【ブレイキング・バッド】ソウル・グッドマンの登場回は?スピンオフドラマも紹介

テレビシリーズ史上最高の大ヒット作との誉れ高いドラマ「ブレイキング・バッド」。個性あふれる登場キャラクターの中でも異色さが際立つ悪徳弁護士ソウル・グッドマン。彼の異常ともいえる人気ぶりが、制作陣をしてスピンオフ作品「ベター・コール・ソウル」を作らせました。この記事では、そんなソウル・グッドマンの魅力を徹底リサーチし、紹介していきます。この機会にぜひご覧ください!

【ブレイキング・バッド】ソウル・グッドマンの登場回は?スピンオフドラマも紹介のイメージ

目次

  1. ソウル・グッドマンはブレイキング・バッドの弁護士
  2. ソウル・グッドマンの登場回
  3. ソウル・グッドマンが主人公のスピンオフドラマ
  4. ソウル・グッドマンの過去を描くベター・コール・ソウル
  5. ソウル・グッドマンを演じる俳優
  6. ソウル・グッドマンに関する感想や評価は?
  7. ソウル・グッドマンの登場回まとめ

ソウル・グッドマンはブレイキング・バッドの弁護士

ブレイキング・バッドの作品情報

本記事のテーマ、ソウル・グッドマンの話題に入る前に、テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」の作品情報をお届けします。

ブレイキング・バッドの概要

2008年から2013年にかけて米ケーブルテレビ局AMCで放映された大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」。シーズンを重ねるごとに視聴率はうなぎ上り、プライムタイム・エミー賞やゴールデングローブ賞などを総なめにします。

批評サイト「Metacritic」ではテレビシリーズ史上最高の高評価を獲得、ギネス記録に認定されるなど社会現象になりました。

ブレイキング・バッドあらすじ

ドラマの舞台はニューメキシコ州アルバカーキ。高校で化学を教えるウォルター・ホワイトは、内気で温厚な性格、真面目を絵に書いたような50歳の教師です。第2子を妊娠中の妻スカイラーや脳性麻痺の障害を持つ息子ジュニアを養うため、学校が引けてから洗車場でアルバイトに精出す毎日を送っています。ところがある日、病院で肺ガンが見つかり余命2年と宣告されます。

真面目なウォルターは悩みます。余命2年の間に家族が困らないだけの財産を作るにはどうしたらよいかを考えて…。その結果出した答えが、メス(覚醒剤)の精製という突拍子もないアイデアでした。かつて一流の研究者だったウォルターは、高度な化学の知識を活かして純度99.1%という上物のメス精製に成功します。そして元教え子・ジェシーを巻き込んでブラックビジネスに身を投じます。

順調に軌道に乗ったかに見えた裏の商売でしたが、ビジネスが拡大していくに従い、危険もまた増えてきます。あるディーラーに命を狙われたり、スカイラーの妹の夫(義理の弟)で全米麻薬取締局・DEAの捜査官・ハンクとの攻防など、破滅に向かってひた走っていくウォルターでした…。

ソウル・グッドマンはお人好し

ソウル・グッドマンのプロフィール

口調やお人好しなところから軽薄そうな印象を受けますが、実績のある刑事事件専門の弁護士ソウル・グッドマン。実はソウル・グッドマンは通名で、本名はジェームズ・モーガン・マッギルと言います。

「ソウルに電話しよう!」というテレビCMで地元ではちょっとした有名人でもあります。ブレイキング・バッドではウォルターの弁護士を務めます。

ソウル・グッドマンの対人関係

次に、異色のキャラ、ソウル・グッドマンを取り巻く人間模様を解説します。

  • チャック(兄)…大手法律事務所HHMのパートナー弁護士。後に難病・過敏神経症を患い仕事を失います。
  • マイク(相棒)…元警察官。ソウルの裏稼業を請け負います。
  • キム(恋人)…HHMの主力弁護士で、ソウルの良き理解者。
  • ナチョ(ギャング)…ソウルに危険な提案を持ちかけます。
  • ハワード(ライバル)…HHMのパートナー弁護士。チャックと共に事務所を設立します。

ブレイキング・バッド - オフィシャルサイト

ソウル・グッドマンの登場回

シーズン2

「ブレイキング・バッド」でのソウル・グッドマンの登場回、まずはシーズン2から紹介します。

8話「ソウルに電話しよう!」

ここからは、本記事の主役、ソウル・グッドマンが登場するブレイキング・バッドのエピソードを挙げていきます。まずはシーズン2の8話タイトルもそのまま「ソウルに電話しよう!」です。

ジェシーの悪友バッジャーが逮捕され取り調べを受けているところに、颯爽と現れたのがソウル・グッドマンその人でした。記念すべきソウルの第一声は「私抜きで依頼人と話してもらっちゃ困るな」。

その後、ウォルターとジェシーがバッジャーの件でソウルの事務所を訪れます。ウォルターとジェシーに脅迫されソウルは2人の依頼を受けることに。続いて、バッジャーやDEA捜査官との取調室での会話。さらにソウルの事務所でメス(覚醒剤)製造の陰のボス・ハイゼンベルグの身代わりを準備する話。ドラマの終盤にはウォルターの勤める学校にも姿を現すソウル・グッドマンでした。

9話「荒野の四日間」

この回は、タイトル通り砂漠のど真ん中でメス製造用のキャンピングカーが動かなくなってしまう話です。ソウルは、事務所でメスの売上を資金洗浄する打ち合わせで登場します。 

11話「混沌の渦」

この回はジェシーのメス売人仲間が銃撃される話です。ソウルの事務所で、ウォルターとジェシーが銃撃の件をソウルに相談します。

12話「マイ・リトル・ガール」

ソウル・グッドマンの登場は、9話同様ウォルターが資金洗浄について相談するシーンです。

シーズン3

2話「名もなき男」

この回では、ウォルターが警官に抵抗した廉(かど)で拘留されてしまいます。11分頃、ウォルターのところにソウルが現れます。また19分頃、ジェシーがソウルの事務所を訪れ仕事を依頼。最後は30分頃、ソウルは、ジェシーが親から家を購入するための手続きを代行します。

3話「葛藤」

このエピソードでのソウルの出番は、ジェシーにメス製造を再開するよう説得するところのみでした。

4話「ゴーサイン」

ウォルターが妻の愛人に襲いかかり、外に放り出されます。ソウルの手下マイクは、ウォルターを捕まえソウルの事務所へ連れてきます。「奥さんが他の男とやりまくっても黙認しろ」と言うソウルにもウォルターは飛びかかります。それに対しソウルは、「300ドルのスーツを弁償しろ!」と怒鳴るのでした。

5話「新しいラボ」

ソウルの事務所でいつものように口論になったウォルターとジェシー。ソウルはその仲介をします。ソウルの話に耳を貸さないジェシーは、ウォルターの車に大きな石をぶつけます。

6話「追いつめられた二人」

義弟ハンクの一件でウォルターはDEAのことが気になり、電話でソウルに尋ねます。その後、事務所の受付の女性がハンクに電話をかけると、ソウルは携帯電話を折って処分します。

7話「ハンクの苦しみ」

ソウルは、DEA捜査官ハンクに暴行されたジェシーの写真を撮影します。その後、ソウルの差し金か、ハンクは殺し屋に襲われます。

9話「不条理な世界」

16分頃、ソウル・グッドマン登場。マッサージ店でリラックスしているジェシーと会話します。

11話「悪の住む街」

14分頃、ソウルの事務所にウォルター夫婦がやって来ます。用件は以前と同じ、マネーロンダリングについてでした。

13話「向けられた銃口」

事務所の床に寝転がり、ソウルは足のマッサージをしてもらっています。そこにマイクがやって来ます。このシーンでは、お調子者のソウルを見ることが出来ます。

シーズン4

1話「ガスの怒り」

ソウルの事務所には巨漢の用心棒ヒューエルとソウルがいました。ウォルターの妻スカイラーから電話が入りますが、ソウルはヒューエルを伴い外に出ると公衆電話でスカイラーに電話を掛け直します。

3話「マリーの苦しみ」

ソウルは、事務所でスカイラーとウォルターの2人と会い、マネーロンダリングの件を前に進めるべく説得を試みます。

4話「厄介な存在」

ウォルターは。ソウルの事務所に相談にやって来ます。相談の内容は、DEAの捜査が自分にも及ぶかも知れないというものでした。

7話「面倒な犬」

ソウルの出番は、ドラマ開始後7分頃のことでした。ソウルは事務所に現れます。車を燃やした後の処理と人消し屋を探す話でした。

8話「ガスの過去」

ソウル・グッドマンの登場は、ドラマ前半14分頃のことでした。ソウルはジェシーの恋人の家を訪問します。

10話「復讐の杯」

事務所に登場したソウルは、スカイラーの浮気相手の財産相続について画策します。また19分頃にも再登場し、スカイラーを訪ねます。

11話「降りそそぐ危機」

ソウルの出番は、ドラマ終盤の39分頃のことでした。ウォルターが突然ソウルの事務所に怒鳴り込んで来ます。ウォルターの用件は、殺し屋に関することでした。

12話「憎しみの行方」

分け前を取りに事務所にやって来たジェシーに、金庫から現金を取り出すとソウルはジェシーに金を返します。そして徐(おもむろ)に夜逃げの準備を始めます。

13話「フェイス・オフ」

ソウルの事務所をウォルターが襲います。しかしそこに居たのは受付の女性だけでした。ドラマ中盤14分頃、ソウルはジェシーが拘留される警察署を訪ねます。

シーズン5

1話「自由か死か」

ソウル・グッドマンの登場は、ドラマ中盤の24分頃でした。ウォルターがやっている洗車場でスカイラーと会います。彼女の不倫相手の事故についての報告でした。

2話「再始動に向かって」

ソウルは、事務所でウォルターやジェシーと会います。メス製造に関して、場所や原材料の調達についての打ち合わせでした。

3話「新しいチーム」

事務所にはソウルの他にマイクと用心棒ヒューエルがいます。ウォルターとジェシーがマイクも仲間に加えるようソウルに提案しますが、ソウルは渋ります。

6話「ウォルターの執念」

ドラマ終了間際にソウル・グッドマンが登場します。マイクへの接見禁止を申請したことを、DEA捜査員たちに伝えます。

7話「私の名は…」

事務所にはソウルとウォルターたちがいます。そこへマイクから電話が入ります。ウォルターはマイクの鞄を取りに行った後、マイクを撃ってしまいました。

9話「汚れた金」

ソウルの事務所にジェシーがやって来ます。まとまった金をソウルに手渡すと、ジェシーはある人に届けて欲しいと依頼します。

10話「埋められた財産」

ソウルは、ハンクを始末したいとウォルターに持ちかけます。義弟であるハンクを殺害することに、ウォルターは反対します。

11話「告白」

ドラマ開始8分頃、取り調べを受けているジェシーをソウルが訪ねます。次は26分頃、ソウルは荒野でジェシーやウォルターと秘密の会談をします。最後は36分頃、姿をくらませたジェシーが、事務所に戻ってソウルに殴りかかります。

12話「狂気の犬」

ソウル・グッドマンは車の中で密かにウォルターと密談を交わします。行方不明のジェシーについての話しでした。

13話「決別の荒野」

ソウル・グッドマンの出番は、ドラマ中盤の24分頃のことでした。ウォルターが経営する洗車場を訪れたソウルは、ウォルターの妻スカイラーと話しをします。

15話「ニューハンプシャー」

身の危険を感じたソウルは、人消し屋を雇って夜逃げを計画。ネブラスカに行く準備をしたソウルは、人消し屋の建物の地下でウォルターと決行の時を待ちます。 

Thumbブレイキング・バッドが面白い!キャストや最終回までのあらすじを紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ソウル・グッドマンが主人公のスピンオフドラマ

ベター・コール・ソウルの作品情報

「ブレイキング・バッド」では脇役に甘んじてきたソウル・グッドマン。彼が主人公となるスピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」の作品情報をお届けします。

ベター・コール・ソウルの概要

「ベター・コール・ソウル」は、アメリカAMCのテレビシリーズで、「ブレイキング・バッド」に登場する弁護士ソウル・グッドマンを主人公としたスピンオフドラマ。

時は「ブレイキング・バッド」の6年前、2002年。本名のジミー・マッギルで弁護士業を営むソウル・グッドマンと警察を退職しフィラデルフィアからアルバカーキに移ったマイク・エルマントラウトの今に至る経緯が描かれます。

ベター・コール・ソウルのあらすじ

シーズン1:話は「ブレイキング・バッド」の6年前、2002年に遡ります。大手法律事務所HHMを経営する弁護士チャックを兄に持つジミー(ソウル・グッドマン)は、通信教育で弁護士資格を取得します。

ところが、チャックは難病・電磁波過敏症を患い失業、2人の生活はジミーの双肩に掛かってきます。一方フィラデルフィアの警察署を退職したマイクは、亡き息子の妻と孫の住むアルバカーキに移住してきます。ブレイキング・バッドの後、ソウルはシナボンの店長をしながら逃亡生活を送ります。

シーズン2:ジミーは、HHMの弁護士で恋人キムの紹介で大手弁護士事務所に務めますが、馴染めず退職、今度はキムと弁護士事務所を立ち上げます。ジミーは兄チャックの書類を偽造して、HHMの顧客メサ・ヴェルデを横取りします。一方マイクは孫娘たちを守るためにトゥコやヘクターと共に裏のビジネスに関わるようになります。

シーズン3:ジミーはチャックの陰謀により弁護士資格1年間停止の処分を受けます。また恋人キムも交通事故を起こし、2人の事務所は廃業を余儀なくされます。一方マイクは同じようにヘクターを殺害を狙うガス・フリングと知り合います。ナチョは父親の身を案じ、麻薬組織の元締め・ヘクターが心臓発作を起こすよう仕掛けを施します。ジミーの兄・チャックの電磁波アレルギーの症状は悪化、失火をしてしまいます。

シーズン4:失火を起こしたチャックは焼死。弁護士を失業セールスの仕事に就いたジミーでしたが、事務所再開の夢が捨てきれません。ところがキムは、大手事務所S&Cに入り大手顧客の獲得や貧困層の人々の刑事裁判を無償弁護に奔走、ジミーの相手にはなりません。チャックの病気によりHHMは経営破綻。ジミーは何とか弁護士資格を取り戻し、ソウル・グッドマンと名前を変え再起を賭けます。

ソウル・グッドマンの過去を描くベター・コール・ソウル

スピンオフとは思えない出来

ここからは「ベター・コール・ソウル」の魅力を紹介します。大人気ドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフ「ベター・コール・ソウル」。悪徳弁護士でお調子者のソウル・グッドマンの人生をたどるドラマです。

スピンオフと言うと、一般的には本家の二番煎じ感が拭えないのですが、この「ベター・コール・ソウル」はさにあらず。スピンオフとは思えないくらい単体のドラマとしても十分面白いと評判です。

ジミーは愛されキャラ

ジミーの才能の1つに頭で考えながら同時に口に出して相手に伝えるコミュニケーション能力があります。ズバ抜けた交渉力と共に、”蜂の一刺し”のように人の胸にグサりと刺さる言葉を次々に繰り出す才能の持ち主でもあります。

その一方、身の危険を顧みず双子の当たり屋を助けたり、病気で倒れた犬猿の仲の兄チャックを介抱したりと優しい面も見せます。そうしたところが、ソウル・グッドマンが単なる悪徳弁護士に終わらず、愛されキャラとして視聴者から熱い支持を得ている理由なのでしょう。

冒頭シーンでわかる運命

シーズン1の1話冒頭で「ブレイキング・バッド」のその後のソウルが描かれています。ショッピングモールのお店「シナボン」の店長として働きながら逃亡生活を続けるソウル。家に帰っても待っている人はいません。

1人寂しく酒を飲みながら、ビデオテープを再生します。テープの映像は「ソウルに電話しよう!」のテレビCMでした。このように冒頭の僅か6分間のシーンでソウルの運命はわかってしまうのです。

法廷のシーンが多い

本作は法廷ドラマではありませんが、弁護士ジミー(ソウル)を描いているので法廷シーンは避けられません。

法廷シーンでは前述のソウルの魅力、"ああ言えばこう言う”的なやり取りを見ることができます。ソウル本領発揮のこうしたシーンは、彼のファンにとって喜ばしいことではないでしょうか。

新キャラが登場

第1話では、双子の当たり屋ラースとキャルに補償金を揺すられるジミーが描かれています。本作ではこの双子をはじめとして、ジミーの兄チャックやギャングの元締めトゥコの手下ナチョなど新キャラが登場、ストーリーに奥行きを与えていると評判です。

マイクとトゥコも出演

ドラマでは本家「ブレイキング・バッド」の懐かしいキャラも登場します。その代表選手がマイクとトゥコです。

フィラデルフィアの元警官で私立探偵のマイク。証拠隠滅や何と殺人まで引き受ける闇の仕事人です。「ベター・コール・ソウル」では、ジミーが契約している駐車場の料金係として働く姿が描かれます。

「ブレイキング・バッド」で強烈なインパクトを与えた麻薬ディーラー、トゥコ・サラマンカ。1話でゲスト出演します。悪徳弁護士ジミーが、トゥコの祖母から金を巻き上げようと画策した際に登場、ジミーを絶体絶命のピンチに追い込みます。

ヴィンス・ギリガンの世界を堪能できる

スピンオフは本家本元と比較されがち。本家を凌ぐストーリー展開が必要となります。その点「ベター・コール・ソウル」の原案は「ブレイキング・バッド」と同じくヴィンス・ギリガン。単なる続編を超えた緊迫の展開が期待できるでしょう。

危ないシーンも健在

「ブレイキング・バッド」は心臓が弱い人は視聴に注意を要する、衝撃的でショッキングなシーンが多く含まれています。こうした傾向は「ベター・コール・ソウル」でも健在のようです。

危険なシーンのイメージ

例えば、双子の当たり屋がジミーの運転する車に体をぶつけるシーンや、また、トゥコが祖母を騙して金を取ろうとしたジミーの指を切断しようとする場面など危ないシーンには事欠きません。

ベター・コール・ソウルは賭けだった?

リスクのイメージ

シーズン5まで制作され熱狂的なファンを生み出した「ブレイキング・バッド」。しかし、第2作が二番煎じに終わるのはままあることです。ギリガンをはじめとする制作スタッフにとって、スピンオフ「ベター・コール・ソウル」は大きな賭けだったと言われています。

ソウル役の演技も見所の一つ

狡猾で言葉巧みに人の心に入り込む悪徳弁護士ソウル。一方で気の小さい一面も覗かせる憎めないキャラです。そんなソウルを演じるのは、俳優だけでなくコメディアン、放送作家など多彩な才能をスクリーンで発揮するボブ・オデンカーク。

途轍(とてつ)もなく長いセリフを流暢に話すソウル役、ボブの妙技も見どころの一つと言えるのではないでしょう。

ソウル・グッドマンを演じる俳優

ソウル・グッドマンの俳優ボブ・オデンカーク

「ブレイキング・バッド」ソウル・グッドマン役でブレイクした俳優ボブ・オデンカークとはどのような方なのでしょうか?ここで彼のプロフィールや出演作について紹介します。

ボブ・オデンカークのプロフィール

俳優、コメディアン、映画監督、放送作家、脚本家、プロデューサーとたくさんの肩書を持つボブ・オデンカークは、1962年10月22日イリノイ州で生まれました。

地元イリノイ州のラジオ局でキャリアをスタートさせたボブは、1987年人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でレギュラーを務めます。またこの番組では、放送作家として脚本も手掛け1989年エミー賞を受賞。また、友人ベン・スティラーが司会を務めるテレビ番組の出演により1993年2度目のプライムタイム・エミー賞を受賞。

近年では俳優としても活躍、本作「ブレイキング・バッド」や映画「ネブラスカふたつの心をつなぐ旅」などに出演。スピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』では主演を務めています。また、2006年の映画「プリズン・フリーク」などいくつかの作品では監督も兼任しています。

ボブ・オデンカークの出演作

ボブ・オデンカークの数多い出演作の中から主な作品を紹介します。(本作を除く)

  • 「プリズン・フリーク」デュエイン役(監督兼任)…2006年のコメディ映画
  • 「ネブラスカふたつの心をつなぐ旅」主人公の長男役…2013年のコメディ映画
  • 「FARGO/ファーゴ」ビル・オズワルト(ベミジー警察新署長)役…2014年のドラマ

ソウル・グッドマンに関する感想や評価は?

いずれソウルになるんだろうな…

最後に、ソウル・グッドマンに関する感想や評価を紹介します。最初は、スピンオフ作品「ベター・コール・ソウル」を観た方のの感想から。

ジミーが正統派弁護士としてやっていけそうなので応援したくなるのですが、結局はあの「ブレイキング・バッド」の前日譚です。いずれソウル・グッドマンになるのがわかっているだけに、一抹の虚しさを感じてしまうのでしょう。

制作者も同じ!

続いての感想は、これから「ベター・コール・ソウル」を見てみようという方に参考となるのではないでしょうか。制作陣が同じなのでブレイキング・バッド同様、最高に楽しめたという事でした。

共感と反感の均衡が絶妙!

最後の感想・評価は、「ベター・コール・ソウル」のドラマとしての作り方が本当に上手いと言う方です。圧巻ドラマにもならず、そうかといって薄っぺらな勧善懲悪にもならず、そのバランスが絶妙だったということでした。

ソウル・グッドマンの登場回まとめ

ここまで「【ブレイキング・バッド】ソウル・グッドマンの登場回は?スピンオフドラマも紹介」と題してお届けしてきました。

この記事でソウル・グッドマンに興味を持った方は、スピンオフ作品だけでなく演者・ボブ・オデンカークの他の出演作を観て彼の世界を覗いてみては如何でしょうか。

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