ラヴソングでさくらが歌う挿入歌500マイルは誰の歌?歌詞の意味が泣ける?

月9ドラマ「ラヴソング」の挿入歌である「500マイル」が、元は誰の曲であったのか、原曲となった歌詞の意味についてなど、気になる情報をまとめています。忌野清志郎さんが日本語訳を手掛けたという500マイルは、意外な意味を持つ曲だとわかります。更に劇中でヒロインのさくらが歌っている挿入歌や主題歌などについても紹介しているので、ラヴソングを観た事がないという人も必見の内容です。

ラヴソングでさくらが歌う挿入歌500マイルは誰の歌?歌詞の意味が泣ける?のイメージ

目次

  1. ラヴソングとは?
  2. ラヴソングでさくらが歌う挿入歌500マイルは誰の歌?
  3. ラヴソングの挿入歌500マイルの歌詞の意味
  4. ラヴソングの主題歌やさくらが歌う曲
  5. ラヴソングに関する感想や評価
  6. ラヴソングの挿入歌500マイルの作詞作曲者まとめ

ラヴソングとは?

俳優の福山雅治さんが主演で話題となったドラマ「ラヴソング」ですが、劇中で使用された挿入歌「500マイル」が誰の曲なのか、話題となりました。今回は忌野清志郎さんも関係しているという挿入歌などについて、ドラマの基本的な情報と共にまとめてご紹介します。ドラマを視聴していなかったという人でも、楽曲を耳にすれば興味が湧くかもしれません。

ラヴソングの放送情報

ラヴソングは2016年4月11日から6月13日までフジテレビの月9枠にて放送されていたドラマで、ミュージシャンの主人公と一人の少女の出会いから始まる物語を描いた作品です。主演を務めたのは俳優の福山雅治さんで、2013年に主演を務めた「ガリレオ」から3年ぶりとなる主演作となりました。ヒロイン役を務めた藤原さくらさんはシンガーソングライターで、本作が女優としてのデビュー作になりました。

ラヴソングのあらすじ

プロのミュージシャンとして活動していた主人公の神代広平は、とあるきっかけからミュージシャンを引退する事となりました。臨床心理士として新たな人生を歩んでいた広平の所に、ある日一人の少女がやってきます。吃音症であるという佐野さくらは、その症状からコミュニケーションを取れずにいました。けれど歌っている時だけは吃音の症状が出なかったのです。

ラヴソングの制作スタッフ

ラヴソングの脚本を担当しているのは、脚本家の倉光泰子さんです。倉光泰子さんは2014年に「第26回フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞したばかりの人物で、ラヴソングは倉光泰子さんのオリジナルです。ラヴソングの音楽は菅野祐悟さん、演出は西谷弘さん、平野眞さん、相沢秀幸さんらが担当しています。

ラヴソングの視聴率

ドラマといえば、人気バロメーターの一つである視聴率が気になるという人も多いのではないでしょうか?実はラヴソングの視聴率はあまり思わしいものではなく、初回の放送は10.6%となりました。最終回までも伸び悩んでいた視聴率ですが、これらの要因の一つとしてはターゲット層への宣伝が上手くいっていないという点が挙げられます。更に広平とさくらの年齢差が27歳というのも、受け入れがたい要因となってしまった様です。

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ラヴソングでさくらが歌う挿入歌500マイルは誰の歌?

挿入歌が一つの見せ場となっているラヴソングですが、続いてはラヴソングで使用された500マイルという曲についても詳しくご紹介します。ドラマを観ていると、音楽に詳しくない人は何気なく流し見をしてしまう事もあるかもしれません。しかし500マイルという曲について理解を深めれば、登場人物にも共感して更にドラマを楽しむ事ができる様になるかもしれません。

500マイルをさくらが歌うシーン

吃音という症状に悩まされ続けているさくらですが、そんなさくらが唯一吃音を気にする事なく、自分らしさを発揮できるのが歌声を披露する場面です。対人でのコミュニケーションに悩んでいたさくらが思い切り500マイルを歌うシーンには、胸を打たれた視聴者も多かったのではないでしょうか?このシーンを目にした事で、500マイルという曲について興味を持った人もいる筈です。

原曲はピーター・ポール&マリーの500Miles

さくらが歌っていた500マイルという楽曲は、ピーター・ポール&マリーという1960年代のフォークグループの原曲「500Miles」が有名です。元々は「900 Miles」というアメリカ東北部の民謡が元になっており、ピーター・ポール&マリー以外にも様々な歌手がカバーをしている名曲です。

原曲の作詞作曲者

500Milesの作詞作曲を担当したのは、60年代に活躍していた女性フォーク・シンガーのへディ・ウエストです。多くの歌手がこの曲を歌う中で、最も大きくヒットさせたのがピーター・ポール&マリーでした。これによって日本のフォークソングにも大きなブームをもたらしたグループでした。

日本では「500マイルも離れて」としてヒット

そんな500Milesという曲は、日本でも「500マイルも離れて」としてヒットを飛ばします。こちらは坂本冬美さんと細谷晴臣さん、そして忌野清志郎さんによるユニット「HIS」が、「日本の人」というアルバムに「500マイル」として収録をしています。ドラマの中でさくらが聞いていた500マイルも、このHISが演奏しているものでした。

日本語の歌詞は忌野清志郎が作詞

500マイルの日本語に訳を担当したのが、HISの忌野清志郎さんでした。忌野清志郎さんといえばロックミュージシャンとして活躍をしていた人物で、挿入歌を聞いて忌野清志郎さんを思い出したというファンも多かった様です。「ザ・キング・オブ・ロック」の異名も持つ忌野清志郎さんですが、癌性リンパ管症により2009年に58歳の若さで惜しまれながらこの世を去る事となりました。

カバーした歌手

忌野清志郎さんを始め多くの歌手がカバーをした500マイルという楽曲ですが、音楽にあまり詳しくないという人からしてみれば、どういった人がこの曲を歌っているのかわからないという場合もあるかもしれません。そこで500マイルをカバーした、日本人にとって身近な歌手についても少しだけご紹介します。藤原さくらさんの歌で初めてこの曲を知ったという人も、歌い手によっての違いを楽しむというのもおすすめです。

歌手①松たか子

女優であり歌手としても活躍をしている松たか子さんですが、実は500マイルのカバーをしている歌手の一人でもありました。こちらは松たか子さんの21枚目のシングルである「君となら」に収録されている楽曲です。このほかにも、オリジナルアルバムの「Time for music」にも「500Miles」というタイトルでこの曲が収録されています。

歌手②Leyona

シンガーソングライターのLeyona(レヨナ)さんも、500マイルのカバーをしています。こちらはLeyonaさんの9枚目のシングルとなる「500マイル/Love」に収録されています。興味が湧いた人は、是非それぞれの歌手が歌う500マイルを聴き比べてみてはいかがでしょうか?原曲の歌詞ももちろん良いですが、忌野清志郎さんの日本語訳で歌われる500マイルも高い評価を受けています。

ラヴソングの挿入歌500マイルの歌詞の意味

ラヴソングというドラマのオリジナルではなく、原曲となる楽曲のあった500マイルという曲ですが、元々はどの様な意味の歌詞だったのかが気になった人もいたのではないでしょうか?続いては原曲の歌詞の内容についてや、どういった意味を持つ歌詞なのかといった点についてをご紹介します。

原曲の歌詞の内容

主(しゅ)よ、私は1(00マイル) 
主よ、私は2(00マイル)
主よ、私は3(00マイル)
主よ、私は4(00マイル)
主よ、私は家から500マイルも離れてしまいました

私のバックにシャツは無く、 
私名義の金は1ペニーもありません。
主よ、こんなに離れてしまったら 私は故郷に帰れません

忌野清志郎さんが日本語訳をした歌詞では、涙を堪えながら住み慣れた街を離れていく登場人物の様子が見て取れます。しかし原曲となった500Milesの歌詞を見てみると、忌野清志郎さんによって日本語訳をされた歌詞よりも、貧困によって苦しむ悲しい姿が浮かんできます。

元は放浪者の別れの歌

500マイルは、元々は故郷を離れる事となった放浪者の姿を描いた歌詞だったのです。時代背景は暗いものであった為に、その歌詞も自然と切なく悲しいものとなりました。元々の歌詞の意味を知らずに挿入歌を聴いていると、まるで登場人物が遠距離恋愛をしているかの様にも思えます。けれど実はそういった悲しい意味を持つ歌であるのだと知ると、挿入歌に対する印象も変わってくるのではないでしょうか?

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ラヴソングの主題歌やさくらが歌う曲

音楽が一つのテーマとなっているラヴソングですが、挿入歌以外にも劇中ではさくらが歌う曲がいくつも登場します。続いてはそんな挿入歌や主題歌の数々を順番にご紹介します。ラヴソングを観ていて気になる曲があったという人は、是非その曲をダウンロードして繰り返し楽しんでみてはいかがでしょうか?

主題歌:soup

ラヴソングの主題歌として起用されたのは、ヒロイン役を務める藤原さくらさんの「soup」という曲です。こちらの曲は作詞作曲を主演である福山雅治さんが担当しており、劇中でラブストーリーを展開していく二人が実際に作った曲だと考えると、より感情移入をしてドラマを楽しむ事ができる主題歌となっている筈です。こちらは2016年6月8日に発売された、藤原さくらさんのファーストシングルでもあります。

挿入歌:恋の中

ラヴソングの挿入歌の一つに、「恋の中」という楽曲も登場します。こちらはシンガーソングライターので女優の新山詩織さんの、8枚目のシングルとなっています。新山詩織さんはラヴソングで宍戸春乃役としても出演をしており、広平の元恋人であり故人となっている人物です。ドラマの中では、第1話と第3話の挿入歌として恋の中が使用されています。

さくらが歌う曲

主題歌や500マイル以外にも、ドラマの中でさくらが歌っていた曲はまだまだ登場します。続いてはこちらも耳に残る楽曲の数々を、順番にご紹介します。気になる曲があったけれどタイトルがわからない、といった人はこちらをチェックすればお目当ての曲が見つかるかもしれません。

終わらない歌

ラヴソングの第5話で、さくらが真美に対してサプライズでの歌をプレゼントするシーンが登場します。そこでさくらが歌っていたのは、「終わらない歌」という曲でした。こちらはTHE BLUE HEARTSの楽曲の一つであり、ファーストアルバムである「THE BLUE HEARTS」に収録されている楽曲です。予想外の選曲の渋さに驚かされた人や、思わず涙してしまったという人も多かった挿入歌でした。

カープの歌

ラヴソングの第3話では、さくらと広平が共にライブに出演する事が決まります。その中でさくらがプロ野球の広島カープファンであるという事が判明し、視聴者側のカープファンも興奮の展開となりました。劇中ではさくらが実際にカープの応援歌を歌う場面も登場し、「それいけカープ」を歌うさくらの姿に好感を覚えた視聴者も多かった様です。

さくらと広平が作った曲

この他にも、ラヴソングではさくらと広平が一緒に作った曲を歌う場面も登場します。こちらはドラマの第6話と第7話で登場した、「好きよ 好きよ 好きよ」という楽曲です。これは主題歌の「soup」のカップリング曲としても収録されているタイトルです。主題歌の次にこちらの挿入歌が耳に残っているという視聴者も多かったのではないでしょうか?

ラヴソングに関する感想や評価

名曲のカバーや耳に残る楽曲を生み出しているラヴソングというドラマですが、実際にドラマを視聴した人の感想なども気になるのではないでしょうか?続いてはラヴソングを観た人の、Twitter上での感想についても少しだけご紹介します。視聴率の低迷などもあり設定にも賛否両論のあるこちらのドラマですが、果たしてどの様な評価を得ている作品だったのでしょうか?

藤原さくらさんの女優デビュー作にもなった本作ですが、初めてその姿を目にしてファンになったという人も多い様です。音楽を題材とした作品という事もあって、ドラマが終了した後も登場人物達の楽曲を聴いたり、演じていたキャストの曲を耳にする事ができるという点も魅力の一つである様です。

年齢差などもあり内容に関してはあまりハマらなかったという人もいる一方で、出演者の一人である菅田将暉さんのお芝居を褒める感想も見られました。現在も様々なドラマや映画に出演して多忙を極めている菅田将暉さんですが、こちらのドラマに出演していた事を知らなかったという人もいる様です。菅田将暉さんも歌手としても活躍をしている人物ですが、ラヴソングでの歌声も是非視聴して堪能してみてはいかがでしょうか?

ドラマといえばメインとなるキャストの恋愛模様などに注目しがちですが、改めて設定などを見てみると周囲の人物達の関係性に、胸を打たれる場合もある様です。広平とさくらの恋愛については批判的な意見を持つ人であっても、その周囲の人々の恋愛模様などは評価するといった声も見られました。視点を変えて視聴してみる事で、また新たな発見があるドラマだとも言えるのかもしれません。

ラヴソングの挿入歌500マイルの作詞作曲者まとめ

ラヴソングの挿入歌である、500マイルを始めとした楽曲についての詳細をまとめてご紹介しましたが、これまではドラマのストーリーにしか目を向けていなかったという人も興味を持つ事ができたのではないでしょうか?歌があまり上手くないキャストであった場合にはドラマ自体が台無しになってしまう事もありますが、藤原さくらさんの歌声は良い意味で記憶に残るものであった事がわかりました。

あらすじや出演者だけを見て特に興味を持たないままだったという人も、この機会に改めてラヴソングというドラマを視聴してみるのも良いのではないでしょうか?ストーリーに関しては好みなどもありますが、挿入歌や主題歌は良い評価をしている人が多い理由も理解する事ができる筈です。

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