マイガールは相葉雅紀の初主演ドラマ！あらすじ・感想や主題歌は？

ドラマ『マイガール』は嵐の相葉雅紀さん主演で2009年10月から12月までテレビ朝日で放送されました。佐原ミズ先生の原作漫画を実写ドラマ化した『マイガール』のキャスト陣、嵐が担当する『マイガール』の主題歌、あらすじなど情報満載でお届けいたします。ご覧になった方もそうでない方も是非最後までお付き合いください。

原作漫画の『マイガール』は佐原ミズ先生により「週刊コミックバンチ」で2006年6月から2010年9月まで連載されていました。マイガールのコミックは全5巻で温かみのある絵柄とストーリーで心がほっこりとする作品となっています。『マイガール』はドラマと原作では設定やストーリーも少し違いますので気になる方は漫画版『マイガール』の方もチェックしてみてください。

ドラマ版『マイガール』はテレビ朝日で2009年10月9日から12月11日まで金曜深夜に放送されていました。マイガールの原作の設定を一部変更し、オリジナルの脚本・キャラクターが登場していました。相葉雅紀さんが主演を務め、マイガールの平均視聴率は8.82%、『マイガール』最終回には嵐の櫻井翔さんも出演し話題となりました。また嵐が担当する主題歌「マイガール」も人気曲になっています。

ドラマ版『マイガール』で主演を務める相葉雅紀さんが演じた笠間正宗とはどのような人物なのでしょうか？正宗はプロのカメラマンを目指すアシスタントで高校時代に分かれてしまった陽子を忘れられずに日々を過ごしていました。ある日突然、陽子の訃報と共に自分の子供であるコハルと一緒に暮らすことになります。

ドラマ『マイガール』の主演・相葉雅紀さんはアイドルグループ嵐のメンバーで、ベストジーニストでは殿堂入り、ベストカラアゲニストとしても知られています。音楽として活動する以外にも、俳優業や司会進行など幅広く活躍しています。1999年11月3日にCDデビュー、2004年には『天才!志村どうぶつ園』でレギュラー出演を果たします。2013年にはテレビ朝日『相葉マナブ』の冠番組を持ちます。

俳優としては今回の『マイガール』で連続ドラマ初主演を果たし、映画では2014年の『デビクロくんの恋と魔法』で映画初主演を務めました。また『マイガール』では嵐として主題歌も担当しています。相葉雅紀さんの主なドラマ出演作品は『バーテンダー』、『三毛猫ホームズの推理』、『貴族探偵』、『ようこそ、わが家へ』、『僕とシッポと神楽坂』などがあり舞台にも出演しています。

相葉雅紀さんが主演を務めるドラマ『マイガール』の人物相関図を見ていきましょう！相葉雅紀さんが演じる笠間正宗とコハルを取り巻く人物は、最初は父親として不安を覚えながらも徐々に一生懸命頑張る正宗を応援していきます。ドラマ『マイガール』を観て正宗とコハルの関係に心がほっこりとした視聴者も多かったのではないでしょうか。

ドラマ『マイガール』の塚本陽子を演じるのは優香さんです。1997年にスカウトされ、グラビアアイドルとしてデビューします。1999年にジョージアのCMでブレイクして以降、女優業にシフトチェンジしていきます。ドラマ版マイガール以外の主な出演作品は、大河ドラマ『新選組!』でヒロインに抜擢、『輪廻』、『本日は大安なり』で主演を務める他、バラエティーや『王様のブランチ』などで司会も担当していました。

ドラマ『マイガール』の笠間コハルを演じるのは石井萌々果さんです。2003年に赤ちゃんモデルからスタートし、コハルの演技で日刊スポーツ・ドラマグランプリで助演女優賞を受賞します。ドラマ版マイガール以外の主なドラマ出演作品は『桜蘭高校ホスト部』の藤岡ハルヒの幼少期役、『時をかける少女』などの作品に出演しています。

ドラマ『マイガール』の保育士の柴田友哉を演じているのは村上信五さんです。関ジャニ∞のキーボーディストとして活躍しながらも数多くの司会番組を持っています。FIFAワールドカップではプレゼンターを務めています。『ありえへん∞世界』、『月曜から夜ふかし』、『FNS27時間テレビ』などで活躍しています。またマイガール以外のドラマ作品では『ありがとう、オカン』、『ハクション大魔王』などに出演しています。

ドラマ『マイガール』の写真スタジオマネージャーの林弘和を演じているのは北村有起哉さんです。1998年映画『カンゾー先生』でデビュー、舞台・テレビドラマで活躍しています。ドラマ版マイガール以外の主な出演作品は『響-HIBIKI-』の鬼島仁役、NHK大河ドラマ『西郷どん』の大山格之助役、『怪盗 山猫』の藤堂健一郎役、『アンナチュラル』の宍戸理一役などがあります。

ドラマ『マイガール』の正宗のはとこの瀬山高志を演じているのは山崎樹範(やまざき しげのり)さんです。1995年から劇団に参加し当初は斬られ役などの端役が多かったようです。ドラマ版マイガール以外の主な出演作品は『天体観測』の長谷川健太役、『Dr.コトー診療所』シリーズの三上新一役、『半分、青い。』の南村徹司役などの出演作があります。

ドラマ『マイガール』のシングルマザーの片桐はるかを演じるのは平岩紙さんです。本名は加奈ですが肌が紙のように白いため松尾スズキさんにより「紙」と命名されました。2000年にミュージカルでデビューし数々の作品に出演しています。ドラマ版マイガール以外の主な出演作品は朝の連続テレビドラマ『とと姉ちゃん』森田照代役、『ブラックスキャンダル』の花園由裕子役、『結婚相手は抽選で』の花村早苗役などがあります。

ドラマ『マイガール』の正宗の母親・光代を演じたのは室井滋さんです。1981年、『風の歌を聴け』で映画デビュー、1987年に歌手デビュー、女優としてはもちろんナレーターとしても活躍しています。ドラマ版マイガール以外の主な出演作品は『居酒屋ゆうれい』では日本アカデミー賞最優秀女優賞、『やっぱり猫が好き』、『黒川の手帖』などの作品に出演しています。

カメラアシスタントとして働く笠間正宗(演-相葉雅紀)は海外留学をしている恋人の塚本陽子がいましたが、手紙を書くも返信はなく音信不通状態が続いていました。そんな時、陽子の訃報の知らせが届きあまりにも突然の出来事に動揺を隠せない正宗は彼女との思い出が詰まった桜の木へ足を運びます。そこには木に引っかかった糸電話を取ろうとする女の子がいました。そしてその子は正宗にこう言います。

「ママが教えてくれました。正宗くんがコハルのパパだって」目の前にいる女の子は陽子と自分の子どもという事実に困惑していたところ陽子の母親が目の前に現れ、陽子の事故の手続きのためコハルを1日だけ預かってほしいと言われ預かることになります。オロオロする正宗の前に職場の先輩が現れ、ミスが発覚し撮影ができないことを告げられます。正宗はコハルに公園で待つように言い残し慌てて行ってしまいます。

そんな時、雨が降り濡れながらも公園で待つコハルにシングルマザーの片桐はるか(演-平岩紙)が声を掛けますが頑なに動こうとしません。そこへ仕事を終えた正宗が現れ、はるかが叱咤しますが「僕は父親じゃない」とコハルを傷つける言葉を吐いてしまいます。雨に打たれたコハルは病院に運ばれてしまい、駆け付けた陽子の母により自分が育てると連れて帰ることになります。

翌朝、陽子の母が置いていった手紙の束を発見し読み始めるとそこには知ることのなかった陽子の想いが綴られていました。陽子はコハルを怖いながらも正宗の未来のために一人で産む決意をしていたのです。その時、コハルがいなくなったと連絡が入り、正宗は思い立ち桜の木へ向かいます。そこにはコハルがおり、正宗は「一緒に暮らしてみませんか」と大きな決断を下します。

正宗とコハルとの生活がスタートしましたが、保育園以外の周りには内緒にしていました。仕事も忙しくなり、コハルを1人にする時間が長くなり彼女も不安を感じていますが気丈に振舞います。ある時、コハルは陽子の話をしますが寂しさのあまり途中で話を折ってしまいます。そして深夜まで父親を待つコハルは保育園では居眠りを繰り返し、保育士の柴田友哉(演-村上信五)に親の自覚がないと正宗は怒られてしまいます。

ある日大家さんにコハルを見られてしまいますが、子ども嫌いの大家の夫には内緒で時々面倒を見てくれることになり徐々に悩みを吐き出していきます。進言されたよう接すると互いに「陽子(ママ)に会いたい」と涙をこぼし抱き合います。やっと心が通い始めた2人は正宗の仕事がきっかけでコハルをスタジオに連れて行くことになります。自分の娘としてみんなに紹介し、やっと父と娘としての1歩を踏み出します。

オムライスが食べたいと言われ、自分の母の味を思い出すもコハルの存在を明かすことができないでいました。しかし、自転車ショップの店員で仲良しのはとこ・瀬山高志(演-山﨑樹範)から存在が明るみに出てしまいます。もちろん、母の光代(演-室井滋)は猛反対しコハルを実家に連れて行こうとしますが、正宗はコハルが描いた絵を見て2人で暮らしていく決意を固めます。

翌日、母親からオムライスを教わる正宗は母親の隠された愛情に気付かされます。玉ねぎが嫌いだった正宗は、オムライスにすりおろした玉ねぎとソースで匂いを消す工夫がされていることを知ります。しいたけ嫌いなコハルのために自分の同じようなことができるだろうかと、そんなことを想いながらコハルをそっと見守るのでした。

保育士に怒られる日々が続くも、一生懸命パパになろうと頑張る正宗はコハルに自転車をプレゼントします。しかし上手く乗れずに転倒し、怪我をしてしまいます。ところが、保育園に連れて行くと友哉から一方的に責められ、正宗は父親として不甲斐ないと落ち込みますが友哉には人には言えない悩みがあったのでした。友哉は20歳のときに結婚し、祐介という子を授かりますが家庭を顧みず遊び歩いていました。

愛想をつかした妻は出て行ってしまい離婚をすることになってしまいます。その時の罪悪感をぬぐい切れず保育士になり仕事をしていました。ある日、元妻から再婚すると連絡が入り父親を名乗らないことを条件に祐介に会えることになります。正宗とコハルにも一緒に来てもらい、自転車に乗れない祐介に教えることになります。父親を名乗れずとも懸命に教える姿勢に感銘を受けた正宗は父親になれるよう決意しました。

同僚の写真が入選し、前向きに進む姿を見て自信がなくなり複雑な心境になる正宗。心配をかけないようにコハルに接しますが何故かコハルは不機嫌になり黙々とお泊り保育の準備を始めます。そんな時、スタジオのマネージャー林の妻が現れ林家にお邪魔することになってしまいます。かつて写真に情熱を注いでいましたが、多忙の妻と子どものためにカメラマンの道を諦め家事を受け持つことを決めたのだと言います。

一方、コハルは隠し事をする正宗に対して不機嫌になっていたと友哉から聞かされます。しかし、道筋がしっかりとしておらず本音で話すことができないでいました。また林家の妻の香港への転勤話があり一度は断ろうとしましたが、林の想いを受け止め香港へ行く決意を固めます。林家の様子を見たコハルは正宗が仕事をしている姿が好きだと言います。自然と笑顔になる2人は新たな道に向けて前進していくのでした。

カメラマンを目指して奮闘する正宗に町内会で行われる相撲大会に出るようにコハルにせがまれますが、苦手な正宗は出場をためらいコハルをがっかりさせてしまいます。その頃、高志は高校時代から片思い中の倉田菜摘と再会し田口と結婚することを告げられます。そんな矢先、田口が別の女性と歩いているところを目撃し菜摘に伝えるも結婚をやめようとはしません。

正宗に、結婚式を壊してでも菜摘を守りたいことを相談しますが否定され「逃げてるんじゃないのか」と言い放たれます。この言葉が深く胸に突き刺さり相撲大会への出場を決めた正宗、そして高志は式前に婚約破棄をした菜摘に想いを伝えるも玉砕してしまいます。こうして長かった片思いに終止符が打たれます。その頃、正宗の相撲大会は1回戦敗退とかっこ悪い姿でしたが、コハルの目にはとてもかっこよく映っていました。

コハルのおかげで世界が広がり始めた正宗は、陽子の母から自分の幸せも考えるように言われます。その頃、シングルマザーのはるかの会社が倒産し職を失ってしまいます。このままだと親権も取られてしまうことを正宗に相談します。はるかの息子・新太を話し合いの間預かるなど協力し、はるかはどうにか会社の最終面接にこぎつけることに成功しますが、前夫の母が新太のことで直談判にやって来ます。

いろいろと罵倒され、面接に行く足をも止めてしまうほど深く傷つくはるかでしたが、正宗が親身にアドバイスし励まします。そんな中、正宗の誕生日がやってくるとコハルは部屋中に手作りの物を飾り正宗を出迎えます。その姿を見た正宗はコハルそして陽子への想いを再認識します。恋心を抱き始めていたはるかはその様子を見て自分の気持に蓋をしたのでした。再就職先が決まったはるかは新太との絆を深め新たなスタートを切りました。

コハルを引き取ったことで母・光代とは言い争いをして以来連絡を絶っていました。そんな時に陽子の母から連絡があり正宗の両親に挨拶したいといいます。母と連絡を絶っているため父親に間に入ってもらいますが納得のいかない様子でした。一方、コハルはお遊戯会で主役の座をジャンケンで勝ち練習していたものの、親友の衣装を引きちぎる事件が発生してしまいます。しかしコハルは悪くないの一点張りです。

しかも、コハルは翌日保育園を休むと言い出し仕方なく光代に頼むことにします。認めていなかった光代ですがコハルを看病する内に正宗が父親として頑張っていることをしり涙を流します。その後コハルは親友にママがいないこと、正宗が縫った衣装の飾りを変だと言われたことが原因で引きちぎったことが判明します。正宗はコハルの気持ちが分かるものの親友にきちんと謝るように言いますが断固拒否します。

そんなコハルに陽子のように相手を思いやる心を持ってほしいと言いました。お遊戯会当日、シンデレラは親友に譲り脇役として出演し進行していきましたが、途中舞台の事故で親友が着替えているところが見えてしまう事態に陥ります。そんな親友を助けるためにコハルは助けようと必死になり無事に舞台は終了します。上演後2人は仲直り、光代も正宗の幸せを応援し和解したのでした。

コハルが小学校入学を控えランドセルを購入する正宗とコハルは大家の入院が心配なものの幸せな毎日を過ごしていました。また写真コンクールで入賞する出来事もあり最終審査に向けて前に進みます。課題は「最後に撮りたい風景」でそれを聞いたコハルは陽子の通っていた小学校へ足を運び「ここに通いたい」と言い出します。コハルの願いは叶えたいと同時にそれは自分のカメラマンの夢を諦めることに繋がります。

友哉にも報告しますが「パパは仕事を辞めるのか？」と問われ自分の言ったことの重大さに気付きます。コハルも正宗も苦悩したまま最終審査を迎えます。そんな時に大家の容体が急変し、大家の夫と共に車いすを押すのを手伝いどうにか容体は安定します。そして「最後に撮りたい風景」の答えを見つけた正宗は最終審査を破棄し、林にしごとを辞めさせてくださいと言ったのでした。

正宗はコハルと一緒に静岡に行く決意をします。コハルには写真を撮ると言いますが、内心は安定した就職先を探そうとしていました。そんな矢先に、カメラマンとしてのチャンスが舞い降ります。しかしそのためにはコハルと離れしかも数年は日本に帰ることができません。話を断り、週末はコハルの入学金のためにお金を実家に借りにいくと「悔いがないように生きてほしい」と光代から告げられます。

それを聞いたコハルに写真を辞めるのかと問われ、本心を語れない正宗にコハルには通用しませんでした。後日、保育園でお別れ会が開かれますが突然、静岡にはいかないとコハルが言い出します。その矢先、陽子が綴った文章を見つけるとコハルに本音をぶつけたのでした。正宗の決断にコハルを喜び、2人は離れ離れになります。数年後、新人写真家としてデビューした正宗は桜の木の下にいるコハルを迎えに行ったのでした。

ドラマ『マイガール』の主題歌を担当しているのは、主演の相葉雅紀さんが所属する男性アイドルグループ嵐です。2009年11月11日に発売され週刊オリコンランキングでは1位に輝き17.8万枚のセールスを記録しました。ダブル・プラチナに認定されています。B面は大野智さんが主演を務めた『0号室の客』の主題歌『時計じかけのアンブレラ』、もう1曲は『スーパーフレッシュ』となっています。

ドラマ『マイガール』の主題歌を担当する嵐は、大野智さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんによるアイドルグループです。1999年9月15日に結成、CDデビューは11月3日です。2018年10月24日までに56枚のシングルをリリースしており、嵐のメンバーが出演するドラマでは主題歌を担当することが多いです、世代を超えて愛されている国民的アイドルであり、知名度は非常に高いものとなっています。

ドラマ『マイガール』を観た方は原作マイガールとの違いに違和感があり残念に思ったものの、ドラマ『マイガール』を最終回まで観ると正宗とコハルの成長がしっかりまとまっていて良かったという意見が多かったです。また嵐が歌う主題歌『マイガール』が作品にピッタリだったようです。また作品や主題歌だけでなくコハルの可愛さに心打たれた方もいたようです。

ドラマ『マイガール』のあらすじや主演・相葉雅紀さん、ドラマ主題歌「マイガール」を歌う嵐について紹介しましたがいかがでしたでしょうか？ドラマの内容とドラマ主題歌「マイガール」が合っており心温まる作品となっています。ドラマ『マイガール』をご覧になっていない方はこの機会にチェックしてみましょう！