2018年10月01日公開
2018年10月01日更新
失恋ショコラティエのドラマキャストとネタバレあらすじ!最終回の結末は?
ドラマ「失恋ショコラティエ」は、水城せとな原作のコミックをドラマ化した作品です。不毛な片思いが幾重にも重なる甘くて苦い大人のドラマです。人気俳優をキャストに据え、特に石原さとみ演じる紗絵子があざと可愛いと話題になりました。では失恋ショコラティエとはどんな作品なのでしょうか?今回は、失恋ショコラティエのドラマ最終回までのあらすじと人気キャストを、ネタバレも含めてご紹介いたします。
目次
失恋ショコラティエのドラマキャストとあらすじに迫る!
ドラマ「失恋ショコラティエ」は、2014年の1月から3月までテレビドラマ化されました。キャストは主演の松本潤、石原さとみの他、水川あさみ、水原希子、溝端淳平、有村架純、佐藤隆太など、主役級の人気俳優が脇を固める豪華なキャストに、当時は話題を呼びました。今回はその2014年冬の人気ドラマ「失恋ショコラティエ」のドラマキャストとあらすじに、ネタバレ込みで迫っていきます。
失恋ショコラティエとは?
失恋ショコラティエは、水城せとなによる少女漫画です。2010年から『月刊フラワーズ』で連載が始まり、2015年に最終回の9巻が発売されました。7巻の時点で累計発行部数250万部超えという驚異的なセールスを打ち出し、第36回講談社漫画賞の「少女部門」や、第2回ananマンガ大賞の大賞を射止めるなど、大きな大賞にも輝いている人気作品です。
失恋ショコラティエは原作が連載中にドラマ化が決定し、失恋ショコラティエの漫画連載と同時にドラマ放送も展開されていたので、失恋ショコラティエのそれぞれの最終回がどのような結末を迎えるのかも話題になりました。
失恋ショコラティエは、ショコラティエと片思いをテーマにした作品です。天才ショコラティエの小動爽太は、高校時代から先輩サエコへの片思いを引きずりショコラティエになり、サエコに散々弄ばれ、人妻になってもその片思いを一途に捧げます。そんな片思いの達人・爽太の周りを、同僚の薫子やセフレのエレナなど、それぞれの登場人物が片思いをし、甘くて苦いドラマが展開されるのです。
ドラマ失恋ショコラティエの原作者水城せとな
失恋ショコラティエの原作者水城せとなは、どんな作家なのでしょうか?水城せとなは1993年に「プチコミック」でデビューした少女漫画家です。水城せとなといえば、ボーイズラブ作品を思い浮かべる方も多いと思います。代表作に「同棲愛」「放課後保健室」「失恋ショコラティエ」が挙げられます。
失恋ショコラティエの原作者水城せとなの作品は、明るいコメディのようなあらすじの作品もあれば、暗く人の心を抉るような掘り下げたあらすじのものもあります。人の心理を暴くようなハッとさせられるようなセリフやモノローグも多く登場します。このハッとさせられるセリフの数々が、失恋ショコラティエが、多くの人に共感を得られる理由なのかもしれません。
ドラマとは少し違う?漫画版のあらすじをネタバレ紹介
失恋ショコラティエは漫画が原作で、連載中にドラマ「失恋ショコラティエ」の放送が始まりました。ネタバレになってしまいますがドラマ版失恋ショコラティエと漫画のストーリーはほぼ同じで、よくある「漫画とドラマの最終回が全く違う」という展開ではありません。
失恋ショコラティエの原作漫画とドラマの大きな違いは、主人公爽太の父親役竹中直人が、漫画版と違ってほとんど登場しないことでしょうか。竹中直人ほどビッグネームになると、スケジュールや予算など、いろいろな裏事情があるのかもしれません。
その他、登場するオリヴィエ・トレルイエが、外国人のはずが完全な日本人で、溝端淳平が演じています。また、序盤にフランスで活躍していた爽太が日本に凱旋帰国するのですが、原作では修行先のラトゥリエドボネールの日本進出をきっかけにでした。ドラマ版の失恋ショコラティエではこのラトゥリエドボネールの日本店は出店していません。
失恋ショコラティエのドラマキャストを紹介!
失恋ショコラティエのドラマと原作の細かい違いをネタバレ含めてご紹介いたしました。漫画版も甘い雰囲気であったり、それを裏切るような深くえぐるセリフが人気でしたが、ドラマ版失恋ショコラティエの人気は、なんといってもその豪華キャストです。それではここからは、ドラマ版失恋ショコラティエのキャストをあらすじも交えながらご紹介いたします。
小動 爽太/松本潤
ドラマ「失恋ショコラティエ」の主役・ショコラ専門店「ショコラヴィ」オーナーシェフである小動爽太(こゆるぎ そうた)のキャストは松本潤です。石原さとみ演じる紗絵子に、高校時代から片思いを続け、紗絵子の気持ちをこちらに振り向かせたいが一心でフランスにショコラティエとして修業に行きます。
ショコラティエとして成功をおさめ、日本に凱旋帰国した爽太は、女は選び放題のイケメンのはずなのに、高校時代の片思いを未だに引きずります。再会した紗絵子に遊ばれても、手のひらで転がされても、あざとさが見え見えでも「それが可愛い」と言い切ってしまう片思いっぷりで、究極の片思いストとして描かれています。
紗絵子の結婚後も片思いを続け、紗絵子との妄想を繰り返します。そして、紗絵子を振り向かせるために、自らを改革しようとし、その一歩として水原希子演じる加藤エレナと肉体関係に及びます。この失恋ショコラティエのドラマを見ると、不思議と受け入れられてしまう魅力を持っているという男性ファンもいらっしゃるようです。
爽太役の松本潤は男性アイドルグループ・嵐のメンバーです。テレビドラマは「失恋ショコラティエ」以外には「金田一少年の事件簿」「ごくせん」、映画にもなった「花より男子」、「バンビ〜ノ!」「夏の恋は虹色に輝く」「ラッキーセブン」「99.9 -刑事専門弁護士-」、映画では「僕は妹に恋をする」「ナラタージュ」など、多くの人気作に出演しています。
高橋 紗絵子/石原さとみ
ドラマ「失恋ショコラティエ」のヒロイン役高橋 紗絵子のキャストは石原さとみです。爽太の高校時代の1学年上の先輩で、高校時代から異性にモテて、同性に嫌われるタイプの女性です。男心をくすぐる言動は小悪魔そのもので、恋の達人としてあがめたくなるような数々の名言を放ちながら、爽太の長年の片思いの相手として、高校時代も結婚後も爽太を振り回します。
チョコレートが大好きで、爽太は紗絵子のためにショコラティエになるべくフランスに渡るのです。紗絵子は誰もが羨むような相手と結婚したものの、結婚生活は上手くいかず、思っていた人生と違う現実に不満を抱き、爽太に逃げ場を求めるようになるのです。
紗絵子役の石原さとみは2003年に「きみはペット」でドラマ初主演し、映画・ドラマ・CMなどで幅広く発訳注です。テレビドラマは「てるてる家族」「WATER BOYS2」や、大河ドラマの「義経」、「リッチマン、プアウーマン」「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「アンナチュラル」「高嶺の花」、映画では「わたしのグランパ」「北の零年」「貞子3D」「シン・ゴジラ」に出演しています。
井上 薫子/水川あさみ
ショコラティエとして活躍する爽太の店の従業員の美人女性・井上薫子(いのうえ かおるこ)役を水川あさみがキャストを担当しています。元々は、爽太の実家が営んでいたケーキ屋さんの従業員であり、商品のアイデアや戦略を担当する才女なのです。
薫子は実は爽太に片思いをしていますが、片思いをこじらせた薫子は言えないまま思いを胸に秘めて爽太を支えます。それを知っているのはオリヴィエだけなのです。紗絵子にいいようにされている爽太の姿にいつも苦い思いをしています。30代のキャリアウーマン的な女性で、恋にも仕事にも焦る独身女性の気持ちが伝わる名言が多い役柄です。
薫子役の水川あさみは大阪府出身の女優です。映画では「仄暗い水の底から」「渋谷怪談」「深紅」「西遊記」「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」、テレビドラマでは「風のハルカ」「西遊記」「医龍-Team Medical Dragon-」「のだめカンタービレ」「夢をかなえるゾウ」「ラスト・フレンズ」、大河ドラマの「江〜姫たちの戦国〜」や、「シェアハウスの恋人」などに出演しています。
加藤 エレナ(かとう えれな)/水原希子
爽太のセフレ役であり片思いの傷をなめ合う相手・加藤エレナ役のキャストは、水原希子です。佐藤隆太演じる六道の友人でモデルをしている美女で、爽太以外の男性に片思いをしています。爽太とは六道を通じて知り合い、お互いの片思いの傷を癒し理解し合うパートナーとして、セックスフレンドになるのです。
ここからはネタバレですが、エレナの片思いの相手はPV撮影で出会った売れないバンドのドラマーで、エレナは勇気を出して彼に思いを告白したものの、相手が既婚者のためふられてしまいます。
加藤エレナを演じた水原希子は、大人気のファッションモデルであり女優です。妹に同じくモデルの水原佑果がいます。映画・CM・ドラマで活躍しており、映画では「ノルウェイの森」「トリック劇場版」、人気コミック原作の「進撃の巨人」のヒロイン役、「信長協奏曲」の市や、「高台家の人々」、テレビドラマでは大河ドラマの「八重の桜」「嘘の戦争」、アニメでは「ONE PIECE」の声優にも挑戦しています。
オリヴィエ・トレルイエ/溝端淳平
爽太の親友として登場するオリヴィエ・トレルイエのキャストは溝端淳平です。原作ではフランス人という設定ですが、溝端淳平が演じるには無理があるので、フランスと日本のハーフという設定に代わっています。オリヴィエは有名パティスリー・トレルイエのオーナーの息子で、ショコラヴィの従業員でもあります。
見た目はキラキラの王子様なのに、中身はアニオタのアキバ系の残念イケメンです。爽太の妹のまつり(有村架純が演じています)に片思いをしているという、これまた片思い設定となっています。
オリヴィエ役は溝端淳平が演じています。テレビドラマでは「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」「BOSS」「35歳の高校生」「新参者」などの他、映画では「君が踊る、夏」「DIVE!!」に出演しています。
小動 まつり(こゆるぎ まつり)/有村架純
爽太の妹の女子大生として登場するのが小動まつり(こゆるぎ まつり)です。キャストは有村架純です。暇なときにお店を手伝う可愛い妹スタンスで、ゲームが好きなオタクのオリヴィエとは気が合いよく話しているのですが、オリヴィエの気持ちには気づいていません。爽太にとってはガサツだけど素直で可愛い妹ですが、実は友人の恋人とつきあっていて、三角関係に悩んでいるのです。
爽太の妹まつり役の有村架純は、朝ドラの「あまちゃん」でブレイクして、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、「ひよっこ」で朝ドラ初主演となりました。映画では「ストロボ・エッジ」「映画 ビリギャル」、アニメ映画「思い出のマーニー』で声優としても活躍しています。
六道 誠之助(りくどう せいのすけ)/佐藤隆太
「チョコレートの貴公子」と呼ばれるイケメンショコラティエとして登場するのが六道 誠之助(りくどう せいのすけ)で、佐藤隆太が演じています。その手が生み出すチョコレートは爽太の職人魂に火をつけるほどの実力ですが、普段はオネエ言葉で、同性愛者です。爽太が紗絵子に片思いをしていると知っていながらも、爽太に片思いをしています。
六道 誠之助役の佐藤隆太は、過去のドラマで「クレオパトラな女たち」では、ゲイ役の綾野剛さんに片思いされる役でしたが、失恋ショコラティエでは、逆に佐藤隆太がゲイとして、他の男性(爽太)に片思いをする面白いキャストになっています。佐藤隆太は「池袋ウエストゲートパーク」「海猿」で人気を博し、「ROOKIES」で初主演を勤めました
小動 誠(こゆるぎ まこと)/竹中直人
爽太の父親役小動誠(こゆるぎ まこと)のキャストは竹中直人です。代官山でケーキ屋を開いていましたが、店を息子の爽太に譲ります。爽太が店を「ショコラヴィ」として開店してからは、従業員の一人として働いています。ドラマでは登場回数が少なくなっています。
竹中直人は、大河ドラマ「秀吉」で主演を勤め、「伝説の教師」「GOOD LUCK!!」「のだめカンタービレ」「坂の上の雲」「軍師官兵衛」など人気作に多数出演、映画でも「無能の人」「シコふんじゃった。」「Shall we ダンス?」などで活躍する実力派俳優です。
関谷 宏彰(せきや ひろあき)/加藤シゲアキ(NEWS)
六道(佐藤隆太)が経営する「RICDOR」のスタッフの男性・関谷 宏彰(せきや ひろあき)のキャストは加藤シゲアキです。無表情で不愛想、何事にも動じなさそうなキャラクターですが、六道のことを尊敬しています。薫子と六道のパーティで出会い、六道に、「自分の世界を広げるために、今まで行ったことのない人と食事に行くように」と言われ、薫子を誘うのです。
関谷役の加藤シゲアキは、男性アイドルグループNEWSのメンバーです。テレビドラマでは1999年りの「怖い日曜日」で主演を勤め、「3年B組金八先生」にも出演、その他「時をかける少女」「嫌われる勇気」「ゼロ 一獲千金ゲーム」や、バラエティ、情報番組など、幅広く活躍しています。
吉岡 幸彦(よしおか ゆきひこ)/眞島秀和
紗絵子の夫吉岡幸彦(よしおか ゆきひこ)のキャストは眞島秀和です。大手出版社に勤める吉岡とは、紗絵子は出会ったときからこの人だと決めて結婚しました。誰もが羨む結婚を果たしたはずが、吉岡との結婚生活はすれ違いばかりで、追い詰められた紗絵子は爽太へと安易な逃げ道を作ってしまうのです。
漫画の原作のほうでは、いまいち冴えない外見になっていて、紗絵子は完全に肩書目当てにも見えましたが、ドラマでは吉岡幸彦が演じているので完全に誰もが羨む結婚です。ここからはネタバレになってしまいますが、最終回前で紗絵子は吉岡の子どもを妊娠していることがわかり、ドラマ最終回では紗絵子は吉岡の元に戻り、爽太はようやく「失恋ショコラティエ」になるのです。
紗絵子の夫役・眞島秀和は、1999年の映画「青〜chong〜」でデビューし、朝ドラ「ゲゲゲの女房」や、「フリーター、家を買う。」「遺留捜査』シリーズ、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」や「おっさんずラブ」など、人気ドラマに出演しています。
失恋ショコラティエのドラマあらすじをネタバレ紹介!
第1話のあらすじネタバレ:もっとあなたに傷つけられたい!!
ショコラティエの道を目指して製菓学校に通う主人公・爽太は、その片思いの原動力は高校時代から片思いしている先輩・紗絵子への恋心です。高校卒業後も製菓学校に通いながら紗絵子にチョコレートを渡し、一度は告白して付き合うことになったはずなのに、紗絵子は元カレの元に戻ってしまうのです。
傷ついた爽太は、それでも紗絵子をあきらめず、フランスに行き、紗絵子が好きなフランスの有名パティスリー「ラトゥリエ・ド・ボネール」に入門します。ラトゥリエ・ド・ボネールで修業を積み、一人前のショコラティエとして成功した爽太は、日本に凱旋帰国し、実家のケーキ屋を改装して、自らのパティスリー「ショコラ・ヴィ」をオープンするのです。
しかし、その頃には片思いをこじらせて究極の片思イストになっていた爽太は、爽太の店の情報を知って紗絵子が現れても相変わらず片思いに妄想を膨らませるのです。そんな爽太に対して紗絵子は笑顔で「来月結婚するからウェディングケーキを作ってほしい」と悪魔のような依頼をします。
紗絵子のことをあきらめたいから「もっとあなたに傷つけられたい」と思う爽太ですが、紗絵子のために最高のウェディングケーキを用意したいと願います。爽太は過労で倒れ、同僚の薫子は紗絵子を冷たく詰ります。
第2話のあらすじネタバレ:今夜も"妄想"と片想いが止まらない
「ショコラ・ヴィ」をオープンした爽太の前に、主婦の顔をした幸せそうな笑顔の紗絵子が現れます。結婚したにも関わらず、爽太と接触しようとあの手この手と仕掛けてくる紗絵子に、爽太は自分を変えるために「悪い男になる」と決めます。
紗絵子を一度は突き放しながらも、やはり片思いをこじらせた爽太は、紗絵子に会いたくて仕方ありません。紗絵子への想いを原動力に、紗絵子が食べたくなるようなショコラを量産します。そして、「チョコレートの貴公子」と呼ばれる六道誠之助(佐藤隆太)のパーティで、一人の女性と知り合います。モデルのエレナとお互いのつらい片思いの話で意気投合した二人は、一夜を共にするのです。
第3話のあらすじネタバレ:走り出した恋、それぞれの告白へ
セックスフレンドになったエレナと爽太の関係は順調で、傍目にはただのカップルにしか見えない状態です。爽太に片思い中の薫子、結婚生活がうまくいっていない紗絵子は、そんな2人が気になって仕方ない姿を見せます。ある日、紗絵子に「元カレ」と呼ばれ、単純に元カレ扱いされることに喜ぶ爽太は、悪い男になるどころか絶賛片思イストのままでした。
そんな爽太に、薫子が「あんな男受けを狙っている女がいいのか」と問うと、「見え見えだから可愛い」とすでに悟りを開いている爽太です。紗絵子が見た目だけの可愛い女ではないということを理解し、紗絵子の計算されたずるさも含めて全てを好きなのです。
一方爽太の妹のまつりは、友達の恋人と付き合っていて、三角関係に悩んでいます。爽太の親友であり同僚のオリヴィエは、そんなまつりに実は片思い中です。オリヴィエは恋と友情に悩んで泣きながら眠るまつりに思わずキスをします。
第4話のあらすじネタバレ:2人の恋は、チェスのように
薫子は六道を介して知り合った関谷(加藤シゲアキ)にデートに誘われたものの、断ります。同性愛者の六道は爽太に片思いするようになり、さらに苦い片思いが増えていくのです。爽太は自分のチョコラティエとしての原点が、紗絵子への想いだったことを思い出します。片思いは苦しくても、それでも紗絵子はショコラティエとしての自分のミューズなのです。
第5話のあらすじネタバレ:切ない切ない切ない…
紗絵子の誕生日が近づき、爽太は紗絵子のためにバースデーケーキを作ります。しかし当日、紗絵子は夫と争ってケガをしてしまい、紗絵子の夫がケーキを受け取りに来ます。紗絵子の夫に会い、深く落ち込む爽太ですが、セックスパートナーのエレナとの関係は良好で、お互い片思いの相手がいるにも関わらず、お互いを深く理解しあえるようになりました。
店の祝賀会の日、エレナは片思いの相手に振られてしまいます。実はエレナの片思いの相手は既婚者でした。エレナを心配して、会いに行こうとする爽太に、薫子は心無い言葉を投げかけ、逆に爽太に「他人の悪口ばかり言う女は嫌い」と言われて落ち込みます。夫が急な仕事で外出し、自宅で一人寂しく誕生日を迎える紗絵子。そして失恋したエレナのために、爽太は走ります。
第6話のあらすじネタバレ:俺、失恋することにした
失恋したエレナを、爽太が慰めます。爽太がいてくれたので失恋もそれほどつらくなかったと、エレナは感じます。そして爽太は、ついに紗絵子をあきらめることを決意します。紗絵子への恋はとっくに終わっていたと悟ったためです。一方爽太の妹まつりは不毛な三角関係に終止符を打ち、まつりに片思いしていたオリヴィエはまつりに再び告白します。戸惑うまつりを、オリヴィエは優しい言葉で押し切ります。
第7話のあらすじネタバレ:……なんの、涙? 現実にしていいの?
紗絵子に自分の作ったバレンタインチョコを渡して、自分の片思いに決着をつけようと決めた爽太は、振られたあとは薫子と恋を始めるつもりでした。「これで終わり」と紗絵子にチョコレートを渡そうとすると、紗絵子が涙を流し、爽太は思わず紗絵子にキスしてしまうのです。そして、その光景を薫子が見ていました。全員片思いの失恋ショコラティエらしい展開にドキドキすると感想が多く見られました。
第8話のあらすじネタバレ:ついに間男に成り上がったよ
ホワイトデーの日、2人分の料理を用意して爽太を待つエレナのもとに、爽太はやってきませんでした。夫と争って負傷した紗絵子が、スーツケースをもって家を飛び出し、爽太の元にやってきたためです。「ショコラ・ヴィ」で寝泊まりをさせることにした爽太は、紗絵子の誘惑に勝てず、勢いで紗絵子と結ばれてしまいます。
第9話のあらすじネタバレ:最終章突入! 正も誤もない、これが恋だ
「失恋ショコラティエ」のドラマ第9話では、「ショコラ・ヴィ」で暮らし始めた紗絵子は、爽太と恋人同士の甘い生活を送ります。紗絵子に夫がいるとわかっていても、今の甘いショコラのような生活に浸っていたい爽太ですが、紗絵子といくら深い仲になっても、紗絵子が理解できず満たされないのです。
ショコラ・ヴィに紗絵子の夫が紗絵子を探しに来ます。爽太は知らないとごまかしますが、現状に満足できない爽太は紗絵子を突き放そうとしながらも、結局できずに終わります。
第10話のあらすじネタバレ:最終回前夜! 未来に何も思い描けない
ドラマ「失恋ショコラティエ」の第10話では、別の相手とデートした薫子は、恋の達人として紗絵子に相談します。会って話をしてみると、理解できないと思っていた紗絵子が実はとても頭のいい人に見えてくる薫子です。ショコラ・ヴィに紗絵子と薫子が2人でいるところに、紗絵子の夫がやってきて、連れ帰ろうとします。薫子は紗絵子のことを自分の友人だと言い、紗絵子の夫を追い返します。
一方、爽太は、フランスで修業していた頃のボネールシェフが来日するので会いに行きます。爽太のショコラを食べたボネールシェフは、「このチョコレートからは君のビジョンが伝わってこない」と残念がります。爽太は、自分がずっと以前から、ショコラへのインスピレーションが全くわかず、未来を描けなくなっていることに気づくのです。そしてその翌日、紗絵子が産婦人科から出てきて、最終回へと続いていきます。
失恋ショコラティエのドラマ最終回をネタバレ紹介!結末はどうなる?
最終回直前までのドラマ「失恋ショコラティエ」のあらすじをネタバレ込みでご紹介しました。豪華なキャストに裏打ちされた、理解できないキャラクターと思いきや、うんうんと共感できてしまうドラマです。ドラマ最終回は爽太、薫子、エレナたちのそれぞれの片思いはどこに向かっていくのでしょうか?ネタバレのあらすじをご紹介いたします。
最終回のあらすじネタバレ:ついに今夜、全員の片想いが完結!
ドラマ「失恋ショコラティエ」のあらすじ最終回です。ショコラ・ヴィの厨房で紗絵子のためにチョコバーを作る爽太のもとに、紗絵子が現れます。夫の暴力と存在に怯える紗絵子は、ドアのノックの音でも敏感に反応してしまうのです。
やってきたのは夫ではなく爽太のセックスパートナーとエレナでした。爽太に、自分は爽太が好きだから、セフレではない関係になりたいと告白します。「同じ気持ちならショーを見に来てほしい」とチケットをおいていきます。また別の日、薫子は恋の達人である紗絵子にファッションやヘアスタイルの指南を受け、友人同士のような意外に楽しい時間を過ごします。紗絵子の結婚観を聴き、2人の距離はまた縮まります。
紗絵子の口から夫の子どもを妊娠していることをきいた爽太は、自分が紗絵子と子供の身を引き受けると言います。しかし、紗絵子はその手を取らず、「帰らなきゃいけない」と決意します。爽太とのことは結婚生活からの逃避に過ぎず、自分の帰る場所は夫の元だと理解したと言います。爽太が好きだというのも今の自分ではないのだと告げ、紗絵子は夫の元に戻っていきます。
紗絵子がいなくなって、爽太は店を休業しました。インスピレーションがわかず動けないでいる爽太に、薫子は「紗絵子がいるからこそ爽太はショコラティエでいられるのだから、あきらめないでほしい」と言います。その言葉から、爽太は再びチョコバーを作り、紗絵子の元に届けます。
紗絵子がいないとショコラを作れない自分と決別したい、紗絵子のために作ったもの以上のショコラを作ってみせると伝え、最終回にしてようやく片思いを終わらせます。最終回、終わりそうで終わらなかったそれぞれの片思いが次々終わっていきます。
最終回まで続いたエレナ・薫子も、爽太への片思いを終わらせます。爽太はショコラティエとしてパリへ修業に旅立ちます。紗絵子のいない世界はガランとして方向感覚を掴めないけれど、振り返らずに前だけ見て進もうと決めたのです。感動の最終回は、失恋ラッシュの最終回となりました。これだけ失恋が続いていても、晴れやかな気分になったと評判の最終回でした。
失恋ショコラティエの名言を紹介!
小動爽太の名言(ネタバレあり)「俺は、ショコラティエなんだ。」
もう俺自身の力で泳いで行ける。誰がいても、いなくなっても。俺は、ショコラティエなんだ。
— 失恋ショコラティエ 台詞・名言bot (@chocolavie_bot) September 19, 2018
恋に溺れていても、自分はショコラティエとして歩いて行けるという、プロ意識にあふれた爽太の名言です。これだけブレないでいられるのに、紗絵子にかかると残念なイケメンになってしまう爽太です。最終回でようやく失恋したショコラティエになってくれて、ほっとしたファンの感想も見られました。
吉岡紗絵子の名言(ネタバレあり)「好きに本気も遊びもない」
いや、「好き」に本気とか遊びとかって考えたことないんで。 吉岡紗絵子 #失恋ショコラティエ
— 失恋ショコラティエ 台詞・名言bot (@chocolavie_bot) September 19, 2018
恋の達人・紗絵子の名言です。好きに本気も遊びもないのです。男性が聞いたらドン引きしそうな結婚観ですが、実際にはリアルな女性のそれに近いものがあります。そこにいろいろな計算や打算があっても、紗絵子にとっては恋は恋。紗絵子は常に恋愛というものについて全力で向き合っているのです。
吉岡紗絵子の名言(ネタバレあり)「ベッド持ち込んでいい?」
ねえ、あたしのベッドここに持ち込んでもいい? 吉岡紗絵子 #失恋ショコラティエ
— 失恋ショコラティエ 台詞・名言bot (@chocolavie_bot) September 7, 2018
爽太があきらめようとするたびに、あの手この手で攻めてくる紗絵子の一手です。あざといのですが、可愛いとぐらついてしまう爽太です。
小動爽太の名言(ネタバレあり)「天然なんだかドSなんだかわかんない普通の紗絵子さんをください!」
やっと再会したと思ったらとっとと人妻になって、平気な顔でウエディングケーキを作らせる、天然なんだかドSなんだかわかんない普通の紗絵子さんをください! 小動爽太 #失恋ショコラティエ
— 失恋ショコラティエ 台詞・名言bot (@chocolavie_bot) September 5, 2018
1話から紗絵子に翻弄される爽太の危険な発言です。紗絵子が天然を装っていて実はドSとわかっていても受け入れる、爽太器の大きさに驚いたファンもいるようです。
加藤 エレナの名言(ネタバレあり)
好きになるのは一瞬だったんだから、一瞬で忘れられたらいいのに
恋はするものではなく落ちるもの、片思いに苦しむエレナのこの言葉は多くの視聴者が共感したようです。片思いの辛さが簡潔にあらわされているこの言葉、まさに名言として評判が高いです。
失恋ショコラティエのドラマキャストとあらすじまとめ!
失恋ショコラティエのドラマのキャストやあらすじをご紹介いたしました。キャストも豪華と話題でしたが、特に石原さとみの紗絵子は、小悪魔的魅力にあふれていて、特にはまり役だったと評判です。ドラマで失恋ショコラティエの世界を好きになった方は、原作コミックのほうもぜひ手に取ってみてください。