【シティーハンター】槇村秀幸のキャラや魅力まとめ!死因や冴子との関係は?

1985年から1991年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画「シティーハンター」。後にリメイク版「エンジェル・ハート」をはじめ、アニメ化や実写版ドラマが制作されるなどその人気は社会現象となりました。中でも主役に迫る人気を誇るのが物語の序盤で命を落とした槇村秀幸です。出演回数が少なく情報も乏しい槇村秀幸の魅力、死因や野上冴子との関係、さらにはファンの間で評判の名言や彼を演じる声優のことまでまとめてお届けします。ぜひご覧ください!

【シティーハンター】槇村秀幸のキャラや魅力まとめ!死因や冴子との関係は?のイメージ

目次

  1. 槇村秀幸が登場!シティハンターとは?
  2. 槇村秀幸の魅力
  3. 槇村秀幸の死因
  4. 槇村秀幸と冴子の関係
  5. 槇村秀幸の声優
  6. 槇村秀幸の名言
  7. 槇村秀幸も登場!エンジェルハートとは?
  8. 槇村秀幸に関する感想や評価は?
  9. 槇村秀幸の魅力や死因まとめ

槇村秀幸が登場!シティハンターとは?

シティハンターの作品情報

アニメ・映画などの巨大メディアミックス作品である『シティーハンター』。本記事の主役・槇村秀幸の話題に入る前に、まずは『シティーハンター』の作品情報を整理しておきましょう。

シティハンターの原作漫画

『シティーハンター』 (CITY HUNTER) は、漫画家・北条司によるに連載漫画作品で、「週刊少年ジャンプ」誌に1985年13号から1991年50号まで連載されました。大ヒット作『キャッツ♥アイ』に続く北条司2作目の連載作品です。

連載が始まった1980年代後半の東京・新宿を舞台に、ボディーガードから探偵、果ては殺しまで請け負うスイーパー・シティーハンターの活躍を描くハードボイルド作品で、そこに若干のコメディ色がスパイスとして加えられています。

物語の基本構成は、主人公シティーハンターが美人クライアントからの仕事を請け負い処理していくのですが、数話をかけて完結するようになっています。ストーリー全体を通しての伏線や繋がりはありますが、毎回変わるクライアントや仕事に関連性はありません。

シティハンターのアニメ情報

週刊少年ジャンプに連載された漫画『シティーハンター』を原作として、1987年最初のテレビアニメが制作・放映されました。その後、テレビアニメとしてはシリーズ作品が3回、そして3本のスペシャル版が放送されたほか、3本の劇場用アニメ映画が公開されています。

原作漫画とアニメ版の違いとして構成の仕方が挙げられます。原作が一つの事件を数話かけてまとめていたのに対し、アニメではほとんどの場合で1話完結か前編・後編に分けた構成となっています。また、アニメオリジナルの話も多く、全140話中半数を超える75話がオリジナルとなっています。原作を基にした話であっても、結末や人物設定などにおいて原作とは異なることが多々ありました。

主題歌は、TM NETWORKがメインで、その他には小比類巻かほるや大沢誉志幸、小室哲哉など錚々たるメンバーが名を連ねています。特にシーズン1でオープニングテーマを歌った小比類巻かほるとエンディングテーマのTM NETWORKは、共にオリコン・トップ10入りを果たしています。OP、EPともにトップ10入りをしたのはアニメ界初の快挙でした。

槇村秀幸のプロフィール

ここからは本記事の主役・槇村秀幸の情報をお届けします。まずは、槇村秀幸のプロフィールです。槇村秀幸は「シティーハンター」の主人公・冴羽リョウの元相棒、そしてヒロイン・槇村香の兄でもあります。

警察官だった父親の遺志を継ぐように自らの進路を決めた槇村秀幸。警視庁に勤務し、同僚野上冴子と共に数々の難事件を解決、目覚しい活躍をします。ところが、人身売買組織への捜査中、女性警官が殉職したことに責任を感じ警察を退職、冴羽獠の相棒となりました。

相棒・獠からは「冷静すぎる程冷静」と評されることもある槇村秀幸ですが、妹・香のこととなると一転熱くなる一面を示します。「俺の腕は錆び付いている」と卑下することもありますが、戦闘能力においては獠に比肩する腕前の持ち主でした。

視力が悪く眼鏡をかけていることから「冴えない」と言われることも多い槇村秀幸ですが、一方では、整った顔をしていてカッコいいという根強いファンもいます。

連載開始序盤で死亡

シティーハンター連載開始後、まだ序盤というところで槇村秀幸は死亡してしまいます。それは、麻薬組織ユニオン・テオーペ絡みの事件でのことでした。槇村秀幸は、エンジェルダストという麻薬に犯された中毒者と対決します。

このエンジェルダストは、摂取すると平常時の何倍もの力を出したり痛みを全く感じなくなる強力な麻薬です。そのため槙村の攻撃は相手には効かず、逆に相手の怪力の餌食になってしまいます。なんとかその場は凌いだものの、冴羽の元に戻り妹のことを託すと息を引き取りました。

冴羽は、槇村の命を奪った狂った相手を容赦なく殺害します。そして、麻薬組織ユニオン・テオーペの壊滅に成功するのでした。

登場する話

槇村秀幸が登場するのは第1話から第4話まで、すなわち「栄光なきテンカウント」、「BMWの悪魔」、「闇からの狙撃者」、「恐怖のエンジェルダスト」の4話です。この中で槇村中心の回は第4話「恐怖のエンジェルダスト」のみで、その他はチョイ役での出演です。

第4話「恐怖のエンジェルダスト」は槇村秀幸の見せ場となる話で、上述の麻薬組織「ユニオン・テオーペ」との対決シーンが出てきます。アニメ版では「グッバイ槇村、雨の夜に涙のバースデー」というタイトルが付いていました。

アニメ「劇場版シティーハンター 」公式サイト

槇村秀幸の魅力

魅力①獠との関係

次に槇村秀幸の魅力について解説していきます。まず最初に挙げられるのは、シティーハンターの主人公・冴羽獠との関係です。冴羽は、例えば海坊主やニックに対しては、話を真面目に聞こうともせずなおざりな対応に終始しています。ところが、槇村秀幸に一目置いているのか、彼の言うことは素直に聞き入れるところがありました。

それは槇村を相棒として認めていることの表れでした。冴羽獠は、今際(いまわ)の際の槇村を看取り復讐を誓います。珍しく怒りに震える様子から、冴羽にとって槇村は相棒であると同時に大切な親友だったのが読み取れると言われています。

魅力②妹・香との関係

妹・香との関係ですが、血のつながった兄妹ではありませんでした。槇村の父親が警察官だったのは前述の通りですが、被疑者である香の実の父親を追跡中、事故で死亡させてしまったのです。責任を感じた槇村の父親は、孤児となった香を引き取って育てることにしました。

血の繋がりこそなかったものの、香は槇村を実の兄として信頼を寄せていました。槙村も香が何よりも大事で、普段冷静な槇村でしたが妹のことになると我を忘れてしまうことも度々あったくらいです。そして誰より香の幸せを望んでいただけに、最期の言葉にも表れているように死んでも死にきれない気持ちだっただろうと、読者の多くが思っているようです。

魅力③愛用車と銃

槇村秀幸の愛車は、連載漫画では初代マツダ・キャロルでした。一方アニメ版では、イエローのフォルクスワーゲン・ビートルになっています。

また、槇村の愛用する銃はコルトローマンMK-IIIです。これは、アメリカで主に警察官が使っている回転式拳銃です。この拳銃は、殺傷力の強いマグナム弾を装填することも可能で、槇村も敵に対して使っています。ちなみに日本の警察官が使用することはありません。

魅力④影で活躍

「シティーハンター」の主人公は、言うまでもなく冴羽獠と槇村香の2人です。しかし、彼らの結びつきには、香の兄・槇村秀幸の存在を欠かすことはできません。

冴羽がシティーハンターをするに当たり相棒として選んだ男が槇村秀幸、幼い香を影で支えてきた彼女の兄でもありました。さらには、香がシティハンターになったのも槇村の死がきっかけでした。

槇村秀幸は、「シティーハンター」を裏方として支える存在で、そこが彼の魅力にもなっていると言われています。

魅力⑤アニメ版での活躍

原作漫画と設定は若干異なりますが、アニメ版の槙村秀幸には一味違う魅力があると評判です。原作漫画では、槙村は麻薬組織ユニオン・テオーペに殺害されるという結末になっていますが、アニメ版では麻薬組織「赤いペガサス」が雇った殺し屋ジェネラルに殺されています。

上述のように愛車の設定も変えアニメならではの魅力を持たせ、槇村を引き立たせようとする意図が感じられるという方も多くいます。

魅力⑥ドラマ版での活躍

2015年、シティーハンターのリメイク版「エンジェルハート」がテレビドラマ化されました。このドラマの第2話と第6話に槇村秀幸は登場します。槇村秀幸役には俳優・葛山信吾が起用されました。

1990年第3回ジュノンスーパーボーイコンテストでグランプリを獲得し脚光を浴びた葛山信吾は、俳優としても数々のドラマ、映画、舞台で活躍しています。特に2000年の「仮面ライダークウガ」での活躍は、その後のイケメンヒーローブームの先駆けと評価されています。

魅力⑦意外な強さ

自分では「俺の腕は錆びついている」と卑下ずる槙村ですが、その強さには目を見張るものがあります。例えば、背後から襲いかかってくる敵に、振り返ることなくナイフを投げて見事命中させるなど超人的な技を披露したこともあります。

さらに戦闘体制に入るスピードに至っては、相手が気づいた時には銃が目の前に突き付けられているほどの速さです。こうした事実から考えて相当強い戦闘能力を備えていると言えそうです。

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槇村秀幸の死因

死因①ストーカーに殺される

続いて、物語の序盤で命を落とすことになった槇村秀幸の死因について解説します。「シティーハンター」とそのリメイク作品「エンジェルハート」では物語の設定に一部違いがあるのですが、槇村秀幸の死因もその1つです。

ストーカーのイメージ

まず、「エンジェル・ハート」での槇村秀幸の死因を見ていきましょう。ここでは死因だけでなく登場人物の設定も異なるのですが、槇村秀幸と野上冴子は恋人という設定になっています。そこで槇村の死因ですが、何と嫉妬に狂った冴子のストーカー・遠山一真によって殺害されてしまうのです。

死因②麻薬事件の被害者

次に、槇村秀幸の死因を原作「シティーハンター」で見ていきましょう。槇村秀幸は巨大麻薬組織「ユニオン・テオーペ」の事件に巻き込まれます。そこで槇村の死因ですが、摂取すると興奮し異常なパワーが湧き上がる麻薬の中毒者との対決において命を落とすことになってしまうのです。

亡くなった日は、ちょうど妹の香の20歳の誕生日でした。秀幸は香の二十歳の誕生日に、父親から託されていた香の実の母親の指輪を彼女に渡し、自分たち兄妹の真実を話すつもりでいましたが、遂にそれを果たすことは叶いませんでした。

このように槇村秀幸の死因は、原作「シティーハンター」とリメイク版「エンジェル・ハート」では大きく異なっていました。それは冴子との関係の違いに起因するものでした。

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槇村秀幸と冴子の関係

冴子とは元同僚

前項でも取り上げたように、「シティーハンター」と「エンジェル・ハート」では物語の設定に若干の違いがあります。気になる槇村秀幸と野上冴子の関係もその1つです。まず「シティーハンター」では、槇村と冴子は警視庁時代の同僚で、様々な難事件を解決してきた名コンビという設定でした。

警視庁内では、美しい冴子の容姿と風采のあがらない秀幸を揶揄して「警視庁の月とスッポン」と呼ばれたこともありました。

冴子とは恋人同士

次に「エンジェルハート」での槇村秀幸と野上冴子の関係に移ります。ここでは槇村と冴子は、同僚から一歩進んで恋人同士という設定です。槇村は冴子に内緒で婚約指輪まで購入していました。

さらに、原作では凄腕のシティーハンターとして描かれていた槇村秀幸ですが、エンジェルハートでは戦闘よりも情報収集を得意とする頭脳派で、刑事とシティーハンターの両方をこなしています。

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槇村秀幸の声優

声優・田中秀幸のプロフィール

アニメ版「シティーハンター」で槙村秀幸の声を担当しているのは、1950年11月12日東京出身の声優・田中秀幸です。

5歳の頃、ラジオドラマ番組のオーディションに合格した田中秀幸は、それから6年間ドラマ収録に参加します。この頃から役者を目指していた彼は、短大では演劇を学びます。その後は劇団「青年座」に所属する傍ら、1974年「科学忍者隊ガッチャマン」のヘムラー役で声優デビューを飾りました。翌1975年には「ドカベン」山田太郎役で声優として初主演を果たしています。

1980年代から1990年代にかけては本作槇村秀幸役のほか、「 キャプテン翼」のロベルト本郷役、「キン肉マン」ではテリーマン役、「タッチ」柏葉英二郎役など数多くの少年アニメに声優として出演。さらに、「名探偵コナン」の工藤優作役、「北斗の拳2」のファルコ役、「ONE PIECE」のドンキホーテ・ドフラミンゴ役など声優としてのキャリアを積んでいきます。

声優・田中秀幸は、一度聞くと忘れられない特徴ある美声の持ち主と言われています。声優として担当するのは、真面目な成人男性や青年が多いのですが、一方でコミカルな役や冷酷な悪役まで演じるなど、声優としての役柄の幅広さでも知られています。

また声優以外の仕事としては、テレビアニメのナレーションを数多く担当し、さらにアニメ声優の枠を超えて「王様のブランチ」などのバラエティ番組でもナレーションを務めています。

声優・田中秀幸の出演作品

次に、声優・田中秀幸の主な出演作品を年代順に紹介します。

  • 1974年科学忍者隊ガッチャマン(ヘムラー)
  • 1976年ドカベン(山田太郎〈ドカベン〉)
  • 1980年宇宙戦艦ヤマトIII(土門竜介)
  •    〃     科学忍者隊ガッチャマンF(エルン)
  •    〃     銀河鉄道999(1980年 - 1981年、ヤク、ボーイ、イザカ)
  •    〃     釣りキチ三平(健一)
  • 1981年戦国魔神ゴーショーグン(キリー・ギャグレー)
  •    〃     新・ど根性ガエル(南よし雄)
  •    〃     Dr.スランプ アラレちゃん (トリ山、スコップ、怪獣博士など)

  • 1982年魔境伝説アクロバンチ(蘭堂リョウ
  • 1983年キン肉マン(テリーマン / キン肉マングレート、ヒトシなど)
  • 1984年星銃士ビスマルク(コンラッド)
  • 1985年ゲゲゲの鬼太郎(第3作)(新一のパパ)
  •    〃    超獣機神ダンクーガ(アラン・イゴール)
  • 1986年愛少女ポリアンナ物語(トーマス・チルトン、ジョン・フィティア
  •     〃    銀牙 -流れ星 銀-(ベン)
  •     〃    聖闘士星矢(獅子座のアイオリア、教皇、ウルフ那智など)
  •     〃    ハイスクール!奇面組(事代作吾、大河怒裸馬)

  • 1987年シティーハンター(槇村秀幸)
  •    〃    北斗の拳2(ファルコ)
  • 1989年美味しんぼ(栃川北男、青沢悟、山脇勉、片森)
  •     〃   戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV(総司令官スターセイバー)
  • 1990年私のあしながおじさん(ジャーヴィス・ペンデルトン)
  • 1991年笑ゥせぇるすまん(目茂麻太郎)
  • 1993年SLAM DUNK(木暮公延、ナレーション)
  • 1998年カードキャプターさくら(木之本藤隆)
  • 2001年ののちゃん(山田たかし)
  • 2003年F-ZERO ファルコン伝説(キャプテン・ファルコン / バート・レミング)

  • 2005年ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU(サスページ、サコン・シロウ)
  •    〃    MONSTER(ヴォルフガング・グリマー / ノイマイヤー)
  • 2006年恋する天使アンジェリーク シリーズ(闇の守護聖クラヴィス
  • 2011年異国迷路のクロワーゼ The Animation(オスカー・クローデル
  • 2014年ワールドトリガー(レプリカ、空閑有吾、ナレーション)
  • 2016年それいけ!アンパンマン(チェロヒキーさん)
  • 2017年ドラゴンボール超(ダモン)
  • 2018年聖闘士星矢 セインティア翔(獅子座のアイオリア)

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槇村秀幸の名言

名言①「指輪を…」

「シティーハンター」連載開始早々、第4話でこの世を去った槇村秀幸。その限られたエピソードの中で槇村は、読者の心に染み入る名言を残していました。

最初に紹介する名言は「指輪を…香に…。香りを…頼む」。槇村秀幸の辞世の言葉となった名言です。麻薬中毒者に攻撃され致命傷を負いながらも必死になって冴羽の元へと戻ってきた槇村秀幸。しかし、彼の命の灯は今にも消えようとしていました。自らの死を意識した槇村秀幸の心残りは、大切な妹・香のことでした。

ここで彼の口から出たのがこの名言でした。死を覚悟した槇村は、冴羽にすべてを託すことにしたのです。短い言葉でしたが、槇村秀幸の胸の内の全てを伝えた名言でもあり、「シティーハンター」序盤のクライマックスとなりました。それに続く冴羽獠の言葉も名言として読者の心に残ったとされています。

名言②「悪魔に…」

槇村秀幸の残した名言、次に紹介するのは「悪魔に魂を売る気はない!悪魔はドブネズミにおとる」という名言です。

槇村秀幸に麻薬密売組織から対抗する暴力団トップの暗殺依頼が入ります。ところが、何より麻薬を憎む槇村は、その依頼をきっぱりと断ります。上の名言は、何とか暗殺を請け負わせようと妹・香を引き合いに出して脅してきた相手に、槇村が返した言葉でした。クールに名言を決めた槇村秀幸のカッコよさに痺れたと、ファンの間では評判のシーンとなっているようです。

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槇村秀幸も登場!エンジェルハートとは?

エンジェルハートの概要

「エンジェル・ハート」は北条司の代表作「シティーハンター」を、家族愛をテーマにとして新たに書き上げたリメイク作品です。「シティーハンター」は4週連載後、突然の連載終了を通告されます。このことが北条に不完全燃焼の思いを抱かせ、「エンジェル・ハート」執筆のきっかけとなったとも言われています。

「エンジェル・ハート」の主な舞台は、原作シティーハンターと同じく東京・新宿です。ただし、原作にはなかった携帯電話が登場するなど、時代設定は原作の10年程後になっています。それに応じて冴羽獠はじめ登場人物たちの年齢も上がっています。

また登場人物の設定ですが、原作からそのまま受け継いだところもあれば変更されたところもあり、「シティーハンター」そのままではありません。

エンジェルハートのあらすじ

「エンジェル・ハート」を一言で言うと、台湾から来た殺し屋の少女・香瑩(シャンイン)と、新宿のスイーパー冴羽獠との家族愛の話です。

ある時新宿に史上最強の暗殺者が現れます。それは眩(まばゆ)いばかりに美しい少女でした。少女は名前を香瑩と言い、「グラス・ハート」というコードネームを持っていました。ターゲットを完璧に葬り去る香瑩の仕事は、組織からも高い評価を得ていました。ところがそれに反して彼女の心は、任務の遂行とは裏腹に蝕まれていきます。やがて、香瑩は自ら追い込まれ死の選択を余儀なくされますが、そこに組織の力が働きます。

事故死した冴羽獠の最愛のパートナーにして今は亡き槇村秀幸の大切な妹・槇村香の心臓を移植され蘇ります。香の心臓が移植されたことで、「グラス・ハート」との異名を持つ彼女の心に変化の兆しが現れます。殺し屋・香瑩に感情が生まれたのです。彼女は暗殺から手を引くと、クライアントであった組織と対峙します。槇村香の体の一部を共有したことにより、冴羽獠に引き寄せられスイーパーとなっていくのでした。

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槇村秀幸に関する感想や評価は?

縁の下の力持ち!

「シティーハンター」の影の主役とも言うべき槇村秀幸を特集した本記事の最後に、槇村秀幸に関する感想や評価を紹介します。最初は、連載の序盤で亡くなってしまった槇村秀幸を惜しむ声からです。

本記事の中でも触れたように、槇村秀幸を、冴羽獠や香を支える縁の下の力持ちと考えているファンはとても多いようです。twitterの中で、もし生きていてくれたなら…、と胸の内を明かしています。

兄妹揃って…

続いての感想は、槇村秀幸は冴子にプロポーズできずに死んでしまい、妹の香も結婚式挙げる前に死んでしまったことに「兄妹揃って似てるな」と嘆いている方です。血が繋がっていなくても、同じ環境で育つと行く末まで似てくるという事でしょうか?

誕生日が命日!

槇村秀幸に関する感想や評価、最後は「槇村香さん、お誕生日おめでとうございます」と祝福しつつも、同時に「槇村秀幸さんの命日」であることに思いを馳せ複雑な心境になっている方です。冴羽獠と2人で兄・秀幸の墓参りに行くのでしょうね、とtwitterを締め括っていました。

槇村秀幸の魅力や死因まとめ

ここまで、「シティーハンター・槇村秀幸のキャラや魅力まとめ!死因や冴子との関係は?」と題してお届けしてきました。簡単にまとめますと以下のようになります。

  • 槇村秀幸は、主人公・冴羽リョウの元相棒でヒロイン・槇村香の兄
  • シティーハンター連載序盤の第4話で死亡
  • 数々の名言を残している
  • 素早い銃さばき、正確無比なナイフの使い手で、意外にも高い戦闘能力
  • 「シティーハンター」と「エンジェル・ハート」では死因などで異なる設定
  • 愛用する銃は「コルト・ローマンMkⅢ」、愛車は「マツダ・キャロル」
  • 槇村秀幸の声優は、キン肉マンのテリーマン役などで知られる田中秀幸

登場シーンはごく短い期間だったにも拘らず、多くの読者の心に訴える行動や名言を残した槇村秀幸。全巻読破した方であっても、これを機にもう一度槇村登場のシーンを読み返してみるのも良いかも知れません。

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