パディントン発4時50分のネタバレあらすじ!感想や犯人の正体・動機は?

日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」のあらすじをネタバレ!犯人や犯行動機も紹介!2018年3月24日に放送された「パディントン発4時50分」はアガサ・クリスティの小説の設定をベースに、現代日本を舞台に描かれています。今回は、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」のあらすじをネタバレでご紹介し、犯人や犯行動機をみていきます。また、アガサ・クリスティの原作情報やキャストや登場人物、感想・評価についてもみていきます。

パディントン発4時50分のネタバレあらすじ!感想や犯人の正体・動機は?のイメージ

目次

  1. パディントン発4時50分とは?
  2. パディントン発4時50分のあらすじネタバレ
  3. パディントン発4時50分の犯人の正体・動機をネタバレ
  4. パディントン発4時50分の登場人物・キャスト
  5. パディントン発4時50分に関する感想や評価は?
  6. パディントン発4時50分のネタバレまとめ

パディントン発4時50分とは?

パディントン発4時50分の日本版2018年ドラマの作品情報

日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」こと「アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜」は、2018年3月24日に天海祐希さん主演でテレビ朝日系列で放送されたスペシャルドラマです。

今回は、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」のあらすじをネタバレでご紹介し、犯人や犯行動機をみていきます。また、ドラマ「パディントン発4時50分」の原作情報、登場人物やキャスト、感想・評価についてもご紹介していきます。

パディントン発4時50分の原作

ドラマ「パディントン発4時50分」の原作は、1957年刊行のアガサ・クリスティの推理小説です。この小説「パディントン発4時50分」は、「牧師館の殺人」や「スリーピング・マーダー」などで有名なマープルシリーズの長編第7作目にあたる小説です。

ストーリーは、パディントン発4時50分の列車に乗ったミス・マープルの友人マギリカディ夫人が並走する列車内で殺人事件を目撃し、それを聞いたミス・マープルが知り合いの家政婦ルーシー・アイルズバロウとともに事件の捜査を始めるという物語です。

今回ご紹介する日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」では、ミス・マープルにあたる天乃瞳子役を天海祐希さん、殺人を目撃したマギリカディ夫人にあたる天乃雀役を草笛光子さん、潜入する家政婦ルーシー・アイルズバロウにあたる中村彩役を前田敦子さんが演じました。

パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~|アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル|テレビ朝日

パディントン発4時50分のあらすじネタバレ

ここまで、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」の作品情報や原作情報をみてきました。ここでは、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」のあらすじをネタバレでご紹介していきます。

あらすじネタバレ:消失した遺体

天乃瞳子(天海祐希)は、義母(亡くなった夫の母)の天乃雀(草笛光子)から殺人現場を目撃してしまったと告げられます。3日前の夕方、特急オリオンに乗っていた天乃雀は、ぼんやりと窓の外を眺めていました。すると、少しの間並走する寝台特急朝霧の車内で男性が女性の首を絞めているところを目撃します。慌てて、車掌に伝えた天乃雀でしたが、車掌は寝ぼけていたのでしょう、と言ってまともに取り合ってくれませんでした。

後日、天乃雀は新聞やニュースをチェックしますが、そのような事件は報道されません。それでも、天乃雀は自分が見た殺人が絶対に現実であったと瞳子に訴えるのでした。

瞳子は消えた遺体の調査に動き出します。まず、天乃雀の証言を再現するために天乃雀は特急オリオンに、瞳子はそれと並走する寝台特急朝霧にそれぞれ乗り込みます。瞳子は持参した時刻表と地図、瞳子の詳しい証言をもとに、天乃雀の目撃した殺人が起きた大体の時間と遺体を遺棄したであろう地点を割り出します。瞳子が予想する遺体の遺棄地点は、トミー製菓会長である富沢信介(西田敏行)の所有する土地でした。

富沢の屋敷に遺体があると睨んだ瞳子は、知り合いの中村彩(前田敦子)に連絡を取ります。中村彩とは、高学歴の元官僚で現在は家政婦をしていて「スーパー家政婦」と呼ばれる異色の経歴の持ち主です。好奇心の強い彩は、瞳子から富沢家に家政婦として潜入して、遺体を見つけてほしいと頼まれ、引き受けます。

あらすじネタバレ:富沢家の事情

富沢家に家政婦として潜入した彩はその仕事ぶりからすぐに、気に入られます。富沢家の屋敷は大きな屋敷にも関わらず、住んでいるのはトミー製菓会長の富沢信介とその長女の富沢恵子の2人だけでした。富沢家の当主、信介は10年前に妻をなくして以来、長男、次女を立て続けに亡くし、自身の持病も相まってすっかり塞ぎこんだ生活を送っていました。

富沢家の他の兄弟、画家をしている次男の富沢哲次(鈴木浩介)や三男の晴三、亡くなった次女の夫の古川晋は健在ですが、独立して富沢の屋敷には一緒に住んでいません。また、亡くなった長男には新婚のお嫁さんがいたそうですが、長男が亡くなってすぐ富沢家を去り、現在は再婚して富沢家とは関わりがありませんでした。加えて、富沢家の屋敷に出入りしている人間が2人、富沢信介の主治医である佐伯慶一と、執事の大山勝です。

彩は長女の恵子と主治医の佐伯がお互いを想い会う仲だとすぐに見抜きます。潜入している彩がさらに調査をしていくと、トミー製菓の創業者の先代、信介の父は孫名義の財産を信託財産という形で残しており、先代が会社を売却済みであるため、信介の財産は屋敷と敷地、僅かな信託財産の利子のみであることがわかりました。

また、先代は信介が信託財産に手をつけることは許さないという遺言を残しており、孫たちが財産を受け取れるのも信介が亡くなった後であることも分かりました。このように、金銭面で複雑な事情を抱えていることもあり、富沢家の親子間・兄弟間の仲は極めて険悪で屋敷内の空気は殺伐としていることを彩は瞳子に報告するのでした。

あらすじネタバレ:発見された遺体

富沢家の事情が分かった彩は、富沢家の敷地内で遺体探しを始めます。そして敷地内の古い建物の中で、天乃雀が目撃したと思われる遺体を発見します。富沢家の敷地内で遺体が見つかったことを彩から報告された瞳子は、犯人は富沢家の事情をよく知る人物であると確信を持ちます。しかし、遺体を調べてもその身元は一切わからず、富沢家の人間に尋ねても皆、知らないと答えるのでした。

ただ、長らく会っていない長男の元嫁から、お金の相談のために富沢家を訪問するとの手紙が届いていたという長女恵子の証言と、長男の嫁の来訪日と遺体の死亡推定日が重なっていたことから、遺体の身元は長男の元嫁なのではないか、という説が立てられます。しかし、長男の元嫁の生存が確認され、遺体の身元確認は最初からやり直しとなってしまいます。

あらすじネタバレ:再び事件発生

遺体の身元確認ができないまま、富沢家では第2の事件が起こってしまいます。富沢家の夕食後、三男が苦しみ始め、やがて亡くなりました。夕食に出されたカレーにヒ素が混入されていたのです。カレーを作ったのは彩でしたが、彩がカレーを作っている際、次男の哲次、亡き次女の夫の古川晋が交代交代に厨房を訪れており、彼らならカレーにヒ素を入れるチャンスがあったことになります。

特に、夕食時にカレーを食べずに外出した亡き次女の夫の古川晋が犯人として疑われます。しかし、古川晋には犯行の動機が見当たらず、謎は解けません。

パディントン発4時50分の犯人の正体・動機をネタバレ

ここまで、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」の作品情報や原作情報をご紹介し、あらすじをねたばれでみていきます。ここでは、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」の犯人の正体や犯行動機をネタバレでみていきます。

犯人の正体は佐伯

瞳子は彩から事件に関する詳細な報告を受け、犯人の目星をつけます。しかし、証拠が見つかりません。そこで、瞳子は天乃雀が目撃した第一の事件を再現し、犯人を自白に追い込もうと考えます。瞳子は富沢家の家族を屋敷に集め、天乃雀とともに訪れます。夕食時、瞳子は彩の作った魚のサンドウィッチを食べ、喉に骨が刺さったとして苦しむ演技をします。

信介の主治医の佐伯が瞳子の喉を見ようとして、瞳子の喉に手をかけた瞬間「あの男よ!私がみたのは!」と天乃雀が叫びます。第一の事件を再現したことで天乃雀の記憶がより明確になったのです。天乃雀の証言を得て瞳子は佐伯を問い詰めます。やがて佐伯は罪を認め、自白し始めるのでした。

犯人・佐伯の犯行動機

犯人の佐伯は、富沢家の主治医として屋敷を出入りするうちに長女の恵子と愛し合うようになり、結婚したいと思うようになったそうです。妻帯者であった佐伯は、妻に離婚を願い出るも妻に離婚を拒否されてしまいました。そこで、妻を寝台特急に誘い、絞殺。窓の外に広がる富沢家の敷地内に遺体を投げ捨てたのだそうです。

その後、富沢家を訪れた際、遺体を富沢家の敷地内に隠しますが、佐伯の犯行を三男に気づかれてしまい、口封じのために彼を殺害したのでした。そして、毒はカレーではなく、食前酒に仕込んだと自供します。ヒ素は毒が効き始めるまでに時間がかかるため、その間に食前酒の注がれたグラスが洗われ、証拠隠滅ができると目論んだのだそうです。

そして、事件発生後の混乱に乗じて佐伯がカレーにヒ素を混入させたため、カレーからヒ素が検出されたのでした。婚約者が犯人であったことに激しく動揺する長女の恵子に、瞳子は「殺人者の動機は愛よ」と言って慰め、屋敷を後にするのでした。

パディントン発4時50分の登場人物・キャスト

ここまで、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」の作品情報や原作情報をご紹介し、あらすじや犯人。犯行動機をネタバレでみてきました。ここでは、日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」の登場人物やキャストをご紹介していきます。

キャスト①天乃瞳子/天海祐希

キャスト1人目、天海祐希さんが演じた天乃瞳子は、元敏腕刑事で、病床の夫の介護のために退職し、夫亡き後は民間企業で危機管理のプロとして顧問を務めています。亡き夫の母の頼みで、列車で起きたはずの殺人事件の調査を始めます。演じた天海祐希さんのプロフィールは次の通りです。

  • 生年月日:1967年8月8日
  • 出身地:東京都台東区東上野
  • 身長:171cm
  • 血液型:O型
  • 所属事務所:研音
  • 活動:1987年(宝塚歌劇団入団)、1993年(月組のトップスター就任)、1995年(宝塚歌劇団退団)
  • 代表作:「離婚弁護士」「女王の教室」「BOSS」「緊急取調室」「ミニオンズ」(吹き替え)

キャスト②中村彩/前田敦子

キャスト2人目、前田敦子さんが演じた中村彩は国立大学を卒業後、官僚となりますが、その後、スーパー家政婦に転身します。瞳子に頼まれて遺体が隠されていると予想される富沢家の屋敷に家政婦として潜入、見事情報収集と遺体発見を果たします。演じた前田敦子さんのプロフィールは次の通りです。

  • 生年月日:1991年7月10日
  • 出身地:千葉県市川市
  • 身長:161cm
  • 血液型:A型
  • 所属事務所:太田プロダクション
  • 活動:2005年(AKB48デビュー)、2012年(AKB卒業)
  • 代表作:「マジすか学園」「花ざかりの君たちへ
    〜イケメン☆パラダイス〜2011」「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」「イニシエーション・ラブ」「クロユリ団地」

キャスト③天乃雀/草笛光子

キャスト3人目、草笛光子さんが演じた天乃雀は、瞳子の亡くなった夫の母で、僅かな時間並走していた寝台特急朝霧内で起きた殺人事件を目撃し、瞳子に調査を依頼しました。演じた草笛光子さんのプロフィールは、次の通りです。

  • 生年月日:1933年10月22日
  • 出身地:神奈川県横浜市神奈川区
  • 身長:158cm
  • 血液型:B型
  • 所属事務所:草琇舎
  • 活動期間:1952年 ~
  • 代表作:「細雪 (1965年)」「獄門島」「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」「沈まぬ太陽」

キャスト④富沢哲次/鈴木浩介

キャスト4人目は、鈴木浩介さんが演じた富沢哲次は、富沢家の次男で画家をしている男です。演じた鈴木浩介さんのプロフィールは次の通りです。

  • 生年月日:1974年11月29日
  • 出身地:福岡県北九州市八幡西区
  • 身長:179cm
  • 血液型:AB型
  • 所属事務所:シス・カンパニー
  • 活動期間:1997年~
  • 代表作:「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」「遺産争族」「緊急取調室」「愛してたって、秘密はある。」「崖っぷちホテル!」

パディントン発4時50分に関する感想や評価は?

こちらのツイートは日本ドラマ「パディントン発4時50分」に関する感想です。このドラマのように、日本を舞台にしつつ、西洋の雰囲気が漂う衣装や洋館、台詞回しなどのアレンジが結構好きだという感想です。

こちらのツイートも日本ドラマ「パディントン発4時50分」に関する感想です。天海祐希さんの独特で強烈ながら安定感のある演技が高く評価されており、演技に大きな違いがなくてその役柄をしっかりと生かしているところが凄いという感想です。

こちらのツイートも日本ドラマ「パディントン発4時50分」に関する感想です。原作とは違ったけれど、原作の設定を守りながら現代の日本を舞台に描かれているところが本当に素敵だという感想です。

こちらのツイートも日本ドラマ「パディントン発4時50分」に関する感想です。特急オリオンと寝台特急朝霧が並走するシーンが映画みたいに素敵でとても好きな場面だという感想です。

こちらのツイートも日本ドラマ「パディントン発4時50分」に関する感想です。こちらの方はアガサ・クリスティの原作を読んだことあるそうですが、今回の現代日本を舞台にしたドラマはさらりと見ることができ、新鮮な気持ちで視聴できたという感想です。また、彩役の前田敦子さんが可愛くて良い味を出していたと評価されています。

パディントン発4時50分のネタバレまとめ

いかがでしたか?天海祐希さん主演の日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」のあらすじをネタバレでご紹介し、列車の中や富沢家の屋敷内で起きた殺人事件の犯人が、当主の主治医で長女の婚約者の佐伯であること、長女と結婚するために妻を殺害し、妻殺しに感づいた人間の口を封じたというのが犯行動機であったことが分かりました。

また、キャストや登場人物、感想・評価についてもご紹介し、現代日本が舞台ながら西洋の雰囲気が漂っているところが素敵という感想があること、主演の天海祐希さんの演技力が評価されていることが分かりました。皆さんも、興味のある方はぜひ日本版2018年ドラマ「パディントン発4時50分」をお楽しみください!

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