地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストと感想!ひどいと話題?【関ジャニ丸山】

1990年代後半ジャンプ看板漫画として『るろうに剣心』と共に人気を博した『地獄先生ぬ〜べ〜』、まさかの実写ドラマが関ジャニ丸山その他豪華キャストで実現されましたが、キャスト構成や脚本のひどいと原作ファンからは怒りが噴出!?情報公開当初から不安視され、そして放送後はあまりにひどいと話題騒然となった実写ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』。一体何がどうひどいのか、キャスト、あらすじ、そして実際に見た視聴者の感想などを紹介していきます!

地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストと感想!ひどいと話題?【関ジャニ丸山】のイメージ

目次

  1. 地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストと感想が気になる!
  2. 地獄先生ぬ〜べ〜とは?
  3. 地獄先生ぬ〜べ〜のドラマ主題歌を紹介!
  4. 地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストを紹介!
  5. 地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマのあらすじをネタバレ!
  6. 地獄先生ぬ〜べ〜がひどいといわれる理由を考察!感想や評価も紹介!
  7. 地獄先生ぬ〜べ〜は面白いという感想や評価を紹介!
  8. 地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストと感想まとめ!

地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストと感想が気になる!

2014年日テレ土曜ドラマ枠で、週刊少年ジャンプの名作漫画『地獄先生ぬ〜べ〜』の実写ドラマが放送されました。名作漫画なだけに原作ファンからの期待値は高く、キャスト公開当初からひどいという声が多かったものの、実際放送が始まると期待以上にひどいということで話題になりました。

そんなドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』のキャストやあらすじ感想について、一体何がどうひどいのか、評価された部分はあったのかを紹介していきます。

地獄先生ぬ~べ~|日本テレビ - 日テレ

地獄先生ぬ〜べ〜とは?

『地獄先生ぬ〜べ〜』とは、霊能力を持つ小学校教師鵺野鳴介が生徒たちを守るため妖怪や悪霊を退治する学園アクションファンタジーです。主人公の鵺野鳴介は左手に鬼の力を封じた「鬼の手」を持ち、その鬼の力を用いることによって、妖怪や悪霊を倒したり、霊の心を読み取ったり、また気を送り込み傷を癒したりすることができます。普段は霊能力を30%ほどしか使えませんが、生徒の危機となると100%の力を発揮します。

地獄先生ぬ〜べ〜の原作とは?

『地獄先生ぬ〜べ〜』は1993年から1999年にかけて、週刊少年ジャンプで原作真倉翔さん作画岡野剛さんのコンビで連載された漫画です。怪談、都市伝説、ラブコメ、下ネタ、教育といった様々なジャンルを織り交ぜたバラエティー豊かな展開で、老若男女問わず支持されるジャンプの看板漫画として人気を博しました。

地獄先生ぬ〜べ〜のドラマ基本情報

『地獄先生ぬ〜べ〜』の実写ドラマは主演の関ジャニ∞丸山隆平さんをはじめ、桐谷美玲さんや速水もこみちさんといった人気俳優をキャスティングし話題になりました。舞台設定が小学校から高校へと変更されたため、鵺野は国語教師、律子先生は化学教師と、担当教科が決められたり、また玉藻は保健教師ではなく家庭科教師になるなど、ドラマ独特の設定がされています。

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地獄先生ぬ〜べ〜のドラマ主題歌を紹介!

ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』の主題歌は関ジャニ∞の「がむしゃら行進曲」です。アップテンポで明るい前向きな歌詞が印象的な応援ソングとなっています。MVもドラマに合わせてか関ジャニ∞のメンバーが学校の先生という設定で、教師に扮したメンバーが学校内を学生たちと踊りながら駆け抜けていくというものになっています。

また振り付けも覚えやすく大人数でできるうえ、歌詞も明るい応援ソングなので、学園祭や結婚式の出し物で真似して踊る人もいるようです。

地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストを紹介!

実写ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』でひどいと非難されつつも話題を集めたその注目のキャストを一部紹介していきます。

実写キャスト:丸山隆平/鵺野鳴介

主人公鵺野鳴介を演じたのは関ジャニ∞の丸山隆平さん。アイドルとしてバンドで歌とベースを担当しつつ、俳優や情報番組のMCをやるなど様々なシーンで活躍されています。ヘタレキャラで茶目っ気がありながらも、周囲を気遣う優しい性格で知られています。

ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』のプロデューサー戸田さんは、ぬ〜べ〜は残念な部分がありつつも、カッコいい一面もある、そんなギャップが魅力であり、それを表現するのに丸山さんが適役だったと言っています。また本人は原作の大ファンであり、キャスティングが決まった時は大興奮で、原作のどの話をやるのか、あの妖怪は出るのかとプロデューサーに詰め寄っていたそうです。

実写キャスト:桐谷美玲/高橋律子

学園のマドンナ律子先生を演じるのはモデル出身の女優の桐谷美玲さん。アメリカ映画サイトが毎年公表するランキング「世界で最も美しい顔100人」で日本人最高位の8位に輝く美貌を持ち、数々のドラマや映画で活躍されています。また女優業をこなしながらフェリス女学院大学文学部を卒業するなど頭脳明晰でもあり、ニュース番組でキャスターも務めていました。

実写キャスト:速水もこみち/玉藻京介

童守高校の家庭科教師であり、実体は400歳を超える妖狐である玉藻を演じるのは俳優の速水もこみちさん。料理上手で知られており、2011年から情報番組「ZIP!」で「MOCO'Sキッチン」という料理コーナーをしています。オリーブオイルをこよなく愛しており、番組内でも多用することから、その様子をネタにされることが多いようです。詳しくは後述しますが、ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』でもそのネタを見ることができます。

実写キャスト:知英/ゆきめ

ぬ〜べ〜に好意を寄せ、フィアンセを自称する妖怪ゆきめを演じるのは、韓国出身の女優知英さん。人気グループKARAの元メンバーであり、現在は日本の芸能事務所に所属しドラマや映画など多方面で活躍されています。語学が堪能で韓国語と日本語のほかに英語、中国語が話せます。また日本語は日本人ですら難しいと言われる日本語能力試験最上位のN1に合格しており、台本もすらすら読むことができるそうです。

実写キャスト:山本美月/葉月いずな

霊能力を使って金儲けをしようとし、何かとトラブルを起こすイタコギャルいずなを演じるのはモデル出身の女優山本美月さん。柔らかな笑顔と少女を感じさせる雰囲気で"うさぎ系OL"のイメージとして雑誌「CanCan」で活躍。抜群の美貌とプロポーションを持ちながら、明治大学農学部で食虫植物を研究していたというギャップも持ち合わせています。またアニメコスプレが趣味で、そのクオリティはネットでも高く評価されています。

実写キャスト:優香/美奈子先生

ぬ〜べ〜の左手に覇鬼を封印したぬ〜べ〜の恩師、美奈子先生を演じるのはマルチタレントの優香さん。グラビアアイドル出身で、「志村けんのバカ殿御殿」で長年コントに参加し、また番組司会をこなすなどマルチな活動で知られています。女優としても高い評価を得ている優香さんは、今回のドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』では友情出演という形で出演しています。

実写キャスト:坂上忍/覇鬼

ぬ〜べ〜の左手に封印された赤鬼覇鬼を演じるのはマルチタレントの坂上忍さん。天才子役として幼少期から芸能界で活躍し、年齢=芸歴と言っても過言ではない坂上さん。俳優業のほか演出家や監督、司会者、コメンテーター、エッセイスト、ロック歌手としても活動しており、様々な分野で多彩な才能を披露しています。また毒舌なキャラクターでも知られており、情報番組「バイキング」では連日その毒舌を見ることができます。

実写キャスト:山田涼介/絶鬼

覇鬼の弟である青鬼絶鬼を演じるのはHey!Say!JUMPの山田涼介さん。グループでは王子様キャラとしてクールな立ち振る舞いをすることが多く、ジャニーズの中でも熱烈なファンが多いことで有名です。俳優としてドラマや映画で精力的に活動しており、中性的な整った顔立ちで漫画やアニメの実写版を演じることが多いです。

地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマのあらすじをネタバレ!

1話:新しく赴任してきた新任教師

童守高校に新任教師として主人公の鵺野鳴介が新しく赴任してきます。学園のマドンナ、化学教師の律子(桐谷美玲)をさっそく口説きますが、彼女は鵺野と同じく新しく赴任してきたハンサムでキザな家庭科教師玉藻(速水もこみち)に夢中です。同じ新任なのに玉藻と鵺野では激しく人気の差があるのでした。

鵺野のクラスの生徒、法子(水谷果穂)は本当の自分は何なのかと悩み始んでいます。ふと鏡を見ると自分の顔がのっぺらぼうになっていました。おどいた法子は、次の瞬間から何かが乗り移ったかのようにおとなしい性格から凶暴な性格へと変わってしまいます。すっかり変わってしまった法子を見た鵺野は「妖怪の仕業だ!」と言いますが、法子のみならず生徒たちから不審な目で見られてしまいます。

しかしまこと(知念侑李)だけは鵺野の言葉は真実ではないかと疑い、図書館で妖怪について調べ始めます。すると「真実の鏡…家庭科室の鏡は夜中12時になると真実の姿を移す」という記述を見つけ、まことはクラスメイト達と律子先生と共に夜の学校へと向かいます。家庭科室の鏡に法子が手を近づけると、鏡の中に童守高校七不思議の1つ、「雲外鏡」が現れ、法子の手を引っ張って鏡の中に引き込もうとします。

もう駄目だと誰もが思った時、鵺野が助けにきます。身を呈して生徒達をかばい、左手に宿った鬼の力で「雲外鏡」を退治しました。そして法子には「本当の自分がわからない」と悩む自分をただ受け入れればいいと諭し、今日見たことは秘密にするようにと話します。そして自分のことを「ぬ〜べ〜」と呼んでほしいとお願いするのでした。

2話:玉藻京介の正体

ぬ〜べ〜のクラス2年3組では文化祭にお化け屋敷をやることが決定。イタコのいずな(山本美月)に協力してもらって準備を始めますが、ぬ〜べ〜は遊び気分で霊や妖怪を扱ってはいけないと生徒達に忠告し、反感を買ってしまいます。生徒の信頼を取り戻そうとぬ〜べ〜は頑張りますが、どれも空回りし、さらに生徒達に疎まれてしまいます。そんな生徒の負の感情を、家庭科教師の玉藻は楽しげに見つめていました。

実は玉藻は人ではなく、その正体は400年を生きる最強の妖狐でした。玉藻はお化け屋敷の小道具を生きているかのように操り、生徒達を襲わせます。生徒を助けようと駆けつけたぬ〜べ〜に、本来の姿を表した玉藻、妖狐が立ちはだかります。妖狐の力に惑わされるぬ〜べ〜ですが、まことの協力を得て鬼の手を解放し妖狐を退治することに成功します。

妖狐の正体が玉藻だとわかり、ぬ〜べ〜は驚きます。人間は弱く愚かだという玉藻に、ぬ〜べ〜は人間には愛する力があることを教えます。そして玉藻に自分は教師として玉藻を信頼している、これからも教師を続けてほしいとお願いし、玉藻はそんなぬ〜べ〜に呆れつつ力尽きて気を失います。ぬ〜べ〜は無事生徒達の信頼を取り戻し、文化祭を成功させることができました。

3話:ぬ〜べ〜究極の選択

自己顕示欲の強い美樹は、1日に何度もSNSに写真を投稿し、SNS中毒一歩手前になっていました。ある朝美希はぬ〜べ〜と彼に付き纏う妖怪ゆきめ(知英)のラブラブな風景を目撃し、写真にとってSNSにアップします。ぬ〜べ〜は呆れますが、クラスは大盛り上がり。そんな中童守高校に紛れ込んだ黒い影が美樹に取り憑きます。

その影は美樹の知らないところでぬ〜べ〜やクラスメイトのプライペードを覗き見し、それらを写真に納めSNSに晒してしまいます。美樹のSNSページにアップされた写真を見て、クラスメイトは「ひどい」と大激怒。美樹は弁解しますが、ぬ〜べ〜すら美樹を信じてくれません。クラスから孤立し屋上へ逃げ込んだ美樹の前に、黒い影「影愚痴」が姿を表します。

「影愚痴」は屋上から飛び降りればみんな注目してくれる!と美樹を屋上の淵に促します。そんな時、美樹の様子を怪しんだぬ〜べ〜とまこと達が屋上へ駆けつけます。ぬ〜べ〜は鬼の手を解放し、「影愚痴」を倒そうとしますが、そこに他の2年3組の生徒たちが駆けつけます。

生徒の前で力を見せられないと葛藤するぬ〜べ〜ですが、止む無く鬼の手を解放し、生徒達の前で「影愚痴」を倒します。鬼の力を見た生徒達は怯え、ぬ〜べ〜は落胆しその場を離れます。教室に戻った生徒たちはぬ〜べ〜がいないことにことに気づき、彼が戻ってこないのではないかと心配します。

しかしあの鬼の力をすぐに受け止めることもできず…そんなクラスメイトの前で、まことや広、響子がぬ〜べ〜が今まで何度も自分たちの危機を救ってくれたことを明かします。そして全員でぬ〜べ〜を迎えにいき、ぬ〜べ〜がたとえ何者でも自分たちの先生だと話し、ぬ〜べ〜は本当の意味で2年3組に受け入れてもらうのでした。

4話:信頼と叱り方

ぬ〜べ〜の本当の姿を知り、妖怪の存在を信じるようになった2年3組では、空前の妖怪ブームが到来。突然トイレの花子さんが人気者になり、花子に転校を決意させるほどでした。そんな中イタコのいずなが"霊体ひっぱり"で遊び、美樹の首がろくろ首状態になってしまいます。それを見たぬ〜べ〜は激昂、いずなをみんなの前で未熟者と叱り飛ばします。しかしそれを見た生徒達はぬ〜べ〜に対しひどいとドン引きしてしまいます。

未熟者と言われ、躍起になったいずなは貧相な鳥のような妖怪「陰摩羅鬼」をみんなの前で召喚します。しかし実際に現れた「陰摩羅鬼」は巨大かつ気持ちの悪いもので、怯える一同を見ていずなは1人で倒す!と意気込みます。周囲の人間を逃し、管狐を呼び出そうとするいずなですが、自分の力を信じることができず、思うように呼び出せません。

そこに駆けつけたぬ〜べ〜は「自分を強く信じろ」といずな励まします。いずなは意を決してもう一度管狐を呼び出し、なんとかこいなりを呼び出すことに成功しました。そしてぬ〜べ〜にも協力してもらい、いずなは見事「陰摩羅鬼」を倒すことができました。

ぬ〜べ〜は1人で「陰摩羅鬼」に立ち向かったいずなに感謝し、また生徒達にはいかに妖怪が危険なものかを今一度きちんと諭します。ぬ〜べ〜の本意が分かった生徒達は、今度は本当の意味で心からぬ〜べ〜を信頼するようになるのでした。

5話:真夜中の優等生

2年3組で進路希望のアンケートが配られ、みんな進路について考え始めます。将来の夢が見つからない晶(清水一希)は、アンケート用紙を白紙のまま提出。ぬ〜べ〜が進路について尋ねると、人生をなんとなく楽しめればいいと答えるだけで、周りが何を言っても響かない様子です。そんな晶を羨望の眼差しで見つめる存在がいました。理科室の隅に飾られた人体模型です。

日頃から暇な晶に話しかけていた人体模型は、おかげで魂を宿すようになり、晶の体を乗っ取ってしまいます。ぬ〜べ〜は人体模型の魂を成仏させようとしますが、玉藻に「人間だけ救えればいのか」と問いかけられ、1日だけ乗っ取りを見守ることにしました。クラスの生徒にも説明し、人体模型は「ジンタ」と名付けられ1日だけクラスメイトとして仲間に入れてもらいます。

しかしそうして過ごすうちに人間として生きたいという思いが強くなったジンタは、約束の時間がくると態度を豹変させます。成仏させようとするぬ〜べ〜から逃げるジンタでしたが、結局ぬ〜べ〜の鬼の手に幽体摘出され無理やり成仏させられてしまうのでした。ジンタがいなくなったあと、晶は1人屋上でポケットに入っていた手紙を読み始めます。それはジンタが晶に残した手紙でした。

「自分はもっとみんなと過ごしたかったけど叶わない、けど晶はなんだってできるはず」そう書かれた手紙を読んで、晶はなんの目的もなくどうしたいいのかとぬ〜べ〜に相談します。ぬ〜べ〜は「今を一生懸命がむしゃらに生きればいい」と諭します。それを聞いた晶はジンタに感謝し、今を精一杯生きようと誓うのでした。

6話:悲しき妖怪、お歯黒べったり

前回のジンタの一件で、ぬ〜べ〜の正体を知った律子はほのかな恋心をぬ〜べ〜に持ち始めます。そしてぬ〜べ〜を慕うゆきめは、彼が律子に惹かれていることを知り彼の本心を問いただしますが、見事にははぐらかされてしまいます。そんな中、恋する女性に取り付くお歯黒べったりが、律子の恋心を嗅ぎつけ彼女に取り憑いてしまいます。周囲の目も気にせずべったりしてくる彼女に、恋が叶ったと思いデレデレするぬ〜べ〜。

そんなぬ〜べ〜を見かねたまことは、「ゆきめのことを少しでも思うなら、彼女に自分の本当の気持ちを話すべき」だとぬ〜べ〜を諭します。まことに言われたぬ〜べ〜は、アパートに帰ってゆきめに律子のことを話します。次の日、ぬ〜べ〜と律子は楽しくデートに出かけますが、それを嗅ぎつけた2年3組の生徒達たち、そしてぬ〜べ〜と律子の関係に納得のいっていないゆきめからその様子を監視されることに。

2人は楽しくデートし、童守寺にたどり着くと、なんとそこで玉藻を見届け人とし、神前結婚式を挙げようとします。2人の結婚式が挙げられる…かと思いきや、最後の最後でゆきめが「やっぱり2人が結婚するなんていや!」と言って律子を吹き飛ばしてしまいます。ぬ〜べ〜は「もう少しで除霊できたのに!昨日きちんと説明しただろ!」とゆきめを怒鳴ります。

ぬ〜べ〜は最初から律子に取り憑いた「お歯黒べったり」を除霊するためにデートや結婚式をしていたのでした。ぬ〜べ〜が演技していたと分かった「お歯黒べったり」は、「騙すなら最後まで騙してほしかった…ひどい」と怒りだします。「お歯黒べったり」を攻撃すれば律子を傷つけてしまうため手が出せないぬ〜べ〜は、「お歯黒べったり」を抱きしめ、「俺が一生お前を愛し続けるから、彼女から離れてくれ」と懇願します。

それを聞いた「お歯黒べったり」は涙を流し、自ら律子の体を離れ成仏していきました。妖怪から解放された律子は、ぬ〜べ〜に「本当に一生愛し続けてくれますか?」と問いかけます。それは律子本人の問いかけでしたが、ぬ〜べ〜は「お歯黒べったり」がまだ取り憑いていると勘違いしてしまうのでした。

7話:伝説の妖怪、怪人赤マント

ある晩、ぬ〜べ〜はタロットカードを手にした不気味な仮面の男に「赤と白と青、どれが好きか」と声をかけられます。男に言われるがままぬ〜べ〜赤いタロットカードを選びますが、「赤を選んだあなたは、血まみれになって殺される」と言われます。そしてその夜、ぬ〜べ〜の夢の中に再び仮面の男が現れます。ぬ〜べ〜は男に夢を完全に支配され、夢から目覚めることができなくなります。

夢の中で仮面の男はぬ〜べ〜にゆきめと律子どちらの命を助けるか選択を突きつけます。答えられず、力も使えないぬ〜べ〜は仮面の男に大鎌で切りつけられます。そしてその傷はなんと現実のぬ〜べ〜の体に現れるのでした。学校に来ないぬ〜べ〜を心配したまことはゆきめから話を聞き、ぬ〜べ〜が実在した連続殺人鬼「A」に取り憑かれていると気づきます。そしていずもは玉藻や無限界時空に助けを求め合ます。

玉藻は一度は断ったものの、ぬ〜べ〜の夢の中に入り「A」を倒そうとします。しかし夢を支配しているのは「A」なので、玉藻の力が全く及びません。無限界時空は「A」の実体を探し出し、「A」の前に置かれた水晶を通してぬ〜べ〜の左手の封印を解きます。そのおかげでぬ〜べ〜は鬼の力を使い、「A」を無事倒すことに成功します。

夢から目覚め、周囲に感謝を述べるぬ〜べ〜を見て、玉藻は不思議そうに「これが人間の感情というものなのか」と考えます。そして無限界時空に「あなたとぬ〜べ〜は親子という絆がある、だからあなたは助けたのだ」と言います。無限界時空はくだらない、と吐き捨てますが、その後隠れて血を吐き、「時間がない…」と呟くのでした。

8話:人食いモナリザ

ある日、童守高校のグラウンドに巨大なモナリザの地上絵が出現、それを見た克也(吉沢亮)は「人食いモナリザ」の仕業だと大騒ぎします。その翌日、今度は屋上に机を積み上げたツインタワーが出現。克也はさらにヒートアップし、明日にはすべての生き物が「人食いモナリザ」によって消えてしまうと予言、克也の巧みな話術に生徒だけでなく教師もその話を信じ始めます。

ぬ〜べ〜は妖怪は悪いものばかりではないと克也を諭すのですが、克也は聞き届けません。そして克也の予言通り、翌日飼育小屋の動物達が惨殺されるという事件が起きます。しかし克也は周囲から疑いの目を向けれてしまい…克也は結局ぬ〜べ〜やゆきめに協力してもらって、真犯人探しをすることになります。

童守高校七不思議の霊たちにも協力してもらい、現れた真犯人は本当に存在した「人食いモナリザ」でした。恐ろしい容貌の「人食いモナリザ」に戦慄する克也ですが、ぬ〜べ〜の力によって無事退治することに成功します。しかし怪しい影が屋上からその様子を伺っていました。

9話:美しき転入生、絶鬼登場

ある日、絶鬼(山田涼介)という転入生が2年3組にやってきます。絶鬼は美少年然としたビジュアルと、妖怪好きという気さくな性格ですぐにクラスに溶け込みます。しかしその正体はぬ〜べ〜の左手に封印された覇鬼の弟で、目的は兄覇鬼を解放すること、そしてぬ〜べ〜を限界まで苦しめることでした。

しばらくは魅力的な転入生を演じるものの、もともと気性の荒い絶鬼はすぐに本性を現し、生徒を青鬼に変え、学園を恐怖に陥れます。絶鬼から溢れる妖気の凄まじさに、玉藻も変花を保っていられず本来の姿に戻ってしまいます。絶鬼の妖気を感じ取った無限界時空は、童守町を守るため戦いますが、絶鬼に痛めつけられ童守寺に逃げ込みます。

無残な姿になった無限界時空を見つけたいずもは、それをぬ〜べ〜に伝えますが、ぬ〜べ〜は助ける義理はないと言い捨てます。しかし玉藻が「「A」に襲われたぬ〜べ〜を助けたのは時空だ」と明かし、ぬ〜べ〜ははっとします。そして絶鬼に勝つためには時空と手を合わせた方がいいのではないかと悩み始めます。

ぬ〜べ〜が悩んでいる間にも絶鬼の妖気は周囲に広がり、またぬ〜べ〜の左手に封印された覇鬼にもそれが伝わります。ぬ〜べ〜と美奈子によって少しずつ人間的な心を持ち始めていた覇鬼ですが、絶鬼の妖気を感じたことで鬼の心を取り戻し、美奈子の制止も届かずついにぬ〜べ〜の左手から飛び出してしまいます。

最終回:ぬ〜べ〜vs覇鬼!

倒れていたぬ〜べ〜はゆきめと玉藻によって介抱されますが、その体からは左手がなくなっていました。覇鬼が封印から解放され、このままではこの世が地獄と化してしまう…。ぬ〜べ〜は鬼の力無しでも覇鬼と戦うことを決意し、玉藻に協力を扇ぎます。そしてぬ〜べ〜と玉藻は共同戦線をはり、覇鬼に立ち向かいます。

童守高校にやってきて、好き放題する覇鬼をなんとか制止しようとするぬ〜べ〜と玉藻、そしてゆきめの3人ですが、圧倒的な力を前にボロボロになってしまいます。覇鬼はそれだけではあきたらず、さらなる絶望をぬ〜べ〜に味あわせるため、童守寺に身を隠した時空を狙いにいきます。

童守寺でいずな達に介抱される時空は、絶鬼の攻撃ですでにひどく弱っていました。そんな時空たちに向けて攻撃をしかける覇鬼。時空は最後の力を振り絞り、その攻撃からいずな達を守ります。時空を助けるため駆けつけたぬ〜べ〜は、すでに息も絶え絶えの時空を見つけます。「父さん」と呼びかけるぬ〜べ〜を、時空は「その資格はない」と制止します。そして「立派になったな、鳴介…」と言い残し息を引き取ってしまいました。

怒りで我を忘れそうになるぬ〜べ〜を、美奈子が「それでは覇気と同じ」だと引き止めます。その言葉で落ち着きを取り戻したぬ〜べ〜は、玉藻やゆきめ、いずなと共に改めて覇鬼に立ち向かいます。そしてそんな彼らのもとに、2年3組の生徒や律子もかけつけます。敵わないとわかっていながら、ぬ〜べ〜のために、大切な人のために命を投げ打とうとする人間たちを前に覇鬼は一瞬固まります。

そのスキをみて玉藻が結界を張り、再び覇鬼を封印するため呪文を唱えるぬ〜べ〜。呪文を全て唱え、「覇鬼よ再び左手に眠れ!」と叫び覇鬼は再びぬ〜べ〜の左手に封印されます。そしてもう自分1人で覇鬼を抑えられるようになったぬ〜べ〜を見て、美奈子先生はようやく成仏することができました。そうして戦いが終わり、ぬ〜べ〜は今学期で童守高校を去ることに決めます。

最初は生徒たちはぬ〜べ〜を引き止めようと画策するも、自分たちも成長しなければと思い直し、ぬ〜べ〜から卒業することを決意します。そしてゆきめと律子先生の2人は、ぬ〜べ〜の気持ちを察し、2人でさよならを告げにきます。生徒達に見送られ、新たな旅立ちに出るぬ〜べ〜。しかし新しい赴任先では、なにやら怪しげな校長が待っていて…またしても波乱の予感を感じるぬ〜べ〜なのでした。

地獄先生ぬ〜べ〜がひどいといわれる理由を考察!感想や評価も紹介!

『地獄先生ぬ〜べ〜』実写版がひどいと言われる理由について、原作ファンや視聴者の感想をもとに何が悪かったのかを考察していきます。

原作のキャラが崩壊している

まずは原作との相違について。設定の面ではまず舞台が小学校から高校へ、最初広が童守に転入してくるという展開からぬ〜べ〜が新しく赴任してくるという風に変更されています。その他にもキャラクターの描かれ方が原作とかけ離れているという指摘がいくつもありました。

中でもツッコミの多かった玉藻先生。妙にオリーブオイルがフォーカスされ、保健教師から家庭科教師に設定が変わったのもキャストの速水さんをネタとして扱いたかったからではと言われています。また玉藻の本来の姿がまるで汚れた犬のようでひどいという意見も多数ありました。

原作ファンからは全体的に辛辣な意見が多かったようです。実写化は再現に限度があり、ファンの理解を得るのは難しいとされていますが、それにしてもひどいという意見があまりにも多かったです。

流行のネタを詰め込みすぎ

『地獄先生ぬ〜べ〜』はもともと時事ネタやパロディを頻繁に取り入れた漫画で、当時の世相を表す漫画でもありました。

今回の実写ドラマでも「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」など、当時の時事ネタを盛り込んだ内容で話題になりました。しかし脚本が安っぽくてひどい、視聴者に媚びすぎてバカにしているなどの批判の声も多数ありました。

わざわざ設定を小学校から高校に変更したのにも関わらず小学生向けのネタをふんだんに盛り込んでいることに、高校生設定は話題性のあるキャスト作りのためなのではとの意見もありました。

地獄先生ぬ〜べ〜は面白いという感想や評価を紹介!

ほとんどの原作ファンからは批判の声が多かったものの、面白いという声も少なからずありました。時事ネタを盛り込んだ展開など、幼稚園生や小学生、小さいお子さんには非常に受けていたようです。

ドラマを観て、原作の漫画やアニメに興味を持つ子供達もいたようです。新しい世代の人々に知ってもらうために、ドラマはいいきっかけになったのかもしれません。

キャスト構成も若い世代の支持を意識したものになっていたのかもしれません。こうした評価する声も多数あったものの、しかしひどいひどいと話題になりすぎたためか、ドラマ公式Twitterや原作作画担当の岡野さんがフォローコメントを発表するという事態にもなりました。

まさかの原作者から寄せられたフォロー。しかしリプライは賛否両論だったようです。結局「ひどい」と批判をしている方々はそもそもドラマのターゲット層ではなかったのかもしれません。しかし原作の『地獄先生ぬ〜べ〜』は老若男女幅広い層から支持された作品ですので、今回の実写ドラマ版は偏っていたとも言えるのでしょう。

地獄先生ぬ〜べ〜の実写ドラマキャストと感想まとめ!

実写ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』の豪華なキャストやドラマ感想についての紹介、いかがでしたでしょうか。ドラマ版ぬ〜べ〜は色白なはずの玉藻先生が色黒、巨乳のはずの律子先生がペチャパイなど、原作とギャップのあるキャスティングに違和感を感じる方が多く、あまりにひどいと話題になりすぎて原作者がフォローするという事態にも陥りました。

しかし批判の声は多かったものの、小さいお子さんからは評価が高いなど、視点を変えると優しい目で観ることができるのかもしれません。実写版ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』、賛否両論ありましたが、そうした評判を踏まえた上で、まだご覧になっていない方は観てみてはいかがでしょうか。

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