運命のように君を愛してるのキャスト一覧！登場人物と相関図は？【チャン・ヒョク】

最近「運命のように君を愛している」が話題になっている。「運命のように君を愛してる」が人気を博す理由としては、ストーリーの内容やOST(オリジナルサウンドトラック)が秀逸である事がある事があげられる。また、「運命のように君を愛してる」に出演する豪華キャスト一覧や魅力的な登場人物の一覧にも熱い視線が注がれている。

本記事では、「運命のように君を愛してる」の出演者が演じるキャストの一覧にスポットライトを当てていく。また、「運命のように君を愛してる」を見たことがない人向けに、「運命のように君を愛してる」の大まかなあらすじや世間の評判、そして相関図を用いた登場人物の一覧の紹介などをしていく。この記事をきっかけに、「運命のように君を愛してる」に興味を持つ人が増えてくれれば嬉しく思う。

2014年に韓国で放送されたMBC水木ドラマ「運命のように君を愛してる」は、国内で絶大な人気を博した。特に、2014年8月13日に放送された「運命のように君を愛してる」13話は、視聴率11.5%を記録しており、これは、同時間帯放送番組の中で、トップの視聴率であった。

また、MBC演技大賞の最優秀演技賞や人気賞、ベストカップル賞など様々な賞を受賞している。これは、年内に放送されたドラマの中で最も上手に物語の登場人物の演技をした俳優に送られる。「運命のように君を愛してる」の俳優たちがこれらの賞を受賞していることからも、キャストが秀逸であり、「運命のように君を愛してる」の出来の高さが伺える。

「運命のように君を愛してる」とは、200８年に台湾で放送されたドラマ「ハートに命中!100%」を韓国風にアレンジしたドラマである。どこにでもいる極々普通の女性であるミヨンと代々短命家系の財閥後継者であるゴンとの恋模様を描いたロマンティック・ラブコメディーである。その他の登場人物も魅力的であり、見ごたえのあるドラマとなっている。

これが「運命のように君を愛してる」の登場人物の相関図である。しかし、この相関図だけでは、登場人物がどんなキャラクターなのかわからないかもしれない。そこで、軽くではあるが、相関図に記載されているキャラクターの人物像を紹介していくことにする。相関図も見ながら読んでみてもらいたい。また、登場人物を演じる俳優についても少しだけ紹介していこうと思う。

イ・ゴンは、チャイン化学と呼ばれる大手企業のCEOである。代々短命な家系で、後継者を望む親族からは結婚を急かされる日々を送っていた。周りからの期待や重圧に耐えることが出来なくなったゴンは、彼女であるカン・セラ(ワン・ジヴォン)にマカオでプロポーズをする事を決意するのであった。

ゴン役を演じるチャン・ヒョクは、1997年にSBSのテレビドラマ「モデル」でデビューする。その後も数多くのドラマやテレビに出演している。特に有名な出演作品としては、「根の深い木-世宗教大王の誓い」や「IRIS-アイリス2-:ラスト・ジェネレーション」などが挙げられる。また、数々の賞を受賞している俳優であり、SBS演技大賞男性新人賞やMBC演技大賞10大スター賞などを受賞している。

「運命のように君を愛してる」のヒロイン。法律事務所で契約社員として働いている。お人よしな性格の持ち主で、頼まれた事を断ることは滅多にない。会社内では、便利な女だと思われており、他の社員からいいように利用される日々を過ごす。そんなある日の事。ミヨンは、会社の企画で、マカオ豪華リゾート旅行に当選する事となる。そして、思いを寄せていたミン・ピョノサ(キム・ヨンフン)とマカオ旅行へ行く約束をするのであった。

ミヨン役を演じるチャン・ナラは、2001年に放送された「ニュー・ノンストップ」で女優デビューをすることになる。その後も数多くの作品に出演しており、主な出演作品には、「明朗少女成功記」や「マイラブ・パッチ」等がある。また、チャン・ナラは歌手としても活動を行っており、女優デビユー同年に、ファーストアルバム「First Story」をリリースしている。

ゴンの恋人。夢はプリマ(バレエダンサーの最高位)になることである。ゴンの事を心から愛しているが、結婚をすると夢を諦めなければならなくなる為、今までゴンとの結婚を引き延ばしてきた。ゴンがプロポーズをする為にマカオに招待するものの、バレーダンサーのオーディションの連絡を受け、ゴンからの誘いを断る事になる。

カン・セラ役を演じるワン・ジウォンは韓国の国立バレエ団に所属していた経歴を持つ異色の女優である。過去の出演作品には「グッド・ドクター」や「黙ってファミリー」等がある。

世界で指折りのデザイナー。幼いころに生き別れた妹を探している。ミヨンの優しい人柄に、誰よりも早く気付く審美眼のある人物である。優しいミヨンが、周りの人に良いように使われている様子をみかねて、ミヨンがより良い女性になれるように援助をする。周囲の反応をうかがい、自分の行動を決めるのではなく、自分の意志で行動することの大切さを伝えていく。

ダニエル役を演じるチェ・ジニョクは、2006年のKBSスターサバイバルオーディションでグランプリを獲得した人物である。オーディションの倍率は、5000倍を超えており、その中で選ばれた彼には大きな期待が寄せられている。過去の出演作品には「ロマンスが必要」や「私の娘コンニム」等がある。

ゴンとイ・ヨン(チェ・ウシク)の義母。ゴンからはひどく嫌われており、母親として認められていない。彼女自身もゴンの事を嫌っているので、ゴンを会長候補の座から引きずり落とし、ヨンを会長の座に就かせるように画策する。

ゴンの義母役を演じるナ・ヨンヒは1980年にMBC10期公開採用試験に応募し選ばれたタレントである。過去の出演作品には、「ホン弁護士」や「闇の子たち」等がある。

ゴンの義母兄弟。ゴンからは嫌われており、「お前を弟と思ったことはない」とまで呼ばれてしまう。チャイン化学の会長候補の１人であり、ミヨンとゴンのスキャンダルを撮った動画を使い、ゴンを陥れ、会長の座を目指そうとする。

イ・ヨン役を演じるチェウ・シクウは、2011年に放送された「相棒」でデビューを果たした。高い演技力の持ち主で、業界関係者からは熱い視線を浴びている。他の出演作品には「素敵な人生づくり」や「根の深い木」等がある。

ゴンの秘書室長。献身的な性格の持ち主で、ゴンの為に誠心誠意を尽くし、秘書として働いていく。ミヨンと親しくなっていくゴンを応援する。

タク・シルチャン役を演じるチェ・デチョルは「王家の家族たち」や「雲が描いた月明かり」等の人気作品に数多く出演している。出演作品合計視聴率が、300%近くあることから「視聴率の妖精」とも呼ばれる人気俳優である。

ゴンの祖母であり、チヤイン化学の会長。後継者を待望しており、ゴンには、早く結婚をして子供を作ってほしいと思っている。しかし、自己中心的な人物という訳ではなく、むしろ、感情豊かで人間味のある人物である。ミヨンとゴンの間に子供が生まれた時には、ミヨンを心からいたわり愛した。

ワン・ヘジャン役を演じるパク・ウォンスクは、「綺麗な季節」でデビューした女優である。他の出演作品には。「愛するあなた」や「華麗なる時代」等がある。また、女優優秀賞や演技大賞など数々の賞を受賞しており、人気が高い女優である。

ミヨンの母。３人の娘を育てるシングルマザーで、ミョルチサムパプ(葉野菜を使ってご飯を包んだ料理にイワシの佃煮を混ぜたもの)の店を経営している。ミヨンがゴンとの子供を妊娠したという話を聞いてひどく心配する。

ミヨン・モ役を演じるソン・オクスクは、1980年にデビューした女優である。日本では「冬のソナタ」のカン・ミヒ役を演じた女優として高い知名度を誇っている。また、他の出演作品には「ビッグマン」や「恋だけしよう」等がある。

ミヨンの１番上の姉。姉妹の中で１番の変わり者で、独特の世界観や奇抜なファッションセンスを持っている。

ミスク役を演じるオ・ソルミは、年齢詐称問題で話題になった女優である。テレビでは、1974年生まれといっていたものの、実際は1971年生まれだとされている。他の出演作品には「フィーリング」や「明日は愛」等がある。

ミヨンの２番目の姉。石鹸工場の社員であるチェ氏と結婚する。チェ氏の事を心から愛しているが、彼の簿給に日々悩んでいる。

ミジャ役を演じるイ・ミドは、映画「バレー教習所」でデビューした女優である。彼女が出演した作品の中で、特に有名なものに「お父さんが変」がある。

ミヨンが務める法律事務所の弁護士。利己的な性格の持ち主で、ミヨンの恋心を利用して、タダでマカオ旅行を満喫しようとする。

ミン・ピヨノサ役を演じるキム・ヨンフンは、数多くの映画やドラマに出演している人気俳優だ。彼の出演した作品には「良い友達」や「ピノキオ」等がある。

相関図には載っていないが、「運命のように君を愛してる」の中でも重要なキャラなので、紹介していくことにする。パクは、ミヨンの故郷にある石鹸工場の社長である。ゴンの会社に、工場を買収され、従業員をリストラされた事からゴンに不信感を抱いていく。そして、これ以上、従業員の解雇をさせないために、ゴンのスキャンダルを撮影し、脅迫しようとする。

パク・サジャン役を演じるチョン・ウンピョは、劇団モクファでの演技活動を経て、ドラマ「コッチタン」でデビューした俳優である。その他の出演作品には「僕は君に惚れた」や「伝説の故郷」等がある。

パクと同様に、相関図には載っていないが、重要なキャラクターなので紹介していく。ミジャの夫であり、ミヨンの義兄。ミヨンの事を実の妹のように愛している。しかし、ゴンのスキャンダルを撮るために、ミヨンをパク社長とともに利用する。

チェ氏役を演じるイム・ヒョンジュンは、1999年に演劇「地下鉄1号線」でデビューした俳優である。その他の出演作品には「アイリス」や「ラブリー・アラン」等がある。

この物語のヒロインであるキム・ミヨン(チャン・ナラ)は、お人好しな性格の持ち主であった、何かを頼まれれば、大抵の事は引き受けてしまう。そんなミヨンの事は、会社の同僚達は都合のいい女と考えており、ミヨンは日々利用され続けていた。そんなある日の事。ミヨンは、会社の企画で、マカオ豪華リゾート旅行に当選することとなる。

しかし、ミヨンが手に入れたチケットは、カップル用のものであった。ミヨンには、旅行に誘えるほど仲の良い同僚はおらず、誰を誘うか頭を悩ませていた。そんな時、同僚のミン・ピヨノサ(キム・ヨンフン)が、一緒に行かないかと提案をしてきた。当時、ミンに密かに思いを寄せていたミヨンは、その提案を喜んで承諾した。こうして、ミヨンとミンはマカオに旅行へ行く事になる。

男の主人公であるイ・ゴンはチャイン化学と呼ばれる会社の社長であった。代々短命の家系である事から、祖母のワン・ヘジャン(パク・ウォンスク)に、結婚して、早く子供を作るように、日々命ぜられていた。祖母からのプレッシャーに根負けしたゴンは、マカオで彼女であるカン・セラ(ワン・ジヴォン)に告白する決意をするのであった。

舞台はマカオ。ゴンは、予定より早めにマカオのホテルに到着していた。ホテルの下見やプロポーズの予行演習をしていたのだ。そして、ゴンがプロポーズの練習をしている姿を、陰から除く２人の男がいた。パク・サジャン(チョン・ウンビョ)とチェ氏(イム・ヒョンジュン)である。

彼らは、ゴンに買収された石鹸工場の社長(パク)と従業員(チェ氏)であり、ゴンが彼らの工場の従業員をリストラしている事を快く思っていなかった。そこで、彼らは、ゴンがスキャンダルを起こす様子を撮影し、それをネタにリストラを取り止めることを要求しようと目論んでいた。

しかし、ゴンは、一向にスキャンダルを起こさない。その様子を見て、彼らは媚薬を使うことを決意した。ゴンの飲食物に薬を盛り込んで、スキャンダルを作為的に引き起こそうと考えたのだ。パク社長とチェ氏は、ゴンがプロポーズの練習に夢中になっている所を見計らって、ゴンが用意していた飲み物に媚薬を混ぜるのであった。

誰かの気配を感じ取ったゴン。周りの様子を伺っていく。しかし、その時には既にパク社長らは、立ち去った後であった。では、ゴンは誰の気配を感じ取ったのか。ゴンが気配を感じ取った人物は、ミヨンであった。偶然、ミヨンも同じホテルに宿泊しており、ゴンのプロポーズの様子を覗き見していたのだった。何とか隠れきったミヨンであったが、思わぬハプニングに遭遇したことにより、心身ともに疲れてしまう。

そんな時、ミヨンは目の前に(ゴンの薬入り)飲み物が置かれている事に気付く。そして、疲れをとるために、その飲み物を飲み干してしまうのであった。一方で、ゴンに媚薬を飲ませることに失敗したパク会長達は、繰り返し、薬を飲ませようと画策する。そしてとうとう薬を飲まされてしまったゴンは、性欲が高まり、頭の中が真っ白になってしまう。意識が朦朧としながらも、自身の部屋に戻って行くのであった。

一方で、ゴンの薬入りの飲み物を飲んだミヨンにも同様の症状が出ていた。そして、自身の部屋と間違えて、ゴンの部屋に入室してしまうのであった。そして、ミヨンはゴンの事をミン弁護士だと錯覚してしまっていた。同様に、ゴンもミヨンの事をセラだと思い込んでいた。そして、薬の性欲促進効果が拍車をかける形で、ゴンとミヨンは体を交えることになる。

このように、最悪な出会い方をしたゴンとミヨン。彼らは、目を覚ました時に、なにを思うだろうか。そして、今後のゴンとミヨンの関係はどのように構築されていくのだろうか。その答えは、「運命のように君を愛してる」の視聴を通して、自分の目で確認してみてほしい。

「運命のように君を愛している」は、2017年に日本で放送された。放送された当時から約2年がたった今でも、「運命のような君を愛してる」を視聴している人は数多くいるようだ。また、一貫して評判は高く、韓国ドラマの中で１番面白いといった声も聞こえる。

中には2日で全20話を視聴した猛者もおり、「運命のように君を愛してる」に夢中になっている様子が伺える。また、Amazon Prime を使って、視聴することが出来るそうだ。「運命のように君を愛してる」を見たことがない人は、時間に余裕ができた時などに視聴してみてはどうだろうか。本記事の登場人物一覧や相関図に目を通してから視聴すると、頭の中に内容が入ってきやすいかもしれない。

上述したように、「運命のように君を愛してる」のチャン・ヒヨク(イ・ゴン)やチャン・ナラ(キム・ミヨン)はベストカップル賞や最優秀演技賞といった数多くの賞を受賞している。だからこそ、登場人物の魅力が最大限に活かされているキャストだということができる。また、ストーリーも涙を誘う構成になっており、韓国ドラマや恋愛ドラマが好きな人にとっては必見の内容となっている。

本記事では、「運命のように君を愛してる」の登場人物・キャストの一覧や物語のあらすじ等を紹介した。しかし、この記事だけでは伝えきれなかった魅力は、まだまだたくさんある。残りの魅力については、他記事を参照するか、「運命のように君を愛してる」を視聴する事で感じ取ってもらえたら幸いだ。