冬のソナタのキャスト一覧！登場人物・相関図まとめ【ぺ・ヨンジュン】

2002年に韓国で公開されたテレビドラマ「冬のソナタ」は、韓流ブームの火付け役となったドラマだ。見たことがない人でも必ず一度は聞いたことがあるのではないだろうか。「冬のソナタ」はあらすじだけでなく、キャスト陣も人気が高く、主演を務めるペ・ヨンジュンはヨン様という愛称で親しまれた。今回は、そんな「冬のソナタ」のキャスト一覧と経歴、そしてドラマの登場人物の相関図一覧も合わせて一挙公開。

冬のソナタは、2002年に韓国で公開されたテレビドラマだ。日本ではNHKで放送されていたのだが、その時の平均視聴率は深夜枠にも関わらず20％を超えており、瞬く間に冬ソナブームが起こった。主演を務めたペ・ヨンジュンは「ヨン様」と呼ばれ、冬のソナタでつけていたマフラーが完売になったり、ヨン様ポーズが流行ったり、冬のソナタロケ地巡りツアーに、女性陣のアクセスが殺到するなど社会現象にもなった。

冬のソナタのドラマは、20話完結になっているのだが、実はNHKで最初に放送されたあとに、あまりにも反響が高くて2度も再放送を行った。また、人気は止まることを知らず、2009年には、異例のアニメ版も制作され、小説は120万部を突破、DVDなどの売上は90億円を超え、パチンコやスロットも導入され、結果として冬のソナタがもたらした経済効果は、日本でなんと1200億円を超えていると言われている。

冬のソナタの始まりは、ユジンとチュンサンの高校時代である。いつも通学バスで寝てしまうユジンは、ある日男の子の肩で爆睡してしまっていた。その彼はめんどくさそうにユジンを起こすのだが、その人物こそチュンサンだった。チュンサンはユジンの通う高校の同級生であり、転校生であった。朝のHRでチュンサンが姿を見せるとユジンは驚くのだが、一目惚れなどはなく、ユジンもチュンサンもお互いの印象は良くなかった。

ユジンはサンヒョクやチェリンと一緒に放送部に入っていた。チュンサンも同じ放送部に入ることになるのだが、チュンサンはなぜかサンヒョクのことを気にかけている。チュンサンはかなりの博識で、数学は大学でも通じるレベルだ。そんな博識なチュンサンのことをチェリンは気になっていた。そして、自分が狙うから誰も手を出さないようにと釘をさす。しかし、チュンサンはチェリンを全く相手にしなかった。

チュンサンとユジンはどんどん惹かれあっていく。2人はついに付き合うことになる。2人は、初雪の日にファーストキスをし、幸せな日々を歩んでいた。しかし、チュンサンには父親がおらず、チュンサンはずっと自分の父親を探していたのだ。また、チュンサンはサンヒョクの父が自分の父親ではないかと考えており、サンヒョクの父と接触を持とうとしていた。そんな時、母から生い立ちを聞かされるのだ。

チュンサンは、父親の未練を断ち切るために、アメリカに留学することを決意する。しかし、チュンサンは飛び立つ大晦日の日に、ユジンと会う約束をしていたのだった。ユジンが待っているかもしれないと思うといても立ってっもいられず、思わず空港に向かう車から飛び出してしまう。そして彼は車に惹かれて亡くなってしまうのだ。ユジンは待ち続けていたが、翌日にそのことを知り悲しみに暮れるのだった。

チュンサンが亡くなってから10年がたった。ユジンはサンヒョクと婚約をしており、その婚約パーティの日に、チュンサンとそっくりの人物を道端でみつける。ユジンは思わず婚約パーティをすっぽかして、そっくりな人を探し続けてしまう。後日また婚約パーティを仕切り直すことになったのだが、その時、チェリンがチュンサンとそっくりな男性を連れてきたのだ。彼はミニョンという名前で、チェリンとお付き合いをしていた。

ユジンは驚くのだが、ミニョンという人物は全くの別人で、笑顔も素敵で社交的な男性だった。ユジンはミニョンのことを気にかけていたのだが、偶然にも仕事で一緒になってしまう。2人で過ごすことも多くなっていき、次第にミニョンとユジンは惹かれあっていく。チェリンやサンヒョクは2人を引き離そうとしていたのだが、その努力も虚しく、2人はついに愛を確かめ合ってしまうのだった。

そんな時、チュンサンの母親が日本へ帰ってくる。ミニョンはその女性を見て、「母さん」と言うのだ。サンヒョクはチュンサンの母親の顔を見たことがあり、すぐにチュンサンとミニョンが同一人物であることを理解する。しかしユジンを取られたくないがあまり、チュンサンが亡くなっていることを再度伝え、またミニョンがユジンを振り向かすために必死になっているとユジンに思い込ませるのだ。

ミニョンは母親から真実を聞き、ユジンの元へ行き自分がチュンサンだと告げる。しかしユジンはその言葉を信じず、ひどい冗談だと言い怒ってしまう。信用してもらえず辛い思いをするチュンサンだが、ユジンは徐々にそのことが真実だとわかっていく。そして、一度は離れた2人だっがた、再びちきんと再開を果たして、お互いの気持ちを確かめ合うのだった。

2人は一緒になろうと思うのだが、ユジンの母親が猛反対する。ユジンはどうにか許してもらおうと考えるのだが、母親は絶対に2人のことを認めることはなかった。実は、ユジンの父親こそ、チュンサンの父親だったのだ。チュンサンは自分自身とユジンが異母兄弟であることを知りながらも、ユジンと一緒になりたいと考えていた。そしてサンヒョクに相談をして、ユジンと駆け落ちすることを決める。

2人は駆け落ちをして、教会で挙式をあげることを決める。挙式が始まった時、チュンサンは罪悪感にかられながらもバージンロードを歩いてくるユジンを見つめていた。しかしその時、2人の関係を知ったサンヒョクが教会に乗り込んできて、事情は言わずにユジンを連れ去る。チュンサンはサンヒョクが真実を知ったということを理解し、ユジンを追いかけることはなかった。

ユジンはチュンサンと異母兄弟である真実を知りショックを受ける。チュンサンは自分の自宅で意識を失って倒れてしまう。チュンサンは後遺症で脳に腫瘍があり、すぐに手術が必要となる。また、チュンサンの母親は本当の父親が誰か鑑定をしたのだ。その結果、ユジンの父親ではなく、サンヒョクの父親であることが判明した。チュンサンはそのことを知り、ユジンとやり直せると母に言われる。

しかしチュンサンは手術をすると命と引き換えに失明してしまうことがわかっていた。自分ではユジンを幸せにできないと考え、チュンサンはサンヒョクにユジンを任せることにした。ユジンはサンヒョクとの婚約を決め、チュンサンの元を去った。

ユジンは雑誌で自分が描いていた実現不可能な理想の家が掲載されているのを見つける。ユジンはその場所に行くのだが、そこにいたのは、まぎれもなくチュンサンであった。チュンサンは幸せそうな表情で過ごしていたのだが、彼は失明していたのだ。しかし、家の中を手探りながら歩いており、ユジンはチュンサンに近づいていく。チュンサンは人の気配を感じ、誰かいるのかと聞くがユジンは答えなかった。

しかし、チュンサンはユジンだとわかったのだ。「ユジン」とチュンサンに呼ばれた瞬間、ユジンは泣きながらチュンサンを抱きしめる。チュンサンは視力を失っていたが、彼の目にはずっとユジンの姿が見えていたのだ。そうして2人はようやく結ばれ、永遠の愛を誓い合うのだった。

上記の画像は、高校時代の冬のソナタの登場人物の相関図一覧だ。この相関図一覧を説明すると、カン・ジュンサン（以降チュンサン）はチョン・ユジン（以降ユジン）のいる高校に転校してくる。ユジンと幼馴染であるキム・サンヒョク（以降サンヒョク）は密かにユジンに恋心を寄せており、転校してきたチュンサンのことを疎ましく思い始める。ユジンの友達のオ・チェリン（以降チェリン）はチュンサンに恋心を抱いていく。

チェリンは、ユジンを勝手にライバル視しており、チュンサンは自分が狙うから誰も狙わないように釘を刺すのだった。ユジンの親友であるコン・ジンスク（以降ジンスク）は、サンヒョクの親友であるクォン・ヨングク（以降ヨングク）のことが好きであり、相関図一覧では仲良しと書かれているが、実はこの２人は両思いだった。冬のソナタは、相関図一覧の上部にいるチュンサン、ユジン、サンヒョクの3角関係がメインとなる。

上記の画像は、高校を卒業してから10年後の冬のソナタの登場人物の相関図一覧だ。この相関図一覧を見ると、イ・ミニョンという新しい人物が出てくる。高校時代の相関図一覧との大きな違いはこの点だ。考古時代にチュンサンが交通事故出亡くなってしまうのだが、10年後にチュンサンとそっくりのミニョンという人物が現れる。ユジンはサンヒョクとの婚約が決まっており、ジンクスとヨングクは高校卒業後に結婚していた。

ユジンとサンヒョクの婚約パーティの時に、ミニョンという人物がチェリンと一緒に現れるのだが、2人は付き合っていた。しかし次第にユジンとミニョンは惹かれあっていく。また、10年後の相関図一覧で注目すべき点は、それぞれの親である。ミニョンの母親であるカン・ミヒ（以降ミヒ）はチュンサンの母親でもあるが、父親が誰かがわからなかった。

しかし物語が進むにつれて、チュンサンとミニョンが同一人物であることがわかっていく。また、衝撃の展開だが、チュンサンの父親は、サンヒョクの父とユジンの父どちらかがであることが判明していく。

冬のソナタの登場人物で一番重要な主役キャストを務めたのは、1972年生まれの俳優であるペ・ヨンジュンだ。彼は1994年に公開されたテレビドラマ「愛の挨拶」で俳優デビューを果たした。また、1996年に韓国で公開されたテレビドラマ「初恋」では主演を演じたのだが、このドラマの最高視聴率は脅威の65.8％だった、彼はそこから一気に視聴率獲得俳優として人気を博していく。日本では「ヨン様」の愛称で親しまれている。

冬のソナタ以外の主なテレビドラマの出演作

• 愛の挨拶
• パパ
• 初恋
• 裸足の青春
• 愛の群像
• ホテリアー
• 太王四神記
• ドリームハイ

主な映画の出演作

• 初恋白書
• スキャンダル
• 四月の雪
• 劇場版 ペ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009

冬のソナタの登場人物で、チュンサンのライバル役キャストを務めたのは、1977年生まれの俳優であるパク・ヨンハだ。彼は、音楽プロデューサーの父親がおり、わずか高校生の時に芸能界デビューを果たす。冬のソナタで一躍人気俳優とり、歌手デビューまで果たし、日本をメインとして活動を続けていた。しかし、2010年に突然訃報がニュースに取り上げられる。彼はわずか32歳という若さで自殺をして亡くなってしまった。

冬のソナタ以外の主なドラマの出演作

• 愛が花咲く教室
• パリ公園の朝
• スタート
• 私達は道に迷った小鳥を見た
• 恋をしなさい
• Loving You
• 東京湾景
• ザ・スリングショット〜男の物語

主な映画の出演作

• クリスマスに雪が降れば
• 憎くても、もう一度
• 作戦 The Scam

冬のソナタの登場人物でヒロイン役のキャストを務めたのは、1975年生まれの女優であるチェ・ジウだ。彼女は1995年に韓国で公開されたテレビドラマ「戦争と愛」で女優デビューを果たす。そこから数多くのテレビドラマや映画に出演しており、視聴率の女王という異名も持つ。年を重ねても美しい美貌を保つチェ・ジウは、女性からの指示も高く、演技力も高いことから数々の賞を総なめにしていった。

冬のソナタ以外の主なテレビドラマの出演作

•  新貴公子
• 美しき日々
• 天国の階段
• 101回目のプロポーズ
• エア・シティ
• スターの恋人 
• 負けたくない!
• 怪しい家政婦

主な映画の出演作

• 愛しい人
• バクボンゴン家出事件
• ハレルヤ
• オルガミ〜罠
• ファースト・キス
• 異邦人
• NOWHERE ノーウェアー
• ピアノを弾く大統領 

冬のソナタの登場人物で、チュンサンに思いを寄せるキャストを務めたのは、1978年生まれの女優であるパク・ソルミだ。彼女は1996年に公開された韓国のテレビドラマ「パパ」で女優デビューを果たした。冬のソナタに出演してから日本でも人気が高くなり、日本のテレビ番組「ぷっすま」などにもゲストとして出演するなど、日本でも精力的に活動をしていた。現在、韓国俳優のハン・ジェソクと婚約し、2児の母となっている。

冬のソナタ以外の主なテレビドラマの出演作

• パパ
• わが家
• 真心の斧
• 花喫茶店 純情
• バッドガールズ
• オールイン 運命の愛
• 黄金のリンゴ
• オレの女

主な映画の出演作

• 風の伝説
• 極楽島殺人事件
• 携帯電話

冬のソナタの登場人物で、チュンサンとミニョンの母親役のキャストに選ばれたのは、1960年生まれの韓国女優であるソン・オクスクだ。彼女は2002年に韓国で公開されたテレビドラマ「ガラスの靴」で女優デビューを果たした。そこから数多くのドラマに出演しているのだが、日本で活躍するようになったのは、紛れもなくこの冬のソナタだった。また、映画の猟奇的な彼女にも出演しており、韓国でも活躍を続けているようだ。

冬のソナタ以外の主なテレビドラマの出演作

• ガラスの靴 
• オンリーユー
• ファッション70's
• 愛しのおバカちゃん
• 飛び立つ
• 魔女ユヒ
• BAD LOVE
• ベートーベン・ウィルス

主な映画の出演作

• 我が心のオルガン
• 猟奇的な彼女

冬のソナタの登場人物で、サンヒョクの父親役のキャストに選ばれたのは、1949年生まれの俳優であるチョン・ドンファンだ。彼は1978年に鵞鳥で俳優デビューを果たした。彼は貧しい家庭で育ったのだが、舞台デビューを果たしたことがきっかけで、演技の力をどんどんつけていく。そして数々の賞を受賞し、実力派俳優としての地位を確率していった。プライベートでは歌手のチョン・ユンソンと結婚している。

冬のソナタ以外の主なテレビドラマの出演作

• 鵞鳥
• チャ氏の村
• 一部の女性
• 土地
• 新妻
• 幻想の恐怖
• 約束の地
• 愛の条件

主な映画の出演作

• 晩秋
• エレベーターで上がって
• チュングァンの戯言
• 街の楽士
• 緊急指令・オペレーション ブルーハート
• モンマルトルの丘のサントゥ
• 夜明けの外出
• 世界の終りの香り

冬のソナタの登場人物で、ユジンの母親役のキャストに選ばれたのは、1955年生まれの韓国女優であるキム・ヘスクだ。彼女は、1975年に公開された韓国のテレビドラマ「第三教室」で女優デビューを果たし、そこから数多くのテレビドラマに出演している。彼女は結婚を期に女優業を休業していたのだが、1980年に再び復活している。彼女は実力派女優として実力をつけていき、数々の賞を受賞しているようだ。

冬のソナタ以外の主なテレビドラマの出演作

• 第三教室
• 百年之客
• 看羊録
• 校洞の奥様
• 花輿
• 太宗大王
• 翼の子供たち
• あなたの肖像

主な映画の出演作

• 怒れる林檎
• 従軍手帳
• 肉体の門
• 情婦
• 死なば生きん
• 火女
• 女性の方がもっと好き
• 叛奴2

冬のソナタの人気の立役者になったのは、なんといっても主題歌の最初から今までだ。この音楽は、ドラマを見たことがない人でも一度は耳にしたことがあるというくらいに有名だ。この楽曲を歌っているのは、韓国のアーティストであるRYUだ。RYUはこの楽曲により日本でも有名になり、日本レコード大賞の特別賞を受賞し、また紅白歌合戦にも出場した経験がある。ちなみに日本語版で歌っているのは、やしきたかじんである。

冬のソナタの登場人物は未だに記憶に残っているという人も多い。また、昔のドラマではあるが、今見ても面白いという声も非常に多かった。

冬のソナタで有名なシーンは、やはり初雪のデートでチュンサンとユジンがファーストキスを交わす場面だ。韓国では初雪というのは特別な日にあたることから、ロマンチックで素敵だったという声も多かった。

冬のソナタはパチンコでも出ており、それで気になってドラマを見たという人もいたようだ。冬のソナタを見て韓国ドラマにハマったという声も多く、韓流ブームの火付け役となったにふさわしい評価となっている。

冬のソナタのドラマを見て、韓国ドラマのイメージが変わったという人も多くいたようだ。また、イメージだけで避けていた人もいたようだが、冬のソナタは純粋な愛情を表現している内容になっているので、好感度も高かったようだ。

冬のソナタで注目されたのは、登場人物のキャストやあらすじだけではない。冬のソナタブームの立役者になったのは、主題歌だ。冬のソナタのドラマを見たことがない人でも、一度はこの音楽を聞いたことがあるという人も多い。

冬のソナタのキャストや、相関図一覧はいかがだっただろうか。登場人物の相関図一覧を見ると、ミニョンとチュンサンが同一人物なのかという疑問が出るようだが、結末で2人が同一人物であることがわかる。相関図一覧を見ると、3角関係など恋の行方も気になってしまうが、最終回でチュンサンとユジンは無事結ばれる。しかし、ただのハッピーエンドではなく、少し切ない衝撃の結末になっているので、気になる人はぜひご覧あれ。