世にも奇妙な物語の雪山のあらすじをネタバレ解説!物語の意味や結末は?

世にも奇妙な物語はタモリがストーリーテラーを務めている長寿の短編ドラマ番組です。過去に放送された世にも奇妙な物語の中でも「雪山」というエピソードは特に怖いと視聴者をざわつかせました。今回はその「雪山」のあらすじと共に解説を踏まえながら、「雪山」の結末を紹介していきます。忘れられない、トラウマレベルで怖いと噂の「雪山」の結末は様々な考察がありますので要チェックです。

世にも奇妙な物語の雪山のあらすじをネタバレ解説!物語の意味や結末は?のイメージ

目次

  1. 世にも奇妙な物語の雪山のあらすじが気になる!
  2. 世にも奇妙な物語の雪山は映画特別編として放送された!
  3. 世にも奇妙な物語の雪山のキャストを紹介!
  4. 世にも奇妙な物語の雪山のあらすじをネタバレ!
  5. 世にも奇妙な物語の雪山の結末をネタバレ!
  6. 世にも奇妙な物語の雪山の物語の意味をネタバレ解説!
  7. 世にも奇妙な物語の雪山のネタバレ解説まとめ!

世にも奇妙な物語の雪山のあらすじが気になる!

「世にも奇妙な物語」は短編ドラマ作品を複数扱い、タモリがストーリーテラーを務めている有名な長寿番組です。怖いものから少し不思議な作品など多種多様な幅広い演出で視聴者を楽しませてきました。物語によっては結末が不可解で視聴者にやつ考察や解説なども活発に行われています。

今回は有名な「世にも奇妙な物語」の中でも特に怖いとされている「雪山」のあらすじや解説、結末のネタバレをしていきます。「雪山」という作品は古い作品なのですが、番組開始から25年経った現在でも「怖い」「トラウマ」と言った感想があります。

「雪山」の演出や見せ方が怖いのももちろんなのですが、あらすじや結末をしっかり知ることで更に怖さを引き立たせる作品となっています。あらすじや結末を解説しながら紹介していきますので、世にも奇妙な物語の中の「雪山」の恐怖を今一度味わってみてください。

世にも奇妙な物語 - フジテレビ

世にも奇妙な物語の雪山は映画特別編として放送された!

「世にも奇妙な物語」は基本的にテレビシリーズとして放送されていますが、矢田亜希子主演の「雪山」というエピソードは「世にも奇妙な物語、映画の特別編」という形で公開されました。また、DVDには「テレビシリーズでは制作不可能だった4つのエピソード」といったコピーが書かれており、「雪山」はその4本の内の1つめの作品となります。

2000年に公開された劇場版は放送10周年という節目でもありました。DVDの中身の4本のタイトルと主演キャストはこちらです。

  • 「雪山」主演・矢田亜希子
  • 「携帯忠臣蔵」主演・中井貴一
  • 「チェス」主演・武田真治
  • 「結婚シミュレーター」主演・稲森いずみ

  • 原作:清水義範
  • 脚本:鈴木勝秀
  • 監督:落合正幸

雪山の原作、脚本、監督はそれぞれ上記のお三方です。落合正幸監督は東京都出身の映画監督であり、「世にも奇妙な物語」では一番多くの作品に携わっている方になります。「世にも奇妙な物語」の中ではホラー系を作ることが多く、「ホラーの名手」とも呼ばれ高い評価を受けています。

「世にも奇妙な物語」の「雪山」では視聴者に対して「ストーリーを決して追うな」と言っていますが、つまり主人公と同じように「雪山」を体験しているかのように見るのが正解だという意味です。雪山のあらすじや結末には疑問点や様々な考察・解説がなされていますが、あえて余白部分を作ることで観終わった後に考え余韻がくる様にしているそうです。結末に疑問が残ることこそ狙いともいえます。

また結末を何度観ても違った風に見えるよう工夫をなされており、テレビシリーズとは違って映画ということもあってリピーターになってもらうことも意識していたそうです。実際に一度観ただけではなかなか理解しきれない部分が多く、結末に対しての感想も多いです。2003年に韓国で公開された時も作中の謎が大きな話題を呼び、ネット上で多くの議論が交わされました。

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世にも奇妙な物語の雪山のキャストを紹介!

「世にも奇妙な物語」の「雪山」には主演の矢田亜希子の他に、主要メンバーが4人います。あらすじ解説の前に主演含め「雪山」の世界を彩るキャスト陣を紹介したいと思います。

矢田亜希子/木原美佐役

矢田亜希子さんは1978年12月23日神奈川県生まれ、トヨタオフィス所属の女優、タレントです。私生活では押尾学さんと結婚されていましたが、離婚され現在はシングルマザーとして頑張っていらっしゃるようです。「世にも奇妙な物語」の「雪山」では木原美佐を熱演していました。
 

中学2年生の時に、母親と原宿で買い物をしている時にスカウトされた事がデビューのきっかけだそうです。年齢も早かったからかアルバイトなど一般の仕事はしたことがないとの話でした。1995年にテレビドラマデビューしたことを皮切りに、テレビドラマ「白い巨塔」のヒロイン役で人気が出ると、アフラックのCMやジョージアのCMでも好評を得ました。

2005年ごろから目だって活動はありませんでしたが、2009年ごろには再び表舞台へと戻ってきています。「世にも奇妙な物語」の「雪山」の撮影に関して、毎日片栗粉や砂糖にまみれてすごく大変だったと語っていました。撮影は撮影所やスタジオの中で行われていたので、暑さも大変だったようです。

中村麻美/近藤麻里役

中村麻美さんは1979年1月14日、神奈川県出身。かつてはホリプロで女優として活動されていましたが、現在では潜在意識・セラピスト・講師といった仕事をされているようです。木原美佐の親友役を演じていました。過去には内田春菊の自伝的長編小説「ファザー・ファッカー」等、映画やドラマで活躍されていました。

鈴木一真/結城拓郎役

鈴木一真さんは1968年10月8日生まれ、ホリプロ所属の俳優です。静岡県三島市出身。「雪山」ではカメラマンの結城拓郎役を演じていました。本当に遭難さながらの大変な撮影現場であったと語っていました。役と同様にあまり睡眠をとらずに撮影に臨んだようです。

元々はモデルとしてスカウトされ雑誌「POPEYE」でモデルデビュー。その後スタイリストを目指したそうですが、モデルが本業となりました。1995年に俳優デビューしてからは、NHKの連続テレビ小説「天うらら」でヒロインの恋人役を務めたり、LIAR GAME Season2ではヨコヤノリヒコ役で注目を浴びました。

大杉漣/山内義明

名バイプレイヤーとして名を知られる大杉漣さんは1951年9月27日徳島県の出身の俳優です。2018年には撮影後に急に具合を悪くし急性心不全で若くして亡くなりました。下積み時代が長いこともあり、演技の幅が広い大杉漣さんは「300の顔を持つ男」という異名を持っています。北野武監督の映画「ソナチネ」での演技が高く評価され、徐々に人気を上げていきました。

「雪山」ではリーダーっぽい振る舞いをする男、山内義明の役を演じています。過去にも落合正幸監督の作品に出演したことがあり、「雪山」では3度目の出演だったそうです。矢田亜希子さんも大変だとおっしゃっていましたが、暑い中での撮影に対し「防寒具をいっぱい着せていただいてありがとうございました」と笑いを誘うお茶目なコメントをされていました。

宝田明/真辺春臣役

宝田明さんは1934年4月29日生まれの俳優で、声優やタレントなどマルチに活動されいます。シン・ゴジラ以前のゴジラシリーズに出演し昭和から平成まで多くの出演を果たしていたこともあり、日本特撮映画に欠かせないスターとして称されました。

また幼い頃には朝鮮に住んでいたことも理由として、中国語と英語が話せるそうです。テレビへの出演時、無意識のうちに中国語での言葉が出ることもあった、というエピソードもあります。初恋相手を探す番組では、初恋相手の中国人の女性に通訳無しで話をしていたそうです。「世にも奇妙な物語」の「雪山」では医者の真辺春臣役を演じていました。

世にも奇妙な物語の雪山のあらすじをネタバレ!

「世にも奇妙な物語」の「雪山」、これから結末まで続いていく冒頭部分のあらすじを解説と共に紹介していきます。話の始まりは大雨が降っているどこかの駅でした。この駅での話は「世にも奇妙な物語、映画の特別編」の4話の間にそれぞれ挟まっている形で作られています。その最初に始まったのが「雪山」の話となります。大雨が降ったことで大勢の人が駅で足止めを食らっている状態でした。

座り込んで雨が止むまで待とうとしている人、奥さんに電話を掛け迎えに来るように話している人などが駅にいます。そこで一人の男(山本耕史)が何気なく若い男に話しかけました。大雨で動けず時間もあった為、男は暇つぶしとばかりにある話を始めます。駅構内のなかには一人の男の声が響き渡り、その場で足止めを食らった人たちはみんな男の話に耳を傾けました。

「ある登山隊」の話です。雪山で雪崩に巻き込まれ遭難した二人の男は生き残りました、しかしもう一人の男は足に怪我を負い動けなくなってしまいます。食料が尽きて山小屋の中で二人は救援を待っていました。でも実際には食料は残っていた。怪我をしていない方が隠しており、様子を見に行くと外に行ってはこっそりと食料を食べていました。

怪我をした男は先に亡くなってしまいます。食料を独り占めしていた男は怪我をした男を外に埋めるが、朝になると死んだはずの男が横に寝ていました。何度外に埋めても、朝になると必ず隣にいるのです。そして、登山隊の話をしていた男(山本耕史)はオチを忘れてしまったといいます。すると、スーツ姿のサングラスを掛けた男(タモリ・ストーリーテラー)が続きを知っているといいます。

また、「あなたはこの話の一番大事なところを忘れている、この話の本当の怖さはそういうところじゃない…」と笑みを浮かべます。そして画面は「雪山」へと映っていきました。ここからが「雪山」本編のあらすじ解説です。

「雪山」あらすじの解説:飛行機の墜落

雪山冒頭のあらすじでは飛行機が墜落事故を起こすところから始まります。他の乗客はほとんど死亡してしまい、生き残ったのは木原美佐・近藤麻里(美佐の親友)・結城拓郎(カメラマン)・山内義明(口調が強めの男)・真辺春臣(医者)の5人だけでした。美佐は隣にいた親友の麻里を起こすが、麻里は足に怪我を負っています。生き残りの人間で麻里を瓦礫から助け、医者の真辺が応急処置を行います。

飛行機は新雪の上にあるため崩落の危険もあり、山内が場を仕切って近くに山小屋があるので避難すると主張するが、麻里は怖がって残りたいと言っていた。しかし山内が麻里を担いで生き残りメンバーと共に山小屋を目指す。ところがしばらく進むと山内は他のみんなへ先に行くように指示を出す。

美佐が振り返ってみると山内が「緊急処置」といって麻里をビバークさせるための穴を掘っていた。ビバークは緊急避難的に野外で一夜を過ごすことをいいます。美佐が反対し今度は結城が麻里を担ぐことになったものの、すぐに力尽きてしまいます。美佐は「なんで連れてきたのよ!」と感情をあらわにして怒り、自分が担いで運ぼうとするが結局今の状態では無理だと気づきます。

男3人が掘っていた穴に麻里を埋めることを決めます。麻里は「置いていかないで」「怖い」と言いますが、「食料も入れておくから」と食料と荷物を渡して穴を閉じてしまいます。麻里を埋めた穴の付近には目印としてスコップを立てておきました。まもなく結城が近くに山小屋を見つけ、みんなで小屋に避難することになります。こちらが序盤のあらすじ解説です。

「雪山」あらすじの解説:山小屋の発見と麻里の死亡

山小屋の中にはストーブがあり、火をつけて暖まろうとします。幸いなことに毛布や食料もありみんなで分けました。美佐は山小屋の中に麻里をつれてこようと外に出ます。カメラマンの結城も手伝おうと美佐と共に外へ行きました。麻里は埋めた穴から顔だけを出して寒さに凍えています。

スコップを使って麻里の周りの雪を掘ろうとしますが、視界も悪く焦りもあったのかスコップを雪へと突き刺すと謝って麻里の首を刺してしまいます。麻里は苦しそうに呻き、やがて真っ白な雪には赤い血の色がじわりと滲み出します。

山内が目撃しており「人殺し」と吐き捨て山小屋へと戻っていきました。美佐は心配そうに麻里に近寄りましたが、血だらけの手で麻里に足を掴まれると驚き、結城と共に慌てて小屋へと戻ります。小屋に残っていた真鍋に状況を尋ねられると、山内が「死んでたよ」と返事をしました。

「雪山」あらすじの解説:ローテーションで眠る

真辺はここで一つの話を始めます。冒頭で男(山本耕史)が話していたものと同じ内容です。真辺は「食べ物では争わないこと」を主張したかったとの意図で話をしたという。火をつけても寒い山小屋の中で、体力の温存のために短時間眠ることとなりました。全員が眠ってしまうと凍死の危険性があるので、ローテーションを組みます。

一人が起きている時間を5分と決め時間が来たら次の人間を起こし、10周したら一度全員が起きるというローテーションです。最初は全員がそれぞれ四隅に位置し、寝ていた人間を起こしたらその場所に起きていた人が寝るという決まりにしました。山内→真辺→結城→美佐という順番です。

美佐は起きている間に麻里と一緒に撮った動画を見ていました。10周したところで真辺が全員を起こし、みんなで食料を食べます。そこで美佐は「あること」に気づきました。美佐は手元の食料を自分たちに見立て地面に置き、説明をしながら話していくと最後の部分で「私達以外の誰かがいる!」とおびえ始めました。ローテーションは5人いないと成り立たなかったのです。以上が中盤までのあらすじ解説です。

世にも奇妙な物語の雪山の結末をネタバレ!

引き続き「世にも奇妙な物語」の「雪山」の結末をネタバレしていきます。5人いないと成り立たないということに気づいた時点で全員が恐怖を覚えます。順番的に最後となる美佐は「私は誰を起こしたの!?」と怯え、山内は「俺は誰に起こされたんだ!?」と困惑しました。次のローテーションでは移動せずに自分のところに戻るという形にして再び眠ります。

10周を終えて再び真辺が全員を起こすと、その時には山内が死亡していました。医者である真辺が遺体を見ると山内の喉元に外傷があり、他殺であるとわかります。山内の身体が既に死後硬直が始まっており、2時間前には死亡しているとの見解です。真辺は「私は誰に起こされたんだ…」と恐怖を覚えます。山内の食料を漁り「食えるときに食っとけ!」と錯乱状態です。

「私は寝ない…」と煙草に火をつけようとする真辺ですが、目の前を過ぎる何者かの影に怯え急いで横になるとパンを食べながら亡くなっていた。最後の二人になってから結城はビデオカメラを回し始めました。「生きてる!」とビデオカメラに向かってアピールします。結城と美佐の寄り添った姿をビデオカメラが映していました。美佐は眠ってしまいました、次に目を覚ました時に結城を見ると彼の背中には斧が刺さっています。

美佐は「麻里、次は私ね…」と山小屋の中に麻里の幽霊がいて次々に殺していっていると信じ込んでいました。回していたビデオを確認すると、白い服の女が結城にオノを振り下ろしているところが録画されており、美佐は恐怖を感じてビデオを閉じます。しかし美佐はビデオに映った女と同じ服を自分が着ていることに気づきます。「私じゃない…私じゃない…」と呟くものの指先には血液が付着しており…。

突然何者かに腕を掴まれ悲鳴を上げます。すると救助隊の男性が心配そうに美佐に声をかける。はっと気づき辺りを見回すと、そこには山小屋などなく辺り一面は雪景色でした。ただ、麻里、山内、真辺、結城の死体が転がっています。広がる異様な光景に救助隊の人は「いったい何があったんだ」と困惑します。「あなたの名前は?」と尋ねられた美佐は「私は…私は…」と呟きました。これが「雪山」の結末です。

世にも奇妙な物語の雪山の物語の意味をネタバレ解説!

極限状態での幻覚

「世にも奇妙な物語」の「雪山」では一度観ただけでは難しい箇所があるので順番に解説します。結末の解釈は色々あるようなのですが、いくつかご紹介します。

ラストシーンでは山小屋は跡形もなく消え、4人の遺体は雪の上に転がっていました。実際には山小屋など存在しなかったのです。命の危機に瀕している為に「小屋があると思い込みたい思いや願望」があり、結城が小屋が見えると言い出してから美佐も話しに乗っかり、その後から他のメンバーも見えるといい始めました。小屋があるという集団心理が強くなり、ないはずの幻覚を見たのだと言われています。

実際には山小屋や食べ物がない、と思わせる台詞も作中に出てきます。小屋に入った直後に「寒くて外にいるのと変わらない」という台詞がありました。また、りんごをかじった山内は「味がしない」と言っていたのもポイントでしょう。医者である真辺は死ぬ直前にパンをほおばっていましたが、ラストシーンではパンの形に似た雪の塊を口にしていました。

極限状態にあった全員が「山小屋はある」と信じる心、「食料や毛布」が欲しいという強い願望を抱き集団で幻覚をみたのだと言われています。小屋の中にはストーブもあったように見えていましたが、ラストシーンでは人物達の真ん中に燃えた衣類の跡も存在していました。

麻里の幽霊はいなかった?主人公・美佐の復讐

主人公の美佐は親友を見殺しにしてしまった罪悪感から、無意識のうちに麻里の代わりになり復讐として殺人をしていたという説があります。この説のヒントとして真辺が話していた「ある登山隊」の話です。遭難したうちの一人は怪我で動けず、片方の男だけが食料を食べていて怪我をした男が死んだ後に外に埋めました。しかし朝起きると必ず男の隣に死体があります。

何度埋めにいっても朝には戻ってきている。怖くなった男はビデオカメラを設置する。すると、夢遊病になった男が、夜になるたび死んだ男を掘り起こして自ら山小屋に運んでいた。この話からリンクさせて考えれば美佐も罪の意識から夢遊病になっていた可能性があります。麻里がいると思い込み、実際には自分が殺人を起こしていました。

最初に美佐が気づいた睡眠のローテーションについて、実際には下図のように5順目で起こす人がいないことになります。5人いると信じ込み、麻里の幽霊がいると信じ込んでいるからこそ、無意識化の中で成立させています。美佐は最後の順番なので一人二役することができた、と推測されています。

美佐は罪の意識を感じると共に、他の3人に対して麻里が死んだ責任を向けていると考えられています。麻里が恨んでるはずだ…という意識から麻里の幽霊がいる、と強く信じ込みその結果無意識に麻里になりきっていたのだと想定されます。しかし麻里の幽霊が殺していると思っていたのに、自分が麻里の服を着て結城を殺している場面をビデオで見て自分だと気づき最後には錯乱します。

だからこそ最後名前を尋ねられた時に「私は…私は…」と呟くだけになってしまいました。麻里の幽霊がいると信じ込んでいた美佐には、自分が麻里に幽霊になりきって殺人を犯していた事実を直ぐには受け入れられません。自分が美佐なのか、麻里なのかわからなくなってしまい答えられなかったのでは…といわれています。

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世にも奇妙な物語の雪山のネタバレ解説まとめ!

この記事では「世にも奇妙な物語」の「雪山」あらすじ解説から、結末のネタバレ等をお伝えしました。「世にも奇妙な物語」の中でも怖いと有名な「雪山」は何度か観てみると新たな発見が生まれ、いろんな解釈を考えられる作品となっています。「世にも奇妙な物語」史上でテレビでは放送できないレベルの怖いホラーを求めている方は是非チェックしてみてください。

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