宝石の国を最新巻までネタバレ考察!登場人物・金剛先生の正体とは?

2012年より月間アフタヌーンで連載されている市川春子先生の『宝石の国』が今大きな話題を集めています。独特の世界観、魅力的な登場人物、そして次々と明かされていく世界の謎と、多くの読者を惹き込んで離しません。昨年冬にはアニメ放送もされ、その人気はとどまることを知りません。そんな『宝石の国』について、あらすじのネタバレや各登場人物、世界の考察を、ネタバレ含め紹介していきます。

宝石の国を最新巻までネタバレ考察!登場人物・金剛先生の正体とは?のイメージ

目次

  1. 1宝石の国のあらすじを最新巻までネタバレ!金剛先生の正体も考察!
  2. 2宝石の国の登場人物を紹介!
  3. 3宝石の国のあらすじを最新巻までネタバレ!
  4. 4宝石の国の金剛先生の正体を考察!
  5. 5宝石の国の謎をネタバレ考察!
  6. 6宝石の国のネタバレ感想を紹介!
  7. 7宝石の国のネタバレ考察まとめ!

宝石の国のあらすじを最新巻までネタバレ!金剛先生の正体も考察!

「宝石の国」という物語を知っていますか?2012年『月刊アフタヌーン』にて市川春子によって連載され、現在も続いているSF・ファンタジーマンガです。「このマンガがすごい!2014年」オトコ編第10位に入り、2017年10月から12月まではテレビアニメも放送されています。今回はそんな『宝石の国』のあらすじを一挙ネタバレ、金剛先生の正体まで考察しながら、その不思議な世界の一端を紹介していきます。

TVアニメ『宝石の国』公式サイト

宝石の国の登場人物を紹介!

『宝石の国』では数多くの魅力的な宝石た登場します。それぞれ好きなこと、得意なことが違う個性的な登場人物について、最新巻までのネタバレを含みつつ紹介していきます。

登場人物をネタバレ紹介:フォスフォフィライト

『宝石の国』の主人公で愛称は『フォス』です。身体の一部を欠損してもほかの鉱物によって欠損部分を補完できるという特徴を持っており、最新巻では身体の半分以上が他の鉱物によって構成されてしまっています。

登場人物をネタバレ紹介:シンシャ

辰砂で硬度は2、赤い体から銀色の毒液を無尽蔵に出してしまうため、ほかの宝石とは極力離れ、いつも独りで行動している宝石です。最新巻ではフォスには少しずつ心を開いている様子がうかがえます。

登場人物をネタバレ紹介:金剛先生

大柄な仏教僧のような姿で、宝石たちを指導し束ねる立場にいます。ただし月人との関連が見え隠れし、フォスに疑いを持たれるようになってしまいます。最新巻では月人との関連について自ら認めるような発言もありました。

登場人物をネタバレ紹介:ボルツ

宝石の国の登場人物の中では金剛先生の次に強く、冷静で戦術眼に優れます。最新話では、自分に都合のいい仲間ばかり唆して裏切ったフォスに怒りを向けていました。

登場人物をネタバレ紹介:ダイヤ

物腰柔らかく、優しい女性的な宝石。同じダイヤモンド族のボルツがあまりにも強く、嫉妬や劣等感を抱いています。最新巻では「ボルツのいないところに行きたい」とフォスの月行きの計画に乗ります。

登場人物をネタバレ紹介:アンターク

冬になると冬眠しなければいけない宝石たちの代わりに冬の見回りを担当する宝石です。一時の間フォスとともに行動しますが、フォスを助けようした際に月人に襲われ連れ去られてしまいます。

登場人物をネタバレ紹介:カンゴーム

言動は粗暴ですが面倒見のいい性格で、フォスが月に行こうとした際に協力してくれています。最新巻ではフォスの月行きの計画に、渋々ながら同行します。

登場人物をネタバレ紹介:ルチル

宝石たちの医療担当で、よく身体を破損してくるフォスは非常にお世話になっている宝石です。最新巻では、以前コンビを組み、現在は身体の不調で動けないパパラチアを治療できる可能性のある月の技術に興味を持っていました。

登場人物をネタバレ紹介:ジェード

朝礼の打ち合わせの議長や金剛先生への報告を担当しています。「堅牢のジェード」の2つ名を持ち、壊れにくさでは2番目とも言われます。

登場人物をネタバレ紹介:ユークレース

よくジェードとともに行動している書記担当で、見回りの計画作成などを行っています。最新話では、自分の秘密を明かし懺悔する金剛先生に対して新しい関係を構築することを提案します。

登場人物をネタバレ紹介:アメシスト

剣の凄腕で、2人で1つの存在という宝石です。時折本人たちも自分がどちらか分からなくなるそうです。最新巻では2人のうちの1人、エイティー・フォーが月へ行きます。

登場人物をネタバレ紹介:モルガ(右)とゴーシェ(左)

口調が荒くやんちゃで、一巻の一番初めで隠れているフォスを見つけ金剛先生の元へ行くように伝えた宝石がモルガです。ゴーシェは落ち着いた物腰で、いつも見回りでモルガとコンビを組んでいます。最新巻までの間、フォスが長期間寝ている間に月人にさらわれてしまいます。

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宝石の国のあらすじを最新巻までネタバレ!

舞台は遠い過去に「にんげん」が存在したと伝えられている遠い未来の世界です。この世界は6度の流星が訪れ、6度かけて6個の月を産み痩せ衰え、海に逃げた地上の生物の中で、「微笑生物」食われて無機物になり長い年月をかけて宝石の体を持って生まれた人型の生物、それが主人公フォスフォフィライトを含む28人の宝石たちです。

その宝石たちを狙って月からやってくる月人(つきじん)との戦いを繰り返しながら、残された陸地で宝石たちをまとめ指導する金剛先生のもと、宝石たちは長い時を過ごしており、その宝石たちの1人フォスフォフィライトの周囲で起こる不思議な出来事や冒険を描いた物語、それが『宝石の国』です。

『宝石の国』1巻のあらすじをネタバレ!

強めの風が草木を揺らす草原で、主人公のフォスフォフィライト(フォス)が草むらに隠れているところから物語は始まります。仲間のモルガに「先生が呼んでいる」と言われフォスは先生の元に向かい、金剛先生に「フォスの仕事が決まった」と言われます。身体も弱く不器用で、得意なことが何もないフォスにでは今まできる仕事がなかったのです。フォスの新しい仕事は『博物誌』を編む仕事でした。

博物誌が何なのかよく分からないフォスは手あたり次第仲間に聞いてみますが、いまいちよくわかりません。そんな中、シンシャなら分かるのではないか?という話を耳にします。夜見回りの仕事をしているシンシャを探しに、日も落ちかけた頃海の見える岬付近を歩いていると、突然空から月人が現れフォスを襲います。その時、見回りを始めようとしていたシンシャが現れ、フォスを助けてくれるのです。

シンシャはフォスに、硬度が低く毒液を出す自身の身体を嫌っていること、早く月人にさらわれないかと思っていることを話し、自分が夜見回りをするときには一度も来なかった月人がフォスが来たその日だけ現れたことについて「おまえはいいな、敵にすら愛されて」とつぶやきます。そんなシンシャに「夜の見回りよりずっと楽しくて、君にしかできない仕事を見つける」だから月に行くなんて言うなよ!と叫びます。

シンシャに新しい仕事を見つけると宣言するもなかなかいいアイディアが浮かばないフォスですが、仲間に相談をしているさなか、今度は学校に月人が現れます。しかも今回は月人だけでなく、巨大なカタツムリも一緒現れ、あろうことかフォスはその巨大なカタツムリに飲み込まれてしまいます。

ボルツが巨大カタツムリを撃退し、フォスはその殻から助け出され、カタツムリの本体であるウミウシのような生物がその場に残りました。目を覚ましたフォスはしばらくナメクジと口論していましたが、不思議な顔をした仲間から「誰と話しているの?」と質問されてしまいます。そのウミウシの声を聴くことができるのはフォスだけだったです。

『宝石の国』2巻のあらすじをネタバレ!

ウミウシの声を唯一聴くことができるフォスに、ウミウシは自分を「アドミラビリス族の王ウェントリコスス」と称します。金剛先生より滞在の許可を得たウェントリコススにフォスは、シンシャができる仕事について相談します。するとウェントリコススは、自分の故郷である海に行けば、宝石たちに姿形が似ている生物もいるので、彼らに会うことで何か発見できるかもしれないと話します。

フォスは金剛先生に、海に行く許可を求めますが、それは叶いませんでした。けれどもウェントリコススは長い陸での生活で栄養不足となり、目に見えて弱りはじめます。それを見たフォスは、結局無許可で海に入ることにするのです。海に入りしばらくすると、ウェントリコススは美しい女性の姿に変化します。そしてその姿こそがウェントリコススの真の姿で、故郷に近づくことで元に戻ることができたと話します。

自分と似た姿に疑問を持つフォスに、ウェントリコススはその理由を話します。曰く、昔この星にいた人間が、肉、骨、魂に分かれ、肉がウェントリコススたちアドミラビリス族に、骨がフォスたち宝石たちに、そして魂は月人になったということです。フォスとウェントリコススが故郷に到着すると、突然月人たちの襲撃を受けます。仲間のアクレアツスを助けるためにフォスを差し出すという、ウェントリコススの計画だったのです。

多少手違いはあったものの、フォスを残したままアクレアツスは故郷に帰ってくることが叶いました。聡明なアクレアツスはすぐに、ウェントリコススがフォスを交渉材料として自分を助けようとしたことを知ります。そして手元に残ったフォスを利用すれば、まだ月に囚われてる仲間たちを救うことができると考えます。けれどもウェントリコススは「これでは月人と一緒だ」と感じ、フォスを丘に返すことにするのです。

海での戦いで足を失くしたフォスですが、ウェントリコススたちが用意した鉱石を付けることで歩けるくらいまで回復します。いえ、歩けるどころか誰よりも速く走れるようになったのです。足を紛失し3分の1ほど記憶を失ってしまったフォスですが、その新しい足を活かし、アメシスト・エイティフォー、アメシスト・サーティースリーとともに見回りの補佐の仕事を得ることになります。

『宝石の国』3巻のあらすじをネタバレ!

アメシストの2人組と見回り中に月人と遭遇するところから3巻は始まります。怖くて動けないフォスと、月人にバラバラにされてしまうアメシストたち。月人たちは後から駆け付けたボルツによって撃退されますが、フォスはどんな時でもちゃんと走れるようにと決意を新たにします。

季節は移ろい、冬が近づきます。宝石たちは冬には活動できないため冬眠しなければならず、毎年その間の守りは金剛先生と、冬でも活動できるアンタークチサイト(アンターク)にゆだねられることになります。けれどもその冬は違いました。全然眠れないというフォスが、アンタークとともに外回りをすることになったからです。フォスはアンタークに連れられて、不快な音を出し宝石たちの眠りを妨げる流氷を砕く仕事を始めます。

仕事にも慣れてきて、アンタークからも認められるようになってきたフォスですが、あるとき流氷から落ちてしまい、両手を失くしてしまいます。新しい腕を探しに緒の浜へ来たアンタークとフォスは、そのあたりの金や白金をフォスの腕につけますが、うまくいきません。そんなさなか月人が現れ、アンタークが戦います。一度は撃退するも、腕のせいで動けないフォスに駆け寄った際に、再度現れた月人にバラバラにされてしまいます。

バラバラにされたアンタークを回収している月人にを間近に、フォスは動けない自分のふがいなさに怒ります。するとその途端、今までまったく動かなかった手を自分の意思通り自在に伸縮し、攻撃できるようになるのです。その手で月人たちを圧倒するのですが、今一歩届かず、バラバラになったアンタークは月人に持ち帰られしまいます。

その後、冬の間にフォスは新しい手をコントロールできるようになり、1人で月人を倒せるまでに成長します。冬が明けて宝石たちが目を覚まし、フォスの新しい手や、そのフォスが1人で月人を倒せるようになったことに驚きます。けれどもそんなことよりも、フォスは宝石たちの話を聞く中で、両手を失ったことでまた自分が記憶を失ったことに気づきます。一時的ではありますが、シンシャのことを忘れてしまっていたのです。

『宝石の国』4巻のあらすじをネタバレ!

春になって、宝石たちはまたいつもの生活に戻ります。そしてフォスは、宝石たちの中で一番強いボルツとチームを組むことになります。ボルツは、月人を圧倒しながらもどこか危ういフォスの戦い方を指導する意図がありました。そして実際に組んでみると、フォスには勉強になることばかりだったのです。

ボルツとともに見回りをするさなか、新しい月人が現れます。それはボルツにも倒すのが困難な、大型の月人でした。ボルツとフォスにも抑えられず、大型の月人は金剛先生が瞑想中の無防備な学校を襲います。最終的にはアレキも参戦し大型の月人の動きを止めます。そこで大型の月人は大きな声で「ワン!」と吠えるのですが、その声で目を覚ました金剛先生はその大型の月人を「しろ」と呼び、親しげに話しかけるのでした。

その後しろはおとなしくなりますが、この1件より、フォスは金剛先生を疑い始めます。月人と何かしら関わりがあるのではないかということです。シンシャは、みんな感づいてはいるけれど、暗黙の了解で、先生を信じると決めているとは言います。けれどもフォスは納得がいきません。フォスは1人で月人について調べたいことがあると金剛先生に告げ、本当のことを知るには月人に直接聞くしかないと考えるようになるのです。

『宝石の国』5巻のあらすじをネタバレ!

フォスが月人について調べようと決意した途端、月人の襲来はぴたっとなくなってしまいました。その間フォスは、231年もの間眠り続けていたパパラチアと話をする機会を得たり、あるいは見回りにあたり宝石たち1人ずつボルツとコンビを組ませることで戦い方を学ばせることを金剛先生に提案するなど、ほんの少しだけ平和ながらも今までとは変わった体験をしていました。

そしてついにその時が決ました。月人が襲撃に来たのです。フォスは月人の矢を防ぎつつ接近し、月人の首を締めながら「自分の言っていることが分かるか?」と問いかけます。すると月人の目に色が灯り「ふ」と声を発するのです。けれどもそんな状況をフォスのピンチと見たのか、アメシストが月人に切りかかり、それによって月人は消滅してしまうのでした。

その後フォスは月人の意志の疎通に関する資料を探すのですが、またも月人が現れます。戦いのさなか不思議な動きを見せる月人にうかつにも油断したゴーストが捕まってしまい、フォスがそれを助けようと手を伸ばしかけ、手を止めます。金剛先生がそれを助けようと動いたため、どう動くのか見定めようと思ったからです。金剛先生は自身を砕き、その破片を投げつけて月人を霧散させ、ゴーストを救出したのでした。

その後、フォスはゴーストとコンビを組むことになります。ゴーストは月人に捕まりかけた際に助けようとしてくれたフォスの力になりたいというのです。果たして、見回りのさなかまたしても月人が現れます。フォスは月人の意思疎通の方法を調べるため単身月人の元へ近づきますが、手掛かりを集めようと集中するあまり月人の矢の直撃を受け、身体をバリバリに砕いてしまうのでした。

『宝石の国』6巻のあらすじをネタバレ!

月人の攻撃を受け上半身と下半身とに分かれてしまったフォスはゴーストに助けられるのですが、代わりにゴーストが月人の猛攻を受けバラバラにされてしまいます。ゴーストの中にはもう1人宝石がいて(後に金剛先生にカンゴームと名付けられます)、カンゴームは助かるものの、ゴーストは月人に連れていかれるのでした。自分とコンビを組んだアンターク、ゴーストが続けて月人に連れていかれ、フォスは一時期理性すら失いかけます。

その後、現状ではまた他の宝石たちを月に連れていかれるとして、フォスは一時深く考えることをやめますが、敵はすぐにやってきます。今度の襲撃はボードゲームの駒に手足や目がついているもので、宝石たちは辛くもそれらを撃退します。もはやピクリとも動かないボードゲームらしきものを金剛先生に持っていくと、宝石たちがいなくなって1人になった金剛先生は「なつかしい」つぶやきながらそれで遊び始めるのでした。

時が流れまた冬が来て、今度の冬の流氷割りはフォスとカンゴームのコンビが担当することになります。流氷割りの仕事についてフォスがカンゴームに教えていると、またも月人が現れます。今度はカンゴームが単身月人に攻撃を仕掛けますが、先の戦闘で完全にくっついていなかった手が取れてしまい、それを取り戻そうとするフォスが飛び込みます。フォスは月人の攻撃を受け頭部を切られ、頭部だけ持っていかれてしまうのです。

頭部を失くしたフォスは完全に動かなくなってしまいます。通常ならその時点で諦めるところですが、フォスは欠損した部分に他の鉱石を付け自分のものにした実績があります。そこで金剛先生はわずかな望みにかけ、現在頭部以外が欠損しているラピスラズリ(ラピス)の頭部を、フォスの身体につけることを許可するのでした。

『宝石の国』7巻のあらすじをネタバレ!

フォスの身体にラピスの頭部を接合して102年が経ち、フォスはついに目覚めます。フォスの身体はすでに足が貝殻、アゲート、腕が金、白金に置き換わっており、さらに頭部も挿げ替えたことによりフォス本来の身体の比率が半分を下回り、もはやフォスではなくなるかもしれないと言われていましたが、記憶の欠落はあるものの、目覚めたのは完全にフォスでした。

ラピスの頭部を接合したフォスはラピスの夢を見ます。夢の中で、ラピスはフォスと同じ疑問を抱いていたこと、102年前のフォスが既に謎を解くいくつかのヒントを得ていたことを伝え、謎を解くに当たり自分の知性を使うよう助言します。そしてフォスは、金剛先生との口論や、以前邂逅したアドミラビリス族ウェントリコスス(2巻参照)の子孫の話から、ある一つの結論に辿り着きます。

フォスは直接金剛先生に問いかけます。「かつて地上にいた物とはにんげんですね?」「それを知っている先生は、にんげんが3つに分かれる前からいらっしゃるということになります」。フォスはそこで、先生は人間なのでは?と問いかけようとしますが、先生はそれを否定し、「それ以上は言えない」と言うのです。

フォスはとうとう月へ行くことを決意し、シンシャにそのことを伝え「一緒にどう?」と手を差し伸べます。シンシャがその手を取ろうとしたところで、フォスは「危険だから」とその手を引っ込めてしまいます。そんなフォスにシンシャは「行くな!」と叫ぶのですが、風の音で聞き取れず再度聞き直したフォスに、シンシャは改めて「気をつけて」と願うように言うのでした。

そして決行の日、カンゴームの助力を得て、フォスは意識がある状態のまま月人に連れ去られて行くのです。

『宝石の国』8巻のあらすじをネタバレ!(最新巻!)

カンゴームの助力を得て、月人にさらわれたふりをして月に辿りついたフォスは、そこで信じられない光景を目にします。「みてみて〜!大・収・穫〜!」「すご〜い!」と笑い合う月人たちの姿です。地球で声をあげなかっただけで、月人は普通に言葉で意思疎通を図っていたのです。多少暴れもしましたが、結局フォスは月人のリーダー的存在である「王子」と呼ばれるエクメアという月人に案内され、月の様子を見て回ります。

エクメアは案内のさなか、フォスに自分たちの話をします。曰く、人間が死んだのちに肉、骨、魂と分かれ、魂は分解され、純粋な魂の元素となり宇宙のある一点にたどり着くこと。曰く、魂の分解は「人間の祈り」が必要なこと。曰く自分たち月人は「誰の祈りも得られなかった魂であること。曰く、金剛先生は、人間が作った祈りのための機械であり、にもかかわらずその働きを失っていること…

エクメアたち月人は魂の分解を得るために、金剛先生を正常に戻したい。そのために宝石を攫うなど、金剛先生に刺激を与えているのだと話します。エクメアはフォスに、金剛先生を正常に戻すためにどんな刺激を与えればいいか?と助言を求め、フォスは「宝石たちが金剛先生を裏切る」ことが新たな刺激になるのではないか、と提案します。

エクメアはフォスの提案を飲み、フォスを地球に返します。フォスの帰還に宝石たちは喜び、金剛先生も「よかった」と言うのですが、フォスは「人間の機械というのは本当か」「どうやって戻ったのか気にならないのか」と金剛先生に詰め寄ります。金剛先生は自身が人間の機械であることは認めますが、それ以上フォスを追求することはしませんでした。

宝石たちの裏切りが本当に金剛先生への刺激になるのか不安に思いますが、フォスは作戦を実行に移します。「月での記憶がない」と言いつつも、各宝石たちの心を揺さぶりにかかります。そもそも月人にパートナーがさらわれている宝石たちはフォスが月から帰還したと言うだけで心が揺れてしまっていますし、ルチルには月の技術で眠り続けているパートナーのパパラチアを治せるのではないかと伝えます。
 

逆にフォスを疑う宝石もいます。ユークレースは「フォスの話は危険だ」「フォスが偽物の可能性も考えられる」と言っています。またシンシャは、フォスからすべて聞いた上で「先生がかわいそうだから」とフォスとともに月に行くことを拒みました。そしてフォスが月に戻る夜、集合場所にはカンゴーム、ダイヤ、イエロー、アメシスト・サーティスリー、ベニト、アレキ、そして眠っているパパラチアが集まっていました。

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宝石の国の金剛先生の正体を考察!

最新巻である8巻で月人のリーダー・エクメアより明かされた金剛先生の正体ですが、それは「人間の魂が分解され、無と安寧の域に行き着くことのできるようするために祈る機械」と言うことでした。しかもその機械は壊れており、本来の役割を果たすことができないでいると言うのです。

けれどもその金剛先生については、まだまだ謎が残ります。なぜ金剛先生は壊れたのでしょうか。また月人の行う宝石狩りが本当に金剛先生に刺激を与えて正常に戻すために必要なことなのでしょうか。そもそもエクメアの言うことは本当のことなのでしょうか。最新巻では多くの秘密が語られましたが、逆に謎は深まるばかりです。ここでは特に、話の中心となる登場人物、金剛先生について考察していきます。

金剛先生は壊れているのか?

祈りというと誰もが両手を合わせるこの合掌を思い浮かべますが、金剛先生がまさにその行動をしようとして、「夢か、あぶない」とつぶやく場面があります。まさしくそれが、エクメアの言う祈りなのではないかと言われています。そして無意識に祈ろうとして、慌ててそれをやめるその一連の描写は、まるで自動的に祈る機能がついているにも関わらず、金剛先生があえて祈らないようにしているようにも受け取れます。

そう考えると、誰かがさらわれるたびに「すまない」と言葉を発する金剛先生の意図は、もしかしたら「祈らない選択をしている自分のせいだ」ということなのかもしれません。

もしくは、金剛先生の思考が作られた(プログラムされた)ものであるとするならば、たしかにその人工知能は「壊れた」とも言えるかもしれません。けれどももしその人工知能がなんらかの影響を受け、自ら「祈らない」を選択したのだとしたら、それは果たして本当に壊れたと言えるのでしょうか。人間ならばそれを、気が変わった、考えを改めた、と表現するでしょう。

金剛先生は宝石たちと同種のもの?

金剛先生は人間の作った機械とはいうものの、その構造は宝石たちに非常に近いのではないかという考察があります。『宝石の国』5巻では、金剛先生が月人を撃退する際に、自身を砕き、その破片を投げつけている描写が見られます。ヒビの入った金剛先生の腕は、まさしく宝石のそれと同じです。また金剛先生の「金剛石」とは、いわゆるダイヤモンドのことでもあります。

けれどもそうなると、また別の謎が浮かんできます。金剛先生はまだ人間がいた時代に作られたと自ら語っていますが、その時すでに宝石たちがいたのではないか、ということです。たしかに今の「宝石の国」の世界は人間が滅んだあとの世界として描かれていますが、人間が滅ぶ前の世界については、今のところほとんど描写がありません。

それはすなわち、宝石たちが金剛先生の姿を真似て生まれてきているか、あるいは金剛先生が宝石たちを真似して作られたのではないか、とも考えられるのです。

金剛先生の動向からは、まだまだ目が離せない!

まだ単行本に至っていない最新話では、金剛先生が自身の秘密を暴露し宝石たちと新しい関係を築いて行く様子が描かれました。今後残った宝石たちとどのように接して行くのか、裏切った宝石たちとどう相対して行くのか、そして壊れてしまった祈りはどうなるのか。まだまだ目が離せないようです。

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宝石の国の謎をネタバレ考察!

『宝石の国』最新巻にてすでに語られている月人の目的は「宝石を狩って金剛先生に正常な働きをするよう刺激を与え、金剛先生の祈りを受けて無と安寧の境地に辿り着くこと」とされています。けれども本当にそうなのでしょうか。

月人はウソをついている?

上記の目的については、月人の中でもフォスとしっかりと向き合い会話をしているエクメアからしか聞けていないのです。他の月人たちは皆明るく、宝石狩りを楽しんでいるようにしか見えません。エクメアはそれを「実は苦痛なのだ」と説明しますが、それを証明できる描写は今のところはありません。

またもう一つ疑問なのが、月人は宝石たちだけではなく、アドミラビリス族も集めていることです。無と安寧への到達、いわゆる仏教でいう解脱のようなものを目的としているならば、わざわざ海に住むアドミラビリス族の意志を奪い月で飼う意味は全くありません。そして狩って来た宝石たちについても、丁寧に粉にして月の地面に敷き詰めています。

月には、人間が死んだ後に分かれる3つの要素、骨、肉、魂が揃っていると言うことになります。そこになんらかの意図があったとしても決しておかしくはないのです。月人はエクメアの言葉とは裏腹に、いつまでも骨と肉でできた身体に何らかの執着があるのかもしれません。

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宝石の国のネタバレ感想を紹介!

魅力的な登場人物、今までにない世界観で、今や『宝石の国』には多くの反響が寄せられています。ここではその一部をネタバレ紹介していきます。

登場人物である宝石たちは無機物な生命であるため破壊されてもつなぎあわせれば再生する、いわば「死」という概念が希薄です。そんなどこか我々の価値観とかけ離れた世界観が、読者を惹き込んで離さないと言われています。

登場人物である宝石たちの「死」の概念については、その着ている服装からも様々な考察がされています。

指摘の声を聞くと、宝石たちの服をよくよく見るとふと違和感を覚える方が多くいらっしゃるようです。上記のような、宝石たちの世界が死後の世界という感想は非常に多く見られます。

また『宝石の国』1巻にて語られるその世界の成り立ち自体についても、非常に多くの反応が聞かれます。特にこの「6度の流星が訪れ、6度かけて6個の月を産み痩せ衰え…」については仏教の六道輪廻の考え方に基づいているのでは?との意見をよく耳にします。

実はこれ以外にも、物語の随所に仏教的な要素を見ることができます。今後物語の核心に迫るにつれ、そのあたりももっと明確になってくるかもしれません。いずれにしても、『宝石の国』の最新情報からは目が離せなくなりそうです。

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宝石の国のネタバレ考察まとめ!

いかがでしたでしょうか。『宝石の国』の登場人物、ネタバレあらすじ、金剛先生や月人についてのネタバレ考察、さらにはネタバレ感想とまとめてまいりました。『宝石の国』では今まさに様々な秘密が明かされ、各登場人物たちの様々な思惑も交錯し、見逃せない展開となってきています。ぜひともこの機会に一気読みしてみるのも良いかもしれません。

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