花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体は?病気や両親を考察【韓国ドラマ】

『花郎<ファラン>』は1500年前の新羅を舞台にした韓国の歴史ドラマで、BS-TBSでも放送されました。「花郎<ファラン>」は王の親衛隊のことで、貴族の中から選ばれた文武両道で美しい青年たちで構成されています。物語の主人公ソヌは、賎民村出身のムミョン(無名という意味)と呼ばれている青年でしたが、亡き親友の本名「ソヌ」を名乗って花郎<ファラン>に加わります。彼には本人も知らない秘密があるようで、ソヌ/ムミョンの正体を巡って憶測が飛び交います。ソヌ/ムミョンの正体を、彼の病気や両親から考察します。

花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体は?病気や両親を考察【韓国ドラマ】のイメージ

目次

  1. 花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体が気になる!
  2. 花郎ファランはどんなドラマ?
  3. 花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体とは?病気や両親も考察!
  4. 花郎ファランを観た感想や評価を紹介
  5. 花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体についてまとめ!

花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体が気になる!

1500年前の新羅<シルラ>を舞台にした連続時代ドラマ『花郎<ファラン>』は、最旬のイケメン俳優やK-POPスターたちがキャスティングされて大変話題を呼びました。「花郎<ファラン>」とは王の親衛隊で、文武両道で花のように美しい貴族の青年たち。花郎<ファラン>に扮するのは人気俳優パク・ソジュン、アイドルグループZE:Aのパク・ヒョンシク、SHINeeのミンホなどですから、盛り上がらないわけがありません。

花郎<ファラン>たちの奮闘や恋愛を描いたドラマ『花郎<ファラン>』ですが、主人公ソヌ/ムミョンの正体も物語の軸となっており、1話目から思わせぶりなシーンも沢山ありました。ソヌ/ムミョンの正体について視聴者の予想が飛び交い、毎話楽しみにされていたファンも多数おられました。ソヌ/ムミョンは何者なのか?ドラマを紐解きながら探ってみましょう。

BS-TBS 韓国ドラマ「花郎<ファラン>」

花郎ファランはどんなドラマ?

花郎ファランの基本情報

『花郎<ファラン>』の世界は、今から1500年前の新羅<シルラ>時の王は第24代真興<チヌン>王の時代です。真興<チヌン>王・彡麦宗<サムメクチョン>は、暗殺を恐れた母・只召<チソ>太后の命により姿を隠し、素顔を知る者は悉く抹殺されてきました。「顔なき王」と揶揄される彡麦宗<サムメクチョン>に変わって只召<チソ>太后が実権を握り、貴族たちは太后派と反太后派に分かれて権力争いをしています。

新羅<シルラ>の国は厳しい身分制度によって国力維持を図っており、主人公ソヌ/ムミョンが暮らしていた賎民村の民は王都の城壁を越えたら死罪という大変厳しい掟がありました。王都の支配階級にも「骨品制」という血統や氏族を重んじる身分制度があり、王族は「真骨<ジンゴル>」、王族の中でも両親を王族に持つ者が最高位で「聖骨<ソンゴル>」といい、王位継承に関わる区別でした。

ドラマ『花郎<ファラン>』においては、花郎<ファラン>は只召<チソ>太后が王権強化のために創設した王の親衛隊で、名目は人材育成と民衆の支持集めでしたが、真の目的は貴族の子弟を人質にとることでした。ウィファは風月主<プンウォルチュ>として花郎<ファラン>の選抜や指導に当たりますが、国を変えられる逸材を密かに見いだそうとしていました。

花郎ファランの簡単なあらすじ

ムミョンは賎民の村で養父・ウルクに育てられた青年で、一緒に育ったマンムンとは兄弟同然。生き別れた家族を探しに行きたいというマンムンと連れ立って、禁忌を犯して王都に潜入します。家族の手がかりを探すうち、マンムンが偶然に真興<チヌン>王の素顔を見てしまったことで、2人は禁衛将<クミジャン>の襲撃を受け、マンムンは死亡。ムミョンも重傷を負いますが、マンムンの実父アンジに保護されました。

マンムンの正体は、真骨<ジンゴル>の医師アンジの息子で、「ソヌ」が本当の名前でした。アンジは、王都でマンムンを殺した奴を探すというムミョンに、ソヌを名乗って自分の息子、アロの兄として生きろと言いました。正体を偽り、亡き親友の代わりにアロを守ることを誓うソヌ/ムミョンでしたが、妹アロへの気持ちはやがて恋へと変わっていきます。

素顔を隠して生きてきた真興<チヌン>王・彡麦宗<サムメクチョン>は、母から実権を取り戻すため王都へ入ります。不眠に悩んでいた彡麦宗<サムメクチョン>は、街で語り部をしているアロの話を聞いている間は眠れることに気づき、アロに興味を持ちます。また、自分の素顔を見たマンムンたちに追撃の手が迫っていることを知って、阻止しようと追いかけますが一歩及ばす。その際、王の証である腕飾りをムミョンに目撃されます。

ソヌ/ムミョンは腕飾りを手がかりとして、マンムンの仇を探しますが、ある事件を起こしたことがきっかけで花郎<ファラン>に加えられてしまいます。一方、彡麦宗<サムメクチョン>もジディという偽名を使って花郎<ファラン>になりました。他の貴族の子弟たちとともに仙門<ソンムン>という寄宿舎で寝食を共にし始めたソヌ/ムミョンとジディですが、アロを巡った恋のバトルも加速していくのです。

親の派閥をそのまま引きずった花郎<ファラン>たちには騒動が絶えませんが、困難を乗り越えるたびに成長し、絆が生まれていきます。ある日、「花中在王」、花郎<ファラン>のなかに王が居る、という噂が流れます。誰が王なのか憶測が飛び交う中、隣国・南扶余<ナムブヨ>へ、和親のための使節団として叔明<スンミョン>王女と花郎<ファラン>が送られることになりました。

辿り着いた南扶余<ナムブヨ>では、同行していたアロが誤って捕らえられてしまい、新羅<シルラ>からの難民と共に処刑されそうになります。彼らの命を盾に、花郎<ファラン>の中に居る王は名乗り出よと迫られ、ソヌ/ムミョンは「私が王だ」と宣言します。アロと難民たちを救い出し、新羅<シルラ>に戻った花郎<ファラン>たちでしたが、ソヌ/ムミョンこそが真興<チヌン>王であるという噂は町中に広がりました。

「花郎<ファラン>の中の花郎<ファラン>はジディ。王の中の王はソヌ」という歌ができるほど、真興<チヌン>王はソヌ/ムミョンだと多くの人が確信する中、彡麦宗<サムメクチョン>は花郎<ファラン>を離れて王の名乗りをあげようとします。そしてソヌ/ムミョンも、腕輪の主がジディであることや、自分の正体を知って動き始めます。ソヌ/ムミョンとジディ、共に歩んできた花郎<ファラン>たちは選択を迫られていきます。

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花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体とは?病気や両親も考察!

ムミョンと呼ばれる理由とは?

「ムミョン」とは無名を意味する言葉で名前ではありません。素性がばれて息子が命を狙われることを恐れたソヌ/ムミョンの母が「この子に名前を付けないで」と言い残したため、名前が付けられないまま「ムミョン」と呼ばれるようになったのです。ムミョンと呼ばれていたのは、母がソヌ/ムミョンの身を守ろうとしたためでした。

ソヌ/ムミョンの両親とは?

王都で花郎<ファラン>となったソヌ/ムミョンを見たウルクは「あいつはこんな風に世に出てはならん奴だ」とアンジに言います。正体がばれれば命を狙われ、世を混乱させるからでした。しかし、王都にはソヌ/ムミョンが王だという噂が広がります。程なく、只召<チソ>太后の兄フィギョンの口から、自分が父で、母は亡きチュンジョン王女だと告げられるソヌ/ムミョン。ソヌ/ムミョンの両親は聖骨<ソンゴル>でした。

ソヌ/ムミョンの母・チュンジョン王女は「源花<ウォナ>」でした。源花<ウォナ>とは、以前に存在していた花郎<ファラン>を率いていた女性の役職で、ナムモ王女とチュンジョン王女の2人が就いていました。しかし、互いに嫉妬しあい、チュンジョン王女がナムモ王女を殺害し、チュンジョン王女は粛清されて、花郎<ファラン>も源花<ウォナ>も廃止されていたのです。

しかし、真実は違いました。彡麦宗<サムメクチョン>の立場を守ろうとした只召<チソ>太后が、フィギョンの子を身籠っていたチュンジョン王女を刺し、ナムモ王女も殺してすべての罪をチュンジョン王女に擦りつけたのでした。瀕死の重傷を負ったチュンジョン王女は最後の力を振り絞ってアンジの元にたどり着き、自分の命と引き換えにソヌ/ムミョンを出産し、我が子の命を守るために名前を付けなかったのです。

ソヌ/ムミョンの病気とは?

ソヌ/ムミョンは時々気を失って倒れることがあります。賎民村にいた頃にも因縁をつけてきたゴロツキと喧嘩になる寸前に倒れていましたし、マンムンと禁衛将<クミジャン>から逃げている時も突然気を失いました。怪我の治療をしたアンジには「その脈でよく生きているな。時々気を失うだろう」と言われています。城門のところで気絶してアロに担がれて帰ってきたこともありました。

花郎<ファラン>になってからも弓馬(流鏑馬のようなもの)の練習中に失神して落馬しましたし、仙門<ソンムン>で襲撃を受けた時も戦いの最中に気を失い、その様子を見たヨウルも病気を疑っていました。実はソヌ/ムミョンは「ナルコレプシー」という病気です。この病気は睡眠障害の一種で、場所や状況を選ばずに強い眠気の発作が起き、筋肉が弛緩してしまうために倒れてしまうのです。

ソヌ/ムミョンは聖骨だった!

両親であるフィギョンもチュンジョン王女も聖骨<ソンゴル>なので、ソヌ/ムンミョンも聖骨<ソンゴル>と判明しました。この身分は彡麦宗<サムメクチョン>と同列。彡麦宗<サムメクチョン>を守るためにソヌ/の命を狙いだす只召<チソ>太后、ソヌ/ムンミョンを担ぎ上げて権力を握ろうとする反太后派との間で、ソヌ/ムンミョンも決断の時を迎えます。

花郎ファランを観た感想や評価を紹介

ソヌ/ムミョンの正体についてはファンの方々もいろいろと予想していたようです。南扶余<ナムブヨ>で「私が王だ」と偽りの宣言をしましたが、その堂々とした姿に「本当は高貴な身分なのでは?」と思ったファンも多かったようです。

そして、ソヌ/ムミョンの正体が、聖骨<ソンゴル>の両親を持ち、彡麦宗<サムメクチョン>と同等の身分であったことは、視聴者に大きな衝撃を与えました。

賎民村で育った名もなき青年は、王都に来て正体を隠して亡き友の人生を生きますが、ようやく自分の両親と正体を知りました。正体を明かして王座に就こうとする彡麦宗<サムメクチョン>と、花郎<ファラン>や民衆の人望も厚いソヌ/ムミョンの行く末も大変気になるところです。

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花郎ファランのソヌ/ムミョンの正体についてまとめ!

賎民村出身のムミョンは、王都に来て親友の名前と人生を借りて生きてきましたが、その正体は聖骨<ソンゴル>の両親を持つ聖骨<ソンゴル>で、彡麦宗<サムメクチョン>に並ぶ身分であることがわかりました。また、ソヌ/ムミョンが時々気を失うのは、ナルコレプシーという病気のせいでした。ソヌ/ムミョンの生き様、アロとの恋の行方、花郎<ファラン>たちの活躍が気になる方は、ぜひ『花郎<ファラン>』をご覧ください。

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