過保護のカホコのいと（糸）役の久保田紗友が可愛い！チェロは本当に演奏してる？

高畑充希さん主演のテレビドラマ「過保護のカホコ」は2017年7月クールに放映され、2018年秋にはスペシャルドラマとして復活した人気ドラマです。出演者は高畑さん演じる主人公・加穂子の相手役に今最もホットな俳優竹内涼真さん、加穂子の両親役に時任三郎さん、黒木瞳さんととっても豪華。そんな俳優陣の中で、美少女として話題をさらった、加穂子のいとこ・富田糸（いと）役の久保田紗友さんをご紹介します。

「過保護のカホコ」は、両親の庇護のもと、何不自由ないどころか超の付く過保護ぶりで21年間生きてきた”奇跡の純粋培養人間”、根本 加穂子（ねもと かほこ）が主人公です。朝起きるところから、その日着る服、インターンの現場に至るまですべて母である泉（いずみ）が決めてしまう、まさに「過保護のカホコ」のタイトル通りの生活をする加穂子。

そんな妻と娘を「過保護過ぎでは？」と心配する父・正高（まさたか）も、素直で可愛い加穂子に甘えられるとつい手を差し伸べてしまうのでした。そんなある日、加穂子は大学で画家志望の麦野初（むぎの はじめ）と出会います。「お前みたいな過保護がいるから日本がダメになる」と初から痛烈に批判された加穂子は大きなショックを受けます。

自力での就職活動は上手くいかず、正高のコネクションで面接を受けた会社にも不採用を言い渡されたことを泉に伝えると「それなら就職せず花嫁修業をすればいい」と言われます。泉は可愛い加穂子に正高のような男性と早く結婚してほしいと望んでいました。初に言われたことが心に引っかかっていた加穂子は人生で初めて母・泉の言葉に疑問を覚えます。「人は何のために働くのか？」加穂子は自分なりにその答えを模索し始めました。

時を同じくして、加穂子の母方の実家・並木家と父方の実家・根本家にそれぞれ問題が勃発します。加穂子の母・泉は三姉妹。次女の環（たまき）は体が弱く、夫である警察官の衛（まもる）との結婚生活が幸せなあまり、この生活がいつか壊れてしまうのではないかという不安が募り、持病が悪化し倒れてしまいます。

三女の節（せつ）は一人娘のいととの間に確執が生まれ、夫・厚司（あつし）は妻と娘の間に挟まれ二人の仲を取り持とうとしますが、その姿を節はどっちつかずの態度と取り、夫婦関係もギクシャクします。さらには父・正高の実家では出戻りの正高の妹・教子（きょうこ）が身元の分からない子供を突然連れ帰ってきてしまうのです。

家族間にあった確執が次々に表面化し、親族たちの問題を必死に解決しようと奔走する加穂子。大事に守られ、箱入りで育てられてきた加穂子がそれまでと違い、自我によって突き動かされる姿に誰もが驚きます。

加穂子に巻き込まれ、並木家・根本家の問題に間接的にも直接的にも関わっていく初。口では突き放しても、加穂子の悩みに真剣に向き合って道を示してくれる初に加穂子はどんどん惹かれていきます。

加穂子の家族問題がピックアップされる中、ストーリが進むにつれ初の抱えていた問題も徐々に明らかになっていきます。困難にぶつかる度に強くなり成長していく加穂子が、初の家庭の問題に直面、そして初を正面から受け止めたとき、初にとっても加穂子の存在がかけがえのないものとなりました。

そんな中、並木家最大の問題が発覚します。それは並木家のまとめ役・三田佳子さん演じるばあばが病気であり余命があとわずかだということ。ばあばが生きているうちにひ孫を見せてあげたいと願う加穂子は両親に初と結婚することを伝えます。

当然のごとく泉から大反対を受ける加穂子と初。説得もままならないうちに、ばあばは帰らぬ人となってしまいました。消沈する加穂子に初は「家族を失って辛い時こそ結婚すべきだ」と諭し、家族の問題も何とか乗り越えた二人は、泉の反対も完全に賛成させられたわけではありませんが、家族の力を借りて泉に結婚式に参加してもらうことができました。

「過保護のカホコ」の個性の強いキャラクターたちから繰り出される問題は、家族間・兄弟姉妹間で誰もが「あるある」と共感できるもの。登場人物の誰かに感情移入しているうちに加穂子が問題に向き合うきっかけを作ってくれ、またちゃんとやっていこうと勇気をもらえる、「過保護のカホコ」はそんな素敵なドラマです。

2018年秋に放送された「過保護のカホコ」スペシャルドラマでは、結婚した加穂子と初を中心にシリーズ登場人物総出演でパワーアップして帰ってきました。それぞれの家族にまたしても重大な危機、加えて加穂子が開業した「カホコハウス」の激務＆赤字経営、さらに加穂子と初の離婚危機！ドラマシリーズに負けない怒涛の展開にひやひやし、加穂子の大きな愛情に感動し、家族のやさしさに心温まる素敵なスペシャルになっています。

「過保護のカホコ」で久保田紗友さんが演じるのは主人公・加穂子のいとこ・いと。プロのチェロ奏者になるためウィーンに留学することが目標の頑張り屋さんな女子高生です。裕福な家庭で純粋培養100％に育てられたまっすぐな加穂子と比較すると、両親の期待を背負いチェロという勝負の世界で戦っているだけあって、とてもしっかり者です。いとはそんな環境で、いとこである加穂子への嫉妬心を抱いています。

いとの両親は泉の妹・節と夫の厚司です。パート勤務の節と看護師の厚司は自分たち「平凡な」夫婦の間に生まれてきた可愛く優秀で音楽の才能もあるいとに過大な期待を寄せています。いと自身も自分の才能を信じてウィーン留学を夢見ています。

ところが、そんないとに悲劇が。手首を痛めながらもコンクールのために必死で練習していたばかりに、とうとうプロのチェロ奏者になることが絶望的になってしまいました。チェロを弾くことができなくなりふさぎ込んだいとに会いに行く加穂子。裕福な家庭で甘やかされて育った加穂子にいとは感情を爆発させます。「親戚の奴らみんな大嫌い」。

いとと気まずい関係になってしまった加穂子は「芸術家同士なら分かり合えるかもしれない」といとに初を引き合わせます。チェロを弾けなくなってしまったことを両親のせいだと言ういとに初は冷たく接します。他人から理解が得られないことに絶望したいとは、非行に走りとうとう警察に補導されてしまいました。

それでもいとは反省の色を見せず、清楚な雰囲気だった長いストレートの髪を巻き、メイクをし、素行の悪そうな友人たちとつるむようになります。手に負えなくなった娘に、節はとうとう勘当を伝えてしまいます。自暴自棄になったいとは、大切なチェロを売って悪友たちと遊ぶお金にしようと考えます。それに気付いた加穂子は初を連れ、必死にいとを止めます。

そして、チェロだけでない、愛する音楽を続ける方法は他にもある、といとを諭しました。いとは二人の説得に心を動かされ、また新たな音楽の道に進むことを決意します。最終回ですっかりストレートヘアに戻ったいとは、加穂子と初の結婚式でワーグナーの「結婚行進曲」をチェロで演奏して二人を祝福していました。スペシャルでは新たにコンダクターになる夢を語ります。

ストレートヘアもパーマヘアも、どちらもよく似合っていてどちらも可愛いと評判でした。「過保護のカホコ」作中で主人公の加穂子と年齢が近い唯一女の子であるいと。その重要性がうかがえます。

「過保護のカホコ」ドラマ1話でチェロを弾く魅力的な姿を披露したいと役・久保田紗友さん。笑顔が可愛い彼女は一体どんな女優さんなのでしょうか？

久保田紗友さんは2011年、ソニー・ミュージックアーティスツ主催の女優発掘オーディション「第1回アクトレース」でファイナリストに選抜され、事務所で立ち上げた「劇団ハーベスト」で女優として活躍していました。

なんと6歳の頃からテレビに出るのが夢だった久保田紗友さん。ミュージカルスクールでダンスや歌を始め、15歳で北海道から上京し本格的に女優業を進み始めます。初主演ドラマでは主題歌を歌ったこともあるようです。歌声もきっと可愛いのでしょう。憧れの女優さんは同じ事務所に所属する二階堂ふみさんとインタビューでは答えていました。

久保田紗友さんの魅力は「過保護のカホコ」だけでは語れません。2013年にBS-TBSドラマ「神様のイタズラ」で主演を務め、2017年にはNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演し注目を集めました。ペットボトル飲料「お～いお茶 新緑」のTVCM等でも活躍されています。

TVドラマではその他にTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の浦野すみ役、NHKドラマ「4号警備」の松下楓役で出演。映画は2016年公開、東野圭吾氏原作、阿部寛さん主演の「疾風ロンド」に出演し、2017年公開の青春映画「ハローグッバイ」では今村葵役で主演を務めました。また、CMではジョンソンエンドジョンソン株式会社のビジョンケアカンパニー「アキュビュー」シリーズ他、多数出演されています。

久保田紗友さんは「過保護のカホコ」劇中で堂々とチェロを演奏されていました。チェロとはヴァイオリンと同じ構造でヴァイオリンよりも全体的に大きな弦楽器で、初心者には音を出すのも難しい楽器です。久保田紗友さんは実際にチェロを演奏していたのでしょうか？

「過保護のカホコ」公式instagramには久保田紗友さんのチェロを練習している姿が掲載されています。「過保護のカホコ」のためにレッスンを受けられていたようで、ドラマ内の演奏シーンは実際に久保田紗友さんが演奏されているようです。可愛らしい彼女の迫力ある演奏シーンは圧巻です。

チェロに真剣だっただけに、反動でそれまでの優等生から非行に走ってしまったいと。そんないとを丁寧に再現したい久保田紗友さんの女優魂がこのチェロの演奏から感じられます。「過保護のカホコ」には久保田紗友さんのチェロの演奏が欠かせない存在になっていました。

ドラマで見ていた可愛い女優さんのコマーシャルを調べる方も急増。「過保護のカホコ」でお茶の間にインパクトを与えた久保田紗友さんはTwitter上でも話題になっています。

TwitterやInstagramで「過保護のカホコ」公式アカウントがリアルタイムにドラマを盛り上げていたため、ユーザーの大量ツイートで賑わい、「過保護のカホコ」というハッシュタグを始め、公式アカウントが決めたハッシュタグが何度もトレンド入りを果たしました。いとが可愛い！というコメントも多数あり、久保田紗友さんへの期待や人気ぶりがうかがえます。

久保田さんだけでなく、主演の高畑充希さん、竹内涼真さんはじめ出演者の皆さんの様子がたくさん配信されており、アットホームな様子の「過保護のカホコ」撮影現場。脇を固める俳優の皆さんも豪華な顔ぶれなので見ごたえ抜群です。

「こんなのはじめて！」加穂子の口癖で感想を綴るほどドラマにのめり込めるくらいに「過保護のカホコ」出演者の皆さんはとても生き生きとされていました。家族関係が希薄になっていっている現代、こんな家族に囲まれて育てば、加穂子の素直さもいとの反発しながら心の底では家族を大好きな思いも分かる、と共感の声が多数見られます。

俳優さんだけでなく「過保護のカホコ」はストーリーも高い評価を得ています。それまで表面化していなかった・目を背けていた問題が、加穂子の「初めての疑問」から次々と怒涛の展開で露わになっていき、どのように解決に向かっていくのだろう？と思って見ているとまたまた新たな問題が。

視聴者が「これはもうだめだ」と思うたび、加穂子は初やばあばの力を借りて乗り越えていきます。「過保護のカホコ」スペシャルドラマのサブタイトルでもある「ラブアンドドリーム」、まさに愛と夢の力を持って。その姿は大きな感動を呼びました。

いかがでしたか？今回はTBSドラマ「過保護のカホコ」富田糸役・久保田紗友さんについてまとめました。まだ10代の久保田紗友さん。可愛いだけでなく、実力も高評価！今後も話題の映画やドラマに出演予定ですので、ぜひチェックしてみてください。