いだてんのあらすじをネタバレ!感想・視聴率も紹介【大河ドラマ】

いだてんは、1964年に開催された東京オリンピック大会の知られざる舞台裏を描いたヒューマンドラマで、NHK大河ドラマの第58作です。NHKの大河ドラマということもあり、大勢の豪華俳優陣が出演しているのも話題になっているそうです。この記事では、いだてんのあらすじ、ネタバレや感想を紹介しています。また、あらすじや感想だけではなく、出演者や脚本を手掛けた宮藤官九郎、宮藤官九郎のドラマのあらすじなどについても詳しく紹介しています。

いだてんのあらすじをネタバレ!感想・視聴率も紹介【大河ドラマ】のイメージ

目次

  1. いだてん(大河ドラマ)とは?
  2. いだてんのあらすじネタバレ
  3. いだてんのキャスト一覧
  4. いだてんの脚本家は宮藤官九郎
  5. いだてんのマラソンの父・金栗四三とは?
  6. いだてんの相関図
  7. いだてんに関する感想や評価
  8. いだてん(大河ドラマ)のあらすじや感想まとめ

いだてん(大河ドラマ)とは?

「いだてん~東京オリンピック噺~」は、NHK大河ドラマの第58作で、2019年の1月6日より放送されました。大河ドラマはこれまで主に戦国武将などを主人公にしたドラマを放送してきましたが、これは1964年に開催された東京オリンピックの招致に尽力した人々を主人公にしている異例の大河ドラマということで大きく話題になったそうです。

いだてんのドラマ情報

日本は1912年に初めてストックホルムオリンピックで夏季オリンピックに参加しましたが、戦争が理由で幻になってしまった1940年のベルリンオリンピックを挟んで、1964年に遂に開催された東京オリンピックまでの52年間を描いた大河ドラマになっているそうです。

東京オリンピック大会までの知られざる52年間を章ごとに分けて描いていて、日本人初のオリンピック選手となった「日本のマラソンの父」とも呼ばれている男・金栗四三(かなくり しそう)と、東京オリンピック招致に多大な貢献をした日本水泳連盟元会長である田畑政治の二人を主人公としています。

物語は、五代目古今亭志ん生が語る架空の落語「オリンピック噺」の語りとして進行され、物語の節々に古今亭志ん生から見た明治から昭和の移り変わる様子も描かれているそうです。落語を織り交ぜて描かれるストーリーの展開が面白いという感想も多くあるそうです。

いだてんのドラマ視聴率

いだてんは、33年ぶりの近代史を元にした大河ドラマということでその視聴率がどうなるのかと観客の関心を集めていましたが、初回第1話は15.5%、平均視聴率は約9%と、あまり視聴率が高いとは言えないようです。大河ドラマは幕末や戦国時代の人気が高い故に、苦戦しているのかもしれないそうです。

いだてんの再放送日はいつ?

基本的な放送時間は毎週日曜日の夜8時から45分間ですが、再放送は毎週土曜のお昼1時からと、BS4Kにて毎週日曜日の朝8時から行っているようです。本放送も、総合テレビの他にBSプレミアムにて毎週日曜日の夜6時から、BS4Kにて毎週日曜日の朝9時から行っているので、見逃しても安心できます。

いだてんのドラマ見どころ

大河ドラマ・いだてんの見どころは、第1部と第2部で主人公が変わり、それと共に時代背景もガラッと変わるところだそうです。第1章の主人公である、中村勘九郎演じる金栗四三は、天真爛漫で真面目な主人公でしたが、第2章では口が達者でせっかちな田畑政治が主人公となります。

いだてんのドラマスタッフ

いだてんは、有名な脚本家である宮藤官九郎が脚本を書いたのが大きく話題となりました。宮藤官九郎は、過去にNHKの朝ドラマ・あまちゃんの脚本も書いており、大河ドラマ「いだてん」では、あまちゃんのスタッフチームがいだてんも担当することとなりました。あまちゃんを好きな人は、いだてんが楽しみという感想も多く見られたそうです。

NHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』

いだてんのあらすじネタバレ

ここでは、NHKで放送されている人気大河ドラマ「いだてん」のあらすじを、ネタバレ有りで紹介しています。いだてんでは、章ごとにオリンピック大会をテーマに主人公や舞台がガラリと変わるドラマなので面白いという感想が沢山あるそうです。

第1章(1~13話)のあらすじネタバレ

第1話から第13話までは、第1章としてオリンピック・ストックホルム大会をテーマにした物語が進行されます。舞台は1959年、インフラの整備が行われるオリンピック東京大会を招致する目前でのことです。東京での寄席で「オリンピック初参加にまつわる噺」という落語を古今亭志ん生が披露することで物語は始まります。

50年前の1909年、東京。柔道の創始者である嘉納治五郎は、日本初のオリンピック選手を派遣するために「スポーツ」という言葉さえ浸透していない世の中で悪戦苦闘し、オリンピック大会選手選考会を開催します。その中、東京高校師範学校の生徒である金栗四三が、マラソン競技にて日本人初のオリンピック選手権を勝ち取ることとなります。

金栗四三は、熊本の山の中にある農村で生まれ育ちましたが、生まれつき身体が弱い体質でした。そのため、幼い頃は学校まで「いだてん通学」と称して学校まで往復12キロを走ることで身体を鍛えていたのです。海軍兵学校に進学しようとしますが不合格になってしまい、憧れの嘉納治五郎が校長である学校・東京高校師範学校への進学が決定します。

熊本から一変、慣れない東京生活を送りますが、ある時ひょんなことから「マラソン」を初めて知り衝撃を受けます。徒歩部に入部し、オリンピックのマラソン選考会の参加募集を知り出場、晴れて優勝を勝ち取ります。

オリンピックという抱えきれないプレッシャーを感じますが、憧れの人物である嘉納治五郎や家族、仲間に支えられて前向きに練習に取り組みます。1912年、嘉納治五郎が出国できないというトラブルの中、監督の大森兵蔵と妻の安仁子、短距離走代表の三島と3人でストックホルムへと旅立ちます。

長い旅路で重なった疲労、監督の病気、初めて経験する白夜、そして追い詰められた三島の自殺未遂など、数多くのアクシデントが次々に起こり疲れ切る金栗四三でしたが、嘉納治五郎も遅れて合流し、皆は前向きに進んでいきます。

そうして迎えたオリンピック・ストックホルム大会。三島は100メートル走で予選敗退してしまいますが、見事自己ベストを更新します。金栗四三は、20位まで順位を上げるものの、多くの選手も発症した日射病によってゴールのできないまま終わってしまいます。

第2章(14~24話)のあらすじネタバレ

ここでは、NHK大河ドラマいだてんの第14話から第24話までの第二章・金栗四三篇後半についてのあらすじとネタバレを紹介しています。オリンピック・ストックホルム大会に出場した金栗四三は、ストックホルム大会から日本に帰ったところで物語は始まります。

ストックホルム大会が終わり金栗四三が日本へ帰ると、明治天皇が崩御し、明治から大正へ元号が変わっていました。芳しくないオリンピックの結果も含めて、スポーツに対する人々の評価はとても冷ややかなものとなっていました。

金栗四三はスヤと結婚しますが、彼女を熊本に残して東京に戻り、オリンピック・ベルリン大会に向けて練習を再開します。多くの同級生が学校を卒業し就職の道を選ぶ中、金栗四三はマラソンに専念し、ついに1914年には世界記録を更新しますが、第一次世界大戦の影響でベルリン大会は中止になってしまいます。

ショックで打ちひしがれる金栗四三でしたが、気持ちを切り替えて教員をしながら後継者の育成に力を入れていくことにします。その中で「駅伝」を思いつき、嘉納治五郎の協力もあって史上初の駅伝である「東海道五十三次駅伝競走」、1920年では「箱根駅伝」を実施します。

1920年、オリンピック・アントワープ大会の開催が決定し、メダル獲得を誓う金栗四三。渡航費は国が負担するなどして、前回よりも恵まれた環境でオリンピックに臨むことができた選手団でしたが、テニスで初めてのメダルを獲得する以外日本人選手団は惨敗に終わってしまいます。金栗四三も、年齢もあり16位で大会を終えます。

アントワープ大会終了後、金栗四三は日本女子へのスポーツを普及することに力を入れます。金栗四三の指導のもと、めきめきと成果を上げる女子生徒たちでしたが、嘉納治五郎が手掛けた明治神宮外苑競技場が竣工矢先の1923年に関東大震災が発生し、東京は壊滅状態、仲間であった同僚教師のシマも行方不明になってしまいます。

自分の無事を伝えるために金栗四三は実家である熊本に帰省しますが、そこで被災者に食料を届けることを思いつき、大量の食料と妻のスヤを連れて東京に戻ります。金栗四三は、食料を背負って人々に走り届けるうちに、被災者を励ますために運動会を開催したいと思い立ちます。

避難所だった神宮外苑競技場で運動会が開催され、老若男女たくさんの人が参加します。金栗四三も短距離走に参加し、ゴールを過ぎてもなお走り続けて、競技場を颯爽と駆け抜けていくところで第二章は幕をおろします。

第3章(25話~)のあらすじネタバレ

ここでは、いだてんの第25話から現在も放送中の第三章・田畑政治篇のあらすじをネタバレ有りで紹介しています。このネタバレ含むあらすじは現在も放送中の内容なので、途中まで紹介しています。

舞台は変わって1924年、東京。現在の東京大学である東京帝国大学を卒業した田畑政治は、朝日新聞社の採用試験を受けます。面接で好きなスポーツを聞かれた際、水泳について熱弁した田畑政治は面接官の緒方と社長を困らせてしまいます。

水泳に情熱を注いでいたにも関わらず政治部を希望していたため不採用の予定でしたが、社長の鶴の一声によって採用され、朝日新聞社政治部の記者となります。

一方、1924年パラオリンピックの予選大会で、金栗四三は併走者として母校のランナーを鼓舞していましたが、背中でゴールテープを切り一着でゴールしてしまい、3度目のオリンピック出場が決定します。そんなパラリンピックで金栗四三は大会中失神してしまい、結果報告会で引退を正式に表明することになります。

田畑政治はその報告会で陸上びいきに腹を立て、嘉納治五郎の引責辞任について問いただします。本人とは知らず嘉納治五郎に体当たりした田畑政治は、嘉納治五郎に投げ飛ばされてしまいます。田畑政治は大日本水上競技連盟を結成し、また、大蔵大臣の高橋是清に直談判し、国にオリンピックの特別予算を出させることに成功しました。

いだてんのキャスト一覧

ここでは、ネタバレ有りのあらすじで登場した登場人物たちを演じたキャストを紹介しています。いだてんに登場する俳優はどの方も演技力に定評があり、人気の高い人ばかりだと話題だそうです。

主要キャスト①阿部サダヲ(田畑政治)

あらすじでも数多く登場した、第3章の主人公である田畑政治を演じるのは俳優の阿部サダヲです。数々の舞台で演技力への評価を高め、後にテレビドラマや映画など幅広く活躍しています。1992年に舞台「冬の皮」でデビューし、同じ年に病気で降板となった温水洋一の代役としてテレビ及びドラマデビューを果たします。

1995年には、同じ事務所である大人計画の俳優とバンドを結成し、2005年には紅白歌合戦にも出場しました。2000年に宮藤官九郎脚本のテレビドラマに出演してから、宮藤官九郎作品の常連出演者となります。

主要キャスト②中村勘九郎(金栗四三)

先程紹介したネタバレ付きあらすじでも数多く登場したのは第1章と2章の主人公である金栗四三ですが、金栗四三を務めたのは歌舞伎役者の中村勘九郎です。1986年に歌舞伎座「盛綱陣屋」にて初お目見得、翌年には二代目中村勘太郎襲名初舞台をふみます。2012年2月に、新橋演舞場にて六代目中村勘九郎を襲名しました。

青山学院初等部・中等部を卒業し、高等部を中退し歌舞伎に専念するため堀越高等学校に転校します。2017年の「二月大歌舞伎」では、長男が自身の初名である中村勘太郎を三代目、次男を中村長三郎を二代目として初舞台に臨みました。

あらすじでも紹介したいだてんでは、1999年の大河ドラマ「元禄繚乱」にて父・中村勘三郎が主役を演じており、親子二代での主役を演じることとなりました。

三島家・天狗倶楽部のキャスト一覧

三島家はあらすじではあまり登場してきませんでしたが、大隈重信や乃木希典などの政財界の実力者たちと交流を持つ資産家一家で、いだてんの物語の重要な鍵を握る人物たちです。三島子爵家の御曹司である三島弥彦(みしま やひこ)役を務めたのは、演技力で名高いジャニーズの少ない俳優部門・生田斗真です。

三島弥彦はスポーツ万能で、運動会の覇王とも呼ばれ女性ファンも数多く存在しますが、家族はスポーツに対する彼の情熱を冷やかな目で見られています。家族の反対がありながらオリンピックの予選大会は審査員を務める予定でしたが、飛び入りで競技に参加し、見事金栗四三と同じく日本人初のオリンピック代表選手に選ばれることとなります。

三島家に使える女中・シマを演じたのは杉咲花です。三島弥彦の陸上での活躍を応援する中で、スポーツへの関心を持つようになります。マラソン選手になる夢を抱きますが女子にはあっていないと却下されますが、後にスポーツの楽しさを広めるべく金栗四三に協力します。関東大震災に被災して行方不明になってしまいます。

天狗倶楽部は、明治時代末期に野球愛好家たちが創設した団体で、今の「サークル」に相当するものだそうです。ドラマ内では、ユニフォームのワッペンの文字「TNG」や、メンバーがよく脱ぐなどといった設定も組み込んでいるそうです。メンバーを呼ぶ際は上の名字で「○○天狗」と呼ぶそうです。

東京高師・大日本体育協会のキャスト一覧

あらすじでも紹介した通り、いだてんにおいて大きな役割を果たすキャラクター・嘉納治五郎を演じるのは役所広司です。高校卒業後、上京後千代田区役所に勤務します。友人に連れられて観劇した舞台に大きな感銘を受け、俳優になることを誓い、200倍もの難関である俳優養成所・無名塾の試験に合格します。

デビューした当初は、無名塾の舞台に出演し、経験を積みます。1980年のNHK連続テレビ小説にてテレビデビューを果たし、1983年にはNHK大河ドラマ「徳川家康」にて織田信長を演じ、一気に注目を浴びます。

1996年には多くの映画に出演し、その年の主演男優賞を総ざらいしました。1996年から7年連続で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞したり、ハリウッド映画にも多数出演するなど、今や日本を代表する俳優になっています。

あらすじでもあったとおり、他にも数々の有名な俳優が多く出演しています。

  • 竹野内豊(大森兵蔵役)
  • 古舘寛治(可児功役)
  • 杉本哲太(永井道明役)
  • シャーロット・ケイト・フォックス(大森アニコ役)

孝蔵の関係者のキャスト一覧

落語家である孝蔵の友人である浅草の遊女・小梅を演じたのは橋本愛です。東京で噺家として再スタートを切った際には、清水りんとのお見合い話を持ちかけて、最終的には仲人としてふたりの間を取り持ちます。また、孝蔵の兄貴的存在・清さんを峯田和伸、孝蔵の父役を土佐和成などが演じています。

熊本の人々のキャスト一覧

  • 中村獅童(金栗四三の兄、金栗実次役)
  • 田口トモロヲ(金栗四三の父、金栗信彦役)
  • 宮崎美子(金栗四三の母、金栗シエ役)
  • 川面千晶(金栗実次の妻、金栗キヨメ役)

1964東京招致チームのキャスト一覧

ネタバレ有りのあらすじではあまり紹介されませんでしたが、1964年の東京オリンピック招致に向けてたくさんの人が関わっていました。外交評論家でジャーナリスト、東京五輪招致のためのスピーチを務めた平沢和重を、歌手であり俳優でもある星野源が演じました。星野源はいだてんで、流暢な英語のスピーチのシーンを披露していることでも話題になったそうです。

星野源の他にも、日本オリンピック委員会常任委員の岩田幸彰(いわた ゆきあき)役を松坂桃李、東京都知事である東龍太郎を松重豊、また外務省の役人である北原秀雄(きたはら ひでお)を岩井秀人が演じました。

志ん生一家と弟子達のキャスト一覧

ネタバレありのあらすじでもあった通り、ドラマ「いだてん」は、落語で物語が語られるという形になっています。そんないだてんのナビゲーターとも言える古今亭志ん生を演じるのは、ビートたけしです。他にも、古今亭志ん生の妻・しんを池波志乃、五りんを神木隆之介、五りんの恋人である知恵を川栄李奈など、豪華俳優陣がキャストを務めています。

14話以降に登場したキャスト一覧

金栗四三の徒歩部の後輩である野口源三郎を永山絢斗が演じました。アントワープオリンピックでは、日本選手団の主将を務め、十種大会に出場します。1924年パリオリンピックの結果報告会では、田畑政治らに陸上がひいきされていると避難され、体協の理事を辞任することになります。

25話以降に登場したキャスト一覧

朝日新聞社の校正を担当し、第1回の箱根駅伝では早稲田大学の第7区走者としても活躍した河野一郎役を務めたのは、桐谷健太です。また、朝日新聞編集部長・緒方竹虎をリリー・フランキーなどが務めました。

いだてんの脚本家は宮藤官九郎

ネタバレ有りのあらすじでも紹介したとおり、いだてんの脚本は宮藤官九郎が務めたことで有名です。

宮藤官九郎のプロフィール

宮藤官九郎は幼少期から文才を発揮していて、朝日新聞主催の作文コンクール県予選入賞歴があるそうです。ビートたけしのオールナイトニッポンのヘビーリスナーであったことを公言しており、同番組で放送作家を務めた高田文夫に憧れていたそうです。

日本大学芸術学部を中退したあと、松尾スズキが主宰する劇団「大人計画」で演出助手として活躍します。その後は、バラエティ番組の構成作家としても活躍することになります。ネタバレ有りあらすじでも紹介した、阿部サダヲらと共にバンドを結成し、紅白歌合戦にも出場しました。

2000年に放送された池袋ウエストゲートパークでは脚本を担当し、高視聴率を記録してから、「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」の脚本を担当して、人気作品を連発します。2003年には、第41回ゴールデン・アロー賞特別賞を受賞します。

宮藤官九郎が手がけた作品

さきほどネタバレ有りのあらすじでも紹介したNHK大河ドラマ「いだてん」の他にも数多くあります。ここでは、宮藤官九郎の手掛けた名作ドラマのあらすじをネタバレで少し紹介しています。

池袋ウエストゲートパーク

「池袋ウエストゲートパーク」は、石田衣良の小説を原作ですが、キャラクターの設定が大きく異なったり、小ネタをふんだんに盛り込むなどの脚本が注目を浴びたそうです。

あまちゃん

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は、社会現象ともなり一時期話題となりました。ネタバレ有りのあらすじは、能年玲奈演じる主人公である天野アキは、海女の活動を広めるためひょんなことからアイドルとしての人生を歩んでいくというお話だそうです。

ゆとりですがなにか

「ゆとりですがなにか」は、2016年に放送された岡田将生主演の人気ドラマです。他にも、松坂桃李や柳楽優弥、安藤サクラなどの人気俳優たちが出演したことでも話題となりました。ゆとり世代に生まれたアラサーの青年たちが、社会問題や恋愛の問題に直面し葛藤する、というあらすじになっています。

ピンポン

松本大洋による漫画を原作として映画化したこの作品は、卓球をテーマに高校生たちが練習に励み強くなっていく、というあらすじです。

木更津キャッツアイ

ストーリーを巻き戻したり、ドラマでは使われないカメラを使用して撮影したりなど実験的な作風が話題となったこのドラマは、今でも根強い人気があるそうです。木更津に住む人々の、東京湾アクアラインが開通したことによる変化の模様を描くというあらすじになっています。

いだてんのマラソンの父・金栗四三とは?

いだてんのあらすじにもあったとおり、金栗四三は「日本マラソンの父」とも呼ばれていて、日本のスポーツ界において多大なる功績を残しました。ここでは、あらすじにも多く登場したいだてん第一章と二章の主人公のモデルとなった金栗四三ついて紹介しています。

金栗四三のプロフィール

金栗四三は1891年の熊本県の小さな村で生まれました。幼い頃までは身体がとても弱く家族からも心配されるほどでしたが、小学校へ進学したことを機に、自宅から学校までの12キロもある通学路を毎日走ることによって身体を強くしていきます。

中・高等学校では成績が優秀で特待生にも選ばれ、卒業後は今の筑波大学である東京高等師範学校に進学しました。あらすじにもあった通り、1911年にストックホルムオリンピックに向けたマラソンの予選大会に出場し、当時の世界記録を27分も縮める大記録を出して、オリンピック出場を決めます。

1912年に行われたストックホルムオリンピックではあらすじにもあったように、レースの途中で意識を失ってしまい倒れ、大会翌日に目を覚まします。マラソン途中に突然消えた日本人選手は当時スウェーデンで語り継がれていたそうです。

ストックホルムオリンピック後、地理の教師として働きながら練習にも力を入れ、1914年の陸上競技選手権では再び世界記録を大幅に更新しました。メダルが期待されていた1916年のベルリンオリンピックは、第一次世界大戦の影響で中止になってしまいました。続いてオリンピックに出場しましたが、惜しくもメダルには届きませんでした。

金栗四三はオリンピックに3回出場したことで、日本でもっとスポーツの楽しさを広めることが重要だと気づき、帰国後は日本でスポーツを広めることに力を注ぎます。箱根駅伝を開催したり、運動会を開催するなどして体を動かすことの楽しさを世に広めました。

大阪のグリコのモデル

大阪府道頓堀にあるグリコの看板は、マラソンランナーが両手を挙げたようなものが有名ですが、このランナーのモデルは金栗四三と言われているそうです。このマークは「ゴールインマーク」と呼ばれていますが、これはグリコの創業者である江崎利一が考えたものだと言われています。

グリコの担当者によると、マラソン選手で特定のモデルになった人はいないそうですが、金栗四三の他にm谷三三五(たに ささご)選手や多くの陸上選手たちのにこやかなゴールイン姿をモデルにした、とグリコの記録で残っているそうです。

オリンピック大会での活躍

日本人が初めて出場されたとするオリンピック、第5回ストックホルム大会では、途中で失神したこともあり一時行方不明・最下位となりました。第7回のアントワープ大会では、16位、そして第8回のパリ大会では途中棄権でした。

金栗四三が残した功績を記念して、金栗四三杯が創設されました。また、マラソン大会には「金栗」の名がついた大会が数多く存在しているそうです。

いだてんの相関図

大河ドラマいだてんは、1964年に行われたオリンピック東京大会の開催に向けての52年間を描いた作品となっていますが、登場人物が多いことでも有名だそうです。いだてんを見ていると、東京オリンピックを開催するにあたって数え切れないほど大勢の人の力があって成りなっているんだと感じることができるそうです。

登場人物が多く関係も多岐

いだてんは登場人物が多く、どの登場人物も有名や豪華キャスト陣によって演じられています。キャラクターは多いですが、どのキャラクターも他のキャラクターと何かしら関係性があり、物語がより深みのあるものになっています。

金栗四三を取り巻く人々

「日本マラソンの父」と呼ばれる、日本で初めてオリンピック選手となった金栗四三は、いだてん第1章の主人公でもあるため、特にたくさんの人が金栗四三を取り巻いています。オリンピック出場は金栗四三の努力の結晶でもありますが、それだけでなく大勢の人が金栗四三を支えることによって実現したオリンピック大会出場だと言えそうです。

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いだてんに関する感想や評価

ここでは、NHK大河ドラマ「いだてん」に関する感想や評価を紹介しています。あらすじでも紹介した通り、いだてんは笑いあり涙ありのヒューマンドラマになっていて、多くの人々からドラマに対する感想が寄せられています。

金栗四三が出場したストックホルムオリンピックでは、あらすじ以外にも細かい人間模様が描かれており、それに対する感想が見られました。日本独特の足袋を通して仲良くなった選手が日射病で亡くなってしまったり、意識を失ったことで完走できなかったことへの悔しさ、仲間の苦悩など、感情の細かい描写が丁寧だという感想もあったそうです。

宮藤官九郎は日本を代表する脚本家として有名ですが、いだてんは2020年の東京オリンピック前に公開される作品として、そのための宣伝として作られたのではないかという感想もありました。しかし、ドラマの前半で1964年の東京オリンピックに関わる細かい描写があったことに驚いたという感想もあったそうです。

2020年の東京オリンピックに向けての宣伝だけではなく、これまでのNHK大河ドラマと同じように、偉人の努力や人間模様を丁寧に描写するクオリティの高さが評価している感想が多くあるそうです。

いだてんは明治から大正の移り変わりと共に、当時起こった様々な出来事も織り交ぜて描かれています。いだてんでは、関東大震災について一話使い、悲しい面ではなく人々の生き様も合わせて描いていたところが評価されている感想があったそうです。通常震災については悲しい雰囲気で描かれることが多いですが、落語ネタも加えたりと、笑いも含めて描いたところが良かったという感想も見られたそうです。

このように、文章だけでは伝わりづらい感想を絵も添えて書く、という感想の書き方もあるそうです。いだてんでは数多くの印象的なシーンや名言があり、短い文章だけでは収めきれないほどの魅力があるそうです。

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いだてん(大河ドラマ)のあらすじや感想まとめ

この記事では、人気大河ドラマ「いだてん〜東京オリンピック噺〜」のあらすじ、ネタバレ、キャストやスタッフについてからいだてんについての感想まで紹介しました。2020年に遂に開催される東京オリンピック大会まで残り1年となり、NHK大河ドラマ・いだてんもそれを後押ししているようです。この記事を読んでいだてんが気になった方は、是非いだてんを見てみてはいかがでしょうか。

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