2018年08月16日公開
2018年08月16日更新
西郷どんのあらすじをネタバレ!原作小説の結末から最終回まで考察
西郷どんのネタバレあらすじはどんな内容なのか?日本の歴史上でも有名な西郷隆盛の生涯を扱った大河ドラマの西郷どんですが、この作品の原作は林真理子さんの小説でした。原作の西郷どんは恋愛要素の入った新感覚の歴史ドラマであり、その評価は良いと悪いに分かれます。西郷どんのネタバレあらすじで西郷隆盛はどんな人生を歩み、結末を迎えるのか?西郷どんの原作小説の最終回はどうなるのか?西郷どんのネタバレあらすじの内容を徹底解説していきます!
目次
西郷どんの気になるあらすじをネタバレ紹介!原作小説の結末や最終回は一体どんな内容?
西郷どんと言えば鈴木良平さんが主演で、日本の歴史上でも有名な西郷隆盛の人生のあらすじが描かれる大河ドラマです。2018年から始まった西郷どんは原作が小説作品で、林真理子さんによって書かれました。日本の命運を分ける幕末の時代に重要な役割を果たした西郷隆盛はどのような人生を生き、西郷どんのネタバレあらすじは展開していくのでしょうか?また西郷どんのネタバレあらすじの最終回はどうなるのでしょうか?
ここではそんな西郷どんの原作小説ネタバレあらすじや、最終回のネタバレあらすじも含めて徹底解説していきます。西郷どんの原作やネタバレあらすじ、最終回に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
西郷どんとは?
西郷どん(せごどん)とはNHK大河ドラマ作品の57作目として2018年1月7日にて放送開始されました。西郷どんの主人公は西郷隆盛で明治維新を切り開いた勇気の人として、愛が一杯のリーダー像西郷隆盛のあらすじを描く大河ドラマとなっています。2018年は日本が明治維新を迎えて150年経った記念の年なので、西郷どんの企画が始まりました。
西郷どんは2016年9月6日には制作されることが決まっており、脚本は中園ミホさんが勤めることになりました。中園ミホさんと言えば連続テレビ小説の「花子とアン」に関わった人でもあります。西郷どんの西郷隆盛役が鈴木良平さんに決定すると、作品の方向性も定まってきました。
ネタバレで原作者の中園ミホさんは西郷どんの原作には様々な愛の形が描かれており、男と女の愛や家族愛の他にもボーイズラブ(BL)の要素もあるとコメントしています。西郷どんのテレビ放送回数は初め50回だったのですが、最終的に47回に変更されて放送が開始されるというネタバレがありました。
西郷どんのあらすじをネタバレ紹介!
明治維新の三傑と言われることもある西郷隆盛はどのような生涯を生きたのでしょうか?最後は西南戦争で亡くなる西郷隆盛のドラマ西郷どんのあらすじをネタバレで解説していきます。
西郷どんの冒頭は西郷隆盛の息子菊次郎が京都市長になる
西郷どんのネタバレで、西郷隆盛の息子である菊次郎が京都の市長になるところからあらすじは始まります。西郷隆盛は明治維新を達成した人物の一人であり、その後西南戦争で政府と戦うことになりました。西郷隆盛が西南戦争を始めた理由は汚れた政府の高官達に天罰を食らわせるためでした。西郷隆盛は死んでしまうのですが、息子の菊次郎は父の無念を晴らそうと京都市長に就任したのです。
西郷どんのネタバレあらすじで少年時代の西郷隆盛の物語へ
西郷どんのネタバレあらすじで、菊次郎が仲間と酒の席の場面で話が西郷隆盛の事になると、西郷の少年時代にあらすじは移ります。西郷隆盛は少年時代に薩摩という、桜島のある火山地帯で生活していました。薩摩藩は貧乏だったのですが同じ境遇の者同士仲間意識は強いので、明るい生活環境がありました。西郷隆盛も貧乏藩士の元に生まれました。
西郷どんのあらすじで郷中教育を受けた西郷隆盛
西郷どんのネタバレあらすじで西郷隆盛は昔、小吉と呼ばれていました。西郷隆盛の時代は郷中教育があり、これは青少年を教育する当時のシステムです。普通は学校機関を設けるものなのですが、薩摩藩は経済的に苦労していたので郷中教育を行わざるを得なくなりました。郷中教育は8歳から始まり、剣術や勉強を習うことになります。
西郷隆盛は当時12歳で稚児組にいて、有馬一郎に教えを受けています。この郷中教育の中で薩摩藩士は大切な事を教えられました。それは男は日本の国のために働いて、女はそんな男を助ける必要があるという事でした。男は女を守る責任があったのです。
西郷どんのネタバレあらすじで郷中教育での有馬一郎の教え
西郷どんのネタバレあらすじで有馬一郎は皆に薩摩藩士としての心構えを説いています。薩摩藩士は志を持って文武両道出来るようになれという事を伝えています。そして女性よりも真剣に男に惚れろという言葉も残しました。西郷隆盛こと小吉はこのような教育の中で育って行ったのです。
厳しかった薩摩藩
薩摩藩は、江戸時代であるにも関わらず、戦国時代のように厳しい世界でした。このため郷中教育もハードなものとなり、西郷隆盛達は厳しい訓練をしつけられました。がんばらない子供は居場所がなくなり、示現流という剣術も教えられました。そんなハードな稽古の中で西郷隆盛は屈強な男に成長していきました。
西郷どんのネタバレあらすじで小吉が島津斎彬と会う
西郷どんのネタバレあらすじで、西郷隆盛がまだ9歳のころに心岳寺にあるお墓に向かう途上である人物と出会うことになりました。それは島津斎彬でした。島津斎彬は馬に乗っており、平民とは違う格上の身分の人でした。島津斎彬は徳川将軍に大切にされて、将軍の名前から一文字を譲り受けた人物でもあります。そんな島津斎彬に西郷隆盛たちは声をかけられることになります。
西郷どんのネタバレで島津斎彬に声をかけられて泣き出す小吉
西郷どんのネタバレあらすじで、斎彬に声をかけられた事で動揺した小吉は家に戻ると泣いてしまいます。泣いている小吉を見て母親は男らしくないと怒りますが、おじいさんの龍右衛門は小吉の味方になってくれました。泣きやんだ小吉は龍右衛門と話し合い、将来は斎彬の所で働きたいと言い出します。
13歳になった小吉は優秀になっていた
西郷どんのネタバレあらすじで、それから4年が経ち小吉は13歳になっていました。13歳の小吉は体重が75キロ以上という大きな体になっていました。そんな小吉は相撲をとったり凧揚げをしたりする少年でした。13歳になった小吉は大久保次右衛門の話を聞くために毎晩彼の元に通っています。次右衛門は小吉に体だけでなく勉強も頑張るようにと教えてくれました。
西郷どんのネタバレあらすじで造士館講義を受ける小吉
西郷どんのネタバレあらすじで、位の高い武士の子供は造士館で講義を受けることが出来ました。造士館では下級武士でも成績の良いものは講義を受けることが出来たのですが、小吉は優秀になっていたので造士館で講義を聴くことが出来ました。しかし裕福ではない小吉は周りの子供たちとは違う貧乏な様子をしており、目立っていました。
そんな小吉を見た生徒が意地悪をされて、服を破られた小吉は喧嘩を始めてしまいます。小吉はとても強かったので、相手を川に投げ込むと余裕の表情で戻っていきました。
西郷どんのネタバレあらすじで母に叱られる小吉
西郷どんのネタバレあらすじで、小吉は妹といつかお金持ちになってやるという野心を話しました。これを聞いていた母親は小吉と妹を叱ります。母としては小吉を武士にしたいのであり、商人ではなかったのです。
西郷どんのネタバレで逆襲される小吉
西郷どんのネタバレあらすじで、川に投げ込んだ造士館の生徒が小吉に逆襲を仕掛けてきました。しかも素手ではなく刀で小吉を襲ったのです。小吉は刀で攻撃を受けたことにより、腕が上がらなくなるほどの重傷を負いました。この出来事で小吉は武士として生きることが難しくなります。こうして小吉は武士になる事をやめて、勉強を極める方向に向かいました。
学問に励む西郷どん
西郷どんのネタバレあらすじで、小吉は勉強に励むようになり、特に陽明学に精を出しました。陽明学と言えば知行合一の教えであり、小吉にとって興味深い学問となりました。小吉は家が貧乏なことから裕福な子供に切られるという体験をして、この現実の不可解さを何とか理解しようとネタバレで勉強に取り組んでいたのです。
西郷どんのネタバレで小吉が吉之助に改名する
西郷どんのネタバレあらすじで、小吉は吉之助という名前に改名することになりました。改名後の吉之助は新しい仕事の郡方書役助に就きます。新しい仕事でもらえるお給料は少なくて、家計を何とか助けられる程度でした。
西郷どんのネタバレで吉之助が少年同士の恋に?
西郷どんのネタバレあらすじで、吉之助は相撲で遊んでいる時に妙な気持が高ぶりました。それは少年に対する淡い恋慕の思いでした。ネタバレで吉之助は少年が垂らす汗や、相撲をしている時の苦い表情に何らかの恋心を感じたのでした。
西郷どんのネタバレで吉之助は無参禅師のもとへ行く
西郷どんのネタバレあらすじで、吉之助の家は貧しいことから病気のおじいさんを治療することが中々出来ません。竜介が栄養失調気味だったので医者に連れて行くと、祖父の方までお金が回らないのです。そんな中ネタバレで吉之助は、無参禅師の元へ行き、大切な教えを受けました。それは誰かに教えてもらう以前に、今頭の中にある邪念を捨てようという教えでした。空白の頭の中を自らの力で満たすことを教えてもらったのです。
西郷どんのお由羅事件
西郷どんのネタバレあらすじで、斎彬派のお由羅と久光派とが争うお由羅騒動が勃発します。これにより斎彬派は罪を擦り付けられて罰を受けることになりました。処罰された者には赤山靱負も入っていました。赤山靱負には吉之助やその父もお世話になっていた人物です。
結局赤山靱負は切腹をすることになりました。赤山靱負が死ぬことになった原因は由羅の存在であり、この妾のために大切な人が死んだことに、吉之助はとても悔しい思いを感じました。
西郷どんのネタバレで鬼界島島流しが起こる
西郷どんのネタバレあらすじで、大久保正助とその父親が罰を受けることになり、鬼界島の島流しにあうことになりました。鬼界島は岩で一杯のとても人間が生活できるところではありません。ネタバレでこの出来事に怒った吉之助は由羅に対する憎しみを増して、彼女を殺すという事まで言い出します。
お由羅の呪い騒動
西郷どんネタバレあらすじで、お由羅の騒動の後に斎彬の2人の子供が死んでしまいました。この出来事はお由羅が呪いを使って殺したんだという噂が出てきます。本当かどうかは分かりませんがお由羅が呪い人形を使ったかどうかを調べさせるほどの騒動に広がります。さらにお由羅を呪い殺し返そうと思った人たちが僧に頼むという状況にまで発展していきました。
西郷どんの斎彬派が次々に粛清される
西郷どんのネタバレあらすじで、斎彬派の人々が罰を受けて殺されてしまいます。しかし木村時澄と井上経徳の二人はこの危機を脱走で乗り切りました。木村と井上は福岡藩に逃げ延びることが出来たのです。福岡藩にいる藩主の井上は黒田に、薩摩藩で起きていることを告げました。
西郷どんのネタバレで斎興が隠居する
薩摩藩の現状を知った黒田は宇和島藩の伊達正城を通して、江戸にいる老中阿部正弘まで状況を伝えることになります。阿部としては斎興が隠居してくれることを望んでいたので、茶器を斎興にあげることになります。斎興が隠居する事になると、斎彬は家督を受け継ぐことになりました。こうして津島藩の十一代めの藩主が登場しました。吉之助たちにとってとても嬉しい出来事でした。
西郷どんのネタバレで斎彬の行う藩政
斎彬が津島の上に立つと、これまでやろうとしていた政策を行動に移します。斎彬がしようとしていたのは灌漑事業や藩士教育、造船作り、反射炉を作る事などでした。これらは後にできる集成館の元ととなります。そんな頃25歳の吉之助は郡方書役助の仕事を継続していました。吉之助の仕事は稲の様子を見て、年貢を納めることが出来るかを判断する仕事です。このため吉之助は農家を一見ずつ周ってみる毎日を送っていました。
西郷どんのネタバレで薩摩の農家の厳しい現状
西郷どんのネタバレで薩摩では火山が多いために、米が取れづらいという逆境があります。米が取れない年であっても同じ年貢を課される農家にとっては厳しい現実でした。こんな現状を何とかしてほしいと農家の人は吉之助に言い出します。
吉之助と同じ仕事をする者の中には農家と賄賂のやり取りをする者もいましたが、吉之助は真面目に農家の年貢を減らすことを考えてくれました。しかし給料は少ないので、貧乏生活は止まりませんでした。
馬を売ろうとする農家の人に吉之助がしたこと
西郷どんのネタバレで、吉之助は秋の収穫を把握するためにとある貧しい農家の家に泊まることになりました。その夜に聞こえてきたのが弥吉の鳴き声でした。弥吉は経済が苦しいために大切にしてきた馬を売らなければならない状況にあったのです。吉之助は動物が好きなので、自分の持ち金を弥吉にあげて馬を売るのを止めました。
西郷どんのネタバレで斎彬が行う農政改革
西郷どんのネタバレで吉之助は弥吉の苦労を見かねて、藩主の斎彬に意見書を送りました。これが効いたのか斎彬は農政改革を行ってくれます。米の値段が安いうちに買い占めて、常平倉で蓄えることで米価の変動を防ごうとしました。また米を多く作るようにとの指令も出しています。
西郷どんのネタバレで吉之助の結婚
西郷どんのネタバレで吉之助が26歳の時に、結婚の話がやってきました。相手は伊集院家の娘さんで、21歳の須賀という人でした。初め吉之助はこの結婚話に乗り気ではありませんでした。しかし吉之助の父親がこの縁談を受けるよう勧めました。父が縁談を進めた理由は母の満佐が病気になってしまったためです。
もしも母が死んでしまったら弟の小兵衛の面倒を見る人にも事欠きます。また吉之助の妹琴には両想いの相手がいるのですが、兄の吉之助が結婚をしないと自分も嫁に行く事が出来なかったのです。また須賀の顔には痘痕があるので、嫁の貰い手が少ないという理由もありました。ネタバレあらすじで吉之助は父の勧めに従い、結婚に踏み切ることにしました。
西郷どんのネタバレあらすじで一生のうち一番の悲劇が訪れる
西郷どんのネタバレあらすじで、吉之助にとって辛い出来事が重なりました。祖父や父、母親が立て続けに亡くなってしまったのです。吉之助は大切な人を3人も失ったあまりの悲劇に、これから自分はどうすればよいのか分からなくなってしまうほどでした。吉之助夫婦の元に残されたのは父親がした借金と6歳の弟だけでした。ネタバレで吉之助家は金銭的に厳しかったので、嫁の嫁入り道具も売っぱらってしまったほどでした。
西郷どんのネタバレあらすじで黒船が来訪し、転機が訪れる
西郷どんのネタバレあらすじで、1853年になると黒船が日本にやってくる大事件が起こりました。黒船にいたペリーは日本に開国をするよう命じてきました。さらにペリーは浦賀に登場したことから、江戸の世では攘夷問題まで立ち上がりました。ペリーがやってきた次の年、斎彬は参勤交代で江戸に行くことになりました。この時に一緒に行ったのが西郷隆盛だったのです。
西郷どんのネタバレで津島家と徳川家との繋がり
西郷どんのネタバレあらすじで篤姫は将軍に嫁ぐために江戸へ行くことになります。以前から島津家と徳川家には繋がりがありました。このため吉之助は江戸へ行くチャンスが到来します。江戸での仕事も決まると、吉之助は斎彬と共に江戸行きの流れに乗りました。江戸へ行くためにはお金がかかります。しかし吉之助は人の縁があって30両ものお金が集まってきました。
吉之助一行が江戸に向かう
西郷どんのネタバレあらすじで、吉之助たちが400人ほどの行列で45日かけて江戸への旅が始まりました。田保の途中で吉之助は斎彬と出会いました。ここで斎彬は吉之助の意見書に目を通していたことが分かります。こうして吉之助は九州から本州に渡る船に乗り込むことになりました。そこに妻の姿はありませんでした。
西郷どんのネタバレあらすじで西郷隆盛の江戸での仕事
西郷どんのネタバレあらすじで、西郷隆盛は江戸でお庭方という仕事を任されていました。お庭方とは庭の手入れをする仕事で、斎彬が庭の見える廊下を歩いている時に声をかけられるように作られた仕事でもあります。お庭方とは西郷隆盛を斎彬の身近に置いておくために作られた仕事でもあるのです。斎彬に気に入られている西郷隆盛は、やがて水戸藩の藤田東湖殿に会ってくるように言われました。
藤田東湖と出会う西郷隆盛
西郷どんのネタバレで西郷隆盛は樺山と一緒に藤田東湖と水戸屋敷で会いました。藤田は尊王攘夷の思想を作った人で、その話を聞いた西郷隆盛はとても感動しました。水戸屋敷に頻繁に来るようになった西郷隆盛は将軍家の状態も徐々に分かってきました。西郷隆盛はある時斎彬に篤姫を見守ってほしいという事を言われます。
西郷どんのネタバレあらすじで篤姫は命のあまり長くない将軍に嫁ぐことになっている人でもあります。西郷隆盛は身分的に篤姫のそばには行けないのですが、人のつてを通して接近していこうとしました。
西郷どんのネタバレで篤姫と会う西郷隆盛
西郷どんのネタバレであらすじで、大地震が起きたために篤姫の婚礼の家具が破壊されました。そんな時西郷隆盛は斎彬から3年で篤姫の婚礼家具をそろえて欲しいと頼まれます。西郷隆盛は人のつてを頼って何とか家具を取りそろえると、篤姫の婚礼が間近の日に対面することになりました。西郷隆盛にとって篤姫はとても魅力的な人でした。
白石正一郎と親しくなる西郷隆盛
西郷どんのネタバレあらすじで、西郷隆盛は白石正一郎を助ける機会がありました。下関の豪商である白石と西郷隆盛はこの件で親しくなり、薩摩藩は白石家を拠点に動くことになります。この出来事がキッカケで西郷隆盛は地位の高い人々とお近づきになることが出来たのです。西郷隆盛の存在が公になりかけているころ、江戸幕府の将軍は徳川家定になっていました。
江戸の将軍をめぐって対立する人達
西郷どんのネタバレあらすじで、江戸の後継となる将軍を巡って対立する者たちがいました。幕臣の井伊直弼たちは後継の将軍を紀州藩から連れてくるべきだと主張します。一方その他名君の人々は次の将軍を慶喜にしようと主張しました。そんな中西郷隆盛は斎彬に言われて福井藩の初平春嶽に密書を持っていくことになりました。
西郷どんのネタバレあらすじで、ここで西郷は後継の将軍をいかにして慶喜にするかについて会談しました。また西郷は篤姫からも手紙を受け取り、近衛家に持っていってあげました。しかし西郷の頑張りも届かず、結局江戸の将軍は徳川慶福になってしまいます。この徳川慶福(家茂)が第14第将軍となったのです。
斎彬が亡くなる
西郷どんのネタバレあらすじで、西郷隆盛は鹿児島に戻ると斎彬と会いました。西郷は春嶽の手紙と一緒に自分の思いを話したのですが、斎彬は怒り出してしまいました。このため西郷はすぐに京都に行くことになります。京都についた西郷隆盛は大阪城代に行ったとき、重要なことを知りました。江戸幕府が諸藩を押しつぶそうと企んでいることを知ってしまったのです。
西郷隆盛はすぐに今後の対処を仲間と話し合ったのち、斎彬に江戸へ来るように伝えようとします。しかしこの時点で斎彬は軍の訓練中に亡くなっていたのです。斎彬の死にショックを受けた西郷は、自分も死を選ぼうとしました。西郷の死を止めてくれたのが近衛家の月照で、彼のおかげで西郷隆盛は殉死を避けることが出来ました。
そんな頃江戸の大老になった井伊直弼は、慶喜を江戸の将軍にしようとした者達に罰を加えようとしていました。
西郷どんのネタバレで月照に弾圧の手が迫る
西郷どんのネタバレあらすじで月照に弾圧の手が伸びていました。近衛家から月照を守ってほしいことを頼まれた西郷隆盛は、月照を鹿児島に連れてきました。西郷は薩摩藩の人達に月照を隠してほしいと伝えるのですが、幕府を恐れた薩摩藩の人達は従いませんでした。さらに西郷は月照を日向の国に行く途中に殺してほしいとまで頼まれました。
近衛家からの命令と薩摩藩からの命令の板挟みになった西郷はとても悩みました。ついに西郷と月照達は鹿児島を出る日が来ました。この時西郷は錦江湾のあたりから月照と一緒に海に飛び込んでしまいました。2人は自殺を図ったのですが、結局月照は死に西郷は生還することになりました。
西郷どんの気になるラストをネタバレ紹介!
西郷の人生を決めた征韓論
西郷どんの最終回ネタバレで、大久保利通たちは朝鮮に施設を送るのではなく、日本の内部を整えようという方針を打ち出しました。このため西郷を朝鮮に使節として送ることを否定します。西郷の朝鮮行きは決まってしまうのですが、大久保たちは三条実美に取り合います。大久保たちは西郷を朝鮮へ派遣するなら、自分たちは新政府を降りるという条件を出してきたのです。
岩倉具視は太政大臣代理になると、西郷隆盛と掛け合います。岩倉は西郷の朝鮮行きを延期する決定を下しました。これに怒った西郷は新政府を辞任することになります。西郷と共に新政府を辞任したのは600人とも言われています。
若者達が集まる私学校が建立される
西郷どんの最終回ネタバレで、鹿児島に戻ると自由な生活を始めました。しかし鹿児島にいる若者たちは新しい政府の動きに反発していました。若者たちの反乱を見た西郷隆盛は私学校を建立しました。新政府に逆上する若者たちは私学校に入ることで、勉強をすることが出来るようになりました。しかし私学校のできた鹿児島県は政府のやり方に従わないので、新政府としては問題視していました。
新政府は私学校の状況を知るためにスパイを送るのですが、若者たちに捕まってしまいます。そして西郷隆盛を暗殺しようとしていることまで明かされました。これに怒った若者達は火薬庫を襲い、武器などを奪っていきました。
西郷隆盛の最後
西郷どんの最終回ネタバレあらすじで、西郷隆盛は自らの兵を連れて熊本城を壊滅させようとしました。新政府も西郷に対して兵を派遣すると両者の戦いが始まりました。熊本城を中々攻略できない西郷軍は新政府軍に敗戦を続けます。田原坂でも新政府軍に敗北した西郷軍は鹿児島に戻って城山で新政府軍との戦いに備えます。
新政府軍は城山を囲い込むと徹底的に攻撃してくるので西郷軍はどんどん追い詰められていきました。ネタバレで西郷隆盛は別府晋介に頼んで城山にて最後を迎えました。こうして西郷どんのネタバレあらすじは最終回となります。
西郷どんの原作小説はどんな内容?
ここでは西郷どんの原作小説の内容について見ていきます。西郷どんの原作小説は一部でひどいという意見があります。西郷どんの原作小説を良いという人もいるので賛否両論とも言えますが、以下より原作小説版西郷どんの特徴を見ていきます。西郷どんの原作を書いたのは林真理子さんで恋愛系の小説を多く手掛けている人です。
林真理子さんは以前から大河ドラマ作品を書きたい思いがありましたが、読者からしたら歴史の知識不足だと思われていました。西郷どんにしても子供が読む児童伝記レベルだとする声もあります。西郷どんは批判意見だけでなく、西郷隆盛のキャラクターが立っていて面白かったという声もありました。西郷どんは歴史小説の割には恋愛要素も強かった事から、歴史小説ファン的にはイマイチな印象があったようです。
男同士の恋愛要素まで入っているので、年配の読者層からしたら受け入れがたいものだったと言えます。西郷どんは林真理子さんの得意な恋愛要素の入った歴史小説として意外性があることから、本来の歴史小説好きの人達から批判を受けやすい作品になっていると考察できます。
西郷どんの原作小説のラストとは?
ここでは西郷どんの原作最終回をネタバレで紹介していきます。江戸や京都を行き来して、斎彬の死や島流しにあった西郷隆盛が、坂本龍馬と新しい日本を作っていく物語が描かれていきます。
天皇が日本の君主になっていく時代
西郷どんの原作最終回ネタバレで、明治元年になると大久保利通と岩倉具視は天皇を日本の君主にしようとしました。天皇の公務の場とプライベート空間を分け、政治や学問や馬術を勉強するように掛け合いました。大久保たちは邪魔をしようとする公家たちも排除して天皇が君主になる新しい日本を作り出していました。
一時期天皇は西郷隆盛のところに預けられた事もあります。天皇は西郷の事を気に入ってくれて、西郷の体調面に気を使ってくれる仲にまでなりました。そんな中西郷隆盛は大久保利通たちのやり方に反発を起こします。西郷隆盛は大久保たちがいない間に、士族の徴兵制やキリスト教を解禁したり。学生を発布したり、地租改正、太陽暦を使いだしたりしています。
征韓論が巻き起こる
西郷どんの最終回ネタバレで、挑戦は日本を甘く見ていたこともあり、日本閣内で朝鮮を倒そうという運動が起きました。大久保はこの動きを止めようとしますが、板垣退助も含めて耳を傾けてくれませんでした。西郷隆盛はアジアの国々と組んで西欧と肩を並べるべきという考えをもっていたので、富国強兵に進む大久保とは対立していたのです。
西郷隆盛が朝鮮使節になると大久保や岩倉は天皇を使って何とか止めにかかりました。結局大久保たちの思惑のために西郷の朝鮮使節派遣の話が流れてしまったのです。こうして西郷は鹿児島に帰ることになりました。
西郷どんのネタバレで鹿児島に戻った西郷隆盛
西郷隆盛の原作最終回ネタバレで、明治6年には西郷隆盛は鹿児島に帰還して農業をして過ごしていました。西郷隆盛は私学校を設立するとたくさんの若い人がやってきます。西郷を慕う多くの人が彼の後を追って鹿児島にやってくるほどでした。鹿児島の中で西郷隆盛はとても重要な人物になっており、彼のおかげで民は幸せそうでした。
西郷が立てた私学校は勢力を増していき、県の政治に力を持つようになってきます。明治10年になると独立国の鹿児島で、陸軍の者が火薬を盗んだことが分かります。私学校の人々はこれに怒り、陸軍に報復を仕掛けました。若者たちの行動は西郷でも止めることが出来ず、熊本城を落として上京する若者たちに加勢します。このようにして西郷どんの物語は最終回のラストへ向かって進みます。
熊本城陥落へ向けての戦い
西郷どんの原作最終回ネタバレでついに西南戦争が起こってしまいます。鹿児島の若者は熊本城を3日で落城できると信じていましたが、戦争は2か月に及びました。薩摩軍は政府軍と戦うのですが、政府軍は強力な武器を持っているのでかないません。薩摩軍はたくさんいた兵隊も残り3000人にまで追い詰められると、村に逃げ込みました。
西郷は仲間たちに降伏しても大丈夫だという事を言っています。西郷隆盛は鹿児島に帰還して、洞窟に隠れますがついに政府軍に発見されてしまいます。そして西郷は仲間に首を切ってもらい、最後を迎えたのでした。西南戦争が終了して1年後には大久保利通も暗殺されることになります。こうして原作西郷どんの最終回は終わりを迎えました。
西郷どんを最終回まで楽しもう!
西郷どんの原作や最終回のネタバレあらすじを見てきました。西郷どんは西郷隆盛という日本の歴史上でも有名人物のあらすじを扱った大河ドラマ作品です。原作の小説を書いた林真理子さんは歴史ドラマに恋愛要素を大胆にいれて新しい要素を出してくれましたが、一部の読者からは批判の声も受けています。西郷どんの最終回も含めたネタバレあらすじを知って、原作もテレビドラマも楽しんでいきましょう。