モンテ・クリスト伯の感想まとめ！ドラマ最終回の評判やレビューを紹介

2018年春にフジテレビで放送されていた「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」の感想を調査し紹介していきます。また、ドラマの基本情報やあらすじ、キャストも紹介していきますので、ご覧になってない方でも楽しめる内容になっています。「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」の最終回の評判はどのようなものがあるのでしょうか。

ディーン・フジオカさん主演のドラマ「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」は、19世紀に活躍したフランスの小説家、アレクサンドル・デュマ原作の「モンテ・クリスト伯」をリメイクした形のドラマとなっています。原作「モンテ・クリスト伯」は”岩窟王”の名が知れ渡った作品でもあります。当時のフランスでは全18巻が出版されました。

物語は、無実の罪（今でいう冤罪）によって長年に渡り牢獄に入れられた後に、自分を陥れた人たちに復讐をしていくといった復讐劇となっています。日本では、小説家黒岩涙香が『岩窟王』として日本風にリメイクした作品があります。今回ドラマになった「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」は、『岩窟王』ではなく、原作『モンテ・クリスト伯』を基盤にリメイクした新たな復讐劇を遂げていくストーリーとなっています。

ドラマ「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」では、ドラマ「すべてがＦになる」、ドラマ「僕のヤバイ妻」などの脚本を手がけた黒岩勉さんが脚本を務めました。ドラマは1クールでは少ない9話完結になっています。日本を舞台に繰り広げられる復讐劇に、新たな岩窟王の誕生となりました。

それでは、ドラマ「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」のキャストの紹介をしていきます。原作を知らなくても十分に楽しめる作品となっていす。また、キャストの評判も好評です。

ドラマの主人公で岩窟王の柴門暖と後に復讐を遂げていく張本人のモンテ・クリスト・真海を演じたのは、俳優＆アーティストのディーン・フジオカさんです。暖は、明るく誰とでも仲良く打ち解けられる人気者でした。勉強は苦手ですが、その持前の明るさを武器に仕事や恋人のすみれと幸せに暮らしていました。ですが、突然無実の罪で牢獄に入れられてしまいます。

ファリア真海を演じたのは、田中泯さんです。原作ではファリア神父に当たります。牢獄で生き延びている老人ファリア真海は、ある日新たに牢獄に入れられた暖と出会います。クーデターによってラデル共和国の大統領の地位を下され20年もの間牢獄で生活していました。脱獄のため暖と協力し穴を掘りつづけましたが、老衰のため亡くなります。が、その間暖にあらゆる知識を与え暖に復讐するためのツールを授けます。

幸男のマネージャー江田愛梨を演じたのは、女優の桜井ユキさんです。原作ではエデに当たります。愛梨の正体は、ショーン・リーの娘エデルヴァです。眼の前で両親を殺された復讐で、その事件に関わっていた幸男に正体を隠して近づきます。そして、モンテ・クリスト・真海と共に自分の復習を果たすために協力し、真海と共に復讐を遂げていきます。

南条すみれを演じたのは、女優でモデルの山本美月さんです。原作ではメルセデスに当たります。すみれは、暖の婚約者でした。結婚式当日に暖が逮捕されてしまい、暖をずっと待っていますがやがて幸男と結婚してしまいます。料理研究家として活躍する一方、俳優幸男の妻でもあるすみれですが、モンテ・クリスト・真海の登場によって心が揺さぶられていきます。

すみれの幼馴染で現在の夫、また、暖の親友であった南条幸男を演じたのは、俳優で関ジャニ∞のメンバーである大倉忠義さんです。原作では、フェルナンに当たります。幸男は暖が現れるまえからずっとすみれのことが好きでした。ですが、魅力的な暖に惹かれていくすみれと幸せになっていく暖に嫉妬し、出来心で暖を陥れます。それが事の始まりでした。ショーン夫妻殺害事件にも関与しており、因果応報という言葉ふさわしい人物です。

暖の高校の先輩である神楽清を演じたのは、俳優の新井浩文さんです。原作では、ダングラールに当たります。暖と神楽は同じ漁業組合で働いていましたが、実力のある暖はどんどん神楽を追い越していくことに嫉妬していた神楽は、幸男に入れ知恵をして共に暖を陥れます。後に建設会社「神楽エステート」を東京で経営する”やり手”として成り上がっていきます。

神楽清の妻である留美を演じたのは、女優の稲森いずみさんです。原作ではエルミーヌに当たります。留美は、入間公平の愛人でしたが、子どもの死産がキッカケに別れます。銀座のホステルなどを経て神楽清と結婚しますが、その結婚生活も上手くいかず、真海の復讐に巻き込まれていきます。

警視庁公安部外事という役職を持つ入間公平を演じたのは、俳優の高橋克典さんです。原作ではヴィルフォールに当たります。自分の地位と名誉のためにはどんなに汚い手段も厭わない汚い人間です。暖を逮捕した時も、実は実父が検挙対象になったことで自分の名誉を守るために無実だと分かっていた暖を陥れるために利用しました。「誰よりも保身のために生きてる人」と言われる人物です。

入間公平の二人目の妻である入間瑛理奈を演じたのは、女優の山口紗弥加さんです。原作ではエロイーズに当たります。13年前まで公平の娘である未蘭の家庭教師をしていましたが、一人目の奥さんが亡くなったのをいいことに財産目当てで公平と結婚しました。薬学部出で薬学に詳しく、公平の父親と未蘭を毒殺しようと密かに計画を立てていましたが、公平にばれてしまい自ら毒を飲んで死亡しました。

2003年、漁業組合の船員である暖はすみれにプロポーズし結婚をすることが決まりました。ですが、そのすぐ後、漁業にでていた暖が乗った船”海進丸”が遭難してしまい、すみれは幸男に慰められていました。幸男は、売れない役者をやっており、幸せそうな暖が羨ましくありました。幸男はずっとすみれが好きだったので、このまま暖が帰ってこなければいいという気持ちがどこかにあったのです。ですが、海進丸は無事帰還しました。

ですが、海進丸の船長・バラジがテロ組織のメンバーではないかという疑いがありました。バラジは遭難のため亡くなりましたが、身辺調査がされました。バラジの代わりに暖が船長になることが決まり、神楽はそれに対し不満がありました。生前バラジから渋谷に届けてほしいと頼まれた手紙を神楽に見せてしまったことがきかっけで、翌日暖の元へテロの調査をしていた入間がやってきます。そこで手紙を預かりました。

手紙は全部英語で書かれていました。そこにあ入間の父親である入間貞吉の名前があったのです。その事実確認を父親にしたところ貞吉が資金援助をしていたと言うのです。ラデル共和国と取引し、代わりに暖を人質に送ることにした入間は、結婚式をしていた暖をテロリストへの資金提供の容疑で逮捕しました。入間は、英語で書かれてあった貞吉の名前を暖に変えました。暖はラデル共和国に送られその日から拷問を受ける日々が続きます。

時は流れ2017年春。地元に戻ってきた暖は変わり果てた実家に意識を失ってしまいます。暖は、牢獄で拷問を受けながらも必死に日本へ戻ることを考えていました。そんな時、同じく牢獄で暮らしているラデル共和国元大統領・ファリア真海と知り合います。ファリアと話をしているうちにだんだん入間と神楽に裏切られたことを知ります。ファリアは暖に自分の財産のある金庫の暗号を教え好きに使っていいと言います。

暗号を覚え、英語も教えてもらい外に出ても十分な知識をファリアに与えてもらいました。やがてファリアは亡くなり、暖の脱出計画が始まります。死体は袋に入れられ海に捨てられるので、ファリアの代わりに死体袋に入り無事牢獄から脱出することに成功しました。ファリアの金庫を開けるためにシンガポールへ渡った暖はファリアの資産4兆円を手に入れ、暖はモンテクリスト・真海として生きていくことになります。

ある日、幸男のマネージャー愛梨と娘の明日花が海で遭難してしまいます。それを暖扮する真海が助けます。お礼がしたいと明日花の母親であるすみれは真海を幸男の家に正体します。そこで何十年振りかに幸男とすみれに再開しますが、2人は真海が暖だということに気づきません。それもそのはず、暖は死んだことになっているからです。真海は、復讐の一歩として幸男とすみれを自宅へ招待しました。

また別の日、別荘の契約をするため暖の自宅を訪れた今は不動産の神楽が真海の自宅へやってきます。そこでもまた、週末にパーティーをすると言って神楽夫妻を自宅に招待しました。パーティーには幸男夫妻、神楽夫妻、また入間夫妻を呼びました。当日、何とか復讐相手を集めることに成功しました。全員がかつての知り合いなのに、よそよそしい態度を振る舞い、「初めまして」と挨拶をするのです。

かつて、入間と留美の死産した子供をマリア像の前に埋めた事実を見ていたことを土屋から聞いた真海はわざとらしくマリア像の前に花束を置きます。それを見て青ざめた留美は気分が悪くなりパーティーはお開きになります。実は、この事実も知っていた真海は敢えてこの別荘を買ったのです。その晩、”殺すなんて簡単すぎる、大切なものを全て壊すんだよ”そう、協力者であり幸男のマネージャーでもある愛梨に告げます。

ある日、神楽の妻である留美が真海の元を訪れます。若手実業家・安堂完治がアパレルブランドを立ち上げるための融資をしてほしいということでした。安堂のおかげで神楽の復讐近づきつつある真海は笑みを浮かべます。真海は神楽に「幸男は香港マフィアヴァンパと繋がりがある」ということを吹き込みます。一方、留美はコインに失敗し入間にお金を借ります。ですが、コイン暴落には真海が絡んでいました。

また、留美の行動は神楽に筒抜けだったこともあり、夫婦仲は急激に悪くなります。そして、幸男の身辺調査も始める神楽でした。300万を借りた留美はそのお金を安堂の元へ持っていきました。「これを使って」そう安堂に告げると、2人はいい雰囲気へ…。その晩、愛梨は真海に留美と安堂の関係を尋ねます。すると、「あの2人は実の親子だ」そう衝撃的な言葉を残しました。

真海はある日、入間の娘である未蘭の婚約者である出口を家に招きます。そこで「貞吉を殺してくれませんか」そう打診します。真海は、出口にとって都合のいい事由を述べます。未蘭は出口のことはちっともすきではなく、市場で出合った信一郎が好きでした。そんな時、「もし彼女と出口が結婚すれば自分の遺産は全て寄付する」と遺言書まで作られてしまったのです。そんなこともあり出口はその計画に乗ります。

日曜日に出口は入間家に訪れますが、出口は貞吉の部屋で泡を吹いて亡くなっているのが発見されます。出口を装って真海がは瑛理奈に送った手紙に、「前の奥様を毒殺したように貞吉を殺せ」と要求し、それに反発した瑛理奈によって出口は毒殺されてしまったのです。実は、未蘭の母親を殺したのも瑛理奈だったのです。ですが、周りはそのことに気づいていません。瑛理奈は息子に遺産を残すために要らない者を排除していたのです。

神楽はとうとう幸男の過去を突き止めます。幸男はかつてショーン・リーという香港で有名な俳優の付き人をしていました。その夜、幸男のもとにはヴァンパの連中がやってきて探っている日本人を止めろと言われました。神楽は幸男が関わっている香港警察の捜査資料を持っているとほのめかす真海の家に忍び込み資料を奪えと寺門に命令します。そして、深夜に真海邸に忍び込んでいるところを同じく忍び込んでいた安堂と鉢合わせます。

同じ刑務所に入っていた仲間で顔見知りだったため、寺門は安堂に協力を要します。一方、未蘭は信一郎と話していると、信一郎の実家がテロ組織のククメットと関係があると疑われていた事実を聞き、自分の父親が関わっている事件だと気付きました。そしてある日、真海は留美を自宅に呼び、前科持ちで現在は借金に追われていること、そして、安堂は孤児で電話ボックスに捨てられていたことを告げます。

留美はそれを聞き安堂はあの時死産した自分の子供だと気づきます。子どもが死んではいなかったことｗ知り、長年の罪悪感から解放されたのでした。体の関係を持ってしまったことに後悔すると思っていたいましたが、留美はそんなことよりも生きてくれていたことに涙を流したのです。そしてその晩、真海の家に忍び込んだ2人はトラぶって安堂は寺門を殺してしまいます。そこに居合わせた留美は、寺門の死体を埋めてしまいます。

寺門の死体はすぐ発見され捜査がされていました。入間はその件に関連付け15年前の暖のことを思い出していました。ある日、神楽は幸男に「お前を潰そうとしているのは真海だ」と聞かされます。香港でのショーンリー殺害事件に関与している幸男は、すみれに自分の過去を話ます。その過去とは、ヴァンパから借金をしそれを返済できなかった幸男は、ショーンリー家に強盗の手筈をしました。

ですが、留守だったはずが一家が帰宅してしまい鉢合わせに…！ヴァンパは夫妻を次々に殺害していき幸男はただ見てることしかできなかったのです。そして娘のエデルヴァを拘束し連れ去りました。幸男が話終わると、すみれは真海の家へ行き居ます。思わぬ客に、真海は「帰ってくれ」と言いますが、「主人は悪くないんです、悪いのはあなたのことを待てなかった私だよ、暖」と真海のことを”暖”と呼びました。

真海は我慢ができず「あなたは何も分かってない、悪いのは南条なんだ」そう言いました。その後、幸男とすみれはベストパートナー賞授賞のため授賞式に出席していました。幸男がスピーチをしていると報道陣の携帯が一斉に鳴り始めます。そこには幸男がショーンリー殺害に関与していることが書かれていたのです。するとすみれは「私達は今日限りで離婚します」と言い残し舞台を去ったのです。追いかける幸男でしたが…。

「あなたが殺したのね」「私が言ってるのは暖のことよ」そう言い、すみれは幸男のもとを去ります。神楽と入間はニュースを見て、暖が生きていることを悟ります。その頃、幸男の家ではマネージャーの愛梨が幸男といました。愛梨は、幸男に遺書を書いてほしいこと、自分はショーンリーの娘のエデルヴァだということを告げます。その事実に耐え切れなくなった幸男は言うとおりに首を吊ることを決意します。

ですが、愛梨は首を吊っている幸男を助けてしまいます。この事実を知った真海は愛梨を見限ります。幸男は一命を取り留めますが意識は戻りません。すると、すみれは毒で幸男を殺そうとします。その頃、寺門の遺体から安堂の指紋が検出され追われる身になってしまいました。そして、一方では未蘭が瑛理奈から毒で殺されそうになります。それを阻止するために動く真海。目を覚ました幸男はすみれと真海の元へ行きます。

気になるドラマ「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」の最終回は一体どのようなものになったのでしょうか。感想も交えネタバレ紹介してきます。

神楽は闇金の取り立てに襲われ牢屋に閉じ込められ嘗ての暖と同じような拷問を受けます。真海は母親のお墓参りにやってきます。すると、そこにすみれがやってきます。真海はすみれに、自分と結婚してくれたら復讐はやめる、そう言いました。一方、留美は安堂に自分の過去と安堂が息子だということを告げます。混乱する安堂でしたが、そこに入間が現れ、安堂を息子だと認め警察から逃がすために協力すると言います。

ですが、それは安堂を殺すためのエサでした。安堂を殺せば自分の不祥事が消える、保身のために留美と別れたあと安堂を殴り土に埋めました。ですが、安堂は生きていました。それを真海は留美に伝えます。容疑者は安堂だという記者会見に留美は乱入し、事実を話しました。一方、入間が家に帰ると、瑛理奈が毒を飲み血を吐いて倒れるのを目撃してしまい、精神状態が狂った入間はその後医療刑務所に収監されることになりました。

ある夜、神楽と幸男、すみれを真海の自宅で「最後の晩餐会だ」といい、すみれと暖の結婚式の映像を流します。そこで、真海はすみれにプロポーズの答えを求めます。すみれは「真海さんと結婚します。」と言いますが、その顔は悲しげ…。その後3人を帰したあと、真海は自家に火をつけます。燃え上がる炎に気づいた3人は真海を助けようとしますが…。最後は包帯姿で浜辺を歩く男とその男の元へ歩いて行く女性の姿で終わりました。

少し早目の最終回を迎えたモンテ・クリスト伯は、最終回も良い評判を残しました。話は複雑で、エグく、でも面白みもあるそんな素敵な作品だという感想が目立ちました。また、人間の醜い部分も上手に表現されており、また、暖の儚くも報われない心に視聴者の共感を誘いました。暖を演じたディーン・フジオカさんの魅力も相まって「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」というタイトル通り、復讐を終えた最終回となりました。

感動の最終回を迎えたと絶賛されているツイートです。評判はかなり良く、最初よりも最終回後の余韻が長く残った作品となりました。モンテ・クリスト伯の原作は海外ですので、ぜひ、原作を知っている方にも見てほしい作品です。きっと原作を知っていても十分に楽しめる復讐劇になっていることでしょう。また、まだドラマ「モンテ・クリスト伯」を見ていない方にもおススメできる、良い評判ばかりのそんな最終回でした。

ドラマ「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」は良い評判や感想が多くありました。1話よりも、最終回に近づくにつれ目が離せなくなる展開に”モンクリロス”という言葉までできたくらいです。最初はあほっぽい暖だったのが、復讐心に燃えるモンテ・クリスト伯になっていくさまは素晴らしかったです。また。ディーン・フジオカさんのモンテ・クリスト伯としても演技派を絶賛する感想も多く評判は好調です。

副音声放送もされ、評判も良い盛り上がりを見せた後編では、実況や感想ツイートがネット上では飛び交っていました。また、ディーン・フジオカさんが歌う主題歌もとても良い反響があり、また、モンテ・クリスト伯に合っていると好評でした。多彩な演技もでき、歌も素敵なディーン・フジオカさんのファンはもちろん、シリアスなストーリーが好きな方におすすめできる作品として良い評判ばかりな感想が多く見られました。

ここまでドラマ「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」のあらすじやキャスト、最終回についての感想を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。評判は上々で感想も好評なものばかりで、とても良い作品ではなかったでしょうか。また、ディーン・フジオカさんの魅力が際立つドラマでもありました。華麗なる復讐を遂げた暖のこれからは、みなさんの胸の内で幸せにしてあげてください。