ドラマ『天 天和通りの快男児』のキャストは?あらすじや感想ネタバレ

ドラマ「天 天和通りの快男児」は、「賭博黙示録カイジ」などで知られる漫画家・福本伸行が原作を務める同名漫画作品を原作として、岸谷五朗を主演キャストに起用してドラマ化した作品です。麻雀勝負に焦点を当てている本作は、麻雀に命をかける男の戦いを見る事が出来ます。今回はそんな「天 天和通りの快男児」に出演している豪華キャスト陣や主題歌を紹介し、物語のあらすじや視聴者による感想もまとめていきます。

ドラマ『天 天和通りの快男児』のキャストは?あらすじや感想ネタバレのイメージ

目次

  1. ドラマ『天 天和通りの快男児』とは?
  2. ドラマ『天 天和通りの快男児』のキャスト・登場人物
  3. ドラマ『天 天和通りの快男児』のあらすじネタバレ
  4. ドラマ『天 天和通りの快男児』の最終回ネタバレ
  5. ドラマ『天 天和通りの快男児』の主題歌
  6. ドラマ『天 天和通りの快男児』に関する感想や評価は?
  7. ドラマ『天 天和通りの快男児』のキャストまとめ

ドラマ『天 天和通りの快男児』とは?

ドラマ『天 天和通りの快男児』の作品情報

ドラマ「天 天和通りの快男児」は、福本伸行による漫画作品を実写化した作品で、「テレビ東京」の連続ドラマ枠「ドラマパラビ」にて2018年10月4日から全12話が放送されました。主演キャストは岸谷五朗で、他にも古川雄輝や的場浩司などの豪華キャスト陣が起用されています。また、原作者である福本が脇役として出演しています。

ドラマ『天 天和通りの快男児』の原作

ドラマ「天 天和通りの快男児」の同名タイトルの原作漫画は、福本伸行が1989年から2002年まで漫画雑誌「近代麻雀ゴールド」にて連載していました。福本は元々「人情漫画」というジャンルを得意としており、「天 天和通りの快男児」も麻雀を通して人情を描いていましたが、物語が進むにつれて麻雀勝負を主体に置いた作品となっていったため、漫画家として成長する事の出来た作品だと自身で語っていました。

ドラマ『天 天和通りの快男児』の予告編動画

こちらがドラマ「天 天和通りの快男児」の120秒予告動画になります。岸谷五朗演じる天貴史や、古川雄輝演じる井川ひろゆきなどの代打ち達を紹介していきながら、劇中で巻き起こる数々の熱い麻雀勝負を垣間見る事が出来ます。

主演:岸谷五朗|ドラマパラビ 天 天和通りの快男児|テレビ東京

ドラマ『天 天和通りの快男児』のキャスト・登場人物

天貴史/岸谷五朗

天貴史はドラマ「天 天和通りの快男児」の主人公で、物語当初はイカサマによる麻雀を打っていたため打ち手として自分が小者であるように見せていましたが、実はかなりの実力を持っており、諦めない心でどんな強者にも立ち向かって不可能を可能にしていきます。あらすじ見出しで後述しますが、古川雄輝演じる井川ひろゆきに尊敬されるようになり、のちに師弟関係となっていきます。

そんな天を演じているキャストは岸谷五朗です。東京都出身で1964年9月27日生まれの2019年現在54歳で、ドラマ「みにくいアヒルの子」シリーズや、ドラマ「ぼんくら」シリーズなど、多くの話題作に主演で出演してきている実力派俳優として知られています。ドラマ「天 天和通りの快男児」の主演に抜擢された際には、「麻雀の話を連続ドラマ化するなんてすごい挑戦だと思う。自分も頑張って貢献したい」と語っていました。

井川ひろゆき/古川雄輝

井川ひろゆきは、ドラマ「天 天和通りの快男児」の天に次ぐ主人公で、「理」によって考え込まれた繊細な麻雀を打つ事で負ける事はほぼ無く、素人を相手に雀荘で荒稼ぎをしていましたが、「本能」で麻雀を打つ天に出会って麻雀の真の面白さを知った事で、麻雀の真剣勝負の世界に引き込まれていきます。

演じているキャストは古川雄輝です。東京都出身で1987年12月18日生まれの2019年現在31歳で、カナダに8年、アメリカに3年間住んでいた帰国子女で、「ホリプロ」が開催した新人発掘オーディションで「審査員特別賞」を受賞した事で芸能界デビューを果たしました。麻雀が大好きなため、ドラマ「天 天和通りの快男児」に出演が決まった際には「原作漫画も大好きなためとても嬉しかったです。」と語っていました。

原田克美/的場浩司

原田克美はドラマ「天 天和通りの快男児」で、大阪の暴力団の組長であると同時に現役で最強の麻雀の打ち手と称されるほどの実力者で、天とは最大のライバルとなっていきます。あらすじで後述しますが、ドラマ「天 天和通りの快男児」の最終話では幾多の死闘をくぐり抜いてきた天と最終戦を繰り広げます。

演じているキャストは的場浩司です。埼玉県出身で1969年3月28日生まれの2019年現在49歳で、俳優として活動する傍らタレントとしても多くの番組に出演しており、「スイーツ大好きタレント」として世間に広く知られているほど甘党だという事です。ドラマ「天 天和通りの快男児」に出演が決まって、役作りのために髪を金髪に染めた際には「まさか50手前になって金髪になるとは思わなかった。」と語っていました。

僧我三威/でんでん

僧我三威はドラマ「天 天和通りの快男児」で、後述する赤木しげるが現れるまでは10数年間にわたって麻雀の裏世界で勝ち続けてトップとして君臨していた「怪物」で、赤木の華やかな麻雀で自分の経歴がかすれてしまったために赤木にライバル心を燃やしています。東軍と西軍の戦いでは「怪物」ぶりを発揮するものの、赤木の力には及ばないようでした。

演じているキャストはでんでんです。福岡県出身で1950年1月23日生まれの2019年現在69歳で、元々はピンのお笑い芸人として活動していましたが、1981年に映画「の・ようなもの」に出演した事をきっかけに俳優に転身し、以降はドラマ「深夜食堂」や、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」など、数々の話題作に出演していきました。代表作は園子温監督の映画「冷たい熱帯魚」で、初の受賞となる「報知映画賞」を受賞しました。

中西/おかやまはじめ

中西はドラマ「天 天和通りの快男児」で、中華料理屋の店主として登場しますが、店の登記簿をかけて麻雀勝負をする事になった事で天とタッグを組みます。演じているキャストはおかやまはじめです。宮城県出身で1964年4月22日生まれの2019年現在54歳で、1996年から俳優としての活動を始め、代表作に2005年放送のドラマ「ファイト」や、2006年放送のドラマ「セーラー服と機関銃」などがあります。

赤木しげる/吉田栄作

ドラマ「天 天和通りの快男児」の赤木しげるは、麻雀界で最強と言われている打ち手で、神の域まで達していると言われるほどの強運と直感力を持っています。他の怪物級の打ち手達とは違い、後ろ盾は無く自分の力のみで伝説と言われるほどの逸話を残し続けており、3年間ほど裏麻雀界のトップに君臨していましたが、立場や名声が自分を束縛してしまうという理由からすぐに引退しました。

演じているキャストは吉田栄作です。神奈川県出身で1969年1月3日生まれの2019年現在50歳で、1988年に映画「ガラスの中の少女」に出演した事で俳優デビューを果たし、風間トオルや阿部寛と共に新しいタイプのイケメン俳優の走りとなりました。ドラマ「天 天和通りの快男児」に出演が決まった際のインタビューでは、「原作の赤木しげるのビジュアルに近付くことによって、気持ちを寄せようと思いました。」と語っていました。

ドラマ『天 天和通りの快男児』のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:天貴史との出会い

「理」による麻雀を打つ事で負け無しの実力を持っており、雀荘で素人を相手に荒稼ぎしていた青年・井上ひろゆきは、今日も雀荘で麻雀をしていました。ひろゆきがとある男を負かすと、その男は「代打ち」という麻雀の請負業を営んでいる天貴史という男を呼びつけます。天と麻雀を打つ事になったひろゆきでしたが、明らかにイカサマととれる方法で天はひろゆきに勝利します。

それから天と関わっていく事になるひろゆきは、天がイカサマなど使わなくても無類の勝負強さと強い意志を持つ打ち手である事が分かり、憧れていくようになっていきます。そして天についていく事を決めたひろゆきは次々と現れる「怪物級」の打ち手を目撃していくようになり、麻雀の奥深さを知っていきます。

あらすじネタバレ:赤木しげるとの戦い

相手の心を読んで流れを引き込む七対子の使い手である室田と麻雀勝負をしていた天は、室田の七対子のカラクリを暴いた事で、流れを完全に自分のものにします。しかしそこに「雀神」と呼ばれて不敗神話を持っている赤木しげるがやってきて、室田の代わりに天と戦う事になります。赤木の圧倒的な強さの前に天は見せ場もなく敗れましたが、赤木がスリルを求める麻雀が好きな事に気付いた事で、突破口を見出します。

そして赤木の弱点を突いて「泣き麻雀」で勝負する事にした天は一気に流れを自分のものにしますが、あと一歩のところで赤木に追いつく事が出来ません。しかし、誰もが天の負けかと考えていた瞬間、天の麻雀の才能が発揮されて奇跡が起きます。

ドラマ『天 天和通りの快男児』の最終回ネタバレ

最終回あらすじ:ステージA

東軍と西軍の戦いは最終戦の真っ只中、天と原田の点差は1万1100点となっており、天はピンチに陥っています。現在、天が勝利するには親満以上で上がる事が必須になっており、立直となっている原田に和了られると負けが確定してしまう状態です。しかし粘り強い天によって原田は手の作り方に悩み始め、思い通りに手が進まない事に苛立ち始めます。

そしてチャンスをものにした天は自分の本能に従って「チー」をし、戦いの一部始終を見届けていたひろゆきも天のとんでもない博打に驚愕します。天は「原田、ここまでだ。宣言する、聴牌」と言い、ステージAは天の勝利となりました。

最終回あらすじ:ステージB

ステージBになり、原田は選んだ2牌を外した事で天のチャンスとなります。しかし天は和了牌を引き当てたにも関わらずそれを見逃します。そして勝ちを確信した原田は「思いのほか手こずったが、それももう終わりや」と言いますが、何枚引いても外れてしまいます。「天!何をした!?あらゆる可能性は探った!」と言いながら混乱する原田でしたが、戦いは最終面へ突入していきます。

最終回あらすじ:東西対決決着

さらに原田は天の「カン」した手を見て驚愕し、天は「そうだ原田、ただ最善を尽くす、それが戦う者の使命。長かったなー、終了だ!」と勝利を宣言し、満貫で和了りました。自分の敗因を考える原田でしたが、天の「今日という日に置いてはお前の現実よりも俺の現実の方が深かったんだ」と言い、それに納得した原田は「俺の敗けや」と言って去って行きました。そして天とひろゆきも共に帰っていきます。

最終回あらすじ:1年後

東軍と西軍の激しい戦いから1年後、ひろゆきはサラリーマンとなっており、文房具店にホッチキスの営業に来ていました。しかし働いていてもいまいち刺激を感じられず、その日の夜に同僚に飲みに誘われても断り、1年前の事を想い返しました。そして雀荘の中に入っていったひろゆきは連勝を重ねている天の姿を目撃します。そして「天さん、僕と打ちませんか?」と言ったひろゆきの顔を見た天は微笑みました。

ドラマ『天 天和通りの快男児』の主題歌

『天 天和通りの快男児』の主題歌は「天道虫」

ドラマ「天 天和通りの快男児」の主題歌は「天道虫」です。ドラマの中で主題歌が流れるのはOPで、疾走感のある曲に乗せて天やひろゆき、赤木などの主要人物達を紹介しています。OP映像は、主題歌と共に原作漫画のイラストを見る事が出来る事も特徴となっています。また、主題歌の曲調に合わせて麻雀をしている天の姿がかっこいいという視聴者の感想が多く挙がっています。

「天道虫」を歌うTHE YELLOW MONKEY

ドラマ「天 天和通りの快男児」の主題歌「天道虫」を歌っているのはロックバンド「THE YELLOW MONKEY」です。ドラマ「天 天和通りの快男児」の主題歌を依頼されて制作された楽曲で、ドラマのプロデューサーが「THE YELLOW MONKEY」のファンであったため、主題歌を考えていたら真っ先に「THE YELLOW MONKEY」が浮かんだと語っていました。

また、「THE YELLOW MONKEY」のボーカルである吉井和哉は、麻雀をイメージして主題歌を作りたかったが、麻雀自体はやった事が無かったため、原作漫画を読んだうえで主題歌の歌詞を書いたという事でした。

ドラマ『天 天和通りの快男児』に関する感想や評価は?

天と原田の戦いは目が離せないという感想

天と原田の戦いが熱いという視聴者の感想が多くあります。ドラマ「天 天和通りの快男児」の見どころは何といっても臨場感のある緊迫した麻雀勝負ですが、特に最終話での天と原田の戦いは壮絶なもので、ドラマの魅力がすべて詰まっていると言っても過言ではないという感想があるほどです。あらすじで前述しましたが、ひろゆきをはじめとした多くの人間に影響を与えた麻雀勝負となりました。

ひろゆきの手が綺麗という感想

ドラマ「天 天和通りの快男児」で、天と並んで主人公という立ち位置であるひろゆきですが、演じているキャストである古川雄輝の手が綺麗だという感想が非常に多くあります。ドラマの最中にももちろんひろゆきの手を見る機会は多くありますが、特にOP映像では麻雀牌を持ったアップの手を見る事が出来るのでおすすめです。

天と赤木の対決がかっこいいという感想

ドラマ「天 天和通りの快男児」の第3話にて初登場となった赤木ですが、元々原作でも重要キャラであり、赤木を主人公とした派生作品「アカギ〜闇に降り立った天才〜」も発売されるほどの人気ぶりなので、原作漫画のファン達による「赤木と主人公である天の実写版での戦いがかっこよかった」という感想が多くありました。

ドラマ『天 天和通りの快男児』のキャストまとめ

ドラマ「天 天和通りの快男児」に出演した豪華キャスト陣を一覧でまとめ、物語のあらすじや視聴者による感想も紹介していきましたが、実力派俳優達によって魅力的な作品に仕上がっている事が分かります。DVDBOXも発売されているので、今回のまとめ記事を読んだ後にもう一度、ドラマ「天 天和通りの快男児」を観てみるというのはいかがでしょうか?

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