2018年09月07日公開
2018年09月07日更新
24:レガシーの全話あらすじ・感想とキャストを紹介!打ち切りで終了?
アメリカのみならず世界中で人気を博した24シリーズの、初めてとなるスピンオフ作品「24:レガシー」が2017年に放送されました。24らしい手に汗握る展開を継承しつつ、独自のカラーを打ち出した本作でしたが、同年の6月に打ち切りが発表されました。新シーズンを期待させる終わり方だけに、打ち切りの発表にファンはガッカリしたという感想をネットに上げています。今回は、そんな24:レガシーの全話あらすじや、出演したキャストやファンの感想、そして打ち切りとなった経緯などを紹介していきます。
目次
24:レガシーの全話あらすじをネタバレ!キャストや感想もまとめて紹介
アメリカで人気を博した24シリーズのスピンオフ、24:レガシーは24らしさが全開に出ており、24のファンを唸らせるだけでなく、新しいファンを掴みました。そんな24:レガシーですが打ち切りという噂があります。今回はそんな24:レガシーの全話のあらすじをネタバレありで紹介しつつ、キャストやファンの感想、更には打ち切りの謎に迫っていきます。
24:レガシーとは?
24:レガシーとは2017年にアメリカで放映された、アクションを主体にしたテレビドラマです。全米のみならず世界中で大ヒットした24シリーズの初めてのスピンオフ作品という事もあり、大変な注目を集めた作品です。24の主人公であるジャックバウアーを演じたキーファーサザーランドは24:レガシーに出演しておりませんが、なんと24:レガシーの製作総指揮としてかかわっています。
また、24シリーズで重要なキャラクターが24:レガシーに出演した事で話題にもなりました。一方で24シリーズの顔であるジャックバウアーが出演しないという事もあり、旧来のファンからは放送前に不満や批判などの文句が起きてしまいます。しかし、蓋を開けてみると24シリーズならではのド派手なアクションやスリリングな展開にファンは喜びの声を上げたのです。
24:レガシーの全話あらすじを解説!
24:レガシー第1話「12:00 P.M.」のあらすじ
陸軍特殊部隊に所属しているエリック・カーターは、イエメンでテロを計画していたハーリドを殺害し英雄として帰還します。半年ぶりに会う妻の二コルと静かな暮らしを過ごそうとします。しかし、殺害されたハーリドの仲間達が、エリックが所属している特殊部隊の隊員や、その家族を狙って襲撃している事を知ります。自分たちも標的になっている事を知ったエリックは家族を守る為に戦います。
24:レガシー第2話「1:00 P.M.」のあらすじ
エリックは協力者のレベッカから、自分の仲間だったベンが機密情報を盗み出して敵に売り渡そうとすることを知ります。どうにかベンと接触すると、敵に渡したくないなら200万ドルを支払うように要求します。エリックはドラックを扱う兄のアイザックに助けを求めると、警察署に保管されている400万ドルの存在を教えて貰います。エリックは兄の説得も聞かずに警察署へと向かいます。
エリックはパトロール中の警官を襲い、拘束してしまいます。そして警官に爆弾をくくりつけると、警察署の内部へと進んでいきます。途中で正体がバレそうになりますが、レベッカたちのサポートもあり現金の保管している場所に辿り着きます。金を鞄に詰めて脱出しようとしたエリックですが、侵入がばれてしまい部屋から脱出できません。レベッカに助けを求めますが、彼女は捕まっていたのです。
24:レガシー第3話「2:00 P.M.」のあらすじ
レベッカの支援を受けられなくなったエリックは、人質としている警察官に全ての事情を話します。自分がこの大金を持ち帰らなければ、機密情報がテロリストに渡りテロが起きてしまうと聞かされた警官のベイツは、エリックに脱出ルートを提示します。人質を脅す為に使っていた爆弾で壁を吹き飛ばし、包囲網を突破しようとしますが、SWATに囲まれ絶体絶命のピンチに陥ります。
そんなエリックのピンチを救ったのはレベッカです。拘束された彼女は、上司に全ての事情を打ち明けそれが真実だと証明して解放されたのです。エリックとレベッカはピンチを切り抜けると、機密情報を持つベンの元に向かいます。しかし、エリックは部隊の仲間だったベンを殺すようなことはしたくないと悩みます。そしてベンと落ち合う予定だった駅で再会します。
車両の中でエリックはベンに対して、なぜこんな事をしたのかと尋ねます。すると、ベンは氷河を削って作った湖が映るパンフレットを差し出し、こんな所に昔の仲間と一緒に住みたいと語り出しました。そのために仲間の名前が載っている機密情報を売ろうとするベンを責めるエリックですが、ベンは黙ったまま停まった駅で降ります。追いかけるエリックにベンは金を渡せと要求します。
するとエリックを追跡していた仲間のロックが、二人の周囲に怪しい影に気づき飛び出します。怪しい男たちと始まった銃撃戦に、ベンはエリックが騙したのだと激昂します。乱戦の中、ベンは撃たれてしまい、持っていたUSBを男たちの一人が奪って逃走します。エリックは奪われたUSBを追いかけて液を飛び出しますが、車に引かれてしまい見失ってしまいます。
24:レガシー第4話「3:00 P.M.」のあらすじ
テロリストにUSBを奪われたエリックは、銃撃に倒れたベンに向かい、仲間達とその家族が殺されたのはお前のせいだと罵ります。その言葉で目が覚めたベンは、自分ならUSBを取り戻せると叫びながら連れて行かれます。手掛かりを一つ失ったエリックはレベッカと合流し、次の手を探す前にアイザックに状況の説明と預けたニコールの状況を聞こうとします。
しかし、アイザックはドラック関係のトラブルに巻き込まれており、ニコールを自分の恋人と部下に預けていて近くに居ません。その事をエリックに秘密にしているため言葉を濁しながら電話を切ります。不安を感じつつも、エリックはベンの元へと向かい取り戻せるとはどういう事かと聞きます。すると、ベンはテロリストが使う改造銃の販売ルートを知っていると話しました。
そこからテロリストの足取りを掴めると力説するベンを信じるかどうか迷った末、エリックはベンを信じる事にします。一方でテロリストたちは奪ったUSBをPCに繋ぎますが、USBが壊れていてデータが読みこめません。無駄足だったと嘆く中、テロリストのリーダーであり、エリックが殺したハリードの息子のジャダラはデータの修復を命じます。
ベンの計画は、テロリストに改造銃を売った男に武器の設計図をちらつかせておびき出すという物だった。レベッカの上司であるマリンズたちが反対する中、レベッカは同僚と共に武器の設計図を盗み出し計画を実行します。騒ぎを起こし、拘束されているベンを連れてエリックは脱出します。
24:レガシー第5話「4:00 P.M.」のあらすじ
ベンを連れて飛び出したエリックの行動に、CTUのメンバーは騒然とします。レベッカにも疑いの目が向く中、エリックから電話が掛かります。エリックは、計画は絶対に成功するとマリンズに力説し、戦略チームを待機するように頼みます。一方、テロリストのアジトではUSBの修復が一部成功し、工作員一名の情報がばれてしまいます。ジャダラは全部のデータが復旧した時が行動に出る時だと語ります。
同じころ、エリックの兄であるアイザックも夜の街を駆けずり回っていました。恋人に裏切られ命の危機を、ニコールの機転で助けられた彼は、恋人に協力した自分の部下に銃を突きつけます。暴走を始めたアイザックにニコールは不安を隠せません。そこでアイザックの目を盗んで、エリックに電話をします。アイザックの元から離れたいと訴えますが、エリックはまだ無理だと言って突き放してしまいます。
電話を切ったエリックはベンと共に武器商人のアジトに乗り込みます。そこで、武器商人の部下に取り囲まれますが、ベンの差し出した設計図の一部に興味を持って交渉に応じます。そして武器商人の前に連れて行かれると、ベンは急に謝り出しました。突然の行動に驚くエリックに対して武器商人はベンが、武器商人との取引の際に預かった前金を持ち逃げした過去を話します。
武器商人はベンとは交渉しないが、エリックとならすると言い、ベンを殺すように命じます。周囲を武器商人の部下に取り囲まれた状況下でも、エリックはベンがどれだけ汚い事をしても国と互いへの忠誠を誓った仲間だと言って殺せないと断ります。そんなエリックの誠実さを武器商人は高く評価しつつも、過去のケジメを付けるためにベンを殺してしまいます。
ベンを殺した武器商人にエリックは怒りを隠せません。部屋を移して取引を始めるや否や、見張りの部下を倒して武器商人に銃を突きつけます。その頃、テロリストたちにも事件が起きます。USBの修復は途中なのにテロの起動コードが発動したのです。ジャダラは止める様に言いますが、部下の一人であるカスマはもう遅いと笑い、ジャダラを誰も殺した事の無い臆病者と挑発します。
そんなカスマに対してジャダラは容赦なく引き金を引きます。父親の残した計画通りに事を進めたかったジャダラでしたが、起動コードはテロの実行部隊へと送られます。そんな状況とは知らないエリックは戦術チームの突入の際に、武器商人が自殺しようとるのを止められず死なせてしまいます。武器商人が持っていたPCを指紋認証で開けられないか試そうとします。
24:レガシー第6話「5:00 P.M.」のあらすじ
どうにか起動したPCを前に、エリックは協力者のロックと対立します。危うく、全ての手掛かりを失う所だったと責められるエリックですが、彼はベンを信じていたから失敗しないと信じていたと返します。そしてニコールに電話すると、彼女がまだアイザックの所に居ると知り怒り出します。もう大丈夫だと説明するニコールに対して、CTUから迎えを出すからそこを離れろとエリックは言います。
結局、ニコールはエリックの言葉に折れます。引き留めようとするアイザックでしたが、ニコールはそれを振り切ります。電話を終えたエリックの前に、武器商人がシャダラ達を入国させ、そして彼らのアジトと思しき場所が判明します。CTUはチームを送りこませますが、エリックの事は部外者として突き放します。仲間達の仇を討ちたいと訴えた事で、エリックは作戦に参加します。
シャダラたちのアジトへ向かう最中、レベッカとマリンズはニュース番組で武器商人のアジトにCTUが踏み込んだという報道が流れてしまった事を知ります。そのニュースはシャダラたちの目にも止まります。自分たちを入国させた男の死から、追っ手が迫ってくる事に気づいたシャダラは脱出の準備を始めます。ちょうどその時、エリックたちを乗せた車がシャダラのアジトに到着します。
慎重に行動するロックの指揮の元、突入作戦は開始しますが、一歩違いでシャダラ達は逃げてしまいます。あと一歩の所だっただけにエリックの怒りは凄まじく、ロックを詰ります。一方その頃、ニコールの元にCTUからの迎えが来ます。アイザックとの別れを済ませたニコールでしたが、突然銃声が響きます。謎の車から降り立った男たちとの交戦の末、ニコールとアイザックは誘拐されてしまいます。
二人を誘拐したのはシャダラの部下です。森に逃げ込んだ彼らは、二人を誘拐した報せを聞くと倉庫で落ち合おうと話します。そして倉庫にて部下たちと捕まえたニコールと合流したシャダラは、受信コードを受け取ってしまったチームが先走った結果、テロを実行したと報告を聞きます。あくまでも、全部のチームが同時にテロを起こす事に拘るシャダラは、エリックを利用すると言います。
エリック達が戻ると、テロを防げなかったCTUは暗い雰囲気に包まれています。今度こそは防ぐと誓うエリックですが、そこにシャダラからニコールとアイザックを誘拐した事を聞かされます。そして、二人を助けてほしければ壊れたUSBを修復できる人物を連れてくるのだと言って連絡を切ります。
24:レガシー第7話「6:00 P.M.」のあらすじ
二人の命がかかっているエリックは、USBを修復できる人物としてオペレーターのアンディに助けを請います。最初は断ろうとするアンディでしたが、エリックの本当の狙いを聞いて驚きます。なんと、エリックは修復する振りをして、USBのデータを完全に破壊して欲しいと頼んだのです。そんなことをすればエリックだけでなく、捕まっている二人や、アンディの命も危ないです。
しかし、それしかテロを止める方法は無いとエリックはアンディを説得し、アンディは応じます。こっそりとPCを持ちだしたアンディは、シャダラの元に向かう前にUSBのデータを破壊できるウィルスを作成します。すると、二人の後ろに現れたのはロックです。彼はすれ違ったアンディの様子から何かあると気づいて負って来たのです。エリックはロックに全ての事情を話します。
生存出来ない作戦を認められないロックは、二人に銃を突きつけ止める様に説得します。しかし、聞き入れないエリックは、一瞬の隙を突いてロックの銃を弾き飛ばしもみ合いになります。そんな二人を止めたのは、銃を拾ったアンディです。ロックを拘束して、アンディはウィルスの作成に戻ります。そしてジャダラに連絡を取り、準備が整ったことを告げます。
二人が指定された工場に辿りつくと、待ち構えていたのはシャダラの部下たちだった。ニコールたちはシャダラと共に別の場所から移動中だった。その途中、アイザックはニコールに対して、自分は君の事を今でも愛していると告白します。かつての恋人からの告白にニコールは何も言えないまま車は停止します。そして先に降りたシャダラは、待っていたエリックに対してプログラムを渡すように要求します。
二人の安全が先だというエリックは、アンディに対して銃を突きつける演技をします。アンディを殺されては面倒だからと、ニコールとアイザックは解放されます。再会を喜ぶニコールに対して、エリックは決着を付けると言い、車に乗るように命令します。夫が死を覚悟していると感じ取ったニコールは抵抗しますが、アイザックが無理やり車に乗せます。そしてエリックはニコールを頼むと兄に言います。
24:レガシー第8話「7:00 P.M.」のあらすじ
ニコールとアイザック取り戻したエリックは、アンディと一緒に拘束されジャダラの車に乗せられます。そしてアジトに連れて行かれると、アンディはUSBの修復を命令されます。その間、エリックはジャダラの部下たちに暴行を受けます。一方で、解放されたニコールはエリックたちを救出したいとアイザックに訴えます。アイザックは不承不承ながらも頼みを聞きますが、そこを襲撃されます。
ジャダラは二人を逃がすつもりはありませんでした。追われる二人はとある工場に逃げ込み、敵を迎え討ちます。どうにか追っ手を倒したアイザックは、携帯を奪いエリックの救出作戦を練ります。ジャダラのアジトでは、アンディの仕掛けた、USBの中身を破壊するウィルスが作動します。パソコンに繋いだ瞬間からデータが消えていきます。慌てふためく部下たちですが、ジャダラは余裕を崩しません。
実は、アンディの前に出されたUSBはジャダラが用意した偽物でした。ウィルスを仕掛けてくる事を予想し、逆に罠を仕掛けたのです。アンディに銃口が突きつけられ今度こそ本当に修復するようにと命令されます。断るアンディですが、ジャダラは彼の太腿にナイフを突き刺し、修復しないとさらに血が流れると脅します。アンディは脅しに屈して修復をすると答えてしまいます。
そしてアンディの作業が開始され、USBの修復が始まります。隙を突いたエリックの反撃も無力化され、二人は絶体絶命のピンチに陥ります。同じころ、アイザックがエリック達の居場所を聞き出します。仲間を集めてニコールを安全な場所に置いて向かいます。一方で行方を追っていたレベッカたちも居場所を発見しますが、政府上層部ではテロリストのアジトを空爆する許可が下りてしまいました。
空爆まで残り時間は僅か5分です。アンディの作業も大詰めとなる中、エリックはジャダラの隙を作ろうと彼を挑発します。敬愛する父親を侮辱されたジャダラは怒りを露わにしてエリックを殴る最中、倉庫のシャッターを車が突き破ります。乗っていたのはアイザックとその仲間です。突然始まった銃撃戦で、辺りは騒然となります。その最中、アンディはスマホを奪うとレベッカに連絡します。
レベッカから空爆の事を聞いたアンディは、全員にその事を伝えます。どちらの陣営も撤退を決める中、ジャダラの銃弾がアイザックにあたり負傷します。アイザックに肩を貸しながらエリックは倉庫を脱出しようとすると、轟音が響きます。空爆が始まったのです。モニターで状況を見守っていたレベッカたちに、空爆は成功し標的は破壊されたという報告が飛び込みます。
辛うじて、爆撃の直撃を避けたエリックは動けないアイザックを置いて辺りの様子を伺います。瓦礫の山の中でアンディやジャダラが辛うじて生きているのを発見します。タイミング良く、救援に来たロックにアンディを預けたエリックは、ジャダラを拘束するのと同時に、彼の部下として振舞っていたアシム・ナセリが何処に消えたのか問い詰めます。
24:レガシー第9話「8:00 P.M.」のあらすじ
ナセリとは、エリックが殺したハリードの懐刀だった人物で、最も警戒するべき悪人なのです。護送されるジャダラを無視してまで、エリックは消えたナセリを探そうとします。その執念は凄まじく、治療を受けているアイザックに、まだ終わっていないからニコールを預かっていてくれと頼んでしまいます。ニコールの気持ちを考えない弟にアイザックは激昂しますが、彼は走り出してしまいます。
ナセリはジャダラを取り戻す為に、CTU職員のスティーブンの愛人を人質に取り、命令に従うように強制します。その電波を探知したエリックが現場に急行すると、そこでは職員の愛人が爆弾に繋がれ拘束されている場面を目撃します。CTUと打ち合わせした結果、エリックは爆弾の解除を自分がすると言い出します。同じころ、スティーブンはCTUにナセリを入れてしまいます。
どうにか爆弾を解除したエリックは、愛人の口からスティーブンの存在を聞きだします。CTUも彼女とスティーブンの関係を知り、直ちに建物を封鎖します。しかし、一歩遅くスティーブンはジャダラを連れ出していました。レベッカは愛人が無事だと説明しますが、スティーブンは聞き入れません。ようやく冷静になったスティーブンですが、彼は侵入したナセリの銃弾に倒れてしまいます。
そしてナセリはジャダラを保護すると、CTUに設置した爆弾を起爆させて逃亡します。ナセリたちを逃がしたレベッカは、その際に夫であるジョン・ドノヴァン議員が彼らに人質として連れて行かれるのを目撃し憔悴します。一方で、助け出されたジャダラはナセリが何者かと問い詰めると、ある人物から口止めされていたと答えます。その時、車は警察の検問に引っ掛かり、強行突破します。
24:レガシー第10話「9:00 P.M.」のあらすじ
CTUからジャダラが奪われた事を知ったエリックは、拘束されていたスティーブンの愛人が何かを知っているかもと聞きだそうとします。その頃、警察を撒いたジャダラはナセリに連れていかれた先で、死んだはずのハリードと再会します。エリックとの戦いで重傷を負ったハリードは、自分を死んだことにして地下に潜伏するのと同時に、ジャダラの資質を確かめようと計画しナセリを送りこんだのです。
ジャダラは、父親の計画を果たせないと嘆きますが、ナセリは誘拐したジョンを利用すればいいと訴えます。同じ時、CTUでジェニファーから聞き取りをしていたエリックの元にニコールがやってきます。彼女は、戦争から帰って来ても戦いを望むエリックを受け入れられないと訴えます。一方でエリックは、どんな世界でも君が必要なんだとニコールを宥めようとしますが、お互いの気持ちはすれ違います。
そんな二人に割り込む様にレベッカが現れ、ジャダラから極秘の接触があったと話します。彼女が投稿すれば夫であるジョンを解放すると要求したのです。レベッカはこれを利用して、ジャダラを返り討ちにする為に、エリックに協力を求めます。エリックはそれに応じて、二人はジャダラの指示に従いCTUを抜け出します。そんなエリックの姿に、ニコールは更にショックを受けてしまいます。
ジャダラの指示した場所に到着したエリックとレベッカは別行動を取ります。一人でスタジアムに姿を現したレベッカをジャダラたちはフィールドに降りるように命令します。約束を守ったことでジョンは解放され、通信機越しにエリックは撤退を提案しますが彼女はこれが最後のチャンスだといって退けます。フィールドにはガソリンが蒔かれており、ジャダラはレベッカに声明文を読む様に強要します。
レベッカはエリックがジャダラを殺すための時間を稼ぎます。その目論見は成功し、エリックの銃弾がジャダラの頭部を貫通します。それを目撃したハリードは激昂し、フィールドに火を付けます。フィールドは瞬く間に炎に包まれてしまい、ナセリの妨害もありレベッカを見失います。CTUに助けを求めようとするエリックですが、通信機から彼女の声が聞こえ、ハリードが生きている事を聞かされます。
24:レガシー第11話「10:00 P.M.」のあらすじ
レベッカはナセリたちに連れて行かれます。一方でスタジアムには警察が集まり、解放されたジョンがエリックと合流します。ジョンはエリックの事をレベッカから聞かされており、優秀な人間だと知っていたが、それでもレベッカを連れて行かれたことに憤りを隠せません。そんなジョンにエリックは、まだチャンスがあると言います。ナセリがレベッカを連れて行ったのは公開処刑のためだと言います。
エリック達の上官として指揮を執っていたレベッカを殺す事で、ハリードは自分たちの行動の正しさを証明するつもりです。そこを狙うのだとエリックは言い、ジョンに協力を求めます。その頃、捕まったレベッカはナセリたちの隙を突いて、隠し持っていた小瓶を割ります。そして自分の手首を切る事で、公開処刑をされる前に自分の命を断とうとします。
エリック達はナセリの娘がアメリカで生きている事を知り、それを交渉材料に出来ないかと行動します。しかし、政府によって誘拐されていたナセリの娘は一足違いで別の場所に連れて行かれ行方が分からなくなってしまいます。同じころ、自殺を図ろうとしたレベッカは、その事をナセリに見つかってしまい治療されます。公開処刑までの残り時間は僅かです。
アンディの協力もありナセリの娘を政府から取り戻したエリックですが、政府から送りこまれた始末屋のトニー・アルメイダに襲われます。既に政府内での話し合いは付いているのですが、トニーは金を貰っている以上は仕事を果たすと答え、ナセリの娘を渡すように要求します。エリックは怯える少女を守ると誓い、トニーと戦う決意をします。
24:レガシー第12話「11:00 P.M.」のあらすじ
どうにかトニーを撃退したエリックですが、公開処刑が始まってしまいます。動画内でレベッカを処刑する理由が告げられていくなか、エリックはナセリに連絡を取り、娘が生きている事を伝え、会いたければレベッカを解放しろと要求します。電話を切ったナセリは動画の中に姿を現し、レベッカにナイフを向ける振りをして、周りの護衛を次々に倒します。レベッカが無事な所を見せて動画は終了します。
ハリードも拘束したナセリはレベッカの引き渡しにエリックを指名します。エリックはナセリの娘を大使館に預けて公開処刑場へと向かいます。ナセリは娘が大使館に保護されるのを見届けてからレベッカを解放します。しかし、その場を一発の銃声が襲います。ハリードが銃を隠し持ち、ナセリを撃ったのです。そしてエリックに殺される前にレベッカにも銃を向け発砲しました。
自殺を図っていたこともあり、レベッカの心拍はどんどん下がっていきます。病院に運ばれていくなか、レベッカはエリックに、ニコールはエリックの中にある争いごとに対する適正のような物を恐れているのだと語ります。それはレベッカの中にもあり、彼女を苦しめているのだと告白します。そして病院に辿り着いた時には、彼女は心肺停止の状態です。ジョンに看取られて、彼女は亡くなってしまいます。
全てが終わり、エリックはニコールの元に戻ります。そして、穏やかな生活よりも戦いを望む自分が居る事を告白しCTUに所属したいと打ち明けます。その事を理解したニコールですが、エリックは今回のように家族が狙われるのではないかと不安がります。それでも大丈夫だというニコールに感謝しながら、エリックはCTUに所属する事を決めました。
24:レガシーの出演キャスト一覧
24:レガシーのキャスト 新シリーズの主人公 エリック役:コーリー・ホーキンズ
愛する妻と国の為に闘う主人公、エリックを演じたキャストはコーリー・ホーキンズです。2011年に俳優としてデビューすると、舞台での演技が評価され、ウォーキングデッドのスピンオフ作品に抜擢されました。24の旧来のファンからもジャックの精神を受け継いでいるという感想を貰い、これからが注目されている俳優の一人と言われています。
24:レガシーのキャスト もう一人の主人公 レベッカ役:ミランダ・オットー
知性と美貌を兼ね備えたレベッカを演じたキャストは、多くの映画に出演しているミランダ・オットーです。アメリカの為に血腥い作戦を幾つも指揮した官僚と、次期大統領候補の夫を助けるという妻という難しい役どころを見事に演じ切りました。
24:レガシーのキャスト エリックを支える妻 ニコール役:アナ・ディオプ
戦場から帰って来ても、戦いを忘れられないエリックを支えたニコールのキャストは、アナ・ディオブという女優です。ここ数年で知名度を増しており、2018年にはDCコミックスのオリジナルドラマに出演する事が決定している、若手女優です。
24:レガシーのキャスト エリックの兄貴 アイザック役:アシュリー・トーマス
弟を心配する反面、ニコールにも心惹かれるアイザックを演じたキャストは、音楽活動もしているアシュリー・トーマスです。イギリス生まれの彼は、様々な曲を発表しつつも、同時に俳優としてのキャリアを積んでおり、イギリスのテレビドラマに数多く出演しています。
24:レガシーのキャスト 頼れるプログラマー アンディ役:ダン・ブカティンスキー
物語冒頭から登場し、エリックやレベッカを助けていたアンディのキャストはダン・ブカンティンスキーです。アメリカのテレビドラマに数多く出演していた彼は、今回初めて24シリーズに参加し、重要な役どころを任せて貰えた俳優です。
24:レガシーのキャスト テロリストの若きリーダー ジャダラ:ラファエル・アクローク
父親を敬愛し、その遺志を引き継いだジャダラを演じたキャストは、ラファエル・アクロークです。まだ新人の俳優でありながら、新シリーズの敵キャラを見事に演じきった事で注目が集まっている俳優と言われています。
24:レガシーのキャスト エリックを苦しめる悪人 ナセリ役:オデッド・フェール
物語後半からエリックたちの前に立ちふさがる強敵を演じたのは、バイオハザードⅢに出演したオデッド・フェールです。実はイスラエル海軍に入隊した経験もあるため、銃器を持った演技は実に自然だったとファンから感想を貰っています。
24:レガシーのキャスト 全ての黒幕 ハリード役:イーライ・ダンカー
今回の事件が起きた原因と言える黒幕を演じていたのは、イスラエルの俳優、イーライ・ダンカーです。ジーザスという映画では、キリストを売ったユダを演じ、様々な作品で黒幕として登場しているため、彼のファンからは24でも黒幕をしているのかとネットで感想を書かれてしまいます。
24:レガシーのキャスト 裏社会の掃除屋 トニー役:カルロス・バーナード
24シリーズ本編から参加した、冷酷な掃除屋を演じたのはカルロス・バーナードです。本シリーズにおいてトニーは、エリックやレベッカの出来ない後ろめたい事に手を染め、二人を間接的に助けていきます。しかし、終盤になってエリックと戦う事になったシーンでは、ファンからも凄まじい戦いだったという感想が、ネットの彼方此方に出現しました。
24:レガシーが打ち切りで終了!シーズン2はある?
シーズン1で打ち切りが決定
24の素晴らしいポイントを受け継ぎ、ファンからも新しいストーリーが見たいと感想が投稿されたレガシーですが、なんと打ち切りが決定しています。まだ話が続きそうな終わり方だったけに打ち切りはファンの間で話題になり、どうして打ち切りになったのかという議論が巻き起こりました。
レガシーが放映されたのは2月でしたが、打ち切りの発表があったのは同じ年の6月です。元々、レガシーのシーズン化は放映した段階では未定となっており、ファンの反応や感想から打ち切りにするかどうか判断したのではないかと噂されています。また、打ち切りにあった原因は制作指揮をとったキーファが別作品の続投が決まっており時間が取れなかったのではないかとファンには推測されています。
出典: https://eiga.com
理由はともかくとしても24シリーズの初めてのスピンオフだったレガシーは打ち切りとなり、新しいシーズンは作らないと決定されました。
新たなスピンオフを計画していることが判明!
ですが、レガシーは打ち切りになりましたが、同時に新しいスピンオフを計画していると発表もありました。レガシーの打ち切りは残念でしたが、24のファンは次のスピンオフがどんなものになるのか、注目を注いでいます。
24:レガシーを見た人の感想や評価は?
24:レガシーを良かったという人の感想
さすがミヤさんも観ましたか!面白かったですね!今後に期待です^^ / 他1コメント https://t.co/ocqyN8YPKS “ドラマ「24:レガシー」第1話の感想!このシリーズもめちゃくちゃ面白くなりそう” https://t.co/I0POVLnaK8
— Hikaru Nemoto(根本晃)@Blockchain Gamer/Africa/Rwanda (@dujtcr77) February 7, 2017
24シリーズは日本でも有名のため、新作の感想は多くあります。レガシーも放送された際は、24の雰囲気を忠実に受け取った1話目や2話目、前半部分に対して非常に好印象な感想が多く投稿されました。
24:レガシーを悪かったという人の感想
レンタル期限ギリギリで24レガシー全部観終わった...
— 前進する衛士 (@nitrous_amulet) October 27, 2017
12話なのに何故30日かかったかって... 展開がつまらない駄作だからです。
いまいちのシーズンもありながら、シーズン8まではよくクオリティーを保っていたよ。
このスピンオフに24の良さはない。1シーズン打ち切りも当然。
一方で、中盤からの新キャラクターやストーリー展開に不満を感じるファンが少なくなく、批判的な感想が目立つようになります。特に、あるキャラクターの娘が登場するシーンは唐突で、多くのファンが、これは変だという感想を投稿してしまいます。そのため、打ち切りも仕方ないという感想もあちこちで見かけてしまいます。
『#24レガシー』全体の感想についての投票結果。「普通」が最も多く、その次に「良かった」、そして「ダメ」と続きました。「全然ダメ!」と評価している方もいらっしゃいます!結果的に、今回の新作は良くもなくダメでもなく、普通だったようです...。 pic.twitter.com/Oi440xVjRP
— 24 TWENTY FOUR 情報局 (@ayo_live) April 27, 2017
ファンの感想や評価をまとめると、レガシーは良くも悪くもない普通という評価になってしまいます。やはり、ジャックバウアーと比較されてしまい、打ち切りも仕方ないという感想が上がってしまいます。
24:レガシーについてまとめてみた
打ち切りという結果に終わりましたが、レガシーは24シリーズが持つヒリヒリするような空気をきちんと継承した作品です。今回のあらすじ記事ではエリックの行動や関係者を中心にあらすじを纏めましたが、レベッカの苦悩や葛藤、テロを実行する家族の物語など見所は幾つもあります。今回のあらすじまとめやファンの感想を見て、興味を持ったら是非見て貰いたい作品です。