏したら約束を守るつもりはあるのかと交渉を始めます。

無人爆撃機の攻撃を躱したジャックたちは、シモーヌをCIAの病室に連れて行くことに成功します。一方でナバロに雇われた殺し屋はジョーダンの息の根を止めようとします。瀕死だった彼は抵抗するも失敗し、胸を刺されてしまいます。殺し屋からの報告を受け取ったナバロは、その事をとある人物へと伝えます。それはハッカー集団「オープンセル」のリーダであるエイドリアンです。

同じころ、ジャックはヘラー大統領に呼ばれマーゴットの取引に応じる事を伝えられ、その協力を頼まれます。マーゴットはヘラー大統領が一人でスタジアムに来れば無人爆撃機のコントロールを返すと伝えたのです。ジャックは、テロに屈してはいけないと説得しますがヘラー大統領の意思は固いです。大統領はアルツハイマーを患っており、意識が保てるのは長く見積もっても一年だと告白します。

これが大統領として行う最後の職務だと訴えるヘラー大統領に、ジャックは何も言えません。結局、協力を約束します。ヘラー大統領を連れ出す準備の間にケイトへと連絡を取り、シモーヌからマーゴットの居場所を聞き出すように命じます。シモーヌは自分が爆撃機に狙われた事で、自分も見限られたのだとショックを受けておりケイトの質問に素直に応じました。

シモーヌから聞きだしたアジトへと向かいましたが、一足違いでもぬけの殻となっていました。マーゴットと、彼女のもう一人の子供であるイアンは逃亡したあとでした。しかし、家の中を探索すると床下から、隠されたディスクドライブを発見します。それは殺されたナヴィードが隠しておいたドライブです。一方その頃、マークの協力もあり、ジャックは大統領をスタジアムへと連れて行くのに成功します。

スタジアムに着いたヘラー大統領に向けて、爆撃機からミサイルが発射されます。ミサイルは着弾し、誰もが大統領は死んでししまったと思ってしまいます。勝利を確信したマーゴットは、ヘラー大統領が約束を守ったことから素直に爆撃機を海に向けて沈めていきます。ところが最後の一機になった所で、息子のイアンが、映し出された映像のトリックに気づき、大統領が死んでいない事を見破ります。

騙されたことに激昂するマーゴットは最後の一機を使って、テロを実行しようとします。しかし、時間を稼いだことでクロエとエイドリアンという凄腕ハッカーたちは、マーゴットの居場所を突き止めます。ケイトとジャックらはマーゴットのアジトに乗り込み、銃撃戦を繰り広げます。そしてミサイルが放たれたという知らせを聞き、ジャックは銃弾の雨の中を飛び込んでいきます。

装置を奪うと、ミサイルの軌道を逸らす事に成功します。そしてなおも抵抗するマーゴットを殺すと、窓から放り投げるという荒々しい行動に出ます。これで事件は片付いたと思いきや、マーゴットのアジトには他にも協力者がいたという痕跡が幾つも発見されます。一方でCIAのナバロは、ジョーダンに送りこんだ殺し屋が死んでいる事を知りうろたえます。

殺し屋とCIA職員の組み合わせから自分の事が露見するのではないかと不安になったナバロは、協力者であるエイドリアンに連絡を入れます。すると、殺し屋を始末したのがエイドリアンだという事を知ります。彼はナバロを脅し、無人爆撃機の装置を渡すなら身の安全を保障すると言います。ナバロにはそれを断るだけの材料はありません。

ナバロが恐れていた通り、殺し屋の死体からナバロとの痕跡が証明されてしまい、彼が裏切者ではないかという疑惑が向けられます。CIAのエージェントが向かうと、ナバロは既に逃亡しており、更には無人爆撃機の装置を奪って行ったあとでした。まだ、テロの脅威は終わっていなかったのです。

ナバロはケイトの夫に濡れ衣を着せ、CIAに関する情報などを漏らしていており、それをエイドリアンに知られて脅迫されていた。そして自分の身を守るためなら部下のジョーダンを殺し、無人爆撃機をコントロールする装置を奪う卑劣な男だったとジャックは証明します。ケイトと共に電話を逆探知してナバロを捕まえます。しかし、装置は既にエイドリアンの手に渡り、隣にはクロエが居ました。

ナバロを尋問した結果、エイドリアンが軍事機密を中国にもたらして金を得ようとしていた事を知り、居場所を吐かせる事にも成功します。一方で、昔と変わらない活躍をするジャックに対するオードリーの態度が気に入らないマークは、秘密裏にロシアへジャックの情報を伝えてしまいます。同じころ、クロエたちがオープンセルのアジトに戻ると、そこは死体の山となっています。

呆然とする2人の前に現れたのは中国のテロリストで、ジャックの敵だったチェン・ジーです。オードリーに薬物を使った拷問をした男で、死んだと思われていましたが地下に潜伏して生きていたのです。チェンはエイドリアンを殺すとクロエを連れた上で、偽の攻撃命令を使って米国原子力潜水艦に中国空母を攻撃させます。そして、クロエを追うジャックの前に、ロシアマフィアが立ちふさがります。

マフィアを片付けて到着した二人の前には、オープンセルのメンバーが殺された姿が広がります。ジャックはクロエが残した録音メッセージから、今回の一件に生きていたチェンが関わっている事を知ります。ヘラー大統領に報告すると、米国の潜水艦がシージャックされ、中国空母に攻撃を仕掛けた事を知ります。チェンが装置を奪っていたのは、中国と米国の間に対立を生む事です。

チェンだけではこれだけの計画を動かせないと考えたジャックは、ロシアが絡んでいるのではと推測します。自分の情報をロシアに売ったマークを連れて大使館に乗り込むと、チェンの居場所を聞き出そうとします。一方でヘラー大統領も中国国家主席と会談し、全てはチェンの計画だったと説明しますが、チェンは3年前に死んだといって取り合いません。そればかりか、アメリカへの攻撃をちらつかせます。

緊張状態に突入する中国とアメリカを止めるためにオードリーが一人で動きます。友人でありロンドンの総領事館に務めるシャオから情報を聞き出そうとして接触しますが、彼女の目の前でシャオは撃たれてしまいます。夜の暗がりから出てきたのは、彼女を拷問した事のあるチェンでした。

ジャックはロシア大使館に残されたメッセージから、オードリーがチェンに捕まってしまった事を知ります。そこで、ケイトにオードリー救出を託し、自分はチェンを追う事にします。その頃、中国国家主席との会談に臨んでいるヘラー大統領は、中国を攻撃する意思があると宣言して、中国側を牽制します。全てはジャックがチェンを捕まえるという信頼があってこその危険な賭けです。

先にオードリーを見つけたケイトでしたが、彼女を連れて逃げ出す時に失敗してしまい、オードリーはスナイパーに撃たれて死んでしまいます。その事をケイトから知らされたジャックは怒りに燃え、チェンの手下を皆殺しにしたうえでチェンを拘束します。中国軍があと少しで攻撃してくるという段階になった時、ジャックからチェンを確保したという映像が送られました。

ヘラー大統領はその映像を中国国家主席に送る事で、自分たちの無実を証明し米中戦争は無事に回避されたのです。そして、ジャックは宿敵だったチェンの首を刀で落とすと、ロシア側に捕まったクロエを助けるために走りだします。

12時間後、娘を失ったヘラー大統領は失意のまま帰国します。娘の夫であったマークは、大統領の命令を偽造したり、ジャックの情報をロシアに売ったことがばれてしまいCIAに逮捕されてしまいます。そしてロンドンの郊外ではロシア側に捕まったクロエを助けるために、ジャックは自分の身柄を引き渡そうとします。すれ違う二人は互いを信頼できる唯一の友と認め合い、ジャックはモスクワへと飛びます。

24シリーズは緻密に張り巡らされた伏線や、裏切りに次ぐ裏切りや、予想だにできないどんでん返しなどサスペンスの要素が強いです。24話構成から12話構成になった事で、ファンの間からはストーリーが練られないのではないかと不安に思う感想が多くありました。しかし、実際に公開されると序盤から息も吐かせぬ展開で、まさに24らしいストーリーだったとファンは感想で語ります。

主演のジャックバウアーを演じたキーファー・サザーランドを始めとしたキャスト陣の演技も素晴らしいとファンの間では絶賛された感想が多く見受けられます。24シーズン9リブ・アナザー・デイではジャックの他にクロエやオードリー、ヘラーといったレギュラーメンバーが、ゲストでは無く本編にしっかり加わる事で演技のクオリティが上がっているとファンは感想で語ります。

また、パワフルなジャックに負けじと体を張ったCIA捜査官ケイトを演じたイヴォンヌや、冷酷な女テロリストのマーゴットを熱演したミシェルにも高い評価が集まっています。新旧のキャストがそれぞれの持ち味を出し切ったからこそ、24シーズン9リブ・アナザー・デイは高い支持を受けているのだとファンはSNSで感想を言い合っています。

24の見所と言えば、ストーリーの他にもアクションシーンなどが感想で上げられます。シーズン9リブ・アナザー・デイもそこは変わらず、むしろこれまでのスタッフの経験値が全て注ぎ込まれているのではないかと感想で噂されるほど素晴らしい仕上がりになっています。特に、物語後編から終盤にかけての銃撃戦や爆破シーンは必見だとファンは感想で語ります。

また、あらすじの終盤に掛けて登場するキャラクターにファンの多くは驚きました。10話以降から本格的に参戦するチェンは、あらすじにもあるようにジャックとオードリーを苦しめた中国のエージェントです。彼はあらすじに書いてあるように一度は死んでいたと思われたばかりに、ファンからは驚きの声が上がりました。

あらすじにもあるように24シーズン9リブ・アナザー・デイはオードリーが死んでしまい、ヘラー大統領も病気だと判明し、ジャックがロシアに捕まって幕を下ろします。その悲しすぎる展開にファンから続編を望む声が上げられます。実際、その終わり方や、今回登場した新キャラクターのケイトの存在もあってか続編を匂わせるシーンはありますが、公式からのアナウンスはまだありません。

ここからはSNSに上げられた24シーズン9リブ・アナザー・デイを見た人の感想を紹介していきます。こちらの人はこれまでのシリーズを全て鑑賞した上で、24シーズン9リブ・アナザー・デイは鳥肌が立つぐらい素晴らしいと感想を述べています。特にジャックバウアーの鬼気迫る演技がやばいとの事です。

また、こちらの方もジャックバウアーの魅力を感想で語っています。24シリーズは、毎回同じパターンですが、どうしてこれだけのファンを獲得し、面白くできるのかというと、演技力だとこの人は語っています。特にジャックバウアーというキャラクターに皆が会いたいから、見てしまうんだと感想で述べています。

こちらの方は意外な事を発見したと述べています。ジャックバウアーの一人称は24のシーズン１の頃は僕だったのです。あれだけ過激な行動をしているの男が、最初は僕だったのかとびっくりだと感想に書いてあります。

この方は24を見た事が無いのに、シーズン9から入り一気に世界観に引きこまれてしまいました。是非ともシーズン1から見て貰いたいですね。

こちらの方は面白い考察をSNSに上げています。24のシーズン1から24シーズン9リブ・アナザー・デイまでの間に、ジャックがどれだけの人を殺したのかという人数です。この人のカウントが正しいのなら、ジャックは世界と平和の為とはいえ300人以上を殺した事になります。ジャックの無敵ぶりが垣間見えます。

24シーズン9リブ・アナザー・デイのあらすじと見所を纏めてみましたが、いかがでしたでしょうか。24シーズン9リブ・アナザー・デイは長かった24シリーズの最終作にして、ジャックの最後の物語に相応しい作品だったと言われています。ですが、24シリーズはこのシリーズだけではありません。他にも多くのジャックの物語があります。もしも、今回の記事で24に興味を持ったのなら、是非ご覧ください。