ウォーキングデッドのメルルの最後は?ダリルとの兄弟仲やかっこいい名シーンも

ウォーキングデッドのメルルには残虐非道な面がありながら、一方で弟のダリルを気にかける兄弟思いの一面もあるという一癖があるキャラクターです。ウォーキングデッド視聴者からも評価が高いキャラクターですが、はたしてウォーキングデッドのメルルの最後はどのようなものだったのでしょうか。そして弟のダリルとの兄弟仲についても各シーズンのかっこいい名シーンとともに振り返ってみました。メルル役を務めるマイケル・ルーカーの渋い演技も見所です。

ウォーキングデッドのメルルの最後は?ダリルとの兄弟仲やかっこいい名シーンものイメージ

目次

  1. ウォーキングデッドのメルルの最後は?ダリルとの兄弟仲やかっこいい名シーンも紹介
  2. ウォーキングデッドのメルルはどんなキャラクター?
  3. ウォーキングデッドのメルルとダリルの複雑な兄弟仲とは?
  4. ウォーキングデッドのメルルのかっこいい名シーン7選!
  5. ウォーキングデッドのメルルの最後は?
  6. ウォーキングデッドのメルルは魅力的なキャラクターだった!

ウォーキングデッドのメルルの最後は?ダリルとの兄弟仲やかっこいい名シーンも紹介

ウォーキングデッドは2018年時点でシーズン8まで放送され、既にシーズン9の放送も決定しているロングヒット中のサバイバルホラードラマです。ウォーカーと名付けられたゾンビによって荒廃したアメリカを舞台に、多数の登場人物の視点から繰り広げられる生き残りをかけたサバイバル模様が描かれています。

この記事では、ウォーキングデッドに登場するメルル・ディクソンの活躍と、その最期をメルルの弟であるダリルとの関係性とを含めて紹介します。

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ウォーキングデッドのメルルはどんなキャラクター?

メルルはウォーキングデッドシーズン1の序盤から登場します。メルルの性格は粗暴で、弟のダリルとは対象的に人種差別的な発言もためらうことなく発する人物です。元軍人ということもあることから銃やナイフの扱いに長けていて、ウォーカーだらけのアメリカを生き抜くためのサバイバル能力を持っています。

義手になった理由

ウォーキングデッドシーズン1で、メルルはその粗暴な性格を危険視され、保安官のリックに手錠をかけられてしまいます。そして屋上に拘束されたまま放置されたことによって他力での脱出が不可能だと悟ったメルルは、自分の腕を犠牲にすることで脱出に成功しました。その後は失った腕にナイフ付きの義手を装着しています。

メルルは原作に登場しない?

ウォーキングデッドには原作のコミックがあり、登場人物やストーリーの流れがドラマ版とは大きく違います。メルルとダリルはウォーキングデッドでも人気なキャラクターですが、この2人は原作のコミックには登場しません。もはや作品の顔とも言っていいほどの人気があるダリルですが、ドラマ版から興味を持って原作を読み始めた海外ファンは、コミックでメルルとダリルが登場しないことに驚くようです。

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ウォーキングデッドのメルルとダリルの複雑な兄弟仲とは?

兄のメルルから見たダリルは唯一気が許せる存在です。弟のダリルに対してだけは他人に対する容赦のない野蛮さは鳴りを潜めますが、しかしその一方でメルルはダリルに対して封建的な態度で接します。ダリルは兄のメルルのことを肉親として慕いつつも、メルルに対して強気で当たることはできませんでした。

ウォーキングデッドのメルルとダリルの幼少期

メルルとダリルはジョージア州に生まれました。幼少期の早いうちから母親が亡くなり、日常的に父親からの虐待を受けていました。やがてメルルは自分が親を殺してしまう前に軍隊に入ることで家を出ます。残されたダリルはメルルの代わりに父親の虐待を受け、体にはその時受けた傷跡があります。メルルはあるエピソードでダリルも虐待されていたことを初めて知ることになります。

ウォーキングデッドのメルルに対するダリルの態度にも変化が?

ダリルは作中でリック率いるグループに所属することによって仲間から慕われ始めます。ダリルも序盤の他人に対する冷徹な態度は鳴りを潜め、別の感情を表現するようになりました。離れ離れになっていたメルルに再開した際には、自分の意見をはっきりと伝えるようになるなど、メルルに対する態度にも変化がありました。

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ウォーキングデッドのメルルのかっこいい名シーン7選!

圧倒的な戦闘力を見せつけるウォーキングデッドのメルルがかっこいい!

ここからはウォーキングデッドのメルルのかっこいい名シーンを7つピックアップして紹介します。メルルが「かっこいい」と評価されているシーンやメルルの意外な一面、ダリルとの名シーンが見所です。

ウォーキングデッドシーズン1でメルルがt-ドッグと殴り合いの喧嘩をするシーン。ライフル弾の無駄遣いを指摘されたメルルはt-ドッグと喧嘩します。喧嘩を止めに入ったリックとモラレスを一撃で退けて全員を完封してしまいました。その後に手錠をかけられてしまうものの、メルルの戦闘力の高さが伺える名シーンです。

ウォーキングデッドのメルルは幻覚でもかっこいい!ダリルを奮い立たせる兄の姿

メルルがダリルに「何の為にここで死ぬ?」と喝を注入するシーン。ウォーキングデッドシーズン2で怪我を負って水辺に倒れ込んでしまったダリルは、意識が朦朧とした状態になりメルルの幻覚を見ます。突如として目の前に現れたメルルの幻覚はダリルに「お前を気にしてるのは俺だけだ。さあ、蹴られる前に立て」と言います。その言葉を受けたダリルは立ち上がり迫ってくるウォーカーを撃退し生還します。

ウォーキングデッドのメルルが他人を気遣うシーン

アンドレアに対して気遣うメルルのシーン。ウォーキングデッドシーズン3でミショーンとアンドレアをウッドベリーに連れ帰ったメルル。メルルは治療を施したアンドレアにダリルの居場所を聞き出そうとして、アンドレアの妹のエイミーの死を知ることになります。その際にアンドレアに対して「いい子だった。残念だ」と発言しています。以前までのメルルの態度とは明らかに違います。

メルルとダリルの兄弟対決!ウォーキングデッド屈指のかっこいいシーン!

ウッドベリーで兄弟対決をすることになったメルルとダリルのシーン。ウォーキングデッドシーズン3エピソード9で、総督はダリルとメルルの忠誠心を試すためにお互いを殺し合うよう命令します。勝った方が自由で、負けた方が死ぬという極限の状態で、メルルはダリルに殴りかかります。しかしそれは見せかけで、メルルはダリルに「俺に合わせろ」と合図して、二人で共闘することによって周囲を囲むウォーカーを撃退します。

ウォーキングデッドのメルルとダリルがリックを救出するシーンがかっこいい!

仲間を救出しに向かうダリルに加勢するメルルのシーン。ウォーキングデッドシーズン3エピソード10で、メルルはダリルと行動を共にしていました。ダリルはリックの元に戻ることをメルルに伝えますが、メルルは自分がグレンとミショーンにした仕打ちを気にしていました。しかし最終的にはダリルと行動することを選択しました。ダリルとメルルはウォーカーと総督に襲われているリックのグループに加勢し撃退しました。

メルルの知的な一面!聖書トークで意気投合?

メルルがハーシェルと聖書について語り合うシーン。ウォーキングデッドシーズン3エピソード11でリックのグループに入ったメルルは、ハーシェルとお互いの失った体のことで話をしていました。話の流れでハーシェルが聖書を取り出すと、メルルは聖書の一説をすらりと朗読しました。その意外さに驚くハーシェルに対してメルルは「ウッドベリーには図書館があった。あれだけは惜しい」と読書家な一面があることを覗かせていました。

ウォーカー囲まれて不敵に笑うメルルがかっこいい!

ウォーカー達に囲まれるメルル。ウォーキングデッドシーズン3エピソード15で、メルルは車に同乗していたミショーンを降ろし、音楽を大音量で鳴らすことでウォーカーを引きつけながらゆっくりと目的地に車を走らせます。片手に酒を持ちながら不敵に笑うメルルはウォーカーに臆することはない様子です。「かっこいい」と評判の高いシーンです。

ウォーキングデッドのメルルの最後は?

ここからはウォーキングデッドのメルルの最後のシーンまでの経緯をシーズン3のシーンを中心にダイジェストで紹介していきます。

ダリルとの最後の会話シーン

ウォーキングデッドシーズン3エピソード15。作中で最後のメルルとダリルの会話となります。発電室でミショーンを拘束する物資の調達をしていたメルルの元にダリルが現れ「何してる」とメルルの行動に探りを入れます。メルルはダリルに物資の調達をしていたことを悟られないため「クリスタルメス(ドラッグ)を探していた」と嘘をつきます。

会話はダリルについての話題になり、メルルはダリルに「いつから臆病になった?どうした?」と、リックの傘下に所属しているダリルを責めます。しかしダリルはその言葉を返すように「兄貴はグレンとマギーをどうした?」と返しメルルの行動を責めます。その言葉に「任務だった」「お前らは俺を悪魔扱いしている」と反論するメルルの目は潤んでいました。

「人それぞれ役割がある」と話すダリルに対しメルルは「俺みたいな奴が必要なんだろ」「悪者だよ」と投げやりな態度で力なく返します。そしてダリルがメルルに最後に放った言葉は「元の兄貴に戻れ」というものでした。

ミショーンに心情を打ち明けるメルルの最後の姿

総督を襲撃するためにミショーンを連れ出して心情を吐露するメルル。ミショーンに対して弟のダリルを守りたいから自らが襲撃に行くことを打ち明けます。また、メルルは過去の自分の行いを悔いており、今回の行動はその贖罪のつもりでもあるということをミショーンに吐露しました。その思いに対してミショーンは「真の極悪人は冷淡なんだよ」とメルルをフォローする発言をしました。

放置された車を手に入れたメルルとミショーンは車内で会話を始めます。ミショーンは「総督とリックは全部の尻ぬぐいをメルル一人に押し付けている」と静かに憤慨します。そしてメルルの腕があれば仲間から信頼を勝ち取れるということをメルルに伝えます。メルルは「お前も同じはみ出しものだ」とミショーンに言いますが、ミショーンは「かもね、でももう一人で生きなくて済む」とそれでも仲間と行動する意思を示しました。

ミショーンはメルルが総督に利用されて人殺しを強制されたことを伝え「まだ戻れる」とメルルを引き返すように説得します。しかしその説得も虚しくメルルは「それはできない」と刑務所に戻ることを拒否し「お前は戻れ」と言いミショーンを車から降ろします。車から降りたミショーンは車内のメルルと数秒見つめ合って別れました。この会話がメルルとミショーンの最後の会話になりました。

ウォーカーを引きつけるメルルと兄を追うダリル

ミショーンと別れたメルルは車内から大音量の音楽を流してウォーカーを引き寄せつつ、農場に向かってゆっくりと車を走らせます。一方、ダリルは徒歩でメルルの後を追っている道中に刑務所に戻るミショーンと遭遇します。ミショーンがメルルに開放されたことを聞くと、走ってメルルを追いかけます。メルルは農場に到着すると車を無人で走らせ、近くの小屋に潜みます。

メルルと総督の最後の戦い

車の大音量でウォーカーの大群に気がついた総督率いるグループは、ウォーカーを銃で撃退していきます。メルルは小屋の窓から気付かれないように提督グループの人間を狙撃していきます。しかしメルルの居場所を総督に気づかれてしまい、総督のグループに袋叩きに遭います。

総督は数の上で有利であるにもかかわらず「俺がやる」と言い、メルルとの一騎打ちの殴り合いをし始めます。殴り合いの結果、総督はメルルの手の指を噛みちぎり腕の骨を折ることでメルルの反撃の機会を奪いました。反撃ができなくなったメリルは敗北を悟り「好きにしろ、命乞いはしない」と言い残し、総督に銃で撃たれました。メルルの最後です。

変わり果てたメルルの最後に遭遇するダリル

メルルを追って農場にたどり着いたダリルはウォーカーと人間との激しい戦闘の痕跡を目撃します。そして人間の屍を喰らっている変わり果てたメルルに遭遇します。ダリルは悲嘆に顔を歪ませ、兄のメルルの死を悟ります。ウォーカーとなったメルルはダリルの姿を見つけると襲いかかろうとしてきます。

ダリルは迫ってくるメルルに止めを入れることができずに、メルルの胸をどついて後退させる動作を3回行った後、最後にナイフで止めを刺しました。ダリルは動かなくなったメルルの亡骸の近くに座り込み、暫くの間涙を流して泣き崩れていました。

ウォーキングデッドのメルルは魅力的なキャラクターだった!

ウォーキングデッドのメルルは序盤から主要な登場人物たちに「嫌われ者」の扱いを受けていました。しかし弟のダリルを気にかける様子や、終盤で自分の過去の行いを悔いる発言をするなどといった心の変化があったことで、最終的にはリックのグループの一部の人間からの評価が上がりました。最後にはウォーカーになってしまったことで今後の出番は無くなりました。

メルルについてのネット上の反応

メルルの最後のシーンに対するネット上の反応は「かっこいい死に方だった」というものや「ダリルとの別れ方が悲しい」という反応もあり、メルルのこれまでの悪役という印象から一転して高評価のコメントが多くありました。

上記のように、メルルのことについても、ツイッターなどのSNSで多くコメントが見受けられます。

ネット上ではメルルの最後のシーンで「泣いた」という反応は多くあり、シーズン3以降でメルルの姿を見ることができなくなることを残念に思う人のコメントもありました。ダリルのファンの間では、シーズン3ではメルルだけでなく兄を思うダリルの姿も多く映るので見所が多いようです。

ダリルとメルル、この二人の関係性が好きなファンからすれば、メルルの死は大変ショックだったようです。

マイケル・ルーカーから見るメルルという役柄

ウォーキングデッドでメルル役を演じた俳優のマイケル・ルーカーは日本に来日した際に、メルルの役柄について「世界中で嫌われ愛される素晴らしい役柄でした」と表現しています。別のインタビューでは、スタッフに「メルルが死亡する」と聞かされた際に「もう義手を付けなくていい!」と開放されたように感じたと答えていますが、同時にシーズン3以降の仕事を失ってしまったことを考えたということです。

メルルのキャラクターとしての総合評価は?

世間が思う序盤のメルルに対する評価は「悪役」「良い弟と悪い兄」という評価が適切です。しかし回を追うごとにメルルがただ野蛮なだけのキャラクターではないということが作中で明らかになっていきます。本を読む思慮深さや弟を信頼する姿、自分の残虐な行いを悔いる姿など、多面的で複雑な性格を持ち合わせているキャラクターだということがわかります。

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