24はどんなドラマ？各シリーズのあらすじとおすすめランキングを紹介

リアルにストーリーが進んでいく24-TWENTY FOUR-は、2001年から2014年にかけてアメリカで放送されたテレビドラマです。テロ対策組織の捜査官を中心に、一日の時間(24時間)を一話で一時間ずつ進行していきます。

アメリカだけでなく世界各国で人気を博したテレビドラマ24-TWENTY FOUR-。フィクションドラマでありながらFBIから抗議がくるなど社会現象を起こした作品です。シーズンとはアメリカで地上波番組をフル･シーズン(22エピソード)とされていて、番組やシーズンによって変わることもあります。一つのストーリーが24時間で完結することでシーズンと表現されています。

ドラマの中に出てくるデジタル時計の描写は、日本のバラエティー番組に使われたこともあります。また24-TWENTY FOUR-の主役･ジャックバウアーを物まねする芸人もいました。

場所はロサンゼルス、時は深夜0時ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)はテリー(妻・レスリー・ホープ)、キム(娘・エリシャ・カスバード)と家にいたところへ、ジャックに緊急招集の電話が入ります。大統領候補であるデイビット・パーマー(デニス・ヘイスバート)の暗殺計画が遂行されようとしていて、それを阻止すべくジャックはCTU(テロ対策ユニット)ロサンゼルス支局に行きます。

同じ頃、キムは家を抜け出しますがその後姿を消してしまいます。暗殺計画の犯人である国内の反対派を捕まえる為パーマーの周辺を調べるよう指示をされますが、ジャックはCTUにスパイがいることを上司から示唆され一人で捜索します。娘・キムは一体何処にいったのか。

ディビットを暗殺するよう命じられれるジャックですが。拘束されそうになるジャックは間一髪で逃げてニーナ・マイヤーズ(サラ･クラーク)と密かに連絡を取ります。この事件に妻と娘が巻き込まれていることに気付いたジャック。ここまでのあらすじは午前0時から午前0時迄でスパイがいるこの事件。ジャックは無事に二人を救い出せるのか。24-TWENTY FOUR-の魅力がいっぱいで、おすすめランキング堂々の1位になっています。

妻・テリーの死から未だ立ち直る事が出来ないジャックは娘・キムも離れ一人失意に暮れていました。デイヴィッド・パーマーは大統領として活躍し久しぶりの休暇を楽しんでいる中、24時間以内にロサンゼルスでテロが起きるという情報を受けます。CTUを離れていたジャックはテロからロサンゼルスを守る為、デイヴィッドの願いを聞き入れるctuに復帰します。

一方、キムはベビーシッターとして住み込みでロサンゼルス市内で働いていますが、幸せそうに見える裏には父によるDVがありました。必死にその家族を守ろうとするキムですが…。過去に潜入していたテロ組織が今回の事件に関与していると知ったジャックは当時の伝を辿り爆弾を見つけます。テロの目的は何か。

ジャックは謎の特殊部隊に襲われますがなんとか逃げ出し、中東の3カ国がテロの手引きをしていることを突き止めるのでした。ここまでのあらすじは午前8時から午後8時迄で、テロによる犠牲者が出てしまうのか。泣けるシーンもあり、おすすめランキング5位になっています。

強いウィルスに感染していた死体がロサンゼルスの国立衛生局の前に捨てられていました。CTUのスタッフとして勤務しているジャックの娘・キムは、同僚ウィルスを調べ始めます。麻薬の運び屋として動き出しそうな青年がいることを知っているCTUは、生物兵器のウィルスではないかと疑いはじめました。ジャックは生物兵器の散布を防ごうと犯人を特定しようと試みます。

麻薬組織への潜入で中毒になってしまったジャック。麻薬王を逮捕するも再び組織に潜入することになります。新たなウィルスが売りにでる情報を入手しCTUで奪還する作戦を立てます。ウィルスの仲介人と現れた女性は…。ウィルスが絡んだこの事件でCTU分析官･クロエ･オブライエン(メアリー･リン･ライスカブ)が登場します。

ここまでのあらすじは午後1時から午後1時迄で、シーズン2から3年後のストーリーとなっています。犯人は誰なのか。ウィルスの正体は何か。おすすめランキングは7位になっていて、クロエはこの後のドラマにも活躍していきます。

麻薬中毒だった過去を指摘されたジャックはctuを解雇され、国防庁の補佐官として働いていました。国防庁の代理としてctuを訪れたある日、列車爆破事件の犯人と偶然遭遇したジャックは国防長官を拉致する事が本当の狙いだと知ることに。ジャックは長官に避難するよう知らせますが、長官と彼の娘はテロ・グループに拉致されてしまいます。

無事に長官と娘を救い出したジャックですが、原発の遠隔制御装置が盗まれてしまいます。テロ組織の黒幕は新たなテロを計画し、中国の核開発技術者･が関わっていることで彼を確保するようジャックは命じられます。その一方で中国総領事が流れ弾に当たり死亡するという事件が起きていました。ジャックは総領事を殺した容疑者にされてしまいます。

ここまでのあらすじは午前7時から午前7時迄で、連続時間差多発テロのストーリーです。このドラマのラストシーンは次のドラマに繋がっていく内容となっていて、ジャックは無事でいられるのでしょうか。おすすめランキング3位になっています。

死んだと思われていたジャックは中国政府から逃れる為、フランク・フリンと名前を変えてダイアン・ハクスリーと息子のデレクと暮らしていました。ジャックの生存を知る者は次々襲われ、暗殺されてしまう者もいました。クロエは出勤途中に襲われて危険を察知しジャックに助けを求めます。

ロサンゼルスに駆けつけたジャック。空港はテロリストに占拠されていて、ジャックは暗殺容疑で逮捕されます。クロエの協力で真犯人を突き止めようと殺害現場へ一人潜入し、元CTUのメンバーがテロを企てたと分かるのでした。全ての黒幕の正体の証拠を掴みテロは阻止されます。

ここまでのあらすじは午前7時から午前7時迄で、おすすめランキング2位になっています。元大統領の暗殺、潜水艦強奪などがあり、シーズン1で出てきたCTUのメンバーも殺害されたりとまさかの展開があるドラマです。

アメリカ国内で自爆テロが頻発している中、中国政府に監禁されていたジャックはアメリカ政府の交渉により帰国します。ジャックが帰国出来た理由はテログループのリーダーの居場所を教える代わりにジャックを差し出すという条件を政府が呑んだからでした。ジャックはリーダーであるアサドがテログループを阻止する為に動いていることを知ります。

大統領であるローガンもテロと繋がっていることを掴むフィリップ。ジャックの父もまたテロに関与していました。ローガンからロシア領事館に情報を持っている人物がいることを聞き、ジャックは領事館を狙撃します。恋人が死んだと思っていたジャックですが、中国で囚われていたことを知りCTUの協力もあり彼女を保護します。彼女は心神喪失状態になっていてジャックは自ら身を引いて旅に出るのでした。

ここまでのあらすじは午前6時から午前6時迄で、連続自爆テロ、小型爆弾テロのストーリーとなっています。おすすめランキング9位で、決死の覚悟で戦うジャックのラストを見逃す事が出来ないドラマです。

CTUは解体され上院聴聞会で過去について質疑を受けていたジャックは、FBI捜査官・ルネ・ウォーカーに捜査協力を依頼されます。テロリストは全米の通信網、交通網を乗っ取る計画で、テロリストの監視カメラの映像を見たジャックは愕然とします。そこには死んだはずの元同僚トニー・アルメイタ(カルロス･バーナード)が映っていました。

トニーはクロエ達と独自潜入していることを聞いたジャックは潜入捜査に加わります。テロの首謀者はアメリカ軍を撤退させる為、航空管制を操るシステムを奪い飛行機を衝突させます。FBIは首謀者を取り逃がしてしまい、ジャックが捕まえます。新たな動きがあると情報を掴んだジャックは、捜査を続けますが…。

ここまでのあらすじは午前8時から午前8時迄で、生物ガステロやインフラ乗っ取りのストーリーとなっています。おすすめランキング8位になっていて、元同僚トニー・アルメイタが再び登場します。

ジャックは孫のテリーとキムと暮らそうとニューヨークからロサンゼルスに移ろうと準備していました。そこへ現役時代に使っていた情報屋が襲われ傷ついた体でジャックの所に助けを求めにやって来ます。新たなテロの情報と引き替えに保護を頼みますが、ジャックはクロエに連絡を取ることしか出来ないと協力を拒みますが…。

クロエに情報屋を渡そうとしたその時、ミサイルでCTUもろとも爆発されてしまいます。CTUに協力する事になったジャック。ロシアマフィアも関係していると分かりジャックはこの事件に命を賭ける決心をするのでした。

ここまでのあらすじは午前8時から午前8時迄で、おすすめランキング4位になっています。ジャックの恋人が殺されドラマの中でジャックが暴走します。復讐に燃えるジャック。事件解決に立ち上がるジャック。哀しみを受けた者の思いはどうなるのでしょうか。

誰かを探しながら歩いている男達。ロンドンに入った大統領は、米軍の無人爆撃機作戦を巡って反論している対策を練っていました。国際手配されているジャックは、アメリカ大統領暗殺計画の情報を手に入れます。

CIAの指揮官は大統領訪米と同じ時に、ジャックがロンドンにいることは偶然とは思っていませんでした。CIAに捕まったジャックは一瞬のつきをついて同じくCIAに捕らえられていたクロエと逃げ出します。追われる身でありながらクロエを救いテロを阻止しようとするジャックですが…。

ここまでのあらすじは午前11時から午前11時迄で、無人機遠隔操作テロのストーリーです。おすすめランキングは6位でドラマの最終話はイレギュラー構成で作られました。クロエの凄さを感じられ、ジャックの強さも感じる事が出来ます。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング9位はシーズン6で、アメリカを舞台にしています。国を愛するジャックの使命感に心が揺さぶられ、最愛の人を命懸けで守るジャックのラストシーンも見逃せません。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング8位はシーズン7で、CTUでジャックと働いていたトニー・メダルが再び戻ってきます。最後まで絡んでくるトニーは敵なのか味方なのか。ストーリーを観て謎を解いて下さい。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング7位はシーズン3で、CTUの分析官でジャックの協力者クロエが登場します。分析能力が一流のクロエ。人との接し方が苦手な人間らしいキャラクターが好きな人もいるのではないでしょうか。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング6位はシーズン9で、涙なくして観ることが出来ません。シーズン6で時間が止まっていたジャックの愛する人との関係が動き始め、展開が速く観やすいストーリーです。24-TWENTY FOUR-シリーズを通して観ることをおすすめします。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング5位はシーズン２で、24-TWENTY FOUR-の黄金メンバーが登場しています。テロを阻止しようとするそれぞれの思いが伝わってきて、極限まで追い込まれるシチュエーションのドキドキ感を味わえるストーリー。24-TWENTY FOUR-シリーズの中で外せない一作品と言えます。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング8位はシーズン8で、伝説の捜査官となっているジャックが観れます。幸せな暮らしと捜査官として正義感に揺れるジャック。自身が滅びようとも国に尽くす強い男をキーファー・サザーランドが見事に演じてくれています。ジャックを救う人物との素敵な関係も観れます。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング3位はシーズン4で、アクション映画である凄さを感じることが出来ます。手強いテロリストと戦うジャックがまた格好良く、ジャックはどの様にテロリストを追い詰めるのか。次のストーリーに続くジャックの決断とは何か。史上最高のジャックを見たい人におすすめの作品です。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング2位はシーズン5で、大統領が暗殺されてしまった理由がストーリーの最後まで見え隠れします。序盤から伏線が敷かれジャックはテロの攻撃を止められるのか。オープニングから衝撃のストーリーが展開される作品で意外な黒幕の正体が判明します。悲しくて切ないラストシーン。24-TWENTY FOUR-の内容がいっぱい詰まっています。

24-TWENTY FOUR-おすすめランキング1位はシリーズ1で、長いドラマでありながらハラハラドキドキします。国の為に働くジャック。自分の立場と家族との間で苦悩しながら生きていく姿。この作品はジャックの人生の終わりであり始まりとも言えるでしょう。このシリーズを観て24-TWENTY FOUR-の良さを知り、次のシリーズへと進んで下さい。

緻密に作られた展開がリアルで、ハラハラドキドキが止まらない24-TWENTY FOUR-。どんでん返しを素直に受け入れて楽しんで下さい。テレビドラマとは思えないアクションもあり、映画を観ているようです。アクションの好きな人にもおすすめの作品です。

時間のある人は一気に観て、時間のない人は少しずつ観ると良いでしょう。誘拐事件とテロ事件が入り交じったサスペンスあり、アクションあり、スリラーありのテレビドラマです。観れば観るほどハマり、新しい発見も出来ます。

好きなシーズンを自分で見つけてみたり、気に入ったシーンを見つけたりと好みの楽しさを探してみるのも良いでしょう。手に汗握る展開とストーリーの容赦ない展開を楽しんでみてはいかがでしょうか。

CTUのメンバーとして活動していたジャック。ドラマの中でシーズン1とシーズン3以外はフリーランスとして活躍しています。あらすじを見るとジャックがCTUに出たり戻ったりしている事が分かります。

ジャック･バウアーのキャラクターが固まっていなかった24-TWENTY FOUR-。子役から活動している本主役･キーファー・サザーランドを元にキャラクターが決まったというエピソードもあります。

ジャック・バウアーの名セリフ(くそぉぉ)。当時学生がお酒を呑んでセリフを真似するゲームがあり、その事を聞いたキーファー・サザーランドは14回セリフを付け加えたエピソードがあります。遊びを取り入れるという頭の柔らかさは流石と言えるでしょう。

ドラマの演出に使われる過去を映し出す技法。24-TWENTY FOUR-はその技法を使わずCM中にも時間が進んでいきます。政界でその名を知らない人はいないジョン・マケイン上議員。24-TWENTY FOUR-のファンでシーズン5に登場するという大物政治家の心を虜にしてしまう程魅力的なドラマです。

連続ドラマの出演に不安があったメアリー･リン･ライスカブ。24-TWENTY FOUR-は自身の人生を変える程の作品で、クロエの演技が評価されファンから愛されるメインキャストになっています。

長くて中々観ることが出来なかったドラマ24-TWENTY FOUR-。ジャックやジャックの家族が暴走してしまう所など突っ込めるシーンもあります。緊迫感を味わえるストーリーで面白いサスペンスドラマでした。

シーズン1から観ている24-TWENTY FOUR-。リアルタイムで時間が進んでいく新鮮で斬新なアイデアに驚きました。サスペンスとアクションが好きで、ジャックの同僚や女性関係がシーズン毎に変わったりと変化している所も良かったです。

海外ドラマはこれ。と言える作品で、観ればハマる24-TWENTY FOUR-。今までにないストーリーの進み方で観たことがない人に是非おすすめしたい作品です。他のドラマに飽きている人にも観て頂きたいです。

一日の出来事として詰め込み過ぎの構成。フィクションドラマと分かっていても、テロ対策組織内でのケンカや裏切りの多さ。事件に関係ない人が巻き込まれたりと激変する一日の時間に着いていけません。

頭脳明晰で運動神経抜群のジャック。どんな辛い状況でも諦めない姿は凄いです。グロテスクな拷問のシーンは観ていて悲しくなります。一話で沢山の出来事が起こり疲れる時もあります。

リアルタイムでストーリーを進める事が足枷になっている時があるドラマ。面白い設定は時に矛盾もあり、24時間の弊害も見られます。息をつかせない緊迫感は良いけどテロリストに警備しすぎなのではと思う所もあります。

次々と目的を変えていくテロリスト。家族を失い仲間を失いながらも強くなっていくジャック･バウアー。格好良く生きるのではなく、悲しみを強さに変えて生きていく姿こそが格好良いのではないでしょうか。ドラマを観て同じ時間(とき)を刻んでいきましょう。