2019年08月05日公開
2019年08月05日更新
ドラマ版チアダンの主題歌はサンボマスター!歌詞や挿入歌も紹介
福井県立福井商業高校チアリーダー部「JETS」をモデルとした映画「チアダン」のドラマ版が2018年7月からTBS系金曜ドラマ夜10時から土屋太鳳主演で放送されました。ドラマ版「チアダン」に起用された主題歌を担当したサンボマスターの楽曲が視聴者の間で話題となっています。この度はドラマ「チアダン」の主題歌や挿入歌についてをまとめて紹介していきますのでドラマ視聴の際の参考にご覧ください。
目次
ドラマ版チアダンとは?
ドラマ版チアダンの作品情報
≪ドラマ『チアダン』作品詳細情報≫
- ジャンル:学園ドラマ
- 脚本:後藤法子/徳尾浩司/木村涼子/渡邉真子
- 演出:福田亮介/金子文紀 /岡本伸吾/渡部篤史
- 出演者:土屋太鳳 /石井杏奈 /佐久間由衣/山本舞香/朝比奈彩/大友花恋/箭内夢菜/志田彩良/清水尋也/八木莉可子/伊原六花/足立佳奈/堀田真由/福地桃子/小倉優香/新木優子/高橋和也/紺野まひる/松本若菜/木下ほうか/阿川佐和子/オダギリジョー
- エンディング:サンボマスター「輝きだして走ってく」
- プロデューサー:韓哲/高山暢比古(協力)
- 放送期間:2018年7月13日-9月14日
- 放送枠・時間:TBS金曜ドラマ・22:00-22:54
- 放送分:54分
- 放送回数:10回
ドラマ版チアダンのあらすじ
ドラマ「チアダン」は映画「チアダン」の9年後を舞台にした物語で時代設定は、2018年7月から2019年11月までとなっています。何事にも中途半端な女子高生がチアダンスで「打倒、JETS」「全米制覇」の夢を志すオリジナルストーリーです。
ドラマ版には映画版のモデルとなった福井県立福井商業高校チアリーダー部「JETS」とは別の福井西高校の生徒メンバ―が登場します。映画「チアダン」の主人公の友永ひかり役を演じた広瀬すずがドラマ版に同役で特別出演しています。
ドラマ版チアダンの主題歌を歌うのはサンボマスター
主題歌を歌うサンボマスターとは?
ドラマ「チアダン」の主題歌を担当している3人組パンク・ロックバンドのサンボマスターは、シャウト多用のストレートなパンクロックの軽快なメロディーと前向きな歌詞で温かみのある元気の出る楽曲が多く、大勢のファンから人気があり、2005年ドラマ「電車男」でも主題歌を担当し、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」は大ヒットを記録しています。
主題歌は「輝きだして走ってく」
ドラマ「チアダン」の主題歌はサンボマスターの「輝きだして走ってく」です。ドラマに彩りを与えるべく書下ろして作曲されたサンボマスターの「輝きだして走ってく」は、途方もなく大きな夢を追いかけるヒロインたちを後押しする応援ソングとなっています。
サンボマスターがドラマ「チアダン」の主題歌を依頼された所以は、映画「チアダン」のモデルとなった福井県立福井商業高校チアリーダー部「JETS」が創部以来ずっとサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」を踊り続けていたことにあります。
あるテレビ番組で福井商業高校チアリーダー部「JETS」メンバーがサンボマスターの生歌に合わせて踊るというサプライズ企画が催されるなど、深い縁が感じられることからドラマ制作側はドラマの主題歌はサンボマスターしかいないとして主題歌の依頼をしたようです。
ドラマ版チアダンの主題歌の歌詞やタイトルの意味
チアダンの主題歌の歌詞
ドラマ「チアダン」の主題歌「輝きだして走ってく」の歌詞について紹介してきます。目の前に落ち込んで、塞ぎ込むあなたに僕は今苦しいからこそ、そこから見えることもある、出来ることがある、落ち込んでいないで今が立ち上がる時なのではないかと自分らしくやればいいと奮い立たせるような言葉を投げかける歌詞が印象的です。
苦しいことを乗り越えた時に素晴らしく輝かしい結果が待っていると語り、悩むことは若い時には必要なことだけれど時間は止まることなく流れ無駄な時間などありません。開けない夜はないから自分自身に負けないで、悲し事があっても自分の殻に閉じ籠らないで、もっと自分を大事にして、君を応援している人はいるよと聴く者の胸を温かく包み込み励ます力強さが歌詞に込められているのが感じられるようです。
チアダンの主題歌のタイトルの意味
ドラマ「チアダン」の主題歌「輝きだして走ってく」は、サンボマスターのパワフルなサウンドと歌声で頑張る人を力強く泥臭く励まして応援する歌詞が特徴の応援ソングです。
主題歌「輝きだして走ってく」のタイトルには、とてつもない大きな夢に向かって挫折を繰り返し、それでも諦めずに目標に向かって奮闘する姿は輝かしく、「今」という時間はその時でしか味わえない為自分の殻に閉じこもるのではなく走っていこうという作曲を担当したボーカルの山口隆の願いが込められているのかもしれません。
ドラマ版チアダンの挿入歌や曲
挿入歌①1話のストリートダンス
ドラマ「チアダン」第1話で不登校気味の柴田茉希が路上でストリートダンスしていた曲は、韓国の男性7人のヒップホップグループの防弾少年団(BTS)の「MIC Drop」です。防弾少年団のグループ名の由来は、英語圏で活動する時に名乗っていた韓国語読みの「Bangtan Sonyeondan(バンタンソニョンダン)」から来ています。
ドラマ「チアダン」第1話では土屋太鳳演じるわかばが、違うジャンルを踊る茉希をチアリーダー部に強引に誘います。茉希はわかばに対して何も反応を示さずに黙ってその場を去るのでした。
挿入歌②2話の体育館で踊った曲
第2話の体育館でチアリーダー部のメンバーが踊った曲はmisiaの「HOPE&DREAMS」です。人とは異なる少数派な夢でも誇り高く歩んで行こうという応援ソングとなっています。misiaの楽曲の中でも非常に励まされる曲調で、劇中の第2話のチアリーダー部の状況に状況がマッチしているようですが、チアダンスにするには少々違和感を感じるとの声もあがっていたようです。
挿入歌③4話のブルーハーツ「人にやさしく」
第4話では福井市商店街の小さなお祭りイベントに出演することになったロケッツのメンバーたちが、ブルーハーツの「人にやさしく」の曲でチアダンスを披露します。ブルーハーツは1985年に結成されたロックバンドで、ヒット曲には「リンダリンダ」や「TRAIN-TRAIN」、「情熱の薔薇」などがあります。1995年に解散しています。
ブルーハーツの曲を聴いた視聴者は「曲が良すぎて背中を押される」と励まされたという感想をコメントしています。この回ではJETSの演技に刺激を受けたメンバーたちの成長が見られ、指先まで意識されて純粋に物語に入り込んでいつの間にか応援していたという人もいたようです。感動して涙したという人もいたようです。
挿入歌④6話の病院の中庭での曲
第6話で重傷で入院しているチアリーダー部顧問の太郎がいる病院の中庭で「ROCKETS」のメンバーが泣きながら先生を励ますために踊る場面が描かれていました。その時に挿入歌で流れた曲がサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」です。2010年に発表された曲ですが、本ドラマの主題歌「輝きだして走ってく」に再収録されています。ベタな場面ではあったようですが、視聴者の目頭を熱くさせたようです。
挿入歌⑤7話の北信越チャレンジカップ
少人数だったチアリーダー部「ROCKETS」のメンバーは20人となり、わかばたちは北信越チャレンジカップに出場することになります。その時にメドレーで流れていた曲を見ていきます。オープニングで流れていたのは、全世界セールス3,600万枚、動画総再生27億回以上を誇るUK最大のイギリスのガールズバンドLITTLE MIXの「shout out to My Ex」のアレンジバージョンです。
途中で男性のラップ調の曲に変わり、Flo Rida feat.SIAの「Wild Ones」が流れます。この曲は第1話でしおりがチア部のメンバーにヒップホップを説明する際にも使用されました。ラインダンス時は2001年映画「ムーラン・ルージュ」の劇中でも使用されていたFatboy Slimの「Because We Can」です。
そして最後のジャズダンスの曲として使用されたのは、イギリスのシンガーソングライターのEllie Gouldingの「We can't Move To This」です。この曲も第1話でダンスを説明する際に使用されていました。
挿入歌⑥8話の壁のメッセージ
ドラマ「チアダン」第8話ではROCKETSメンバーのほのかが部室の壁に残した「You'll Never Wale Alone.」とあり、この曲はイギリスサッカーチームの応援歌だったために話題となっていました。劇中ではしおりが東京で事件に巻き込まれ事件解決に教頭が一役買う場面が見られます。メンバーはしおりの帰りをダンスの練習をして待ちます。その際のBGMはスーザン・ボイルが歌っていたようです。
挿入歌⑦9話の音痴なアカペラ
ドラマ「チアダン」第9話では全国大会直前の大事な時にわかばが大怪我をしてしまい、皆のサポート役に徹しようとします。しかし、ROCKETSの全メンバーが「踊るべきだ」とわかばに対して酷い仕打ちをして追い込むように激します。戻って来たわかばにメンバーはサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」アカペラで歌います。
挿入歌はできっこないをやらなくちゃ
サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」は、出来ないと思っていることは本当に出来ないことなのかと投げかけ、どんな時も諦めないで、どんなことも君ならできると全ての人に力強くエールを送った曲となっています。
曲の締めくくりではどんなことだってできる、嘘じゃない本当だよと背中を押してくれ聴く者に勇気を与えてくれます。夢に向かっている人や夢を諦めかけて挫折しそうな人の心に響く応援歌です。この曲は第6話でも使用され、現実の福井県立福井商業高校チアリーダー部「JETS」が全米初挑戦時から踊り続けている伝統的な曲です。
できっこないをやらなくちゃのタイトルの意味
サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」は元々日産セレナのCMのために書き下ろされた楽曲で頑張る若者を応援する応援ソングです。2010年2月リリース時は注目されていませんでしたが、福井県立福井商業高校JETSが毎年「できっこないをやらなくちゃ」を踊り続け全米制覇を成し遂げたというストーリーがテレビ番組で放映されると一気に注目が集まり、ストレートな歌詞に心揺さぶられる人が急増しました。
「できっこないをやらなくちゃ」にはサンボマスターの「やっていることは通常と何も変わらないけれど武道館で最強の伝説を作りたい、やり続ける」という思い込められていると言われています。やらなければ行動しなければ何も出来ないし何も始まらないというメッセージも感じられるようです。
挿入歌⑧最終回のROCKETSとJETSの大会
最終回の「チアダン」では、ROCKETSのラストダンスとなる全国大会の様子が描かれ、ライバルであるJETSのダンスも見られました。ROCKETSは北信越チャレンジカップ同様に曲を変えてメドレーで挑みます。また、対するJETSもメドレーで魅せてきます。
≪ROCKETSメドレー≫
- オープニング曲:カナダの歌手であるCarly Rae Jepsenの「Cut To The Feeling」
- ヒップホップの曲:T.I.という男性ラッパーの「Bring Em Out」
- ラインダンス:Little Mixの「Power」
- ラストソング:アメリカの歌手のKaty Perryの「Roar」
- オープニング曲:映画「チアダン」でJETSが全米大会で踊ったAriana Grandeの「Problem」
- 中盤:カット
- ラストソング:Bruno Marsの「Runaway Baby」
ドラマ版チアダンの主題歌に関する感想や評価
あー、Rocketsが与えてくれた、Rocketsが与えてもらった、笑顔を浮かべながら寝ようとするか、、😢💕✨🚀✨💕😆
— なにかと (@aki50893935) September 14, 2018
いやぁ、、ドラマも主題歌も最高!すべての関係者様たち、本当に素敵なものを提供していただき、ありがとうございました😭✨💕🚀💕😆😭✨💕😆🚀✨💕#チアダン #Rockets
ドラマ版「チアダン」の感想から、ドラマの本編も使用されている楽曲も最高と絶賛する視聴者が多いことが窺えます。毎回、女子高生たちの青春を感じさせるドラマがあって視聴者は涙していたようです。
できっこないをやらなくちゃはもう別格だけど、
— そらり (@iw2ljkjaiw2mwed) July 13, 2018
主題歌のサンボの曲も名曲の予感!!
ちゃんと聴きたい!!
今年の夏のテーマソングになる予感!!!#チアダン #サンボマスター
サンボマスタのー「できっこないをやらなくちゃ」は心を強く打たれるという人が多く、歌詞からは出来ないと他人から言われてそれを鵜呑みにして何もしない、自分には能力がないと立ち尽くす人が多いけれど、果たして本当にそうなのかと問いかけて奮い立たせるような曲で勇気を貰えるという声が後を絶たないようです。
チア☆ダンの主題歌 サンボマスターさん✨ 予感はしてたけどまさかの新曲!『輝きだして走ってく』
— N a p i (@kentotao203) June 20, 2018
題名からして神曲の気しかしない✌🏻️
主題歌としては初主演映画、果てぬ村のミナぶりのタッグだね✨ 太鳳ちゃんが最も大切にしてるご縁だ☺️🙏#チアダン#土屋太鳳#サンボマスター pic.twitter.com/ZTUvyOG3Hr
「できっこないをやらなくちゃ」と同じような理由でドラマ主題歌となった「輝きだして走ってく」もサンボマスターの力強い演奏と歌に突き動かされるものを感じるという感想が見られます。
ドラマ版チアダンの主題歌まとめ
土屋太鳳主演ドラマ「チアダン」の主題歌の歌詞やその他の挿入歌についてまとめて紹介してきました。チアダンの物語が熱いことはさることながらサンボマスターが担当していている主題歌「輝きだして走ってく」や、主題歌のカップリング曲となる「できっこないをやらなくちゃ」の曲調か歌詞からもエネルギーが伝わってきて励まされて感動したという人が多かったようです。
全体的に評判のいいドラマ「チアダン」は本編だけでなく、使用されている楽曲でも楽しむことが出来るようです。まだドラマ版「チアダン」を観たことがないという方は是非、本記事を参考に主題歌や挿入歌にも注目してご覧になってみてはいかがでしょうか?