【岸辺露伴は動かない】くしゃがらのネタバレあらすじ！言葉の意味や実写キャストは？

荒木飛呂彦原作の人気漫画「岸辺露伴は動かない」は2020年12月にNHKでテレビドラマ版が放映されました。「岸辺露伴は動かない」にドラマ版は原作を忠実にそして丁寧に描いたことで高い評価を受けていると言われています。ドラマ版は3話ありますが、その中でも特に評価が高いと言われているのが「くしゃがら」です。ここでは「くしゃがら」のあらすじ、「くしゃがら」の意味、ドラマ版のキャストをネタバレ紹介していきます。

「岸辺露伴は動かない」の大元の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」は1986年に第1部「ファントムブラッド」が連載開始されました。「ジョジョ」の原作者は荒木飛呂彦です。「ジョジョ」の2021年11月時点での最新作は第8部「ジョジョリオン」です。「ジョジョ」のコミックスは文庫版と電子書籍版が部ごとに分かれており読みやすいと言われています。人気キャラクター岸辺露伴が登場するのは第4部「ダイヤモンドは砕けない」です。

大ヒット漫画「岸辺露伴は動かない」は第1作「懺悔室」が読み切り作品として週刊少年ジャンプ1997年30号に掲載されたのが始まりです。この時はまだシリーズ化されていませんでした。本格的にシリーズ化されるようになったのは第2作「六壁坂」がジャンプスクエア2008年1月号に掲載されてからだと言われています。「岸辺露伴は動かない」の原作漫画は全て荒木飛呂彦が執筆しており、人気が高い理由の一つだと評されています。

「岸辺露伴は動かない」のコミックスは既刊2巻です。また、さらなるスピンオフ作品として小説版「岸辺露伴は叫ばない」と「岸辺露伴は戯れない」が刊行中です。「岸辺露伴は動かない」は原作漫画の大ヒットを受けてOVA化・テレビドラマ化されています。どちらもBD/DVD化されています。また、テレビドラマ版は2021年12月末に第2弾として4話～6話が放映予定です。1話～3話が非常に高評価だったで今回も注目を集めています。

「岸辺露伴は動かない」のテレビドラマ版は原作漫画・小説を丁寧に再現した演出と俳優陣の熱演であまり芳しくなかったと言われていた前評判を大きく覆しファンはもとより「ジョジョ」や「岸辺露伴は動かない」を知らない層からも大絶賛されたと評されています。ここではドラマ版の中でも特に評価が高い「くしゃがら」のドラマ版あらすじをネタバレを交えて取り上げていきます。それでは「くしゃがら」のあらすじをご覧ください。

「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」ドラマ版あらすじ紹介です。岸辺露伴は行きつけのカフェで新作の構想を練っていました。すると見慣れない男が岸辺露伴の向かいに勝手に座って話しかけてきました。男の名前は志士十五、本名ではなくペンネームで職業は岸辺露伴と同じ漫画家でした。岸辺露伴は志士十五の態度に露骨に不快感を露わにしますが志士十五は構わず話し続けました。実は岸辺露伴は志士十五の漫画を認めていました。

「くしゃがら」ドラマ版あらすじネタバレ紹介です。志士十五は岸辺露伴に編集者からもらった「禁止用語リスト」という冊子を見せました。志士十五はその中に出てくる「くしゃがら」という言葉の意味を知りたいと言いました。岸辺露伴も初めて聞いた言葉だったので調べてわかったら教えると言って別れました。しかし、一月後に古本屋で再会した志士十五は人相も態度も変わっていました。彼は「くしゃがら」に憑かれたようです。

「くしゃがら」のあらすじネタバレ紹介です。志士十五は「くしゃがら」の意味がどうしても知りたくて狂気を宿していました。岸辺露伴が「くしゃがら」の意味を調べるのを止めてはと言っても聞く耳を持ちません。とうとう岸辺露伴の自宅まで押し寄せてきた志士十五に岸辺露伴は「ヘブンズ・ドアー」を繰り出して彼の本に袋とじがあるのを見つけ一月間の記憶を消すことで彼を救ったのです。「くしゃがら」の意味は謎のままでした。

「岸辺露伴は動かない」のテレビドラマ版「くしゃがら」は原作小説を忠実に映像化したことでファンのみならずドラマファンからも高い評価を受けたと言われています。「くしゃがら」はテレビドラマ化されるにあたって原作小説との相違点も見られます。ここでは「くしゃがら」の原作小説とテレビドラマ版の大きな違いを時系列に沿って紹介していきます。先の項のテレビドラマ版あらすじとも比較してみてください。

「くしゃがら」の原作小説とテレビドラマ版との主な相違点紹介です。ドラマ版では冒頭で「くしゃがら」に囚われて死んだ男のシーンが登場しますが、原作版では新聞記事のみです。また、ドラマ版には泉京香と平井太郎が登場します。さらに志士十五と岸辺露伴が再会した古本屋はドラマ版では行きつけとなっていますが、原作版では偶然入った古本屋です。志士十五が古本屋を出入り禁止になるのもドラマ版オリジナルの展開です。

「くしゃがら」の原作小説とテレビドラマ版の主な違いを紹介しています。先のドラマ版あらすじと合わせてご覧ください。ドラマ版で岸辺露伴は「くしゃがら」の正体を掴むために一度帰宅しますが、原作版では古本屋で「くしゃがら」の謎に挑みます。また、ドラマ版では志士十五の担当編集者が登場しますが、原作版では最後まで謎の存在となっており何故編集者が志士十五に「禁止用語リスト」を渡したのかも不明なまま終わります。

テレビドラマ化されて大きな話題と人気を獲得したと言われている「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」はシリーズの中でも特に不思議で謎の多い作品だと評されています。あらすじの項でも触れましたが、最も大きな謎は「くしゃがら」という言葉の意味です。ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」の言葉の意味について考察・紹介していきます。そして「くしゃがら」の正体についても取り上げます。ご覧ください。

ここでは「岸辺露伴は動かない」のドラマ版に登場する「くしゃがら」の正体について考察・紹介していきます。志士十五は「くしゃがら」という言葉の意味や正体を知りたいという欲求に囚われ過ぎて、遂には「くしゃがら」に取り憑かれたような狂気の領域に足を踏み入れ始めていました。このままでは新聞記事に出ていた大学教授のように命の危険にまで及ぶと判断した岸辺露伴は泉京香を外へ出して「ヘブンズ・ドアー」を出しました。

岸辺露伴は志士十五を本にすると彼がこだわる「くしゃがら」のページを開きました。そこには謎の袋とじがありました。岸辺露伴は今まで見たことがないと仰天しながら袋とじを見つめると「くしゃがら」という声が聞こえてきました。袋とじの正体が「くしゃがら」であることは一目瞭然ですが、岸辺露伴は倒し方に窮してしまいます。思案した結果彼が思いついたのは「志士十五の記憶を一月分消すこと」だったのです。

「岸辺露伴は動かない」のテレビドラマ版に登場する「くしゃがら」の意味についてネタバレを交えて考察・紹介します。「くしゃがら」の真の意味についてはテレビドラマ版でも小説版についても明らかになっていません。しかし、岸辺露伴は「くしゃがら」の正体や意味についてある仮説を立てました。岸辺露伴は「くしゃがら」という言葉そのものには全く意味がないという結論に達しました。それでは「くしゃがら」とは何でしょうか？

岸辺露伴は「くしゃがら」を「人の好奇心につけ入り支配するもの」と考えました。支配した結果取り憑いた人間を死なせる存在であると推察しました。ドラマ版の岸辺露伴が泉京香に対して「くしゃがらに関心を持つな」と言ったり、「くしゃがら」に憑かれてしまった古本屋の主人を「ヘブンズ・ドアー」で治したりしたことからもそのことが窺えると言われています。岸辺露伴は自分も「くしゃがら」に深入りしないことを決めました。

ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版の演出についてネタバレを交えて紹介していきます。「くしゃがら」は岸辺露伴の仮説によって「人の好奇心を刺激して人の口から病原菌や寄生虫のように伝播する存在」と位置付けられました。そして、原作小説版では「くしゃがら」は書くことができない実際の放送禁止用語の代わりの言葉であるという設定が用いられ、読者を大いに魅了したと評されています。

「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版では原作小説の設定にさらに演出を加えました。テレビドラマ版のラストシーンで岸辺露伴の家のドアに貼り紙がしてあったのですが、そこに「視聴者の皆様の安全のために『くしゃがら』という別の単語を使用しました」という意味の断り書きがあったのです。このNHKの演出は多くの視聴者から「くしゃがら」の面白さを際立たせる効果があると評価されたと言われています。

「岸辺露伴は動かない」のテレビドラマ版は「富豪村」、「くしゃがら」、「Ｄ・Ｎ・Ａ」の3話が2020年12月に放映されました。どのエピソードも高い評価を獲得したと言われていますが、特に人気を得たと評されているのが「くしゃがら」です。「くしゃがら」は演じた俳優キャスト陣の演技が際立って良かったと評されています。ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版キャストを紹介していきます。

ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のドラマ版キャストを紹介します。主人公の岸辺露伴を演じた俳優キャストは高橋一生です。高橋一生は1980年12月9日生まれです。東京都出身で血液型はO型です。舞プロモーション所属です。高橋一生は子役として活躍していました。スタジオジブリ制作の映画「耳をすませば」の天沢聖司の声優キャストが有名です。2010年代後半に俳優として大ブレイクを果たして現在に至ります。

俳優の高橋一生がキャストを務めた主な出演作品を紹介します。映画「億男」の古河九十九役、「九月の恋と出会うまで」の平野進役、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の小野但馬守政次役、「軍師官兵衛」の井上九郎右衛門役、NHK連続テレビ小説「わろてんか」の伊能栞役、「民王シリーズ」の貝原茂平役、「僕らは奇跡でできている」の相河一輝役など多くの大ヒット作品で主演、主要登場人物を演じている人気俳優です。

ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版の俳優キャストを紹介しています。泉京香を演じた俳優キャストは飯豊まりえです。飯豊まりえは1998年1月5日生まれです。出身地は千葉県千葉市で血液型はB型です。エイベックス・マネジメント所属です。飯豊まりえは10代の頃からモデルとして活躍していました。飯豊まりえの女優デビューは2012年のテレビドラマ「世にも奇妙な物語 ’12春の特別編」です。

女優の飯豊まりえがキャストを務めた主な出演作品を紹介していきます。映画「暗黒女子」の白石いつみ役、「いなくなれ、群青」の真辺由宇役、特撮作品「獣電戦隊キョウリュウジャー」の弥生ウルシェード/キョウリュウバイオレット役、テレビドラマ「ひねくれ女のボッチ飯」の川本つぐみ役、「そのご縁、お届けします-メルカリであったほんとの話-」の黒江陸役など多くの大ヒット作品に出演している注目の若手女優です。

「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版の俳優キャストを紹介します。ドラマ版オリジナルキャラクターの平井太郎を演じたのは中村倫也です。中村倫也は1986年12月24日生まれです。東京都出身で血液型はA型です。トップコート所属です。中村倫也は高校生時代に現在の事務所からスカウトを受けました。そこで演技の勉強をした後2005年の映画「七人の弔」で俳優デビューしました。現在ブレイク中の俳優です。

ここでは俳優の中村倫也がキャストを務めた主な出演作品を紹介していきます。映画「人数の町」の蒼山哲也役、「水曜日が消えた」の僕役、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の朝井正人役、「下町ロケット」の浅木捷平役、「凪のお暇」の安良城ゴン役、「美食探偵 明智五郎」の明智五郎役、「珈琲いかがでしょう？」の青山一役、「コントが始まる」の楠木実籾役など多くの大ヒット作品で主要登場人物を演じています。

ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版の俳優キャストを紹介しています。志士十五を演じたのは森山未來です。森山未來は1984年8月20日生まれです。兵庫県神戸市出身で血液型はAB型です。森山未來は俳優活動の他にダンサーとしての活動も知られています。ダンスは幼い頃から習っており、クラシックバレエからヒップホップダンスまで幅広くこなします。森山未來の俳優デビューは1999年です。

俳優の森山未來がキャストを務めた主な出演作品を紹介していきます。映画・テレビドラマ「モテキ」の藤本幸世役、「世界の中心で、愛をさけぶ」の松本朔太郎役、「苦役列車」の北町貫多役、テレビドラマ「夫婦善哉」の維康柳吉役、「煙霞～Gold Rush～」の熊谷役、NHK大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺～」の美濃部孝蔵役・金原亭馬生役・古今亭朝太役など多くの大ヒット作品で主要登場人物を演じています。　

「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ漫画である「岸辺露伴は動かない」シリーズは原作漫画・OVA版・テレビドラマ版の全てが大ヒットしていることで知られています。「岸辺露伴は動かない」シリーズの大きな魅力の一つに主人公の岸辺露伴のキャラクターがあると言われています。岸辺露伴とはどのようなキャラクターなのでしょうか？ここでは「岸辺露伴は動かない」の岸辺露伴について考察・紹介していきます。ご覧ください。

「岸辺露伴は動かない」シリーズの主人公である岸辺露伴のスタンド能力について考察・紹介していきます。岸辺露伴のスタンドは「ヘブンズ・ドアー」です。「ヘブンズ・ドアー」は大元である「ジョジョの奇妙な冒険」においては人型の帽子を被った人形のようなヴィジョンが現れていますが、「くしゃがら」などのテレビドラマ版ではヴィジョンは登場しません。また、「能力、いただいたもの、ギフト」という表現がされています。

岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」の能力は人や生き物（幽霊も可能）を本にすることができます。本の内容は対象が歩んできた人生や歴史について書かれています。岸辺露伴はこの本を読むことで漫画創作のネタにしていますが、場合によっては本にした相手に書き込みを行って攻撃したり防御することも可能です。あらすじでも触れましたが「くしゃがら」では志士十五や古本屋の店主の記憶を消したことで脅威を追い払いました。

「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版における岸辺露伴の性格について紹介していきます。岸辺露伴は非常に独善的で我儘な性格をしています。そして倫理や道徳よりも好奇心やリアリティを優先します。しかし、尊敬できる人に対しては素直にその思いを伝えることができます。彼がライバル関係にある志士十五を「くしゃがら」の脅威から救った理由も彼の漫画家としての才能を評価していたからだと言われています。

ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？それではご覧ください。

「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」の大ファンだと思われる方のツイートです。テレビドラマ版をご覧になり、本当に凄いドラマだという感想と原作は小説版なのに荒木飛呂彦の漫画を読んでいるような気分になったという感想をつぶやかれています。

同じく「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」の大ファンだと思われる方のツイートです。テレビドラマ版をご覧になり、志士十五を演じた森山未來の演技が「ジョジョ」の世界観に馴染んでいて凄いという感想をつぶやかれています。

同じく「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」の大ファンだと思われる方のツイートです。テレビドラマ版の最後の貼り紙の演出がとても良く出来ているという感想をお持ちです。

ここでは「岸辺露伴は動かない」の「くしゃがら」のテレビドラマ版を特集してきました。「岸辺露伴は動かない」のテレビドラマ版は2021年12月末に4話～6話が放映予定です。是非一度「くしゃがら」のテレビドラマ版をご覧ください。