ドラマ版この世界の片隅にのあらすじの感想!視聴率や最終回の評価は?【松本穂香】

「この世界の片隅に」のドラマのあらすじをツイッターの感想を中心に最終回までまとめます。松本穂香・松坂桃李の主演でTBSの日曜21時の枠で放送されました。広島の原爆投下の頃の人々の表情を描いた「この世界の片隅に」の原作を丁寧に連続ドラマ化。広島を舞台としたことで、広島の視聴率は他の地域の視聴率の倍くらいありました。感想や評価も俳優の演技や戦争についてまじめに考えるものも多いのがこのドラマの特徴です。

ドラマ版この世界の片隅にのあらすじの感想!視聴率や最終回の評価は?【松本穂香】のイメージ

目次

  1. ドラマ版この世界の片隅にとは?
  2. ドラマ版この世界の片隅にのネタバレ感想
  3. ドラマ版この世界の片隅にの視聴率
  4. ドラマ版この世界の片隅にの登場人物とキャスト
  5. ドラマ版この世界の片隅にの感想まとめ
  6. ドラマ版この世界の片隅にのキャストに関する感想や評価

ドラマ版この世界の片隅にとは?

この世界の片隅にの原作

「この世界の片隅に」のドラマの原作「この世界の片隅に」は双葉社の「漫画アクション」誌上で2007年1月23日号から2009年1月20日号まで掲載されました。広島県広島市出身のこうの史代さんを一躍有名にした2004年の「夕凪の街 桜の国」同様に広島を舞台にした作品です。原爆の恐ろしさを描いていますが、こうの史代さんが描いているのは、普通の人たちの暮らしです。

普通に暮らしていたのに「国を動かす立場の人たちの勝手な行動により引き起こされる戦争」に巻き込まれ毎日の生活が壊される様子を描いています。「夕凪の街 桜の国」では戦争が終わっても続く、原爆病(被爆により発症)におびえる被爆者の子供や孫の世代までも描き、戦争が終わっても続く戦争の悲惨さを伝えています。

ドラマ版この世界の片隅にの作品情報

「この世界の片隅に」のドラマには原作にも映画化されたアニメにもない現在の節子と広島の様子がえがかれます。最終回で広島を応援するドラマからの声は放送時期に起きた広島を中心とした大雨による大災害への応援でもあると評判でした。

テレビドラマ化は北川景子主演、2011年から日本テレビの単発ドラマとして行われています。今回紹介するのは、連続ドラマとしてTBS系列で日曜21時の枠で2018年7月15日~9月16日放送された松本穂香・松坂桃李主演で放送された連続ドラマの最終回までを取り上げます。

ドラマ版この世界の片隅にのあらすじ

ドラマ版の「この世界の片隅に」は、松本穂香・松坂桃李を中心に戦前・戦後の人たちに起きたドラマを描いています。登場人物ひとりひとりに伝えたくなるような人生のあらすじがあります。東日本大震災の時に北野武さんが「2万人死んだ地震」ではなく「人生が失われた2万人の話」と感想を聞かれた時にいいました。「ひとりひとりに人生のドラマがあり、そこには伝えたいあらすじもある」と伝えていました。

視聴率のところでも触れますが、「この世界の片隅に」のドラマの視聴率は広島では常に20%を超えています。関東での視聴率の倍の数値です。広島の人にとって原爆というものの大きさを感じる数値です。

日曜劇場『この世界の片隅に』|TBSテレビ

ドラマ版この世界の片隅にのネタバレ感想

1話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」は、原作の良さに感動した人たちによるクラウドファンディングで作られたアニメが話題です。実写ドラマならではの描き方、主演の松本穂香に期待する評価・感想もたくさんあります。

普通に生きている人たちが戦争に巻き込まれて行くドラマを描いた「この世界の片隅に」。1話では「年頃になったら結婚して子供を産むこと」がお国のためと言われていた時代背景です。それでもみんな恋をします。松本穂香演じるすずの幼なじみとのほのかな思い、お見合い相手とのやり取りに対する評価・感想も多いです。

「この世界の片隅に」のドラマの1話では、すずが見知らぬ男の子と人買いにさらわれそうになった話と、すずと幼なじみの水島のやり取り、周作との見合いと結婚までが描かれます。

2話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」の2話。広島の実家から呉市にある周作の家にお嫁入りしたすず(松本穂香)。高台にある周作(松坂桃李)の家に向かう道からは海が見えて、そこに戦艦大和を見ることが出来ました。絵が大好きなすずは4話で船や海の様子をスケッチしてしまい、それが大問題を引き起こします。

「この世界の片隅に」では、広島の言葉を松本穂香ほか俳優陣が話していることへの感想・評価も多いドラマです。どこがどう違うかを丁寧に教えてくれているツイートです。

「この世界の片隅に」の2話のあらすじのメインは、足の悪い姑(伊藤蘭)が家の事は何でもやっていいとすずに任せてくれます。任されるのが重荷になってしまったすずは混乱します。そこに周作の姉径子(尾野真千子)が嫁入り先から戻ってきます。頑張ろうとするすずに感想・評価は様々でした。

3話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」の3話。すず(松本穂香)の嫁いだ家には出戻りの義姉径子(尾野真千子)が子供を連れて住んでいます。新婚でデレデレしているすずは径子に少し意地悪されています。ある日径子の娘と家事の途中に砂糖を水ガメに落としてしまったことで、砂糖を買いに街へ出ます。慣れない呉の街。鈴は迷子になりそこで出会ったのがリン(二階堂ふみ)でした。

すずとリンとの出会いと同じように、周作(松坂桃李)もすずの淡い初恋の相手と知らずに水原(村上虹郎)と出会います。明日の命もわからない海軍の仲間が、周作に絡んだ時にそれを止める水原。この4人の恋模様がドラマのあらすじにどう絡むかを期待する感想も多いです。

4話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」のドラマの4話。嫁入り先は高台にあるけれどその分呉の海が見える素敵な所です。すずはリン(二階堂ふみ)が呉の海を見たことがないというので、その絵をかきます。海には戦艦もいます。当時の日本では戦艦をスケッチなんてとんでもないことで、すずは憲兵に「どこの家のものだ」と家まで引っ張って行かれます。普段のすずを見ている家族の説明でスパイ容疑は晴れました。

けれどその時のショックで体調を崩すすず。周りは「妊娠初期のつわりでは」と言われすずは病院に行きます。「お国のために子供をたくさん産め」という時代です。すずは妊娠していませんでした。この時代の子供に対する義務感への感想も話題になりました。跡取りだからと言って径子と来れなかった息子が径子を訪ねてくる話もあります。4話は親と子に関するあらすじへの感想や評判が多く取り寄せられていました。

「この世界の片隅に」のドラマの時代背景である戦争中の日本。4話のあらすじの中で母を慕いながらも家を守らなければならない径子の子別れのシーンは「この世界の片隅に」のドラマの中でも様々な感想や高い評価がありました。

5話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」のドラマの中でも戦争の色は濃くなってきました。すず(松本穂香)が水を汲んでいると海軍に入り軍艦に乗っているはずの水原(村上虹郎)に、声をかけられ北条の家に連れて行きます。周作も帰って来て飲み屋で助けてもらった水原との再会を喜び夕飯はみんなで楽しみます。けれどその夜周作は水原に「母屋に泊める訳にいかない」と言います。暖かく過ごせるよう用意した物置に案内します。

「この世界の片隅に」が描くのは戦争に巻き込まれた普通に生きていた人たち。戦争をしたい政治家に巻き込まれ水原は明日戻ってこれない戦いに出かけます。すずに向けた水原の思いを感じ取った周作。自分の妻を水原と最期の1夜過ごさせるシーンは様々な感想があふれ、ふたりの男への評価・戦争への憤りなどもたくさんありました。

6話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」のドラマの6話のあらすじでは、花見の様子が描かれます。呉にもアメリカからの空襲が町を襲うようになりました。こんな時代でも桜は美しく咲きます。北条家の人たちはせめてひと時、桜を見ることで心の癒しに向かいます。そこですず(松本穂香)はリン(二階堂ふみ)と出会います。リンは花街のお客ときていました。

リンから聞かされた昔好きだった人の話。周作の母と姉がすずのいない所で話していた周作の昔の恋の話からすずは、リンと周作の間にあった報われることのなかった恋物語を理解します。

「この世界の片隅に」のドラマへの感想や評価には「戦争中にこんなに暢気にすごせるのか」という批判もありました。「日本は強い・日本は勝ち続けている」政治家たちが流すフェイクニュースが一般市民を騙していたのです。生活は日々苦しさを増しているのにだまし続ける日本政府の嘘により、事態は悲劇に向かいました。6話の最後には義父の工場が爆撃され義父は入院します。

7話のネタバレ感想や評価

6話の最後にすずは家族で入院中の義父の見舞いに行きます。すずは径子の娘と街にでます。ある場所を歩いていると不発弾が見つかります。誰かが「逃げろ」と叫んでいます。すずの径子の娘とつないでいた右手は吹き飛ばされ、包帯姿で横になっているすずの姿から「この世界の片隅に」のドラマの7話が始まります。

すずの姪とつないでいた右手は姪の命と一緒に飛び散りました。大好きだった絵をかけなくなったのはもちろん、家事もできなくなります。何よりも守れなかった命。すずは北条の家で役立たずになってしまった自分と径子への申し訳なさから実家に帰ろうと思います。でも径子は何も言わずすずの身支度を手伝ってくれます。嫁いできてからできた隣組の仲間もすずに寄り添ってくれます。

実家へ戻るべきか悩むすず、径子のぶっきらぼうな優しさに北条の家にとどまることに決めます。そんな1945年8月6日。原爆投下のその日がやってきます。戦争をしたいと決めるのは、政治家たち。普通の庶民は日々の暮らしを少しでも幸せに過ごすことが一番大事。広島の平和公園には「(戦争を)くりかえさない」という碑があります。

8話のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」のドラマの8話のあらすじは、これまでどんな時も穏やかに生きてきたすずが感情を爆発させます。広島の街を壊滅させ、長崎の街も壊滅させた原子爆弾。そしてやっと負けを認めた「戦争をしたがった偉い人達」に「最後のひとりが死ぬまでやるのならやれ」自分の大切なものを次々に奪われたすずだからこその魂の叫びに、多くの感想やすずの慟哭ともいえる想いに高い評価をする人もいました。

主演の松本穂香は、朝ドラマ「ひよっこ」で注目されました。「ひよっこ」の中でも松本穂香は、自己主張するよりも思いを心にしまって理不尽なことも我慢する少女を演じました。「この世界の片隅に」のドラマのすずもじぶんの自己主張よりも周りの人の顔色を伺い波風を立てないことを一番に考える女性です。その松本穂香が激高・慟哭・いらだちと言った言葉で表された演技への評価は松本穂香の価値を高めました。

「この世界の片隅に」のドラマに限らず、戦争を描く映画・ドラマ・小説・アニメなどに出てくる天皇陛下が「戦争に負けた」事を伝える玉音放送。「お国のために我慢しなさい」そう言われていろいろなことに苦しんで耐えてきた人たちの怒りが伝えられています。

最終回のネタバレ感想や評価

「この世界の片隅に」のドラマの最終回のあらすじでは、すず(松本穂香)が広島市内の実家を一人で見に行くシーンが描かれます。これまで行きたくても行けなかった実家へむかいます。原子爆弾が落とされて連絡が取れない両親・妹。ようやく連絡が取れた妹(久保田紗友)は祖母(宮本信子)の元に身を寄せていました。妹は原爆の後遺症で寝たり起きたりの状態になっていました。

1945年8月6日すずの母(仙道敦子)は祭りの準備で出かけ、家にいた父(ドロンズ石本)と妹すみ(久保田紗友)はその時を迎えました。爆心地からは少し離れていたこと、家の中にいたことで命は助かったふたり。でも父はその後体調を崩し亡くなります。母は見つかりません。すみは心配して訪ねてきた祖母の元で弱くなった体を休めます。
 

元気で美人で明るいすみは両想いの軍人さんがいました。最終回ではその恋の行方すら聞くこともできない状況に追い込まれてしまったすみも描かれます。祖母のイトは「今できることは生きる事」と言います。夢や希望や明日の事すら考えられない状態でも生きていれば明日は来ます。

祖母に送り出されて呉にもどるすずを探しに敗戦の処理で、しばらく家に戻れなかった周作がやってきます。【この焼け野原の世界の片隅】で大切な人とであうことの難しさをドラマは伝えます。そして出会う周作とすず。さらに親を亡くしてしまった節子との出会い。ドラマの最終回を見て「節子」という名前から映画「火垂るの墓」の中で守ってくれる誰かに見つけられず死んでしまった節子をオーバーラップさせる人も多くいました。

「この世界の片隅に」のドラマの中で賛否両論があったのは、原作にはない現在のすずと周作が養女にした少女の今が描かれたことです。ドラマのストーリーテラーのように登場した榮倉奈々は、すずの娘になった節子からすずが住んでいた家を借りて新しいことを始めようとしている女性。この配役が必要だったかどうかについては、いろいろな感想や評価があります。

「広島頑張れ」という言葉で「この世界の片隅に」のドラマの最終回となります。最終回にこの言葉を持ってきた理由には、この作品の放送直前に広島で大雨による大災害があり多くの命が失われました。「人生は希望と絶望」の繰り返しと朝ドラマ「半分、青い。」の中で豊川悦司演じる秋川が言っています。絶望しても希望をもって復興してきた広島。

「この世界の片隅に」のドラマの最終回に節子のシーンが挟み込まれた意味は、絶望的な状況にいた節子が、未来では幸せそうにしている希望を最終回に見せたかったのだろうという感想もあります。

ドラマ版この世界の片隅にの視聴率

この世界の片隅にの各話視聴率

「この世界の片隅に」のドラマの視聴率をツイートしている人が紹介する通り、関東よりも広島の視聴率が圧倒的に高いです。広島を舞台にした・原爆がドラマの要素になっていることから広島の人の視聴率が上がることはあります。じわじわと口込みで人気が出た原作です。クラウドファンディングで作られた映画の影響も地元の視聴率に影響したようです。

4話の視聴率が大きく下がっているのは、裏で広島カープの試合があった日だったそうです。逆に言えば広島カープ愛の強い広島で、17.8%の視聴率というのはすごいことです。

この世界の片隅にの平均視聴率

日曜21時のこの枠のドラマは比較的視聴率が高いです。出演者も落ち着いた演技派ばかりです。関東の平均視聴率はこの枠では普通の10.9%でした。広島での平均視聴率は21%です。

ドラマ版この世界の片隅にの登場人物とキャスト

北條(浦野)すず役/松本穂香

「この世界の片隅に」のドラマの主人公。広島市江波でそだちます。幼い頃人買いに誘拐されそうになるところを機転を利かせてもう1人の男の子と一緒に逃げ出します。いざと言う時は頑張れる本質を持っています。高等小学校時代絵の上手い水原(村上虹郎)に惹かれます。けれどこの時代は家長である父親が決めた相手と結婚するのが当たり前の時代です。周作とは親の決めたとおりに結婚しています。

松本穂香(まつもとほのか)は1997年2月5日に大阪でうまれた女優です。朝ドラマ「あまちゃん」がきっかけで女優を目指し、現在の事務所のオーディションを受け合格します。映画「LOTTE SWEET FILMS」でデビュー。同じ事務所の有村架純の妹分としてバーター出演させてもらった朝ドラマ「ひよっこ」に出演。薄幸な生い立ち・福島弁・大食いキャラの生田目澄子が当たり役となりました。

北條周作役/松坂桃李

北条家の跡取り息子。幼い日にすずと誘拐されたことから「あのくらい肝の据わった女性と結婚したい」という意向からすずと結婚することが決まります。軍人になるには欠点があり海軍の軍法会議の録事という仕事をしています。

松坂桃李(まつざかとおり)は1988年10月17日神奈川県生まれの俳優です。「チャレンジFBモデル2008オーディション」に応募し見事グランプリを取ります。モデルとして雑誌デビューのあと特撮ヒーローとして「侍戦隊シンケンジャー」でメインの配役を与えられデビューします。映画版では主役も演じました。その後「GOLD」「名探偵コナン(実写版)」「アスコーマーチ」などで学園ものに出演します。

朝ドラマ「梅ちゃん先生」「わろてんか」の両作品で主人公の夫役を演じます。映画にも多数出演し「孤狼の血」では日本アカデミー賞助演男優賞を受賞し2019年公開の「新聞記者」でも高い評価を得ています。

水原哲役/村上虹郎

すずの幼なじみ。絵をかくのが好きですずと絵の話をしたことがあります。小学校時代にあととりである兄が亡くなったことから、兄の意志を継いで海兵団に入隊します。

村上虹郎(むらかみにじろう)1997年3月17日東京生まれの俳優です。父は村上淳・母はUAの間に生まれました。両親の離婚後母と沖縄に住み高校はカナダに留学します。2014年映画「2つ目の窓」で主演デビューしさらにその作品で高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞します。その後「天使のナイフ」でドラマデビューします。

単発ドラマで人気アニメの実写化「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」でテレビドラマ初主演を果たします。その後「仰げば尊し」で連続ドラマ初出演を果たしました。

刈谷幸子役/伊藤沙莉

すずの嫁ぎ先の北条家の隣組の娘。幼なじみの周作の嫁になる事を夢見ていました。兄が広島の原爆で死んだ後周作の紹介した男を婿に取ります。

伊藤沙莉(いとうさいり)は1994年5月4日千葉県生まれの女優です。子役からテレビドラマなどに出演しています。「女王の教室」では志田未来の同級生役を演じました。その後もドラマ・映画・舞台・CMなどにも出ています。朝ドラマ「ひよっこ」で主人公の幼なじみと結婚し「ひよっこ2」でも印象的な演技をしました。

堂本志野役/土村芳

北条家の隣組の堂本家の跡取りの嫁。夫が出征する前に子供を授かりたいと思っていました。けれど妊娠しないまま夫を戦地に送り出しました。夫の帰りを嫁として待っています。幸子・すずとは年が近いのでいつの間にか心を通い合わせられる間柄になっています。

土村芳(つちむらかほ)は1990年12月11日岩手県生まれの女優です。地元の事務所で子役としていくつかお仕事をした後、将来を見据えて京都造形芸術大学映画学科俳優コースに入学し卒業しました。現在の事務所に入所後、映画・テレビドラマ・舞台・CMなどで活躍しています。朝ドラマ「べっぴんさん」の主人公の親友役で子供同士が結婚して親戚になる役を演じ話題になりました。

浦野十郎役/ドロンズ石本

広島に住むすずの父。元気で強い息子、少しぼーっとしたすず、美人で人気者のすみという娘がいます。すずを嫁に出した後、息子の戦死の知らせを受けます。原爆で妻を失い失意の中帰らぬ人に。

ドロンズ石本(ドロンズいしもと)は1973年10月11日広島生まれのコメディアンです。電波少年の企画で猿岩石に続くヒッチハイクの「「アメリカ大陸縦断の旅」でスペイン語を習得したのを活かし、現在はスペイン語講座などでも活躍しています。俳優としても朝ドラマ「なつぞら」などに出ています。

浦野すみ役/久保田紗友

美人で人気者のすずの妹。明るく元気ですずの所に遊びに来た時に送ってくれた軍人と付き合っているようでした。けれどあの原爆の後人生が一変してしまいます。

久保田紗友(くぼたさゆ)は2000年1月18日北海道出身の女優です。劇団ハーベスト時代に舞台やCMの経験があります。その後退団後ソニー・ミュージックアーティスツに入りテレビドラマや映画で活躍しています。特に朝ドラマ「べっぴんさん」で主人公の家に妊娠してお世話になる五月役は話題になりました。

堂本美津役/宮地雅子

すず(松本穂香)の嫁入り先である北条家の隣組。嫁の志野(土村芳)と出征した息子の帰りをまっています。志野の前では口には出しませんが、息子が出征する前に志野に息子の子供を妊娠してほしかったと思っています。

宮地雅子(みやじ まさこ)は1966年4月28日東京生まれの女優です。脇役として多数のドラマに出ています。「ハンチョウ」や「私定時で帰ります」などに出演していました。

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ドラマ版この世界の片隅にの感想まとめ

「この世界の片隅に」のドラマの感想の中での現代編の存在理由を問うものは多いです。いらないという感想もある中、現代編があったから乗り越えてきた節子の今が見れて良かったという意見もありました。そして広島を最後に応援する演出は広島の視聴率の高さへのお礼もあったという感想も別にありました。

舞台挨拶などで実物の俳優を見る事ができるきかいがあります。「この世界の片隅に」での松坂桃李の役は抑えた演技ながらも高評価でした。「新聞記者」も松坂桃李が最優秀助演男優賞を受賞した「孤狼の血」の様な問題作です。世界に出してその評価を受けても恥ずかしくない作品と言われています。

「この世界の片隅に」のドラマでは、ぼんやりしているような主役のすずに対して、強い女たちも出てきます。意地悪に見えた義姉の径子の表面に出さない優しさに感動したという感想も多かったです。

ドラマ版この世界の片隅にのキャストに関する感想や評価

「この世界の片隅に」のドラマは、クラウドファンディングでこの作品をアニメ化したいという人達の思いが、有名にした作品です。松本穂香演じるすずという流されるタイプの女性が、最後に戦争に対しての怒りを爆発させるシーンは多くの評判、多くの感想が取り寄せられました。つぶやかれたツイートから感想・あらすじを中心にまとめました。視聴率も広島の人が身近に感じられたことを示すような高さがありました。

戦争によって、普通に生きる人たちの生活がどんなふうに変わるのかを確認してみてはいかがでしょうか、原作にない現在のエピソードも話題です。

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