ハゲタカの視聴率を最終回まで一覧まとめ！感想やNHK版との比較も【綾野剛】

2018年の7月からテレビ朝日版のハゲタカが放送され話題になりました。2007年にNHKで連続ドラマが放送されており、再度ドラマ化がされるという異色なドラマとなっていますがテレビ朝日版とNHK版のハゲタカでは放送されたストーリーが異なっており別の見方が楽しめる作品となっています。今回はハゲタカの視聴率に焦点を当てまとめていきます。NHK版との違いや最終回を見た人の感想などを主にまとめていきます。

ハゲタカというドラマは元新聞記者である元新聞記者の真山仁によって描かれたハゲタカシリーズ。その1作目となるハゲタカと2作目のバイアウトをドラマ化していますが、原作とは物語の構成が違っており原作とは別物として楽しむことが出来る作品となっています。テレビ朝日版のハゲタカは綾野剛が主演を務めたこともあり視聴率も中々のものとなっています。NHK版とはキャストも内容も違い、見どころも満載です。

このハゲタカというドラマで最も人気な理由が主人公である鷲津政彦という人物です。このドラマでは主人公サイドと敵対する企業という形が取られており鷲津政彦がどう不正を暴いていくかなどが魅力の一つと言えるでしょう。鷲津政彦は「ホライゾンジャパン・パートナーズ」という外資系投資ファンドの代表取締役という大きな責任が伴う立場にある人物です。序盤はホライゾンジャパン・パートナーズで物語が進んでいきます。

この鷲津政彦の行動理念は父親の過去が影響しているのではと言われています。かつて、実の父親は借金に追われ最後には自ら命を絶ってしまったのです。その過去があり企業買収や債権の回収などで追い詰められている企業や絶望や諦めている人物には優しく「まだあなたは、生きている」などと諭すなど、温かみのある様相を見せますが基本や冷徹無慈悲で対立した企業などは容赦なく攻め立てるという二つの顔を持っています。

そんなハゲタカで難しい役を演じたのが綾野剛です。2000年に上京して高校までやっていた陸上は辞め、バンド活動やモデルなどを始めます。そして、2003年に「仮面ライダー555」に出演し俳優デビューを果たしました。仮面ライダーの経験が活き、少しずつ映画やドラマなどで活躍していきます。バンド活動と俳優業をこなしてきますが、2005年に開催されたmr.aのライブイベントを最後に活動を終了し、俳優業一筋になりました。

2006年には中野裕之が監督を務めた作品「全速力海岸」に出演すると同時に全ての楽曲の作詞を担当するなどして話題になります。同年には連続ドラマ「イヌゴエ」に出演し、連続ドラマ初出演の経験もします。その後も様々なドラマや映画などに出演し、音楽活動にも関わっていくなどして知名度を広げていきます。そして、2012年に放送された連続テレビ小説「カーネーション」に出演、圧倒的な演技を見せ視聴率がかなり上がります。

さらに2013年には大河ドラマ「八重の桜」で松平容保役という大役で出演、その他にも「空飛ぶ広報室」「最高の離婚」にも出演しており、この3作品で橋田賞新人賞を受賞、「横道世之介」と「夏の終わり」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど俳優としての実力を開花させていきます。様々なジャンルの映画やドラマで演じる役によって様相を変える演技は見応え十分と言われておりファンも多く存在しています。

このハゲタカで鷲津の右腕と称されているアラン・フジタ。日系アメリカ人でありアメリカで育っているためアランという名前になっています。右腕と言われていますがこのアランが後に、利ばかりを追う鷲津のやり方に反旗を翻しホライゾンジャパンの本社に鷲津のやり方を密告し追放してしまうのです。その後釜にアランが就任し鷲津のやり方を一新しようと行動しますが、その行動が本社の反感を買いアラン自身も追放されてしまいます。

このアランという役を演じた池内博之ですが、視聴者に「かっこいい」や「イケメン」などの声が多々見受けられました。池内博之はハーフの俳優であり父親が日本人、母親がエルサルバドル人とあって普通の日本人よりは濃い顔立ちをしています。池内博之が芸能界に入ったきっかけは、高校に通っている時に芸能事務所からスカウトを受けたのです。入った当初は俳優ではなくモデルとしてメンズ雑誌を中心に活動していました。

そして、1997年に放送された人気テレビドラマ「告白」に出演し俳優デビューを果たします。さらに2006年には池内博之自身が監督を務めた「13の月」も話題になり、俳優や監督、モデルとマルチに活躍していきます。その7年後の2013年には日中合同作品となった「スイートハート・チョコレート」に出演、多彩な演技力からその後、中国映画や香港映画に多数出演し、アジアでの活動もしているなど俳優としての活躍の場を広げます。

ここでドラマ・ハゲタカの視聴率をまとめていきます。簡単なあらすじと共に視聴率がどのように推移していくのかなどを紹介し、2007年に放送されたハゲタカの視聴率を比べどちらの方が人気が高かった、視聴率がよかったなどを一覧にしてまとめていきます。テレビ朝日の「木曜ドラマ」枠として放送されたハゲタカですが、前情報でかなり期待が集まっており、ファンもかなりの期待を寄せていたハゲタカ、視聴率は如何程でしょうか？

テレビ朝日版ハゲタカの1話のあらすじを簡単に説明しますと、多大な不良債権を持つ三葉銀行は回収困難と見込まれた債権を投資会社に買い取ってもらうバルクセールを行うことになり、ホライゾンジャパン・パートナーズの代表取締役である綾野剛が演じる鷲津政彦がやってくるのです。300億円の希望を出す銀行側ですが、提示されたのは何と65億、無慈悲に物語が進んでいくハゲタカですが1話の視聴率などを一覧でまとめます。

放送前から期待されていたハゲタカの1話の視聴率が何と「11.9%」と期待を背負っていた分低い視聴率となっています。NHK版ハゲタカ1話の視聴率が「8.7%」とテレビ朝日版のハゲタカの方が高い視聴率となっています。NHK版ハゲタカは当時見ていた人は伝説に残る神ドラマと言われていましたが、視聴率はそこまで振るいませんでした。次にハゲタカ2話の視聴率を同じ時間帯に放送されていたドラマと比較し一覧でまとめてます。

ハゲタカ2話は太陽ベッドと鷲津政彦の熱い闘いが見どころとなっています。鷲津は前回登場した三葉銀行の飯島との会食中、飯島に「太陽ベッドの債権を売ってほしい」と頼むのでした。国内有数の寝具メーカーとして知られる太陽ベッドですが、現在では放漫経営によって多額の負債を抱えているのが現状でした。そんな負債を鷲津がどうするのかがカギとなるハゲタカの2話、ここからは2話の視聴率を一覧形式でまとめます。

鷲津が大企業と闘う中、貴子にもスポットライトが当たり物語が進行していくハゲタカの2話。物語から目が離せないですが、視聴率はどのくらいまでいったのかを一覧にします。2話の視聴率が約「11.3%」とハゲタカ1話の比べ若干落ちていますが視聴率的には順調な滑り出しと言われています。NHK版ハゲタカの2話は約「7.3%」と同じくらいの下降率となっています。視聴率が10%を切ると危なくなってくると言われています。

ハゲタカの第3話は1部の終わりとなっているため非常にあわただしく物語が動いていきます。ホライゾンジャパン・パートナーズはホテルの株式を手に入れたため経営に口を出せるようになり益々活動範囲が広がりました。父親である花井順平が経営していたワープジャパンを計画倒産させた三葉銀行。このことから鷲津は三葉銀行の暗部を徹底的に調べ上げ、その情報をマスコミに売るなどして潰しある意味で復讐を果たします。

そんな劇的な展開を迎えたハゲタカの3話ですが、視聴率は約「10.4％」と若干低くなっています。毎回約1%ずつ下がるなどしていますがドラマ自体が感性に合わなかったため途中で切ってしまったなどの感想が見受けられました。NHK版ハゲタカの視聴率も同じく約「6.0%」と低くなっています。同じ時間帯に放送されていたドラマ「BG～身辺警護人～」の視聴率が約「13.4%」となっているためそちらに流れたと考えられます。

ハゲタカ4話では衝撃的な物語が展開していきます。鷲津は大手電機メーカーである「あけぼの」が多くの負債を背負っていることを知っており水面下で動いていました。そしてパソコンメーカーの「ファインTD」の社長もあけぼのの買収を考えていたため、双方がぶつかる形に。しかし、鷲津のやり方に納得いかなかったアランが裏切り…。ハゲタカの第2部の始まりとあって内容もかなりハードになっていますが見応え十分です。

そんなハゲタカの4話の視聴率は約「9.6%」と右肩下がりの視聴率となっています。第2部が始まったハゲタカですがこの視聴率だと人気が下がってきていることが分かります。そして、NHK版ハゲタカの4話の視聴率が約「6.7%」とこちらも右肩下がりとなっています。民放で放送されていればもっと視聴率が上がったのでは？という視聴者の感想も目立っており、NHK版ハゲタカの再放送を望む感想も多く見受けられました。

ハゲタカ第5話では鷲津が佐伯や中延とともに「サムライファンド」という新会社を立ち上げあけぼの買収に動いていました。しかし、あけぼのの重役である新見は「ファインTD」と手を組むつもりでありサムライファンドとは手を組まない意向を示しました。さらに貴子の方も鷲津がアランに変わったため立ち位置が変わり危機的状況に。そんな中、あけぼのがプラザグループに嵌められ株式が大暴落、鷲津はどうするのでしょうか。

ハゲタカもいよいよ最終回に近づいてきました。5話ともなり中だるみしやすいと言われていますがハゲタカ5話の視聴率は約「9.9%」と若干向上しています。後半ともなり内容が濃いストーリー構成をしているため再度見始めた人もいると感想に残っています。NHK版ハゲタカの5話は次が最終回ともあり視聴率が約「7.2%」とかなり上がっています。物語が最終回に近づくごとに視聴率も上がっているのは関係があると言われています。

第2部の最終回という重要な回であるハゲタカの6話。ついに鷲津達とプラザグループの決着がつこうとしていました。鷲津は徹底的にプラザグループのことをFBIすらも使い調べ上げていました。そして、ホライゾンジャパンを解雇されていたアランと再接触、プラザグループの不正資料を貰い総理である望月に直々に会いに行き不正データを譲渡するなどしてプラザグループの壊滅に挑みます。第2部の最後に相応しい内容となっています。

見どころ満載と視聴者の感想が多く見受けられたハゲタカの6話。その視聴率は約「9.5%」と少し下降していましたが約10%の数値を維持しています。NHK版ハゲタカは最終回を迎えており、こちらはあまり振るわず約「7.1%」と低迷して終わってしまいました。

重工業メーカーである「帝都重工」が不祥事を起こしてしまい危機的状況に陥ってしまいます。芝野と手を組んで鷲津は帝都重工に赴きます。そして、鷲津はこの状況を打開するべく鷲津自身が帝都重工の社長になると語ったのです。飯島も説得、芝野も帝都重工に入れるということで納得したのです。最終回まであと1話となったハゲタカ。この後の展開に期待です。

ハゲタカの最終回まであと1話となった第7話、その視聴率が約「8.8%」です。ハゲタカを楽しみにしているという感想が多いな中、視聴率が振るわないのは予約などして他の番組を楽しんでいる方もいると言われています。

いよいよハゲタカの最終回となった第8話。鷲津自身が帝都重工の社長となり「30日以内に革命をもたらす」と記者会見を開いたのです。この社長になった理由も最終回で明かされますがかなり衝撃的な内容であり、手に汗握るストーリーを見せてくれます。視聴率もかなり上昇し約「11.1%」となりました。最終回に相応しい幕切れとなったハゲタカ。視聴率も少し盛り返し視聴者も楽しめたという感想が多く残っていました。

少し急ぎ足で物語が進んでいったことに原作から読んできた方には物足りないストーリーと言われていましたが、初めて見た方には入りやすい物語の構成をしていたという感想も見受けられました。鷲津の冷徹ながらも熱いハートを持っている姿は視聴者を惹きつける魅力があります。他にも様々な登場人物によって物語を盛り上げるため、視聴者も純粋に楽しめたと感想にかかれています。

ここまでハゲタカの視聴率をNHK版ハゲタカなどでまとめてきましたが、最近のドラマの視聴率よりも少し高い数値を維持していましたが、5話辺りから中だるみしてしまいあまり人気などは勝ち得られませんでした。しかし、内容に関してはかなり濃く幅広い年代にもフィットする内容ともあり見どころなどはたくさんあります。まだ見てない方はぜひ一度見てみてください。