コード・ブルーのロケ地は千葉？撮影場所になった病院の名前は？

「コード・ブルー」シリーズは2008年から放送を開始し、現在まで、３rdシーズンまで放送されている人気シリーズです。そして、この夏には劇場版「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」も公開され、注目の１作です！今回は、「コード・ブルー」のロケ地の都道府県がいったいどこなのか？撮影場所の病院名とは？といった疑問を調査します！

「コード・ブルー」とはどんな作品なのかご紹介します！緊急患者へ医師や看護師を派遣し、現地での救命医療を行い、適切な機関に搬送することの出来る、医療設備を搭載したのがドクターヘリです。「翔陽大学附属北部病院」を舞台に、フライトドクター を目指す若き候補生や医師たちの奮闘を描いたドラマです。「コード・ブルー」とは、患者の容態急変などの「緊急患者」という意味があるそうです。

「コード・ブルー」1stシーズン(2008年)では、山下智久さん演じる藍沢耕作、新垣結衣さん演じる白石恵、戸田恵梨香さん演じる緋山美帆子、浅利陽介さん演じる藤川一男の４人の若者達が出会い、救命医療の現場の現実と向き合い、患者と真摯に向き合う中で、悩みながら成長していきます。

「コード・ブルー」2ndシーズン(2010年)では、研修が修了を迎えフェロードクター４人の人生の岐路が描かれています。フライトドクター となるか、フェローをやり直すか、更に高度な技術を得るために他の課に移動するのか。彼らがどのように新たな一歩を踏み出すのか、それぞれが下した決断を描いています。

「コード・ブルー」3rdシーズン(2017年)では、それぞれの道を選び歩み始めた４人。藍沢は脳外科医として、緋山は周産期医療センターで産婦人科医。藤川は整形外科専門の救命医。白石は翔北大学附属北部病院のフライトドクターとして腕をあげていました。

翔北救命センターに成田凌さん演じる灰谷俊平、有岡大貴さん演じる名取颯馬、そして新木優子さん演じる横峯あかりがフライトドクターとして、馬場ふみかさん演じる雪村双葉がフライトナースとして仲間に加わります。人員不足の中、救命センターに戻った藍沢達。日々、新人達と患者たちと向き合う姿が描かれています。

株式会社ブランド総合研究所が発表した「地域ブランド2017」。その中で「魅力のある都道府県ランキング」で47都道府県のうち千葉県は19位にランクインしているんです！テーマパークや商業施設充実していますし、海のレジャーに訪れる人も多いです。「コード・ブルー」のロケ地となった都道府県はなんと千葉県なんです！ここからは「コード・ブルー」実際にロケとして使われた病院や、お店などを紹介します。

「コード・ブルー」1stシーズン・2ndシーズンの「翔陽大学附属北部病院」の舞台として撮影が行われていたのは千葉県印西市鎌苅の「日本医科大学付属千葉北総病院」です。「日本医科大学付属千葉北総病院」は、千葉ニュータウンの印西市に位置しています。1994年に開設、1999年より救命救急センターを設置、2001年に47都道府県の中で初めてドクターヘリを導入し、ロケ地として使われた事で一気に知名度が上がりました。

ヘリポートはドラマの撮影にあたり、「コード・ブルー」の仕様に変えられました。劇中でも大切なヘリポートまで気を使っていると評判です。

山下智久さんや新垣結衣さんらフライトドクターたちが着用している青いユニフォームも、「日本医科大学付属千葉総合病院」の医師たちが着用しているのをモデルとしているそうです。

ちなみに、ドクターヘリの運行、整備などは47都道府県のエリアごとに拠点を設けている「朝日航洋」が業務を行なっているそうです。

迅速かつ安全に重症患者を運び、ヘリの上での治療を安全に行えるのも整備士やパイロットの技術があってこそ。ドクターやナースと共に奮闘する彼らもご紹介します！パイロット役の寺島進さんは、ドクター達を支える重要なキャラクターです。愛妻家という役回りから、いつも愛妻弁当を手にしているのが印象的です！

パイロット役の伊藤祐輝さんは、「コード・ブルー」1stシーズンからの登場しています。登場はそこまで多くはありませんが、若きドクターやナース達と共に奮闘する姿が、視聴者の心を掴んでいます。また、整備士役の岩井挙士朗さんは、ヒゲとメガネ姿のキュートな役柄にも注目が集まっています。

「コード・ブルー」1stシーズンからお馴染みの食堂シーンですが、実は病院の食堂シーンは「日本医科大学付属千葉北総病院」の食堂ではなく、「千葉経済大学」での学生ホールが使われました。テラス席のグリーンが爽やかで、開放感のある場所です。「千葉経済大学」は西千葉駅から徒歩13分の場所にあります。この食堂、通称は「エステリア」の愛称で親しまれているそうです。

千葉県千葉市中央区青葉町にある「千葉市立青葉病院」は、4,000件以上の救急車を受け入れているほか、医療と消防が一体化した医療体制が充実した病院です。

ドラマでは、山下智久さん演じる藍沢と柳葉敏郎さん演じる黒田脩二が、「翔陽大学附属北部病院」の屋上で会話するシーンとして使われていました。

ドクターたちの集まるバーとして登場するバーです。「コード・ブルー」1stシーズン・2ndシーズンでは「すれちがい」、3rdシーズンでは「めぐり愛」に名前が変わっていました。独特な内装と雰囲気で印象的です。しかし、残念ながら、現在は閉店しているようです。

このバーを経営するママとして、古本新乃輔さん演じるメリージェーン洋子が登場します。白石や緋山を「ブス」と呼ぶ毒舌で強烈なキャラクターな事で、登場してから根強いファンも多いんだとか。

茨城県龍ヶ崎市にある飛行場です。昭和40年に開設され、軽飛行機の拠点として操縦士訓練も行われています。飛行場を一周するコース、東京一周、横浜方面に向けて飛行を楽しむコースなど、さまざまな遊覧飛行体験も出来るんだそうです。

「コード・ブルー」2ndシーズンのエンディングシーンとして使われた「龍ヶ崎飛行場」。山下智久さん演じる藍沢たちがドクターヘリとともに、滑走路を走る姿が印象的です。

「コード・ブルー」3rdシーズンでは、1stシーズン、2ndシーズンの青葉病院を除いたロケ地が使用されています。ここからは、新たなロケ地となった都道府県を紹介します。

「コード・ブルー」1stシーズン、2ndシーズンでもロケ地として使われていた「八千代医療センター」は3rdシーズンでも登場しています。夜間診療や処方箋も24時間空いているので、地域の人に寄り添った病院のようです。施設内の「渡り廊下」は藍沢が走り抜けるシーンで使用され、普段の穏やかな雰囲気とは違い、救命救急の緊迫感が伝わるよう演出されていました。劇中の「中央手術室」はここの手術室が使われているんだそうです。

「コード・ブルー」3rdシーズンに入り、戸田恵梨香さん演じる緋山美帆子は、　翔陽大学附属北部病院を離れ、産婦人科医として周産期医療センターで勤務しています。この周産期医療センターのロケ地となったのが千葉医療秘書専門学校です。

千葉医療秘書専門学校は、大学病院や総合病院への就職に強く高い就職率を誇っています。難関資格試験にも毎年高い合格率を出す専門学校です。建物の外観は、モダンでおしゃれな建物です。

千葉県の北東部にある旭日市に位置する「国保旭日中央病院」は広々とした病院です。「日本医科大学付属千葉北総病院」だけでなく、ドクターヘリのある病院として使用されました。撮影当時は新垣結衣さんなどの目撃情報もあったようです。

第１話の商店街のかずさ七夕祭りのシーンの撮影で使われたのは、栃木県鹿沼市中心部にある「銀座通り商店街」です。連日撮影が行われ、目撃撃情報が多数ありました。鹿沼市の消防本部も撮影に協力しており、劇中に登場する消防車は鹿沼市の消防車なんだそうです。千葉県ではなく、栃木県で撮影されているのは意外です。

「コード・ブルー」第２話で、クレーンで吊るされた船が落下し、怪我を負った親子を救助するシーンの撮影で使用されました。ドクターヘリが着陸した事故現場はマリーナ付近でした。

「銚子マリーナ」はハーバーに沿ってヨットが並ぶ「銚子マリーナ」は、整備された海浜公園が隣接しており、夏は涼しくレジャーに多くの人が訪れます。また４７都道府県では屈指の銚子漁港では新鮮な水揚げされた魚が食べられます！

「コード・ブルー」第３話で、木更津森林公園で倒れていた男性を救出するために新垣結衣さん演じる白石たちが駆けつけるシーンで使用されました。ここは、緑地の多い公園で、整備された遊歩道やテニスなども楽しめる場所として、家族連れが多く訪れるレジャースポットです。

「コード・ブルー」第４話で、河川敷でのバーベキュー中におきた怪我をした家族を救出するためドクターヘリが駆けつけます。新川サイクリングロードが撮影で使われています。千葉県の八千代市内のサイクリングロードで、季節の移り変わりが綺麗だと評判です。。サイクリングだけでなくジョギングにも人気な場所だと話題になっています。

「コード・ブルー」第6話で、冷凍倉庫内での荷崩れ事故の現場として使われました。千葉県船橋市の日の出冷凍倉庫が撮影に使われました。実際の冷凍倉庫を使用しているため非常に気温が低いことがわかります。

「コード・ブルー」第９話で、千葉新都心の地下鉄開通前の線路内で崩落事故が起こり、ドクター達が駆け救命活動を行います。撮影は、JR千葉駅で撮影が行われたようです。セットですませず実際の場所で撮影を行うことで臨場感が増していると評判です。

成田空港は、3rdシーズンのエンディングシーンの撮影で使われました。1stシーズン、2ndシーズンと同じMr.Children「HANABI」の主題歌が起用されました。「コード・ブルー」には欠かせない定番曲です！

2018年7月27日に公開された劇場版 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」。2018年7月28日～7月29日の47都道府県の映画動員ランキングで初登場1位を獲得しています。ファン待望の続編である劇場版のあらすじをご紹介します。

3rdシーズンで描かれた地下鉄トンネル崩落事故後、東京湾で濃霧が発生し、運行していたフェリーが海ほたるに衝突。さらに成田空港でも飛行機が乱気流に巻き込まれ、多数の負傷者が出る事態となり、山下智久さん演じる藍沢たちに出動が要請されます。大事故が同時発生し藍沢たち５人がどのように立ち向かうのか。未曾有の災害とそこで奮闘する人間ドラマに目が離せません！ここからは、映画でのロケ地をご紹介していきます！

「コード・ブルー」のドラマではおなじみの「日本医科大学付属千葉北総病院」も、ドラマと同じ撮影場所として撮影されたという目撃情報があがっています。目撃した人は実際の役者さんを見ることはできなかったようですが、撮影現場を確認しています。

飛行機が乱気流に巻き込まれる事故が起こり、ドクターヘリの要請が行われ、駆けつけるシーンとして使われています。

撮影当時は山下智久さん、新垣結衣さんらの目撃情報があったようです。どんな撮影が行われていたのか気になりますね！過去にも、「ドクターX」シリーズや、「カインとアベル」などのドラマの撮影でも使われた場所なんだそうです。

1日約２万人以上が訪れるといわれる海ほたるは、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾アクアラインにあるパーキングエリアです。全国の都道府県でも珍しい海上のパーキングエリアです。過去に「海猿」や「シン・ゴジラ」でもロケ地として使われました。映画では、東京湾の濃霧により、大型フェリーが海ほたるに衝突し大事故が発生し、藍沢達が駆けつけ、傷病者の手当を行うシーンが撮影されています。

今回は「コード・ブルー」で撮影に使われたロケ地をご紹介してきました。ドラマや映画で使われたロケ地の都道府県は千葉県で撮影されているのが分かりました！大半は病院などの医療施設なので、簡単に訪れるのは難しいかもしれませんが、セットではなくリアルな場所を使う事で医療の現場の緊張感がしっかりと伝わってきます。「コード・ブルー」のテレビシリーズを観直してから、スクリーンでその雰囲気を味わってみて下さい！