ブルージャイアントの評価・レビューまとめ!話題のジャズ漫画の見どころや感想は?

ジャズ漫画「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」の様々な評価やレビューをまとめています。「面白い」と評価が高く、あちらこちらで称賛の声が聞こえるブルージャイアント著名人の中にもファンが多い事で話題となっています。ここでは、ブルージャイアントに対する多くのレビューから、見どころを紹介します。そして、後半では具体的な感想も列挙し、ブルージャイアントの魅力をお伝えしていきます。

ブルージャイアントの評価・レビューまとめ!話題のジャズ漫画の見どころや感想は?のイメージ

目次

  1. ブルージャイアントとは?
  2. ブルージャイアントの見どころや面白い魅力
  3. ブルージャイアントの漫画あらすじネタバレ
  4. ブルージャイアントに関する感想や評価・レビュー
  5. ブルージャイアントの評価まとめ

ブルージャイアントとは?

ジャズ漫画「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」、一度は名前を耳にした人も少なくないでしょう。「面白い」と評価が高く、あちらこちらで称賛の声が聞こえるブルージャイアントは著名人の中にもファンが多い事で話題となっています。そこで、今回はブルージャイアントに対する多くのレビューから、この漫画の見どころを紹介していきます。さらに、実際にどのような評価や感想が上がっているか、具体的に紹介します。

BLUE GIANT(ブルージャイアント)の概要

「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」は、漫画家の石塚真一さん作のジャズを題材とした漫画です。ビッグコミック(小学館)で2013年10号から2016年17号まで連載されました。数々の賞を受賞しており、マンガ大賞2016では第3位、2017年の第62回小学館漫画賞を受賞、第20回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞しています。早くから人気を博して面白いという評価が高く、多くの著名人がファンを公言しています。

ブルージャイアントは、主人公・宮本大(みやもと・だい)が、ジャズの曲を聴いた事をきっかけにジャズにのめりこみ、サックスプレーヤーを目指し、仲間と共に成長していく物語です。物語の前半は、彼の住む宮城県仙台市が舞台となっていますが、後半ではサックスプレーヤーとなるべく上京します。

BLUE GIANT SUPREMEは続編?

「BLUE GIANT SUPREME(シュプリーム)」はブルージャイアントの続編で、ビッグコミックの2016年18号から連載されていました。舞台をヨーロッパに移し、単身ドイツに渡った大が悪戦苦闘しつつも、新たな仲間と共にジャズに打ち込んでいく姿が描かれています。そして、2020年11号からは、「BIG GIANT EXPLORER(エクスプローラー)」として、今度は舞台をアメリカに移して連載されています。

小学館│ビッグコミック連載『BLUE GIANT SUPREME』

ブルージャイアントの見どころや面白い魅力

ここからは、BLUE GIANT(ブルージャイアント)の見どころとして、様々なサイトで魅力的な登場人物や面白い漫画構成等、様々な角度から紹介されています。ここでは、特に多くの場所で評価されている要素から4つ紹介します。

見どころ①主人公の人間性

まず、ブルージャイアントの主人公・宮本大の人間性に対して、多くのレビューが挙がっています。多くの評価から、彼の人間性をまとめると「意志が強く、とても熱くて素直な人間性」となります。

大はどんなに忙しくバイトで疲れていても、毎日夜遅くまで練習を欠かしません。彼は世界一のジャズプレイヤーという夢を叶える為に、ジャズやサックスととことん向き合い、半端ない練習量をやり続けます。そんな彼の情熱やひたむきさ、自分の好きな事にとことんまっすぐ突き進む姿は、読者に感動を与えています。

ちなみに、大は初舞台の時に、彼の演奏を気に食わなかった客から一喝され、演奏から追い出されるという場面があります。大抵の人は凹んでしまいますが、彼は「へでもねぇや。」と言って笑顔を見せています。この場面に対し、「大の夢に対する想いの強さを感じた」という感想も挙がっています。

見どころ②玉田のキャラ

ブルージャイアントでは、もちろん主人公である大に対する感想やレビューが多く挙げられていますが、中には大の高校時代の同級生で、後にバンドメンバーとなる「玉田俊二(たまだ・しゅんじ)」を推す声もあります。玉田は大学進学のために上京し、ジャズとは縁もゆかりもない生活をしていますが、大のサックスに感化された事がきっかけで、バンドのドラマーになります。

玉田はドラムに触ったことのない素人なので、元々素質があった大や、同じくバンドメンバーの有望なピアニスト沢辺雪祈(さわべ・ゆきのり)とは、バンドを組んだ時点でスタートが違います。そのため、玉田は朝から晩まで猛特訓し、メキメキ上達します。それでも、お客さんからの評価は大や雪祈に向けられてしまうため、玉田は劣等感と挫折を味わいつつも、練習を続けます。

読者の中には、そんな玉田の努力を惜しまず、ひたむきな姿に胸を打たれた人も少なくありません。「どちらかと言えば天才肌の二人よりは、玉田の方に共感してしまう」という感想も挙がっています。

見どころ③音が見える表現

レビューの中には、「ブルージャイアントは音が見える漫画」と表現する声も少なくありません。音はもちろん見えるものではありません。なので、通常は効果音や擬音を用いて、音を表現する漫画が大半です。

ところが、ブルージャイアントでは音楽に関する描写は、全て登場人物の表情や線を使用した描写で、ジャズの持つ音の迫力さを見事に表しています。音がなくても、文字でどんな曲かを表さなくても、その迫力や演者の音に対する想いをまっすぐに伝えており、それがブルージャイアントが高い評価となっている要因の一つとなっています。ちなみに、大が乗る自転車の音などは、しっかり文字に表されています。

見どころ④インタビュー形式の描写の意味

ブルージャイアントには、単行本の巻末に「BONUS TRACK」という面白い描写のページが入っています。これは、各巻に登場する人々へのインタビュー形式となっており、内容は宮本大に関してですが、明らかに語り口は過去のエピソードです。

ここから推測されるのは、「このインタビューの時には、すでに大は世界的なプレイヤーになっている事を示唆しているのではないか?」という事です。このような形式の描写が、ブルージャイアントの面白いところとして、一部のレビューで紹介されています。

さらに、このインタビューから、ブルージャイアントが「途中からはバンドでの活動の話が主となっているが、本筋はあくまでも宮本大という一個人の物語であるという事を示唆しているのではないか」と推察もされています。いずれにしても、この珍しい形式を面白いと評価されています。

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ブルージャイアントの漫画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①高校編

宮城県仙台市で暮らしている宮本大は、将来の道も見つからずに過ごしている高校生でしたが、ある日ライブハウスでジャズの演奏を目の当たりにしたことをきっかけに、サックスプレイヤーを目指すことを決意します。毎日河川敷でひたすら練習を続け、徐々に上達していきます。こうしてある日、ついにジャズバーで初舞台を踏むことになりました。

ところが、大の演奏に対し、客からの罵声を受けてしまい、失敗に終わります。しかし、それにもめげずに練習し続ける大に、ジャズバーのマスターが音楽講師の由井を紹介します。こうして、由井から直接レッスンを受けられるようになると、さらに実力をあげていきます。やがて、大は高校卒業後にプレイヤーになるべく上京する決意を固めます。

あらすじネタバレ②上京編

上京後、高校の同級生・玉田の家に居候し始めた大は、ある都内のジャズライブハウスで雪祈と出会います。彼の腕にほれ込んだ大の呼びかけで、二人はバンドを組みます。その後、雪祈の反対を押し切った形で、大に感化されてドラムを始めた玉田をバンドに加入させ、「JASS」として活動を始めます。

初めは数えるほどの観客の前でのライブでしたが、徐々にファンも増え、やがて3人は日本最高峰のステージ「SO BLUE」を目指すことにします。そして、いよいよ夢が現実味を帯びてきたある日、ある出来事が3人の未来を大きく変える事になります。

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ブルージャイアントに関する感想や評価・レビュー

”ブルージャイアント””面白い”という2語で検索をしてみると、本当にたくさんの方の面白いという声が集まってきます。他にも、レビューサイトでの感想として、「一気に読んでしまった」や「熱量がすごい、熱い」という声も多く挙がっています。

普段からジャズに触れている人は多くはないようで、ブルージャイアントの読者の中にも、「今までジャズを聴いたことがなかった、難しそうだと思っていた」という声があります。しかし、知識がなくても楽しめる作品として、お勧めしている声も多く、むしろこれを機にジャズに興味を持った人も少なくないようです。楽器に普段から触れている人からは、「頑張ろうと刺激になった」という投稿もあります。

ブルージャイアントでは、夢を追う大の姿が描かれています。そんな姿に勇気をもらったという声もあります。また、大の一生懸命さ、ひたむきさ、熱さ、まっすぐさに心を打たれたという感想も多く寄せられています。大に対する評価はかなり高く、大という人物がこの漫画の人気を高めていると言っても過言ではありません。

ブルージャイアントでは音が見える表現が魅力的という事は前述していますが、とにかく多くのレビューで同様の感想が述べられています。迫力のある描写もまた、ブルージャイアントの評価の高さを生み出している要因です。

ブルージャイアントの評価まとめ

以上、ここまで音楽漫画「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」のレビューから、見どころや感想までをまとめて紹介しました。ここにあるものは一部となりますが、魅力的な登場人物、迫力のある描写、ストーリー構成のどこから見ても、いかに高い評価を受けているか、人気のある作品であるかがよくわかるでしょう。続編も続いていますので、その後の大の活躍とジャズの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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