スクールガールストライカーズのアニメ感想・評価まとめ！原作との違いは？

ギネス記録も持つ人気ラノベスタイルRPGゲーム、『スクールガールストライカーズ(スクスト)』。今回は2017年にアニメ化された『スクールガールストライカーズ(スクスト)』のあらすじや、アニメを視聴した感想・評価をお届けしていきます。また原作とアニメの違いや、スクストの魅力についても紹介していきます。それではまずはじめに、アニメ『スクールガールストライカーズ(スクスト)』の概要とあらすじを紹介していきます。

2017年1月から4月まで放送されたアニメ『スクールガールストライカーズ Animation Channel』は、“スクスト”の略称で愛されるゲーム『スクールガールストライカーズ』を原作としたアニメです。J.C.STAFF製作による全13話構成のテレビアニメで、テレビ放送の他にAbemaTV、dアニメストアでも放送していたようです。オープニングテーマは出演している人気声優たちによる、「未来系ストライカーズ」という楽曲になっています。

アニメ『スクールガールストライカーズ(スクスト)』の監督は、アニメ『あずまんが大王』などを手掛けた錦織博です。またプロデューサーを務めた大澤信博はアニメ製作発表会の際に、個人的にスクストをしていて“夜木沼伊緒”を推している事を暴露したというエピソードがあるようです。大澤信博と錦織博のタッグは『あずまんが大王』以来とのことで、「可愛い女の子を描かせるなら彼」と監督起用についての経緯を語ったようです。

ここまでアニメ『スクールガールストライカーズ Animation Channel』の概要を紹介していきました！それではここから、アニメ版スクストのあらすじや構成を紹介していきます。『スクールガールストライカーズ Animation Channel』はどのような流れで構成されたアニメなのでしょうか？ここからはアニメ『スクールガールストライカーズ 』の、気になる内容に迫っていきます。

ゲーム版『スクールガールストライカーズ』を既にプレイした事がある人にとっては分かりやすい世界観のようですが、アニメ版のスクストも平行世界(チャンネル)を舞台にした物語が繰り広げられていく世界観で構成されているようです。“元の世界”“神装世界”など様々な世界(チャンネル)が存在しているという設定であるため、アニメ版スクストの舞台となっている世界も“多数の中の1つのチャンネル”と考えられるようです。

それではアニメ『スクールガールストライカーズ』全13話のあらすじは、どのような構成になっているのでしょうか？今回アニメは原作のあらすじと共通点があるか調べたところ、アニメ版スクストのあらすじは原作のエピソードⅠのストーリーが根本となっているようです。大まかな物語のあらすじは黒幕・モルガナに椿芽が負けてしまい、降神三姉妹との戦いを経て再度モルガナとの戦いに挑むというあらすじとなっているようです。

また物語は基本的に時系列に進んでいくようですが、冒頭のみ3話→1話→2話という順序になっているようです。起承転結をあらすじと共に分けて紹介していくと、アルタイル・トルテの結成を描いた1話～3話が「起」、設定・キャラ紹介や茶番シーンのある4話～6話が「承」、降神三姉妹とオディールが登場する7話～11話が「転」、最終決戦を描いた後半の12話・13話で「結」といったあらすじと構成になっているようです。

ここまでアニメ『スクールガールストライカーズ(スクスト)』の概要と、あらすじや世界観について紹介していきました！アニメ版のスクストは、原作のエピソードⅠを元に製作された内容のアニメとなっているようです。それではここから『スクールガールストライカーズ』の、アニメと原作の違いについて迫っていきます。共通点もあるアニメと原作ですが、アニメ版はどのようなところが原作と異なるのでしょうか？

まず『スクールガールストライカーズ』のアニメ版と原作で異なる点1つ目は、エテルノと現実世界の行き来が頻繁にあるかないかという点のようです。原作でエテルノは“シェルター”のような閉鎖的空間であり、元の世界とエテルノの行き来はほぼないようです。なぜ原作で行き来がないかというと、現在進行系でオブリの侵攻が元の世界で進んでいるためです。可能な限り時間の経過を食い止めたい為、行き来をしていないようです。

その一方アニメ『スクスト』ではアニメ3話に登場する“学園の秘密の出入り口”を使用して、現実世界とエテルノを頻繁に行き来する様子が描かれているようです。エテルノが“シェルター”のような閉鎖空間としての意味合いが強かった原作とは異なり、アニメ版のエテルノは他の境界に転送する「中継基地」としての空間という意味合いが強くなっている点が異なると考えられているようです。

『スクールガールストライカーズ』のアニメ版と原作で異なる2つ目の点は、椿芽とモルガナの対立についてだといいます。『スクールガールストライカーズ』原作に登場するモルガナは、椿芽1人だけに執着しているわけではなく敵対勢力として「フィフス・フォース」の動向を探る様子が描かれているようです。一方でアニメ版でのモルガナは、椿芽1人に対して執着しているような姿が描かれているといいます。

敵対勢力全体としてではなく椿芽に執着しているようなモルガナはアニメ版で、五稜館学園に物理の先生として赴任するほど椿芽1人に対する執着心を見せているようです。しかしこれも全て「椿芽=モルガナ」というモルガナの仮説を立証するためのようで、椿芽を探し出すために降神三姉妹も使役。結果的にはもちろん椿芽とモルガナはイコールではなく、モルガナの立てた仮説が間違っていたことが明らかになるようです。

ここまで『スクールガールストライカーズ』の、アニメ版と原作の違いについて紹介していきました！違いがあることによりアニメ・原作2パターンの楽しみ方が出来て嬉しい、というファンからの感想や評価も多いようです。それではここからアニメ『スクールガールストライカーズ』の、面白い魅力についてたっぷりと紹介していきます。アニメ版スクストは、どのような所が面白いと評価されているのでしょうか？

『スクールガールストライカーズ』アニメ版は、ゲーム版とはまた違うキャラの可愛さが感じられるという点が魅力の1つと評価されているようです。3Dモデルとはまた異なる姿という事や、26人ものかわいいキャラたちが満遍なく登場している点においても高く評価されているようです。ファンからは「この作画の良さはJ.C.STAFFが製作したおかげ」という感想も寄せられているほど、キャラの可愛さが魅力だと言われているようです。

アニメ版『スクールガールストライカーズ』の魅力として、作中で圧倒的な存在感を誇っていたという「隊長の猫」も高く評価されているようです。アニメ『スクールガールストライカーズ』における隊長の猫は、念話ができないためアルタイル・トルテの5人とは言葉を通じて意思疎通することが困難でした。しかしそんな中でも隊長の猫は言葉ではなく、猫らしいかわいい仕草や動作で圧倒的な存在感を示していたようです。

椿芽に丁度いいタイミングで寄り添ったりするシーンなどもあり、多くの視聴者が隊長の猫のふとした時に見せる仕草や行動で心とグッと掴まれたといいます。このようにスクスト作中の良いアクセントにもなっている隊長の猫ですが、随所にハレンチさを伺わせる演出もあり悠水には「ケダモノだけどね」と言われたエピソードもあるようです。しかしこんな要素もある意味で、原作通りだとファンからも評価されているようです。

『スクールガールストライカーズ』のアニメ版では、チームワークで勝利を収めるという見ごたえのあるストーリーが魅力的だと言われているようです。モルガナに敗北・勝利した時どちらも早熟SRのメモカを装備しているにも関わらず、勝敗を分ける決め手となったのはアルタイル・トルテ5人の“チームワーク”が一番の鍵だと考察されているようです。そんなチームとしての成長が描かれていて、感動したというファンも多いようです。

アルタイル・トルテが1話から13話まで通して主役として描かれていて、椿芽の成長はもちろんの事チーム全体の成長も感じられるストーリーとなっているというアニメ『スクールガールストライカーズ』。物語終盤は少し駆け足で進むようにも感じられるドキドキ感があり、アルタイル・トルテのチームワークを活かした「アルタイルストーム(ゴレンジャーハリケーン)」で勝利を収める姿は多くの視聴者にも感動と勇気を与えたようです。

「#sgs_anime」というタグがTwitter上でもトレンド入りするなど、ファンから高い評価を得ているアニメ『スクールガールストライカーズ』のパロディ回。「これぞスクスト」という感想もあるほど古い作品のパロディが面白いと評判で、パロディネタとなった作品が世代でないとしても楽しめると言われているようです。

Twitterでも盛り上がったというパロディ回は、どのような作品が元ネタとなっているのでしょうか？スクストでパロディになったロボット系の作品は「新世紀エヴァンゲリオン」「宇宙刑事ギャバン」「超電磁ロボ コン・バトラーV」、ゲーム系の作品では「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」、さらに映画作品では「ジョーズ(JAWS)」「シン・ゴジラ」など様々なジャンルの作品がパロディになっていて高く評価されているようです。

ここまでアニメ『スクールガールストライカーズ』の、面白い魅力について紹介していきました！キャラがみんな可愛いという点はもちろんのこと、チームの成長が感じられるストーリー性なども高く評価されているようです。それではここから、『スクールガールストライカーズ』のアニメをネタバレで考察していきます。ここからはアニメ『スクスト』のネタバレを含みますので、ネタバレの内容を見たくない方はご注意ください。

『スクスト』1話で幽霊扱いされていた椿芽ですが、彼女の正体は一体何なのでしょうか？椿芽の正体は隊長ネコの力を使いエルテノまで飛ばされた、平行世界か未来から移動してきた存在です。その証拠に椿芽は会話の中でも自身がこの世界の存在ではない事を示していて、9話の時点で「私の居た世界では皆オブリに…」と語っています。さらに最終話の13話では、「皆と同じ世界の人間じゃない」と告げたエピソードがあるようです。

最終話で五稜館学園に編入する事となった椿芽ですが、これまで不登校だった彼女が学校に通うようになる“心境の変化”も視聴者にとって印象的なシーンのようです。まな達が1話で椿芽に学校の事を聞くと言葉を濁していましたが、9話では少し間をあけて「そうだね、楽しそうかも」と返答しています。このような椿芽の繊細な感情の変化などもアニメでは描かれていて、ゲームにはない魅力の1つだと高く評価されているようです。

原作『スクールガールストライカーズ』ではモルガナの正体が「折江幹子」か「千嵐麻衣」と考察されており、アニメ版でのモルガナの正体に注目が集まったようです。しかしアニメ『スクールガールストライカーズ』は原作とは別世界と名言されているため、“原作で謎のままのモルガナ”と“アニメ版のモルガナ”はイコールではありません。それを踏まえてネタバレすると、アニメ版のモルガナの正体は「折江幹子」だったようです。

アニメ版『スクールガールストライカーズ』のチャンネルの世界では、「折江幹子＝物理の先生＝モルガナ」という結末に辿り着いているようです。原作とアニメで世界が異なってはいるものの、これまで謎に包まれていたモルガナの正体が明らかになったことで“参考情報”が集まった事は、ファンの間でも今後の『スクールガールストライカーズ』を考察する上で大きな収穫だと考えられているようです。

ここまでアニメ『スクールガールストライカーズ』に関する、考察をネタバレで紹介していきました！ゲームでは味わえない魅力がアニメでは感じられるという事で、多くのファンがアニメ版のスクストも高く評価しているようです。それではここからアニメ『スクールガールストライカーズ』の、2期が製作される可能性について迫っていきます。多くのファンが望んでいるというスクスト2期、放送される可能性はあるのでしょうか？

2期の製作を待ち望んでいるという感想も多いというアニメ『スクスト』ですが、DVDとBlu-rayなどの売り上げから考えて2期の可能性は「ない」と考えている人が多いようです。しかしアニメの人気を計る目安にはなると言われる「DVDやBlu-rayの売り上げ枚数」は、『スクールガールストライカーズ』の2期製作に多大な影響を与える訳ではないと考えられているようです。なぜかと言うと、スクストが元はスマホゲームだからのようです。

『スクールガールストライカーズ』は元がスマホゲームな為、アニメを見たことがきっかけとなりゲームを始めるというユーザーも増加するいわば“広告”となる要素もあるようです。しかしそれら影響に関わらず『スクスト』のDVD・Blu-rayは声優のコメントが入っていたり、書き下ろしのケースも可愛いことから人気が高いようです。またAmazonで全巻購入して貰える、鬼コス姿の「全巻収納BOX」は必見だと言われているようです。

アニメ『スクールガールストライカーズ』の2期製作は、「円盤の売上」よりも「アプリの売上」の方が影響が大きいと言われているようです。2016年8月に行われたスマホゲームの課金額調査によると、平均課金額が1人につき年間で「21000円」という統計になったといいます。DVD・Blu-rayを購入すると1人につき「49680円」なのに対して、スマホゲームであるスクストは新規ユーザー3人得られると「63000円」得られる計算になります。

さらに『スクスト』はアニメによる宣伝だけではなく様々な広告を出稿していることから、アニメを放送していない時期でも新規ユーザーが獲得できると考えられます。これらのことからDVD・Blu-rayの売り上げだけでなく、スマホゲームの課金など費用効果が高ければ『スクールガールストライカーズ』の2期が製作される可能性は十分あると考えられているようです。

スマホゲームも人気のある『スクールガールストライカーズ』のアニメ化が決定し、放送前からファンの間でも大きな話題となっていたといいます。放送開始後もゲームのキャラが実際にアニメで可愛らしく動く姿や、原作に基づいた内容だったことも高い評価を得ていたようです。実際に「スクストのアニメ毎週楽しみだった」という感想や「スクストはアニメも最高」という感想が多く寄せられていました。

アニメ版『スクールガールストライカーズ』の1話が放送された後、ファンの間でも「作画が凄く良い」と注目されたといいます。特にアクションシーンなど、臨場感溢れる作画が高い評価を得ているようです。Twitter上でも「スクスト1話のアクション作画がすごい」という感想や、「スクストは1話見た時から作画の良さに感激した」という感想など作画の良さを絶賛する声が寄せられていました。

大好評のまま最終回を迎えたというアニメ『スクールガールストライカーズ』ですが、ファンからは2期を待ち望んでいる声が多く寄せられていました。「スクストの2期はいつ発表されるのかな？早く見たい」「スクストアニメ、早く2期やってほしい」という感想が多々寄せられているようですが、2018年の時点でスクストは累計500万DLされている人気ゲームなのでアニメ2期制作の可能性も考えられているようです。

今回はスマホゲームでも人気のある、『スクールガールストライカーズ(スクスト)』のアニメについて紹介していきました！『スクールガールストライカーズ』のあらすじや原作との違い、さらにアニメ版の魅力や感想・評価についてまとめてお届けしていきました。アニメだけでしか味わえない魅力も詰まっていて、アニメ2期の製作も期待されているスクストが気になったという方はぜひ一度視聴してみてはいかがでしょうか？