僕の生きる道の泣けるあらすじ・最終回をネタバレ！ドラマの名言集も【草彅剛】

このあらすじまとめでは、2003年にフジテレビ系列で放送され、その最終回も話題となった「僕の生きる道」の名言やあらすじのネタバレについて、話題となった最終回やドラマ中の名言、最終回あらすじのネタバレなどを解説していきます。ドラマ「僕の生きる道」はその名言やあらすじのネタバレなどで、最終回も含め平均視聴率20%を超えるなど、数字の上でも大人気であったことがわかるドラマです。

最終回含め、あらすじのネタバレを見ると、そのあらすじの面白さはもちろんのこと、ドラマ中のいろいろな名言が話題となったりもしています。最終回やそれまでのあらすじのネタバレ・名言のどんな点が評価されたのか、最終回はじめとした各回のどんな名言やあらすじが視聴者の心を打ったのか、ネタバレありで丁寧に解説してきます。

ドラマ「僕の生きる道」は草彅主演のシリーズ「僕シリーズ3部作」の第1作目で、僕シリーズは3作ともに最高視聴率20 %を超える大ヒットシリーズとなって愛されています。「僕シリーズ」には、愛と死をテーマにした2003年のドラマ「僕の生きる道」、絆をテーマにした2004年の「僕と彼女と彼女の生きる道」、純粋をテーマにした2006年の「僕の歩く道」、夫婦愛をテーマにした「僕と妻の1778の物語」の4作があります。

なお、ドラマ「僕の生きる道」は、大人気となったそのあらすじだけでなく、主題歌の「世界に一つだけの花」も国民的大ヒットを飛ばしたとして話題となりました。「世界に一つだけの花」はもとも、2002年に発売されたSMAPのアルバム「SMAP 015/Drink! Smap!」に収録されていたものでしたが、2003年にドラマ「僕の生きる道」の主題歌となり、注目を集めました。

歌うのは2016年に解散した国民的アイドルグループSMAP。作詞・作曲は槇原敬之です。「世界に一つだけの花」はドラマの評判を受けてシングル・カットの要望が多数寄せられ、シングルとして発売された後は同年のオリコン年間チャート1位、同年オリコン年間カラオケチャート1位を獲得しました。さらに、シングル・カットされた「世界に一つだけの花」はSMAPとしても史上初の200万枚（ダブルミリオン）を達成します。

ジャニーズ事務所所属のアーティストでは初となる200万枚以上の売り上げを記録しました。J-POP史に名を刻むほどのヒット曲となった「世界に一つだけの花」は、後々義務教育課程の音楽教科書に採用されるなど学校教育の現場にまで愛される曲となり、老若男女を問わず愛される一曲となっています。

「世界に一つだけの花」を作曲した3年前の1999年、作曲家の槇原敬之は覚せい剤取締法違反で逮捕され、自分自身を見つめ直していました。そんな時仏教的思想に感化され、「世界に一つだけの花」を作るインスピレーションにしました。「ナンバーワンにならなくてもいい　元々特別なオンリーワン」という、日本人であれば誰でも知っているであろうフレーズもそうです。

「元々特別なオンリーワン」とは、槇原敬之が仏教の「天上天下唯我独尊」という思想に触れ、思いついてものとのことです。また、アルバム版では大サビを歌っていたのは木村拓哉でしたが、シングルヴァージョンではドラマからの流れか、草彅剛が大サビを歌っているなど、アルバムとシングル・カットされたものでは微妙に仕様が違います。気になる方は、両方を聞き比べてみてもいいでしょう。

では早速、ドラマ「僕の生きる道」について、最終回含めたあらすじのネタバレを紹介する前にキャストの紹介をしていきましょう。話題となったあらすじのドラマ「僕の生きる道」で主役の中村秀雄を演じているのははSMAPの草彅剛です。草彅剛は、SMAPでの経歴のほか俳優としても多くの作品で役をこなしており、またタレントとしても国際的に様々な場面で活躍するなど、マルチな才能を発揮しています。

2001年には韓国人との対談などを行う番組「チョナン・カン」がスタートし、韓国語を操って楽曲を発表するなど、外国においても才能を披露します。また、ドラマ「僕の生きる道」ど同年に公開された映画「黄泉がえり」でも主演をつとめ、柴咲コウが主題歌を務めた映画自体も大ヒットとなり、ロングランヒットとなりました。

今回ご紹介するドラマ「僕の生きる道」は、草彅剛の演技が評価されて、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「TV LIFE 年間ドラマ大賞2003 主演男優賞」を受賞しています。ドラマ「僕の生きる道」で草彅剛が演じるのは、ステルス性胃がんという診断を下され、余命1年と宣告された男です。どこにでもいるような事なかれ主義の冷たい男です。しかし、残されたわずかな時間をどう生きるかについて考えているうち彼は変わります。

徐々に人生において大切なものに気づき始めていくのです。そうして、死を目前にして初めて人の間に芽生える愛情に対して真剣に向き合いますが、せっかく結ばれそうになった副担任のみどりと、余命わずかな自分の関係性をどうしたら良いのかについて悩み始めます。ドラマ「僕の生きる道」で副担任の秋本みどりを演じるのは、矢田亜希子です。

矢田亜希子は2002年頃からアフラックのCMなどで知名度を上げ、フジテレビ系のドラマ「白い巨塔」でヒロイン役を演じたことでブレイク。しかし、押尾学との結婚後は女優活動は少なくなり始め、2009年の押尾学事件ののちに、押尾学とは離婚。しかし2017年にはTBS系のドラマを中心に精力的に活動をしていて、今なお活発に女優業を務めています。

ドラマ「僕の生きる道」では、主人公である秀雄に対して、始めは軽蔑するような態度をとるみどりですが、やがて秀雄の変化とともに緑の秀雄に対する評価も変わっていき、最終的には惹かれ合うまでの仲になります。ヒロイン秋本みどりの父・秋本隆行を演じるのは、ベテラン俳優である大杉漣です。大杉漣はベテラン俳優であり、ありとあらゆる役柄をこなします。

そのことから、一部からは「300の顔を持つ男」「カメレオン」などと呼ばれていました。北野武や井筒和幸、三池崇史など数々の大物映画監督とも仕事をし、精力的に活動を行なっていました。しかし、2018年2月、テレビ東京系列のドラマ「バイプレイヤーズ」の撮影中に急性。SNS上には、「信じられない」と言ったコメントや、早すぎる死を惜しむ声が大量に寄せらrました。

大杉演じる隆行は陽輪学園理事長をしており、妻を亡くしみどりと2人暮らしをしています。物語が進む中で隆行はだんだんと秀雄のことを評価するようになり、みどりの秀雄への思いも理解しますが、一方で余命の少ない秀雄とみどりとの関係について、一人の親としては反発せざるを得ない部分もあり、葛藤します。ドラマ「僕の生きる道」でいい味を出していると評判のキャストは、秀雄の主治医である金田勉三を演じる小日向文世です。

小日向文世は2001年にSMAPの木村拓哉主演のフジテレビ系のドラマ「HERO」に出演したことをきっかけに、ドラマが視聴率30％超えの超ヒット作となってからは、俳優として仕事が途切れることがありませんでした。ドラマ「僕の生きる道」で小日向文世が演じるのは、主人公である秀雄に余命宣告をするという辛い役回りの主治医です。

余命わずかという状況に耐えかね、自暴自棄になりかけた秀雄に時に寄り添い、時に導きます。また金田は、ヒロインのみどりが秀雄に対する特別のな思いを抱いていると早くから見抜くなど、鋭い洞察力を持った人物でもあります。教師である主人公の秀雄が教える生徒の一人、杉田めぐみを演じるのは今やトップ女優の一人である綾瀬はるかです。

綾瀬はるかはNHKの大河ドラマ「八重の桜」で主人公の八重を演じたり、カンヌでパルムドールを受賞した是枝裕和監督の映画「海街diary」で長女役を演じたりと、今の日本を代表する女優の一人です。また綾瀬はるかは、往年の大物俳優高倉健と親交を持っていたなど、幅広い交友関係も持っていました。まだ若かった綾瀬はるかは、このドラマ「僕の生きる道」で初の連続ドラマデビューを果たします。

翌年2004年にはTBS系ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のヒロインに抜擢されるなど、このドラマ「僕の生きる道」がブレイクのきっかけになっていたことが伺えます。ドラマ「僕の生きる道」で綾瀬はるかが演じるのは、秀雄の生物の授業をただ一人きちんと聞いているという真面目な女の子です。歌手を夢見ている一方、その道に進むことができるかどうか迷っていますが、やがて夢を追いかけることを決断します。

また、同じく生徒の田岡雅人役を演じているのは市原隼人です。市原隼人は2003年、竹野内豊が主演を務める「ヤンキー母校に帰る」で重要な鍵を握る生徒の役を演じ、存在感を発揮しました。ドラマ「僕の生きる道」では、高収入が目的で医学部を志望する生徒の役を演じます。秀雄に対して反抗的な態度をとりますが、やがて秀雄の病気について生徒の中で最初にしる一人となっていきます。

では、最終回含めたドラマ「僕の生きる道」とはどんなストーリーなのでしょうか。最終回含めたネタバレありのあらすじを見ていきましょう。主人公の中村秀雄は、私立の進学高校である「陽輪学園」で教員を務めていますが、秀雄は基本的には事なかれ主事の冷たい人間で、生徒からも好かれていません。彼が受け持つ授業は、ごく一部の真面目な生徒以外誰も聞いていませんが、彼はそれにも気づかないふりをして授業を続けます。

ある時、秀雄は副担任である秋本みどりに、生徒が万引きをしたと聞かされます。万引きをした生徒に対して秀雄が「将来を台無しにする気か？」とありふれたことを言うと、生徒は「将来ってなんですか？」と逆に聞かれます。秀雄は、それは大学に入り就職することだと、ごくありふれた答えしか返すことができません。そんな秀雄の元には、健康診断の再検査の通知が届けられていました。

どうせ大したこともないとたかをくくって再検査を受けた秀雄は、思っても見なかった結果に驚きます。主治医に診断の結果を聞きに行くと、家族も同席してほしいと言われ、彼は自分がステルス性胃がんであること、そして余命1年であることを宣告されます。秀雄は秀雄は当初現実を受け止めきれず、ショックのあまり無断欠勤をします。あるいは絶望して、落ち着いて自分の死について認めることがで来ません。

無断欠勤をした理由を問うみどりに、秀雄はあろうことは突然キスをします。みどりに拒絶された秀雄は、主治医に対して正直に死ぬことへの恐怖を打ち明けます。主治医は入院を勧め、看護師に秀雄のことをよく見張るようにと言いますが、看護師が別の患者への処置に気を取られている間に、秀雄は飛び降り自殺を図ります。しかし死ぬことができなかった秀雄は、病院のベッドで目覚めます。

「死ねなかった」のかと問う秀雄に、主治医は「死ぬ権利なんてない」と厳しく接します。実、主治医の患者の一人が、亡くなったばかりでした。亡くなった患者は「あと1ヶ月生きたい」と言いながら死んでいったのだといいます。そして主治医は、自分が秀雄の残りの人生を支えると言います。主治医とのやりとりの中で、秀雄は次第に自分の死を見つめられるようになっていきます。

秀雄は、精一杯生きることを心に決め、ビデオ日記に自分の思いを録画し、記録しました。だんだんと目に見えるようになって現れる秀雄の変化に、一度は秀雄のことを拒絶したみどりもだんだんと惹かれていきます。ですが、秀雄はなかなか自分の病状についてみどりに説明することができません。みどりが偶然秀雄の余命のことを知ってしまうのは、みどりが秀雄との結婚後のことについて話している時でした。

余命について知られた秀雄はみどりと別れようとしますが、みどりは気丈に振る舞い、秀雄の母への告白する場面などにも寄り添い、逆に献身的に秀雄に尽くしていくのでした。秀雄はみどりとの関係について悩んでいましたが、決意を固め、みどりと結婚したいと決断します。一方みどりは、自分の父に秀雄との関係について説得できないでいました。秀雄とみどりは、幼少期から通っていた教会にで、秀雄とふたりだけの挙式をあげます。

するとそこへ、みどりの父が現れます。彼はみどりと秀雄の絆を認め、結婚を認めるのでした。そんな中秀雄は、生徒たちに自分の夢であった合唱コンクールについて呼びかけます。最初は乗り気でなかった受験生たちは徐々に心を開き、クラスは二次予選まで進みます。しかし病状が悪化した秀雄はステージ上で倒れ、別の教師が指揮を引き継ぐことになりました。決勝当日、秀雄は合唱コンクールに駆けつけ、生徒たちの歌を見届けます。

大人気ドラマ「僕の生きる道」の最終回のストーリーは、一体どんなものなのでしょうか。その最終回のあらすじを見ていきましょう。余命を宣告され、懸命に生きることを誓い、自らの近い通りに生きてきた秀雄でしたが、その体はすでに限界が近づいていました。

最終回では食事もあまり摂ることが出来ず、薬で痛みを抑える日々です。しかしそれでも、秀雄のコンクールにかける生きごみは衰えていませんでした。指揮棒を新調し、秀雄はやる気を見せるのです。

時期はちょうど、受験シーズン、初め、受験シーズンなのに合唱も行うと言うことに反発していた生徒もいました。秀雄もまた、事なかれ主事を貫いてつまらない人生を送ってきた男です。

初めは万引きをした生徒に対し「将来」の大事さを説いてきた秀雄が、今はわずかな余命を前にし、今を大事にすることの大切さに気づいていました。コンクールに向けての準備を進めながらも、生徒は皆きちんと受験に合格していきます。

一方で、生徒たちが発表に向けて緊張感を高め、コンクールで決勝進出をかけた発表が始まろうとした時、秀雄はステージの上で意識を失い、倒れてしまいます。病院に運ばれた時、秀雄は呼吸停止・心肺停止の状態でした。秀雄のことをずっと支えてきた主治医の尽力あって、秀雄は一命を取り留めます。

そして秀雄が教えていた生徒たちもまた、無事決勝進出を決めました。みどりと彼女の父は、覚悟をするようにと主治医から言い聞かされます。秀雄はコンクール決勝を見たいと望みますが、医師は認めません。

しかし秀雄は、医師に黙って病院を抜け出し、生徒たちの発表を聞きに行ってしまいます。コンクールの結果は、3位でした。堂々たる結果をおさめた生徒たちは、発表を見にきていた秀雄の元に駆けつけ、「仰げば尊し」を歌います。秀雄は「余命1年と知って、それまでの28年を後悔した。

しかし今は、その28年がとても愛おしい」と言って、自分の28年を振り返りました。生徒たちの「仰げば尊し」を聞いて、秀雄はふと「すなぎも」と、みどりとの関係のきっかけになったフレーズを口にします。みどりが振り返った時、秀雄は静かに目を閉じていました。

「僕の生きる道」では、名言が多く出てきたことでも話題となりました。どんな名言があったのか、実際の名言を見ていきましょう。まずは、大変有名なこの名言から。草彅剛演じる主人公の秀雄は、常に先のことだけを考え、事なかれ主義で生きるつまらない男でした。がんを宣告されてからと言うもの、彼自身二十八年間を無為に過ごしてきたことを悔いますが、最後にはその二十八年間さえも受け入れ、愛おしく思うことが出来ます。

それと言うのも、死を前にした一年間を彼が精一杯生き、大事な人とともに一日1日を大事に過ごしたからです。続いてこちらは、秀雄の主治医が言った名言です。自暴自棄になる秀雄に対し、主治医は「勝手に死ぬ権利などない」と厳しい言葉を放ち、そして医師として秀雄を支えていく意思を明らかにします。そんな彼が言った名言は、余命わずかと宣告された秀雄の「今」を象徴するような名言となっています。

名言でもわかるドラマ「僕の生きる道」のテーマは、将来のために今があるのか、それだけでいいのか、ということです。主人公の秀雄は、当初自分が受け持つクラスの生徒がなんらかの問題を抱え、万引きをしてしまっても、彼のこれからのことしか頭になく、今の彼のことを見ようとしません。しかし秀雄地震が余命を宣告されたことにより、彼は彼自身の「今」のことを見つめ、大事にしていくようになります。

それは生徒たちにも伝わり、受験も大事なことだが、合唱にもかけてみたいと言う気持ちとなっていくのです。

ドラマ「僕の生きる道」の最終回含めた実際のネタバレ感想は、どんなものなのでしょうか。最終回含めた実際のネタバレレビューをご紹介します。こちらのネタバレ感想は、ドラマ「僕の生きる道」は最終回含め、今見ても名作であると言うネタバレ感想です。ドラマ「僕の生きる道」は、がんや余命宣告、そして今をどう生きるかと言った普遍的なテーマを扱っています。

そのため、放送後15年以上が経ってもまだ色褪せないと言うネタバレ感想は多くみられます。またこちらのネタバレ感想は、演技などが真に迫っていると言うネタバレ感想です。何よりも、草彅剛の演技は実際に死に向かっている役そのものに入り込んでいるようだと、絶賛のネタバレ感想が多くみられます。

また傍を固める大杉漣をはじめとしたキャスト陣も実力派揃いで、主役の草彅剛と秀雄と言うキャラクターの生き様を引き立てている、と言うネタバレ感想も。

いかがでしたでしょうか。2003年に大人気となった「僕の生きる道」について、話題となった最終回やドラマ中の名言、あらすじのネタバレなどを解説してきました。ドラマ「僕の生きる道」は当時も平均視聴率20%を超えるなど大ヒットをしただけでなく、今なお愛され続けている作品であると言うことがわかります。

ネタバレあらすじの面白さはもちろんのこと、ドラマ中のいろいろな名言が話題となったりしたドラマ「僕の生きる道」、ぜひ実際にご覧ください。