この声をきみにの感想・評価や最終回ネタバレ!絶賛の理由や登場作品も紹介

「この声をきみに」は2017年にNHKの「ドラマ10」枠で放映された竹野内豊主演のドラマです。とても感動する内容のドラマだという感想を多く持たれたことが口コミで知れ渡ったと言われています。ここでは今も名作ドラマとして高い評価を受けていると言われている「この声をきみに」の感想・評価や最終回をネタバレ紹介していきます。さらに絶賛された理由や劇中で登場した作品も紹介し「この声をきみに」の魅力に迫ります。

この声をきみにの感想・評価や最終回ネタバレ!絶賛の理由や登場作品も紹介のイメージ

目次

  1. この声をきみにとは?
  2. この声をきみにの最終回あらすじネタバレ
  3. この声をきみにの評価が高い・絶賛の理由
  4. この声をきみにの登場作品
  5. この声をきみにに関する感想や評価
  6. この声をきみにの感想や評価まとめ

この声をきみにとは?

「この声をきみに」は2017年にNHKのドラマ10枠で放映されたドラマです。主演は竹野内豊です。朗読を柱して展開される複数の恋のストーリーはとても温かみを感じさせて感動するドラマだという感想や評価を得ていると言われています。それらの評価は口コミで広がって現在でも名作ドラマとして語り継がれています。

ここでは「この声をきみに」の感想・評価や最終回をネタバレ紹介していきます。さらに絶賛された最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。また、ドラマの中で朗読として取り上げられた作品も紹介していきながら「この声をきみに」の魅力に迫っていきます。それではご覧ください。

この声をきみにのドラマ作品情報

ドラマ「この声をきみに」はNHKドラマ10の枠内で2017年9月8日から同年11月17日まで全8話が放送されました。9月8日は放送途中で秋田県震源の大きな地震が発生したため中断され翌週第1話を再度放送し、10月13日は衆院選政見放送のため休止、11月10日は「SONGSスペシャル 井上陽水×玉置浩二」放送で休止と途切れ途切れ放映の憂き目に遭った作品ですが、その高評価には影響がなかったと言われています。

ドラマ「この声をきみに」の作・脚本は大森美香です。テレビドラマ「カバチタレ!」や映画「宇宙兄弟」などの脚本で知られています。主演は竹野内豊で人間関係が不器用で偏屈の数学准教授を好演しました。麻生久美子は朗読教室の先生、江崎京子を演じました。出演者は他に柴田恭兵、杉本哲太、ミムラ、片桐はいりなど豪華キャストが出演したことでも話題になったと言われています。

ドラマ「この声をきみに」は放映当初からとても朗読を上手に絡めたハートウォーミングな恋の物語だと評判を呼んだと言われています。インターネット上の口コミで評判は広がっていきました。その結果最終回は感動作であると絶賛されたと言われています。2019年8月現在DVDソフトがリリース中でNHKオンデマンドでも配信中ですので容易に鑑賞することができ、ファンを増やしているとも評されています。

この声をきみにのあらすじ

ここではドラマ「この声をきみに」のあらすじをネタバレ紹介していきます。大学で数学の准教授をしている穂波孝は偏屈な性格と口の悪さで学生からの人気はなく、おまけに妻の奈緒にも愛想をつかされ2人の子供と一緒に家を出て行かれました。学部長からの勧めで話し方教室へ通う孝ですが、そこで講師をしている江崎京子とケンカをしてしまいました。

「この声をきみに」のあらすじ紹介です。孝はある日京子の師匠である佐久良に連れられ彼の主宰する朗読教室灯火親へ行きます。そこで京子はじめ灯火親の朗読を聞いていたく感動しました。孝は灯火親に体験入学をします。最初はメンバーとも打ち解けず童話の朗読を嫌がっていた孝ですが、仲間内で朗読を評価されていき朗読にのめり込んでいきます。一方で隆は奈緒と離婚へ向けての話し合いを始めました。

「この声をきみに」のあらすじ紹介です。奈緒から家庭のことを顧みてくれなかったと言われた孝は離婚を決意しました。孝はその後風邪を引いていた京子を古本屋で見つけ彼女の家に送って介抱しました。2人は12年前に会ったことがありました。その後京子は暗い過去を告白しました。そして朗読教室を辞めると言いました。孝は後日海の見える公園に京子を呼び出して好きだと告白しました。

この声をきみに | NHK ドラマ10

この声をきみにの最終回あらすじネタバレ

ここではドラマ「この声をきみに」の最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。温かい内容で感動を呼ぶドラマだと高評価を受けている「この声をきみに」はいったいどのような結末を迎えるのでしょうか?それでは「この声をきみに」の最終回あらすじネタバレをご覧ください。

最終回ネタバレ①京子先生の決意

ドラマ「この声をきみに」の最終回をネタバレ紹介します。孝の好きだと言う告白を聞いた京子は戸惑いながらも嬉しそうな表情を浮かべましたが、もう行かなくちゃと言ってその場を後にします。朗読教室でも京子が辞めることは噂になっていました。孝はメンバーに京子を辞めさせないように間近に迫った朗読発表会の中で「京子先生引きとめ大作戦G」をやることを提案しました。

最終回ネタバレ②ありがとう

「この声をきみに」の最終回ネタバレ紹介です。数日後孝は奈緒を呼び出しました。そこで彼は自分が考えていた結婚・家族観を話しました。そして離婚することは残念だけども感謝の言葉として「ありがとう」と言いました。奈緒は孝から出た感謝の言葉に驚きを隠せません。孝は朗読が自分を変えてくれたと語りました。奈緒も離婚後も養育費を払ってくれる孝に感謝してその場を後にしました。

最終回ネタバレ③発表会

「この声をきみに」の最終回ネタバレです。発表会の日がやってきました。観客には孝の父、孝の2人の子供、奈緒の母親がいました。孝が朗読に選んだのは小学校の卒業文集でした。また、メンバーが朗読劇に選んだものは「おおきなかぶ」でした。そして最後は佐久良が京子と2人で朗読することを望み2人で「ことばはやさしく美しくひびきよく-」を朗読し朗読会は大成功で幕を閉じました。

最終回ネタバレ④この声を君に

「この声をきみに」の最終回ネタバレです。朗読発表会は大成功に終わりましたが京子の引きとめは失敗に終わりました。京子は実家へと帰って行きました。その次の春のこと、大学で講義する孝を遠くから見ている京子がいました。その後2人は12年前に初めて会った教会へ行きました。今日が京子の誕生日と知った孝は何も準備していなかったので小さな声で京子に「この声をきみに」と伝えました。

この声をきみにの評価が高い・絶賛の理由

ここではドラマ「この声をきみに」が視聴者から非常に高い評価や感想を受けている理由について考察・紹介していきます。高評価の要因は様々あるのではないかと言われていますが、ここでは絶賛の理由を3つに絞って取り上げていきます。

絶賛の理由①朗読のシーン

「この声をきみに」が絶賛される理由紹介です。1つ目は朗読のシーンです。朗読会や朗読劇は実際に各地で行われており最近密かなブームとなっていると言われています。その朗読のシーンに心を打たれる視聴者が多いと言われています。演じている俳優たちの演技も相まって感動させられるという感想もあると言われており、「この声をきみに」の高評価の原動力であると評されています。

絶賛の理由②竹野内豊と麻生久美子の声

NHKドラマ「この声をきみに」が絶賛される理由の2つ目は竹野内豊と麻生久美子の声です。朗読シーンでの俳優の演技・声はどれも素晴らしいと評価されていますが、特に竹野内豊と麻生久美子の評価が高いと言われています。竹野内豊の低く温かみのある声と麻生久美子の透き通った声に癒されたという感想を持つ視聴者が多いと言われており、「この声をきみに」の評価の大きなポイントとなりました。

絶賛の理由③かっこいい竹野内豊

「この声をきみに」が絶賛される理由の3つ目は主演、竹野内豊のかっこよさだと言われています。ドラマの前半では偏屈で口の悪い数学准教授を演じており今までと違うかっこ悪い竹野内豊だとも言われましたが、朗読にハマってどんどん人間的に魅力を増していく演技はさすが竹野内豊だと絶賛されました。竹野内豊の魅力をまた1つ増やしたドラマが「この声をきみに」だという感想を持ったファンもいると言われています。

この声をきみにの登場作品

ここでは「この声をきみに」のストーリー内で朗読に用いられた作品を紹介していきます。国内外問わず多くの名作が登場したと言われている「この声をきみに」ではどのような作品が朗読として登場したのでしょうか?それではご覧ください。

1話の登場作品

「この声をきみに」の第1話に登場した作品を紹介します。谷川俊太郎作の「生きる」は孝が初めて見た朗読として京子をはじめ灯火親のメンバーが披露した時に読まれました。中川李枝子作の「くじらぐも」は孝が子供たちに読んであげられなかった絵本です。寺山修司作の「恋のわらべ唄」は京子がモノローグで読んでいきます。

2話の登場作品

「この声をきみに」第2話に登場した作品紹介です。北原白秋作の「五十音」発声練習のシーンで読まれます。アーノルド・ローベル作、三木卓訳の「ふたりはともだち」は孝と福島邦夫が2人で朗読した作品です。第2話では他にも萩原朔太郎作の「旅上」やハンス・クリスチャン・アンデルセン作の童話「はだかの王さま」が読まれています。

3話の登場作品

「この声をきみに」第3話に登場した作品紹介です。宮沢賢治作の「雨ニモマケズ」は孝がピンチヒッターで参加したカフェライブで読んだ作品です。中原中也作の「月夜の浜辺」は河合雄一が朗読教室で読んでいた詩です。「くじらぐも」も再登場します。第3話では他にも室生犀星作の「氷菓」や太宰治作の「津軽」が取り上げられています。

4話の登場作品

「この声をきみに」第4話に登場した作品を紹介します。中川李枝子作の「くじらぐも」はようやく孝が公園で子供たち2人に読み聞かせることができました。またドラマの冒頭で福島が朗読していたのは森鴎外作の「山椒大夫」です。「くじらぐも」は「この声をきみに」前半のキーポイントとなる作品であるという感想を持った視聴者も多いと言われています。

5話の登場作品

「この声をきみに」第5話に登場する作品紹介です。伊藤比呂美訳・下田昌克絵の「今日」は孝が奈緒に送った本です。穂村宏・東直子作で三嶋典東装画の「回転ドアは、順番に」は京子の部屋で孝と京子が一緒に読んでいた本です。第5話では他に銀色夏生作「祈るように願う」ツェーザル・フライシュレン作・山本有三訳の「心に太陽を持て」そして中原中也作の「サーカス」が登場します。

6話の登場作品

NHKドラマ「この声をきみに」第6話の登場作品を紹介します。アレックス・ゴールト作で畔柳和代訳、祖田雅弘装画の「数学的媚薬」は河合が読んでいました。第6話では他に佐野洋子作・絵の「おじさんのかさ」が登場しています。

7話の登場作品

「この声をきみに」第7話の登場作品を紹介します。東海林さだお作・絵の「天ぷらそばのツライとこ」は男だけの朗読会で福島が読んだ作品です。Mr.Childrenの大ヒットシングルとして知られている「HERO」は第7話のクライマックス孝と京子のシーン内で熊川絵里が朗読しました。この他にも第7話では宮沢賢治作「注文の多い料理店」が登場しています。

最終回の登場作品

「この声をきみに」最終回の登場作品紹介です。第2話に続いて「ふたりはともだち」第6話に続いて「おじさんのかさ」が再登場しました。朗読発表会の朗読劇として登場したのはロシアの昔話をトルストイが再話し、内田莉莎子訳・佐藤忠良絵の「おおきなかぶ」です。最終回は他にも多くの作品が登場したことで知られています。

「この声をきみに」の最終回に登場した作品紹介の続きです。日高敏高作「チョウの数」、吉野弘作「ほぐす」、菅井建作「アイウエオア王物語」、寺山修司作「ハート型の思い出」、新美南吉作「手袋を買いに」、サトウハチロー作「ことばはやさしく美しくひびきよく-」、工藤直子作「あいたくて」、藤原正彦作「世にも美しい数学入門」など多くの作品が登場しました。

この声をきみにに関する感想や評価

ここでは「この声をきみに」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitter上での感想や評価を取り上げていきます。果たして「この声をきみに」はTwitter上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。

「この声をきみに」の第1話を鑑賞された方のツイートです。谷川俊太郎の「生きる」の朗読シーンを見てとても感動されたとの感想をお持ちですが、残念ながらこの時点では続きを鑑賞することができなかったようです。

「この声をきみに」の第7話をご覧になった方のツイートです。Mr.Childrenの「HERO」の朗読に強い印象を持たれたようで、朗読していた趣里の演技も含めて何故「HERO」が使われたのかが理解できたとの評価をされています。

「この声をきみに」が好きだという竹野内豊ファンの方のツイートとそれに対してのリプライです。どちらの方もそれまでのかっこいい竹野内豊からは想像できない演技が見られて良かったという感想をお持ちです。

この声をきみにの感想や評価まとめ

NHKドラマ「この声をきみに」の感想・評価やあらすじそして最終回に至るまでネタバレ紹介してきました。さらにドラマの中で登場した作品紹介や「この声をきみに」が絶賛された理由などを考察して取り上げてきました。今再放送や続編制作が最も待たれているドラマだと言われている「この声をきみに」の魅力に是非一度触れてみてください。

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