2018年08月13日公開
2018年08月13日更新
ブレイキング・バッドが面白い!キャストや最終回までのあらすじを紹介
ブレイキング・バッドは主人公ウォルター・ホワイトに肺がんが見つかることで彼の運命が変わっていきます。そんなウォルターと元教え子のジェシーとで「メタンフェタミン」の覚醒剤を造り出し、その後純度99,1%の「ブルーメス」の開発に成功したことでトラブルに巻き込まれていくとアメリカのテレビドラマシリーズです。作品はブラック・コメディで面白くキャストも素晴らしいです。ブレイキング・バッドでは様々な賞を受賞しています。そんなブレイキング・バッドの最終回までのあらすじも紹介します。
目次
ブレイキング・バッドが面白い理由とは?あらすじや感想・キャストも紹介!
ブレイキング・バットは批評家の称賛を受けるくらいの面白い作品です。キャストも、この作品によりハリウッドで夢を掴んだジェシー役のアーロン・ポールは実力で最終回まで生き残ったという凄い実績もあります。あらすじを読んだだけではブレイキング・バッドの面白さは伝わらないかもしれません。あらすじは、あらすじとして参考程度にして実際は作品を観ていただきたいです。
そうでないとキャストの素晴らしさは伝わりにくいんではないでしょうか。この作品はアメリカの闇であるドラッグ問題に格差問題が影響しています。ブレイキング・バットは、人の本質を見てる感じでアメリカの作品では珍しくシーズン1~5までを通して伏線が張ってあります。その伏線は人だけではなく、家に置いてあるインテリアも影響しています。なので、あらすじだけではブレイキング・バッドは分かりません。
そんなシーズンごとにある伏線を回収して、やっと最終回がきます。シーズンごとで内容が完結して終わらないので、次が始まる時は復習が必要ですが沢山の賞を受賞したブレイキング・バットのキャスト陣は本当に素晴らしいものがあります。そのブレイキング・バットのネタバレになるシーズンあらすじやキャストのことを細かく紹介していきます。
ブレイキング・バッドが面白いと話題に!エミー賞など様々な賞を獲得!
ブレイキング・バッドはアメリカではシーズン5が終わっても日本ではシーズン2がビデオレンタルされるという、なかなか話題にならなかった作品ですが、それはブラック・コメディだからでは?と言われてたりします。日本ではブラックユーモアは今一つ理解されにくいので仕方ないですが、ゆっくりと人気が出てきている作品です。このブレイキング・バッドはアメリカではキャストを含めて数々の賞を受賞しています。
プライムタイム・エミー賞では主人公のウォルター・ホワイトを演じたブライアン・クランストンさんはベスト男優賞を4度連続獲得しており、また相棒役のジェシー・ピンクマンを演じたアーロン・ポールさんは助演男優賞を3度獲得という輝かしい経歴を残しています。また、ドラマ部門で作品賞を5度ノミネートされて2013年と2014年には受賞しています。さらにブライアンさんは様々な賞にノミネートされています。
そのうち第19、20回全米映画俳優組合賞および第71回ゴールデングローブ賞を受賞しています。ここまで多くの賞を受賞している作品ですが、当初は相棒役のジェシーは、シーズン1だけで終わる運命だったらしいのですが俳優が良かったので最終回まで生きた人物だそうです。そんな素晴らしいキャストが揃ったことによって素晴らしい作品が出来上がったんではないでしょうか。
ブレイキング・バッドのあらすじをネタバレ!
ブレイキング・バッドシーズン1のあらすじとは?
シリーズ1のあらすじ、ネタバレです。物語は主人公である化学教師ウォルター・ホワイトがキャンピングカーが事故にあうところから始まります。ウォルター・ホワイトには妊娠中の奥さんと脳性麻痺の息子と暮らしていますが教師だけでは暮らしていけずアルバイトをする日々です。そんな中50歳の誕生日の翌日アルバイト先で倒れ、肺がんであることが分かりますが余命まで言われてしまいます。
病気が分かり彼は家族にお金を残そうと考え動き出します。ウォルターはDEA捜査官の義弟ハンク・シュレイダーに頼みメス精製所への突入現場を見学します。現場で元教え子の逃亡を見たウォルターは元教え子ジェシーを脅し麻薬ビジネスの相棒にします。ジェシーは、真面目人間だったはずのウォルターが裏世界に入るので真実を教えてほしいを言いますがウォルターは誤魔化します。
ジェシーはウォルターと共に精製したメスをドラッグの元締めのクレイジー・エイトに売ろうとしますが、ウォルターが覆面警官ではないかと元締めは考え殺害を企みます。なんとか身を守ったウォルターですが結果的にクレイジー・エイトと、そのいとこ、後にハンクの内通者だと分かったエミリオを殺してしまいます。この事件からジェシーとの関係を断ち、家族に自分が癌であることを打ち明けます。
ウォルターは不確かな化学治療で大金を使うよりも死を待つのみと考えますが家族の説得で治療を決意します。妻の妹のマリーやハンク、元ビジネスパートナーのエリオットとグレッチェン・シュワルツから治療費の援助金の話を持ち掛けられるが拒否をします。一度は経ったジェシーとの関係ですが、ウォルターはまた一緒に精製を始めて治療費を稼ぐことを決意します。
家族には治療費はエリオット夫妻より援助機をもらって賄ってると嘘をつきます。ウォルターは、より多くのお金を得ようとサイコパス気味のトゥコに売るべきだとジェシーを説得したり、メチルアミンを盗み大量のメスを精製します。ウォルターは、自分の正体を隠すためにハイゼンベルクと裏ネームで活動していきますが、ハットとサングラスがトレードマークになります。
ここまでがシーズン1のあらすじになります。ウォルターが段々と闇の人間に染まっていくのが怖いけども、化学を生き生きとやるところもあり面白い部分です。家族を想っての行動なので憎みきれないのですが、裏世界に染まっていく教師と元教え子のジェシーと年齢関係なく真剣にぶつかり合うのが面白い作品です。
ブレイキング・バッドシーズン2のあらすじとは?
シーズン2のあらすじ、ネタバレです。トゥコと取引をするようになり大量にメスをさばけるようになります。しかし、手下を半殺しにするのを目撃したウォルターとジェシーは裏世界から早く手を引くために73万ドル分稼ごうと決めてた矢先、トゥコの手下が死んでしまい廃車の下敷きにして死体を隠します。義弟のハンクは捜査で(シーズン1での)薬品倉庫に侵入した泥棒がメスの製造に関わってると睨みます。
スクラップ工場でトゥコの手下が、もう1人を引きずりだそうとして死んでるのが見つかり、ハンクは殺害された現場で採取した指紋からトゥコを容疑者として割り出します。そんな中、ウォルターとジェシーは殺される前にトゥコを殺そうとリシンをメスに混ぜて消そうと考えます。しかしトゥコはウォルターとジェシーを誘拐し砂漠に住む叔父の家に連れて行きます。
突然失踪したウォルターを探すためにハンクはジェシーを追います。ウォルターとジェシーは、トゥコを殺そうとして混ぜてた薬を使用するが、彼の叔父に邪魔され未遂で終わってしまいます。トゥコはメキシコでメスを作ろうとウォルターに脅されますが、トゥコはジェシーを殺そうとしたためジェシーは銃を奪いトゥコのお腹を撃って争ってる時にジェシーの車を追跡してたハンクが現れてトゥコと銃撃戦になります。
ハンクがタイミングを見てトゥコを仕留めます。その間にハンクに知られずウォルターとジェシーは逃げます。突然の失踪理由をウォルターは全裸でスーパーマーケットに現れて保護されたことで隠します。ウォルターは病気のせいで精神に異常が出たような行動をして数日記憶がないフリをするのですが主治医は肺がんの病気ではなく精神だと精神病院に入院させます。
ジェシーの方は車に麻薬の製造機械を乗せてDEAに逮捕された時は車は盗まれたと主張し失踪理由を作ります。そのせいで車に乗せてあったお金は没収されてしまいます。ウォルターは精神病院から出るために秘守義務を利用して精神科医に家に居るのが苦痛だったと打ち明けて無事に退院します。しかし携帯電話を2つ持ってたことで妻のスカイラーに追及されてしまいます。
DEAはトゥコの叔父さんを証人として呼びますがジェシーが現場に居たことを認めません。その結果ジェシーは保釈されましたがジェシーの両親から製造機を持ってることがバレて住んでた家を追い出されます。スカイラーに見捨てられたウォルターと住むところがなくなったジェシーはメスの製造に向けて動き出します。ウォルターには新しい治療には保険が使えず、お金が必要です。ジェシーは、とりあえず住処を見つけます。
ハンクは功績を認められて近隣3州で構成されてるチームに配属が決まります。ウォルターとジェシーはブローカー無しで小売りを始めますが、物だけを盗まれる失態を犯します。ウォルターから対処するように言われたジェシーは取り返しに盗んだジャンキー夫婦のところに行きます。帰宅した夫婦に銃を向けてジェシーは薬を取り返そうとしますが逆にやられてしまいます。
しかし仲間割れをした夫婦は妻によって夫が殺されてしまいます。夫を殺した妻が逮捕されますが街ではジェシーがジャンキー夫妻の夫を殺したとなってしまいます。おかげでジェシーは街の大物売人と認められるようになります。ウォルターは先生として復帰しますが自宅に訪ねてきたシュワルツの妻に、ウォルターがお金を借りてることになっていることを知られて援助を断られます。
何も知らないスカイラーは経済的な事情もあり出産間近の状態で再就職をします。そんな状況なのでウォルターは家族に財産を残すのはメスを作ることだと考えて、再びジェシーに必要な材料を集めさせます。そして集まった材料を持って、ウォルターは家族に帰省すると嘘を付きジェシーと麻薬製造の旅に出ます。砂漠で改造車を止めて数日引きこもり大量のメスを作り上げます。
出来上がったのは良いが、今度は車のエンジンがジェシーのミスで、バッテリーを消耗して、かかりません。そこはウォルターの化学の知識を使い、バッテリーを作って街まで帰ってきます。なんとか帰ってきたウォルターに癌の進行が止まったと医者からの説明が受けます。ジェシーの方は新しい家の管理人で、彼女になったジェーンとの未来に夢を描きますが、ジェーンの父親が来訪した際に彼氏と紹介してもらえず落ち込みます。
癌の回復祝いパーティーがありますがウォルターは失態を犯します。その罪滅ぼしで自宅の改修を行います。改修を行うために材料を買いに店に行った時にドラッグ製造を試みる少年たちに出会います。ウォルターはハイゼンベルクとして彼らに近づき忠告します。その後、麻薬密売の新しい勢力争いで仲間のコンボが殺されてしまいます。実行犯は小学生で、ヤバい2人組に命令されて殺したのです。
ウォルターは手術を受けることになって大金が必要となり、ジェシーも小口での取引に限界を感じます。そこで弁護士ソウルに相談を持ち掛け、教えてもらった指定の場所に行き取引相手を待つが現れません。ジェシーは店長らしき男に声をかけられ話してると彼こそが取引相手のグスタボ・ガスだと分かります。ウォルターは100万ドル規模の取引を持ち掛け、商談に成功します。
スカイラーの方も会社の経費に不審な点を見つけますが、上司からは目をつぶって欲しいと頼まれます。商談に成功したウォルターはメスを届ける為にジェシーの元に取りに行きますが、ジェシーはジェーンは2人ともヘロインで幻覚症状に陥ってました。そんな時にスカイラーは産気づき女の子を出産します。ウォルターはドアを壊しジェシーの自宅からメスを回収します。幻覚から覚めたジェシーは手元にあったメスが消え慌てます。
ジェシーのドラッグ中毒を心配したウォルターは、分け前を渡すには薬を止めることが条件だと迫ります。ウォルターの息子ジュニアは父親の為にネットで募金を募ります。弁護士のソウルは、募金を利用して少額ずつ別名で募金すれば資金洗浄になるとウォルターに提案します。父親に再びドラッグに手を染めていることがバレてリハビリ施設に戻れと言われたジェーンは、明日行くと承諾します。
しかし彼女はジェシー分け前を知り、ウォルターから取り分をもらいジェシーと逃げようとしますが薬の過剰摂取で寝ゲロで死んでしまいます。ジェシーのことが心配で、ウォルターは様子を見に家を訪ねていきます。その時にジェーンが死にかけてるのを見てましたが見捨てて家を後にします。翌朝、幻覚から覚めたジェシーは彼女が亡くなっていて驚きます。その後始末を弁護士ソウルが依頼した人物により現場綺麗になります。
迎えにきたジェーンの父親は亡くなった娘の姿を見てショックを受けてしまいます。ウオーターの息子ジュニアが父親の為に作った募金サイトは順調に募金が集まります。マラソンのスポンサーでDEAを訪れたガスにハイゼンベルクがウォルターで、捜査官のハンクの義兄で癌だと知ります。ジェシーは、自分のせいで彼女であるジェーンを亡くしてしまい責任を感じて廃人になってしまいます。
そんなジェシーをウォルターは、ジェーンを見捨てたことは話さず薬物中毒の更生施設に送ります。ウォルターも修羅場が待っています。自分の癌の切除手術の際に麻酔で気が緩んでしまったのか、携帯を聞かれて「どっちの?」言ってしまいます。このことで、これまでのウォルターの行動に限界を感じてたスカイラーは、別居を手術が無事に成功したウォルターに迫ります。
ジェーンの父親は娘が亡くなったことに動揺して飛行機の誘導に失敗してしまいます。その衝突した機体の破片がウォルターの街に降ってきます。これでウォルターが亡くなっていたら自業自得ですが生きて、どんどん悪に染まっていきます。ここまでがシーズン2のあらすじになります。ウォルターの本性というか怖い部分が少しずつ出てくるのが最終回まで目が離せないところです。
ブレイキング・バッドシーズン5と最終回をネタバレ!
ブレイキング・バッドシーズン5のあらすじとは?
シーズン5のあらすじ、ネタバレです。ガスがウォルターによって殺されたことを知り激怒するマイクですが、自分に不利な証拠が残ったパソコンがDEAの元にあることを知りウォルターと行動を共にします。ガスの死は色々な方面に影響を及ぼす中でウォルター、ジェシー、マイクの3人で活動を開始します。スカイラーはガスの事件で苦しみます。そこから子ども達をウォルターから遠ざけようと考え行動します。
スカイラーはハンクの家に子ども達を預けて、このまま子ども達を遠ざけておくならば手伝うとウォルターに条件を出します。メチルアミンの輸送中の列車から盗むことに成功したけども犠牲者が出てしまいます。今までの積み重ねもありジェシーと自分に捜査が迫ってる事でマイクは盗んだものを商売的に売り、大金をもらって足を洗おうと提案しますが、ウォルターは売ることなくビジネス拡大の道を選びます。
ジェシーは足を洗いたがりますがウォルターは許そうとしません。ジェシーの代わり助手になったテッドを通じて動き出すウォルターです。しかし色々あったウォルターは裏世界のビジネスから引退して平穏な生活に戻ろうとします。そんな時にハンクやマリーにウォルターの正体を知られてしまいます。唯一の証拠であるお金を荒野に隠しに行ったウォルターは自宅に帰ってきて気を失ってしまいます。
その姿を見たスカイラーはウォルターの癌が再発したことを気付きます。ウォルターはハンクの命を気にしてハンクを脅迫します。動きを止められたハンクはジェシーを味方に付けようとしますが失敗します。それを知ったウォルターはジェシーを街に出るように説得します。しかしジェシーはウォルターがジェーンを見捨てた過去を知り怒り狂います。
ウォルターはジェシーから家族を守るためにホテルに一旦避難します。そのころハンクは、ジェシーに協力を再度求め今度はウォルターに敵討ちするために承諾します。ハンクとジェシーはウォルターの犯罪の証拠であるお金を探すために動き出し、ウォルターは話し合いでは解決できないと理解したウォルターはジャックにジェシーの処分を依頼します。
ウォルターは家族の為にお金を手に入れようとしたのにジェシーの依頼をしたジャックにより家族も、お金を失ってしまい逃亡することになります。逃亡に家族を連れていこうとしますがマリーにハンクが殺されたことを聞いたスカイラーとジュニアは拒絶します。拒絶されたことによりウォルターは娘のホリーだけ連れて逃げてしまいます。しかしホリーがママを恋しがったため、スカイラーに連絡します。
警察が家に居ることが分かったウォルターは、スカイラーが裏世界に関わってないように罵倒してホリーを消防車に放置して消えます。人消し屋に依頼し、名前も身分も変えて人里離れた山小屋に身を隠し情報も話し相手もなく一人孤独な日々を過ごしますが、やり残したことをやり遂げるために覚悟を決めて街に戻ります。ここまでがシーズン5の最終回に繋がるあらすじになります。
ブレイキング・バッドの最終回をネタバレ!
シーズン5の最終回は、ウォルターの親友だったエリオット夫妻が関わってきます。エリオット夫婦が帰宅する家に密かに侵入したウォルターはエリオットを脅し渡すものがあるからと車に取りに越させ、お金を運び出させます。本来、家族のために稼いだお金ですが家族には憎まれてしまい受け取ってもらえないと認識してるウォルターはエリオットに取消不能信託として息子ジュニアが18歳になった時に渡してほしいと頼みます。
慈善活動に励む裕福な事業家なら受け取るだろうと話して、メス依存症の施設に2800万ドル寄付するように手続きに関する税金や弁護費用をこの中から出せと言います。信じていいかと問われたエリオットは即答しますが、ウォルターは目先のお金が欲しかったからですがエリオットに騙された過去があるため信用しません。エリオット夫妻の部分はシリーズ1の伏線が関わってくるところです。色々と繋がります。
即答するエリオット夫妻に赤い光が狙い、自分に何かあろうと彼らが狙っている子ども達にお金が渡らないと命がないと警告します。これは銃ではなくペンライトで、エリオット夫妻を脅すものでした。これを担当したのはバッジャーとスキニーピートでウォルターは報酬を渡します。メスよりも純度が良いブルーメスが出回ってることを知ったウォルターはジェシーが作ってると気付きます。
ジェシーは命はあるものの鎖に繋がったままメスを製作していました。ウォルターは裏世界に入る前の50歳の誕生日パーティーを思い出しながら自宅にリシンを取りに行きます。リディアとトッドの密会場所に乗り込んだウォルターは、そろそろメチルアミンが底をつく頃だと新しい方法があると持ち掛け、逃亡資金が底をついたと色々話をしてジャックに会えるように話をします。
リディアは話に乗る気はないとトッドに話して、リシア入りの甘味料とは知らずに紅茶に入れます。その後ウォルターは、荒野である装置をワクワクした顔で作ります。ちょうどウォルターが盗んだ車が見つかったとマリーから連絡がスカイラーにあります。電話を切ると目の前にウォルターが現れ、別れを告げに来たと言います。DEAに連絡して夫に押し入られたと話せと、ハンク達が埋められてると座標の書いたメモを渡します。
そしてスカイラーに自分がしたことは家族のためでなく、自分のためにやったことなんだと生きている実感が出来たと本当の気持ちを話していきます。最後に寝ている娘の頭を撫で顔を見て出ていきます。スカイラーはウォルターが再発して死ぬ気なんだと理解します。ウォルターは最後に息子ジュニアとは直接会わず遠目から見て消えていきます。
その夜ジャックのアジトに向かったウォルターは、ジャックと交渉しますがジャックは拒否ります。そして邪魔なウォルターを殺そうと銃を向けます。ウォルターはジェシーを殺すと約束したのにパートナーとしてメスを作っていると文句を言うとジャックはジェシーを連れて来させます。
ウォルターがジェシーに殴りかかるように抱き着いた後、荒野で作っていた装置のスイッチを入れます。それは銃で連射され、ほとんどが死にます。生き残ったトッドはウォルターが作った装置を感心してたらジェシーに首を鎖で巻き付けられて殺されます。ウォルターは、まだ息があるジャックを落ちていた銃で止めを刺します。やはり付き合いが濃いからでしょうか。息の合った連携プレーです。
そしてウォルターはジェシーに自分を殺せと銃を渡しますが、連射の時にジェシーを守るように抱き着いてた時におなかを撃たれていました。リディアからの電話に組織の人間が全員死んだこと、具合が悪いのはリシンのせいだと明かします。その間にジェシーを逃しウォルターは警察が来るのを待ちますが、駆け付けた時には死んでしまいます。
ネタバレのあらすじになりますが、これでブレイキング・バッドが終わります。最終回ではハイゼンベルクではなく、それも癌で弱って亡くなるでもなく、ウォルターとして亡くなったのはウォルターにとっては幸せだったのではないでしょうか。おなかを抱えて笑いながら観るような面白い作品ではないですが、キャストの演技が徹底されていて素晴らしいので、最終回では満足して面白いとなるような作品です。
また裏話としてウォルターの娘との別れのシーンでは製作者が「撮影中その場に誰一人として泣いていない人はいなかった」と繰り返し言うくらい感極まったシーンになっています。ウォルター演じるブライアン・クランストンも「実は泣かずに演技するつもりだった」というくらい父親としての感情が溢れた部分です。最終回は泣くの覚悟で観る必要がありそうです。
ブレイキング・バッドが面白いのはなぜ?
世代を超えたおじさんと若者のコンビが面白い!
最初は、元教え子のジェシーを脅しで相棒にしたウォルターですが、所々親心で向き合っていきます。ジェシーの両親は居ますがジェシーが薬物に手を染めて問題ばかり起こすので、ジェシーの弟を可愛がります。ウォルターにも息子は居ますが、ハンクとの方が仲が良い息子なので時にウォルターは、やきもちを妬きます。そんな2人なので理にかなって疑似親子になっていきます。
親心が分からない子どもという時もあれば、自分勝手な親という感じで衝突したり心配したりと年なんて関係ない感じになります。ウォルターはジェシーが居ないとメスを作らないというような依存っぽい面白い関係です。ただ殺人というイヤな役目をジェシーにさせてしまうので、ウォルターの自己中心的な性格も見え隠れするのもあり最終回まで関係性が分からない不思議な関係で面白いです。
サブキャラも魅力的で面白い!
すべてのキャストが素晴らしいキャストだったので、サブキャラも存在が際立っていて面白いキャラクターばかりです。色々な役の方が居て、すべて面白いキャラですが特にヘクターは面白いです。車椅子で声を出すことが出来ないヘクターを演じてたマーク・マーゴリスさんは、顔とベルの鳴らし方で感情を伝えるという難しい役でしたがゲスト賞にノミネートされています。声なしでの演技でノミネートは凄いです。
そんなヘクターが一番面白いのは、ガスを殺すシーンです。親友を殺されているガスと、その親友を殺したヘクターが対決する時、ヘクターはベルを鳴らす回数で自分の気持ちを伝えるのですが、ガスとの対立は異様に鳴らすのです。爆弾が車椅子についててベルが点火のスイッチになるんですが、スイッチが上手に入らなくて何回もベルを鳴らす。その姿は、なに?なに?って思わせる面白いシーンです。
ブレイキング・バッドの出演キャストを紹介!
ブライアン・クランストン(ウォルター・ホワイト役)
ブレイキング・バッドの主人公であるウォルター・ホワイトを演じるのは、俳優のブライアン・クランストンさんです。何処かで見たことがあると言われるようなくらい様々な作品に出演しているブライアンさんですが、彼の代表作っていうのはありませんでした。それがブレイキング・バッドに出演してからは、ブライアンさんと言えば「ブレイキング・バッドのウォルター・ホワイト」というくらい定着させました。
ブライアンさんはブレイキング・バッドをキャリアを変えてくれた作品で、やり切ったことで満足してると雑誌のインタビューで答えています。またブレイキング・バッドで数々の賞を受賞したブライアンさんは、この後の作品でもトニー賞も受賞して、次の作品でもオスカー賞にノミネートされたりと俳優としての評価も素晴らしいものになってます。
ブレイキング・バッドのコンプリートボックスセットに収録されてた時の作品のブライアンさんが別人で面白いです。ブレイキング・バッドに出演する前のブライアンさんと言えばコメディ「マルコム・イン・ザ・ミドル」の父親ハルだったそうです。そのハルの夢だったというオチになっています。アメリカでは人気が出た作品はパロディがありますが、ウォルター役ブライアンさんの演技力の幅の広さにビックリします。
アーロン・ポール(ジェシー・ピンクマン役)
ウォルターの相棒役ジェシーで出演したアーロン・ポールさんは、ブライアンさんとは違い、話題作に出てますが完全なる無名俳優でした。そのためアーロンは「次の給料がいつ入るのか分からず、支払いの為に家族にお金を借りていた」とトークショーで話しています。そんなアーロンさんは、ブレイキング・バッドでは最終回までウォルターと人気を二分する役どころで無名役者だったと感じない迫力でした。
しかし実際は第1シリーズの最後では殺される設定だったそうです。ですが彼の演じるキャラクターが面白い、良いとなり最終回まで起用されています。無名俳優がエミー賞受賞ですから、本当にチャンスとは、どこに転がってるか分かりません。また、そのチャンスで才能をしっかりと開花できた彼は素晴らしいと言えるでしょう。ちなみに、このジェシー役で総資産が20億円近くになったと言われています。
さすがハリウッド、夢があります。アーロンさんは、ブレイキング・バッドの第1話の台本を読んで、絶対にブレイキング・バッドのキャストに選ばれるように闘ってジェシー役を勝ち取らなければと意気込んでたことを話しています。そんな勝ち取ったハリウッドでの成功ですがセレブ風など吹かせず、散財もせず超いい人で通っているようです。
ブレイキング・バッドを見た人の感想・評価を紹介!
演出が巧みで魅了された!
ブレイキング・バッドは、最終回までのシリーズ5で全てが繋がります。伏線が色々なところにあるのですが、それが繋がった時の面白さは凄いですしキャストの演技力の素晴らしさは感動です。そして、この作品は悪とは何か、善とは何かという人間の根本を追及していきます。主人公のウォルターの行動は悪ですが、人間とは本当は、こうなのかもしれないと考えさせます。
またジェシーもダメな男ですが憎めない感じが続きます。そこに関わる女性も、自分の為に誰かを利用するというのは普通のようで納得してしまします。この作品のキャラクターを許すと自分も悪になりそうな境界線を漂うのが、逆に作品にのめり込み最終回まで気持ちを冷ますことなく観ていけます。この巧みな演出はシーズン1の1話から始まってるのも、どんどん変わっていく人間の根本を演じきったキャストは凄いです。
ストーリーが巧妙で惹きこまれる!
剛くんがはまっているという
— Marie H Forêt 🌿 (@appletree2002) October 14, 2017
「ブレイキング・バッド」
本当に面白いです。
私はアメリカで今まで作られたドラマで一番の秀作だと思います。
脚本が超絶素晴らしい。最後の最後まで期待を裏切らない。
ヴァイオレンスあるので全員には勧められません💧#草彅剛 #ブレイキングバッド pic.twitter.com/JFBYk2Ihjo
このブレイキング・バッドは最終回まで期待を裏切りません。悪に染まっていったウォルターは悪のまま死にます。途中で元の真面目なウォルターに戻ったら逆につまらなかったはずですが、悪は悪のままというのは中途半端な話にならずに良かったのかもしれません。作品の中でウォルターの妻スカイラーは悪女に変わっていきます。その悪女から最終回では、やつれて弱って女性になります。
ブレイキングバッド、、めちゃめちゃおもしろい、、
— りんこ (@Rinkomovie) February 17, 2018
ウォルターがキングになっていく過程が素晴らしすぎる。
そして何かと相棒を守るあたりかっこよすぎる、、
こんなにおもしろいドラマとは思わなかった、!!#ブレイキングバッド pic.twitter.com/mKENzXLcgl
そんな風にキャストが段々と作品に合わせて雰囲気を変えていきます。ウォルターも、真面目な先生から悪に染まり最終回は疲れ切った男性に変わっていきます。キャストの演じるキャラクターが、キャストと一緒に変化していくのは、人間味溢れたストーリーのスパイスになり惹き込まれる要因かもしれません。Twitterで言われている感想がブレイキング・バッドの面白いことを証明してくれそうです。
ブレイキング・バッドは本当に面白いドラマだった!
ブレイキング・バッドは、シーズンごとの完結ではなく1話から伏線だらけでシーズン5の最終回になって、やっと繋がるという面白い作品です。あらすじで分かると思いますが最終回までいかなければ、ウォルターの心情は分かりません。またキャストのはまり役ばかりだったブレイキング・バッドは賞も沢山受賞されています。キャストそれぞれの代表作になりました。それぐらい面白い作品です。