健康で文化的な最低限度の生活のあらすじ感想ネタバレ！最終回の結末や視聴率一覧も

漫画を原作とする関西テレビ（カンテレ）制作のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」。各話のあらすじ解説に入る前に、まずはドラマの概要など作品情報をご覧いただきたい。

「健康で文化的な最低限度の生活」は、2018年7月から9月までフジテレビ系「火曜21時枠」で放送されたドラマ。（略称「ケンカツ」）

公務員試験に合格し区役所の生活課に配属された主人公の女性が、生活保護ケースワーカーとして働き人としても成長していく。主演は吉岡里帆、共演は井浦新、田中圭、川栄李奈、山田裕貴ほか。

続いて漫画を原作とする「健康で文化的な最低限度の生活」の制作スタッフを以下に紹介する。

• 脚本：矢島弘一、岸本鮎佳
• 音楽：fox capture plan
• 監修（ケースワーカー）：衛藤晃（全国公的扶助研究会）
• 法律アドバイザー：芦原愛一郎
• 演出：本橋圭太、小野浩司、大内隆弘
• プロデューサー：米田孝（カンテレ）、遠田孝一、本郷達也、木曽貴美子（MMJ）

漫画を原作とするドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」は、小学館『ビッグコミックスピリッツ』で2014年18号から連載されている柏木ハルコの名漫画を原作としている。原作漫画は手塚治虫文化賞第23回一般部門を受賞。

ちなみに原作漫画のタイトルは、日本国憲法第25条第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」の一部を採用している。

漫画を原作とするドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主題歌はエイベックス・エンタテインメント所属の男女6人組音楽グループAAAの「Tomorrow」。また、オープニング曲には、アメリカ・ノースカロライナ州に生まれの歌手・安田レイの「Sunny」が選ばれている。

ここからは健康で文化的な最低限度の生活のあらすじを紹介していく。ネタバレを多分に含むため、未見の方は注意が必要だ。

漫画を原作とするドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主人公は、公務員試験に合格し区役所の生活課に配属された女性、義経えみる。困窮する人々の支援を行うケースワーカーとして働くことになった。さっそく、大先輩のケースワーカー・半田明伸から今後担当する110世帯分のファイルを手渡されたえみる。そのファイルには覚せい剤や虐待など、それまでの彼女には無縁だった事案が多数含まれていた。

ある日、えみるのもとに担当する生活保護受給者・平川から電話がかかってきた。「これから死にます」という言葉に驚くえみるは、上司の京極大輝に打ち上げる。京極の指示で親族に連絡するも「いつものことだから」と相手にされない。その後も平川の「死にたい」という電話が入り、えみるはそれに付き合う。

そんなやり取りが何度か続いた後、平川は自殺してしまう。ショックを受けたえみるに同僚たちは「抱えている案件が減ったと思えばいい」と慰めるが、やり切れないものを感じるえみる。その後平川の部屋を訪ねたえみるは、一生懸命生きようと努力していた平川を知り、改めて受給者と真摯に向き合う必要性を実感。

次に、えみるが担当したのは緊張すると咳込む阿久沢正男。家庭訪問すると冷蔵庫に食べ物はなく空っぽ状態。えみるが尋ねると「生活保護は借金の返済に消えてしまった」とのこと。 えみるは法テラスに借金問題を相談するよう勧めるが、一向に阿久沢は行動を起こさない。えみるがどんなに勧めても「放っておいてくれ」の一点張り。

ベテランの半田が見かねて事情を聞くと「事業拡大に失敗し借金が残った。妻とは離婚、娘とも疎遠になっている」と話す阿久沢。えみるは自分の接し方が一方的だったと反省。今度は阿久沢の立場になって考え、法テラスへ付き添うことに。すると、借金はすでに完済しており、過払いによる返還請求も可能なことが判明。阿久沢から感謝されたえみるは、初めて仕事に満足感を感じる。

義経えみるは、生活保護受給者・日下部聡美の家を訪問。シングルマザーの聡美を筆頭に、ミュージシャンを目指す高校生の息子・欣也と中学生の娘・リナ、介護を受ける聡美の父の4人が同居していた。

その後、生活課で「生活保護不正受給者リスト」が配布される。その中に、日下部家の長男・欣也の名前を発見するえみる。早速、事実確認に日下部家を訪問する。欣也のアルバイトが不正に当たるためバイト料全額を返還しなければならないと母親の聡美に告げる。ところが「息子は不正受給の仕組みを知らなかった」と主張。えみるは何の根拠もないまま返還金の減免は可能かもと答えてしまう。

えみるは聡美の主張を上司・京極に報告。京極は「条例を知っているいないに係わらず全額返還」と譲らない。自分の軽々な発言を悔やむえみる。再び日下部家へ向かうえみる。欣也のアルバイト就業を確認したえみるは、アルバイト料の全額返還を要求。取り乱した聡美が欣也の部屋の物入れを開けると中には高額オーディオが。責め立てる聡美に欣也は「貧乏人は夢を見るなってことか！」と激怒し家を飛び出した。

欣也の件で悩むえみるに、京極は自分のギターを手渡すように伝え、先輩半田は「まずは彼との関係を築くことが先決だ」とアドバイス。当の欣也は昔の不良仲間と共にバイクに乗り回していた。 えみるは京極のギターを持って自転車で街中を捜索。ようやくバイクに乗った欣也を発見するが、彼女が差し出すギターの受け取りさえ拒否。えみるは、時間を置いて再度面会することにした。

面会当日、まず母の聡美が来所。次に欣也が姿を現わした。えみるは自分の発言が聡美らを混乱させたことを謝罪。半田は、学費などを支援する制度を使えばミュージシャンの道も開けること、えみるたちケースワーカーがそれを支援していくと説明。前向きになった欣也は、「これからはきちんと申告をしてからバイトをする」と明言した。母の賛同を得た欣也は路上ライブを再開、京極のギターで盛り上げた。

 一方、行方の分からなかった娘から手紙を受け取った阿久沢は、2年前に元妻が死亡していたことを知り返事を書こうとする。

えみるの同僚・七条が担当する岩佐朋美は、DV夫と離婚し6歳の娘・咲を一人で育てている。咲を保育園に預けて求職活動に励む毎日。 数日後、七条は朋美から就職先が決まった旨の電話をもらうが、それを最後に連絡は途絶えてしまう。さらに彼女の妹の口から就職先決定の話がウソだと判明。

ようやく七条との面談に応じた朋美だったが、「大丈夫です」と同じことを繰り返すのみ。 朋美が気になるえみると半田は精神科に診せることを提案、京極は朋美に寄り添う対応を指示する。七条は朋美に「頑張らなくていい」と伝えると精神科の受診を勧める。朋美は忠告を受け入れ病院の門を叩く。うつ病と診断された朋美は治療に専念することになった。

元妻の死亡を知った阿久沢は、娘と10数年ぶりに再会することになる。しかし、再会当日、阿久沢の前には、手紙の丁寧な文面からは想像もできない娘が現れた。

えみる夏季休暇中の出来事。東区役所生活課を訪れた島岡光という青年が生活保護受給を希望。対応した女性職員は、「扶養照会」という申請者の親族に援助可能か否かを照会する手続きが必要になることを説明する。それを聞いた光は「無理なんで」と言い扶養照会を拒否。 所持金数十円と聞いた女性職員は、光に保護施設を紹介する。京極は、光の担当に休暇が終わったえみるを当てた。

一方、桃浜都は生活保護受給者・独り暮らしの老女、水原典子の家を訪問。水原には息子がいるが、扶養照会を拒否していた。桃浜は彼女の説得を試み「息子さんいはきっとお母さんに会いたがっているはず」と伝えるとようやく扶養照会を承諾。 桃浜は扶養照会書類を息子に送付。しかし息子からの返答は「援助できません」だった。桃浜は母子の冷え切った関係に愕然となるのだった。

光の扶養照会を受け取った父が東区役所へやって来る。そして、対応した京極に光の援助を申し出る。勝手に大学を中退したことを父親が怒り、以来息子とは絶縁していたという。息子に会いたいという父親の希望を叶えるため、えみるは保護施設に電話を入れる。しかし、父親のことを聞いた光は動揺を隠せず施設を脱走。その後、父親を伴い施設を訪ねたえみるは、施設周辺を探すが見つからない。その頃、光は駅構内にいた。

駅構内に侵入した島岡光は、電車への飛び込み自殺を企てたが、駅員に制止される。その後、光は精神病院に収容、安全のため拘束。一方、生活課では光の自殺未遂を深刻に受け止める。光の入院を知った父・雷がやって来て入院先を聞き出そうとするが、えみるがドクターから面会を禁じられている旨を伝えると引き下がった。

その後病院を訪ねたえみると京極は、光が父親からの性的虐待によりPTSDを発症していると説明を受ける。 病院は、雷が接近しないよう面会制限の措置を取っていた。ところが、光の入院先を突き止めた雷が病院内に侵入。まさに光の病室に入ろうとするところで、えみる達が何とか阻止。京極が「あなたを厚労省に報告する」と言うと雷は帰っていった。その後、光への生活保護受給が正式に決定した。

一方、水原典子の息子・悟から桃浜に届いた手紙には、酒乱で男と駆け落ちした母親の過去が綴られており、もう連絡しないで欲しいと結ばれていた。悟の拒否を伝えると、母・典子は、悟からプレゼントされたホームランボールを桃浜に託した。その後、尋ねてきた悟の妻にボールを手渡す桃浜。後日、典子宛てに届いた手紙には、悟夫妻とホームランボールを持つ子供の写真が添えられていた。

えみるの同僚・栗橋千奈は、担当の中林義徳が求職活動を行わないため、生活保護打ち切りの指示書を渡し、中身を読むよう伝える。数日後、生活課を訪れた中林を見たえみるは、文字が歪んで読めない「識字障害」ではないかと睨む。えみるの助言を聞いた千奈は中林と面談。中林は文字が歪んで読めないこと、書類を代筆してくれた姉が病死したことを告白。さらに、就業先の会社に給料を搾取され人間不信になったとも。

検査結果中林は「識字障害」と診断。千奈は障害者認定の手続きを行い、ハローワークへ出向く。ところが識字障害者に仕事の紹介は困難と言う職員にキレてしまう千奈。ハローワークからの抗議があり千奈は中林の担当を外される。その後千奈が姉に似ていると頼る中林と書店に出かけた千奈は、識字障害者用の文字練習帳を選び文字を教えてあげる。後日就職先が決まった中林から、稚拙な文字で書かれたお礼状が届いた。

一方えみるは、買い物中の阿久沢と娘の麻里に偶然出会う。娘と同居を我が事のように喜ぶえみる。しかし娘の麻里の表情は複雑だった。

えみるが担当する赤嶺岳人が救急搬送される。えみるに医師はアルコール依存症と告げる。死も有り得ると言ってえみるは禁酒を勧め赤嶺も同意。しかしすぐにまた酒を飲んでしまう赤嶺。半田は落胆するえみるを断酒会に連れていく。えみるはアルコール依存症が簡単には治らない病気だと知る。一緒に頑張ろうと説得するえみるに赤嶺も入院加療を承諾。3か月後退院した赤嶺は、えみるに心を入れ替えて頑張ると誓う。

赤嶺の就職先は居酒屋。結局再び酒に溺れることになる。連絡が取れない赤嶺は生活保護打ち切りの危機に。えみるは河川敷で飲酒する赤嶺を発見。「俺はクズだ。もう娘にも会えない」と嘆く赤嶺。えみるは赤嶺を励ましたり突き放したりして説得。赤嶺はもう一度やり直すと叫ぶ。えみるに背中を押され赤嶺は、居酒屋を辞め断酒会にも通い出す。 一方、阿久沢の娘・麻里は父に隠れて勤めていたキャバクラで倒れてしまう。

麻里の搬送先病院に駆け付ける阿久沢は、医師から妊娠16週目であることを聞かされる。一旦自宅へ戻った阿久沢は、麻里の衣類の中から借金の請求書を発見。再び見舞いに病院に来た阿久沢は、娘に子供の父親のことを尋ねる。相手とは別れたので居場所は不明と答える麻里。さらに、「今さら父親づらしないで。17年ぶりに会ったのもお金の無心が目的」と言われて気を落とす阿久沢。

一方、丸山幸子と孫のハルカが暮らすアパートを訪問したえみると半田は、音信普通だったハルカの母親・梓と鉢合わせする。母・幸子の介護と子育てのため生活保護の受給申請をする梓。調査の結果、受給条件をクリアしていたので梓への生活保護支給が決定。梓は幸子の生活保護も自分の口座に振り込むよう要求。ところがその後梓は姿を消してしまう。

一方、阿久沢は、えみるや半田に「授かった命を粗末にしちゃいけないですよね」と相談すると、半田は「産まないという選択もある」と突き放す。半田は、以前出産を勧めた受給者の女性が乳児に虐待を加えたという経験をしていた。

ここからは漫画を原作とする「健康で文化的な最低限度の生活」の最終回結末をネタバレで解説。梓は交際中の男と共に、生活保護が振り込まれていないと生活課に怒鳴り込んでくる。えみるは生活保護停止の理由、生活状況が確認できなかったことを説明。「すぐに金を出せ」と声を荒げる男に、生活状況を把握することが先だと答える京極。その言葉を聞き暴れ始めた男は、駆けつけてきた警察官に取り押さえられた。

阿久沢のところにやって来た定食屋店主の青柳円。彼女が言うには麻里のお腹の中の父親がマサノリという男であるとのこと。やがて、病室へやって来た阿久沢とえみるの前で、麻里はかつての生活状況を話し始めた。生活保護申請に生活課の窓口を訪ねたが、門前払いにされたこと、阿久沢の扶養紹介が届いた時の惨めな気持ちを切々と語る麻里。子供に同じ思いをさせないためにも産まない方が良いと言う麻里だった。

最終回結末の続きもネタバレでお届けする。丸山幸子の家を訪れたえみると半田。娘の生活環境が担保されなければ保護費はもらえないと悟った梓は、ハルカの施設入所の同意書に署名する。そしてハルカは児童養護施設に移った。施設を訪れたえみるに「なんで帰っちゃダメなんですか？」と尋ねるハルカ。さらに「お母さんに会いたい」と言うハルカにえみるは驚きを隠せない。

「あんなに辛い目にあっても、お母さんに会いたいんですね」と呟くえみるに、「ここに来る子供たちのほとんどが同じことを言う」と答えた職員は、次のように続けた。子供が親に会いたいというのは本音。その気持ちを私たちは大切にすると。ハルカのために施設入所を進めたえみるだったが、本当に彼女のためになったのか？疑問に感じていた。

最終回結末のネタバレ、次は梓の隠された過去について。阿久沢に会いに定食屋を訪れたえみると半田。阿久沢は、麻里が過去に受けた対応でケースワーカーに不信感を抱いていると明かす。それを聞いた半田は、一度麻里に会いたいと切り出した。その後麻里の病室を訪れた半田は、麻里にケースワーカーの一人として謝罪。その上で半田は、阿久沢と麻里が別に暮らすことで生活保護受給資格を得る可能性があると説明。

しかし自暴自棄になっていた麻里は、「どうせ、父親もいないし」と断ってしまう。すると「いつまでそんなこと言ってんだ」と阿久沢が一喝。そして家族を不幸にしたことを謝罪し、「勇気出して、マサノリくんとちゃんと話そう。お腹にいる赤ちゃんのためにも。」と語りかけた。

最終回結末ネタバレも終盤を迎えた。梓の件が引っかかっていたえみるは、改めて彼女について調査してみる。すると彼女もまた幸子にネグレクトされ、児童養護施設で育ったことが判明。過去にされた経験が虐待の連鎖を生み、矛先がハルカに向けられたのか？そんなえみるの元に、下校したハルカが施設に戻っていないという連絡が入る。えみるはハルカを探しに役所を飛び出した。

丸山家に駆けつけてきたえみるは、梓と出会う。「ここで待っていて下さい」とえみるが言うと、私には関係ないと梓は立ち去ろうとする。「施設にいるハルカちゃんの気持ちは梓さんが1番理解できるはず」と尚も食い下がるえみるは、母子で暮らすことができるよう全力で支援すると説得を試みる。そこにハルカが見つかったという知らせが入る。梓は声を上げて泣き始めた。

最終回結末ネタバレはハッピーエンドとなるか？ハルカのもとに駆けつけるえみると梓。「お母さん、ちゃんとご飯食べてる？」と気遣う娘は「来てくれてありがとう」と礼を言う。「ごめん、ごめんね。はるか」梓は涙を流して謝罪。2人は抱き合い泣いた。ハルカは「お母さんに会わせてくれてありがとう」とえみるに礼を言う。「これからもよろしくお願いします」と言う梓に「はい」と答えるえみるは満面の笑顔だった。

病室では、麻里が父・阿久沢に告げた。「産む決心、ついたよ。ありがとう」。そして孫の世話をたくさんしてもらうと父に甘える麻里だった。阿久沢は笑顔で応じていた。その後、阿久沢は定食屋で麻里のお腹の子の父親・マサノリを待っていた。そこへえみると半田も合流。約束の時間になり、ドアが開くと1人の男性が入ってきた。それはスーツで身を整えた好青年だった。「いい男じゃん」店の女主人が阿久沢に耳打ちした。

漫画を原作とする「健康で文化的な最低限度の生活」の気になる視聴率を調査。各話の視聴率は以下の通り。第1話、一桁台の7.6％でスタートした視聴率、その後も視聴率は上昇することなく5%前後で推移。第9話で視聴率が上昇するが、最終回は裏番組で安室奈美恵特集があり、結末としては視聴率は下降した。

• 第1話：7.6%
• 第2話：5.5%
• 第3話：5.8%
• 第4話：5.5%
• 第5話：4.8%
• 第6話：4.9%
• 第7話：5.3%
• 第8話：5.6%
• 第9話：6.5%
• 最終回結末：5.8%

漫画を原作とした「健康で文化的な最低限度の生活」の平均視聴率を計算してみた。一桁台のスタートを切った視聴率は、その後上昇を見せるが6%が限界で視聴率が二桁を記録することはなかった。平均視聴率は5.7％となった。

漫画を原作とするドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主人公、義経えみる。雇用の安定を求めて公務員になり、区役所の生活課に配属され、様々な経験を通して人としても成長して行く。

義経えみるを演じたのは、1993年1月15日生まれの女優の吉岡里帆。主な出演作は、NHK連続テレビ小説「朝が来た」や「カルテット」、「ごめん、愛してる」など。

主人公義経えみるの先輩ケースワーカーで指導係の半田明伸、陰になり日向になりえみるを支える。半田を演じたのは1974年9月15日生まれの俳優・井浦新。2019年NHK連続テレビ小説「なつぞら」に仲努役で出演している。

えみるの同期・栗橋千奈は福祉専門職としてケースワーカーに採用された。彼女を演じたのは1995年2月12日生まれの川栄李奈。AKB48の元メンバーで現在は女優として活躍している。テレビドラマでは、大河ドラマ「いだてん」などに出演。

えみると同様に一般職の新人ケースワーカーの七条竜一。1990年9月18日生まれの俳優・山田裕貴が演じている。俳優集団D2やD-BOYSのメンバーである山田は、「海賊戦隊ゴーカイジャー」や「GTO」、「ホリデイラブ」、「特捜9」など多数のドラマに出演。

えみると同期の後藤大門。彼女いない歴22年の一般職ケースワーカー。そんな後藤を演じたのは、1995年9月9日生まれの俳優・小園凌央。タレントのヒロミ・松本伊代夫妻の長男。「僕のヤバイ妻」やNHK BSプレミアム「プリンセスメゾン」などのドラマに出演している。

えみるの同期でこちらも一般職のケースワーカー、桃浜都。俳優の水上京香が演じている。水上は1995年12月3日生まれで、「トップコート20thスターオーディション」でグランプリを受賞し芸能界入りを果たした。2015年「学校のカイダン」でドラマデビューし、その後「ミステリなふたり」や「民王」などのドラマに出演。

漫画を原作とする「健康で文化的な最低限度の生活」特集の最後に、健康で文化的な最低限度の生活に関する感想や評価を紹介。

最初の感想・評価は、柏木ハルコ作の「健康で文化的な最低限度の生活」の知名度が必ずしも高くないことが残念だというもの。小学館漫画賞受賞の優れた作品なので多くの人に知ってもらいたいとの願いがtwitterに込められている。

次の感想・評価は、1話から重い内容に納得できるところと疑問に感じるところがないまぜになっているという方の感想。あまり日の当たらない福祉や介護に社会の目が向けられるきっかけになって欲しいという希望も綴られていた。

続いての感想・評価も、「健康で文化的な最低限度の生活」を最後まで見応えのある素敵なドラマと評価する方のtwitterから。半田役の俳優・井浦新がますます好きになったとも語っている。

最後の感想・評価は、「家族の絆を取り戻すのが一番幸せ」は怖い価値観だと言う方の感想。特に支援者がその価値観を持つのは危ないと言う。実際に起きた児童虐待死亡事件から、安易に虐待していた家族の元に子供を戻しては危険だという感想を抱いたのかも知れない。

ここまで、「健康で文化的な最低限度の生活」のあらすじや感想、そして最終回の結末をネタバレで、さらに視聴率や原作の情報までまとめてお届けしてきた。

視聴率は高くないものの、貧困者を支援する団体などから高い評価を得ているドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」。この記事を読んで興味を持った方に、Amazonプライムビデオなどの動画配信サイトで視聴可能であることをお伝えしておく。