警視庁いきもの係の全話視聴率まとめ！最終回までのあらすじと感想もネタバレ紹介

『警視庁いきもの係』は動物と刑事ものを融合させた異色の刑事ドラマで、超人気女優・橋本環奈が連続ドラマでメインキャストを務めたことでも話題となったドラマとなっています。ここでは各話の視聴率やネタバレあらすじを見る前に『警視庁いきもの係』の基本情報を見ていきましょう。

『警視庁いきもの係』は2017年7月9日からフジテレビ系日曜9時枠で放送された刑事ドラマです。主演は渡部篤郎、ヒロインに橋本環奈を起用したことで大きな話題となりました。石川恋、清原翔、横山だいすけなど多くの若手キャストが出演しており、キャスティングも話題になったドラマとなっています。フジテレビ系列日曜21時枠連続ドラマの最後の作品であり、これ以降はバラエティー番組が放送される放送枠となりました。

『警視庁いきもの係（けいしちょういきものがかり）』はミステリー作家・大倉崇裕によるミステリ小説シリーズであり、小説の登場人物の他に様々な『動物』が登場することが特徴となっています。その特徴から『動物』シリーズや『警視庁総務部動植物管理係』シリーズなどと称されています。

『警視庁いきもの係』の原作者である大倉崇裕は1997年に「三人目の幽霊」で小説家デビューしています。ライトなミステリーを得意としており、ミステリーファン以外にも好評を博している作家です。代表的な作品はミステリー界で高い評価を獲得した『七度狐』や『福家警部補』シリーズなどがあります。

『警視庁いきもの係』以外にも大倉崇裕の作品は映像化されています。特に女性を主軸にした小説が好評であり、檀れい主演でドラマ化された『福家警部補の挨拶』なども『警視庁いきもの係』同様に特徴的な女性が活躍する小説となっています。

ここからは『警視庁いきもの係』の全話視聴率と簡単なネタバレあらすじを紹介していきます。毎回、可愛い動物が登場することでも話題になり、その飼育方法や特徴を生かした謎解きがこのドラマの魅力で多くの視聴者から好評を博しました。

第1話「動物愛で謎を解け!十姉妹と秘密の鳥カゴ 痛快刑事ミステリー」の視聴率は8.9%です。初回視聴率は8.9パーセントと二桁には届きませんでしたが、フジテレビ系日曜9時枠では合格点といえる数字です。第一話では「いきもの係」に異動した須藤と圭子の出会いが描かれて、鳥を愛した男の物語が描かれました。

第2話「部屋とペンギンと私 愛した容疑者は誰!」の視聴率は7.2%です。前回よりもわずかに数字を下げました。第二話ではペンギンの飼育室を持つ資産家が殺されたことで、『いきもの係』はペンギンの世話をしながら被害者がペンギンに残したメッセージを明らかにしていきます。

第3話「知られざるヘビ愛の世界!驚きの逆転劇」の視聴率は6.0%です。前回よりも1.2ポイント下げました。第3話ではヘビを飼うことを極端に嫌がった犯人の謎に、『いきもの係』が独自の視点で迫っています。

第4話「ヤギが食べた真相!?息子からの手紙、夏」の視聴率は5.7%です。前回よりも視聴率は微減となりました。第4話ではヤギの飼育小屋で起こった奇妙な事件をきっかけに、ヤギの特性から事件は思わぬ方向に進んでいきます。

第5話「サルを愛した容疑者 起こるはずない殺人!悲劇の真相」の視聴率は6.6%です。前回よりも約1ポイント上昇しました。第5話ではリスザルに罪をかぶせた殺人事件の謎を『いきもの係』がリスザルの生態から真相に迫っていきます。

第6話「記憶の真実話します 事件のカギは花言葉!?最も賢い鳥」の視聴率は5.3%です。再び数字が下がりました。第6話ではヨウムの行動原理がきっかけになって多くの証拠を発見する話となっており、須藤の記憶が徐々に戻りつつある物語の転換点ともなるエピソードです。

第7話「恐怖のピラニア殺人 孤独な刑事とコイする動物オタク」の視聴率は5.9%です。前回よりも微増しました。第7話では最も危険な魚であるピラニアの意外な生態が明かされるマニア必見のストーリーとなっています。さらに圭子にも昇進の話が持ち上がる放送回となっています。

第8話「フクロウが来たりて 謎を解く!凹凸コンビ解散の危機」の視聴率は5.7%です。視聴率はわずかに下がりましたが、6パーセント前後で推移しています。第8話では人気の上昇しているフクロウがテーマとなっており、物語終盤で鬼頭が何者かに銃撃されてしまいます。

第9話「湯けむりハリネズミ 雀蜂パニック動き出す最後の事件」の視聴率は5.7%です。前回と全く同じ視聴率でした。前回は鬼頭が銃撃され、入院してしまいました。最終回直前ではハリネズミとハチの二匹がテーマとなっており、ハチの危険性が分かるエピソードとなっています。鬼頭を銃撃したのは宗教団体『ギヤマンの鐘』の信者であることが明かされ、この銃撃にも『動物への愛』が絡んでくることになります。

ここからは警視庁いきもの係の最終回の視聴率とネタバレあらすじを紹介していきましょう。最終回直前ではこれまで毎回登場してきた四十万が怪しい行動を見せたり、薄に異動の話が持ち上がったりしており最終回に向けて盛り上がっていました。最終回では鬼頭を銃撃した『ギヤマンの鐘』が関わっており、その首謀者と『動物への愛』が物語のカギとなっています。

最終話「蜂に魅かれた容疑者テロ計画を阻止せよ!動物集合」の視聴率は7.7%です。全話通しての平均視聴率は6.5%であり、初回の視聴率である8.9%が最高視聴率となっています。

9話から「ギヤマンの鐘の信者」との戦いが描かれています。『ギヤマンの鐘』が鬼頭を執拗に狙うのは、5年前『ギヤマンの鐘』の首謀者・庄野が5年前の事件の容疑者となり鬼頭が取り調べを担当したことと関係がありました。その際、連日取り調べを受けていた庄野の容疑は晴れたのですが、家に帰ると庄野が養蜂していた蜂たちが全滅していました。その恨みを晴らすためカルト教団「ギヤマンの鐘」を作り、5年間鬼頭の命を狙っていました。

圭子と須藤は手がかりを元に、庄野の狙いが警察博物館であることを突き止めます。無事に庄野を確保した『いきもの係』でしたが、捕まったはずの庄野が『勝利宣言』をします。実は庄野はおとりであり、鬼頭が身を隠す病院には鬼頭の仲間の今尾が潜伏していました。庄野の逮捕で手薄になった病院で、鬼頭に危険が迫っていました。

しかし、圭子はわずかな痕跡から庄野と今尾のたくらみを看破していました。病室で今尾は逮捕され、庄野も無事に逮捕されました。『ギヤマンの鐘』は鬼頭により壊滅し、『いきもの係』にいつもの日常が戻りました。

ここでは『警視庁いきもの係』の登場人物とキャスト情報を紹介していきましょう。『警視庁いきもの係』の魅力はキャスティングであり、当時最も注目されていた美少女・橋本環奈を筆頭に多くの若手俳優が起用されています。主演の渡部篤郎はベテラン俳優であり、確かな実力とダンディーな魅力で注目度が上がっている俳優でもあります。

主人公である須藤友三役を演じたのは実力派俳優として知られる渡部篤郎です。元々は捜査一課のやり手刑事であったが銃撃されたことがきっかけで記憶が曖昧になり、静養のために一時的に警視庁総務部総務課動植物管理係の課長代理心得となっています。渡部篤郎の代表作に『最後の恋、初めての恋』や『外事警察 その男に騙されるな』などがあります。

女性警察官で動物マニアという薄圭子役を演じたのは、『千年に一度の美少女』として知られる橋本環奈です。動物飼育の専門家であり、学芸員顔負けの知識量を誇る女性警察官を好演しています。橋本環奈の地上波ドラマへの起用は大きな話題となり、薄圭子の奇想天外な部分を見事に演じました。橋本環奈の代表作に『警視庁いきもの係』や『1ページの恋』などがあります。

捜査以下の若手刑事である石松和夫役を演じたのは、人気イケメン俳優の三浦翔平です。石松和夫は捜査一課所属の刑事であり、元々は捜査一課時代の須藤友三の相棒をしていました。『いきもの係』に協力する爽やかな刑事を好演しています。三浦翔平の代表作に『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』や『好きな人がいること』などがあります。

 

日塔始役を演じたのは長谷川朝晴です。捜査一課の係長であり須藤のことを疎ましく思っているが薄に対しては好意を抱いており、甘い顔を見せる日塔始を好演しています。長谷川朝晴の代表作に『ヘヴンズ ストーリー』や『太陽を愛したひと 〜1964 あの日のパラリンピック〜』などがあります。

可愛い受付担当の女性警察官を演じたのは三笠弥生役を演じたのは、美女として注目度が挙がっている女優・石川恋です。『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の表紙のギャルとして注目され、グラビアアイドルとして活躍した後に女優に転身しました。石川恋の代表作に『黄昏流星群-人生折り返し、恋をした-』や『マスカレード・ホテル』などがあります。

桜井薫役を演じたのは清原翔です。捜査一課の刑事であり、三笠に好意を寄せています。「MEN'S NON-NO」モデルをしており、いま注目度が急上昇しているイケメン俳優となっています。清原翔の代表作に『なつぞら』や『リベンジgirl』、『うちの執事が言うことには』などがあります。

ハイテンションな警察官として現場にいつも登場する四十万拓郎役を演じたのは、『NHKの歌のお兄さん』として知られる横山だいすけです。『NHKおかあさんといっしょ』で知名度を大きく上げており、民放ドラマ初出演という事が大きな話題となりました。横山だいすけの代表作に『刑事ゼロ』や『トムとジェリー 夢のチョコレート工場（声の出演)』などがあります。

ここではネット上に挙がっているドラマ『警視庁いきもの係』に関する感想や評価を紹介していきましょう。その奇抜な内容と橋本環奈の可愛さにも多くの感想が上がっており、注目度の高いドラマとなっています。

『警視庁いきもの係』はその内容だけでなく、動物の生態や飼育法などが勉強になると話題になったドラマです。ネット上には『警視庁いきもの係、ほんと面白いし勉強にもなる』という声や『警視庁いきもの係ってめっちゃ勉強になる』という声など、動物をテーマにした『警視庁いきもの係』ならではの意見や感想が多く挙がっています。

『警視庁いきもの係』は橋本環奈がメインキャストとして出演したことでも大きな話題になったドラマです。ネット上には『橋本環奈ちゃんが演技うまい』という声や『橋本環奈、演技がここまで上手いとは思わなかった』という声など、かわいいアイドルではなく女優として高評価の感想が挙がっています。

『警視庁いきもの係』は視聴率はあまり良くなかったですが、その内容は高い評価を受けており続編を望む声が多くあります。ネット上には『警視庁いきもの係続編が見たい』という声や『警視庁いきもの係、続編やんないかなー』という声など、視聴者からは続編を望む感想や意見が数多く挙がっています。

『警視庁いきもの係』の橋本環奈が可愛すぎるという感想が多く挙がっています。放送当時はアイドルとして絶頂期だった橋本環奈の可愛さはネット上でも話題になっており、『ポリス姿の橋本環奈が可愛い』という声や『いきもの係の橋本環奈がマジ天使』という声など、多くの感想が挙がっています。

今回は『警視庁いきもの係』のドラマネタバレまとめや視聴率、キャスト情報、感想などを見ていきました。視聴率は低調に終わりましたが、その内容やキャスティングなどは絶賛されています。特に橋本環奈の演技力や可愛さなどには注目が集まっており、続編も期待されるなど高評価を受けました。『警視庁いきもの係』は大ブレイク女優・橋本環奈の魅力を知ることができる作品でもあるので、ぜひ一度ご覧ください。