黄昏流星群の視聴率一覧!大コケ?不倫ドラマの最終回や感想・評価まとめ

「黄昏流星群」の視聴率を中心に今の時代、そして木曜10時のドラマの視聴率を見比べて「黄昏流星群」は大コケだったのか、最終回までの視聴率一覧のポイントを整理しながら確認する。また佐々木蔵之介をはじめとした「黄昏流星群」の主要キャストについても確認し、評価や感想をまとめていく。またツイッターにアップされた「黄昏流星群」の中での視聴率のことを含めた評価や感想も確認する。

黄昏流星群の視聴率一覧!大コケ?不倫ドラマの最終回や感想・評価まとめのイメージ

目次

  1. 黄昏流星群とは?
  2. 黄昏流星群の視聴率一覧
  3. 黄昏流星群は大コケドラマ?
  4. 黄昏流星群の最終回
  5. 黄昏流星群のキャスト一覧
  6. 黄昏流星群の楽曲は良かった?
  7. 黄昏流星群に関する感想や評価
  8. 黄昏流星群の視聴率一覧と感想まとめ

黄昏流星群とは?

黄昏流星群のドラマ情報

「黄昏流星群(たそがれりゅうせいぐん)」は「課長島耕作」などで有名な弘兼憲史の大人向けに書かれた劇画である。単行本は2019年7月現在で60巻発行されている。いくつかの短編を集めた形になっていて、長いもので10話程度である。「黄昏流星群」はこれまでも映画・ドラマの形でいくつか制作されている。タイトルは「黄昏流星群」であっても扱うストーリーが違うので中身は違うものになっている。

今回紹介する「黄昏流星群」は2018年にフジテレビ系列で放送された佐々木蔵之介・黒木瞳・中山美穂を中心とした大人の恋愛が描かれる作品。近年視聴率は試聴方法の多様化によりツイッターなどのトレンドのトップになっても視聴率が低いという現象も起きている。また民放ドラマの多くは各テレビ局のドラマなどの配信サイトで1週間無料視聴できるようなシステムになっている。

その為、テレビだけで視聴率をはかる現在の視聴率の算出方法が時代遅れであるという感想も多い。2018年の佐々木蔵之介を主演としたドラマ「黄昏流星群」はキャストも大人向けで、大きく視聴率に影響する高視聴率俳優と言うキャラクターはいなかった。佐々木蔵之介は安定した人気だが、中山美穂に関しては離婚時の影響もあり視聴率にブレーキをかけるのではという感想のある女優である。

黄昏流星群のドラマ概要

2018年フジテレビ系列でドラマ化された「黄昏流星群」は家庭をおろそかにしながらも銀行員として順調に歩みを進めてきた男を佐々木蔵之介が演じた。佐々木蔵之介演じる男に転機が訪れたときに目の前に現れた女を黒木瞳。夫が仕事・仕事で満たされない分、娘に愛情を注いできた佐々木蔵之介の妻役を中山美穂が演じた。

若い層の視聴率を意識して佐々木蔵之介と中山美穂の娘役に石川恋、娘の恋人役にジャニーズWESTの藤井流星を配置した。このドラマは佐々木蔵之介の家族全員がそれぞれ異なった不倫の形をとる。その中で人生を見つめ直し、前に進む道を探っていく姿が描かれる不倫ドラマである。最終回はドロドロにならない終わり方をしている。主題歌は平井堅・中島美嘉が担当した。

黄昏流星群の原作

中年と言われる世代、セカンドライフを今後どうしていくかを悩む世代の恋愛を描いた劇画が原作になっている。「黄昏流星群のドラマ情報」でも述べたが「課長島耕作」シリーズの弘兼憲史の作品で大人向けの内容となっているため男女の情愛を交わすシーンはドラマや映画よりも原作の方が多い。

劇画はいくつかの短編が集まるオムニバス形式となっているのでたくさんの人たちの恋物語が描かれている。雑誌連載で短いものでは2話程度で最終回を迎えるものや10話以上で最終回を迎えた作品もある。小学館「ビックコミックオリジナル」から単行本で60巻刊行されている。

黄昏流星群のあらすじ

「黄昏流星群」は人生の半分を過ぎたところの男女の長い人生の中で、恋のあり方のいくつかを紹介したドラマだった。佐々木蔵之介演じる主人公は有能な銀行マンであったが、派閥争いに上司が破れ主人公である彼も左遷させられる。自分の気持ちを保つために出かけたスイスマッターホルンで出会った栞に「荷物を下ろしに来たのですねと」苦しい心情をわかってもらえたことで一気に恋をしてしまう。

完治の妻真璃子は、左遷させられたことも言ってもらえない哀しい妻。そんな時に娘の恋人という自分に優しくしてくれる春輝が現れた。春輝も母を安心させるために結婚を考えた美咲よりも趣味も考え方も会う真璃子に強く惹かれてゆく。そして美咲もこの恋は報われない恩師への想いをごまかすための結婚をするつもりだった。

不倫ドラマであり視聴率は伸び悩んだが、人生半ばでの自分自身がどう生きたいかを問う物語でありツイッター等では話題になっていた。

黄昏流星群 - フジテレビ

黄昏流星群の視聴率一覧

視聴率一覧①第1話

「黄昏流星群」の1話の視聴率は7.3%とフジテレビの木10ドラマとしては普通の視聴率だった。順調に支店長までキャリアを伸ばしてきた銀行員瀧沢完治を佐々木蔵之介が演じた。完治は派閥のトップが不祥事を起こしたことに巻き込まれ次は本社勤務とまで言われていたのに倉庫会社に出向の憂き目にあう。傷心の完治は場末の飲み屋のグラスの氷を見てマッターホルンに行く事を思いつきすぐに出かけた。

目的地に着いたが吹雪いていて、山に登るロープウェイも誰もいない。そう思っていたところに入ってきたのは山が好きだという目黒栞(黒木瞳)真っ白な世界で栞の言った「今までの人生の荷物を下ろしに来たんですね」その言葉に強烈に惹かれる。ホテルに戻ると空は晴れていて二人の目の前を流星が流れる。「もう少し一緒にいたい」そう思った完治は栞を部屋に誘い、栞がよろけた時にキスを交わす。

驚いた栞は完治の部屋を飛び出し、次の朝早くにホテルを出て完治とはもう会えなかった。日本に戻り完治が出向先に行き近くの食堂へ行くとそこで働く栞に再会する。家には完治の行動を不安に思いながらも大人しい妻(中山美穂)、そして物事をはっきり言う娘(石川恋)がいる寛治。1話は不倫のエピローグだった。

視聴率一覧②第2話

「黄昏流星群」2話の視聴率は7.3%と1話と同じ視聴率となった。再会した完治(佐々木蔵之介)はホテルでキスしてしまったことを謝り、二人で山頂から飛ばしてしまった栞(黒木瞳)の赤い傘を買った事を伝える。傘を渡したいからと、栞の住所を聞くが栞は母のいる介護施設を伝え「そこなら傘も受け取れる」と伝える。完治の妻真璃子(中山美穂)は不安な気持ちで庭いじりをしていた時に木の枝で手を切ってしまう。

真璃子は通りかかった日野春樹(藤井流星)に優しく手当てしてもらっていた。スマートで優しい春樹の行動にときめく真璃子。春樹は娘の美咲と付き合っていることを真璃子に伝える。真璃子は家にあげて庭のレモングラスでハーブティーを振る舞うが、上手にできなかった。春樹はハーブティーの知識があり上手な淹れ方を真璃子に教える。

娘の婚約者に少女の様にときめいていた真璃子だったが、冷静になり美咲との出会いなどを聞き出す。この日の夜に美咲は父に春樹を紹介したかったが、父完治は支店長としての引き継ぎの顧客への挨拶ですぐには帰れなかった。夫婦そろって別の異性にときめく二人を描いたストーリーの視聴率は安定していた。

視聴率一覧③第3話

黄昏流星群の視聴率2話までは順調だったが、3話の視聴率で急激に落ちてしまった。3話の視聴率は6.1%。3話に何かあったというよりも、一般的な幸せから外れていく佐々木蔵之介演じる主人公の辛さが視聴率に響いたのではないかという感想もあった。3話では仕事に辛さを真璃子ではなく栞に伝える完治の姿と徐々に真璃子に惹かれていく春輝の姿が描かれた。

視聴率一覧④第4話

「黄昏流星群」4話の視聴率は6.5%。4話は不倫をしているのは完治だけではないというシーンが描かれる。実は3話終わりの予告編に衝撃的なキスシーンがあり、それが視聴率を引き上げた要因ではないかとも言われた。このドラマでは男と女はいくつになっても男であり、女であるというシーンが出てくる。痴呆症の詩織の母が女として完治を夫と間違えて求めてしまうシーンがある。

「頭では理解できるシーンであるが見たくないシーン」という意見もあった。視聴率には見たくない、家族では見られないと言う理由を述べる意見もあり、視聴率が下がった要因と推測された。美咲のピンチヒッターで真璃子が春輝とデートをする。揺れる真璃子の心が視聴率にどう響くか話題になった。そして4話の衝撃のシーンは美咲も本命は不倫だった事がわかる。

視聴率一覧⑤第5話

「黄昏流星群」の5話では前回の視聴率よりもさらに上がって視聴率6.7%だった。石川恋演じる美咲の恋人がまさかの完治よりも年上の高田純次!配役の意外性もあって話題になったので「黄昏流星群」の視聴率は伸びたのではないかといわれた。5話では家族のいる男と不倫した女が一番寂しく思う相手の男の家族との旅行。結婚前の娘との最後の旅行では断れない完治。

視聴率的には栞が完治にかけてしまった電話に真璃子が出てしまうという不倫の定番シーンよりも、娘の恋人なのに春輝にときめいてしまう真璃子の行動に話題が集まった。「黄昏流星群」の隠れた視聴率男は藤井流星であるという感想もあった。

視聴率一覧⑥第6話

「黄昏流星群」の6話の視聴率は6.5%と少しダウン。一般的には少しの視聴率のダウンであるが、「黄昏流星群」のスタッフにしたら大きな視聴率ダウンとも言われていた。6話は完治が同僚と飲んでいて終電を逃したと言って栞の元に泊まるシーンから始まる。翌朝いったん家族の元に返って着替えて出社するという完治を見送る栞は自分の体の変化に気が付いていた。

家に戻るとお互い不倫現場に出くわした美咲はもちろん真璃子も完治の不倫を疑っているようだった。着替えて仕事に出る美咲と一緒に駅までの道を歩く完治。春輝の母の容態もあり結婚・出産をせかされている美咲に不倫は解消できそうなのかと聞く完治に美咲は大丈夫と答えるが…。美咲の心もやはり不倫相手にあるようで春輝とのウエディングドレス選びにまで真璃子に代役を頼む美咲。

母に孫の顔を見せたい春輝と他に好きな人がいても結婚できない美咲は打算のような形で結婚に向かっていることを春輝は真璃子に告げる。そして「真璃子が辛いとき受け皿になれる」と真璃子を包み込んでくれるという。結婚式場にいる真璃子に完治がケガをしたと連絡が入り駆け付けると完治は元気だった。完治と真璃子を切なそうに見つめる春輝の姿があった…。

視聴率一覧⑦第7話

「黄昏流星群」7話の視聴率は6話の視聴率から0.1ポイント下がって視聴率6.4%。「黄昏流星群」の視聴率が大きく…ではなくじわじわと落ちている。それぞれが抱える不倫という、ありえないような偶然に少し引いた人の分視聴率に影響したのではないかと言う感想もあった。「黄昏流星群」7話では真璃子は外に出て働くことを考えはじめ、完治は出向先の経営立て直しに頑張り始める。

これまで医者や刑事として目の前の仕事に立ち向かう役が多かった佐々木蔵之介にとって、こういうシーンの方が視聴率は上がるのではという意見もあった。仕事にまい進する完治は栞と会えない日が続くが、それは忙しさのせいではなかった。美咲が栞に「父と別れてほしい」と言っていたからだった。仕事を頑張って家に遅く帰る完治を浮気していると思う真璃子を慰めてデートに誘ったのは春輝だった。

春輝の気持ちはすでに美咲にはなく真璃子をまっすぐに思っている姿が「黄昏流星群」の視聴率にどう響くのかも話題になった。

視聴率一覧⑧第8話

「黄昏流星群」の8話の視聴率は6.2%と前回視聴率よりも更に視聴率を下げた。クライマックスに来て個の視聴率の下げは「黄昏流星群」の評価にも大きく響くという声がある反面、ツッコミどころ満載で突っ込みながら見ると楽しいと「黄昏流星群」の違う見方を提案する意見もあった。

「黄昏流星群」の8話の視聴率を左右するポイントは美咲の駆け落ちである。完治と真璃子はふたりで春輝の所に謝りに行くと、冴には塩をまかれる程激怒されるが、春輝は「自分にも非がある」と母をなだめる。そして瀧沢の家には美咲が駆け落ちした相手の妻も来て離婚するつもりがないことを改めて告げて帰っていく。

完治たちは海外に出発前の美咲に会いに行く「結婚できなくてもいい、一緒の時を過ごしたい」完治も真璃子も今そう思う相手がいる。だからこそ美咲の想いが良くわかり美咲の幸せを願い送り出す。出発の時美咲は栞に「お父さんを取らないで」といったことを打ち明ける。そして完治は栞と話し合う事が出来るのだが…。

視聴率一覧⑨第9話

「黄昏流星群」の最終回のひとつ前9話の視聴率は7.4%とこれまでの最高を記録した。視聴率の大きなジャンプアップの理由として物語の中で考えられるのは真璃子と春輝の関係である。もう娘の恋人としてではなく向き合える春輝と真璃子だったが、今の心が弱っている状態で寄り添うのを拒む真璃子の姿に好意的な意見も多かった。さらに悪化する冴の病状に献身的に尽くす真璃子。

完治は本社で起きている不正融資事件を任されることで本社に戻ることになりやっと打ち解けた倉庫会社の仲間とも別れることになった。9話で大きな方向性が見えてきて最終回ではそれぞれがどんな道を選ぶのかが残される形の9話だった。

視聴率一覧⑩最終回

「黄昏流星群」の最終回の視聴率は6.5%。9話の中で大きな問題点が解決への方向性が見えていたので、必ずその時間に見なければという層が減ったのが今回の視聴率に現れているのではという意見もあった。物語視聴率にかかるあらすじは最終回について別に述べる。結果「黄昏流星群」の平均視聴率は6.69%となった。

Thumb黄昏流星群の最終回が切ない!不倫家族の結末はハッピーエンド? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

黄昏流星群は大コケドラマ?

木曜劇場のドラマ視聴率一覧

フジテレビの木曜10時の枠の視聴率は6から7%台の視聴率が多い。なので「黄昏流星群」の平均視聴率6.69%は、この枠に置いて特に悪いわけでもなく、健闘した視聴率といえる。2桁にとどいている「グッドドクター」は、「医療ものは視聴率が高い」というジンクスに加えて知的障害のある医者の物語と言うテーマも興味を引いた。韓国版のリメイクであるが、韓国でも人気の作品で日本でいう視聴率も高かった。

同枠の直近1年間の視聴率

2017年秋ドラマ『刑事ゆがみ』…平均視聴率6.5%

2018年冬ドラマ『隣の家族は青く見える』…平均視聴率6.2%

2018年春ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』…平均視聴率6.2%

2018年夏ドラマ『グッド・ドクター』…平均視聴率11.2%

視聴率的には悪くない?

一時期フジテレビのドラマの視聴率が批判されていた頃は、ネット上でも低視聴率女優・俳優などというバッシングなどもあった。しかし最近ではネットの配信などもあり自分の見たい時間に見るというテレビにあわせるのではなく、自分の時間にあわせる人も増えた。例えばフジテレビのドラマであればフジテレビのFODなどの試聴してくれた人のランキングを見ると視聴率とは違う反応が見られる。

佐々木蔵之介主演の「黄昏流星群」は見逃し配信で見ている人も多く、ランキングの順位も高かった。見逃し配信を見ている人の中には、藤井流星のかわいいシーンを何度も見たいという感想も多かった。

Thumb黄昏流星群のキャスト一覧と相関図!あらすじや主題歌も紹介【佐々木蔵之介】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

黄昏流星群の最終回

最終回あらすじネタバレ①糖尿病

完治と別れて千葉の港にやって来てそこで働き始めた栞だった。母と同じ糖尿病という診断は受けていた。徐々にその病気が進行しめまいや、視野が狭まっている自分を感じていた。漁港で倒れた栞を勤め先の女社長に栞はクビを覚悟で事情を話した。すると社長は体に負担の少ない食堂での勤務をすすめてくれた。

最終回あらすじネタバレ②病院へ

美咲が大学教授と駆け落ちした頃、春輝の母冴も過去に受けた膵臓癌が再発し冴は春輝に負担をかけたくないとホスピスに入る決意をしていた。春輝と冴の引っ越しを終え冴と二人きりになった時、真璃子は冴から「春輝と別れてほしい」と頼まれる。「子を持つ母としての想いを理解してほしい」という冴の言葉は、娘の美咲が40近く離れた男と駆け落ちしたことで真璃子もわからないではなかった。

最終回あらすじネタバレ③記者会見

左遷された完治だったが勤め先の倉庫の業績を上げたこと、元の上司が出世ラインに戻ってきたことで完治は銀行の本社に戻ることが出来た。そして昔からの友人である井上が不正融資を疑われ自殺した。運よく未遂に終わったが、完治はその件を調査すること。真璃子とも面識のある井上の見舞いがてら事情を聴いた。

井上の口は重かったが、井上の妻からの重要な証言があり、事態の真相がわかり完治は銀行の膿を出すような記者会見をした。この記者会見はニュースにも週刊誌の記事にもなった。栞は客が捨てていった週刊誌を大事に持ち帰り完治の記事をスクラップした。

記者会見の後家に戻り、この事件の解決のきっかけは真璃子の何気ない一言だった。真璃子と完治は夫婦に戻ったようにキスをして夫婦としての一夜を過ごした…。しかし次の日の朝真璃子は完治に離婚届を渡した。完治を支えながら生きる事も考えていたが、完治の心に栞がいるように真璃子にも好きな男がいることを伝えた。ふたりは円満に離婚を決めた。

最終回あらすじネタバレ④はがき

その後完治は銀行でのこれからの人生を歩むことを断り、残りの人生を新たに歩み始めた。栞との連絡はとれないままだが、栞も好きだという山へ向かった。完治の携帯電話が鳴りみると真璃子からだった。真璃子は銀行に届いた完治あてのはがきを読み上げた。それは栞の居場所を知らせるものだった。栞は糖尿病を抱えながら千葉の海辺で働いていると書いてある。

最終回あらすじネタバレ⑤3年後

栞と完治が離れてから時間が経っているが、未だに栞が完治の記事をスクラップしてあったと言う、そのはがきを書いた社長の言葉から栞が今も完治を思っている事がわかる。栞を忘れられない完治は真璃子にも背中を押され栞の元に急いで駆け付ける。完治の幸せを願う真璃子は特技を生かし今はパン屋で働いている。時々春輝とデートもしている。美咲からは幸せに暮らしているとメールも来る。

完治が栞の働く食堂に来ると栞は外の掃除をしていた。完治を見つけ顔を両手で覆い泣き出す栞、駆け寄って完治は栞を抱きしめる。それぞれの場所で幸せに暮らす完治と栞、そして真璃子と春輝は、ある夜空を見上げると空には流星が流れていた。

Thumb黄昏流星群のあらすじをネタバレまとめ!原作の結末やドラマとの違いを考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

黄昏流星群のキャスト一覧

キャスト一覧①佐々木蔵之介

佐々木蔵之介の演じた完治は、順調に頑張ってきた銀行員。頑張りすぎた結果家族との間に溝があるがそれでも平穏な毎日を送り、銀行では成果をあげていた。そんな毎日に派閥のトップがレールを外れ不当な左遷とも言われる倉庫会社への出向となってしまった。そんな時グラスの氷を見てマッターホルンが見たいとスイスに出向きそこで出会った栞との恋。そこから完治の折り返し人生が始まった。

佐々木蔵之介は1968年生まれの俳優で家は作り酒屋であり、酒屋の跡取りを捨てて俳優の道に進み実家は弟が継いでいる。大河ドラマ「風林火山」以降歌舞伎の市川猿之助と親しくしている。TBSの「ハンチョウ」はシリーズ化される程の人気作品。

キャスト一覧②中山美穂

銀行支店長の完治の妻として平穏な暮らしをしていた。夫がかまってくれない代わりに娘を恋人のように暮らしてきたが娘に恋人ができ、さらに夫が左遷のショックで出かけたスイスの旅から戻って以降、様子がおかしい。だが真璃子自身も娘の恋人の春輝に心惹かれてしまって…。

中山美穂は1970年生まれの女優であり、歌手。アイドル歌手として「C」「世界中の誰よりきっと」など時代に応じた中山美穂ワールドを展開している。女優としても10代では10代のはじけた役、20代では20代の結婚に揺れる女性の演技に定評のある女優となった。30代・40代でも要求される演技を演じきっている。映画「Love Letter」の評価はアジアにも広がり国際的な人気もある。

キャスト一覧③黒木瞳

糖尿病の母の介護で人生を費やしてきた女性。つかの間の休息にエーデルワイスが見たいとスイスマッターホルンにやってきた。ふぶいて誰も乗らないロープウェイで出会った完治と恋に落ちる。スイスでは完治に不意にキスをされて逃げるように完治の前から姿を消したが、運命はふたりを再び引き合わせる…。

黒木瞳は1960年生まれの女優で元宝塚娘役のトップスターだった。宝塚を退団後映画「失楽園」などの映画で一躍舞台からテレビ・ドラマへと進出した。

キャスト一覧④藤井流星

膵臓癌の手術を一度は乗り越えた母の「早く身を固めて孫の顔を見せてほしい」と言う願いにこたえて完治と真璃子の娘である美咲と合コンで知り合い婚約した。美咲が家に招待した時、仕事場の美咲よりも先に瀧沢家につき庭いじりで手を怪我した真璃子の手当てを優しくした。

藤井流星は「ジャニーズWEST」のメンバーである。1993年大阪生まれで大阪にあるジャニーズ事務所でレッスンを受け、関西のメンバーと一緒にデビューした。まだ誰もが知るヒット曲・俳優としての作品はないがこれからのタレントである。

黄昏流星群の楽曲は良かった?

「彩恋〜SAI_REN〜」中島美嘉

「恋をして結婚をして子供も生まれてそんな状態なのに当たり前の日常が、恋をする気持ちを忘れさせてしまったそんな状況の夫婦を歌っている」という感想や「中島美嘉のバージョンが中山美穂の恋愛」という感想など最終回まで見た人がいろいろな想いで聞いていた。中には「楽曲が良すぎてストーリーを忘れるくらい」という感想もあった。

「中島美嘉じゃなくて中山美穂が歌っている?」という感想のあったこの曲はこれまでの中島美嘉と発声が違って聞こえるという意見もあった。

「half of me」平井堅

高評価の主題歌として定評のある平井堅のこの曲も佐々木蔵之介の心情に寄り添っているという感想もあるくらい人気だった。この曲の感想にはこれは男側も女側にも当てはまる。心は真璃子に奪われていても美咲に去られた春輝の気持ちでもあるという感想もあった。

毎日働く人は恋の痛みを感じさせないように普段の顔を周りには見せるという意味の歌詞が大人の歌という印象を与えている。最終回に完治と栞をつなげる役目になった週刊誌が歌詞にあるところを指摘する感想もあった。

黄昏流星群に関する感想や評価

人生の折り返し地点に立つ男女の不倫という社会的に許されない恋をする。佐々木蔵之介・中山美穂の心を最終回まで歌が支えていたという意見もある。中島美嘉の局は中山美穂の春輝に出会ってまた色づき始めたことを歌っているという感想がある。そして佐々木蔵之介と黒木瞳の恋愛は平井堅が歌いあげているという感想も多い。

黄昏流星群の視聴率を支えたといわれる藤井流星。親子ほど年の違う中山美穂とのラブシーンは多くの人のハートをドキドキさせた。某感想サイトでは黄昏流星群というタイトルに名前が入っている時点で藤井流星が主役という意見もあった。別の感想のサイトでも藤井流星の名前は多くつぶやかれるので、視聴率は彼が支えたという推察に同意する意見も多かった。

黄昏流星群の最終回の感想。最終回までしっかり見た人にとって視聴率が高かろうが視聴率が低かろうがそこに感動という感想が生まれることには変わりない。「ドラマは視聴率ではない。心に残る感動だ」という意見もあった。

黄昏流星群の視聴率一覧と感想まとめ

テレビとテレビ台

「黄昏流星群」の視聴率一覧と感想を中心にまとめた。フジテレビでは「昼顔」という不倫ドラマが高視聴率で終わっている。周りも自分自身も傷つける不倫という泥沼を描いて視聴率も高いドラマだった。「黄昏流星群」の感想を見ると不倫によって心を痛める程度の人はいても「昼顔」のようにボロボロに傷つく人はいなかった。

登場人物が落ち着ける方向にうまく移動したという感想が多く、激しさがない分視聴率も穏やかな推移で最後まで終わったドラマだった。心穏やかにみられる不倫ドラマという感想の多い「黄昏流星群」気になる人はチェックしてみては?

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ