黒革の手帖のあらすじを最終回までネタバレ!原作とドラマは結末が違う?【米倉涼子】

松本清張原作の『黒革の手帖』は何度も映像化しているサスペンス作品です。今回は米倉涼子さん主演のドラマ版のあらすじから結末までをネタバレしていきます。各話ごとのあらすじを載せていきますので、未鑑賞の方もお楽しみいただけます。また、原作の結末とドラマの最終回は異なっています。他にも異なる設定もありますので、詳しくネタバレします。また、米倉涼子さんを始めとした黒革の手帖の豪華キャストについてもご紹介しますのでぜひご覧ください。

黒革の手帖のあらすじを最終回までネタバレ!原作とドラマは結末が違う?【米倉涼子】のイメージ

目次

  1. 黒革の手帖のあらすじネタバレ
  2. 黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ
  3. 黒革の手帖の原作結末ネタバレ
  4. 黒川の手帳のドラマ(2004)主要キャスト
  5. 黒革の手帖のドラマにはない原作設定
  6. 黒革の手帖(2017)は武井咲が主演?
  7. 黒革の手帖に関する感想や評価
  8. 黒革の手帖の最終回や原作・ドラマまとめ

黒革の手帖のあらすじネタバレ

黒革の手帖のドラマ第1話あらすじネタバレ:銀座の女帝

まず、黒革の手帖のドラマのあらすじをご紹介していきます。東林銀行に務める元子(米倉涼子)は窓口業務を行う中で、架空預金口座を手に入れます。元子はその預金を横領し始めました。しかし上司にバレてしまいます。なんとか逃げ延び、横領したお金は各地のATMで引き出し、全て自身のものにしました。元子は副業として「燭台」というクラブでも働いていました。そこで培った経験を活かし、クラブ「カルネ」をオープンします。

オープンの日、燭台の客でもあった楢林謙治(小林稔侍)が橋田常雄(柳葉敏郎)を連れて訪れます。2人とも架空口座の名簿に名前がありました。順調に進む中、元子はある飲食店で山田波子(釈由美子)に出会いました。彼女が売れると確信した元子はスカウトします。カルネで働き始める波子ですが、遅刻や他のホステスの客を取るなど問題行動が目立ちます。挙句の果てに、楢林からの援助でカルネの上に自身の店を開こうとします。

黒革の手帖のドラマ第2話あらすじネタバレ:愛欲の獲物

波子からクラブ「バーデンバーデン」を開く話を聞いた元子は焦ります。そして橋田に相談しました。橋田の手腕もあり、カルネは新規顧客の獲得に成功します。しかし元子はそれだけでは満足しません。楢林は自身のクリニックで働く中岡市子(室井滋)という不倫相手が居ました。元子は市子に波子の話をします。億単位の金額を貢いでいると聞いた市子はクリニックをやめること、そして貢ぐのもやめるよう楢林を説得します。

しかし、楢林は市子の話を聞き入れませんでした。報告する市子に、元子は退職金をもらうべきだと伝えます。諦めている市子ですが、元子は取引を持ちかけました。自分が退職金をもらってくる代わりにクリニックの裏帳簿を持ってくるよう伝えたのです。帳簿を手に入れた元子は、架空口座の件と合わせて楢林を脅し、5千万円を手に入れます。その頃、元子の横領の件で左遷されていた支店長がカルネの存在を突き止めていました。

黒革の手帖のドラマ第3話あらすじネタバレ:愛の口止め料

アイスピックを持って詰め寄られるピンチに燭台の客であった安島富夫(仲村トオル)が現れ、その場を取り纏めます。衆議院議員の秘書をしていた彼は、着いていた議員の死後、「神榮商事グループ」会長の長谷川庄司(津川雅彦)に議員に立候補するよう言われていました。議員になることは自身の夢でしたが、長谷川からの資金援助を受けており、彼の影響力から抜け出すことができません。

またもカルネに乗り込んでくる人物がいました。その人物は波子でした。元子のせいで楢林に援助を断られ、店をオープンできなくなった、銀座で商売できないようにしてやる、と言い放ち去っていきます。一方、市子は元子から貰った退職金の使い道を考えていました。喫茶店を開こうとしますが、思い直します。まだ楢林に未練があった市子は、お金を元子に返し、あなたに気持ちは分からないと伝えるのでした。

そんな中、「梅村」から紺野澄江(吉岡美穂)がカルネに移籍してきます。「梅村」の女将が店をたたむ予定で、その後橋田が買い取るという話を聞きます。そんな橋田は、元子に夢中になっていました。約束をすっぽかされても熱意は変わらず銀座一のクラブ「ロダン」を買ってあげようと言います。しかし、男からの援助で店を持ちたくない元子は、自身の力で資金を集めようとし、第3の黒革の手帳のネタを探すのです。

黒革の手帖のドラマ第4話あらすじネタバレ:銀座の頂点へ

橋田が梅村を買ったことを知り、元子はそれを奪って再度売り、ロダンを買う資金に出来ないか考えます。そのためには橋田を脅すネタが必要でした。元子は、澄子に橋田とホテルに行くよう伝えます。そして裏口入学の証拠を持ってくるように言いました。現れた澄子に初めは怒る橋田でしたが、受け入れることにします。そして澄子は橋田の手帳の写真を撮ります。

一方波子は楢林から貢いでもらったマンションなどを全て取られていました。憤る波子の前に元東林銀行の次長・村井亨が現れます。そしてマンションを譲り受けたのは長谷川会長であり、1度会ってみないかと話します。その頃、楢林も長谷川の元を訪れていました。元子にやられたことを長谷川に話します。そこに便乗し、村井も元子の過去の横領をバラし、そのせいで自分も会社を追われたと訴えました。

元子はロダンが買い取られたことを聞きます。買い取ったのは長谷川でした。元子は長谷川の元を訪れ、カルネを担保にして2億6千万で買い取りたいと言い、交渉が進められることとなりました。元子は資金集めの為に澄子に撮らせた裏口入学の証拠をネタに橋田を強請ります。動じない橋田は、元子が持っているのは澄子と組んで仕組んだ罠だと言い放つのでした。

黒革の手帖のドラマ第5話あらすじネタバレ:女帝の危機

元子は澄子に証拠を持ってくるよう指示したとき、200万を渡していました。しかし橋田は元子の魂胆を見抜き400万渡して組んだと言ったのです。元子の敗北かと思いきや、この面会の前に澄子と橋田が会っているところを目撃していました。澄子を問いただしたところ自分の店が欲しかったから、と自白したのです。元子はそんな澄子に自分がお金を動かす側になれと言い、その言葉が響いた澄子は本物を渡したのです。

本物の情報に加え、架空口座の件もちらつかされた橋田は梅村を渡すこととなりました。そして梅村を売り、ロダンを買う手付金を長谷川に支払います。残りは後日払う、払えなかった場合キャンセル代を払う約束をします。別れ際、長谷川は元子に安島と別れるよう伝えます。偶然カルネに安島が現れて以降、逢瀬を重ねていたことがバレていたのでした。そして長谷川は安島にお見合いをさせます。

楢林は脱税の疑いで家宅捜査をされていました。未練を残す市子はクリニックを訪れ、自身が貰った退職金は一部で残りは元子が着服していたこと、またそのお金は楢林から脅し取っていたことを知ります。騙されていたと知った市子もまた、元子に恨みを持つようになります。元子はロダンをリニューアルオープンし、ママとして新たなスタートをきっていました。しかし、占いでこの先への不安なお告げを受けることとなります。

黒革の手帖のドラマ第6話あらすじネタバレ:一晩2億の女

波子はロダンに冷やかしにきます。以前の恨みとは違った態度を見せる波子は、元子の行いを知っているようでした。また、元子への復讐が始まろうとしていました。村井は橋田の元を訪れます。市子はクリニックに復帰し楢林の元に戻りました。異なる場所で時を同じくし、「彼女が落ちるところを見たくないか」という提案がされていたのです。

元子は梅村売却の為に橋田の元を訪れました。そして所有権移転登記にサインをします。橋田は元子が立ち去った後、その用紙を破り捨てました。その間に長谷川の部下が元子の部屋に入り、黒革の手帳を盗みパソコンのデータも消去していました。帰宅した元子はその状況に驚きます。そして慌てて梅村の登記を確認しますが所有者は橋田ではなく、元の所有者である女将に変更されていたのです。

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ:窮地に陥る元子

元子は梅村の売却ができなくなりました。長谷川の元を訪れ、支払い期間を延ばせないか交渉します。しかし、長谷川は応じず、元子は3日間で2億集めなければならなくなります。カルネを売ったお金はロダンの改装に使っており残っていません。宝石などの貴金属を売る元子ですが、到底必要な額には届きませんでした。店で自力で稼ごうと出勤するも、高いお酒は無くなり店の売り上げもマネージャーに持ち逃げされていました。

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ:裏切る男は誰?

元子は長谷川の元へ出向きます。お店のお金が無くなったこと、橋田に騙されたことなどを訴えます。そんな元子に長谷川は一晩付き合うように言います。男に頼ってお金を作りたくない元子はこの窮地でも断りました。長谷川はその潔さが気に入り、親族以上の関係になれば今後の面倒は全て見るしお店も買ってやろうと言います。それでも元子は受け入れることができません。

安島も元子の為にと、長谷川との関係を勧めますが会長の駒のあなたとは違うと突っぱねます。元子は再度この先について占ってもらいます。すると、今あなたには2人の男がいる、1人は信じていい、もう1人は裏切ると言われます。安藤と長谷川、どちらを信じればいいのか元子は悩みます。

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ:波子がロダンのママに

とにかく今できる限りのことをしようとロダンに行くと、そこには波子がいました。長谷川が橋田にロダンの売却を持ち掛け、橋田がオーナーになっていたのです。そして長谷川の指示により、波子がロダンのママになっていました。「やっとあんたを銀座から追い出せる」、そういって波子は元子を店から追い出しました。

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ:2人の逃亡

元子は監視され始めます。監視から抜け出すために、家から出ていこうとすると安島が現れました。安島は元子を車に乗せ、友人の別荘へと連れていきます。安島は全てを捨てる覚悟で元子と一緒になろうとしたのでした。そして安島は長谷川の闇献金の証拠の領収書を持ち出してきていました。占いのこともあり、信用していいのか訝しむ元子でしたが、すぐに追手が来てしまいます。安島の車には発信機が仕込まれていました。

安島は元子を逃がし、自分だけが捕まります。その後安島は議員選に当選しますが、元子は失ってしまいました。元子は領収書を持って逃げ出します。しかし、途中で苦しみ意識を失います。元子は妊娠していたのです。しかし、過度のストレスと緊張状態により流産してしまいます。

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ:借金をチャラに

その後、元子は長谷川の元を訪れました。闇献金の証拠をだし、手付金の返還とキャンセル代で支払う予定だったお金をチャラにするよう伝えます。後日、元子の口座には手付金が振り込まれていました。領収書は本物で、安島が本当に自分を愛してくれていたと分かり、元子は満足します。そして安島と縁を切るために2億貰います。元子にはロダンを買い取るという野心が残っていたのです。

黒革の手帖のドラマ最終回ネタバレ:捕まる元子

橋田はロダン買い取り後、すぐに売りに出していました。いい条件での買い取り希望があり、橋田は売却します。買い取っていたのはもちろん元子です。買い取り人が伏せられていたため、橋田は分からずに売ってしまっていたのでした。波子を追い出し、ロダンのママに返り咲きます。しかし、波子は腹いせに黒革の手帳について警察に話しました。今までの悪事がバレ、捕まってしまうところで最終回の結末を迎えました。

黒革の手帖の原作結末ネタバレ

黒革の手帖の原作結末ネタバレ:総会屋の男

黒革の手帖の原作の結末はドラマ版とは異なります。原作では結末近くで新たに総会屋の男が出てきます。波子は楢林と別れた後、総会屋の高橋勝雄というパトロンを捕まえていました。そして、その援助で原宿にクラブ「サンホセ」をオープンさせようとしていました。高橋は元警察署長で、銀行で総会屋対策をした後に自身も総会屋となったのです。銀行にいたことで、東林銀行とも繋がっていました。

黒革の手帖の原作結末ネタバレ:怖気づく弁護士

長谷川はロダンも差し押さえていたカルネもこの高橋に譲ってしまいます。長谷川への借金返済の当てがない元子は弁護士に相談します。キャンセル料が相場よりも高いため、交渉が出来ると言われます。元子は希望を持ちます。しかし、相手が総会屋の高橋だと知ると弁護士は尻込みしてしまいます。

黒革の手帖の原作結末ネタバレ:高橋の元へ

仕方なく自力で何とかしようとカルネに出勤します。カルネは差し押さえられていたことで、営業自体はできていたのです。しかし、元子の前に高橋の手下がやってきました。手下に連れられて向かった先はサンホセのあるビルでした。高橋と対面するかと思いきや、そこには波子がいたのです。

黒革の手帖の原作結末ネタバレ:波子との喧嘩

波子はカルネを手放す念書を書かせようとします。すでにロダンを買い取る予定だった波子にとって、カルネの規模は必要のないものでしたが元子への恨みから奪おうとしていたのです。しかし元子も簡単には応じません。口論では収まらず、取っ組み合いの喧嘩となってしまいました。揉み合う内に波子は転倒し頭を打ってしまいます。

黒革の手帖の原作結末ネタバレ:恐怖の叫び

衝撃により、妊娠していた元子は流産してしまいます。出血が止まらず、救急搬送される元子ですが受け入れ先がなかなか見つかりません。やっと受け入れてくれた病院は、なんと楢林クリニックでした。そこには復帰した楢林と市子が執刀しようと待っています。恨みを持つ2人が真っ当な処置をしてくれるとは思えません。「助けて、2人に殺される」という絶叫で結末を迎えます。

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黒川の手帳のドラマ(2004)主要キャスト

原口元子/米倉涼子

自身の力でのし上がろうとする原口元子は米倉涼子さんが演じました。美しさに強さを兼ね備えた米倉涼子さんは役柄にマッチしています。米倉涼子さんはその美貌とスタイルの良さでモデルからスタートしました。その後女優へと転身、トレンディードラマを中心に活動します。「米倉涼子と松本清張の3部作」である『黒革の手帖』、『けものみち』、『わるいやつら』で悪女を演じ役柄の幅を広げ、現在も数々の作品に出演しています。

安島富夫/仲村トオル

元子を愛した安島富夫は仲村トオルさんが演じています。『ビー・バップ・ハイスクール』の主人公中間徹役のオーディションに合格し、芸能界デビューが映画主演となりました。その後刑事ドラマ『あぶない刑事』に出演、こちらも役柄名がトオルだったことで一気に知名度が増します。以降、多数のドラマ、映画などに出演しており、数々の賞も受賞しています。

紺野澄江/吉岡美穂

梅村からカルネへ来た澄江は吉岡美穂さんが演じました。キャンペーンガールやグラビアで人気が出た後に女優としても活躍し始めます。癒し系、天然ボケキャラとしても人気があり、バラエティにも出るマルチで活躍する女優さんです。

山田波子/釈由美子

元子と恨み合うことになる波子役は釈由美子さんです。媚びない強さのある米倉涼子さんの元子に対し、媚びる愛嬌を持つ釈由美子さんの波子は対照的なキャラクターとなりました。グラビアから活動し始めた彼女は『ツインズな探偵』でテレビドラマデビューをします。2002年に映画 『ゴジラ×メカゴジラ』で主演、翌2003年にはドラマ 『スカイハイ』でも主演を務め、その後もドラマ・バラエティなど幅広く活躍されています。

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黒革の手帖のドラマにはない原作設定

原作:安島が敵だった

元子を愛してくれていた安島は原作では裏切っていました。安島とは彼が付いていた江口議員の叔父が残した裏口入学の証拠を手に入れた際、惹かれて1度関係を持ちます。そしてそれ以降連絡を取ることはなく、元子が一方的に安島を想っていたのです。しかし、その証拠は元子が食いつくと思ってまかれた罠でした。安島は最初から元子を愛してはいなかったのです。

また、梅村の女将も彼らのグルでした。彼女のパトロンは江口議員でした。彼が亡くなったことで梅村を手放すことを決めますが、その後橋田たちと組んでいたのです。梅村から移籍してきた澄江も、元子の内情を探るために派遣した人物だったのです。全ては元子を嵌めるための大規模な罠でした。

原作:波子は元々銀座のホステス

原作での波子は元々ホステスとして働いていた中で、カルネに移籍してくることとなりました。そのため、カルネに移動してからもすぐに培ってきた愛嬌と媚びていく才能ですぐにカルネのナンバーワンとなります。また、最初のオープン予定のお店は潰されましたが、その後カルネなんて目ではないくらいのクラブのママとなりました。原作ではドラマ版よりも上り詰め、壮大な詐欺の黒幕ともなる賢さを兼ね備えていたのです。

原作:ロダンのママになれない

元子はロダンのママにもなれませんでした。ドラマでは手付金を支払った時点で、ロダンのママをしておりリニューアルなどもしましたが、原作では手付金の段階ではママになれていません。そしてその後梅村の件で騙されお金が手に入らなかったことでそのまま失ってしまいます。ドラマほど経営の才能はなく、横領したお金で出したカルネもすぐに経営不振に陥ってしまっています。

原作:横領した金額が少ない

元子が銀行員時代に横領した金額も変更されています。ドラマでは1億2千万円でしたが、原作では7,568万円万円でした。それでも十分な大金ですが、ドラマでは億以上の金額を横領したことにより、元子の悪い部分をより表す効果を出しています。また、金額が多いことで元子の逃走劇がよりドラマチックなものとなりました。

黒革の手帖(2017)は武井咲が主演?

黒革の手帖(2017)の概要

米倉涼子さん版のドラマと原作のあらすじをご紹介してきましたが、その後2017年に再度ドラマ化されています。松本清張の没後25年ということで放映され、キャストが一新されました。また内容も少し変更されています。波子などの登場人物の設定もこれまでとは異なる部分もあり、最終回は完全オリジナルとなりました。

原口元子役の武井咲

こちらでは元子は武井咲が演じています。米倉涼子さんが演じた時よりも若い年齢ながらも元子役には違和感がなく、悪い女性なのに格好いいという感想も多く出ています。米倉涼子さんに負けず劣らずの美貌で元子役を見事に演じ切りました。また、最終回で見せた不敵な笑みは話題になりました。

安島の裏切りはある?

米倉涼子さん版では元子への愛を貫き通し、原作では裏切っていた安島ですが、2017年版でも元子を裏切ることなく愛しています。それどころか色々なところで尻拭いをし、最終回ではその愛故に身を亡ぼすこととなってしまいました。

黒革の手帖に関する感想や評価

黒革の手帖の感想:重いストーリーがいい

黒革の手帖の手帳は横領から始まり、脅し・裏切りなど終始重い内容となります。最終回でもハッピーエンドではなく、ほぼバッドエンドというような結末を迎えました。しかし、松本清張作品はそれが魅力です。そんな重いストーリーの虜になるファンが多くいました。

黒革の手帖の感想:米倉涼子さんが美しすぎる

また、米倉涼子さんの美貌の虜になる方も多くいます。原作が少し昔の時代且つ銀座の高級クラブが舞台のこともあり衣装は基本的に着物です。黒が主体の着物はより美しく女性としての強さも見せつけられることとなりました。

黒革の手帖の最終回や原作・ドラマまとめ

ここまでのあらすじでご紹介したように黒革の手帖は原作とドラマで結末が異なっています。原作の結末はとても恐ろしい内容になっています。一方、ドラマでは最終回で逮捕されますがその後スペシャル版も作られ放送されました。また、ドラマ化も何度もされているため設定やあらすじも少しずつ変更されています。あらすじを知っていても楽しめるストーリーですのでぜひご覧ください。

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