2018年12月22日公開
2018年12月22日更新
被告人のキャスト・相関図まとめ!登場人物の魅力や視聴率は?【韓国ドラマ】
元検事かつ現在は被告人である主人公パク。ジョンウと自分の保身のため、兄をもその手にかけことも厭わない財閥御曹司のチャ・ミノを中心に繰り広げげられる先が読めないサスペンスドラマ『被告人』。名キャストが送る一筋縄ではいかない手に汗握る展開のドラマだと話題。この記事では登場人物やその相関図などドラマ本編に関わる情報だけでなく、視聴率やキャストなどの気になる情報も紹介。
目次
被告人のキャスト登場人物・相関図が知りたい!
韓国での最高視聴率28.3%という高視聴率を叩き出した人気ドラマ『被告人』。人間関係が複雑に絡み合うこのドラマ。人物同士の関係性も単純明快とはいかない。サスペンスドラマであるからこその人間関係。そんな物語の相関図を見る前にまずは登場人物をご紹介。
パク・ジョンウ キャスト:チソン
38歳。ソウル中央地検強力部に勤務するエリート検事。弁護士事務所から高額な報酬でのオファーが来るほどだがそれを断ってでも検事を続けるという正義感の持ち主。仕事では決して悪に屈しないという熱血漢だが、家では愛妻家、娘のことは溺愛といえるほど可愛がっているという側面も持つ。
優秀かつ強い正義感を持つがゆえにミノの秘密に気がつき、それを暴こうとするが、ミノの陰謀に巻き込まれれる。そして4ヶ月分の記憶を失い、妻と娘を殺した罪人として被告人となってしまう。記憶を失ってからは絶望感に襲われ周りの人間と関わりを持とうとしない。だが記憶を失っても検事時代と同じく目的を達するためには何でもするという気概は失っておらず、周りが想像もしないことを考える。
チャ・ミノ キャスト:オム・ギジュン
39歳。大財閥チャミョングループの副社長。幼少時より兄と違う育てられた劣等感や、兄の嫁とするために、付き合っていた彼女であるヨニと父の命令で別れさせられてしまった剥奪感などを強く持ち、父を強く憎んでいる。
財閥の息子という権力を傘に違法行為を繰り返し、殺人までも犯してしまう。それを双子の兄ソノに咎められ自首を勧められるが、逆上しソノをも殺害。その後、死んだソノミノの自殺に見立て、兄のフリをして生きていく。しかしジョンウに不審に思われてしまったため、ジョンウを殺人犯に仕立て上げ、社会的に抹殺しようと画策する。子飼いの何でも屋がおり、自分の不利になるものは人であろうが物であろうが処分させる。
チャ・ソノ キャスト:オム・ギジュン
39歳。チャ・ミノの双子の兄であり、チャミョングループの代表。弟とは違い、父に逆らうともなく、落ち着きのある礼儀正しい性格。
やりたい放題の不法行為を繰り返し、殺人をしてしまった弟ミノ。弟がそのような性格になってしまったのには自分にも原因の一端があると考え、弟のためを思い、ミノに自首を促したが殺されてしまう。後に愛人がいたことや、会社の不正会計操作が発覚するなど、裏の面も隠し持っていたことがわかる。上記画像では左がミノ、右がソノ。
ソ・ウネ キャスト:ユリ
29歳。連戦連敗、勝率0%の弁護士。ジョンウに負けずとも劣らないまっすぐな正義感を持つ。しかし簡単な窃盗事件に証人を何人も召喚して裁判官に注意を受けるなど空回りをしている面も見られる。
法廷でジョンウに負かされてきた経験もあるが、ジョンウ自身の正しさや正義感は認めており、「この人が妻や娘を殺害することはありえない」と被告人となったジョンウの弁護を担当。裁判の面だけではなく、記憶が取り戻せず自暴自棄になっているジョンウの精神的な支えともなり、強い味方となる。
カン・ジュニョク キャスト:オ・チャンソク
38歳。ジョンウの同僚であり学生時代から志を共にした親友でもある。学生時代はジスを想っていたがジスはジョンウを想っており、自分の想いは叶わなかったことから、ジョンウには親友としての友情とともに劣等感のようなものを抱いている面もある。
ジョンウが被告人となった際は友人としてではなく、検事として徹底的にジョンウを追い詰めていく。親友だからこそ情を見せないという態度なのか、犯人をジョンウと決め付けて事件を捜査する、捜査資料を処分するなど不可解な言動を見せることもある。
ユン・ジス キャスト:ソン・ヨウン
35歳。ジョンウの妻。ジョンウの学生時代からの付き合いでジュニョクとも知り合い。
検事という収入面では恵まれない仕事をするジョンウの「検事が自分の天職」という意見に賛同。「あなたには弁護士ではなく検事をして欲しい」と自らも働き、献身的にジョンウを娘ハヨンとともに支える。そんな幸せな家庭をあざ笑うかのように何者かにより殺害されてしまう。
パク・ハヨン キャスト:シン・リナ
ジョンウとジスの娘、両親の愛情を一身に受けている。ジスが殺害された時、同時に殺害され、ジョンウがどこかへ埋めたものと考えられているが死体は見つかっていない。
ユン・テス キャスト:カン・ソンミン
33歳。ジスの弟であり、ジョンウのことも本当の兄のように慕う。同時に被告人となったジョンウが収監されている刑務所の刑務官でもある。ジョンウの起こしたとされる事件により、姉と姪を同時に失い、ジョンウへの感情は一転、怒りとともに強い憎しみを抱くようになった。
ナ・ヨニ キャスト:オム・ヒョンギョン
32歳。ソノの妻。ソノの妻となる前はミノと付き合っていた。チャミョングループにより倒産へ追い込まれた会社の社長の娘でもあり、ソノ、ミノの父であるチャミョングループ会長を決して快く思っていない。
チャ・ヨンウン キャスト:チャン・グァン
チャミョングループ会長。ソノ、ミノの父。ミノがソノに成りすましていると感づいているが、あえてそれを利用している面がある。チャミョングループと会長のイスを守ることを最優先とし、子供たちのことを考えている素振りはあまり見られない。
ソンギュ キャスト:キム・ミンソク
28歳。道路交通法違反でジョンウと同室に収監されている若者。ジョンウを兄貴と呼び、慕っている。記憶を失っているジョンウの面倒をよく見ている。ただの若者に見えるがこの物語の鍵の1つを握る人物でもある。
囚人仲間たち
不法賭博、窃盗、借金の違法取立て、殺人犯などさまざまな経歴をもつ、同じ囚人部屋の仲間たち。ジョンウを元検事の殺人犯と思っていたが、ジョンウの話を聞くうちに利害の一致も含め、ジュンウに協力する仲間となっていく。
- シン・チョルシク キャスト:チョ・ジュエン
- ミリョン キャスト:ウ・ヒョン
刑務所に勤める人たち
- キム・ギュチョル キャスト:ソン・グァンオプ
- パク・クァンテ キャスト:キム・スンフン
- キム・ソンファ キャスト:ソ・ジョンヨン
ドラマ被告人は?
ドラマ被告人の作品情報
監督は「野王~愛と欲望の果て~」(下部写真)「ハイドとジキルに恋した私」などを手がけたチョ・ヨングァン 、脚本は「シティーハンターin Seoul」などが代表作として挙げられるチェ・スジン、 韓国では2017年1月23日より放送開始。
ドラマ被告人のあらすじを紹介
凶悪事件に臆することのないエリート検事であるパク・ジョンウ。その日の自分の親分を殺害する命令を出したとされるヤクザ、シン・チョルシクを逮捕するため、単身ヤクザの集まる葬儀場へ。ヤクザ達に臆することなく冷静に証拠を突きつける検事ジョンウ。そんな仕事を終え、最愛の娘の誕生日パーティーを祝い、就寝。
しかし翌日、ジョンウは刑務所の中で目覚める。妻と娘はどこかと困惑するジョンウに同室の囚人はこう一言。「お前が殺した」と。前日だと思っていた娘の誕生日パーティーは4ヶ月前。ジョンウは妻と娘を殺したという罪状で被告人となっていたのであった。4ヶ月間の記憶が無い。だが、あんなに幸せであった自分が最愛の妻と娘を殺すはずがない。何か別の力が働いているに違いない。絶対に自分ではないと証明してやる。そう決意するジョンウ。
実は事件の裏には大財閥チャミョンの社長である兄ソノに成りすましているチャ・ミノの影が。自分の無実を証明したいジョンウ。自分の立場が危うくなることは徹底的に排除するミノ。被告人と大財閥社長の戦い。そこに巻き込まれる人たち。果たしてジョンウはミノの悪事をどう暴いていくのか。
ドラマ被告人のキャスト登場人物・相関図を紹介!
ドラマ被告人キャスト相関図
ドラマ『被告人』の相関図。どの登場人物もチャ・ミノの陰謀に巻き込まれていくが、その裏には各個人の物語が複雑に絡んでおり、簡単な相関図だけでは表すことが難しい。
相関図には載っていないが物語に関わる登場人物として、チャミョングループ会長であるソノ、ミノの父、チャ会長や大財閥の言いなりになり、ジョンウを目の敵にする刑務所長や保安課長、ジョンウが無実であると信じ裏で協力をする部長検事(ジョンウの上司)などが挙げられる。どの登場人物もドラマ『被告人』を楽しむ上で欠かせない登場人物となっている。
パク・ジョンウ役/チソン
本名はクァク・テグン。1977年生まれ。1999年にSBSドラマ『カイスト』でデビュー。2015年の出演作品『キルミーヒールミー』では、MBC演技大賞にて、大賞、ミニシリーズ部門最優秀演技賞、ベストカップル賞、10大スター賞などを受賞している。(画像右)
『被告人』では検事時代の明るい笑顔、被告人になってからの憔悴しきった表情、怒りに震える姿など見る者を惹きつける演技を見せてくれている。また、「より精神的に追い詰められている被告人」を演じるため、6キロの減量をし、より演技をさらに真に迫ったものにしている。間違いなく高視聴率の立役者である。
チャ・ミノ役/オム・ギジュン
1976年生まれ。元々はミュージカル俳優で、デビューは1995年演劇『リチャード三世』。2006年KBSドラマシティ『誰が愛したか』でTV番組にも出演開始。2006年にKBSドラマ『彼らが住む世界』でKBS演技大賞助演賞を受賞。(画像左)
『被告人』ではソノとミノの1人二役を演じた。ソノの登場時間は短いものの、落ち着きと良識を持つ兄と傍若無人で外道な弟という対称的な双子を見事に演じ分けている。ぶれる事の無い徹底した悪役っぷりでこのドラマに欠かすことの出来ない存在を演じあげた。
ソ・ウネ役/ユリ
1989年生まれ。少女時代のメンバー。デビューは2007年。少女時代の活動が落ち着いた2016年ごろから女優としても活動が活発になる。『被告人』以外の出演作品は『名もなき英雄〈ヒーロー〉』や『恋するシャイニングスター』など。(画像右)
『被告人』では、ジョンウを助ける若手熱血弁護士を熱演。ユリはドラマ終了後に「今回の作品は本当に忘れられない良い記憶として残るだろう」、「特に、自身初ジャンルの挑戦であり、心配半分期待半分だったが、先輩方のアドバイスを通して多くのものを感じ学ぶことができた大切な作品だ」とコメントをしている。
ドラマ被告人の視聴率と登場人物の魅力について
ドラマ被告人の視聴率は?
韓国での初回視聴率は14.5%、平均視聴率は21.7%、最高視聴率はなんと28.3%。多彩な登場人物、それを演じるキャスト、目の離せないストーリーなどが絡み合い、初回放送から最終回まで同時間帯での視聴率をトップで走りきった。
ドラマ被告人の登場人物の魅力とは?
「幸せだった検事が財閥御曹司の権力により、被告人にさせられてしまう」という社会の闇を投影したようなドラマだが、何度も絶望しながらも決してあきらめることのないジョンウ、権力を傘に絵に描いたような「悪」であるミノ。各々の事情により「悪」に加担せざるを得ない人、権力の庇護下にいるためだけに「悪」に従う人、決して「悪」には屈しない人、何の力も無く「悪」に翻弄される人。さまざまな思惑が絡み合い物語が進んでいく。
脇役だとしても各登場人物にもそれぞれストーリーがあり、それがより物語に深みを与えている。決して「善」と「悪」だけでは世の中は成立しない。どちらにもなりきれない人もいて、それを受け入れられない人もいる。そんな人間味のある部分がドラマ『被告人』の登場人物たちの魅力と言えるであろう。そしてその登場人物を演じるキャストたちの迫真の演技にも注目だ。
ドラマ被告人を観た人の感想や評価は?
被告人
— 가스미 (@12_eldorado_12) December 9, 2018
続きが早く見たい!ってなるドラマだった◎
オムギジュン演技上手すぎて、顔見るだけでムカついた⚡️(褒めてる)
極悪人過ぎて毎回激震(笑)
チソンも頰こけてて役作りばっちりあっぱれ👏
獄中生活の仲間がいい人でほっこりした! pic.twitter.com/hpvhVyatY9
チャン・ミノを演じるオムギジュンをムカつくと称える声。名演技でなければ出てこない感想だ。
終わってしまった피고인😭
— ponyon.。.:*☆ (@ponyon12) December 7, 2018
途中重くて見るのちょっと辛かったりもしたけどそれでも最後まで気になって気になって、
人間の闇とか愛とか欲望を極限まで表したドラマだと思う。この内容の濃さと複雑な人の関係や心情は日本の刑事ドラマじゃ見られない!とりあえずロス!#피고인 #被告人 #韓国ドラマ pic.twitter.com/GmwZ3cz6hT
人間の良い面、悪い面が表現されていて、見終わった後は被告人ロスに陥るとの声も。
「被告人」〜END✨
— 夜桜🌿 (@love_20180701) December 7, 2018
スリルがあって面白かった(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु
犠牲になった人達が沢山いたけど、パク検事が最後すべて明らかにしてくれた😂😂
切ないけど面白いドラマだったな
いつまでも心に残る気がする( ´・ᴗ・` )^^*#韓ドラ#被告人 pic.twitter.com/BfGL9xFiaf
最後は勧善懲悪。きちんと解決されるからこそ、面白いと思う人も多い。
#被告人
— ケーキ (@cake102016) December 11, 2018
あー
ジョンウのスーツ姿やべーーーーーーーーー(*´Д`*)💗💗💗💗💗💗💗
カッコよすぎて震える((((;゚Д゚)))))))
カーアクションヤバみ
ドラマの中の人なのにガチで惚れる:(;゙゚'ω゚')
あんなにイケメン検事いるはずないのに、ジョンウのせいで検事が好きになったw
韓国での高視聴率に裏付けられるかのように日本での評価も総じて高め。キャストに対するコメントも多く、徹底された役作りにいかに魅了されていた人がいたかを伺わせる。
被告人のキャスト登場人物・相関図まとめ!
韓国でも日本でも総じて人気と言えるドラマ『被告人』。登場人物、相関図、キャストなどを物語をより楽しむための情報を紹介したがいかがだっただろうか。自分がジョンウだったら、ミノだったらと登場人物に自分を重ねて想像すればより感情移入して楽しめるだろう。物語をすべて見終わった後に紹介した相関図よりもさらに詳しい相関図を自分で作ってみるのも面白そうだ。