アンナチュラルの感想・評価まとめ!素晴らしいと話題のドラマ最終回の結末は?

ドラマ「アンナチュラル」の感想・評価をまとめていきました。視聴者から見て、何がこのドラマは素晴らしかったのか。最終回の結末はどうなったのかをおさらいしていきましょう。アンナチュラルの感想・評価は肯定的な意見が多いのか、また、否定的な感想では何が視聴者に心に響かなかったのかを見ていきます。視聴者が考えていることを予測しながら、感想・評価まとめをしつつ、アンナチュラルでは、何が印象的だったのかをご紹介していきます。

アンナチュラルの感想・評価まとめ!素晴らしいと話題のドラマ最終回の結末は?のイメージ

目次

  1. アンナチュラルの感想・評価が気になる!
  2. アンナチュラルの主要キャストを紹介!
  3. アンナチュラルのドラマあらすじをネタバレ!
  4. アンナチュラルのドラマ最終回をネタバレ!気になる結末とは?
  5. アンナチュラルを観た感想や評価を紹介!
  6. アンナチュラルの感想・評価まとめ!

アンナチュラルの感想・評価が気になる!

2018年1月19日から始まったTBC金曜ドラマ「アンナチュラル」についてご紹介していきます。脚本は、TBCドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本になった野木亜希子さんです。ドラマがが始まる前から話題作と言われていましたが、ドラマ「アンナチュラル」とはどんな作品なのでしょうか。皆さんは、ご覧になったことありますか?

観た人も観たことのない人もドラマ「アンナチュラル」の作品についてお伝えします。ドラマ「アンナチュラル」の感想・評価は、気になるところでしょう。今から、アンナチュラルの主要キャスト・ドラマのあらすじなどをご紹介していきます。

金曜ドラマ『アンナチュラル』|TBSテレビ

アンナチュラルの主要キャストを紹介!

逃げ恥で話題になった脚本家野木亜希子、法医解剖医として演じた主演の石原さとみさんといった実力スタッフ・キャストが勢ぞろいしています。ドラマ「アンナチュラル」は数多くのキャストが出演しています。次は、ドラマ「アンナチュラル」で彩るキャストをご紹介していきます。

三澄ミコト(石原さとみ)

三澄ミコトを演じたのは、石原さとみさんです。役柄としては、法医解剖医。UDIラボで働く三澄班の執刀医。法医学者で解剖実績は、1500件ほどで、医大の法医学教室で准教授として、内閣府のプロジェクトに関わっていました。「法医学は未来のためのもの」という意識で仕事をしています。生きていくことを強くこだわりを持っています。最大の敵は、「不条理な死」です。

義理の母親と育ったが、元の名前は雨宮美琴。「雨宮総合病院」院長夫妻の娘でした。9歳のころに、母親が起こした「浦和市一家四人無理心中事件」でラムネと偽って、睡眠薬を飲ませようとしましたが途中で吐き出したため、唯一の生き残りです。現在は、義母の三澄家の養子になり、今に至ります。

女優として活躍している石原さとみさんの代表作に『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』などのドラマ作品、『わたしのグランバ』『北の零年』などの映画作品に出演しています。

中堂系(井浦新)

中堂系を演じたのは、井浦新さんです。法医解剖医。UDIラボの中堂班の執刀医。法医学者で解剖実績は、3000件ほどあります。UDIラボに来て、1年程であるが、本人の性格がチームを組む人は嫌がり、すぐやめていきます。「クソが」「馬鹿か、お前」などの言葉を使うため、組んだ者は長続きしません。殺害された恋人・糀谷夕希子の解剖を担当しました。犯人は見つかっていません。

恋人の口内にあった「赤い金魚」のような印があったため、UDIラボで全国的不自然な死のデータが集まっているUDIラボに来たため、絶対やめないことを口にしないことにしています。そんな時に、他の女性遺体からも「赤い金魚」が見つかりました。葬儀社の木林を金で使い、「赤い金魚」らしき印の遺体を捜させています。

中堂系を演じた井浦新さんの代表作は、『平清盛』『リッチマン、プアウーマン』『同窓生~人は、三度、恋をする』のドラマ作品、『ワンダフルライフ』『ピンポン』『空気人形』などの映画作品に出演しています。俳優だけではなく、ファッションモデルとしても活躍しています。

久保六郎(窪田正孝)

三澄班の記録員でアルバイトの医大生。医者一家の三男坊で三浪した挙句、三流医大にはいったが、自分が何をやりたいのか明確が出来ないまま今に至ります。UDIラボの内部事情を探るために、末次に送り込まれました。UDIラボの仲間に隠したまま、解剖時の写真や解剖記録の整理業務を担っています。

遺体の検案や現地調査もついて回り、法医学という未知な世界を知り、興味を持ち始めています。最終終盤は、週刊ジャーナルへの内通を追求されました。UDIラボの情報が漏れたことを認めて謝罪しています。UDIラボを辞めざる終えなくてしまいました。ミコトが証人として高瀬の裁判の傍聴した後、大学に再び通い始めました。法医解剖医を目指す旨を宣言した後、アルバイトとしてUDIラボの三澄班に再び加わることになりました。

久保六郎を演じた窪田正孝さんです。『Nのために』『花子とアン』『デスノート』などの話題作のドラマ作品、『僕の初恋をキミに捧ぐ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『東京喰種』などの映画作品に出演しています。若手俳優として、多数なドラマ・映画などで活躍しています。

東海林夕子(市川実日子)

三澄班の臨床検査技師。UDIラボ設立時から在籍しており、前までは監察医務院で働いていました。仕事よりプライベートを優先する主義です。好き嫌いが激しく、嫌いな人とはなるべく関わりたくないと考えています。中堂とはほとんど口を利かないが、それ以外の人とは遠慮というものはありません。

合コン好きで「異性間交流会」と呼称しています。月会費5万円の高級トレーニングジ「ASIDSPORTSGYM」の会員になっていて、ACID男性会員たちの事件に巻き込まれました。真犯人が逮捕されると、疑惑が晴れました。事件後、「男が見る目がない」と自覚をしました。

東海林夕子役を演じた市川実日子さんです。『すいか』『小さな巨人』『アンナチュラル』などのドラマ作品、『blue』『めがね』『シン・ゴジラ』などの映画に出演しています。優秀助演女優賞として、2016年『シン・ゴジラ」として賞を頂いています。実力派女優さんです。

神倉保夫(松重豊)

UDIラボの所長。元厚生労働省医政局職員。東日本大震災の身元不明遺体調査を機に、ラボへの転職を決意したという話です。単なる天下りという噂もあったが、真偽は不明です。少人数精鋭のため、お茶出し・解剖のヘルプも引き受けています。公益財団法人であるUDIラボの財政は警察庁と厚生省からの補助金で準拠しています。

神倉保夫役を演じたのは、松重豊さんです。『孤独のグルメ』『重版出来!』『アンナチュラル』などのドラマ作品、『ディアシスター』『アウトレイジ』シリーズなどの多数のドラマ・映画出演しています。

坂本誠(〈ずん〉飯尾和樹)

中堂班の臨床検査技師。大阪の監察医事務所で24時間勤務経験があります。中堂の言動に、びくびくとしながら働いています。ムーミンシリーズのツボ押しグッズを愛用しています。数か月の間に数えて、108回も「クソが」と言い放つなどの中堂のパワーハラスメントに耐え切れなくなります。

そのことから、自身の先行き不安から慰謝料取得の目的で、中堂に対して訴訟を訴えました。ミコトが勧める転職先「明邦大学病院」がムーミン好きであることを条件にしていて、当てはまる人物が見つかったことで、訴訟を取り下げました。主に、ミコトなどの調査の都合で協力が必要な時などに登場しています。

UDIラボのヘルプに呼ばれて、自身もわざと「クソ」と何度も言っていくなど中堂に対して、強気に出られました。中堂のことは「スナフキンと思えば、愛せる」としています。坂本誠役を演じたのは、ずんの飯尾和樹さんです。『TOKYOエアポート』『アンナチュラル』のドラマ作品、『笑っていいとも!』『めちゃ×2イケてるッ!』等のバラエティー番組に出演。お笑い芸人であるが、俳優として多数な作品に出演しています。

穴戸理一(北村有起哉)

フリー記者。汚い手を使ってでもネタをあぶりだすという悪質さを伴っています。末次には「白々しいポエム」と言われており、物語性を強調した記事を書くのが特徴です。真実を知りたいという中堂に夕希子殺しの犯人と決めつけた記事を書いていたが、中堂の迫っている殺人犯の仕業と思われる複数の記事で様々な雑誌に載せています。

穴戸理一役を演じたのは、北村有起哉さんです。『ラストホープ』『水球ヤンキース』『乱反射』などのドラマ作品、『関ケ原』『響‐HIBIKI-』などの映画作品に出演しています。俳優として、欠かせないキーパンソンとして活躍しています。

木林南雲(竜星涼)

「フォレスト葬儀社」の社員。常に笑顔で、普段はサングラス付きメガネをかけています。仕事しては、UDIラボのにて搬入出をするだけではなく、中堂とは「赤い金魚」が見つかったら教えてくれという中堂からの要求で調べることを目的に、彼から金銭を受け取っています。

木林南雲を演じたのは、竜星涼さんです。『小さな巨人』『ひよっこ』『アンナチュラル』のドラマ作品、『orange』『泣き虫ピエロの結婚式』などの映画作品に出演しています。イケメン俳優として、ドラマ・映画・CMで活躍しています。

末次康介(池田鉄平)

「文詠館」が発行する週刊誌「週刊ジャーナル」の編集者。手段と内容の善悪を問わずに「真実」を掲載することを信条としています。六郎が医大生であることを利用して、内部情報を引き出すためにアルバイトとしてUDIラボに送り込んだ張本人です。

末次康介を演じたのは、池田鉄平さんです。『医龍』『ストロベリーナイト』『民王』などのドラマ作品、『トリック』『マエストロ!』などの映画作品に出演しています。ドラマ・映画だけではなく、舞台・演出家・脚本家としても活躍されています。

糀谷夕希子(橋本真実)

中堂の恋人で同棲していた人物。客として、10年前に中堂と知り合った定食屋で働きながら、文詠館から絵本作家として「こうじやゆき」の名で『茶色い小鳥』出版されました。2冊目として『ピンクのカバ』を出版する予定でありました。しかし、事件に遭ってしまい、出版はされていなかったのです。8年前、スクラップ置き場で他殺体として発見されました。

日彰医科大学に運ばれて、当時その大学に法医学教室にいた当番医の中堂に解剖されました。調査において、証拠として採用されなかったのです。その後、テネシー州で葬儀・土葬していたことから、歯の裏から高瀬のDNAが採取されました。これがきっかけで、有罪の決め手になりました。

糀谷夕希子役を演じたのは、橋本真実さんです。『おひさま』『アンナチュラル』『義母と娘のブルース』などのドラマ作品、『ロクな人生』『着信アリFinal』などの映画出演しています。アイドルグループMISSIONの元メンバーであり、タレント・女優として活躍しています。

三澄夏代(薬師丸ひろ子)

ミコトの養母かつ実父の妹。「坂の下法律事務所」で離婚問題・労働問題を主に扱っている弁護士。夫は昆虫博士で、長期にわたって海外遠征中です。解剖する遺体にまつわる民事案件で、UDIラボに出入りすることがあります。来るたびに独身男性に伴侶候補として、吟味して勧めています。そのたび、ミコトから注意されています。

三澄夏代役を演じたのは、薬師丸ひろ子さんです。『セーラー服と機関銃』『里見八犬伝』『Wの悲劇』などの映画作品、『1リットルの涙』『Q10』『あまちゃん』などのドラマ作品に出演しています。デビュー以来、ベテラン女優だけではなく、歌手としても活躍しています。

三澄秋彦(《超特急 》小笠原海)

ミコトの義弟。予備校「明陵ゼミナール」の講師。母と二人実家暮らしです。ミコトからは「秋ちゃん」と呼ばれていて、姉弟仲は良いです。ミコト自身はあの事件の関係で、他人との関係において、心に壁を作っていることを理解しています。姉と母の心配事などは、的確に答えを返してくれます。

三澄明彦役を演じたのは、超特急の小笠原海さんです。『心がポキッとね』『探偵の探偵』『アンナチュラル』などのドラマ作品、『東京喰種』『君へ』などの映画作品として出演しています。俳優だけではなく、歌手として、若手男性アーティスト集団EBiDANのメンバー、音楽ユニット超特急のメンバーでも活躍しています。

毛利忠治(大倉孝二)

UDIラボに解剖を依頼する「西武蔵野署」の刑事。検死結果が他殺や事件性ありとでると嫌がる傾向があります。しかし、UDIラボのメンバー調査のために便座してくれます。皮肉気味に眉や口元を歪めた表情をしており、嫌みや悪口を言うこともあるが、権力を持っていると、態度を示さずに対等にUDIラボのメンバーといい関係があります。

毛利忠治役を演じたのは、大倉孝二さんです。『ピンポン』『ジョゼと虎と魚たち』『舞子haaaan!!!』などの映画作品、『ぼくの魔法使い』『となりの芝生』などのドラマ作品だけではなく、舞台・バラエティー番組、アニメなどの幅広いジャンルで活躍しています。

向島進(吉田ウーロン太)

「西武蔵野署」の刑事。毛利の部下。UDIラボのメンバーに聞き取る調査する際に、UDIラボのメンバーが事件性を推測される話をすると、信じ込んでしまい、毛利に突っ込まれることがあります。

向島進役を演じたのは、吉田ウーロン太さんです。お笑い芸人として「フラミンゴ」のメンバーであり、バラエティー番組、ドラマ、映画、舞台、アニメなどの作品で幅広く活躍しています。

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アンナチュラルのドラマあらすじをネタバレ!

設立して2年弱の不自然死究明研究所(UDIラボ)という公益財団法人を舞台にしています。UDIラボは、日本における不自然死(アンナチュラル)の8割以上が解剖されないままという先進国の中で、最低の水準という解剖率です。それを改善するために設立されました。国の認可を受けて全国初の死因究明に特化した調査を行い、警察や自治体から依頼された年間約400体の遺体を解剖調査しているという設定です。

法医解剖医の三澄ミコトを中心に、ベテラン法医解剖医の中堂系、三澄班の臨床検査技師の東海林夕子、三澄班の記録員の久保六郎、所長の神倉保夫が協力して、様々な「死」を扱いつつも、その事件の謎・原因を突き止めて、事件を解決していくドラマです。

アンナチュラルのドラマ最終回をネタバレ!気になる結末とは?

高瀬文人から警察を訪れて、事情聴取を行う

26人を殺害した犯人・高瀬文人は、警察を訪れました。「殺されそうなので保護してもらいたい」と申し出ました。刑事・毛利忠治は高瀬文人の事情聴取を行い、スーツケースに入って亡くなった橘芹那の殺害を追求を行いました。

高瀬文人は、「橘さんは勝手に死んだ。カフェをやりたいというので、物件を案内したら、内見中に突然苦しみだして死んだんです。僕のせいにされたらと思ったら怖くなって。腐ると困るから、ホルマリンを点滴してスーツケースに入れて、隠しておきました」と話しました。

刑事・毛利忠治がシャツに付いた血について尋ねると、高瀬は「これは大崎めぐみさんという人の血です。彼女もアパート内見中に突然、倒れてしまって。僕が殺したと思われたら困るし。人が死んだ物件は事故物件になってしまうので、死体を持ち帰って、処置に困って解体しました」と話しました。

刑事・毛利忠治が「ふざけるな」と怒るが、高瀬文人は「本当です。だから自分から出頭したんです。僕は誰も殺していません」と告げました。

フリー記者穴戸理一、テレビ出演。~犯人の真相を語る~

フリー記者の穴戸理一がテレビに出演して、高瀬文人は26人殺害したといい、その犯行を説明しました。高瀬文人は、凶器や殺害方法を英語にして、その頭文字を並べ、アルファベットのA~Zまでの26字をコンプリートしました。日本の解剖率は低いため、ほとんどの犯行が自殺や事故として処理されました。

フリー記者の穴戸理一は、出頭前の高瀬文人と接触することに成功したといい、その取材内容を本にして出版しました。本によると、高瀬文人は10年前の母親を病気で亡くし、そのころから犯行が開始されました。父親は7年前に失踪していて、殺害された26人の中に含まれている可能性があると推測しました。

両親の死後、高瀬文人は一人で不動産屋を続けて、客を案内する物件が犯行現場になりました。案内した客を内見中に殺害して、部屋をリフォームして殺害の痕跡を消していました。被害者の自宅に遺体を運び込み、自殺や事故に見せかけたケースもあったが、いずれの証拠は残っていません。本の内容は、あくまでも「高瀬文人の妄想」として本に掲載しました。

久保六郎の正体・高瀬文人の罪と証拠品

久保六郎は穴戸理一から「ピンクのカバ」の絵を受け取ったことから、神倉保夫は久保六郎が週刊誌「週刊ジャーナルの内通者ではないかと疑い始めました。

刑事・毛利忠治は不自然死究明研究所(UDIラボ)を訪れて、三澄ミコトらに、何の証拠も挙がらなかったので、高瀬を殺人罪には問えない可能性があると言いました。高瀬が本の中で語った犯行は全て「妄想」であり、被害者の口の中に入れたボールも見つかっていません。高瀬自身の自宅の庭に何かを燃やした跡があり、高瀬は出頭前に全ての証拠を燃やした可能性がありました。

高瀬文人は死体を処理については認めているが、殺人自体を否認していて、このままでは死体遺棄罪・死体損害罪しか問えません。

検事・島田と被害者の司法解剖

中堂系は、自分を犯人扱いしていた島田のもとを訪れて、「俺を犯人扱いしている間に、高瀬が何人殺したと思う?黒いものを黒くしてくれるんだろうな」と告げました。検事・島田は「橘芹那の司法解剖を担当した三澄ミコトの判断次第です」と答えました。

その後、検事・島田は、三澄ミコトのもとを訪れました。「一人でも殺害が証明できれば、連続殺人で裁く突破口になる」と言い、橘芹那の死因を尋ねました。三澄ミコトは「橘芹那の死因ははっきりしています。ホルマリンの投与による殺人」と断言しました。検事・島田は「弁護士はボツリヌス菌で死んだと主張し、高瀬文人も同様の供述をしている」と明らかにしました。

三澄ミコトの司法解剖で胃の内容物からボツリヌス菌が検出されており、このままでは司法解剖の鑑定書が弁護側の主張を裏付けることになります。検事・島田は「鑑定書にあるボツリヌス菌に関する記述は全て削除してください。ボツリヌス菌には触れないでください」と頼みました。

三澄ミコトが「嘘の鑑定書を作れというんですか?」と驚くと、検事・島田は、「死因に関係のない、裁判員に誤解を与える記述は削除すべきだと言っているんです。貴方のプライドを少し曲げていただくだけで、高瀬を法で裁くことができる」と告げました。

UDIラボのメンバーと話し合い・週刊ジャーナルの内通者

その後、UDIラボのメンバーが話し合いを行いました。神倉保夫は、「島田検事に協力するよう、刑事局長からも要請がありました。できなければ補助金を打ち切ると」と報告しました。東海林夕子は、「脅しじゃないですか。補助金を打ち切られたら志乃代さんだけではやっていけない。潰れろってことですか?」と怒っていました。

三澄ミコトは「どうして高瀬は、ボツリヌス菌のことを知っていたのでしょうか?」と疑問を投げかけました。神倉保夫は「そろそろはっきりさせておかないといけませんね。UDIラボの中に週刊誌に内部情報を流している内通者がいます。週刊ジャーナルに、時折妙に内部情報に詳しい記事が出ています」と言いました。久保六郎に「週刊ジャーナルと通じているんですね」と尋ねました。

東海林夕子は「ないない。だって、へっこぽこ六郎だよ」と否定しましたが、久保六郎は「すいません。言えなくて」と言い、UDIラボに来た時から週刊ジャーナルに内通していたが、既にやめたことを明らかにしました。ボツリヌス菌については、久保六郎はフリー記者の穴戸理一が犯人だと考えていたので、みんなの役に立ちたいと思い、穴戸理一に殺人を追求しました。東海林夕子は、今まで以上に怒っていました。

事実を曲げるのか?

橘芹那がホルマリンを投与されて、殺害されたのは明らかでした。高瀬が死後、投与したと供述している以上、生前にホルマリンが投与されたことを証明しなければならなかったのです。橘芹那の遺体をすでに火葬されていたことから、犯人が生前にホルマリンを投与したことを証明することは難しいとされました。

三澄ミコトは検事・島田の言葉を思い出して苦悩していました。中堂系が「これを出せ。食中毒に見える記述は全て削除しておいた」と言い、橘芹那の鑑定書を渡しました。三澄ミコトは「事実を曲げろということですか」と問いました。中堂系は「事実は高瀬が殺したということだ」と告げました。

三澄ミコトは悩んだ末、嘘の鑑定書は出せないと決断します。そのころ、神倉保夫が「これは私の判断です。補助金を頂いても、鑑定は曲げない」と言い、検事・島田に三澄ミコトの鑑定書を出しました。検事・島田が「高瀬を殺人で裁けなくてもいいんですか」と怒っていました。神倉は「それはそちらの仕事でしょう。うちはうちの仕事をきっちりやってる。責任転嫁しないでほしい」と言って、立ち去りました。

中堂系VSフリー記者穴戸理一

中堂系は、フリー記者・穴戸理一の自宅を押し入り、「テトロドトキシンだ。薬物検査では検出されない。お前は突然死として片づけられる」と言い、穴戸理一に注射しました。中堂系は穴戸理一の本を読んで、殺害現場の描写から穴戸理一も現場に居て、穴戸理一は保身のために高瀬が犯人だという証拠を持っていると考えていました。

穴戸理一は、中堂系の読み通り、高瀬が被害者の口の中に押し込んでいたボールを持っており、中堂系に証拠のボールを渡して、解毒剤を受け取りました。その時、穴戸理一は糀谷夕希子を殺したのは、中堂系だと言いました。糀谷夕希子は絵本作家になるという夢をかなえるため、昼間は食堂、夜はクラブで一生懸命に働きながら絵本を書いていました。

中堂系は、「そんなくだらないことは止めろ」と迫っていました。糀谷夕希子は中堂系の部屋から逃げ出して引っ越し先を探しているときに高瀬不動産を訪れ、高瀬文人に殺害されてしまいました。証拠のボールは特殊なケースの中に入っており、ひっくり返すとボールに硫酸がかかるようになっていたので、穴戸理一は中堂系が動揺している隙をついて、証拠のボールが入ったケースをひっくり返して、ボールに硫酸をかけて隠滅しました。

三澄ミコトと久保六郎が駆け付けました。ボールはすでに硫酸でボロボロになっており、指紋もDNAも検出することはできない状態になっていました。穴戸理一は「残念だったな。フグの毒まで用意したのにな。解毒剤は有難く頂戴するよ」と勝ち誇っていたが、三澄ミコトは「テトロドトキシンに解毒剤はない」と教えました。

三澄ミコトは「何をしたんですか」と尋ねました。中堂系は「テトロドトキシンが簡単に手を入るか。こいつが勝手に飲んだんだ」と言って、最初の注射は単なる麻酔で、解毒剤だと言って渡した瓶に毒が入っていたことを明らかにしました。穴戸理一に「ゆっくりと苦しみながら死んでいて」と告げました。三澄ミコトは「何の毒を飲ませたかを教えてください。戦うのなら法医学者として戦ってください」と告げました。

中堂系は「法医学者はやめた」と言い、何を飲ませたのか答えてくれませんでした。久保六郎は、解毒剤と言って渡した瓶をなめました。甘かったので、穴戸理一に現れた症状を考えると、「これエチレングリコーゲンなんじゃ」と尋ねました。すると、中堂系は観念したのか三澄ミコトに解毒剤を渡しました。

糀谷夕希子の父親

糀谷夕希子の父親はUDIラボで待っていましたが、中堂系が戻ってこなかったので「明日まで日本にいるので、中堂さんに連絡を頂けるようにお伝えください」と言い神倉保夫に名刺を渡しました。神倉保夫は名刺を見て、「テネシー州にお住まいなんですか?」と尋ねました。糀谷夕希子の父親は「ええ。夕希子も高校までは向こうにいたんですが。日本の方がアメリカより安全だと思ったんですが」と悔しみ、UDIラボを後にしました。

東海林夕子はテネシー州は土葬ではないかと気づき、糀谷夕希子の父親を追いかけ、糀谷夕希子の遺体について尋ねました。糀谷夕希子の遺体は日本で火葬されず、エンバーミングが施されて、アメリカへ送られました。アメリカで土葬されていたことが判明しました。8年前より鑑定技術は向上しているので、糀谷夕希子の遺体を調べれば、当時は見つけられなかった犯人の証拠が見つかるかもしれません。

裁判

UDIラボは外務省を通じて、アメリカ側に事情を説明して、土葬されていた糀谷夕希子の遺体を掘り起こして、日本に搬送されました。三澄ミコトらが糀谷夕希子の遺体を再解剖し、高瀬文人のDNAを検出することに成功しました。その結果、糀谷夕希子を殺害した容疑も追加されて、犯人・高瀬は起訴されました。高瀬文人は裁判で一切の殺害を否認して、死体遺棄と死体損害のみを認めました。

検事・島田は三澄ミコトを証人として呼び、高瀬の殺人を立証しようとするが、高瀬の弁護士は証拠がないと言って、殺人を否定しました。検事・島田は、児童相談所は、児童相談所の記録を証拠として提出しました。高瀬は母親からしつけと称して、口の中にゴムボールを押しこまれ、母親から虐待を受けていました。当時の写真が残っていて母親が持っていたゴムボールは高瀬が被害者女性の口の中に押し込んだゴムボールと同じでした。

三澄ミコトは8年前には存在しなかった新しい鑑定方法で糀谷夕希子の遺体を鑑定し、糀谷夕希子の歯の裏から、高瀬文人のDNAが検出されたことを明かしました。検事・島田は「高瀬文人は自分が受けた虐待と同じことを被害者にすることで、無き母親への恨みを晴らそうとした」と主張しました。高瀬本人は「テンプレですね。何も分かっちゃいない」と馬鹿にしていました。

証言台に立っていた三澄ミコトは、「法医学者の仕事は正確な死因を把握し、事実を鑑定書に書くことです。そこには犯人の感情や気持ちは書かれていません。犯人の気持ちなんて分かりはしないし、貴方のことなんて理解する必要はない。不幸な生い立ちなんて興味はないし、動機だってどうでもいい。ただ、同情はしてしまいます。このかわいそうな被告人に。被告人は今もなお死んだ母親の幻影に苦しまれています。

30を過ぎてもなお、子供のころのままなんです。誰も彼を救えなかった。貴方の孤独に心から同情します」と言って、高瀬文人に深々と頭を下げました。高瀬は逆上して、「黙れ。やりたくてやった。誰に言われた訳でもない。殺したくて殺した。母親は関係ない。26人やり遂げた。俺はかわいそうじゃない。俺にしかできない」と声を荒げました。すると、深々と頭を下げ、三澄ミコトはニヤリと笑って頭を上げました。

勝負はついたので、法廷で裁判を傍聴していたフリー記者・穴戸理一は、法廷を出ると、刑事・毛利忠治が殺人幇助の逮捕状を持ってやってきました。穴戸理一は「殺人幇助は殺人を手伝った場合だろ。私は取材していただけですライオンに食われるシマウマを撮影するカメラマン。あれと同じです」と答えました。刑事・毛利忠治は「ここはサバンナか?人間界には刑法ってもんがあるんだよ」と言い、穴戸理一を逮捕しました。

そこに居合わせた久保六郎は、裁判の傍聴にきていた週刊誌「週刊ジャーナル」の末永康介に連絡をして呼び、穴戸理一が逮捕される所を写真に撮らせました。末永康介は久保六郎に高瀬文人の連続殺人事件の真実を記事にすることを約束しました。

中堂系と糀谷夕希子の父親

糀谷夕希子の父親は糀谷夕希子を火葬し、アメリカに連れて帰ることにしました。中堂系が父親に「遺品です」と言い、「ピンクのカバ」の絵を渡すと、父親は「最後の電話で、夕希子が言っていました。今度の絵本は2匹のカバが一緒に旅をする話だと」言って教えてくれました。最後の電話で「一緒に暮らしていると甘えちゃうから、しばらく一人でやってみる。でも、いつかまた2匹に戻って一緒に旅をするんですよ」と話したのでした。

糀谷夕希子は中堂系が嫌になって、部屋を飛び出したわけではなかったのです。父親は「夕希子の旅は終わったけど、あなたは生きてください」と言い、中堂系に深々と頭を下げました。

UDIラボ

不自然死究明研究所(UDIラボ)に臨床技師の坂本誠が戻ってきました。中堂系の口癖「クソ」は治らなかったが、中堂系をスナフキンだと思えば、大丈夫だといいます。

久保六郎は医学部に復帰して、法医学の道をに進むため、UDIラボにアルバイトの面接にきて、三澄ミコトら全員に認められて、アルバイトに採用されました。

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アンナチュラルを観た感想や評価を紹介!

視聴者の感想・評価としては、毎週の金曜ドラマ『アンナチュラル』を楽しみにしている人が多かったです。個性豊かな人物が登場するのを楽しんで見る人もいれば、ドラマの展開が気になる人がこのドラマを見ていたと思います。ドラマの評価が多かったのは、日々の生活でこのドラマを楽しみにしている人が多数いました。

一番感想・評価で多かったのは、中堂系演じる井浦新さんのドSの言動です。その姿は、視聴者を面白く楽しくしている所もありました。中堂の口癖「クソ」は、視聴者の中でドラマを見るたび、中堂系の闇を深く知れば知るほど、中堂系を好きになっていく人が多かったのかもしれません。中堂系だけではなく、UDIラボの方との掛け合いも楽しみしている感想が多くありました。

最終回の結末が終了したあとも、アンナチュラルのロスの視聴者が多かったです。最終回の結末が分かっていても、UDIラボのメンバーとの掛け合いが見られないというのが、ロスを感じてしまったのかもしれません。最終回の結末は視聴者には胸に響いて、生きる・死とは何か大切なものを考えさせられたドラマでした。

そして、最終回の結末に興奮したり、歓喜を浴びる視聴者は多くいました。結末は視聴者にとって異なる感想があると思いますが、最終回の結末には感動と涙の嵐が沸き起こったのは間違いありません。最終回の結末は終わりではなく、始まりだと思いながら、続編シーズン2を期待している人は多数いました。また、最終回が終わっても「ありがとう」という気持ちを込めて、ドラマ「アンナチュラル」に感謝の言葉の感想が見られました。

アンナチュラルの感想・評価まとめ!

今回ドラマ「アンナチュラル」の感想・評価まとめを紹介しました。素晴らしいと話題のドラマ最終回の結末は、視聴者が予想だにしない結果だったと思います。最終回の結末を観た人も観たことない人もあらすじを見てからでも楽しめる作品になっています。続編も期待されている作品なので、ぜひ一度『アンナチュラル』を見てみてください。

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