ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎は古舘伊知郎の息子!歌が上手いと評判?

NHKの朝ドラ「ひよっこ」ヤスハル役・古舘佑太朗さんのドラマ内での歌が、とても上手いとネットで話題になりました。さらに、古舘佑太朗さんのお父さんが、古舘伊知郎さんだという事が紹介されると、それもまた話題を呼びました。本記事では、ひよっこのヤスハルの歌が上手いと評判になった理由や、ひよっこのヤスハル役の古舘佑太朗さんについて、さらには父・古舘伊知郎さんとの関係性について紹介します。

ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎は古舘伊知郎の息子!歌が上手いと評判?のイメージ

目次

  1. ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎の父親は古舘伊知郎?歌が上手いと評判な理由も調査
  2. ひよっことは?
  3. ひよっこのヤスハルとはどんな役?
  4. ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎とは?歌が上手いと評判?
  5. ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎の父親は古舘伊知郎?
  6. ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎の活躍を今後も期待!

ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎の父親は古舘伊知郎?歌が上手いと評判な理由も調査

ひよっこは、2017年4月~9月にNHKの連続テレビ小説枠で放映されたドラマです。その中で、一人の青年がネット上で「歌が上手い!」と騒がれ、大きな話題を呼びました。その名は「ヤスハル」、演じるは古舘佑太朗さん。かの有名な、古舘伊知郎さんの息子さんです。「え、古舘佑太朗さんって誰?」という人もまだまだ多いはず。そこで、本記事では古舘佑太朗さんを紹介、歌が上手いと評判の理由も合わせて紹介します。

ひよっことは?

昭和の高度成長期を舞台にした、一人の女性の物語

ひよっこは、高度成長期真っただ中の1964年から始まります。ちょうど東京オリンピックがで盛り上がる前後から始まり、作中ではオリンピックの聖火リレーのシーンも盛り込まれています。

二部構成となっており、前半は舞台が茨城県北部の山間の村で、主人公の矢田部みね子(演:有村架純さん)の青春時代の物語(故郷編)。後半は舞台が東京で、みね子が集団就職で状況してからの物語(東京編)です。

ひよっこ故郷編は、地元を愛する高校3年生のみね子が、実家の農業を手伝いつつ、決して裕福ではないけれど、家族円満に暮らしていました。しかし、出稼ぎに出ている父・実(演:沢村一樹さん)が突然失踪してしまいます。実を探すため、就職を機に上京するまでを描いた物語です。

ひよっこ東京編は、みね子が東京で就職をし、暮らしていく中で、様々な試練が襲い掛かります。しかし、それを乗り越え、さらに様々な人々との出会いや別れを経験し、やがて東京に根を下ろして生きていく、成長を遂げていく物語です。ちなみに、ヤスハルが登場するのは東京編で、初登場は全156回中第55回の放送です。

連続テレビ小説「ひよっこ」 | NHKドラマ

ひよっこのヤスハルとはどんな役?

和菓子屋・柏木堂の一人息子、ヤスハル

柏木ヤスハルは、主人公のみね子が働く洋食店「すずふり亭」からほど近いところに店を構えている、和菓子屋「柏木堂」の一人息子。和菓子屋の跡取り息子なのに甘いものが苦手だったり、人への態度が不愛想だったりと、一癖も二癖もある、ひよっこの中でもちょっと厄介な人物です。

一方で洋食店の一人娘の由香(演:島崎遥香さん)に想いを寄せ、家出している彼女に近況を伝えて協力するなど、実はピュアな一面も持ち合わせています。また人助けのために一肌脱ぐこともあります。そんなヤスハルのことを、演じる古舘佑太朗さんはあるインタビューの中で「台本を読んで、ヤスハルは不器用だが、ピュアな男の子だと思った」と語っています。

ちなみに、ヤスハルは柏木家に養子として迎えられています。お父さんの柏木一郎(演:三宅裕司さん)は陽気でおしゃべりな性格で、ヤスハルとは全く正反対です。そんな一郎は、息子の反抗にも全く気にすることもなく、常に明るく接する父親の姿とその関係性も、視聴者を魅了しました。

さらに、「イチロウ」という名前とおしゃべりなところから、「ひよっこの柏木父は、古館伊知郎さんがモデルなのでは?」や「実際の古舘家の親子関係も、実はこうなのではないか?」など、ネット上ではそんな憶測が飛び交いました。実際には偶然の一致だったとのことです。

ひよっこのヤスハルは、ドラマ内でどんな扱い?

ひよっこ内でのヤスハルは、年下の女子には呼び捨てにされ、一緒に行動していても、いつの間にか置いてけぼりにされたり、とにかく塩対応を受けていて、いつもみんなにいじられるキャラの扱いです。さらに、ある回ではヤスハルが重要な役割を果たしたはずなのに、回想シーンの一瞬しか画面上に現れなかったという事がありました。

ひよっこ内でのあまりの雑な扱いに、出演するたびに、Twitterで「ヤスハル」が長時間トレンドワード入りしする、“ヤスハル現象”が起こりました。そんなヤスハルがひよっこ内で、アコースティックギターを片手に歌を披露したことで、さらに大きな話題を呼びました。

そんな、たまたま通りかかっただけで、「飛んで火にいる夏のヤスハル」といじられてしまうヤスハルですが、それだけいじられてしまうのは、裏を返すとみんなにかわいがられ、愛されているからという事でしょう。それは、視聴者側も同じで、実際に番組終了時には、Twitterで「ヤスハルロス」とつぶやいた人がいたほどでした。

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ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎とは?歌が上手いと評判?

ひよっこのヤスハル役・古舘佑太朗とは?

古舘佑太朗さんは、1991年4月5日生まれ、東京都世田谷区出身です。最終学歴は慶應義塾大学卒業、実は小学校から大学まで慶應、生粋の慶應ボーイです。ただ、大学4年生の時に一度留年を経験したため、卒業は半年遅れてしまったそうです。

佑太朗さんはタレントの古舘伊知郎さんの長男、3人兄弟の2番目です。姉と妹がいますが、父と同じように芸能界で活動をしているのは佑太朗さんだけです。ちなみに、お母さんは元JAL客室乗務員をされていた方で、古館伊知郎さんとの出会いは、彼がハワイに行った時の機内だそうです。しかし、一般人の方のためか、それ以外の詳細は不明です。

ネット上では、佑太朗さんがイケメンだとかなり評判ですが、お父さんに似ているかという事に関しては、「あまり似ていないような…きっとお母さん似では?」「輪郭が似ているような気がする。」「めがねをかければ…」など、賛否両論あるようです。

古舘佑太朗さんはミュージシャン兼俳優!

古舘佑太朗さんは、中2ぐらいの時から音楽を聴くようになり、バンドに興味を持ち始めます。そして、慶應義塾高校の同級生と「The SALOVERS(ザ・サラバーズ)」というバンドを結成し、ボーカル担当として2010年にデビューをしました。ちなみに、佑太朗さんが音楽に入ったきっかけは、ロックバンド「くるり」とインタビューでも語っています。

2015年にThe Saloversが「無期限活動休止」になると、一時期は「音楽活動は戦場みたいな感覚、二度と戦場には戻りたくない」という想いから、アメリカ旅行や断食、もつ焼き屋での修行など、まるで遅れてきた青春時代を押下するかのように、しばらくは音楽から離れた生活を送ります。そんな生活を続ける姿を見かねたマネージャーの「音楽やろうよ」の一言にソロ活動を開始、アルバムを作成します。

その後、徐々に音楽活動への情熱が再燃し、もう一度戦場へ戻る決意をし、現在に至ります。2017年には「2(ツー)」という新たなバンドを結成し、ボーカル&ギターとしても活動しています。余談ですが、2(ツー)のメンバーは全員、かつて所属していたバンドが活動休止や解散を経験しており、同じ境遇のメンバーが集まって結成されたという経緯があるそうです。佑太朗さん自身、バンドで音を鳴らしたいと願っていたようです。

一方で、俳優デビューをしたのが2014年公開の映画「日々ロック」で、きっかけはサカナクションの山口一郎さんに背中を押されたことだそうです。それ以降「ナラタージュ」や「この世界の片隅に」など、数々の映画やドラマに出演し、俳優としても注目されつつあります。ひよっこでの演技は特に、多くの世間の注目を集めました。現在はミュージシャンと俳優の二足の草鞋を履いて活動を続けています。

ミュージシャンとしての古舘佑太朗さんに対しては、その歌声を「とても綺麗で優しい声」「求めてしまう声」と称賛する声が多く上がっています。佑太朗さんの楽曲には、ひよっこのヤスハルの歌唱シーンのように、アコースティックギター一本で歌うバラードもあります。ヤスハルの評判高い歌唱シーンは、そんな古舘佑太朗さん自身のミュージシャンとしてのキャリアと評価に裏付けられたものなのです。

ドラマ内での歌声が反響を呼んでいた!

ひよっこでは、ヤスハルがアコースティックギターを片手に演奏する姿が所々に描かれています。初めは腕がイマイチで、「うるさい、ヘタクソ!」と言われてしまうこともありましたが、その後周りの人が聞きほれてしまうほど上達していきます。

ひよっこでは、その場面に合わせたフォークソングを歌っています。披露した歌声は多くの視聴者の耳に残り、「甘い声でほれぼれした」「切なくていい」「朝から聞き入った」等の反応がネット上に上がりました。

特に「バラが咲いた(マイク真木)」は、女性陣が集まって白熱した討論を行っている場面を目撃した後の歌唱シーンで、その切なく歌う姿に、声と曲とストーリーがうまくマッチしていると感じた視聴者も多く、多くの反響を呼びました。ちなみに、ビートルズが来日した回では「A Hard Day’s Night」のイントロをギターで奏でました。残念ながら、その時は歌声披露とはならず、洋楽を歌う姿は見られませんでした。

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ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎の父親は古舘伊知郎?

古舘伊知郎とは?

古舘伊知郎さんは、フリーアナウンサー・タレントとして活躍されています。軽快なトーク術で番組司会や実況中継を盛り上げ、「古舘節」と呼ばれる独特な語り口で、視聴者に大きな印象を与えています。数年前には、テレビ朝日の「報道ステーション」のメインキャスターを務めていたため、キャスターとしての印象が強い人も多いでしょう。

古舘伊知郎さんは、実は歌手としてレコード・CDを出したことがあります。一例として伍代夏子さんとのデュエット曲「男と女のはしご酒」(CBSソニー)や、CMイメージソングとなった「おまえがいれば」(日本コロムビア)などがあります。ちなみに、ほとんどの曲が佑太朗さんが生まれる前に発売されています。

古舘佑太朗は古舘伊知郎の息子!二人の関係性は?

古舘佑太朗さんが古舘伊知郎さんの息子であることがあまり世間に知られていないのは、親子共演など、今まで父と息子の関係をお二人自身が公にしている姿が、どのメディアでも見受けられないからでしょう。そもそも、個人事務所所属の古舘伊知郎さんに対し、古舘佑太朗さんは違う事務所の所属です。しかし、様々な活動から、佑太朗さんにとって父の存在が大きいものであるかは、垣間見ることが出来ます。

例えば、古舘佑太朗さんのおすすめの本に関するインタビューで、「自身の楽曲は村上春樹の影響を受けている」と語っています。実は、そのきっかけを作ったのが、古舘伊知郎さんが15歳の時に読むようにと渡した、村上春樹が翻訳した本「The Catcher in the Rye(ライ麦畑で捕まえて)」だったそうです。

また、2(ツー)の楽曲は主に古舘佑太朗さんが作詞を担当しており、背伸びをせず、等身大の自分を投影した歌詞が人々に共感を与えています。そんな楽曲の中には、父の姿が描かれている曲が存在しています。まず、『Family』という曲では、父のことを次のように描いています。

My father was scary man

重ねた年月を丸くなった目つきに見る

父は怖い人だったと語っています。怖れを持っていた父が、年月を超えて徐々に穏やかになっている姿を素直に歌っています。これは、古舘伊知郎さんに重ねると、芸能界で長年戦い続けている父の変化を息子だからこそ気づけたと言えます。この曲が出る少し前まで、報道ステーションで世間からの逆風を受けていた事も関係があるのかもしれません。

また、『ケプラー』という曲では、父との思い出を次のように歌っています。さりげないほっこりとしたエピソードですが、世間一般が見ているタレント・古舘伊知郎さんの姿とは違う、父・古舘伊知郎さんの姿が描かれています。

幼い頃に田舎町で父親におんぶされて

見上げた夜空がすごすぎて怖くなったのを覚えています

先述した通り、今まで父と息子の関係を公にしている姿は見受けられません。実際に、あらゆるインタビューを探しても、古舘佑太朗さんが「父が古舘伊知郎」という事を言葉にしていることはありません。逆に、古館伊知郎さんが息子のことを語っている様子もありません。

お互い芸能人としては個々の立場で、あくまでも佑太朗さんにとって、古舘伊知郎さんは他の人と同じ、一人の父であると言えます。

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ひよっこのヤスハル役・古舘佑太郎の活躍を今後も期待!

今回は、古舘佑太朗さんの魅力をできる限りご紹介しました。現在も連ドラに出演したり、主演映画の公開が予定されていたりと、今後の俳優としての活躍が楽しみです。また、ライブツアーの予定が発表されていたりと、ミュージシャンとしての活動にも目が離せません。今後の活躍に期待しましょう。なお、ひよっこはNHKオンデマンドで配信中です。ひよっこでの歌声を一度聞いてみてはいかがでしょうか?

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