【Netflix】ハウス・オブ・カード野望の階段のあらすじと登場人物！原作との違いは？

Netflixドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は圧倒的な評価を獲得した政治ドラマであり、ホワイトハウスの中で起こるパワーゲームが好評を博したメガヒットドラマです。日本でもNetflixドラマとして視聴が可能であり、日本でも絶賛されました。ここからはまずNetflixドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の基本情報をまとめていきましょう。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段(原題：House of Cards)』 はボー・ウィリモンが企画したドラマ作品であり、世界的な映画監督として知られるデヴィッド・フィンチャーとアカデミー賞俳優のケヴィン・スペイシーらが製作総指揮を担当したアメリカのドラマ作品です。ケヴィン・スペイシーが主演を担当し、本格的な政治ドラマとして好評を博しました。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は世界的に評価の高い作品となっています。Netflixで配信されてネット配信で初公開されたドラマシリーズとしては初めてとなる『プライムタイム・エミー賞』を受賞するという快挙を達成しています。配信ドラマの歴史を変えた作品として、世界中のドラマ界に大きな影響を与えた作品となっています。

ここからは『ハウス・オブ・カード』の見どころをまとめていきましょう。世界中で絶賛された作品であり、主演はハリウッドスターとして知られるケヴィン・スペイシーが担当しているという事もあって、日本でも注目の作品となっています。名作の多いアメリカのドラマの中でも挑戦的な作品として様々な見どころがある作品となっています。

『ハウス・オブ・カード』の見どころ①は『権力と陰謀』です。舞台はアメリカの政治の世界であり、権力と陰謀が渦巻くワシントンの中で大統領になるべく奮闘する姿が見どころです。主人公は清廉潔白な人物ではなく、こちらも陰謀を張り巡らせ、アメリカの議会での様々な思惑と対決していくことになります。ワシントンの政治の難しさやドロドロとした権力闘争が暗い雰囲気の中で描かれていきます。

『ハウス・オブ・カード』の見どころ②は『演出手法』です。カメラの使用方法が注目されている作品であり、世界的な映画監督デヴィッド・フィンチャーの良さが際立っている作品となっています。主人公のフランクがカメラ目線で語りかけるシーンは多くのファンの印象に残っており、彼の腹黒さや計算高さなどが分かるシーンとして『ハウス・オブ・カード』の代名詞ともなっています。

『ハウス・オブ・カード』の見どころ③は『野望に燃える登場人物』です。『ハウス・オブ・カード』の登場人物はみな野望に燃えており、誰が悪者で、誰がいい者か全く分からないことでも知られています。こうした登場人物同士の騙し合いが『ハウス・オブ・カード』の最大の魅力と言っても過言ではなく、豪華なキャスト陣が好演する登場人物同士の騙し合いは見逃せないポイントとなっています。

ここからは『ハウス・オブ・カード』のあらすじネタバレを紹介していきましょう。『ハウス・オブ・カード』はこれまでシーズン6まで制作されていて、2013年2月1日にシーズン1が放送されました。その後も定期的にシリーズは更新されていて、最終シーズンとなったシリーズ6は8話に短縮されて2018年11月2日からNetflixで配信が開始されました。日本では2016年3月にNetflixで視聴可能となっています。

民主党の下院議員のフランクは野心家であり、ホワイトハウスで働くことを目標にして日々働いていました。そんなフランクに大きなチャンスが舞い込みます。それは大統領候補者であるウォーカーを応援すればホワイトハウス入りを確約してくれるというものでした。さらにそのポストは『国務長官』を打診されていて、フランクの必死の選挙活動でウォーカーは見事にアメリカ合衆国大統領となりました。

しかし、ウォーカーはフランクを裏切り、国務長官には別の人間が選出されます。このことでウォーカーを恨み、復讐することを心に誓います。関係が冷め切っているNPO法人の代表である妻のクレアと共にホワイトハウス入りを目指して画策するフランクは女性記者ゾーイを利用して、現・国務長官のスキャンダルを調査することにしました。

フランクは残虐な方法を使って副大統領にまで上り詰めます。しかし、そこまでに至るまでに犯罪行為を繰り返していたことをゾーイに疑われてしまいます。そのことに気が付いたフランクはゾーイを殺して口封じをしました。さらにゾーイの仲間である記者については刑務所に入れるなど権力を使ってすべてのスキャンダルをもみ消すことに成功します。

フランクとクレアは副大統領というポストに満足せずに、大統領のポストにつくことを画策します。自分を裏切ったウォーカー大統領を失脚させるために中国との軋轢を技と生み出して、大統領を辞職に追い込むことに成功して、ついに大統領に指名されました。

念願だった大統領になったフランクでしたが、その支持率は低迷しており焦りを感じていました。法律違反すれすれの予算や失業者救済プログラム『アメリカ・ワークス』に尽力するなど、再選のためにはあらゆる手段を講じました。しかし大統領選が始まると、候補者であるダンバー候補にリードを許して追い詰められていきました。

クレアにも協力を仰ぎ、なんとか粘っていたフランクですが、クレアは彼に道具のように扱われることに疑問を感じ始めます。そして、大統領選の最中にフランクのもとを去ることを決意しました。

クレアはフランクの元を離れると自分も政治の世界へと入ることを決めます。下院議員選への立候補を決めるとフランクが妨害を始めました。二人の争いはし烈なモノになると思われていましたが、フランクは以前刑務所に入れた記者から狙撃されてしまい重傷を負ってしまいます。肝臓移植手術を受けて奇跡的に回復したフランクはクレアと和解して、彼女を副大統領候補にすることに決めます。

フランクにとって共和党の大統領候補であるコンウェイとの戦いには何らかの秘策が必要だと考えていました。一方のコンウェイはフランクがこれまでやってきた犯罪行為を暴こうとしていまいた。そんな中でフランクとクレアは選挙戦を大きく動かすために、大きな混沌を生み出すことを思いつきます。

フランクは事前にテロの脅威を強調して演説していました。それは自分自身に対する報道から注意をそらすという目的もありましたが、フランクは万が一のためにある計画を画策していました。当初の予定よりも支持率が上がらなかったために、計画を実行に移します。フランクはデータ・サイエンティストに偽のテロの脅威をでっち上げさせて、二つの州での投票を停止させてしまいます。

その混乱の中で、副大統領であったクレアが暫定大統領になって、2つの州で再投票が開始されました。混乱する中でフランクの思惑通りに共和党の候補者コンウェイは失言をしてしまいます。そしてコンウェイは敗北しますが、フランクもスキャンダルの影響で厳しい戦いを強いられていました。そしてフランクはクレアを大統領にして恩赦をもらうことを考えついて、クレアを大統領にすることに成功します。

シーズン6の冒頭でフランクが死亡したことが明かされます。クレアは大統領に就任したあとにフランクへの恩赦を拒否します。そしてフランクはクレア殺そうと考えていたことにダグが気づき、ダグはフランクを殺してしました。クレアはそのことを伝えられて、次の計画はあるのかを聞きます。その会話の中でダグはかっとなってクレアをも殺そうとします。

クレアは首を傷つけられて重傷を負いますが、我に返ったダグはクレアのもとに駆け寄りました。クレアは意識もあり、命の別状はない様子を見せていてダグは安心します。その瞬間、クレアはダグの腹を刺し、首を絞めて殺してしまいます。そして部屋の中にはダグを見下ろすクレアだけが残ったのでした。

ここからは『ハウス・オブ・カード』のキャストと登場人物一覧を見ていきましょう。『ハウス・オブ・カード』は豪華なキャスト陣でも知られており、キャストたちの圧巻の演技力でワシントンで巻き起こる騙し合いをリアルなモノにしています。特に登場人物の中でも主演キャストを担当したケヴィン・スペイシーは日本でも広く知られた存在であり、ドラマでの演技も世界中で高評価を獲得しています。

『ハウス・オブ・カード』のキャストと登場人物一覧①はフランシス・アンダーウッド役はケヴィン・スペイシーです。『ハウス・オブ・カード』の主人公であるフランシス・アンダーウッドを演じたのはアカデミー賞俳優である名優ケヴィン・スペイシーであり、本作ではプロデューサーも担当していました。ケヴィン・スペイシーの代表作に『ユージュアル・サスペクツ』や『セブン』、『L.A.コンフィデンシャル』などがあります。

『ハウス・オブ・カード』のキャストと登場人物一覧②はクレア・アンダーウッド役はロビン・ライです。もう一人の主役とも言えるフランシスの妻であるクレアを、ゴールデングローブ賞も受賞したことがあるロビン・ライが好演しています。ロビン・ライの代表作に『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『アンブレイカブル』、『ドラゴン・タトゥーの女』などがあります。

『ハウス・オブ・カード』のキャストと登場人物一覧③はゾーイ・バーンズ役はケイト・マーラです。野心家である女記者のゾーイ・バーンズを演じたのは、ルーニー・マーラと共に美人姉妹としても知られる若手女優ケイト・マーラです。ケイト・マーラの代表作に『127時間』や『ファンタスティック・フォー』、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー: 呪いの館』などがあります。

『ハウス・オブ・カード』のキャストと登場人物一覧④はダグラス・スタンパー役のマイケル・ケリーです。フランクの腹心である議員スタッフ・ダグラス・スタンパーを数多くのドラマや映画に出演しているベテラン俳優マイケル・ケリーが好演しています。マイケル・ケリーのの代表作に『シークレット・アイズ』や『マン・オブ・スティール』などがあります。

ここからは『ハウス・オブ・カード』のドラマと原作との違いをまとめていきます。『ハウス・オブ・カード』には原作となった作品があり、原作はイギリスが舞台ですがドラマでは現代のアメリカを舞台した作品に変更しています。元々の原作となった作品もイギリスでドラマ化されています。その作品も原作と同様に名作とされていて、原作、ドラマともにアメリカ版同様に高い評価を獲得した作品としても知られています。

Netflixドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の原作は1989年に出版された小説「ハウス・オブ・カード」であり、1990年にイギリスで制作されたドラマシリーズ『野望の階段』も有名です。Netflixドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』はイギリスのドラマ版のリメイク的な位置づけであり、元となるドラマはイギリスの議会を舞台にしたストーリーで放送当時も大きな話題となりました。

『ハウス・オブ・カード』のドラマと原作『野望の階段』には違いはあります。イギリス版の小説やドラマでは主人公のフランシスの死によって作品は終了しますが、Netflixドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』ではシーズン6でフランシスがいなくなった後にもストーリが続いており、『フランシスの死』はアメリカ版とイギリス版との最大の違いと言われています。

ここからは世界中で絶賛された『ハウス・オブ・カード』の意外な事実について見ていきましょう。『ハウス・オブ・カード』は配信作品として成功を収めた作品であり、その成功の裏では様々ことが起こったと言われています。

『ハウス・オブ・カード』の意外な事実①は『デヴィッド・フィンチャー監督を指名したのは？』です。本作で監督を務めているのは『ソーシャル・ネットワーク』の大ヒットでも知られるデヴィッド・フィンチャー監督ですが、彼の起用を決めたきっかけはビッグデータ分析でした。​​​​​​​デヴィッド・フィンチャー監督が視聴者に最後まで見られる確率が高いという結果がデータ分析ででたためオファーしたと明かされています。

『ハウス・オブ・カード』の意外な事実②は『スペンサーはシーズン6には出ない？』です。主演であり、プロデューサーも担当していたケヴィン・スペイシーですが、シーズン6の制作前にセクハラ問題が浮上してNetflix側がクビを宣告しました。彼が演じるフランシスは作品でもクレアと共に主要キャラクターだったために、ケヴィン・スペイシーが不在のシーズン6は多くのファンに不安視されていました。

『ハウス・オブ・カード』の意外な事実③は『レイチェルは2話だけの出演予定だった？』です。フランクの腹心である議員スタッフであるダグが惚れてしまった女性・レイチェルを演じたレイチェル・ブロズナハンは2話だけの出演予定だったのですが、その演技力や存在感が高く評価されて『ハウス・オブ・カード 野望の階段』へレギュラーキャストとして出演することが決まったと言われています。

『ハウス・オブ・カード』の意外な事実④は『シーズン1の制作費用は100億円？』です。ケヴィン・スペイシーやロビン・ライなどのハリウッド俳優など豪華キャストを起用して大ヒットを記録した本作ですが、シーズン1の制作費用は100億円と言われてます。『ハウス・オブ・カード』のシーズン1は13エピソードあり、13エピソードで100億円は海外ドラマでも破格の制作費であったと言われています。

ここからは『ハウス・オブ・カード』に関するネット上の感想や評価を見ていきましょう。『ハウス・オブ・カード』は世界中で大絶賛された作品であり、エミー賞受賞作品としてネット上でも注目されています。日本でもNetflixで見ることができるため、そのドロドロとした政治ドラマは高評価を獲得しています。そのため日本のネットでも大絶賛する感想が相次いでいるメガヒットコンテンツとなっています。

『ハウス・オブ・カード』は面白いという声も数多く集まっています。『ハウス・オブ・カード』はワシントンでの駆け引きを濃密に描いており、日本のファンでも分かりやすく面白いと絶賛されています。ネット上には『ハウス・オブ・カードは日本ドラマにはない面白さがあるわ』という声や『ハウス・オブ・カード主人公が完全に悪役なのに面白いよなぁ』という声などが挙がっています。

『ハウス・オブ・カード』のケヴィン・スペイシーがスゴイと日本でも話題になっています。ケヴィン・スペイシーは往年の名俳優ですが、この作品でも圧巻の演技力を見せています。ネット上には『ケヴィン・スペイシーの演技力と迫力がやばいな』という声や『政治ドラマでケヴィン・スペイシーがめちゃくちゃハマり役で演技がものすごくて見惚れてしまう』という声などが挙がっています。

『ハウス・オブ・カード』は世界的にも高評価を獲得しています。ドラマ界最高の栄誉であるエミー賞も受賞し、圧倒的な評価を得た傑作としてネット上でも多くの称賛の声が集まりました。ネット上には『「ハウス オブ カード」はエミー賞取るのも納得の面白さだったもんな』という声や『「ハウス オブ カード」エミー賞とったのか』という声などが挙がっています。

『ハウス・オブ・カード』にハマる人も続出しています。数あるNetflixドラマの中でも飛び抜けて評価が高いため、日本でもハマったというファンも多くいました。ネット上には『ハウス・オブ・カードにめちゃめちゃハマって一気見した』という声や『一時期、ハウス・オブ・カードの世界観にめちゃめちゃハマってました』という声などが挙がっています。

ケヴィン・スペイシーの降板を残念がる声も多くあります。セクハラ問題での降板によってシーズン6から無理のある展開が続いたため、日本のファンの中には降板を残念がる声も多く挙がっています。ネット上には『ケヴィン・スペイシーの降板で一気につまらなくなっちゃったな』という声や『ハウス・オブ・カードのケヴィン・スペイシー降板なのか　残念だな』という声などが挙がっています。

今回はNetflixドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のシーズンごとのネタバレあらすじや登場人物とキャスト情報、原作との違いや意外な事実、ネット上の感想などを紹介してきました。『ハウス・オブ・カード 野望の階段』には原作があることを知らない人もいるために、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は意外な事実も多くあるNetflixドラマとなっています。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は世界的な評価を獲得している作品となっているので、日本のファンにも注目が集まっています。様々なことが話題になっている作品なので、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』にぜひ注目してみてください。