世にも奇妙な物語 フォロワーのミミ子とは？白石麻衣主演のあらすじと結末・犯人

毎年季節ごとの風物詩として知られている『世にも奇妙な物語』。タイトル通り奇妙な物語を短編ドラマとして放送する番組で、数多くの傑作を生みだしていると多くの方から高く評価されています。今回紹介するのは、そんな『世にも奇妙な物語』で放映された短編ドラマの1つ『フォロワー』について。

『フォロワー』は2018年5月に放映された『世にも奇妙な物語'18春野特別編』の中の1編として放映されました。世にも奇妙な物語では、数多くの短編ドラマが放映されてきましたが、そんな中でも『フォロワー』は「怖い！」と話題に。「ぞっとした」「後味が悪い」等、様々な感想があげられています。

では『フォロワー』とは一体どんな物語だったのでしょうか？今回は怖いと話題になった『フォロワー』について、あらすじと結末、そして犯人について紹介していきます。

怖いと話題になった『フォロワー』ですが、実は放映前から注目を浴びていました。それというもの、「世にも奇妙な物語'18春野特別編」のCMで、乃木坂46の白石麻衣さんが主演として出演することが既に明かされていたからです。『フォロワー』が放送後話題となったのは、もちろんそのストーリーが「怖い」と話題になったから、というのもありますが、キャスト自体も充分話題となっていました。

世にも奇妙な物語'18春の特別編で放映された『フォロワー』のあらすじや結末、犯人について紹介する前に、まずは『フォロワー』に出演したキャストについて簡単に紹介していきます。

世にも奇妙な物語'18春野の特別編で放映された『フォロワー』のキャストでまず紹介するのは、主人公・藤田小春を演じた白石麻衣さんです。白石麻衣さんは1992年生まれのアイドル兼モデル。乃木坂46のメンバーとして活躍されている事で有名です。もちろん乃木坂46のでのアイドル活動だけでなく、様々な場所で精力的に活動中。テレビドラマにも出演されています。

特技はソフトボールやフラフープ、料理に物真似と実に多彩。特にソフトボールでは打つことが得意で、時速100キロ程度の球なら打ち返せるとのこと。また、料理では調理師免許を取得されているそうです。また、白石麻衣さん自身では特技としてあげているわけではありませんが、書道は7段の腕前。英会話教室にも通う等、次々と特技を増やされているようです。

世にも奇妙な物語'18春の特別編での『フォロワー』では、SNSで「いいね」と支持してもらうことを生きがいにしていたばかりに、悲劇に見舞われる女性を演じていました。ネタバレとなってしまいますが、このフォロワーでは最終局面で発狂する女性を演じており、その演技が「怖い」「自分も追い詰められている気分になった」等高く評価されています。

続いてフォロワーのキャストとして紹介するのは、主人公小春の同僚であるサキを演じた都丸紗也華さんです。都丸紗也華さんは1996年生まれのアイドル兼グラビアモデル。しかし中学3年生の頃から演技の指導も受けており、テレビドラマや映画に出演されることも。テレビドラマでは世にも奇妙な物語'18春の特別編でのフォロワーより前に『霊魔の街』や『人狼ゲーム ロストエデン』等にも出演されています。

映画では2016年に『イースターナイトメア』で主演を担当。2018年には『人狼ゲーム インフェルノ』にも出演し、徐々に映画での活動も増えてきています。また、バラエティ番組でも幅広く活動されており、『NEO決戦バラエティ キングちゃん』にも出演。更に『所さんの目がテン！』では歴史体験プレゼンターを担当されています。

ネタバレとなりますが、世にも奇妙な物語'18春の特別編でのフォロワーでは、途中までは物語の中で起きる事件の犯人の第1候補にあたるキャラクターを演じていました。しかし、都丸紗也華が演じたキャラクターは最終的には衝撃的な結末を迎えています。

世にも奇妙な物語'18春の特別編でのフォロワーのキャストで最後に紹介するのは、小春と同じ職場の取引先に勤めるイケメン・直也役を演じた佐伯大地さんです。佐伯大地さんは1990年生まれの俳優。テレビドラマ『ストロベリーナイト』や『家を売る女』、『崖っぷちホテル！』他、多数の番組に出演されています。映画では『2chの呪い』や『Sea Opening』等に出演。その他舞台でも数多くの役をこなされているようです。

そんな佐伯大地さんが芸能界デビューしたのは2010年。ホリプロ主催の新人発掘オーディションでファイナリストに選ばれたことがきっかけだったようです。現在精力的に活動されているようですが、2012年には学業を優先させるため、一時的に活動を休止されていた時期もありました。

世にも奇妙な物語'18春の特別編でのフォロワーでは、主人公である小春のSNS写真を撮影するのにつき合わされた人物を演じていました。フォロワーを実際に鑑賞された方々からは「絵にかいたようなイケメン役でおどろいた」「ちょい役かもしれないけど、ぴったりの役だった」等の評価を得ているようです。

乃木坂46の白石麻衣さんがフォロワーの主演を務めることでも話題となった、世にも奇妙な物語'18春野特別編。しかしもちろん話題となったのはキャスティングだけではありません。実際に視聴した方々からは、世にも奇妙な物語'18春野特別編の中でもフォロワーは「特に怖かった」と話題になりました。

ここからは世にも奇妙な物語'18春の特別編の中でも特に怖かったと言われているフォロワーについてネタバレを交えながらあらすじを紹介していきます。結末までのあらすじや事件の犯人についてもネタバレで触れていきますので、物語を最後まで観ていない方や、ネタバレが苦手な方は充分にご注意ください。

世にも奇妙な物語'18春野特別編で話題となった『フォロワー』。その主人公は藤田小春という女性です。小春はある日、会社の同僚、そして取引先の人物達と一緒に流行のグランピングを行い、そこでバーベキューをしていました。しかし、小春は料理そのものよりも、料理の写真や取引先の人達が乗って来た外車を撮る事に夢中。小春は写真をSNSへ投稿し、「いいね」を貰う事を生きがいにしていたのです。

取引先の人の中には「イケメン」と名高い直也の姿も。小春は直也も写真に収めようとしますが、その目的はあくまでSNSへの投稿。一緒に写真を撮るのではなく、イケメンと名高い直也の写真をSNSへ投稿し「いいね」をもらう為だけに直也単体の写真を何枚も撮影します。小春はフォロワー数No.1のSNS新女王を目指しており、日々「キラキラ女子」として写真を投稿していたのです。

そんな小春のアカウントは「港区OL_ハル」。時には総額80万円のドレスを着た姿や、イケメン彼氏と一緒に撮った写真等をSNSに投稿し、キラキラした毎日をSNSでアピールしていました。しかし、そのキラキラ港区OLという肩書は嘘。小春自身は中小企業の印刷会社に勤め、千葉県の少し古めのアパートで暮らしています。また、総額80万のドレス姿は試着時に撮ったもので、小春が所持しているドレスではありません。

イケメン彼氏の写真も、取引先でイケメンと名高い人物を撮影したものであり、自分の彼氏でも何でもない人物だったのです。日々写真の撮影に夢中になっている小春ですが、後輩であるサキはそんな小春の姿をみて呆れていました。

SNSではキラキラした港区のOL女子を演じていたものの、実際には「キラキラ」とはかけ離れた生活を送っていた小春。そんな小春にとって喜びとなっていたのは自身のアカウントに対するフォロワー数が伸びる事。こまめに写真を投稿し続けたことによって、小春のフォロワー数はどんどんと増えていきました。そんなある日『港区OL_ハル』の大ファンを名乗る『ミミ子』という人物からフォローされることになります。

ミミ子はハルの大ファンを名乗るだけあって、かなりこまめにハルのアカウントをチェックしているようで、小春が何かUPするたびに何かしらすぐにリアクションを起こしていました。熱心なファンを持った小春は喜び、いつの間にかミミ子の存在を心の支えとしていくようになっていきます。

ミミ子という熱心なファンに気を良くしていた小春。そんなある日、自分の知らないところで自分に関わるアンケートが設置されているという事をミミ子から知らされます。そのアンケート内容とは『港区OL_ハル vs 麗しの受付嬢さゆ どっちがキラキラ！？』というもの。

麗しの受付嬢さゆの存在を知らなかった小春は「さゆって？」と首を傾げますが、スマホで調べてみたところ自分と同じようにキラキラした毎日を投稿するアカウントである事がわかりました。小春が確認した時点ではアンケートの結果は5分。しかし「いいね」を貰うことに精を出していた小春は「麗しの受付嬢さゆ」と比べられた事を若干不快に。

アンケートの存在を知らせてくれたミミ子に「受付嬢さゆさんには、負けたくないな」とメッセージを送ります。すると、ミミ子からは「(^-^)」の顔文字が。特に文章のないメッセージでしたが、小春はミミ子からの応援のメッセージだと解釈し、また気分を良くしました。

気分を良くした小春は受付嬢さゆへと対抗心を燃やし、ますますヒートアップ。実生活とはかけ離れたキラキラした毎日をねつ造し、SNSへの投稿数を増やしていきました。

キラキラした自分を演じながら毎日を過ごしていた小春。しかしある日夕飯にラーメン屋でビールと一緒にラーメンを食べていると、ミミ子から「プールサイドでディナーからのラーメンは太っちゃいますよ」というメッセージが届きます。「プールサイドでディナー」というのは、小春がSNSに投稿した嘘の内容ですが現在食べているラーメンのことはSNSには一切触れていません。

まるで自分を間近で見ているような内容に、小春は思わず店から飛び出して辺りを伺います。しかし、だからと言ってミミ子らしき人物をその場で見つける事はできませんでした。またある日、アパートから出るタイミングで再びミミ子から「どうして千葉県にいらっしゃるんですか？ご自宅港区の麻布ですよね？？」というメッセージが。

まるで自分を監視しているかのようなミミ子からのメッセージにだんだんと小春は恐怖を感じるようになっていきます。ミミ子の存在を不気味に思い始めた小春でしたが、会社で同僚の葉子からますます恐ろしい話を聞かされることに。その内容とは、「麗しの受付嬢さゆ」が死んでしまったというニュースでした。麗しの受付嬢さゆは誰かにホームへ突き落とされ、線路へと落下して電車に轢かれてしまったのです。

ミミ子に恐怖心を抱いていた小春は「もしかして…」と「麗しの受付嬢さゆ」の事故を不気味に思い始めます。すると、突然会社のFAXが作動を開始。タイミングがタイミングだっただけに、小春はFAXの音にもかなり驚きます。内容を恐る恐る確認すると、そこには麗しの受付嬢さゆが線路に突き落とされる様子の写った画像が。あまりの内容に小春は動転し、慌てて自宅へと向かいました。

しかし、自宅のアパートについた小春が見たのは空っぽになった自分の部屋でした。引っ越し業者が荷物を全てまとめ終え、トラックで荷物をどこかへと運ぼうとしていたのです。引っ越し業者は戸惑う小春に引っ越し先の住所が港区麻生までしか伝えられていない事、そしてその続きの住所を教えて欲しいと話します。

細かい描写はありませんが、これはミミ子が勝手に小春を港区麻生へ引っ越しさせようとしたのだと一般的には解釈されています。続きの住所を訊ねられた小春ですが、もちろん次の住所等用意していません。するとそこで再びミミ子からメッセージが。そこには「フォロワーが10万人突破しましたよ！おめでとうございます！」の文字。起こった小春はその場でスマホを叩き壊そうとします。

するとその時、小春の頭上から突然植木鉢が降ってきます。植木鉢は小春には当たりませんでしたが、あまりのタイミングに小春は恐怖で固まってしまいました。怯える小春。するとまたミミ子からメッセージが届きます。そのメッセージ内容は「24時間、365日、ずっとフォローしてますから」というものでした。

ミミ子に存在に耐えられなくなってきた小春は半ば錯乱状態で街中を歩き始めます。しかし、そんな時小春はとある時事に気が付きました。ミミ子のアカウントに表示されている画像。その画像は赤いハイヒールを映したものでしたが、小春にはその赤いハイヒールに見覚えがあったのです。これが世にも奇妙な物語'18春の特別編で放映されたフォロワーの中盤までのあらすじとなります。

物語が進むにつれ、だんだんと追い詰められていく小春。ここからは世にも奇妙な物語のフォロワーについて結末をネタバレ紹介していきます。小春を追い詰めた犯人についても触れていきますので、奇妙な物語のフォロワーを最後まで見ていない方は十分ご注意ください。

ミミ子のアイコンに写る赤いハイヒールに見覚えがあった小春。そのハイヒールは小春の勤め先の後輩であるサキの履いていたハイヒールと同じものだったのです。犯人がサキであると思った小春はすぐにサキへと電話。「あなた私をフォローしてるでしょ？」と訊ねるとサキは「知ってましたよ」とあっさり小春をフォローしていたことを認めます。

訊くと、サキは小春がSNSで嘘をついていることを陰から笑っていたようです。しかし小春が続けて「あなたでしょ？分かってるのよ、今あなたの家に向かってるから」と伝えるとサキは「何のことですか？」と疑問を口にします。それでも聞く耳を持たない小春は「今あんたのマンションの前にいるから」とサキを責め立てます。しかし、その時小春の頭上から何かが降ってきました。

降って来たのは、なんと通話中だったサキ。マンションの上階から落ちてくる形となったサキは、地面にたたきつけられ絶命。サキが地面にたたきつけられた際に飛んできた血を顔に受けてしまった小春はその場で絶叫します。サキが犯人だと思い込んでいた小春でしたが、サキは犯人ではなかったのです。

小春は犯人がサキだと思い込んでいたものの、サキは目の前で死んでしまいました。目の前で人が死んでしまった事により、小春は段々と狂っていきます。その後も相変わらずミミ子からはメッセージが届きます。ある日小春が高級料理店で無表情のまま食事していると、はやりミミ子から「小春さんはやっぱりこうでなくちゃ」というメッセージが。

無表情のまま食事を続ける小春でしたが、店員からは「クレジットカードが使用できない」と告げられます。しかし小春は「知ってます」と笑顔で回答。唖然とする店員に「デザート持ってきてくれない？すっごいキラキラしたやつ！」とテーブルを叩いて追加注文までします。その途端、テーブルの上のコーヒーがこぼれてしまい、着ていたドレスが汚れてしまいました。慌てた小春は会計もしないまま料理店を後にし、続けて洋服店へ。

見栄えするドレスを物色しそのドレスを試着室で身に着けると、そのままやはり会計もせず店を出ます。するとそのタイミングでミミ子から再びメッセージが。「素敵なドレスですね」「どんなネックレスを合わせるんですか？」このメッセージを見た小春は、道ですれ違った女性に「それちょうだい！」と声を荒げてネックレスを強奪します。するとネックレスを身に着けようとしている小春の元へ、洋服店の店員が駆け寄ります。

代金を支払っていなかった小春は慌てて逃げ出しますが、そこへ車が。車にはねられた小春は地面を這いずり、道に落ちてしまった指輪を指に嵌め、そしてそのまま絶命してしまいます。一方小春を撥ねた車の中にはなんとミミ子が。ミミ子が小春のフォローを解除すると、それに連動したかのように小春のフォロワーが0に。これが世にも奇妙な物語'18春の特別編で放映されたフォロワーの結末となっています。

主人公がファンに殺されてしまうという衝撃的な結末を迎えた世にも奇妙な物語春の「フォロワー」。結局結末まで犯人の顔ははっきりとは映されませんでした。サキが犯人ではなかったため、世にも奇妙な物語のフォロワーを実際に鑑賞していた方の多くは、「第三者が犯人だった」と判断しているようです。

しかしながら一部の方からは「フォロワーの犯人は第三者ではない」「きっと物語が結末を迎えるまでのどこかに犯人が映っているはず」と推測する声も。では、フォロワーの犯人とは一体誰だったのでしょうか？

物語の結末まで、はっきりと犯人が描かれなかった世にも奇妙な物語'18春野特別編の「フォロワー」。しかし、一部の方からは「犯人は同僚の葉子だ」と指摘する声もあります。その根拠として挙げられているのは2点。麗しの受付嬢さゆが線路に突き落とされる様子を映したFAXが届く場面があります。通常のFAXでは発信者の情報が記載されるのですが、小春が確認したFAXには発信者情報が記載されていませんでした。

この事から、FAXを小春に取ってほしいと言った葉子がパソコンを操作し、さゆを突き落とした画像をプリントアウトしたのだと指摘されているようです。更に犯人が葉子だとする根拠の2点目は物語の結末で映し出されたミミ子の手が女性のものだった、という点です。SNSでは性別を偽る事も可能ですが、物語の結末で映っていたミミ子の指は女性のものだったと判断される方が非常に多いです。

葉子の手元は結末までアップで映る事がありませんでしたが、葉子は女性です。ミミ子の顔が映らなかったのは、物語の怖さを強調する為だという声もありますが、犯人が葉子であることを分からなくする為だと指摘するファンもいらっしゃるようです。

ファンの1部からは犯人は葉子だという声があるものの、結末まで誰が犯人なのかは明確にされなかった世にも奇妙な物語のフォロワー。では、このフォロワーの物語が鑑賞した方々へと伝えたかったこととは一体何だったのでしょうか？

「単純に怖い話の1つとして製作されたものだ」という意見を持っているファンも沢山いらっしゃるようですが、中には「現代ならではの話だし、何か教訓があるはず」と考える方もすくなくありません。ここからは世にも奇妙な物語のフォロワーというストーリーの意味について見ていきます。

「世にも奇妙な物語のフォロワーに何か教訓があるはず」と考えるファンの多くは、フォロワーという物語がSNSに振り回される人々への皮肉になっていると指摘しています。現代社会ではSNSに投稿する為に写真撮影を行う人が沢山いらっしゃいます。中には、料理そのものを楽しむよりも料理の写真を撮る事に熱心になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

テレビでも「インスタ映え」等の単語が頻繁に聞かれるようになり、味そのものよりも見栄えを意識した報道がなされていることもあると指摘する方もいらっしゃいます。世にも奇妙な物語のフォロワーは、こうしたSNSに振り回されてしまっている人々や現代社会を皮肉ったものだと解釈している方が大勢いらっしゃるようです。

SNSに振り回される人達への皮肉だと解釈されることもある世にも奇妙な物語のフォロワー。そのフォロワーの中でも特別怖い人物として多くのファンから名前をあげられているのは、主人公・小春を死においやったミミ子です。ミミ子が何を目的として小春を追い詰めたのか、物語の中では明確にされていません。おまけに、ミミ子の外見も謎のままとなっています。

では、ミミ子の声を演じていたのは一体誰だったのでしょうか？ミミ子が物語の中で直接小春と会話した場面はありませんが、ミミ子のメッセージは女性の声で再現されていました。おまけにその女性の声はフォロワーで登場したどの女性キャラクターとも異なっています。ここからは世にも奇妙な物語のフォロワーでミミ子の声を演じたキャストについて紹介していきます。

世にも奇妙な物語のフォロワーでファンを恐怖へと叩き落としたキャラクター・ミミ子。そんなミミ子の声を務めたのは1989年生まれの声優兼歌手、ナレーターである竹達彩奈さんです。竹達彩奈さんは14歳の頃にオーディションを受けて声優の指導を受け始め、15歳の頃には正式にプロとして事務所に所属するようになりました。その後2009年に『けいおん！』の中野梓役でブレイク。

「可愛らしい声質を持っている」と高く評価されるようになります。更にその後も『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『神のみぞ知る』等でも活躍。ヒロイン役や主役を務め、ますます注目を集めるようになりました。声と共に外見でも「可愛らしい」と評価されることも多い竹達彩奈さんですが、何よりも高く評価されているのはその演技力のようです。

基本的に演技中は「お芝居の主役はキャラクターであって自分ではない」「完全に裏方に徹する」と意識されているようで、声の演技を心から楽しんでいるという旨の発言をしたこともあるようです。

世にも奇妙な物語'18春の特別編の中でも怖いと話題になったフォロワー。結末まで犯人の顔がはっきりと映らなかったことや、ミミ子の不気味さなどでも注目を集めました。では、実際に世にも奇妙な物語のフォロワーを最後まで観た人達はどのような感想を持ったのでしょうか？ここから先は世にも奇妙な物語'18春の特別編のフォロワーを観た人達の感想について紹介していきます。

フォロワーを結末まで観た人の感想でも特に多かったのは、やはり「ミミ子が怖い！」といった感想でした。既に何度も触れていますが、ミミ子の顔や正体はは物語の結末でも謎のままでした。そういった得体の知れなささがファンからの「怖い」という声に繋がっているようです。また、最初は小春のファンとして現れたにも関わらず、だんだんと小春の生活を侵食していったこともミミ子の不気味さにつながっていると指摘する声も。

更に小春の後輩であるサキを殺害(？)し、小春を自分の理想であることを強要した部分についても「怖い」と感想をもらすファンは多かったようです。フォロワーは世にも奇妙な物語'18春の特別編の中でも怖いと評判ですが、その評判にはミミ子というキャラクターの存在が一役買っているようです。

フォロワーを結末まで観たファンの感想で次に多いのは「小春の行動も怖い」というものです。小春はSNSに振り回されてしまう女性キャラクターとして描かれていました。これに関しては、結末だけでなく、物語の序盤から「ここまでSNSに依存するのは異様」「実際にいそう」等の感想があげられていました。現代社会ではSNSに投稿する為に、料理や風景を撮影したり、自撮りを行う人も少なくありません。

その為、フォロワーの物語で描かれた小春の姿がまるで自分の事のように感じられた方もいらっしゃるようです。また、そんな小春が物語の結末では、ミミ子という人物への恐怖心からなのか発狂してしまいます。フォロワーを冒頭から結末まで観ていた方の中には小春に自分を重ねた方もいらっしゃったようで、「自分もこうならないようにしないと」という感想を漏らしている方も。

更には、物語の結末では車に轢かれ重傷を負っているにも関わらず、地面を這いずり落ちた指輪を拾う小春の様子も描かれています。ミミ子に対する恐怖心がそうさせたのだという指摘の声もありますが、死にかけているにも関わらず指輪を嵌めて笑顔になる小春の姿を「異様だ」「小春も怖い」と感じた方も沢山いらっしゃったようです。

今回の記事では世にも奇妙な物語のフォロワーについて、あらすじと感想、そして結末と犯人について紹介してみました。フォロワーという物語の中で巻き起こされた事件の犯人はミミ子というキャラクターである事が描かれていますが、その正体や姿については結末まで明らかにされませんでした。その為、ミミ子というキャラクターの得体の知れなささに恐怖を抱いたという方が非常に多かったようです。

また、フォロワーという作品ではSNSの為に食事や風景を撮影し、更に嘘を吐く人物が主人公として登場しました。現代ではSNSに依存する方や、SNSで嘘をついてしまっている方もまったくいないわけではありません。その為「自分も主人公みたいにSNSに依存しないようにしないと」と自分を主人公に重ねて恐怖を感じた方が沢山いらっしゃったようです。

SNSというツールを主題にした物語だからこそ、フォロワーという物語は世にも奇妙な物語'18春の特別編でも「怖い」と評判になったのかもしれません。もし「ダメだ」と思いながらも、SNSに依存してしまっているのでしたら、一度フォロワーを観てみてはいかがでしょうか？依存から抜け出すきっかけの1つになるかもしれません。