シャーロック・ホームズの原作小説本を読む順番は?どの出版社がおすすめ?

世界的に有名な『シャーロック・ホームズシリーズ』。海外ではドラマにもなり、そのドラマが日本でも大ヒットしています。そんな『シャーロック・ホームズ』の原作は、アーサー・コナン・ドイルによる小説。ミステリー小説の金字塔とも言われている作品で、日本語に訳されたものも数多く出版されています。では、シャーロック・ホームズの小説はどのような順番で読めばいいのでしょうか?今回はシャーロック・ホームズシリーズを読むにあたっての順番や、おすすめ出版社について紹介していきます。

シャーロック・ホームズの原作小説本を読む順番は?どの出版社がおすすめ?のイメージ

目次

  1. シャーロック・ホームズの原作小説本を読む順番が知りたい!
  2. シャーロックホームズの小説本を読むおすすめの順番は?
  3. シャーロックホームズの小説はどの出版社がおすすめ?
  4. シャーロック・ホームズの原作小説本を読む順番まとめ

シャーロック・ホームズの原作小説本を読む順番が知りたい!

海外ドラマでも人気のシャーロック・ホームズ

今回は、ミステリー作品として世界的に有名な『シャーロック・ホームズシリーズ』について紹介します。シャーロック・ホームズと言えば、海外では『SHERLOCK』というタイトルでドラマにもなっており、さらにそのドラマは日本でも大ヒットしています。2010年にシーズン1が放映され、その人気から2018年現在に至るまでに、シーズン4まで放映されました。

ドラマの主演は有名なイギリス俳優のベネディクト・カンバーバッチさんに、マーティン・フリーマンさん。ドラマは原作の小説とは異なり、現代を舞台としてGPS機能やスマートフォンを用いて推理を進めていく様子が描かれており、そうした設定が斬新だとして現代多くのファンから支持されています。また、原作小説とは異なったストーリー展開が楽しめます。

しかし、原作である小説本の人気もドラマに引けを取るものではありません。その人気から世界中で翻訳され、日本でも数多くの出版社から日本語版のシャーロック・ホームズシリーズの本が発売されています。しかし、原作であるシャーロック・ホームズシリーズは一体どのような順番で読むべきなのでしょうか?

おまけに、その人気によって、多数の出版社から販売されている為「どの出版社のシャーロック・ホームズシリーズの本を読むのか悩む」と言った意見もちらほら出ています。今回はそんな原作小説版シャーロック・ホームズシリーズについて、おすすめの順番ついて紹介。また、おすすめの出版社についても触れていきます。

ドラマ「SHERLOCK」シリーズの原作はアーサー・コナン・ドイルによる小説

シャーロック・ホームズシリーズを読む順番や、おすすめの出版社について触れる前に、まず簡単にシャーロック・ホームズシリーズそのものについて紹介していきます。冒頭でも既に触れていますが、人気の海外ドラマ『SHERLOCK』の原作は小説となっています。原作である小説は『シャーロック・ホームズシリーズ』として世界中で人気の作品となっており、日本でも数多くの出版社が日本語版を販売。

そんなシャーロック・ホームズシリーズを手掛けたのは、イギリスの作家であるアーサー・コナン・ドイルさんです。アーサー・コナン・ドイルさんは1859年生まれの作家兼医師、政治活動家として有名な方で、推理小説は勿論、歴史小説、SF小説等実に多くの作品を生み出しています。中でも特に有名な作品として知られているのは、今回紹介するシャーロック・ホームズシリーズ。

現代でもとても有名な作品ですが、シャーロック・ホームズシリーズの第1作とされる『緋色の研究』が実際に世に発表されたのはなんと1884年。2018年現在から134年も昔のことになります。元々医師として活動していたコナン・ドイルさんでしたが、医師としては大成できず、患者を持つ間、副業として執筆を開始したのがシャーロック・ホームズシリーズだったそうです。

海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』|角川海外TVシリーズ

シャーロックホームズの小説本を読むおすすめの順番は?

著者であるコナン・ドイルが副業として執筆したシャーロック・ホームズシリーズですが、その人気は当時からかなりのものだったようで、爆発的にファンの数は増えたようです。その人気は現代でも衰えておらず、幾度となくドラマ化されています。また、ドラマだけでなく、映画化も。2009年にも映画『シャーロック・ホームズ』が発表され、こちらも大ヒット作品として知られるようになりました。

また、ドラマ『SHERLOCK』の人気はかなりのもので、ドラマをコミックス化したものも出版されており、そちらも「再現度が高い!」と人気に。数多くのファンから注目される作品となっているようです。推理小説の金字塔とも呼ばれ、世界中のファンから愛されているシャーロック・ホームズシリーズ。

実は日本は英語圏外の国ではかなり早くから翻訳版が販売された国となっており、明治時代には雑誌『日本人』の中でシャーロックホームズを紹介しています。大正4年の時点で既に1冊の短編集として紹介されており、更にその翌年には『シャーロック・ホルムズ』としてシリーズ第3作までが翻訳され、本という形で出版されるようになりました。

現代でも数多くの出版社が翻訳版を出版しており、中には児童向けの本として製作されたものも。出版の携帯はそれぞれ異なりますが、そのどれもが人気の作品となっているようです。しかし、シャーロック・ホームズシリーズとは、具体的にどのような順番で読むべきなのでしょうか?

ドラマや映画作品となったことで、ますます人気作品となったシャーロック・ホームズシリーズですが、中には「シャーロック・ホームズには興味があるけど、どの話から読むべきなのかが分からない」「どの出版社からの本が読みやすいのかが分からない」といった声もあります。

ここからはそんな小説シャーロック・ホームズシリーズについておすすめの順番を紹介。また、同時に簡単なあらすじについても触れていきます。

小説おすすめ順番①緋色の研究

シャーロック・ホームズシリーズの最初に読むことをお勧めする作品として紹介するのは『緋色の研究』です。これは原作者であるアーサー・コナン・ドイルさんがシャーロック・ホームズシリーズを発表するにあたって、1番最初に発表した作品として知られています。シャーロック・ホームズシリーズでは有名なシャーロックの助手として知られるワトソン博士。そのワトソン博士とホームズの出会いも、この作品で描かれています。

簡単にあらすじを紹介すると、手ごろな下宿先を探していたワトソンが、かつて医者として働いていた時に、助手を務めていた青年と再会。そこでシャーロック・ホームズという人物について青年から紹介されます。青年に紹介され、ワトソンはベーカー街221Bにあるホームズの元を訪れますが、初対面であるにもかかわらずホームズはワトソンがアフガニスタンの戦争で負傷し、帰国したことを言い当てます。

ホームズの洞察力に驚きつつ、共同生活を始めるワトソン。しかし共同生活を開始してすぐに、ホームズたちの元へ事件発生の知らせが。スコットランドヤードから事件の手紙を受け取った2人はすぐに事件現場へ移動。1人の立派な男性が殺されており、その男性は手にイーノック・ドレッバーという名刺が握られていました。更に壁にはRACHEと血文字で記されており、女性の指輪が床に落ちていて…というあらすじです。

『緋色の研究』は2部構成となっていますが、今回紹介したあらすじは1部のものとなっています。1部の段階で事件の真相が明かされますが、2部では事件についての過去が。2部を読むと、事件についてより一層理解を深める事ができるようになっています。

小説おすすめ順番②四つの署名

シャーロック・ホームズシリーズで2番目に読むことをお勧めするのは『四つの署名』です。こちらはシャーロック・ホームズシリーズの長編第2作目の作品として発表されたものとなっています。第1作の『緋色の研究』で知り合ったホームズとワトソンですが、第2作目の『四つの署名』ではこの2人が喧嘩しそうになる様子も描かれています。あらすじとしては、大きな事件がなく退屈しているホームズはコカインを注射。

それを咎めたワトソンと喧嘩になりそうになります。しかしそこへ女性がやってきて、ホームズにとある事件について解決してほしいと依頼します。女性の名前はメアリー・モンスタン。彼女の父はインドの連隊から帰国後、10年間も失踪中なのだと言います。そんな中、6年前から年に1度大粒の真珠が彼女へと届けられるように。送り主の正体は不明。しかも今回は面会を希望する手紙が届いたのだと彼女は話します。

事件の解決を試みるホームズとワトソンはメアリーと共に手紙の主である、とある兄弟の元を訪れることにしました。しかしながら、いざその兄弟の元へたどり着くと、そこには兄弟の内の兄の遺体が。更に現場にはジョナサン・スモールという名を筆頭に、4つの署名がなされていて…という内容になっています。

小説おすすめ順番③シャーロック・ホームズの冒険

シャーロック・ホームズの小説本おすすめの順番の3番目は『シャーロック・ホームズの冒険』になります。こちらは先程まで紹介した2冊とは異なり、短編集となっています。短編集である為、さっくりと読み進める事ができ、第1作の『緋色の研究』を読んだ後、すぐに『シャーロック・ホームズの冒険』を読み始めた、とおっしゃる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

こちらの短編集には『赤毛連盟』や『まらだのひも』といった、シャーロック・ホームズシリーズの中でも特に有名な話も収録されています。短編集である為、あらすじを紹介するのは少し難しいのですが、中でも人気の『赤毛連盟』のあらすじについて少し紹介します。ある日ホームズの元へと1人の男性がやってきます。その男性はジェイブズ・ウィルスンという燃えるような真っ赤な赤毛の持ち主。

話を聞くと、彼は健康的な赤毛の者だけが入会できるという不思議な連盟に加入したと言います。その連盟はお金持ちである、ある1人の赤毛の男性が設立したもの。会員は少しの労働で高額の賃金を得る事ができるのだとジェイブズは説明します。しかし、ジェイブズが無事仕事をこなし、8週間たったある日『赤毛連盟は解散した』という書置きが事務所に貼り出されており…といったあらすじとなっています。

小説おすすめ順番④シャーロック・ホームズの回想

続いて小説おすすめ順の4番目として紹介するのは『シャーロック・ホームズの回想』となります。出版社によってシャーロック・ホームズシリーズのタイトルが若干違う事もあり、こちら話は『シャーロック・ホームズの思い出』という名前の本で出版されていることもございますので、ご注意ください。『シャーロック・ホームズの回想』は、先程紹介した『シャーロック・ホームズの冒険』同様、短編集となっています。

タイトルの通りホームズの回想録となっており、ホームズがワトソンと出会う前に解決した事件について描かれた作品も収録。更にホームズの兄や、ホームズのライバルであるモリアーティが登場する話や、ホームズが初めて解決した事件についても収録された短編集となっている為、シャーロック・ホームズシリーズの中でも一部のファンから熱く支持されている1冊でもあります。

こちらも短編集である為、あらすじを紹介するのは少し難しいのですが、ホームズが初めて解決した事件を描いた『グロリア・スコット号』について少しだけ紹介します。この話はホームズがワトソンと会話しているところから始まります。話の内容は、ホームズがかつて学生だった頃に解決した事件について。それはホームズが初めて解決した事件でもあります。

そしてその事件について話しながら、ホームズはとある手紙をワトソンへと見せました。ワトソンは手紙の内容を確認しますが、理解するには不可解な文章がそこには連ねられています。更にホームズは、困惑するワトソンに「この手紙を見てとある男性が恐怖のあまり死んでしまった」と語り始め…といったあらすじとなっています。

小説おすすめ順番⑤バスカヴィル家の犬

次に紹介するシャーロック・ホームズシリーズは『バスカヴィル家の犬』です。こちらはシャーロック・ホームズシリーズにある長編小説4本の内の1冊となります。この物語りでは、ホームズが別件でロンドンにいなければならないという場面がある為、ワトソンが大活躍。ワトソンファンにとっては嬉しい1冊として知られているようです。

また他の長編3作とは異なり、回想編がない為、長編の中でも特に読みやすい物語としても有名な1冊となっています。あらすじを紹介すると、この物語の舞台は『魔犬伝説』が伝わる土地ダートムーア。ダートムーアとは、日本語で言うと草の生い茂った湿地となります。この地に住む富豪であるバスカヴィル家の当主であるチャールズ・バスカヴィルがある日、遺体となって発見されます。

チャールズ・バスカヴィルの死因は心臓発作。しかしそんな時、チャールズ・バスカヴィルの主治医だったモーティマー博士は、遺体から20ヤード程離れた場所で巨大な犬の足跡を見つけたと話し始めます。当主が死んでしまったことにより、バスカヴィル家を相続する人間はヘンリー・バスカヴィルたった1人に。しかしヘンリーの元へバスカヴィル家へ行くことに対し、警告を発する手紙が届きます。

一連の事件を見ていたモーティマー博士が、事件解決の為ホームズに調査を依頼。そこから物語が動き始めます。

小説おすすめ順番⑥シャーロック・ホームズの生還

小説おすすめ順で6番目に紹介するのは『シャーロック・ホームズの生還』です。こちらはシャーロック・ホームズシリーズの内の短編集の1冊となります。出版社によってはタイトルを『シャーロック・ホームズの帰還』としているところもありますので、ご注意ください。こちらの本は短編集の第3弾として出版されました。

出版された年代から考えると、ホームズが物語から退場した後、読者から熱い要望に応えて、著者がホームズを復活させた形となります。当初著者であるコナン・ドイルはホームズが「復活することはない」とシャーロック・ホームズシリーズの執筆を拒んでいたそうですが、読者からの要望を断り切れなかったのかもしれません。こちらには某国民的推理アニメでも紹介された「踊る人形」も収録されています。

短編集ですので、収録されている中から『踊る人形』のあらすじについて少しだけ紹介します。この話はホームズの元へととある手紙が届くところから始まります。手紙の送り主はヒルトン・キュービット。ノーロークに住むとある男性からのものでした。手紙の中を見てみると、色んなポーズをとった人形の絵がずらりと並んでいます。

ワトソンはその手紙について、単なる子供の落書きなのではと考えますが、ホームズにはその手紙に書かれた人形がもっと重要なものであるように感じられ…というあらすじになっています。

小説おすすめ順番⑦恐怖の谷

おすすめの読む順番の7番目に紹介するのは『恐怖の谷』になります。こちらはシャーロック・ホームズシリーズの中にある長編4本のうちの1本。『バスカヴィル家の犬』同様2部構成となっており、1部でホームズが事件を解決して、2部で事件の動機などについて明らかにされる形式をとっています。ホームズのライバルであるモリアーティ博士も登場し、シリーズの中でも複雑な構造をとっている物語としてファンに人気です。

また、本来の構成とは異なり、日本語版の『恐怖の谷』は1部と2部とが逆に掲載されているところにも注目すると面白いかもしれません。あらすじを紹介すると、ホームズがポートロックという人物から手紙を受け取るところからこの物語は始まります。手紙の内容を確認すると、そこには数字がひたすら羅列されていました。ホームズはその数字が暗号であると判断。暗号の解読に取り掛かります。

暗号を解読すると、バールストン館に住むダグラスという人物に危険が迫っていることが判明しました。ホームズとワトソンはダグラスの元へ向かおうとしますが、丁度その時ホームズを訊ねて1人のヤードがやってきます。そのヤード曰く、ダグラスという人物が殺害されてしまったとのこと。おまけにその殺され方が、至近距離から頭を散弾銃で打ち抜かれるという凄惨なもので…という内容となっています。

小説おすすめ順番⑧シャーロック・ホームズ最後の挨拶

おすすめの順番8番目として、次に紹介するシリーズは『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』になります。こちらはシャーロック・ホームズシリーズにある短編集の中の1冊。こちらの短編集は、1893年から1917年に書かれた短編を収録されたものとなっており、20年以上もの間に書かれたものである為、非常にバラエティに富んだ内容となっている為、ファンから人気の短編集となっています。

短編集である為、あらすじの紹介が難しい作品でもありますが、中でもファンから好評な『ブルース・パティントン設計書』について少し紹介していきます。この事件の依頼人はホームズの兄であるマイクロフト。以来の内容はイギリスの国家機密に当たる最新兵器の設計図を探してほしいと言いうものです。しかし、その設計図というのがくせもの。それというのも、元々設計図を持っていたのはとある青年でした。

しかしその青年がある日、地下鉄の線路わきで遺体となって発見されたのです。マイクロフトが探してほしいという設計図は、その青年のポケットから出てきたもので、10枚中の7枚しか見つかりませんでした。残りの3枚をホームズに見つけてほしいとマイクロフトは依頼しますが、どうやらその行方には、元々設計図を持っていた青年が殺害された事件が関わっているようで…といったあらすじとなっています。

小説おすすめ順番⑨シャーロック・ホームズの事件簿

シャーロック・ホームズシリーズで最後に読むことをおすすめするのは『シャーロック・ホームズの事件簿』です。こちらもシャーロック・ホームズシリーズの短編集で多くの事件を1冊にまとめた物となっています。中には今までのシリーズとは異なり、主人公がワトソンではなくホームズであったり、第3者である話も。作品の発表された順番に収録されているわけではありませんので、実際に読む際にはご注意ください。

こちらも短編集である為、物語全てのあらすじを紹介することができませんが、ファンからも「トリックが面白い」と評判の『ソア橋』について紹介していきます。この事件の依頼人は金山王のニール・ギブスンという男性。彼はブラジル出身で美人と評判の妻・マリアと結婚し、充実した毎日を送っていたものの、マリアとの生活習慣との差などを感じ、マリアを持て余し気味になってしまっていました。

更にそこで美人の家庭教師ダンバア嬢と出会い、ニールはダンパアに夢中になっていきます。しかしそんなある日ソア橋の近くで妻・マリアが額を打ち抜かれた遺体となって発見されてしまいました。ダンパアの部屋からは1発だけ発砲した拳銃が発見され、更にマリアはダンパアが書いた手紙を手にしており、マリアを殺した疑いがダンパアへとかかります。

しかし、マリアの夫であったニールは、ダンパアが犯人ではないと考えており、ホームズにダンパアの身の潔白を証明して欲しいのだと依頼してきます。これが『シャーロック・ホームズの事件簿』に収録された『ソア橋』のあらすじとなっています。

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シャーロックホームズの小説はどの出版社がおすすめ?

ここまででシャーロック・ホームズシリーズの、おすすめの読む順番について紹介してきました。もちろんシャーロック・ホームズシリーズは発表された作品の順に読み進めるのも面白いのですが、先程の項目でおすすめしたように、合間合間に短編集を挟みながら読み進めても、充分に楽しめる作品となっているので、是非お試しください。

人気の作品なだけあって、シャーロック・ホームズシリーズを出版している出版社は実に多数。中には児童向けに優しく翻訳されているものもあります。しかし、出版している会社が多い為「興味はあるけど、どこの出版社のものを読めばいいのか分からない」といった声も。ここからは、おすすめの出版社について紹介していきます。

おすすめ出版社①光文社文庫

まず最初におすすめ出版社として紹介するのは光文社から出版されている光文社文庫です。こちらの出版社から出版されているシャーロック・ホームズシリーズは、数ある出版社の中でも比較的翻訳が新しい為「読みやすい」「さくさく読める」と評価されており、初めてシャーロック・ホームズシリーズを読む方におすすめの出版社となっています。

また、解説などについても充実。初版についていた挿絵も一部掲載されていることもファンにとっては嬉しいポイントとなっています。更に、文庫本である為持ち運びが楽である上、装丁についてもお洒落だと好評。まだシャーロック・ホームズシリーズを読んだことがない方は、こちらから読んでみてはいかがでしょうか?

おすすめ出版社②新潮文庫 

続いてお勧めする出版社のシャーロック・ホームズシリーズは新潮社から出ている新潮文庫となります。こちらの新潮文庫版は、実は旧版と新版があり、現在一般的に本屋に置かれている下の画像の新潮文庫版は新版となっています。旧版の文体は少し古典的で堅め。しかしだからこそシャーロック・ホームズの舞台である19世紀の世界観を楽しめる、と評価する声も多数あげられています。

新版の方では翻訳が新しくなっており、旧版に比べ読みやすくなっていると評価されていることが多いです。また、新版については装丁がシンプルでお洒落だと評価する声も。光文社文庫版のシャーロック・ホームズの装丁も人気ですが、新版の新潮社文庫の装丁も「大人っぽくて良い」と気に入る方もいらっしゃいます。更に、新潮社文庫版には他の出版社にはない『シャーロック・ホームズの叡智』という本が出版されています。

シャーロック・ホームズシリーズは各出版社によって出版されていますが、大抵同一タイトルに収録されている話はほぼ同じです。しかしながら新潮文庫については『シャーロック・ホームズの冒険』の収録内容が他の出版社と若干違っており、他の出版社では『シャーロック・ホームズの冒険』に収録されている話の内、同時に収録すると整合性の取れない話については『シャーロック・ホームズの叡智』へとまとめているそうです。

『シャーロック・ホームズの叡智』というタイトルで単行本を発行しているのは新潮社文庫のみとなっておりますので、他の出版社のシャーロック・ホームズシリーズと読み比べてみるのも面白いかもしれません。

おすすめ出版社③創元推理文庫

おすすめの出版社として最後に紹介するのは、創元社から出版されている創元推理文庫版のシャーロック・ホームズシリーズです。こちらは古典的な翻訳と最新の翻訳との丁度中間に位置する文体だと評価されており、「最新の翻訳だと軽く感じてしまう」「だけど、古典的な訳だと読みにくい」というファンにとって嬉しい翻訳形態となっています。

こちらも新潮社の様に旧版と新版があり、それぞれの翻訳が異なりますが、一般的には新版の方がファンから高く評価されています。新版と旧版の見極めについては、表紙が全く別のものとなっていますので、書店で見かけてもすぐに判別が可能。また、話毎に注釈がついているのも特徴となっています。更にファンにとってはうれしいことに、シャーロック・ホームズの初版についていた挿絵が一部掲載。

「原作の雰囲気は楽しみたいけれど、文体が堅苦しすぎるのは苦手」「初版に収録された挿絵が気になる」とおっしゃる方は、是非こちらの創元推理文庫版シャーロック・ホームズシリーズをお楽しみください。

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シャーロック・ホームズの原作小説本を読む順番まとめ

今回は海外ドラマで大人気の『SHERLOCK』の原作にあたる、シャーロック・ホームズシリーズの原作小説本について、おすすめの読む順番と出版社について紹介しました。シャーロック・ホームズシリーズは決して新しい小説ではありませんが、その内容から未だ多くのファンが支持している作品です。映画化・ドラマ化されているのも、ファンからの根強い人気があってこそのものなのかもしれません。

そしてその人気を反映しているかのように、既に完結した同一の物語であるにもかかわらず、様々な出版社から出版され続けています。基本的には物語が発表された順番に読むのが小説の楽しみ方とはなっていますが、シャーロック・ホームズシリーズには短編集も存在する為、ファンそれぞれが気に入った順番で読むことができる珍しい小説となっています。

今回はおすすめの順番を紹介しましたが、それはあくまで読む順番の一例でしかありません。強いて言うならシリーズ第1作にあたる『緋色の研究』については、ホームズとワトソンが出会う場面が描かれていますので、この作品を後の方に読むと混乱してしまう可能性があるかもしれません。しかし、『緋色の研究』で主要な登場人物を覚えておけば、読む順番はさほど気にしなくても良いのかもしれません。

1度作品が発表された順番に読んでみて、自分の気に入った順番で読み返してみると新しい魅力を発見できる可能性もあります。また、出版社については、これからシャーロック・ホームズシリーズを読むのであれば、是非今回の記事を参考いただきたいところではありますが、是非1度ご自身の目で是非現物をご確認ください。

今回の記事ではあまり触れられませんでしたが、児童向けに発行されているシャーロック・ホームズシリーズは、分かりやすい日本語で書かれていますので、大人の方にもおすすめできるものとなっています。古典的な表現方法や堅い文章が苦手な方でもさくさく読み進められると評判ですので、普段読書をしない方でも気軽に楽しむ事ができるかもしれません。

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