【Netflix】鐘の音が聞こえたらのあらすじをネタバレ！シーズン1の感想は？

Netflixで配信されているドラマの中には、シーズンが長すぎて手を出しづらいものも多いはずです。今回はそんなNetflixドラマの中でも、シーズン1が配信されたばかりの「鐘の音が聞こえたら」について、ネタバレを含めたあらすじや評価などについてをまとめて紹介します。スリラー系の作品を好む人は必見の作品です。まだ鐘の音が聞こえたらのネタバレを知りたくないという人は、閲覧にはくれぐれもご注意ください。

Netflixドラマ鐘の音が聞こえたらは、2020年6月10日よりNetflixで全世界配信が開始された作品です。ジャンルはミステリー・スリラーで、イタリアにあるクローン・ヴェノスタという場所を舞台に展開されていく物語です。エツィオ・アバッテ、イヴァノ・ファチン、ジョヴァンニ・ガラッシ、トンマーゾ・マターノが企画や原作、製作などを担当しています。シーズン1は全7話という短さも視聴しやすい理由のひとつです。

Netflixドラマ鐘の音が聞こえたらが撮影されたのは、イタリアにあるトレンティーノ＝アルト・アンディジェ州という場所です。イタリア共和国の北東部にある州で、トレントという州都です。これはイタリアの中に5つあるうちの特別自治州のひとつで、長期にわたり神聖ローマ帝国の支配下にあった場所です。本編の中には湖に沈む鐘楼が見られますが、これは実際に存在している鐘楼です。

Netflixドラマの中でも最新の作品である鐘の音が聞こえたらですが、導入として大切なシーズン1は、どのようなあらすじなのか気になっている人も多いはずです。続いては鐘の音が聞こえたらのシーズン1について、ネタバレと共にあらすじを紹介します。ネタバレを知った上でも、きっと作品に興味を持つことができるはずです。鐘の音が聞こえたらのシーズン1では、どのような展開が巻き起こっていくのでしょうか。

アンナには、かつて母親が少女によって銃撃され、父親との目の前で死亡したという過去がありました。それから17年が経ち自らも家庭を持ったアンナは、双子の姉弟のダリアとマロウと共に、イタリアのミラノから田舎町のクローンに引っ越すことにしたのです。アンナの父親はホテルの経営者だったので、一室を借りて住むことにしたのです。しかし移住は歓迎されず、住人達の態度は決して友好的なものではありませんでした。

クローンには、湖に鐘楼が浮かんでいる場所があります。そこの一帯にかつて町がありましたが、ダムが建設された際に湖の底に沈んでしまったのです。建設の際には、イタリア系とドイツ系で争いが勃発しました。そうした経緯があるためか、クローンを呪われた町だと言う人物もいました。父のトーマスは鐘楼に近づかないよう警告します。湖では貸しボートがあったり、飲酒をする高校生の溜まり場にもなっていました。

「太陽の渓谷」へ向かったとされるアンナが失踪してしまいます。しかし夜中に施錠された部屋へ侵入したマロウは、アンナそっくりの女性を見つけたのです。鎖を外してやると、彼女はマロウを突き飛ばして逃げ出していきました。朝になってトーマスに事情を話したマロウでしたが、部屋の中は夜中に見た時とは異なり、空き部屋状態だったのです。トーマスは夢だと言いますが、夜中に友人たちと部屋の片づけをしていました。

アンナの捜索に向かったトーマスは、洞窟の入り口で彼女の携帯を見つけました。ミッキーの親友であるルーカスは、ドッペルゲンガーに悩まされています。自分自身の姿を見たり、やってもいないことを注意されるのです。それはダムの湖から生まれていました。やがてドッペルゲンガーに襲われるようになり、逃げきれなかったルーカスは殺されてしまいます。彼と入れ替わったそれは、生活の中に溶け込んでいきました。

アンナの捜索を続けていたダリアとマロウは、怪しい山小屋の中で大量の血痕を見つけます。そこにアンナの幼馴染みで、森林警備隊員をしているアルベルトが現れました。事情を知っている様子のアルベルトは、血痕を掃除していました。そこに現れたトーマスが彼を捕まえて、アルベルトは警察に引き渡されることとなりました。アルベルトは、アンナが失踪したことに関係しているのか、謎と疑問が深まっていきます。

ダリアはジュリオと、マロウはミッキーと良い雰囲気でした。しかし先日逮捕されたアルベルトがミッキーの父親であったことから、2つの家族は一次的に険悪な雰囲気になってしまいます。しかし男女はそれぞれに急接近していくこととなり、互いに抱える悩みを共有し合いながら、少しずつ友情を深めていくことができました。

ある時、前触れもなくアンナの夫である男性が、ホテルにやってきました。ダロウとマリアにとっては父親である人物ですが、すでに10年以上も顔を合わせていないような状態でした。そんな父親が母親が不在のタイミングでやってくるという事実に、二人は不信感を募らせました。しかしその後、失踪したままだったアンナが二人の所に戻ってきたのです。母と子はようやく再会を果たすことができました。

しかしなぜ失踪していたのかを訪ねても、なぜかアンナは答えを濁すばかりです。その様子を不審に思っていた二人ですが、ある時3人で食卓を囲んでいました。そこでマロウが、アレルギーを発症したことにより命の危機に晒されるという事件が起こりました。母親であれば知っていて当然のものでしたが、マロウは本物の母親でなかったのです。彼女は以前にマロウが逃がした、あの謎の女性だったのだと確信を持ちました。

本物のアンナは、謎の女によって監禁状態にあったために、戻ることができない状態でした。謎の女は、実はアンナのドッペルゲンガーだったのです。そしてかつてアンナの母親を殺害したのも、この女だったことが判明しました。しかしドッペルゲンガーの存在を、世間に理解してもらうのは容易ではありません。それゆえにトーマスは、ドッペルゲンガーを長い間ホテルの中に監禁し続けていたのでした。

何も知らないダリアとマロウに対して、トーマスはドッペルゲンガーのことを話してくれました。ドッペルゲンガーは、消したいと思っている自分自身が、ドッペルゲンガーとして現れるのだといいます。彼らは湖から出現して、本物の自分が望まない人生を歩んでいることから、殺害しにやってくるのだといいました。アンナの母親やルーカスは、そういった理由からドッペルゲンガーによって殺害されてしまったのです。

逮捕されていたアルベルトが、釈放されることとなりました。しかし父親であるアルベルトの、いつもとは違った様子に彼に対して不信感を募らせていたのです。そんな二人に、ダリアとマロウはドッペルゲンガーの存在を話しました。すると二人は、否定するどころかドッペルゲンガーについてすぐに話を飲み込んでくれたのです。実はアルベルトもやはり本物ではなく、ドッペルゲンガーであることがわかりました。

ドッペルゲンガーと入れ替わったルーカスによって、ダリア、マロウ、ミッキー、ジュリオの4人は捕まってしまいました。森の中で木に縛り付けられた4人は、石油を使い燃やされようとしていたのです。しかしそこに現れたルイージによって、ドッペルゲンガーのルーカスを倒すことに成功したのです。しかしその際に銃弾を受けたルイージは、4人を救うことができたものの、残念ながら命を落としてしまうこととなりました。

アンナが監禁されているのは、死者の平原にある洞窟の中でした。そこにやってきたドッペルゲンガーのアンナとアルベルトですが、同様にダリアたち4人もまた洞窟に辿り着きます。アルベルトは本物のアンナを射殺すると、自らも死を選びました。ドッペルゲンガーのアンナは逃げ出しますが、崖に追い詰められたことでマロウに命乞いをします。けれどマロウが許すことはなく、アンナは足を滑らせたことで崖下に転落していきました。

これですべてが終わったかに思えたドッペルゲンガー事件でしたが、クローンの呪いが終わりを迎えることはありません。冬になると、湖面は凍りついています。その下では、新たなドッペルゲンガーが誕生しようとしていたのです。鐘の音が聞こえたらのシーズン1はここで終わりを迎えますが、続くシーズン2がどのような展開を見せていくのか、気になる幕引きだったのではないでしょうか？

見た目では判別できないドッペルゲンガーとの、恐ろしい戦いを描いた鐘の音が聞こえたらのシーズン1でした。続いては鐘の音が聞こえたらのシーズン1に出演していたキャストについても、順番に紹介します。ネタバレ込みのあらすじを見ても、ストーリーは十分に面白さのある作品でした。しかし出演しているキャストの熱演があったからこそ、さらに深く物語の中に入り込んで、楽しむことができた作品でもあったはずです。

母親のアンナ役を演じていたのは、女優のヴァレリア・ビレロです。17年前に起こった母親の事件以来、家を追い出されて生活をしていました。子供たちを連れて久々に故郷へとやってきたアンナでしたが、父親に連絡を取ることもなく突然の失踪をしてしまいます。ヴァレリア・ビレロは鐘の音が聞こえたらのほかにも、「センス8」や「ワンチャンス」といった作品にも出演しているキャストです。

アンナの父親でありホテル経営者のトーマス役を演じていたのは、俳優のルカ・リオネッロです。娘のドッペルゲンガーによって妻を殺害されてしまった悲しい人物で、本物のアンナに対しても厳しい態度をしています。彼女の帰省に対しても良い感情を抱いてはいません。ルカ・リオネッロは、「パッション」「マリー ～もうひとりのマリア～」「G.I.S特殊介入部隊 56HOURS」などの作品にも出演しているキャストです。

アンナの息子で双子の弟マウロ役を演じているのは、俳優のフェデリコ・ルッソです。気が弱く、時にはダリアに守られることもある人物です。フェデリコ・ルッソはティーンドラマなどにも出演しているキャストです。顔写真などは、残念ながら見つけることができませんでした。

アンナの娘で双子の姉ダリア役を演じているのは、女優のマルゲリータ・モルキオです。マウロとは対照的に気が強い性格をしています。マルゲリータ・モルキオは、現在の出演作品などは少ないものの、本作をきっかけに今後の活躍が期待される若手女優です。顔写真などは、残念ながら見つけることができませんでした。

アルベルトの妻であり、ミッキーとジュリオの母親であるクララ役を演じているのは、女優のアンナ・フェルゼッティです。高校教師をしている人物ですが、夫の心の中には別の女性がいるという事実に、長い間苦しみ続けている人物です。

ミッキーとジュリオの父親であるアルバート役を演じていたのは、俳優のアレッサンドロ・テデスキです。現在はクララを妻にもつ人物ですが、かつてはアンナと恋人関係にあったこともわかっています。結婚後もアンナに対する気持ちを捨てきることができずにいました。顔写真などは、残念ながら見つけることができませんでした。

恐ろしくもどこかもの悲しさも感じる、Netflixドラマの鐘の音が聞こえたらですが、シーズン1の物語の中には様々な謎も残されています。続いては鐘の音が聞こえたらのシーズン1について、ネタバレを含めた考察も紹介します。Netflixでシーズン1をただ視聴していただけでは気がつかなかったような部分も、考察を読んでから改めて視聴し直してみると、意外なところで思わぬ発見をする場合もあるかもしれません。

Netflixドラマの本作のタイトルは、「鐘の音が聞こえたら」です。鐘の音が聞こえたら一体何が起こってしまうのか、そこが気になってドラマを観た人もいたかもしれません。鐘楼は実在すると前述しましたが、クローン・ヴェノスタの村の外れに、大きなレジア湖があります。水力発電を目的として作られた湖で、そこには村がありました。村人が移住したことで潰された村の跡地が湖になったのですが、鐘楼だけは残されました。

実はクローンには都市伝説のような言い伝えが存在しており、冬になると鐘楼の鐘が鳴り響くというのです。しかし工事が行われた際に、この鐘は取り外されてしまっています。そのため実際に鳴るはずがない鐘ですが、本当に鐘の音が鳴り響くことがあるとすれば、その音には特別な何かがあるはずです。そうした言い伝えにインスパイアされ、鐘の音が聞こえたらというドラマが作り上げられた可能性もありそうです。

街の名前についても、わざとなのかどうかという点に謎が残ります。ドッペルゲンガーという未知の存在が明らかとなるシーズン1ですが、街名の時点でネタバレの伏線ともいえる命名です。さらに鐘の音が聞こえたらの現代は「Cron」で、街の名前自体がタイトルにもなっています。しかし分身という意味でのクローンは「Clone」という綴りなので、他に隠された意味がある可能性などもあるのかもしれません。

シーズン1の中で、影というものについて理解しきれなかった人もいるかもしれません。トーマスいわく人は善悪を持っており、精神が不安定になることで鐘の音が聞こえ、強い頭痛と共に湖から悪の分身が現れます。分身は本物の自分ができないことを実行し、ルーカスのような行動に出るのです。しかしクララの分身が蘇ったという事実からも、今後アンナやアルベルトの分身もまた復活してくる可能性もあるのかもしれません。

さらに偽者のアンナが、かつて自分の母親を射殺したという事実も疑問が残ります。アンナの分身がなぜ生まれたのか、その理由については明かされていません。アルベルトと破局したことが原因の可能性もありますが、母親とアンナの間に何か大きな確執があった可能性も考えられます。こうしたシーズン1では明かされなかった部分も、シーズン2の中で解明されていく部分もあるかもしれません。

面白さが加速していくNetflixドラマ鐘の音が聞こえたらですが、シーズン1が面白かったからこそ続きが観たいと感じる人も多いはずです。続いては鐘の音が聞こえたらのシーズン2の可能性についても、順番に紹介します。シーズン1だけで終わらず長くシーズンが続いていくドラマも多いものですが、シーズン1で打ち切られてしまう作品もゼロではありません。果たしてシーズン2は制作されるのでしょうか？

鐘の音が聞こえたらのシーズン2に関しては、残念ながら現時点で新しい情報は公開されていません。しかし内容も面白く続編も作りやすい内容であっただけに、シーズン2が制作される可能性は十分にあると考えて良いはずです。まだ2020年に配信が開始されたばかりということもあって、人気があるドラマだということがわかれば、シーズン2を制作しない理由はありません。ファンは積極的に評価をしていくことも大切です。

もしも鐘の音が聞こえたらのシーズン2が制作された場合、展開の中でもっとも気になるのが、ダリアとミッキーの分身についてではないでしょうか？分身との戦い方や、クローンの歴史などについても掘り下げられることが期待されます。さらに入れ替わっていると考えられるクララについてや、シーズン1では一度退場となってしまったダリアとマロウの父親についても、再び姿を現してひと悶着起こるのではないかと予想されます。

謎も残るシーズン1がフィナーレを迎えた、Netflixドラマの鐘の音が聞こえたらですが、実際にドラマを視聴した人の評価や感想なども気になる部分ではないでしょうか？続いては鐘の音が聞こえたらを視聴したという人の、Twitter上での感想や評価についても、少しだけ紹介します。まだシーズン1のみが配信されている作品ということもあって、視聴を始めるのであればまさに今がベストタイミングの作品です。

鐘の音が聞こえたらは良作だ、との評価もありました。映像の美しさや音に関する評価をされている作品でもあり、一度目はストーリーを頭に入れた上で、二周目にはそうした細部に目をやってみるのも面白いかもしれません。得体の知れない不気味さが感じられる作品でもあるので、新しいミステリー作品を欲しているという人は、一度チャレンジしてみる価値のある作品に仕上がっているはずです。

ストーリーや設定だけでなく、出演しているキャストに注目した人の評価もありました。大々的に話題にならないような作品の中には、こうした思わぬ出会いがあったりすることから、ジャンルが好みではないという理由だけで遠ざけてしまうのはもったいないのかもしれません。これから活躍するであろうキャスト陣も多いので、今からチェックしておくとまだ広く評価されていない良いキャストに巡り会えるかもしれません。

こちらもまた、出演しているキャストを評価する声がありました。双子の弟であるマウロは気弱なキャラクターです。男性の男らしさを評価する人には刺さらないかもしれませんが、こうしたキャラクターだからこそ母性本能をくすぐられる女性も多いのかもしれません。好きなキャラクターを見つけられると物語にも入り込みやすいですし、評価も変化しそうです。まずはお気に入りの一人を見つけてみるのもオススメです。

Netflixドラマの鐘の音が聞こえたらについて、ネタバレを含めたシーズン1のあらすじと、残された謎や評価などについてをまとめて紹介しました。普段はあまり海外ドラマを観る習慣がないという人でも、シーズン1のあらすじや評価を見て、興味を持つことができたのではないでしょうか？設定としては現実的ではない作品ではあるものの、もし自分の身近な人がドッペルゲンガーと入れ替わっていたらと考えると、恐ろしい作品です。

シーズン2の制作については未定となっていますが、近いうちに制作決定の発表が無いとも限りません。1シーズンのみが配信されている作品だからこそ、この機会にぜひ鐘の音が聞こえたらを視聴してみてはいかがでしょうか？休日の夜などにイッキ見しやすい話数でもありますし、面白いと感じたら人にもオススメしやすい作品です。