2019年12月22日公開
2020年12月22日更新
【刀剣乱舞】刀剣男士を年齢順にまとめて紹介!誕生した時代と見た目を比較紹介
今回は人気ゲーム『刀剣乱舞』に登場する刀の付喪神・刀剣男士たちの見た目や設定を年齢順にまとめて紹介していきます。生まれた時代や当時の持ち主の特徴がキャラ設定に反映される『刀剣乱舞』をより楽しむために、各刀剣がいつ生まれどれだけ長い歴史を持つのかを知っておきましょう。ここで紹介するキャラの年齢は、物語の舞台である西暦2205年を基準としたものです。また、ここで紹介する刀剣の情報は諸説ある内の1つであり、全てが学術的に証明されたものではないことをご了承の上お楽しみください。
目次
刀剣乱舞とは?
『刀剣乱舞』とは、刀剣の擬人化である「刀剣男士」たちを育てて敵と戦う育成シミュレーションゲームです。刀剣男士という魅力的なキャラが女性を中心に受け、空前の刀剣ブームが到来。刀剣を愛する「刀剣女子」という言葉も生まれました。
刀剣乱舞の作品情報
刀剣乱舞の概要
『刀剣乱舞』は、2015年1月にDMMゲームズとニトロプラスの共同製作によって生み出されたPC版ブラウザゲームです。2016年には、スマートフォン版の配信も始まりました。正式名称は『刀剣乱舞-ONLINE-』で、略称は「とうらぶ」。
刀剣に宿る付喪神・刀剣男士たちを集め、強化し、日本史上の合戦場に現れる敵を討伐していく刀剣育成シミュレーションゲームです。魅力的なキャラと世界設定が話題を呼び、ミュージカル化、舞台化、アニメ化、実写映画化など様々なメディア展開もなされました。
刀剣乱舞のあらすじ
西暦2205年。過去の時代に干渉して歴史改変を目論む「歴史修正主義者」が現れ、時の政府は対応を余儀なくされました。時の政府は、物に宿った心や想いに実体を与える特殊な力の持ち主「審神者(さにわ)」と刀剣の付喪神「刀剣男士」に本来の歴史を守ることを要請。審神者の力で各時代へと送り込まれた刀剣男士たちは、歴史を守るため数々の戦いを繰り広げることになります。
刀剣男士のキャラの種類
刀剣の種類の豊富さに合わせて、それらをモチーフに生まれたキャラ・刀剣男士たちにも種類があります。2019年11月時点でゲーム内に存在している刀剣の種類は、短刀、脇差、打刀、太刀、大太刀、槍、薙刀、剣の計8種。刀の種類はゲーム中の戦闘能力だけでなく、キャラの見た目などにも大きく関係してくる重要な要素です。
刀剣乱舞の用語や設定
用語や設定①享保名物帳
享保名物帳(きょうほうめいぶつちょう)とは、徳川吉宗の命令で編纂された名刀リストのことです。平安期以降に作られた高名な刀250口の伝承・逸話が記されており、刀の出自や伝来を保証し格付けする、武家社会において重要な台帳でした。『刀剣乱舞』に登場するキャラの多くが、享保名物帳に載っている名刀をモチーフに作られています。
用語や設定②埋忠銘鑑
埋忠銘鑑(うめただめいかん)は、金工家・埋忠家の明寿が日本刀の手入れをする際に取った押形を集めた押形集。押形とは、刀剣に紙をあて、上から墨で刀剣の形や彫られた文字を写し取り、刃文などを描き込んだものです。
用語や設定③御家名物
御家名物(おいえめいぶつ)とは、享保名物帳には記載されていない大名家秘蔵の名刀のことです。享保名物帳が編纂される際、編纂を任された本阿弥家は、各地の大名家に所蔵している刀剣についての問い合わせを行ったのですが、いくつかの大名家は所蔵している刀剣の存在を隠しました。代表的な御家名物は、上杉家の姫鶴一文字や紀州徳川家の江雪左文字などです。
用語や設定④御物
御物(ぎょぶつ)とは、皇室の私有財産である絵や書、刀剣などを指します。『刀剣乱舞』にも御物である刀剣をモチーフとしたキャラが登場しており、「一期一振」「鶯丸」「鶴丸国永」「平野藤四郎」がそれにあたります。
刀剣乱舞の刀剣男士の見た目を年齢順にまとめ~1500歳から1050歳まで~
年齢順①小烏丸
『刀剣乱舞』に登場する太刀・小烏丸(こがらすまる)は、一説では飛鳥時代に生まれたとも言われています。年齢は約1500歳。現在の形の日本刀が成立する過程にあった一振りだと言われており、キャラの小烏丸は自分を全ての刀剣達の父であると公言しています。平安装束の一つである水干のような衣装を纏っており、名前の通り烏を彷彿させる翼のような髪型が特徴的です。
年齢順②三日月宗近
『刀剣乱舞』の三日月宗近(みかづきむねちか)は平安時代の刀工・三条宗近作の太刀で、年齢は約1200歳。天下五剣の中でも最も美しい刀と言われています。身に纏うのは、平安装束の一つである狩衣をモチーフにした衣装。特に注目すべきは瞳に浮かぶ三日月で、これは名前の由来にもなった刃に浮かぶ三日月模様の「打のけ」が影響しています。
年齢順③小狐丸
『刀剣乱舞』の小狐丸(こぎつねまる)は三条宗近作の太刀で、年齢は約1200歳。宗近が稲荷明神の力を借りて鍛えたという逸話から、狐をイメージした見た目になっています。特徴は狐の耳や尻尾を彷彿とさせる長い髪。衣装は能装束を彷彿とさせます。
年齢順④今剣
『刀剣乱舞』の今剣(いまのつるぎ)は三条宗近作の短刀で、年齢は約1200歳。源義経の守り刀であり、彼が自刃した際に使用した刀と言われています。彼の衣装は、源義経に剣術や兵法を教えたという烏天狗がモチーフになっているようです。
年齢順⑤岩融
『刀剣乱舞』の岩融(いわとおし)は三条宗近作の薙刀で、年齢は約1200歳。武蔵坊弁慶が使っていたという伝説があり、『刀剣乱舞』の岩融もその伝説にあやかって弁慶と同じ僧兵姿であることが特徴です。
年齢順⑥石切丸
『刀剣乱舞』の石切丸(いしきりまる)は三条宗近と同一人物、はたまた宗近の子であるとか弟子であるとか様々な説がある河内有成の作の大太刀で、年齢は約1200歳。石切劔箭神社の御神刀をモチーフに生まれた刀剣男士で、狩衣と袴、垂纓冠を着用しています。
年齢順⑦鶯丸
『刀剣乱舞』の鶯丸(うぐいすまる)は、平安時代の刀工・備前国友成作の太刀で、年齢は約1200歳。名前と同じ鶯色の髪と眼が特徴的なキャラで、身体にフィットした鶯色と黒を基調とした洋装を身に纏っています。現在は御物として宮内庁が管理。
年齢順⑧巴形薙刀
『刀剣乱舞』の巴形薙刀(ともえがたなぎなた)は、銘や伝説を持つ特定の一振りではなく、巴形という形状の薙刀の集合体という設定です。年齢は約1200歳。平安中期から薙刀が広まり始めたということで、この順位となりました。見た目は全体的に白く、色鮮やかな羽飾りとモノクルが特徴的です。
年齢順⑨静形薙刀
『刀剣乱舞』の静形薙刀(しずかがたなぎなた)は、巴形薙刀同様、静形という形状の薙刀の集合体という設定です。年齢は約1200歳。巴形薙刀とは対照的に、静形薙刀の見た目は全体的に黒。衣装の形状もきっちり着込んでいた巴形薙刀に対し、静形薙刀は露出度が高く挑発的です。
年齢順⑩鶴丸国永
『刀剣乱舞』の鶴丸国永(つるまるくになが)は、平安時代の刀工・五条国永作の太刀で、年齢は約1150歳。北条家や伊達家など様々な家・人の手に渡り、やがて明治天皇に献上され御物となりました。フードがついた純白の着物を身に纏っているのは、戦いで赤い血を浴びれば名前通り鶴らしくなれるためです。
年齢順⑪髭切
『刀剣乱舞』の髭切(ひげきり)は源氏の重宝とされる太刀で、年齢は約1200歳。平安時代に源満仲が作らせたと言われており、名前の由来は罪人の首を切ったところ髭まで切れたため。白を基調とした洋装を身に纏っており、襟には源頼朝が奉納した鎧と同じ車紋があしらわれています。
年齢順⑫膝丸
『刀剣乱舞』の膝丸(ひざまる)は髭切同様源氏の重宝とされる太刀で、年齢は約1200歳。髭切とは同時に作られた兄弟刀という設定です。名前の由来は、罪人を切ったところ両膝を切り落としたため。黒を基調とした洋装を身に纏い、襟には源義経が奉納した鎧と同じ扇紋があしらわれています。髪色は膝丸に「薄緑」という異名があるからと推察されます。
年齢順⑬大包平
『刀剣乱舞』の大包平(おおかねひら)は、平安時代の刀工・備前国包平作の太刀で、年齢は約1050歳。現存する日本刀の中でも最高傑作との呼び声高い名刀です。赤と黒を基調とした洋装姿。襟元に蝶を思わせる金属のパーツがありますが、これは大包平を見出したとされる池田家の家紋「備前蝶」をモチーフとしています。
年齢順⑭大典太光世
『刀剣乱舞』の大典太光世(おおでんたみつよ)は、平安時代の刀工・三池典太光世作の太刀で、天下五剣の一つです。年齢は約1050歳。枕元に置けば病も治ると言われた霊刀で、その強い霊力から厳重に蔵に仕舞われていました。胸元の交差した赤い紐が、厳重に仕舞われていたことを彷彿とさせます。
年齢順⑮ソハヤノツルキ
『刀剣乱舞』のソハヤノツルキ(そはやのつるぎ)は三池典太光世作の太刀で、年齢は約1050歳。大典太光世とは同じ刀工から生み出された兄弟刀という設定であり、そのためキャラデザインも似通った部分が見受けられます。配色は大典太光世と逆で、ソハヤノツルキは黒地に白抜きとなっています。
年齢順⑯獅子王
『刀剣乱舞』の獅子王(ししおう)は、平安時代末期の作と見られる無銘の太刀で、年齢は約1050歳。黒を基調とした衣装は、拵が黒漆塗であることに由来していると考えられます。肩に乗った黒のモフモフは鵺という妖で、獅子王の元主である源頼政が鵺退治をしたという伝説に由来しています。
刀剣乱舞の刀剣男士の見た目を年齢順にまとめ~950歳から900歳まで~
年齢順①数珠丸恒次
『刀剣乱舞』の数珠丸恒次(じゅずまるつねつぐ)は、平安末期から鎌倉前期の刀工・青江恒次作の太刀で、天下五剣の一つです。年齢は約950歳。鎌倉時代の僧侶・日蓮の護身刀であったと伝わっており、柄に数珠が巻かれていたことから「数珠丸」という呼び名が付きました。衣装や拵には仏教を象徴する蓮の花をイメージした装飾があしらわれています。
年齢順②燭台切光忠
『刀剣乱舞』の燭台切光忠(しょくだいぎりみつただ)は、鎌倉時代に活躍した長船派の刀工・光忠作の太刀で、年齢は約950歳。伊達政宗が持っていた刀と言われ、名前の由来は政宗が罪ある家臣を銅の燭台ごと切ったという逸話から。眼帯を付けた見た目も、お洒落に気を遣うという設定も、元主である政宗の影響を強く受けています。
年齢順③鳴狐
『刀剣乱舞』の鳴狐(なきぎつね)は、鎌倉時代の刀工・粟田口国吉作の打刀で、年齢は約950歳。何故「鳴狐」と呼ばれるのかは明らかになっていません。顔を覆う「面頬」と呼ばれる防具と、肩に乗せたお供の狐が特徴的です。
年齢順④一期一振
『刀剣乱舞』の一期一振(いちごひとふり)は、鎌倉時代の刀工・粟田口吉光作の太刀で、年齢は約950歳。マントがついた高級感溢れる衣装が特徴的です。控えめな性格と裏腹に衣装の主張が激しいのは、派手好きだった元主・豊臣秀吉の影響のようです。
年齢順⑤鯰尾藤四郎
『刀剣乱舞』の鯰尾藤四郎(なまずおとうしろう)は粟田口吉光作の脇差で、年齢は約950歳。元は薙刀でしたが、直されて脇差となりました。名前の由来は、太刀筋が鯰の尾を彷彿とさせるため。『刀剣乱舞』の鯰尾藤四郎は、束ねられた尻尾のような長い黒髪と頭頂のアホ毛が特徴的な見た目をしています。
年齢順⑥骨喰藤四郎
『刀剣乱舞』の骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)は粟田口吉光作の脇差で、年齢は約950歳。鯰尾藤四郎同様、元は薙刀でしたが脇差に直されました。一説では、切られると骨を縫い綴ったような痛みを感じるから骨喰となったと言われています。鯰尾の対となる存在であるため、鯰尾とは正反対の白い髪が特徴的です。
年齢順⑦厚藤四郎
『刀剣乱舞』の厚藤四郎(あつしとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。鎧通し造という短刀で、非常に重ねが厚いのが特徴的です。名前の由来もこの厚さからきています。『刀剣乱舞』の厚藤四郎は藤四郎兄弟の中で特に男らしく筋肉質です。
年齢順⑧薬研藤四郎
『刀剣乱舞』の薬研藤四郎(やげんとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。名前の由来は、持ち主がこの刀で切腹を試みたところ腹は切れなかったが、薬剤などをすり潰す石でできた道具「薬研」は切れたという逸話から。薬研という言葉から医療を想像したためか、腰のポーチに医療道具を常備しています。
年齢順⑨乱藤四郎
『刀剣乱舞』の乱藤四郎(みだれとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。名前の由来は、吉光作の刀では珍しく刃文が乱れているため。フリルのついたワンピースタイプの軍服とオーバーニーソックスを着用しており、女の子のような見た目をしています。
年齢順⑩博多藤四郎
『刀剣乱舞』の博多藤四郎(はかたとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。黒田領地である博多から出てきた刀のため、博多藤四郎と呼ばれるようになりました。赤い眼鏡と博多弁口調が特徴的です。
年齢順⑪後藤藤四郎
『刀剣乱舞』の後藤藤四郎(ごとうとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。後藤庄三郎光次が所持していたことから、後藤の名が付けられました。紫のメッシュが入った跳ね髪が特徴的です。
年齢順⑫五虎退
『刀剣乱舞』の五虎退(ごこたい)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。名前の由来は、かつての持ち主が虎の群れをこの刀で追い払ったという逸話から。名前は五匹の虎を退けるとなっていますが、『刀剣乱舞』の五虎退は五匹の子虎たちを連れて歩いています。
年齢順⑬秋田藤四郎
『刀剣乱舞』の秋田藤四郎(あきたとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。名前の由来は、元持ち主である秋田実季から。数多い藤四郎兄弟の中で唯一胴を守る防具を基本装備しています。
年齢順⑭平野藤四郎
『刀剣乱舞』の平野藤四郎(ひらのとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。名前の由来は、摂津の商人である平野道雪が一時所持していたことから。現在は御物として、宮内庁管理となっています。育ちの良い刀であるため、高貴な雰囲気が滲むキャラデザインです。
年齢順⑮前田藤四郎
『刀剣乱舞』の前田藤四郎(まえだとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。前田家に伝わったことが名前の由来です。同じ前田家に縁のある平野藤四郎と見た目が似ていますが、前田藤四郎はケープマントを羽織っています。
年齢順⑯信濃藤四郎
『刀剣乱舞』の信濃藤四郎(しなのとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。信濃守に叙された永井尚政が所持していたことが、その名の由来です。紋入りの防具を左腕に付け、指先には忍者の暗器である猫手を付けています。
年齢順⑰包丁藤四郎
『刀剣乱舞』の包丁藤四郎(ほうちょうとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。その名の通り、包丁のような形の刀だから包丁藤四郎と呼ばれるようになりました。お菓子を入れるための肩掛けポーチとカラフルな防具が特徴的です。
年齢順⑱毛利藤四郎
『刀剣乱舞』の毛利藤四郎(もうりとうしろう)は粟田口吉光作の短刀で、年齢は約950歳。毛利家に伝わったため、この名が付きました。癖のある緑色の髪の毛が特徴的で、籠手には毛利家の家紋をベースにした紋があしらわれています。
年齢順⑲明石国行
『刀剣乱舞』の明石国行(あかしくにゆき)は、鎌倉時代の刀工・来国行作の太刀で、年齢は約950歳。明石松平家に伝わったため、この名が付きました。京都弁で話す眼鏡キャラ。やる気がないという本人の言葉通り、シャツがはみ出ていたりボタンが留まっていなかったりとだらしない雰囲気が見て取れます。
年齢順⑳蛍丸
『刀剣乱舞』の蛍丸(ほたるまる)は鎌倉時代の刀工・来国俊作の大太刀で、年齢は約920歳。名前の由来は、戦いで刃こぼれした刀身に蛍が集まる夢を見たあと、それが実際に治っていたという逸話から。大太刀キャラは長身というイメージですが、蛍丸の見た目は小さな子どもです。マントの留め飾りと裏地に紋である草と蛍があしらわれています。
年齢順㉑愛染国俊
『刀剣乱舞』の愛染国俊(あいぜんくにとし)は、鎌倉時代の刀工・二字国俊作の短刀で、年齢は約920歳。名前の由来は、茎の部分に愛染明王が彫られているから。そのためキャラの愛染国俊は、愛染明王のTシャツを着用しています。
年齢順㉒にっかり青江
『刀剣乱舞』のにっかり青江(にっかりあおえ)は、鎌倉時代の刀工・青江貞次作の脇差で、年齢は約900歳。名前の由来は、にっかり笑う女の幽霊を切り捨てたという伝説から。肩にマントのような形で白装束を引っ掛けており、これは彼が死者に関わる逸話を持っているからではないかと推察されています。
年齢順㉓不動行光
『刀剣乱舞』の不動行光(ふどうゆきみつ)は、鎌倉時代の刀工・藤三郎行光作の短刀で、年齢は約900歳。かつての主・織田信長は、酒に酔って機嫌が良くなると膝を叩きながら不動行光のことを歌い、自慢したそうです。その逸話が影響しているのか、キャラの不動行光は常に赤ら顔で酔っぱらい状態となっています。
年齢順㉔大般若長光
『刀剣乱舞』の大般若長光(だいはんにゃながみつ)は、鎌倉時代の長船派の刀工・長光作の太刀で、年齢は約900歳。名前の由来は、室町時代に付けられた値打ち六百貫と大般若経六百巻をかけたことから。右目元に仮面をつけスーツを着るという西洋風の見た目に反し、性格は庶民的で江戸っ子風口調です。
年齢順㉕小豆長光
『刀剣乱舞』の小豆長光(あずきながみつ)は大般若長光と同じく長光作の太刀で、年齢は約900歳。名前の由来は、小豆が刀身に当たっただけで割れたことから。名前と同じ小豆色のマントが特徴的です。
刀剣乱舞の刀剣男士の見た目を年齢順にまとめ~890歳から700歳まで~
年齢順①物吉貞宗
『刀剣乱舞』の物吉貞宗(ものよしさだむね)は、鎌倉時代の刀工・相州貞宗作の脇差で、年齢は約890歳。徳川家康の愛刀で、諸説ありますがこの刀を持って出陣すると必ず勝利したことからめでたいという意味で「物吉」と名付けられたそうです。右肩の防具には、徳川家の家紋で有名な三つ葵を幸運のクローバー風にアレンジした紋が描かれています。
年齢順②太鼓鐘貞宗
『刀剣乱舞』の太鼓鐘貞宗(たいこがねさだむね)は相州貞宗作の短刀で、年齢は約890歳。伊達者という言葉の元になった伊達政宗で有名な伊達家に長くいた短刀ということもあり、派手好きでお洒落好き。髪につけた羽飾りと鮮やかな青色のマントが特徴的な見た目です。
年齢順③小竜景光
『刀剣乱舞』の小竜景光(こりゅうかげみつ)は、鎌倉時代に活躍した長船派の刀工・景光作の太刀です。佩裏に「元享二年五月日」とあるため西暦1322年生まれで、年齢は883歳。はばき元に小さな倶利伽羅龍の彫り物があるため「小竜」の名が付けられました。赤、紫、黄緑など鮮やかな色の鎧を身に纏い、マントは表が黒で裏地が水色という非常に派手な見た目のキャラです。
年齢順④謙信景光
『刀剣乱舞』の謙信景光(けんしんかげみつ)は、長船景光作の短刀です。「元亨三年三月日」とあるため西暦1323年生まれで、年齢は882歳。上杉謙信が持ち歩いていたということで、その名が付けられました。同じく上杉謙信の愛刀であったとされる小豆長光と仲が良く、防具などがお揃いです。
年齢順⑤日向正宗
『刀剣乱舞』の日向正宗(ひゅうがまさむね)は、南北朝時代の刀工・相州正宗作の短刀で、年齢は約870歳。正宗の刀剣は贈り物にされることが多かったということで、あちこちにリボンがあしらわれています。髪の黒メッシュは刀身の彫刻「護摩箸」をモチーフとしており、肩の防具に描かれた花は、日向正宗のかつての主である石田三成が使った家紋「下がり藤」を。髪飾りはその後伝わった水野家の家紋「沢瀉紋」をモチーフにしています。
年齢順⑥へし切長谷部
『刀剣乱舞』のへし切長谷部(へしきりはせべ)は、南北朝時代の刀工・長谷部国重作の打刀で、年齢は約870歳。織田信長が茶坊主を隠れた棚ごと圧し切ったという逸話から、「へし切り」と名づけられました。衣装は執事と聖職者を足したようなデザインになっていますが、これはへし切長谷部の主に対する忠誠心の厚さと、後に長谷部を所有するようになったキリシタン大名・黒田家を表すとされています。
年齢順⑦江雪左文字
『刀剣乱舞』の江雪左文字(こうせつさもんじ)は、南北朝時代の刀工・左安吉の太刀で、年齢は約870歳。名前の由来は板部岡江雪斎という外交僧所有の刀だったことから。僧侶の刀ということで、江雪左文字も袈裟を身に着け手首には数珠もつけています。
年齢順⑧亀甲貞宗
『刀剣乱舞』の亀甲貞宗(きっこうさだむね)は、物吉貞宗、太鼓鐘貞宗を打った刀工・相州貞宗作の打刀です。年齢は約865歳。茎に亀甲菊花文が彫られていることが名前の由来。それはキャラデザインにも反映されており、上着の裏地に亀甲模様が採用されています。眼鏡も亀甲、つまりは六角形のデザインとなっています。
年齢順⑨篭手切江
『刀剣乱舞』の篭手切江(こてぎりごう)は、南北朝時代の刀工・郷義弘作の脇差で、年齢は約850歳。右頬にホクロが二つあり、これは柄に茎を固定するために穿たれた目釘孔を表しているとされています。眼鏡をかけ深緑色のジャケットとチェック柄のズボンを身に纏っており、学生のような見た目です。
年齢順⑩太郎太刀
『刀剣乱舞』の太郎太刀(たろうたち)は、南北朝時代に活躍した刀工一派・末之青江作の大太刀で、年齢は約850歳。熱田神宮にある刀がモチーフとなっているらしく、神職を彷彿とさせる和装姿です。目元の赤は、魔除けの紅。ベースとなった刀が人に扱えるはずのない巨大な刀であるため、キャラの身長もかなり高めです。
年齢順⑪次郎太刀
『刀剣乱舞』の次郎太刀(じろうたち)は、南北朝時代の刀工・千代鶴国安作の大太刀で、年齢は約850歳。巨大な大太刀は、常識を嫌い異風を好んだ派手好き「かぶき者」が装備する武器でした。キャラの次郎太刀も、かぶき者を彷彿とさせる華やかな衣装を着ており、女性的な見た目をしています。
年齢順⑫宗三左文字
『刀剣乱舞』の宗三左文字(そうざさもんじ)は、江雪左文字を打った刀工・左安吉の作の打刀で、年齢は約850歳。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの手に渡ってきた、天下人の象徴とも言われる刀です。兄弟刀という設定の江雪左文字、小夜左文字は青系のキャラですが、宗三左文字はピンク色。これは宗三左文字が火災で焼け身となり、二度再刃されて色が薄まった結果ではないかと考察されています。
年齢順⑬小夜左文字
『刀剣乱舞』の小夜左文字(さよさもんじ)は左安吉の作の短刀で、年齢は約850歳。その名の由来が西行法師の歌であることも影響しているのか、兄たち同様袈裟を身に纏っています。粗末な身なりをしていますが、これは山賊の刀であったという逸話の影響です。
年齢順⑭大倶利伽羅
『刀剣乱舞』の大倶利伽羅(おおくりから)は、南北朝時代の刀工・相州広光作の打刀で、年齢は約750歳。名前の由来は、刀に彫られた不動明王の化身・倶利伽羅竜です。左肩から腕にかけて倶利伽羅竜の入れ墨があり、首には不動明王を表す梵字が描かれたペンダントを付けています。
年齢順⑮千子村正
『刀剣乱舞』の千子村正(せんごむらまさ)は、室町時代中期の刀工・千子村正作の打刀で、年齢は約750歳。千子村正は特定の一振りを指すのではなく、村正が打った刀の総称です。怪談や時代劇で妖刀として扱われたおかげで、知名度は数ある日本刀の中でもトップクラス。逞しい上半身とニーハイブーツを履いた艶めかしい下半身のギャップが特徴的なキャラです。
年齢順⑯歌仙兼定
『刀剣乱舞』の歌仙兼定(かせんかねさだ)は室町時代の刀工・二代目和泉守兼定、通称・之定作の打刀で、年齢は約700歳。名前の由来は三十六歌仙から来ています。牡丹の花があしらわれた色鮮やかな和装が特徴的。
年齢順⑰蜻蛉切
『刀剣乱舞』の蜻蛉切(とんぼぎり)は、室町時代の刀工・藤原正真作の槍で、天下三名槍の一つです。年齢は約700歳。名前の由来は、立て掛けた槍に蜻蛉が当たって両断されたことから。刀身に梵字が刻まれており、キャラの蜻蛉切の身体にも同じ梵字が描かれています。
年齢順⑱御手杵
『刀剣乱舞』の御手杵(おてぎね)は、室町時代の刀工・五条(島田)義助作の槍で、天下三名槍の一つです。年齢は約700歳。手杵のような鞘を用いていたことから、御手杵と名付けられました。学ランのような形の上着を纏い、中には炎の模様が描かれたTシャツを着用しています。
刀剣乱舞の刀剣男士の見た目を年齢順にまとめ~650歳から345歳まで~
年齢順①日本号
『刀剣乱舞』の日本号(にほんごう)は、室町時代の大和金房派の作と推定される槍で、天下三名槍の一つです。年齢は約650歳。黒田藩の重臣が呑み賭で日本号を勝ち取ったという逸話があり、別名「呑み取りの槍」とも呼ばれます。大きめのつなぎを身に纏っており、髪はハーフアップにしています。
年齢順②堀川国広
『刀剣乱舞』の堀川国広(ほりかわくにひろ)は、安土桃山時代の刀工・堀川国広作の脇差で、年齢は約630歳。新選組副長・土方歳三が愛用していたと言われています。群青色のジャケットに白スラックスという洋装姿。耳には赤いピアスをつけています。
年齢順③山伏国広
『刀剣乱舞』の山伏国広(やまぶしくにひろ)は、堀川国広作の太刀です。銘に「天正十二年二月」とあるため西暦1584年生まれで、年齢は621歳。国広が山伏修行をしていた頃に打たれたと考えられており、キャラも山伏姿です。
年齢順④山姥切国広
『刀剣乱舞』の山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)は、堀川国広作の打刀です。銘に「天正十八年」とあるため西暦1590年生まれで、年齢は615歳。霊剣「山姥切」の写しとして作られました。キャラの山姥切国広は写しであることがコンプレックスで、褒められることが嫌い。そのためわざと汚れた布を被り、あちこちが破れたみすぼらしい格好をしています。
年齢順⑤同田貫正国
『刀剣乱舞』の同田貫正国(どうだぬきまさくに)は、安土桃山時代の刀工・同田貫正国作の打刀で、年齢は約610歳。同田貫正国は実戦用に量産された刀であるため、キャラの同田貫正国は特定の一振りというわけではなく、複数の同田貫が「習合」された存在という設定です。傷が走る顔と、抱えた兜が特徴的な見た目をしています。
年齢順⑥大和守安定
『刀剣乱舞』の大和守安定(やまとのかみやすさだ)は、江戸時代の刀工・大和守安定作の打刀で、年齢は約550歳。新選組の沖田総司の愛刀の一つで、そのことがキャラ設定に大きく影響しています。浅葱色のダンダラ羽織を身に纏っており、新選組の刀らしい見た目です。
年齢順⑦浦島虎徹
『刀剣乱舞』の浦島虎徹(うらしまこてつ)は、江戸時代の刀工・長曽祢虎徹興里作の脇差です。銘に「万治三年十二月日」とあるため、西暦1660年生まれで年齢は545歳。刀身に浦島太郎の像が彫られているため、この名が付きました。亀を連れ歩き、身に纏う着物は波模様。浦島太郎を意識した見た目のキャラです。
年齢順⑧蜂須賀虎徹
『刀剣乱舞』の蜂須賀虎徹(はちすかこてつ)は長曽祢虎徹興里作の打刀です。寛文五年、西暦1665年頃の作と思われているため、年齢は約540歳。纏っているのは黄金の鎧にも見えるコート。これは美しい刀の拵がモチーフになっていると考えられています。
年齢順⑨加州清光
『刀剣乱舞』の加州清光(かしゅうきよみつ)は、江戸時代の刀工・加州清光作の打刀で、年齢は約540歳。新選組の沖田総司が池田屋事件の際に使った刀と伝わっています。新選組がダンダラ羽織の廃止後に着ていたとされる黒羅紗筒袖の陣羽織をイメージした上着と赤い襟巻き、口元のホクロが特徴的なキャラです。
年齢順⑩陸奥守吉行
『刀剣乱舞』の陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)は、江戸時代の刀工・陸奥守吉行作の打刀で、年齢は約520歳。陸奥守吉行は本来特定の一振りを表す固有名称ではありませんが、『刀剣乱舞』での陸奥守吉行は坂本龍馬の佩刀だった一振りとして扱われています。そのため龍馬同様土佐弁を話し、見た目も龍馬を彷彿とさせるデザインとなっています。
年齢順⑪長曽祢虎徹
『刀剣乱舞』の長曽祢虎徹(ながそねこてつ)は、江戸時代の刀工・源清麿作の打刀と推察されています。年齢は約365歳。新選組局長・近藤勇の佩刀として有名な虎徹ですが、浦島や蜂須賀と違い贋作の虎徹だと目されています。無精髭を生やしたワイルドなキャラで、衣装には新選組のイメージであるだんだら模様が採用されています。
年齢順⑫和泉守兼定
『刀剣乱舞』の和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)は幕末に活躍した刀工、11代目か12代目の会津兼定作の打刀です。年齢は約345歳。新選組副長・土方歳三の佩刀でした。新選組の刀であることがわかるように、浅葱色のだんだら羽織をマントのように着用。同じ土方の刀であった堀川国広とお揃いの赤いピアスを付けています。
刀剣乱舞の刀剣男士の誕生した時代と西暦
刀剣男士の誕生した時代と西暦①飛鳥時代
飛鳥時代は6世紀末から710年まで。この間に打たれたという説がある『刀剣乱舞』登場の刀は、2019年11月時点では小烏丸のみです。昔、刀は真っ直ぐなものが主流でした。小烏丸は緩やかで浅い反りがあり、日本刀の変遷を表す貴重な刀だとされています。
刀剣男士の誕生した時代と西暦②平安時代
西暦794年から1185年までが平安時代。この時代に誕生したとされる刀は、三日月宗近、小狐丸、今剣、岩融、石切丸、鶯丸、巴形薙刀、静形薙刀、鶴丸国永、髭切、膝丸、大包平、大典太光世、ソハヤノツルキ、獅子王などです。
刀剣男士の誕生した時代と西暦③鎌倉時代
西暦1185年から1333年までが鎌倉時代。この時代に誕生したとされる刀は、数珠丸恒次、燭台切光忠、鳴狐、一期一振、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎、厚藤四郎、薬研藤四郎、乱藤四郎、博多藤四郎、後藤藤四郎、五虎退、秋田藤四郎、平野藤四郎、前田藤四郎、信濃藤四郎、包丁藤四郎、毛利藤四郎、明石国行、蛍丸、愛染国俊、にっかり青江、不動行光、大般若長光、小豆長光、物吉貞宗、太鼓鐘貞宗、小竜景光、謙信景光などです。
刀剣男士の誕生した時代と西暦④室町時代
ここでは西暦1336年から1573年を、南北朝時代を含め室町時代としています。この時代に誕生したとされる刀は、日向正宗、へし切長谷部、江雪左文字、亀甲貞宗、篭手切江、太郎太刀、次郎太刀、宗三左文字、小夜左文字、大倶利伽羅、千子村正、歌仙兼定、蜻蛉切、御手杵、日本号などです。
刀剣男士の誕生した時代と西暦⑤安土桃山時代
西暦1573年から1603年までが安土桃山時代。この時代に誕生したとされる刀は、堀川国広、山伏国広、山姥切国広、同田貫正国などです。戦闘に鉄砲が出てくるようになり、戦での戦い方に変化が生まれた時代です。
刀剣男士の誕生した時代と西暦⑥江戸時代
西暦1603年から1868年までが江戸時代。この時代に誕生したとされる刀は、大和守安定、浦島虎徹、蜂須賀虎徹、加州清光、陸奥守吉行、長曽祢虎徹、和泉守兼定などです。
刀剣乱舞の刀剣男士に関する感想や評価
短刀の藤四郎兄弟は十三世紀(鎌倉時代)に作られたのが殆どじゃんね。
— あおねぎ審神者提督イカ (@kira2starasagi) February 25, 2015
ってことは…この子達刀剣男士の中で結構先輩の方になるんじゃないか?
一番年上なのは平安時代の三条組か。
見た目は幼い藤四郎兄弟の短刀たちですが、生まれは鎌倉時代とかなり長い歴史を持つことがわかります。新選組の刀などは藤四郎兄弟たちより年上に見えますが、実際は幼い藤四郎兄弟たちのほうが刀としては先輩、というところが面白いです。
そもそもと〜らぶは公式設定が極端に少ないうえ「同一の刀剣男士でも本丸ごとに差異が出る」というのが「公式設定」なので解釈違いもへったくれもないんだよな それを公式で更に明文化したのが各種メディアミックス
— ナニワのハニワ@サイレントバンされがち (@saniwa_n_haniwa) December 18, 2018
ベースとなった刀についての情報が諸説あるため、あまり細かいキャラ設定はない刀剣男士。同じ刀剣男士でも顕現した本丸によって個体差が出る、とファンが自分の好きな逸話を反映した刀剣男士を想像する余地があることが、『刀剣乱舞』が人気となった理由の一つです。
刀剣男士は刀工自身が大きく反映された系統と、逸話に大きく影響されている系統と、元主の影響が大きい系統がいるな
— さまんさ(審神者で司書) (@thavasa1002) December 9, 2019
刀剣男士のキャラ設定にはパターンがあり、刀工の逸話が反映されたパターン、刀の逸話が反映されたパターン、かつての所有者の性格や逸話が反映されたパターンがあります。自分の好きな刀剣男士の設定がどのパターンに当てはまるか確認してみるのも楽しいかもしれません。
刀剣乱舞の刀剣男士の年齢順まとめ
『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士たちの見た目や設定を年齢順に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?刀の生まれた時代、それぞれの逸話などは諸説あるためこの年齢順が正解とは言えません。しかし各刀がどんな時代に生まれたのか、大体の雰囲気は掴めるでしょう。自分の好きな刀剣男士がどれくらいの年齢なのか確認し、『刀剣乱舞』をより楽しむ助けにしてみてください。