2021年01月31日公開
2021年01月31日更新
仮面ライダークウガのフォームを一覧で紹介!全12フォームの特徴・強さは?
平成ライダーの礎を築き上げた作品『仮面ライダークウガ』。仮面ライダーシリーズの中で、初めてフォームチェンジ要素を取り入れた作品となっており、後にそのフォームが平成ライダーへと受け継がれることになりました。今やおなじみとなったフォームチェンジですが、それを始めて取り入れたクウガにはどのようなフォームがあったのでしょうか?当記事では『仮面ライダークウガ』に登場する12種類のフォームを一覧で紹介。今回は12種類のフォームの特徴や強さに注目しています。
目次
仮面ライダークウガとは?
仮面ライダークウガの概要
『仮面ライダークウガ』は2000年から2001年まで、テレビ朝日系列にて放映された東映製作の特撮テレビドラマ作品です。テレビシリーズでは『仮面ライダーBLACK RX』の放映が終了してから10年ぶりに放映された作品で、同時に「平成仮面ライダーシリーズ」の第1作目にあたります。なお、クウガの名前は漢字表記「空我」で、漢字で書ける名前という提案を元に命名されたようです。
仮面ライダークウガのあらすじ
ここでは『仮面ライダークウガ』の簡単なあらすじを見ていきましょう。時は西暦2000年。ある日、長野県山中の九郎ヶ丘で謎の遺跡が発掘されました。しかし、そこにあった棺の蓋を開けたことで目覚めた謎の存在によって、調査団が全滅させられてしまいます。後日、その報告を受けた長野県警刑事・一条薫は、事件の捜査にあたることになるのですが、捜査中に五代雄介と名乗る冒険家の青年と出会いました。
雄介は捜査で見つけたベルト状の遺物から戦士のイメージを感じ取ります。その後、ズ・グムン・バに遭遇した雄介。その時、咄嗟の判断で持っていたベルト状の遺物を装着すると、戦士クウガへと変身しました。そして、雄介は人々の笑顔を守るためにクウガとして怪人たちと戦うことを決意します…
仮面ライダークウガのフォームの特徴や種類・強さ一覧
仮面ライダークウガのフォームチェンジには特徴がある?
『仮面ライダークウガ』は仮面ライダーシリーズの中で、初めてフォームチェンジ要素を取り入れた作品でした。戦闘においてもフォームチェンジには大きな意味合いがあり、遠距離攻撃や素早さに特化していたりと、異なる敵の特徴に合わせてフォームチェンジをおこない戦いに挑みます。ただ、フォームチェンジにはそれぞれ異なる弱点がありました。
そのため、敵の特徴に合わせる際はそれぞれのフォームチェンジの弱点を考慮しなければなりません。フォームチェンジを間違えてしまえば敵に弱点を突かれて敗北してしまう、という緊迫感があるのもフォームチェンジの魅力の1つと言えるでしょう。平成ライダーの中にはとりあえずフォームチェンジをしているといった印象を受けるのですが、実際は敵の特徴に合わせると同時に弱点を考慮しつつフォームチェンジをおこなっています。
フォーム一覧①グローイングフォーム
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、1つ目は白い体と短い頭部のツノが特徴的なグローイングフォームです。五代雄介が初めてクウガに変身した記念すべきフォーム。本作のフォームはクワガタのオスをモチーフにデザインされているようですが、このフォームだけはクワガタのメスを彷彿とさせる見た目となっています。
そんな見た目の通り、12種類のフォームの中で最も弱いフォームです。必殺技を使っても敵を一撃で倒すことができないため、戦闘力が低いと言わざるを得ません。
フォーム一覧②マイティフォーム
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、2つ目は赤い体と頭部の長いツノが特徴的なマイティフォームです。クウガと聞いて多くの人が思い浮かべるフォームではないでしょうか?頼れる戦士風の見た目になっているため、メディア露出時やゲスト出演時にはこのフォームで登場することが多いです。
そして、そんなマイティフォームに初めて変身したシーンは本作の中でも屈指の名シーンとなっています。変身後に見せたパワーの高さやスピードの速さはどちらも等しく、バランスが取れているため最もスタンダードなフォームと言えるでしょう。
フォーム一覧③ドラゴンフォーム
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、3つ目は装甲が無くなり体が青くなったのが特徴的なドラゴンフォームです。身軽になったことによってスピードとジャンプ力が向上したフォームで、身軽さを活かした戦い方を得意としています。
しかしその分、敵にパンチやキックのダメージを与えてもびくともしないなど、パワー不足が目立つこともしばしば。そんなパワー不足を補うのが固有武器「ドラゴンロッド」です。敵への突き攻撃を中心にダメージを与えて撃破します。
フォーム一覧④ペガサスフォーム
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、4つ目は装甲が左肩のみ施されて体が緑色になったのが特徴的なペガサスフォームです。他のフォームよりも視覚と聴覚が鋭くなっています。その特徴を活かして、遠距離から敵を撃ち抜く攻撃スタイルを得意としていました。
しかし、聴覚が鋭くなった分、物音や声を強制的に取り込んでしまうため、心身への負担が常にかかってしまうといったデメリットが存在しています。心身への大きな負担によって、50秒経過すると強制的にグローイングフォームに戻ってしまいます。
フォーム一覧⑤タイタンフォーム
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、5つ目は紫の縁取りが施された銀色の鎧が特徴的なタイタンフォームです。紫のクウガと呼ばれていますが、見た目を締める色の割合は紫色よりも銀色が多め。激しい肉弾戦にも耐えうる防御力とパワーを得た分、ジャンプ力やスピード力が落ちています。そして、固有武器「タイタンソード」を使って敵との肉弾戦を繰り広げる戦闘スタイルとなっていました。
フォーム一覧⑥ライジングマイティ
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、6つ目は赤い体に金色の縁取りが施され、右足に金色のアンクレットが追加されているのが特徴的なライジングマイティです。追加されたアンクレットによってキック力が格段に向上しています。
さらに、向上したキック力を活かして必殺技を繰り出すため、他のライジングフォームよりも必殺技の威力が強力です。ただ、敵を倒した時に爆発範囲が広すぎるといったデメリットがあるため、街中での戦闘では使うことができません。
フォーム一覧⑦ライジングドラゴン
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、7つ目は青い体に金色の縁取りが施され、肩に装甲が付いているのが特徴的なライジングドラゴンです。通称青の金のクウガ。ドラゴンロッドにも金の刃が追加され、さらに武器のリーチも伸びています。突き攻撃を必殺技にしているドラゴンロッドの特徴に変わりはありませんが、必殺技を放ったのは一回だけでした。クウガの中でも貴重な必殺技と言えるでしょう。
フォーム一覧⑧ライジングペガサス
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、8つ目は緑の体に金色の縁取りが施されているのが特徴的なライジングペガサスです。ペガサスボウガンにも金のパーツが施されています。視覚と聴覚が鋭いペガサスフォームでは一発しか弾を撃ち出せませんでしたが、ライジングペガサスでは最大3発まで弾を撃ち出せるようになりました。
フォーム一覧⑨ライジングタイタン
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、9つ目は金色の縁取りが施された紫色の鎧が特徴的なライジングタイタンです。通称紫の金のクウガ。他のライジングフォーム同様にタイタンソードに金色の刃が追加されており、武器の威力とリーチが上昇しています。
さらに、ライジングフォームでは2本のタイタンソード扱うことが可能になりました。フォームの耐久力も格段に上昇しているため、2本のタイタンソードを使った攻撃数と高い防御力で敵を翻弄します。
フォーム一覧⑩アメイジングマイティ
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、10個目は黒色の縁取りが施され、右足のみだったアンクレットが両足に装備されているのが特徴的なアメイジングマイティです。通称黒の金のクウガ。劇中で登場したのは2回だけとなっているため、幻ともいえる貴重なフォームとなっています。また、当初の予定では存在しないフォームでした。
しかし、アルティメットフォームをネタバレされたことで制作スタッフ陣が腹をくくった結果、秘密裏に用意したのがアメイジングマイティ。どうやら、存在が明らかになっていなかったため、このフォームの玩具は作られることがなかったようです。そんなアメイジングマイティの能力は、他のフォームの能力を大きく上回っており、必殺技の爆発範囲と威力が大幅に上昇しています。
フォーム一覧⑪アルティメットフォーム
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、11個目は黒い体に浮き出た血管のような金色のラインと、鋭利なトゲが膝と肘から伸びているのが特徴的なアルティメットフォームです。このフォームは雄介が最後に変身したもの。
顔はヒーローらしい特徴が残っていますが、体は敵に近い姿となり、禍々しいオーラを身に纏っていました。能力については膝や肘のトゲを伸ばしたり、武器を生み出すことができます。ただ、劇中で使ったのは自然発火のみで、メインは能力を使わずにひたすら殴り合うという戦闘を繰り広げていました。
フォーム一覧⑫ライジングアルティメット
『仮面ライダークウガ』に登場するフォームの種類一覧、12個目は頭部のツノが巨大化して肘や膝のトゲも増加しているのが特徴的なライジングアルティメットです。2009年に放送されたテレビシリーズ『仮面ライダーディケイド』でクウガの新フォームとして追加されています。黒色をベースにした配色ですが、金色が占める部分が多いため神々しさと禍々しさの両方を兼ね備えたデザインとなっています。
仮面ライダークウガを演じた俳優キャスト
俳優キャスト①オダギリジョー
『仮面ライダークウガ』の五代雄介を演じたのは、芸能事務所「鈍牛倶楽部」で活動中のオダギリジョーです。オダギリジョーは1999年に舞台『DREAM OF PASSION』でデビューを果たした俳優で、後に『仮面ライダークウガ』の主人公を演じたことで注目を浴びるようになっています。
オダギリジョーの主な出演作には『アカルイミライ』のアップリンク役、『監督感染』のギャガ・コミュニケーションズ役、『夢の中へ』のアルゴ・ピクチャーズ役などがあります。
俳優キャスト②村井良大
『仮面ライダークウガ』の小野寺ユウスケを演じたのは、芸能事務所「舞プロモーション」で活動中の村井良大です。村井は2006年に舞台『赤毛のアン』でデビューを果たした俳優で、2007年に放送されたテレビドラマ『風馬の小次郎』でテレビドラマ初主演を飾っていました。村井良大の主な出演作には『ドクムシ』のレイジ役、『乾杯戦士アフターV』のトレジャーレッド役、舞台『弱虫ペダル』の小野田坂道役などがあります。
仮面ライダークウガの専用ビークル
専用ビークル①トライチェイサー2000
『仮面ライダークウガ』の専用ビーグル「トライチェイサー2000」は、EPISODE4から登場した新型特殊白バイトライチェイサー2000Aの試作車です。採算を度外視して製作されている試作機のため、2000Aでは簡略化された数々の特殊機能が搭載されています。
さらに、両輪にはトライアルサスペンションやバリアブル強化タイヤなどが備えられているため、激しいジャンプからの着地にも対応でき、道路状態によって表面の凹凸を変化させて状況に対応することができるようになりました。
専用ビークル②ビートチェイサー2000
『仮面ライダークウガ』の専用ビーグル「ビートチェイサー2000」は、EPISODE33から登場しているトライチェイサー2000に代わるマシンとして開発された高性能バイクです。科警研が警察官用ではなくクウガ専用に開発したバイクとなっており、トライチェイサーと同様に一条から雄介に託されていました。
仮面ライダークウガのフォームに関する感想や評価
10何年ぶりに仮面ライダークウガ見たな。あの頃は、フォームチェンジが格好いいのと、ひたすら不気味だったのは覚えてる。大きくなってから見るとやっぱり違うな。笑顔の意味とか人の強さとか、向き合う事とか改めていっぱい考えさせてくれる。何よりも力強いのは出てくる人の笑顔だから。
— やさぐれぱんだ(XD) (@yasagurepanda99) March 19, 2015
こちらでは『仮面ライダークウガ』のフォームチェンジに関する感想があがっています。どうやら、フォームチェンジ要素に対してかっこいいと感じたのと同時に不気味な印象も抱いていたようです。10年ぶりに見ると抱く印象が違うと言われているので、これを機に久しぶりにクウガの活躍をチェックしてみるのも良いかもしれません。
仮面ライダークウガ 第22話
— セクシー大下&ダンディー鷹山 (@TKCjwWCHLQtq7np) November 27, 2020
仮面ライダークウガ ペガサスフォームVSメ・ガルメ・レ pic.twitter.com/9EuQn0ame6
こちらでは『仮面ライダークウガ』のフォーム一覧で紹介したペガサスフォームに関する感想があがっています。ペガサスフォームとメ・ガルメ・レの戦いが動画でアップされているので、興味を持たれた方は今回のまとめで紹介したペガサスフォームの特徴と強さを参考にしながら視聴してみてください。
仮面ライダークウガ
— スペリオル (@Supe0902) October 2, 2020
ドラゴンフォーム 完成!
いつもと同様にパテでの穴埋め、スプリングによる肩の胴体接続を行いました。
本体カラーの青はメタリックブルーに艶消しブラックを足した塗料を使い、メタリックを抑えめに、色を暗めに塗装してみました。#装動 pic.twitter.com/a1reiqw3LI
こちらでは『仮面ライダークウガ』のフォーム一覧で紹介したドラゴンフォームに関する感想があがっています。この感想以外にもドラゴンフォームに関して上がっており、そこでもフィギュアの組み立てが完成した様子でした。この方と同じように塗装したり、接続したりすると面白いかもしれません。
仮面ライダークウガのフォームまとめ
『仮面ライダークウガ』の全12フォームを一覧で、特徴と強さに触れながら紹介してきましたがいかがでしたか?『仮面ライダークウガ』から前例のないフォームチェンジが取り入れられたのですが、フォーム一覧を見るとその完成度は平成ライダーと比較しても全く見劣りしていないと言えます。
もし、クウガに多くのフォームが用意されていなければ、平成ライダーのフォームチェンジは無かったのかもしれません。そう考えると感慨深いものがあります。これを機にぜひ『仮面ライダークウガ』をご覧になった際は、全12フォームの特徴や強さを、今回のまとめ情報を参考にしてチェックしてください。