ラストチャンス 再生請負人のドラマあらすじをネタバレ!原作との結末の違いは?

2018年夏ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のあらすじをネタバレ紹介していきます。ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」は江上剛さんの経済小説が原作で、仲村トオルさん主演でドラマ化されました。ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のあらすじやキャストや感想、主題歌をご紹介していきます。さらに、原作小説の結末をネタバレ紹介し、ドラマ結末との違いについてもみていきます。

ラストチャンス 再生請負人のドラマあらすじをネタバレ!原作との結末の違いは?のイメージ

目次

  1. ラストチャンス 再生請負人のドラマあらすじが気になる!
  2. ラストチャンス 再生請負人のドラマキャストを紹介!
  3. ラストチャンス 再生請負人のドラマあらすじを最終回までネタバレ!
  4. ラストチャンス 再生請負人のドラマ主題歌を紹介!
  5. ラストチャンス 再生請負人の原作をネタバレ!ドラマとの結末の違いは?
  6. ラストチャンス 再生請負人のドラマを観た感想を紹介!
  7. ラストチャンス 再生請負人のネタバレまとめ!

ラストチャンス 再生請負人のドラマあらすじが気になる!

ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のあらすじをネタバレで紹介します。また、ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のキャストや主題歌、感想もみていきます。さらに、江上剛さんの原作小説の結末あらすじやドラマとの違いもご紹介します。まず、ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のキャストについてみていきます。

ラストチャンス 再生請負人:ドラマBiz:テレビ東京

ラストチャンス 再生請負人のドラマキャストを紹介!

ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のあらすじや結末をみていく前に、まず「ラストチャンス 再生請負人」のドラマキャストについてご紹介していきます。

仲村トオル(樫村徹夫役)

樫村徹夫はエリート銀行員から「デリシャス・フード」のCFOに転身し、企業再生に取り組みます。演じた仲村トオルさんは1965年生まれ、東京都大田区出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 1985-88年映画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズで主演の中間徹
  • 1986-1998年ドラマ「あぶない刑事」シリーズで町田透
  • 2004年ドラマ「黒革の手帖」安島富夫 
  • 2008年「チーム・バチスタ」シリーズで主演の白鳥圭輔
  • 2009年ドラマ「空飛ぶタイヤ」主演赤松徳郎

椎名桔平(宮内亮役)

宮内亮はちとせ銀行で樫村と同僚だったが、起業し「デリシャス・フード」の相談役に。演じた椎名桔平さんは1964年生まれ、三重県伊賀市出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 2010年映画「アウトレイジ」山王会大友組若頭 水野
  • 2010,2017年「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」橘啓輔
  • 2011年ドラマ「謎解きはディナーのあとで」風祭京一郎
  • 2013年ドラマ「刑事のまなざし」主演の夏目信人
  • 2017年ドラマ「嫌われる勇気」大文字哲人

和田正人(佐伯隆一役)

佐伯隆一は「デリシャス・フード」の若手社員で、新たにCFOになった樫村の側近になります。演じた和田正人さんは1979年生まれ、高知県土佐郡土佐町出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 2002年舞台「ミュージカル テニスの王子様」
  • 2013年朝ドラ「ごちそうさん」泉源太
  • 2016年「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」米岡光男
  • 2017年「黒革の手帖」牧野店長
  • 2017年「陸王」平瀬孝夫

大谷亮平(山本知也役)

山本知也は樫村に「デリシャス・フード」の再建を依頼してきたファンドの社長です。大谷亮平さんは1980年生まれ、大阪府吹田市出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 2011年韓国映画「神弓-KAMIYUMI-」ノガミ
  • 2014年韓国映画「バトル・オーシャン 海上決戦」ジュンサ
  • 2016年日本ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」風見涼太
  • 2017年日本ドラマ「奪い愛、冬」森山信
  • 2018年日本ドラマ「ラブリラン」鷲沢亮介

勝村政信(岸野聡役)

岸野聡は当初、結城への忠誠心から樫村と対立する「デリシャス・フード」の創設時からいる内部事情に通じた社員です。勝村政信さんは1963年生まれ、埼玉県蕨市出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 2001,2006,2014年ドラマ「HERO」シリーズで江上 達夫
  • 2005年大河ドラマ「義経」平重盛
  • 2008-10年「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズで森本忠士
  • 2012-17年ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズで加地秀樹
  • 2017年「屋根裏の恋人」西條誠

水野美紀(岡田十和子役)

岡田十和子は飲食店「十和子フード」の社長で、樫村とビジネス上で深く関わっていく美女です。水野美紀さんは1974年生まれ、三重県四日市市出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 1997-2012年ドラマ「踊る大捜査線」シリーズで柏木雪乃
  • 2015年ドラマ「37.5℃の涙」関めぐみ
  • 2017年ドラマ「奪い愛、冬」森山蘭
  • 2018年ドラマ「FINAL CUT」真崎久美子
  • 2018年ドラマ「探偵が早すぎる」橋田雅子

長谷川京子(樫村明子役)

樫村明子は樫村の妻で、選択を迷う夫の背中をそっと押す、樫村のよき理解者です。長谷川京子さんは1978年生まれ、千葉県出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 2007年ドラマ「華麗なる一族」万俵早苗
  • 2010年映画「桜田門外の変」関ふさ
  • 2014年ドラマ「ペテロの葬列」間野京子
  • 2015年ドラマ「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」矢野聡子
  • 2016年「ふれなばおちん」主演の上条夏

本田博太郎(大友勝次役)

大友勝次は元銀行員で、ジャパン・リンケージから「デリシャス・フード」に派遣された社長でした。本田博太郎さんは1951年生まれ、茨城県水戸市出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 1981-82年ドラマ「必殺仕舞人」直次郎
  • 1995-96年舞台「近松心中物語」与兵衛
  • 2001年ドラマ「茂七の事件簿 ふしぎ草紙」勝蔵
  • 2010年大河ドラマ「龍馬伝」小曽根乾堂
  • 2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」中村与太夫 

石井正則(渋川栄一郎役)

渋川栄一郎は「デリシャス・フード」の営業部長です。石井正則は1973年生まれ、神奈川県横浜市出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 1999-2006年「古畑任三郎」シリーズで西園寺守
  • 2004-05年ドラマ「銭形平次」八五郎
  • 2015年ドラマ「警視庁特捜対策室 迷宮捜査の女」荻野刑事 
  • 2015年「花燃ゆ」井上馨
  • 2017年ドラマ「おかしな刑事」主演の姉小路行人

町田啓太(杉山誠三役)

杉山誠三はちとせ銀行時代の樫村の部下だった男で、吸収合併後のちとせ菱光銀行では「デリシャス・フード」の融資担当者です。町田啓太さんは1990年生まれ、群馬県吾妻郡東吾妻町出身です。主な出演作品は次の通りです。

  • 2014年ドラマ「花子とアン」村岡郁弥
  • 2016年ドラマ「スミカスミレ 45歳若返った女」真白勇征
  • 2017年ドラマ「人は見た目が100パーセント」丸尾拓馬
  • 2018年大河ドラマ「西郷どん」小松帯刀
  • 2018年ドラマ「中学聖日記」川合勝太郎

ラストチャンス 再生請負人のドラマあらすじを最終回までネタバレ!

ここまで「ラストチャンス 再生請負人」のドラマキャストについてみてきました。ここでは、ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の1話から最終回までのあらすじや結末をご紹介していきます。

ラストチャンス 再生請負人1話のネタバレあらすじ

ちとせ銀行に務めるエリート銀行員の樫村は、順風満帆な人生を歩んでいました。しかし、ある日ちとせ銀行がライバル銀行に吸収されることになり、居心地が悪くなる予感がしました。続々と同僚がちとせ銀行去る中で、樫村は占い師に出会います。樫村は「人生の七味唐辛子をたっぷり味わうだろう」と言われます。吸収合併後、樫村は出向先で窓際仕事を押し付けられます。樫村は妻の明子に背中を押されて銀行を辞める決心をします。

銀行退職後、樫村の就活は難航しました。そんな頃、銀行員時代に取引先だった山本から連絡が来て、大手の飲食チェーン「デリシャス・フード」を買収したが、負債額が凄まじく手を焼いており、樫村にCFO(最高財務責任者)としてデリシャス・フードの隠している経営不振の理由を探ってほしいと依頼しました。樫村は求められるのが嬉しくて快諾。樫村は早々に会社に赴き、岸野という社員にデリシャス・フードの現状を聞きます。

樫村は前のオーナー、結城の高級志向が経営不振の原因だと考えますが、岸野がそれを否定し、結城は正しいと断言します。樫村は早速、岸野と意見が対立します。そこに、若手社員佐伯がやって来て、結城の問題点を指摘します。そんな中、社内で外部の人間が揉めているのが聞こえてきます。その男は「7億円返せ」と憤っていました。樫村は額の大きさに驚き、話を聞きに行こうしますが、樫村を岸野と渋川は制止します。

ラストチャンス 再生請負人2話のネタバレあらすじ

樫村は、岸野と渋川が何か隠していると気付きます。そして、前のオーナーの結城が資金繰りのため、フランチャイズ店を増加させていたことが明らかになり、営業担当のジャパンリンゲージに手数料を半分むしり取られている事実が発覚。フランチャイズ店の増加もジャパンリンゲージの言いなりだったことも明らかになりました。樫村は岸野から詳細を聞き出そうとしますが、岸野は沈黙します。

樫村と側近になった佐伯は、資料を調べ始めます。すると、フランチャイズの権利を買ったのに5件中2件しか営業していないと分かりました。営業している店に、樫村と佐伯が行くと、そこの責任者は業績不振に悩み、まともな指導も受けられなかったと憤っていました。さらに、ジャパンリンゲージが持ちかけた案件だと明らかになります。いろいろ聞いて回るうちに、樫村と佐伯は「裏取引」の事実をつかみます。
 

将来、買い取る約束をして各オーナーにフランチャイズ権を売りつけ一時凌ぎの資金調達していた裏取引の証拠を突きつけると、岸野は全てを語り始めました。資金繰りに困った結城がジャパンリンゲージに裏取引を指導され、言いなりに。各フランチャイズ店のオーナーが裏取引の資金を返せと言ってきた場合、総額で少なくとも100億必要になると言いました。額を聞いた樫村は仰天しました。

ラストチャンス 再生請負人3話のネタバレあらすじ

裏取引の正確な負債額は約130億円だと分かり、社長の大友に報告しますが、大友は逃走します。大友はジャパンリンゲージに行っていたのでした。その後、戻ってきた大友は緊急会議を開きます。会議直前、樫村は山本に全てを報告。山本は取り乱し、公表されたら株価が下落すると危惧し、樫村に誤魔化すように指示しました。緊急会議で大友は社長を辞任すると発表し、後任にジャパンリンゲージの人間を据えようとします。

しかし、山本は樫村を次期社長に推します。突然のことで驚く樫村でしたが、役員の多数がそれに賛同します。翌日、樫村は社長となり、役員たちに裏取引による巨額の負債があると報告。驚く役員たちも樫村に協力を約束します。最初対立していた岸野とも和解。行員時代の上司で今はコンサル会社を営む宮内に樫村はコンサルティングを依頼します。そして、樫村は自分の古巣に融資を頼みに行きます。

しかし、デリシャス・フードの現状を把握しているちとせ菱光銀行は断ります。宮内は樫村にフランチャイズ店を半分閉店することを助言します。現場に伝えに行くと、店員たちから批判殺到。どうにか店を再建するという店員たちの姿に心動かされる樫村。樫村は店員たちと二か月の間に業績をアップさせたら、閉店しないと約束します。店員たちは俄然やる気に。しかし、フランチャイズ店のオーナーが「金返せ」と詰め寄せていました。

ラストチャンス 再生請負人4話のネタバレあらすじ

樫村はオーナーたちの要望に応えるのが困難だと伝え、個別に対応すると約束します。これを樫村が山本に相談すると、山本はリストラを提案。宮内が山本にフランチャイズ店半分閉店案を伝えるとやり過ぎと言う一方で、樫村が各店簿に2ヶ月チャンスを与えたと告げると、考えが甘いと言うとでした。会社へ戻る際、再び占い師に遭遇し、言われるまま進むと以前からビジネス上で面識のある十和子という美人の営む飲食店に辿り着きます。

この日は樫村の息子の誕生日でしたが、樫村はすっかり忘れて十和子とビジネスの話をしながら食事を楽しみます。夜遅く帰宅すると妻の明子が不機嫌で待っており、嫌味を言います。息子は父親が多忙なのを知っているため、気にしていません。一方、社長を辞めたい大友は再就職に困り、宮内の会社を訪れました。なんとか経営の現場に返り咲きたいと画策しているようです。

宮内は大友の様子から、大友がデリシャス・フードの内部情報を言いふらさないか不安になり、樫村に気をつけろと釘を差します。樫村は以前から助言を頼んでいた十和子とフランチャイズ店の一つ、北京周天を訪れます。十和子は店員たちに名物料理を作ることを提案します。興味津々な店員たちと名物料理をどうするかについて熱く話し合っていると、宮内がばつが悪そうに店内に入ってきます。

ラストチャンス 再生請負人5話のネタバレあらすじ

宮内は即刻北京周天の閉店を進言し、店員たちを信じたい樫村に甘いと言います。その後、樫村が帰宅すると自宅前で記者に捕まり、どこから情報が流出したのかデリシャス・フードの経営不振について聞かれます。樫村が出勤すると岸野が株価の下落を報告。フランチャイズ店の1つ「モンゴルの空」の閉店情報の外部流出が原因でした。フランチャイズ店のオーナーたちを束ねる龍ヶ崎という男がオーナーたちと会社にやってきます。

龍ヶ崎は金を返してもらうために”差押え”という手段を使うつもりだと樫村たちを脅します。樫村たちは差押えを阻止するため、土下座してお願いします。そこまでされたら、龍ヶ崎たちも半年待つと言うのでした。宮内はフランチャイズ店の1つ「新潟屋」の売却を提案します。売却先も決まっており40億円ほどで売れるというので、樫村は売却先の社長の片平という男に会ってみます。樫村たちは片平を信頼し、売却を検討し始めます。

しかし、山本はさらなる株価の下落を心配し、売却を反対します。樫村は長期的に見れば株価は上昇すると山本を諭します。その後、樫村は岸野に頼んでいた片平の会社の調査結果を聞き、戸惑います。過去、片平はフランチャイズを買収した後、すぐに他に売却していました。樫村たちは宮内同席で、片平にこのことを問います。すると、片平は企業価値を高めた後、売って利益を得たと言うのでした。

フランチャイズを金儲けの道具としか考えていない片平に、樫村は「新潟屋」は売れないと断言します。片平は店に情がある樫村の甘さを嘲笑い、面子を潰された宮内は樫村の甘さに愛想を尽かします。さらに、宮内は「デリシャス・フード」のコンサルティング業務を辞めると言うのでした。落ち込む樫村を岸野たちは”正しい”と励ますのでした。しかし、宮内の存在を失ったのは大きな痛手でした。

一方、当の北京周天やモンゴルの空、新潟屋は樫村や十和子の助言もあって業績を急激に上げていました。これらの店がSNSなどで評判になり、樫村の言った通り株価が上昇しました。樫村は十和子に感謝を述べ、資金援助をお願いします。しかし突然、岸野がある人物と会わせたいと言い、飲食店に案内します。そこにいたのは、ジャパン・リンケージの言いなりに裏取引を重ね、負債を膨らませた元凶の結城でした。

ラストチャンス 再生請負人6話のネタバレあらすじ

現在は蕎麦屋を営む結城と会うのは初めての樫村は、元凶の責任を激しく追及します。一方で、結城の用事は「デリシャス・フード」を部門別に分割して負債を分散させるという提案でした。つまり、持ち株会社にして、一部を自分が買うという相談でした。良い部門だけ買い取ろうとする結城に激怒した樫村は、そんな提案は不要だ、買い取れる金があるなら貸してくれと言い、その場を後にします。岸野は樫村を追いかけ、謝ります。

その後、新潟屋を買いたいという香港の会社があると山本が報告し、樫村と佐伯、岸野は検討を始めますが、渋川が反対します。渋川は半年後の差押えを心配し、海外進出など考えられないと言います。しかし、樫村が説得し渋川も仕方なく納得します。一方、北京周天の業績が急上昇し、営業を続ける許可が出ます。

さらに、十和子から「デリシャス・フード」の援助の同意を得られ、嬉しい樫村。しかし、詳しく話を聞くと十和子は8億円で株式の55%の譲渡を要求するのでした。十和子は「デリシャス・フード」の負債も知った上で経営権を欲しがるのでした。この要求に樫村は安すぎると顔を歪ませ、会社に戻り山本に相談します。山本も十和子に足元を見られたと悔しがります。一方、佐伯は渋川の怪しげな動きを察知します。

樫村は宮内から連絡を受け、宮内の会社に行きます。そこには大友がいて、宮内の会社の専務に就任するというのでした。飲食業に関心のある男を紹介するという大友でしたが、樫村は大友に不信感を抱きます。その後、この話を山本に報告すると、山本も大友を警戒しつつ安く買い叩こうとする十和子よりはマシだと思いました。樫村が帰宅すると、以前の記者が今度は「デリシャス・フード」の巨額の負債について尋ねてきました。

樫村は山本を十和子と会わせます。早々に十和子に好印象を持つ山本でしたが、お互いに8億円という金額は譲れないのでした。その後、山本と十和子は二人で話すと言い、樫村は一人で帰ります。その途中、また占い師に遭遇し、運が向いてきたが女に気を付けろと言われるのでした。その後岸野から、龍ヶ崎が”差押え”を行ったという連絡が入り、山本に電話して急いで会社に向かいます。樫村は山本に4億円の支度をお願いします。

山本はどうにか工面すると言います。そして樫村は岸野から詳細を聞いていたところに、龍ヶ崎がやってきます。龍ヶ崎は海外進出を聞きつけ、そんな金があるなら自分たちに金を返せと思ったのでした。樫村は差押えを止めさせるために、龍ヶ崎に即座に4億円の支払うのでオーナーたちのまとめ役を手数料ありで引き受けてほしいと頼みました。後者は龍ヶ崎の面子を保つためです。条件を呑んだ龍ヶ崎はすぐに差押えの解除を行いました。

その後、樫村がメインバンクに行くと宮内と大友もいました。銀行は「デリシャス・フード」が龍ヶ崎の会社に借金があるのを快く思っていませんでした。そして、樫村は宮内と大友が「デリシャス・フード」を分割して売ることを銀行に入れ知恵し、債権回収を考える銀行も了承していることを知ります。徹底拒否する樫村に対し、元樫村の部下の杉山はこれは命令だと言います。

杉山の言い方に激怒する樫村を杉山の上司に杉山の言い方を謝罪し、改めてこれは銀行のノルマであり決定事項だと告げます。すると、樫村は十和子と話を進めているため、十和子フードとの競合になると言い返します。しかし、それを聞いた宮内は十和子のバックには結城がついていると樫村に教えるのでした。

ラストチャンス 再生請負人7話のネタバレあらすじ

宮内は、十和子と結城は旧知の仲で、結城は十和子を操っており、樫村は騙されてるのでは?と言います。衝撃を受け、会社に戻った樫村は山本と岸野に話しますが、岸野でさえも十和子と結城の関係は知りませんでした。さらに、龍ヶ崎に海外進出の情報漏洩をしたのは渋川だと自己申告してきました。山本は解雇すべきと言いますが、樫村は軽い口頭注意で済ませました。樫村は十和子の店へ赴き、十和子に直に結城との関係を尋ねます。

十和子は飲食店を経営する者同士知り合って意気投合したこと。結城は十和子にとって師匠のような存在だということ、を教えてくれました。十和子は自分が「デリシャス・フード」を買収し、立て直せたら結城を呼び戻すつもりだと言います。しかし、まだ結城にはその話はしていないとも。会社に戻り、樫村が岸野にそのことを話すと岸野も合点がいきます。

一方、渋川が辞表を出します。樫村と岸野は引き留めますが、決心は固く、再就職先も決まっていると言います。また、龍ヶ崎の件ではなく、先行き不透明だから辞めるのだと言い残し会社を去りました。樫村は自分の情けなさを痛感。その後、樫村は宮内と大友のもとへ出向き、会社の分割を断固拒否する旨を伝えます。樫村は会社を買い取る予定の小沢という男と話がしたい言いますが、屁理屈をこねてうまくあしらわれてしまいます。

樫村は宮内に資料をもらい、帰宅。資料に目を通していると何かを思いつき、レジュメを作ります。翌日、それを岸野と佐伯に見せます。樫村の案は、会社を存続させるために会社を分割したうえで、各代表にはデリシャス・フードの人間を据えるというものでした。代表になるかもしれない岸野と佐伯は驚きますが、前向きに検討することになりました。樫村は結城の蕎麦屋に客として行きます。

結城の美味しい蕎麦から彼の飲食に対する愛情を感じ取ります。そしてその足で、十和子にも自分の分割案を報せに行きます。この案は結城の考えがもとになっており、社員を想っての案だということ。十和子には資本業務提携をお願いすること、を伝えると十和子も賛同してくれました。樫村はよく考えた結果、デリシャス・フードの立て直しには飲食を心から想っている結城や十和子のような人間が必要不可欠だと思ったのでした。

樫村は山本に自分の分割案と十和子のことを報告。8億という安さが引っ掛かる山本は、小沢ならもっと高く買ってくれるかもと言い、樫村に直接小沢に会いに行くように指示します。伊坂商事の小沢と会った樫村は、小沢が大友を信じていないことが分かり、大友への疑念を深めます。さらに、小沢は誠実な樫村と仕事がしたいと言いました。

樫村は銀行と宮内と大友を呼び出し、自分の分割案を報告。大友は自分の思い通りに事が運ぶと上機嫌ですが、小沢に直接会ったことを告げると顔色が変わります。小沢に信用されていないと分かっている大友は、樫村に合わせたくなかったのでした。それを聞いた宮内は大友を見限りました。これを受けて、杉山ら銀行側も樫村に土下座で謝罪。宮内の会社の専務、大友の責任をとって宮内はこの話から身を引くことになりました。

樫村と岸野は、十和子と小沢と話し合い、十和子がデリシャス・フードの55%の株を、小沢が十和子の会社の20%の株を持つことになりました。しかし、樫村が帰宅すると、デリシャス・フードの巨額の負債がネット上でニュースになっていました。次にドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の最終回あらすじや結末をご紹介していきます。

ラストチャンス 再生請負人8話のネタバレあらすじ

株価暴落イメージ

デリシャス・フードのニュースを受け、株価は急落します。この苦境を乗り越えるために樫村は、資金援助してくれる十和子フードへの筆頭株主である山本の株の売却と、伊坂商事の小沢との資本提携を急ぎます。しかし、小沢が見当たりません。実は小沢は資本提携などせず、「デリシャス・フード」を買収しようと裏で画策していたのです。

姿を現した小沢は「デリシャス・フード」を買収すると言います。それを受け、銀行に十和子フードだけでは「デリシャス・フード」を援助しきれないと指摘され、新潟屋の売却を決めます。売却先として再びカタヒラ食品の片平に話をしに行きますが、すでに別の店を買収するからと断られます。他を探そうと言う宮内に対し、樫村は片平に売りたいと譲らず企業価値が高まれば片平が買ってくれるかもと考えます。

香港も視野に入れ始めた樫村。一方、山本は小沢に売るより他に道はないと考えていました。半ば諦めていた樫村のもとに、香港のウオンと山本から連絡が来ました。それはカタヒラ食品との業務提携が成功したという報告でした。デリシャス・フードの立て直しの道筋をつけ、すべてやり終えた樫村は、デリシャス・フードを去ることを決意しました。

そして、新社長に十和子を据え、結城も呼び戻して共にデリシャス・フードを盛り立てていくことになりました。会社を去る前に自分の荷物を整理していたら急に呼ばれ、指定された店に駆け付けます。すると、真っ暗だった店内に電気がつきます。樫村は、社員全員から拍手で送り出され、妻や娘、息子から花束を受け取るのでした。

ラストチャンス 再生請負人のドラマ主題歌を紹介!

ここまで、ドラマ「ラストチャンス」の1話から最終回までのあらすじや結末についてみてきました。怒涛の展開や感動の結末だったのではないでしょうか?ここでは、ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の主題歌についてご紹介します。

ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の主題歌やドラマ内の音楽を担当したのは、村野崇継さんです。

  • 主題歌:「Starting over」
  • 劇場中音楽:「Innocent blue」
この2曲はアルバム「青き海辺のカタルシス」が2018年8月22日に発売されました。

ラストチャンス 再生請負人の原作をネタバレ!ドラマとの結末の違いは?

ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の原作小説は、2011年に発売された江上剛さんの経済小説「ラストチャンス 再生請負人」です。

  • 2011年 小説誌「問題小説」に「人生、七味とうがらし」というタイトルで掲載
  • 2011年12月31日 タイトルを「人生に七味あり」に変更して単行本を発売
  • 2018年4月13日 タイトルを「ラストチャンス 再生請負人」に再度変更して文庫本発売
  • 2018年7月~9月 テレビ東京系列で「ラストチャンス 再生請負人」がドラマ化

ラストチャンス 再生請負人の原作の結末とドラマ結末の違いは?

ここまで、ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のあらすじや結末、キャスト、主題歌についてみてきました。次に原作小説「ラストチャンス 再生請負人」の結末をネタバレ紹介します。ドラマの結末と原作小説の間に違いはあるのでしょうか?

樫村は会社の分割を発案し、十和子と結城の「デリシャス・フード」の経営への加入を提案します。了承した十和子と業務提携を結び、8億円で株の55%を譲渡。結城の新規事業を興す力を信じて、経営に呼び戻しました。新聞でこれを知った宮内と大友が苦情を言いに来ますが、樫村は大友の虚偽を指摘。知らなかった宮内は、たじろぐ大友を責め立てるのでした。

樫村は記者会見を開き、自分の社長辞任を発表します。会見後、会社で私物を片付けていると部下から電話を受け、社員みんなと立て直した店に呼ばれます。そこに駆け付けると、共に頑張ってきた社員たちや樫村の家族が勢ぞろいしており、みんなに感謝されて、花束を渡されるのでした。

花束(Congratulations!)

原作小説「ラストチャンス 再生請負人」の結末は概ねドラマと同じで、ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の結末との大きな違いはありませんでした。

ラストチャンス 再生請負人のドラマを観た感想を紹介!

「ラストチャンス 再生請負人」のドラマ結末の感想をネタバレで見ていくと、デリシャス・フードが業務提携を結ぶという結末で、樫村が「諦めなければチャンスは何度もある」と実感するシーンや、話題の豪華キャスト、ドラマ自体とても良かったという感想です。

結局、ビジネスで大事なのは「誠実さ」と「信頼」だということがよく分かるドラマだったという感想です。また、敵に囲まれた状況でも奮闘する主人公、樫村の姿や、銀行のリアルな姿が良かったという感想です。

どん底から企業を再生していくストーリーから、人生と重ねて多くのことを学んだという感想です。また、名言にも感動したそうです。

ラストチャンス 再生請負人のネタバレまとめ!

いかがでしたか?ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」のあらすじや結末をネタバレ紹介してきました。また、ドラマキャストや主題歌、感想についてもみてきました。さらに、原作小説の結末も紹介し、ドラマとの違いを探りましたが、大きな違いはありませんでした。この記事をきっかけにドラマ「ラストチャンス 再生請負人」に興味を持って頂ければ幸いです。

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