【ドラマ】フジコのあらすじをネタバレ!犯人は?原作の小説も紹介!

Huluオリジナル・ドラマ「フジコ」のあらすじを、結末までネタバレで紹介します。主人公・フジコは、自身の家族に起こった「中津区一家殺害事件」の生き残りです。雑誌の編集部に勤める美智子は、この殺害事件の犯人はフジコだと考えますが、真相は?また、フジコは殺人鬼ということで、殺害シーンが多く、R18指定されています。Huluオリジナル・ドラマ「フジコ」の原作小説についても紹介し、さらに主人公・フジコを演じた尾野真千子と、主なキャストについても紹介します。

【ドラマ】フジコのあらすじをネタバレ!犯人は?原作の小説も紹介!のイメージ

目次

  1. フジコのドラマとは?
  2. フジコのドラマあらすじ・犯人ネタバレ
  3. フジコのドラマの原作小説
  4. フジコのドラマ登場人物・キャスト一覧
  5. フジコのドラマに関する感想や評価は?
  6. フジコのドラマネタバレまとめ

フジコのドラマとは?

フジコのドラマの概要

ドラマ「フジコ」はHuluオリジナル・ドラマで、十人以上の人を殺害し、死刑囚となった殺人鬼・フジコの生涯を描いた作品です。フジコは一家殺害事件で家族を惨殺されながら、唯一生き残りました。この事件の犯人と目されるフジコ。彼女が殺人鬼になった理由が、女性記者によって明らかにされていきます。またその過程で、一家殺害事件の真犯人が判明します。フジコの娘が書いた原稿を基に、フジコの生涯を辿っていくドラマです。

殺人鬼の生涯ということで、殺害シーンの残虐さや、殺人シーンの多さが際立つドラマとなっています。ここでは、ドラマ「フジコ」のネタバレあらすじと、主人公・フジコを演じた尾野真千子と主なキャストの谷村美月、真野響子についても紹介します。ドラマ「フジコ」の原作小説「殺人鬼フジコの衝動」についても紹介します。

フジコのドラマの作品情報

Huluオリジナルドラマ「フジコ」(全6話)は、2015年の11月から、Huluと、J:COMで配信されました。真梨幸子(まりゆきこ)の小説「殺人鬼フジコの衝動」が原作で、脚本・高橋泉、演出・村上正典、主演は尾野真千子で、主なキャストは谷村美月、真野響子です。主題歌は斎藤和義による「シンデレラ」です。

フジコは殺人シーンが多くR18指定

Huluオリジナルドラマ「フジコ」は、十数人を殺害し、殺人鬼と言われた女性の生涯を描いています。そのため、一家殺害事件の凄惨なシーンやフジコが犯した殺人シーンの数々。加えて残虐な描写となっているということで、R18指定されています。

フジコのドラマの予告編動画

上の動画は、Huluオリジナルドラマ「フジコ」の予告編動画です。残虐なシーンが多く、R18指定されているドラマです。主人公・フジコはなぜ殺人鬼になったのか?また、一家殺害事件の犯人は?という謎を明らかにしていくストーリーとなっています。

Huluオリジナルドラマ「フジコ」公式サイト

フジコのドラマあらすじ・犯人ネタバレ

R18ということで、凄惨なシーンが多いドラマ「フジコ」のあらすじを、全6話までネタバレで紹介します。一家殺害事件で唯一生き残った女性の半生を描いたドラマ「フジコ」は、軸となる一家殺害事件の犯人は、実は生き残った少女ではないか?という疑問から始まります。謎を解こうと奔走する雑誌記者・美智子。それでは、ドラマ「フジコ」のあらすじを、第1話からネタバレで見ていきます。

ドラマ1話あらすじネタバレ

雑誌「駿芸」編集部・高峰美智子の元に、上原早季子から殺人鬼・フジコの生涯という原稿が届きます。早季子はフジコの実の娘で、3日前に自殺していました。フジコには早季子と美也子、二人の娘がいますが、フジコは育児放棄、父親からは暴力という日々で、フジコ自身も夫から暴力を受けていました。美智子が拘置所のフジコを訪ねると「生きていいか決めるのは親、私は許されなかったから殺されかけた」と、フジコは叫びました。

この言葉を聞いた美智子は、フジコが11歳の時、父、母、妹が殺され、フジコだけが生き残った「中津区一家殺害事件」の調査を開始。美智子はフジコが犯人ではないか?と考えます。実は美智子は早季子の妹・美也子で、フジコにはそのことを隠しています。美智子は、早季子がフジコの生涯を綴った原稿を残し自殺したとフジコに告げ、フジコが夫を殺害後、早季子の首を切りつけた事は、原稿に書かれていないと話しました。

ドラマ2話あらすじネタバレ

姉の早季子がなぜフジコの生涯を書き残したのかを知りたい美智子。フジコに面会した美智子は、両親から暴力を受けていたあなたが、家族を殺害したのだと言いました。フジコの頭の中で「あなたは母親に似ている、生きていても仕方がない」と言う母親の声が聞こえてきます。母親に首を切られ、殺されかけた過去を思い出すフジコ。早季子にも首に傷があり、それはフジコによってつけられた傷でした。

学校ではいじめられ、家では親からの暴力。早季子とフジコはよく似た人生を送っていました。一家殺害事件後、フジコは叔母の茂子の元へ。茂子は天水教団の幹部です。美智子は高峰家に引き取られました。茂子に引き取られたフジコは、茂子に手を握って欲しかったのに無視されるなど、叔母の冷たい態度に失望します。転校した小学校で、フジコは初めての殺人を犯しました。フジコは「つかもうとしても皆、逃げていく」と泣きます。

ドラマ3話あらすじネタバレ

美智子は、自分にもフジコと早季子と同じ血が流れていることを恐れます。美智子がフジコの過去を調べていくと、フジコは高校生の時、資産家の息子で法律を学ぶ大学生・辻村裕也と交際し、バイト先で出会った大月杏奈という親友がいました。当時フジコは、辻村裕也の子を妊娠していました。しかし杏奈とも関係を持っていた裕也。それを知ったフジコは逆上し、杏奈の部屋に行くと、倒れている杏奈の傍に裕也がいました。

裕也が選んだのは杏奈でしたが、杏奈に一方的に別れを告げられ、殺してしまったのでした。フジコはバラバラにすれば見つからないと言い、裕也に包丁を持たせました。黙っているからと裕也に結婚を迫り、二人は結婚しました。美智子は、一家殺害事件を追っていた石川記者が、バラバラ遺体で発見されたことから、彼も殺したのか?とフジコに尋ねました。記憶を手繰り寄せるフジコ。石川にスタンガンを当てたのは、他の人の手でした。

ドラマ4話あらすじネタバレ

石川殺害は小坂初代だと思い出したフジコ。小坂初代は、フジコが小学生の時に殺した恵美の母親で、過去に7年間、愛人に対する殺害と死体損壊遺棄で服役しています。美智子と水谷編集長は、一家殺害事件と初代の事件は、死体をバラバラにしたのに、すぐに発見されていることに注目。美智子は、フジコの場合はすべて無くなっていると言いました。石川記者は初代を疑い、追い詰めたことで初代に殺されたのでは?と二人は考えます。

フジコの過去、フジコは16歳で結婚しましたが、杏奈を忘れられず泣く裕也を殺害、さらに裕也との子ども・ミナミも殺害しました。20歳になったフジコは顔を整形して銀座のホステスになり、そこで上原英樹と出会いました。編集部では、初代と約束ができた水谷編集長の行方が分からないと騒いでいます。フジコの記憶も蘇ってきました。フジコは、一家殺害事件で自分の首を刺したのは、初代だったということを想い出しました。

ドラマ5話あらすじネタバレ

面会に訪れた美智子に、フジコは一家殺害事件の詳細を語り始めました。それによると、学校から帰ってきたフジコが見たものは、部屋中に飛び散った血でした。その現場にいたのが初代でした。初代はフジコの母親に、「お前さえいなければ、あの人と一緒になれた」と言って、母親を蹴りました。そして「これはカルマ、所詮親のように生きるしかない、死んじゃいなさい」と言って、フジコの首を包丁で斬りつけました。

初代はフジコの父親と不倫をしていました。上原英樹と結婚したフジコですが、英樹は会社がうまくいっていないのに金遣いが荒く、苦しい生活を強いられます。そのため、お金のために何人も殺害を繰り返すフジコでした。水谷編集長のバラバラ遺体が発見されました。早季子の夫・草場は美智子に、早季子は自殺ではなく初代によって殺害されたと思うと言い、早季子が書いた原稿を送ったのは、自分だと言いました。

ドラマ6話あらすじネタバレ

小坂初代が自殺。すべての事件の犯人は自分と書いた遺書は、筆跡鑑定で初代のものと認定されますが、美智子は事件が終わったとは認めないと憤ります。行方が分からない草場の家に入った美智子と若村は、早季子と茂子が写った教団の写真を見つけました。普通の主婦がなぜ幹部になれたのか?と訝る美智子に、岩村は教団に対して多大な貢献をしたのではないかと答えました。美智子は天水教団に行きました。

そこには、教団に大きな貢献をしたと認められた人だけがもらえる、ガラスの器がありました。そこには、茂子の名前があり、日付がそれぞれ1977年、1994年、1997年となっています。1977年は一家殺害事件があった年で、次の1994年は、失踪宣告されていたフジコの最初の夫・裕也が法律上で死亡とされた年で、1997年はフジコ逮捕の年です。さらに、フジコの周りで死んだ人たちの保険金がすべて茂子に渡ったことが分かりました。

茂子は多額の保険金を天水教団に寄付したことで、幹部になれたのでした。一家殺害事件や、フジコに絡む人物たちを殺害した犯人は初代で、計画は茂子。フジコ自身も殺人を繰り返していたため、茂子は自分たちの犯行までフジコだと、周囲に思わせていたのでした。自分は美也子だと名乗り、早季子が書いた原稿をフジコに渡した美智子。

美智子はフジコに、一連の殺害事件は母親からの業(カルマ)で行われたのではないと、早季子は言いたかったのだと言いました。拘置所から出てきた美智子は若村に電話で、すべて話すことができて良かったと言いました。電話で話す美智子の背中を、茂子が見つめています。フジコは独房で原稿を読み終えると、巻末には「亡き高峰美智子に捧ぐ、若村」と書かれていました。

死刑執行の時間が来て、独房を出されるフジコ。美智子は茂子の手に掛かって殺されました。美智子はこうなることを予想していたのでしょうか?初代と美智子を殺害した茂子は、早季子の夫・草場も殺害しているかもしれません。茂子は早季子の娘を手中に納め、フジコの様な殺人鬼に育てるのでしょうか?など、ドラマ版「フジコ」は、視聴者が様々な想像をすることができる結末でした。

フジコのドラマの原作小説

Huluオリジナルドラマ「フジコ」の全6話のあらすじを、ネタバレで紹介してきました。ドラマ版の「フジコ」の結末は、一家殺害事件の犯人は茂子で、最後にフジコの娘・美也子を殺害しました。それでは、真梨幸子による原作小説「殺人鬼フジコの衝動」と、ドラマ版「フジコ」で、違う点はあるのでしょうか?ここからはドラマ版と原作との違いについて見ていきます。

フジコの原作小説の概要

Huluオリジナル・ドラマ「フジコ」の原作小説の著者は、小説家・真梨幸子(まりゆきこ)です。徳間書店より2008年の12月に刊行されたミステリー小説です。文庫化は、2011年の5月で、50万部超というベストセラー作品です。また、フジコの死刑執行の8年後を描いた「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」という続編と、この続編のプロローグとして書かれた「私は、フジコ」(電子書籍版)があります。

フジコのドラマと原作小説の違い

ドラマ版「フジコ」と原作「殺人鬼フジコの衝動」との違いについてですが、原作では犯人は結局分からないままだったということですが、ドラマ版では、犯人は茂子と初代だったと描かれました。また、フジコを演じた尾野真千子の鬼気迫るシーンなど、実写にも関わらず、原作よりもマイルドな表現になっているそうです。次は、ドラマ「フジコ」のキャストについて紹介します。

フジコのドラマ登場人物・キャスト一覧

Huluオリジナル・ドラマ「フジコ」のあらすじを、ネタバレで紹介してきました。ここではドラマ「フジコ」の、主人公・フジコ役の尾野真千子と主なキャストを紹介します。

フジコ/尾野真千子

キャスト①尾野真千子は、Huluオリジナル・ドラマ「フジコ」で主人公・フジコを演じています。尾野真千子は、奈良県出身で1981年生まれです。地元の中学生時代、河瀨直美監督にスカウトされ、映画「萌の朱雀」(1997年)の主役で映画デビュー。高校卒業後、女優として活動を始めました。

キャスト①尾野真千子の、主なドラマと映画の出演作を紹介します。

  • 2009年ドラマ「火の魚」折見とち子役
  • 2011年NHK朝ドラ「カーネーション」主演・小原糸子役
  • 2013年ドラマ「最高の離婚」濱崎結夏役
  • 2016年ドラマ「夏目漱石の妻」主演・夏目鏡子役
  • 2007年映画「殯の森(もがりのもり)」主演・真千子役
  • 2013年映画「そして父になる」野々宮みどり役
  • 2016年映画「後妻業の女」中瀬朋美役
  • 2016年映画「エヴェレスト 神々の山嶺役
  • 2017年映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」田村晴美役

高峰美智子/谷村美月

キャスト②谷村美月は、雑誌記者の高峰美智子(上原美也子)を演じています。谷村美月は大阪府出身で1990年生まれです。子どもの頃、大阪で劇団に所属していました。女優デビューは、NHK朝ドラの「まんてん」(2002年)の穂積未海役でした。2005年には、初出演の映画「カナリア」で主演しました。

キャスト②谷村美月の、主なドラマと映画の出演作を紹介します。

  • 2009年ドラマ「メイちゃんの執事」山田多美役
  • 2010年ドラマ「医龍~Team Medical Dragon~3」真柄冬実役
  • 2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」小田時栄役
  • 2015年ドラマ「アルジャーノンに花束を」河口梨央役
  • 2008年映画「リアル鬼ごっこ」佐藤愛役
  • 2010年映画「十三人の刺客」牧野千世役
  • 2013年映画「陽だまりの彼女」峯岸ゆり役
  • 2014年映画「白ゆき姫殺人事件」前谷みのり役

下田茂子/真野響子

キャスト③真野響子(まやきょうこ)は、フジコを引き取った叔母の茂子を演じています。真野響子は東京都出身で1952年生まれです。大学を卒業した1973年に、劇団民藝のオーディションに合格し、入団しました。女優デビューは、舞台「血の婚礼」でした。映画デビューは「忍ぶ糸」(1973年)です。

キャスト③真野響子の、主なドラマと映画の出演作を紹介します。

  • 1980年~1983年ドラマ「御宿かわせみ」庄司るい役
  • 1993年NHK大河ドラマ「炎立つ」倫子役
  • 2009年ドラマ「坂の上の雲」乃木静子役
  • 2011年ドラマ「マルモのおきて」高木節子役
  • 2016年NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」平塚らいてう役
  • 2016年ドラマ「ゆとりですがなにか」田之口明子役
  • 1977年映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」堤鞠子役
  • 2005年映画「春の雪」松枝侯爵夫人役
  • 2010年映画「FLOWERS-フラワーズ-」片山文江役

フジコのドラマに関する感想や評価は?

ドラマ「フジコ」は、凄惨なシーンが多いですが、それよりもフジコの人間性に惹きこまれたという感想です。フジコの生い立ちであったり、狂気のなかでもほっと温かな思いにしてくれる瞬間があったりと、好きなドラマだったということです。

ドラマ「フジコ」でフジコ役を演じた尾野真千子さんの演技が、凄いという感想です。フジコの生き様を、狂気溢れる演技で魅せた尾野真千子さんに感動したということです。

ドラマ「フジコ」は、主演の尾野真千子さんの演技が素晴らしいという感想です。フジコが狂気に陥るシーンを見事に演じた尾野真千子さんだからこそのドラマの成功だったという声は、他にも多数ありました。

フジコのドラマネタバレまとめ

いかがでしたか?小説「殺人鬼フジコの衝動」が原作の、Huluオリジナル・ドラマ「フジコ」のあらすじを、ネタバレで紹介しました。物語の軸となる一家殺害事件の犯人はフジコではなく、フジコの影に隠れた黒幕がいました。また、殺人鬼・フジコの生涯ということで、凄惨なシーンが多く、R18指定されています。フジコ役を演じた尾野真千子さんの演技が見事だという声がツイッター上で多数あったドラマ「フジコ」をご覧ください。

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