ナルコスのシーズン3のあらすじと感想！麻薬組織が台頭するNetflixドラマ

ナルコスは、Netflixで配信されているオリジナルドラマで、麻薬をテーマにしたものです。ストーリーは、かつて実在していたコロンビア州の麻薬組織と、麻薬取締局の攻防戦を描いたものになっていて、リアルでショッキングな内容になっていると大きく話題になったそうです。

麻薬をテーマにしたということもあり、内容は暴力的な部分も多くありますが、人間の複雑な関係性が描かれた見応えのあるドラマとなっているそうです。ナルコス自体はシーズン3で終了となりましたが、「ナルコス:メキシコ編」として2018年11月に新しく始まり、そのシーズン2の制作も発表されたそうです。

シーズン1と2の時代は1980年代で、コロンビアにあるメデジンという町を仕切っている麻薬組織のボス「パブロ・エスコバル」という男と、アメリカ麻薬取締局の戦いが描かれています。パブロはコロンビア州に麻薬カルテルを作った人物で、世界で7番目の富豪になったこともあれば国会議員になったこともある人物だそうです。

欲しいものを手に入れるためにはお金や暴力を使って絶対に手に入れる、という冷酷な性格の人物ですが、家族を心から愛したり病院などの施設を自腹で建てたりするなど、二面性のある男として知られているそうです。シーズン2の最後では、パブロのメデジン・カルテルは麻薬取締局の働きにより崩壊を迎えます。

ここでは、Netflixドラマのナルコス・シーズン3のあらすじをネタバレ有りで詳しく紹介しています。麻薬というシリアスなテーマを題材として、今話題のNetflixが制作した人気オリジナルドラマだそうです。

シーズン3は、ピーニャという男のナレーションから始まります。カリ・カルテルという4人の男たちに仕切られている麻薬カルテルとのピーニャの戦いが始まります。カリ・カルテルの4人は話し合いをしますが、メンバーのパチョ、チェペ、ミゲル、ギルバートのそれぞれが問題を抱えているようでした。カリ・カルテルは国内の電話をほぼ全て盗聴されており、ピーニャたちがカリ・カルテルに目をつけているのに気づいていることを知ります。

クラウディオを心配していた妻のマリアですが、実はクラウディオはカリ・カルテルの手によってもう殺されていました。ミゲルの息子は過去に塩素を下水道に流し、沢山の一般人を殺して大きく話題になった過去がありました。チェペはニューヨークで何もしないようリーダーのギルバートから言われていましたが、ドミニカ共和国のライバルに反撃するためライバルたちを全員殺してしまいます。

アメリカの会社資金密売のある組織との関係を一切禁止にする令がアメリカに出され、ピーニャはボゴタの銀行を脅して、資金洗浄をしている人物の名前を吐かせます。それは、フランクリン・フラドという人物でした。3話でそれぞれの問題を、ある人物は知的に、ある人物は知的にとそれぞれユニークな方法で解決していきます。

麻薬取締局は、カリ・カルテルのリーダーであるギルバートを捕まえようと必死に探し、ついに逮捕までこぎつけます。ギルバートが逮捕され、カリ・カルテルのメンバーはお互いに罪をなすりつけ合います。一方、コロンビア政府はギルバートが逮捕されたにも関わらずそのことを嬉しく思っていないようでした。

逮捕されたギルバートの息子・ニコラスは父親本人の反対を押し切り彼を助けようとします。一方その頃メキシコでは、パチョはカリージョにオファーを受けますが、過去にゲイだということを父親に認めてもらえなかったときにロドリゲス兄弟に良くしてもらった、ということがあったため、彼らを裏切るようなことはできないと伝えます。またダビドは、ホルヘの目の前でカルデロンとコルドバ、またコルドバの妻も冷酷に殺して脅します。

ギルバートが逮捕されてから、他のカルテルはカリ・カルテルのすきを突こうと企んでいました。カリ・カルテル内でも、命をかけた裏切り合いが起こります。他のカルテルの活動も活発化し、ノースバリーはパーティ会場で銃撃戦を起こし、パチョの弟は滞在先で銃で撃たれてしまいます。ミゲル、パチョ、チェペは命をかけて戦う決心をします。

パチョは教会を襲撃してノースバリーに宣戦布告を行いました。麻薬取締局のピーニャは何度も作戦が失敗しているためプレッシャーをかけられて、ついにミゲルを捕獲する作戦を実行に移します。ミゲルのマンションに乗り込んだときには彼の姿はもうないと思われていましたが、マンションの風呂場の隠れ場所に潜んでいるミゲルを発見します。しかし、カリ・カルテルの弁護士からマンションの壁を壊せないことを告げられ撤退します。

ナベガンチにさらわれたクリスティーナは、ゲリラグループの基地に飛ばされてしまいます。カリ・カルテルのメンバー内でも裏切りが多発していたため、もうお互いを信じることはできません。ホルヘは沢山の人に追い詰められ、殺されるのは時間の問題です。

ノースバリーに死体が山積みになったトラックがやってきました。そのトラックに「電話をくれ」というメッセージが入っており、それはミゲルからのものでした。彼は、ノースバリーとの戦いについに終止符を打ち、カリ・カルテルの存続を守り抜きました。また、麻薬取締局のピーニャは内部の動きを誰かが漏らしていると勘付き、それは防衛大臣なのではないかと怪しんでいました。

ピーニャに残された時間はあと数時間しかなく、クリスとダンに嘘を付きホルに協力させる、という最後の賭けに出ます。ミゲルのいるマンションに行こうと見せかけて、ミゲルが他の場所に避難しているところを捕まえようという計画の内容でした。ホルヘとミゲルはマンションの外に待機しており、いつでも逃げる準備ができていました。

ホルヘとDEAが繋がっているという情報を得たダビドは、ミゲルに電話をします。マンションでは、ミゲルがホルヘを殺そうとしていましたが、クリスたちに助けられて九死に一生を得ました。また、逃げ出したミゲルもこの計画に協力してくれたセラノ大佐に捕獲されました。

ピーニャの調査から、大統領の選挙活動の資金がカリ・カルテルから支払われていることが発覚しました。大統領を含める人たちがグルなら、ギルバートたちを逮捕する意味はないというピーニャでしたが、実はクロスビー大使はそのことを既に知っていました。現アメリカ大統領とコロンビア大統領の仲がよいため、DEAは何もできないと告げられてしまいます。

ナルコス・シーズン3の最終話の結末を、ネタバレ有りで紹介しています。バラバラになってしまった登場人物たちでしたが、果たして最後にまためぐりあうことは出来たのか、ということが気になる人が多いそうです。

登場人物の一人であるパチョは、サラザールに思う存分仕返しをしたあとに自首します。続いてチェペを自首し、登場人物の4人は刑務所の中で再会することになります。この4人の再会は、ギルバートが狙っていたことでもありました。

4人は刑務所の中で快適に過ごしていましたが、ピーニャは、政界の汚職事件もあり、4人が刑務所から出てくるのはそう遠くない未来だと予想していました。そこで、ピーニャはそれを阻止するためにカリカルテルの会計士であるパロマリを探し出し、4人の起訴を有効なものにしようと企んでいました。

一方、アメリカに逃亡しようと計画していたホルヘのところに、ピーニャは協力を頼みに行きました。家族の反対を押し切って、ホルヘはピーニャに協力することにします。ホルヘは、パロマリの妻・パトリシアが、会社の同僚と浮気していることを伝えます。そこで、パトリシアと彼女の浮気相手の電話を盗聴し、パロマリの居場所を突き止めました。

見つかったパロマリの証言から、ロドリゲス兄弟はアメリカの刑務所に送られることになりました。また、パチョは、ノースバリーの手下に刑務所内で殺されてしまい、チェペも、刑務所こそ出ましたがカスターノ兄弟に裏切られて殺されてしまいました。

コロンビアの大統領が買収されていること、また、アメリカの大統領がそれを黙認している限り、この麻薬戦争は終わらないと考えたピーニャは、地元メディアにその事実を告発します。麻薬取締局をやめて、ピーニャはテキサスに戻って平和な暮らしをしようとしていました。

テキサスに戻り、父親の手伝いをしていると、川でドラッグを運んでいる船を見つけます。ピーニャはその船をじっと見つめていました。その後、ピーニャは何者かと接触します。するとその人物は、ピーニャの辞職を取り消す代わりに、メキシコに行ってくれないかと頼まれます。

ここでは、Netflixドラマ・ナルコスのシーズン3に出てくる登場人物と、演じた俳優を紹介しています。ドラマやハリウッド映画で活躍する俳優が多く出演していたそうです。

ヒスパニック系で、スペイン語が堪能な麻薬取締局捜査官です。シーズン1と2ではコロンビアでのマーフィーの相棒でした。女好きですが人情には厚く、情報提供者の出処を絶対に漏らすことはない、など口はとても堅いです。今回のシーズン3では主人公兼語り手として登場しました。悪や権力にも屈することのない、正義と真実を求める敏腕捜査官です。

この役を務めた俳優は、ペドロ・パスカルで、チリ出身のアメリカの俳優です。チリに生まれましたが、クーデターのあとにデンマークに亡命し、後にアメリカのカリフォルニア州・テキサス州にて育ちました。主にテレビドラマで活躍する俳優で、人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のオベリン・マーテル役などが有名です。

クリス・ファイストルは、新人の麻薬取締局捜査官で、ペーニャの指示でカリに行きます。クリス役を演じたマイケル・スタル・デイビットは俳優で、映画「時を超えたクリスマス」などに出演しています。

ダニエルはクリスの相棒で、シーズン3ではチリに派遣されました。ダニエルを演じたマット・ウィーランは、ナルコスのシーズン3だけでなく、テレビドラマ「ワイルド・ドライバー」などにも出演しています。

ダフィーはDEA捜査官で、コロンビア政府に許可を取らずに捜査を行ったとしてアメリカに帰還させられました。ダフィーを演じたシェー・ウィガムは、1969年生まれのアメリカの俳優です。ニューヨークの州立大学で演劇を学んだあと、1997年に「Ghost Story」でテレビデビューを果たし、2000年にはコリン・ファレル主演の「タイガーランド」で映画デビューを果たしました。

その後の数々のテレビドラマや映画に出演し、2010年からはスティーブ・ブシェミ主演、マーティン・スコセッシ製作総指揮によるHBOのテレビドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」で主要キャラクターのひとりであるイーライ・トンプソン役を演じています。2017年には「キングコング」やNetflixで配信されているアダム・ウィンガード監督の「デスノート」などの話題作に数々出演しています。

ここでは、Netflixオリジナルドラマのナルコスを観た人の感想を紹介しています。ナルコスを観た人は、ストーリーがハラハラドキドキでとても面白いという感想を持っている人が多かったそうです。

Netflixで放送されているドラマ・ナルコスの感想の中には、それぞれのキャラクターに個性や物語があり、思い入れを持つ観客が多いことがうかかがえたそうです。キャラクターはそのほとんどが犯罪者ですが、彼らも数々のドラマや入り組んだ人間関係があり、それらに引き込まれたという感想も多く見られたそうです。また、Netflix限定で配信されているため、実際の映像を使用するなどもしており、非常にリアルだと話題になったそうです。

予想を裏切られた、という感想も見られたそうです。パブロ・エスコバルと麻薬取締局についてのドラマだと思っていたら、パブロが殺されて驚く人も多く、ストーリーの展開に衝撃を受けた、という感想が多く見られたそうです。また、実話がもとになっているので、実話の内容を知っていてもドラマを楽しめた、という感想も見られました。

ナルコスの感想の中では、シーズン3は疾走感のあるエピソードだという感想が多く見られたそうです。また、シーズン1と2は麻薬取締局と麻薬組織の攻防戦が面白いという感想もあったそうです。

Netflixオリジナルドラマのナルコスは、麻薬をテーマとしたとても面白いストーリーと、個性豊かなキャラクターたちが登場する面白い作品となっているそうです。ナルコスのあらすじや感想を見て興味を持った人がいたら、この機会に見てみてはいかがでしょうか。