乱反射の原作とドラマあらすじをネタバレ!視聴率や衝撃のラストも紹介【妻夫木聡】

貫井徳郎の小説「乱反射」は2018年にドラマ化されていました。今回はそんなドラマ「乱反射」について紹介をしていきます。妻夫木聡と井上真央の初共演となったドラマ「乱反射」のあらすじからラストの結末までをネタバレ解説や、注目のドラマの視聴率から原作小説の解説、また妻夫木聡や井上真央をはじめとする出演キャストと登場人物の紹介を詳しくしていき、ドラマ「乱反射」の魅力に迫っていきます。

乱反射の原作とドラマあらすじをネタバレ!視聴率や衝撃のラストも紹介【妻夫木聡】のイメージ

目次

  1. 乱反射とは?原作を紹介
  2. 乱反射のドラマあらすじをネタバレ
  3. 乱反射のドラマ結末・ラストをネタバレ
  4. 乱反射のドラマ視聴率を調査
  5. 乱反射のタイトルの意味
  6. 乱反射のドラマ登場人物・キャスト
  7. 乱反射のドラマに関する感想や評価は
  8. 乱反射のドラマネタバレまとめ

乱反射とは?原作を紹介

テレビ朝日で放送されたドラマ「乱反射」について詳しくネタバレ解説をしていきます。ドラマ「乱反射」は貫井徳郎の小説を原作としてドラマ化されたことで話題となりました。今回はそんな「乱反射」のあらすじからラストの結末までのストーリーについて詳しくネタバレ解説をしていきます。またストーリーのネタバレだけではなく妻夫木聡などのキャストや視聴率、登場人物についてもネタバレ解説をしていきます。

乱反射のドラマ作品情報

ドラマのストーリーについてネタバレ解説をしていく前に、ここからはドラマ「乱反射」の作品情報について紹介をしていきます。ドラマ「乱反射」は2018年9月22日にテレビ朝日で公開されました。そんなドラマの原作には貫井徳郎の小説が起用されていました。また、ドラマに出演をしている妻夫木聡と井上真央は今回が初めての共演となり夫婦役を演じていたことや、衝撃的なラストなどでも非常に話題となりました。

乱反射の原作小説

妻夫木聡と井上真央がキャストとして出演をしたことでも話題のドラマ「乱反射」の原作小説について紹介をしていきます。ドラマ「乱反射」の原作小説は貫井徳郎の小説「乱反射」でした。週刊朝日で連載されていたこの小説は日本推理作家協会賞を受賞していました。小説「乱反射」は−44章から始まる特殊な構造をしていることでも話題となっています。0章では主人公夫婦の子供が事故で死亡してしまう姿が描かれていました。

乱反射のドラマあらすじをネタバレ

テレビ朝日でスペシャルドラマとして放送されたドラマ「乱反射」は、貫井徳郎の原作小説の実写化として話題となりました。そんなドラマの視聴率や、登場キャラクター・キャストについて解説をしていく前にここからはドラマ「乱反射」のストーリーのあらすじについてネタバレ解説をしていきます。ドラマでは、ある悲劇的な事件によって息子が死んでしまった父親が事件の真相を調査していく姿が描かれています。

あらすじネタバレ:事故当日

ドラマ「乱反射」のストーリーのあらすじをネタバレ解説していきます。主婦の田丸は、自分の心を満たすためだけに造園業者である足達と石橋が行おうとしていた街路樹伐採に反対をします。そんな街路樹の付近には、犬のフンが落ちていました。そのフンはある老人が家で飼っている犬のものでした。老人は定年後家族の中での居場所を無くしていました。そんな老人の生きがいは飼い犬でしたが腰が痛いのを理由にフンを拾いません。

こういったそれぞれの小さな罪が重なり、ある悲惨な事故が引き起こされてしまいます。ある日加山光恵は翔太をベビーカーに乗せて自宅を目指していました。光恵は街路樹の下を通りかかりました。しかし強風が吹き街路樹が倒れこんできます。その街路樹の下敷きになったのは光恵の息子である翔太でした。

ドラマ「乱反射」のあらすじをネタバレ解説していきます。翔太は大怪我をし、救急車で運ばれます。しかし二時間立っても受け入れてくれる病院は見つかりません。動揺した光恵は、夫である聡にどうしたらいいの?と泣きながら電話をしました。新聞記者として働いていた聡は目撃者のカップルの話から街路樹の下敷きになったのが自分の妻と娘なのではないかと思います。聡が病院へ到着すると、翔太は死亡していました。

街路樹の下敷きになり大怪我をしてしまった翔太の死亡の話を聞いた近くの病院の医者久米川はあの時翔太を受け入れなくてよかったと言いました。久米川はアルバイトの医者であり、医師として責任を負うのが嫌いで救急要請を断っていました。病院で待っていた妻の光恵に対して、聡は任せろと言いました。聡は上司にこれは事故ではなく誰かに殺されたと告げました。そしてドラマは、事故当日から約一週間前に時間が遡ります。

原作小説も話題となったドラマ「乱反射」のあらすじをネタバレ解説していきます。街路樹の周辺には犬のフンがありました。さらに市役所で公務員として働いている小林や上村は伐採する予定の木を管理しなければならないことに不満を抱いていました。その頃、加山夫婦は父親の彰の見舞いをするために病院にきていました。彰は脳梗塞になっていました。そんな中光恵は介護はできないと夫の聡に伝えます。

光恵ははっきりと介護は仕切れないと聡に伝えましたが、聡は光恵に大丈夫だと言い張りはぐらかしてしまいました。光恵はそんな聡に対して不満を抱いていました。介護問題を抱えつつも加山夫婦は勝太郎という息子と幸せな家庭を築いていました。聡は新聞記者として街路樹伐採のデモへ取材に向かいます。反対デモの中心として活動していたのは、静江とハナでした。二人は熱心に街路樹伐採に対して反対活動をしています。

妻夫木聡も出演しているドラマ「乱反射」のあらすじをネタバレ解説していきます。造園業者の足達は潔癖症でしたがついに仕事にまで支障をきたすようになっていました。そんな足達を妻が心配します。一方その頃、犬のフンが放置されていると市役所に通報があり職員の小林が処理に向かいます。しかし途中で子供に馬鹿にされてしまい、フンの処理をやめてしまいました。

聡は、父親も見舞いをしに病院へ一人で向かいます。そんな聡を見て母の路子は光恵に対し不満を漏らしました。しかし光恵に文句を言うのは許さないと聡は母から光恵を庇います。後日、加山夫婦は家族水入らずでピクニックを楽しんでいました。そして聡は旅行先で家庭ゴミを捨てます。時は過ぎ、事故当日街路樹の診断が行われるはずの日でしたが、デモによって中断されます。一方彰の容体は次第に良くなり路子は光恵に謝罪します。

視聴率も注目されていた「乱反射」のあらすじを解説していきます。足達はデモが去るのを待って、街路樹の診断を行おうとしました。しかし街路樹の周辺には、大量の犬のフンが残されていました。足達は潔癖症のために木を診断することができません。そしてそんな街路樹の前を光恵が通り、事故が起こってしまいます。翔太は一刻を争う状況でしたが、久米川は訴えられるのを面倒がり、救急要請を断りました。

そんな翔太の事故はニュースで報道されました。事故のニュースは犬のフンを放置していた老人の三隅も見ています。しかし三隅は行政の怠慢だと他人事のように感想を述べていました。そしてデモ活動をしてきた静江は何も知らないと言う態度を貫けとハナに釘をさします。さらにあの時の子供が亡くなったと看護師に言われた久米川はそれでも他人事のような素振りを見せていました。

あらすじネタバレ:事故発生1週間後

原作小説と話題となった「乱反射」についてあらすじをネタバレ解説していきます。翔太の事故が発生してから一週間が経過していました。聡は光恵に事件を調べることをどう思っているのか聞きます。光恵は聡に任せると言いました。聡はまず街路樹のメンテナンス状況について調べることにしました。メンテナンスが適切でなければ業務上過失致死だからです。そのため聡は、刑事に業者を尋ねますが刑事は名前を教えてくれません。

刑事が頼れないため、聡は市役所へと向かいます。そんな聡の対応をしたのは犬のフンを片付けずに放置した小林でした。小林は聡に対して頑なに業者の名前を教えようとしません。しかし聡は諦めず人が一人死んでいるのに業者の名前がわからないのはおかしいと言い小林から業者の名前を聞き出します。業者の名前は「街路樹メンテナンス協会」でした。聡が去った後小林は上司に死んだ子供の父親が来たと上村に報告します。

小説が原作となったドラマ「乱反射」のあらすじをネタバレ解説していきます。聡は父彰の見舞いに来ていました。路子はそんな彰を心配そうに見つめています。そしてあの時光恵を引き止めていなければと後悔し、彰は病気になったことを悔やみます。両親に対して聡は悪いのは翔太を殺した奴と言いました。一方その頃聡の会社の上司海老沢と後輩の大塚は、聡が事件の犯人に対して復讐をするのではないかと心配をしていました。

聡は造園業者である石橋の元を訪れます。しかし石橋は警察の捜査を待って欲しいと聡に言いました。聡は石橋のその一言に怒ります。石橋たちがきちんと仕事をしなかったから子供が死んだんだと石橋に向かって言い放ちました。そんな聡の様子を見ていた足達は、聡が去った後に石橋を説得します。聡は帰宅をして光恵とご飯を食べていましたが二人の間に会話はありません。そこでテレビをつけましたがそのことで喧嘩をします。

翌日、聡たちの元にやってきたのは石橋と足達がやってきます。二人は聡に対して翔太を殺してしまったのは自分達だと謝りに来ました。そして潔癖症であり犬のフンがあったために木に近づくことができなかったと足達は告白します。さらに石橋はデモが当日あったことを話して市役所の小林から検査は後日でも良いと言われたことを聡に話します。石橋たちの話を聞いた聡は、市役所に乗り込み責任者を呼ぶように言いました。

道路管理課の責任者である植村は小林が独断で決めたことだと言いました。しかし聡は市ではなくあなたたちと話をしていると言いました。そして小林に向かって街路樹周辺にあった犬のフンの話をします。聡は犬のフンを小林が片付けていれば木は検査されていたはずだと小林に言いました。しかしそんな聡の一言に小林は怒ります。そして犬のフンを片付けなかった飼い主や業者が悪いんだと責任を押し付けました。

妻夫木聡が出演しているドラマ「乱反射」のあらすじについて紹介をしていきます。市役所を去った聡は、病院を訪れました。そして事故当日急患を断った久米川は病院の院長に呼び出され聡が来たことを伝えます。聡は久米川に直接会いにいきました。そして翔太を受け入れなかったことを問い詰めます。しかし久米川は、ただの風邪で夜間診療に来る学生たちのせいだと言い訳をしました。

聡は、一体誰を殺せばいいんだと嘆きます。三隅は翌朝再び犬のフンを放置していきました。そして聡は、パートとして働き出した光恵の元を訪れます。聡は光恵に一緒に帰ろうと言いました。そして光恵に翔太の事故の調査をやめることを告白します。そんな夫に光恵は一緒に長生きしてやろうと言います。そこへ同僚がやってきてサンドイッチを置いていきます。聡たちはサンドイッチを頬張り翔太の遺影を見つめます。

あらすじネタバレ:事故発生2か月後

貫井徳郎の小説を原作としているドラマ「乱反射」のあらすじをネタバレ解説していきます。事件発生から二ヶ月が経過しました。聡は光恵と二人で出かけます。聡は、その時公園である行動を起こします。

乱反射のドラマ結末・ラストをネタバレ

テレビ朝日で放送されたドラマ「乱反射」は、貫井徳郎の小説を原作として実写化されたドラマです。そのストーリーや視聴率などが話題となっていましたが、今回はそんなドラマ「乱反射」について詳しくネタバレ解説をしていきます。ここまでは原作小説や「乱反射」のストーリーのあらすじについてネタバレ解説をしてきました。視聴率の紹介の前にここからは、ドラマ「乱反射」のラストの結末をネタバレ解説していきます。

ラストネタバレ:ゴミ廃棄

妻夫木聡出演のドラマ「乱反射」のあらすじをネタバレ解説していきます。息子の翔太が悲惨な事故で死んでから二ヶ月が経過しました。翔太の49日も終え、ようやく落ち着いた聡と光恵はある日車で出かけます。その時、聡は公園に家庭ゴミを捨てました。一方、久米川の元には風邪になった学生が再びやってきます。久米川が意味ありげな笑みを浮かべる学生を診察しているシーンでドラマは幕を下ろしました。

乱反射のドラマ視聴率を調査

今回はスペシャルドラマとして放送され、話題となっていた「乱反射」についてストーリーや視聴率などを中心に紹介をしています。ドラマの原作は貫井徳郎の小説「乱反射」です。ここまでは息子を事故で亡くしてしまった父親が事故の原因を探すため事件を捜査していく姿が描かれた小説が忠実に実写化されたあらすじや衝撃のラストをネタバレ解説してきました。ここからは「乱反射」の注目の視聴率について解説をしていきます。

乱反射のドラマ視聴率

小説を原作にし実写化されたドラマ「乱反射」の視聴率を紹介していきます。スペシャルドラマとして放送された「乱反射」ですが、視聴率は7.1%でした。また当日のリアルタイムの視聴率ではなくテレビ放送から一週間以内の視聴率を記録しているタイムシフト視聴率は4.4%でした。また、総合視聴率は、11.2%となり「乱反射」は安定した視聴率を記録していました。タイムシフト視聴では週間で9位を記録しています。

乱反射のタイトルの意味

日本推理協会賞も受賞した貫井徳郎の小説を原作としているドラマ「乱反射」についてを中心にネタバレ紹介をしていきます。ここまでは、事故の原因を探し関係者に話を聞きに行く聡の姿が描かれているあらすじや家庭ゴミを公共の場に捨てるラストシーンについて、そしてドラマの視聴率などについてもネタバレ解説をしてきました。ここからはドラマ・原作のタイトルにもなった「乱反射」の意味について解説をしていきます。

乱反射の言葉の意味

総合視聴率では11%も超えたドラマ「乱反射」のタイトルの意味についてネタバレ考察をしていきます。乱反射の意味としては、凸凹な物体に光が当たった時、光が様々な方向へと反射する現象という意味があります。乱反射が起こると、面上の各点が二次的光源となるためにどの角度から見てもその面を見ることができるようになります。タイトルにはこうした「乱反射」の単語の意味も含まれていると考えられていました。

乱反射のタイトルの意味を考察

衝撃的なラストも話題となっていた「乱反射」のタイトルの意味についてネタバレ考察をしていきます。ドラマ、そして原作小説でも同じタイトルとなっていました。ストーリーでは様々な小さな罪が重なり悲劇が起こってしまいます。そしてラストでは被害者の父親聡もそんな小さな罪を起こしていた人間の一人だということが明かされました。自分のしたことが返って来るという意味がタイトルには込められていると考えられていました。

乱反射のドラマ登場人物・キャスト

ドラマ「乱反射」は2018年9月にスペシャルドラマとして放送されました。そんなドラマでは、妻夫木聡が息子を亡くしてしまい、復讐のために事件を調査する父親を熱演していました。ここまでは小さな罪を犯した人物たちを訪れ次第に絶望していく聡が描かれたあらすじや、衝撃的なラストシーンについてネタバレ解説をしてきました。視聴率11.2%を記録した話題作について、ここからは登場人物とキャストを解説していきます。

加山聡/妻夫木聡

衝撃的なラストを迎えたドラマ「乱反射」に登場するキャラクター、加山聡について紹介をしていきます。加山聡は、新聞記者として働いていました。光恵という妻と、2歳の息子翔太とともに幸せな家庭を築いていた聡ですが、ある日悲劇的な事故によって息子を亡くしてしまいます。聡は、息子が死んだのは単なる事故ではないとして、事件を調査していきます。そして事件を起こすことになった小さな罪の加害者達を次々に訪れます。

造園業者、公務員、犬のフンを放置した飼い主、そして翔太の受け入れを断ったアルバイトの医者など様々な人物が翔太が死ぬことになった事件を引き起こす小さな罪を重ねていました。そして市役所の公務員小林をはじめとして多くの関係者が自分たちは悪くないという態度をとり、聡は次第に追い詰められていきます。光恵と長生きをすると決め調査を中断した聡ですが聡もまた小さな罪を犯していたことがラストでは明らかにされます。

「乱反射」で加山聡を演じたキャストは妻夫木聡でした。1998年に放送されたドラマ「すばらしい日々」で俳優としてデビューをした妻夫木聡ですが同年に公開された映画「なぞの転校生」では映画に初出演を果たしていました。さらに「池袋ウエストゲートパーク」に出演し、知名度を上げていきます。そして2001年に公開された映画「ウォーターボーイズ」では映画初主演ながらも日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞します。

「ウォーターボーイズ」では日本アカデミー賞の新人賞も受賞しW受賞となりました。2010年に公開された映画「悪人」で妻夫木はモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティションにも出品され高評価されます。さらに今作品でも妻夫木聡は日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞します。2016年には綾野剛も出演している映画「怒り」に出演し再び日本アカデミー賞にノミネートされ、最優秀助演男優賞を受賞していました。

加山光恵/井上真央

ラストでは公園に家庭ゴミを捨ててしまう聡の妻として「乱反射」に登場するキャラクター、加山光恵について紹介をしていきます。光恵は、聡の父親である彰が脳梗塞に倒れてしまってから聡と少しずつすれ違っていきました。介護は出来ないという光恵に対して夫の聡は上手くはぐらかすだけでした。そしてある日光恵が息子の翔太をベビーカーに乗せて帰宅しようと歩いているときに、事件が起こってしまいました。

彰の容体が回復したことで姑である路子とも、仲直りをした光恵でしたが帰り道に息子が街路樹の下敷きになってしまうという事故が起き激しく動揺します。救急車に乗った光恵でしたが息子の翔太を受け入れてくれる病院がなく泣きながら夫に電話をしていました。光恵は、事件を調査するという夫を止めません。しかし調査に絶望した夫がやめると言い出しても、一緒に長生きをしようと夫の聡に寄り添う姿が描かれていました。

ドラマ「乱反射」はラストシーンでも話題を呼びましたが、そんな「乱反射」に登場する加山光恵を演じたキャストは井上真央でした。井上真央は5歳から子役として芸能界デビューを果たします。1999年に放送されたドラマ「キッズ・ウォー」に出演をしたことでブレイクし一躍話題となりました。2004年に一度休業をしていますが大学進学後、「花より男子」に主演で出演し、大人気シリーズの主役として話題になっていました。

2007年には「ファーストキス」でフジテレビの月九初主演を務めます。また、2011年に放送された連続テレビ小説「おひさま」ではオーディションなしでヒロインを務めることになります。さらに同年の紅白歌合戦では紅組の司会をしていました。映画「八日目の蝉」では第35回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞します。2015年にはNHKで放送された大河ドラマ「花燃えゆ」に初主演として登場しました。

足達道洋/萩原聖人

ラストシーンが衝撃的だったドラマ「乱反射」に登場したキャラクター、足達道洋について紹介をしていきます。足達は造園業者の一人として「乱反射」の作中に登場しました。街路樹を伐採することになった石橋造園土木の社員で、翔太が死ぬ原因となった街路樹にも関わっていました。34歳であり、樹木医の資格も持っています。そんな足達は、息子が誕生したのをきっかけに重度の潔癖症になってしまい苦しんでいきました。

足達は、息子のおむつを替えることはできずさらに抱っこをすることすら出来なくなっていました。そんな足達の潔癖症は次第に仕事へも影響をしていきます。足達が担当するはずだった街路樹の木の根元には、犬のフンが放置されていました。そのため足達は街路樹に近づくことができず、事件当日も木の検査をすることができませんでした。罪悪感に駆られた足達はそのことを被害者の父親である聡に告白し謝罪をします。

妻夫木聡主演でラストの展開が衝撃的だったドラマ「乱反射」に登場するキャラクター足達道洋を演じたキャストは萩原聖人でした。俳優としてだけではなくプロ棋士としても活躍をしている萩原ですが、俳優という職業に興味を持ったきっかけはニューヨークで見た映画の観客だったそうです。そして母親の経営するバーに来店したスタッフの目に留まり「あぶない刑事」にゲスト出演をして俳優デビューをしていました。

さらに1990年に放送された「はいすくーる落書2」に出演をしたことがきっかけでブレイクしました。出演作には「アルジャーノンに花束を」「名前をなくした女神」「私が恋愛できない理由」「コードネームミラージュ」「こんな夜更けにバナナかよ」「仮面ティーチャー」「プラチナデータ」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「道頓堀よ。泣かせてくれ」「風に立つライオン」「バッテリー」「ペルソナ」などの作品に出演をしていました。

久米川治昭/三浦貴大

「乱反射」に登場するキャラクターについて紹介をしています。ここからはラストシーンでも登場し重要なキャラクターであった久米川治昭について紹介をしていきます。久米川は、内科医師として「乱反射」に登場します。物語の軸である翔太の事故では、自分が責任を負いたくないからという理由で救急要請を拒否していた人物でした。三つの病院で、アルバイトといして働いていて医療訴訟はするべきではないという考えの持ち主です。

久米川はある日病院にやってきた翔太の父親である聡に向かって、悪いのは自分ではないと主張します。そして夜間にただの風邪でやって来る学生が悪いのだと主張しました。そんな久米川の元にはラストで学生の患者が訪れます。そのラストの学生は病院で待たされることが面倒で風邪にも関わらずわざわざ夜間診療を利用していたという安西でした。安西の噂が広まり学生が押し寄せていたため久米川も小さな罪の被害者でした。

「乱反射」で内科医である久米川を演じたのは俳優の三浦貴大でした。学生の頃は精神保健福祉士を目指していたそうですが、様々な人間が社会には存在しているということに気が付いてからは俳優を目指すようになったそうです。映画「RAILWAYS49歳で電車の運転士になった男」で俳優としてデビュー、デビュー作で日本アカデミー賞新人賞、さらに報知映画賞新人賞も受賞していました。リポビタンDのキャラクターにも選ばれます。

2011年に公開された映画「学校をつくろう」では、映画に初主演を果たします。2013年に放送された「最終特快」では、テレビドラマで初主演を務めます。また「花燃えゆ」では大河初出演となりました。父親は三浦友和、母親は山口百恵であり二世俳優として有名です。出演作には「正義のセ」「リバース」「探偵・日暮旅人」「イニシエーション・ラブ」「進撃の巨人」「記憶」「高嶺の花」などの話題作に出演をしていました。

田丸ハナ /梅沢昌代

妻夫木聡も出演していることで話題となったドラマ「乱反射」の登場キャラクター、田丸ハナについて解説をしていきます。ハナは50代の主婦として「乱反射」に登場します。性格的に困っている人を放っておけずボランティア活動が趣味でした。しかし褒められたいという虚栄心もそこにはあり、街路樹伐採反対デモにも参加をします。自分の娘に否定をされたことによって、街路樹の伐採反対運動により精を出すようになります。

「乱反射」で田丸ハナを演じたキャストは梅沢昌代でした。シス・カンパニーに所属をしている梅沢昌代は1974年に上演された「ふるあめりかに袖はぬらさじ」という文学座の舞台に出演をし、女優としてデビューをします。近年の出演作には「家売るオンナ」「過保護のカホコ」「あなたには帰る家がある」「僕のヤバイ妻」「ゆとりですがなにか」「水球ヤンキース」などの作品に出演をしていました。

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乱反射のドラマに関する感想や評価は

2018年にスペシャルドラマとして放送されたドラマ「乱反射」について紹介をしていきます。ドラマ「乱反射」では、ある悲劇的な事故が原因で息子を亡くしてしまった父親の姿について描かれていました。そんな父親役を妻夫木聡が演じたことで話題となっていました。ここまではそんな妻夫木をはじめとするキャストや登場人物、ストーリーをネタバレ解説してきました。ここからはドラマ「乱反射」の感想について紹介していきます。

タイトルがグッサリ

ドラマ「乱反射」に対する視聴者の感想や評価について紹介をしていきます。「乱反射」の感想の中には、視聴し終わった後タイトルがグッサリきたというものがありました。このタイトル通り、ストーリーの中では乱反射の模様が描かれていました。さらにラストで明らかとなった、聡自身も乱反射を起こしていたうちの一人であったという事実に驚いた視聴者もいたようです。

乱反射のドラマネタバレまとめ

日本推理作家協会賞も受賞した小説「乱反射」は2018年9月22日に、テレビ朝日でスペシャルドラマとして実写化され放送されました。今回はそんなドラマ「乱反射」について紹介をしてきました。ドラマでは妻夫木聡が加山聡という息子を亡くした父親を熱演し話題となっていました。悪気のない小さな罪によって引き起こされてしまった事故の被害を受け、息子を亡くした聡は息子を殺した犯人を探し事件を調査していきます。

ドラマでは、そんな聡の姿が描かれ聡の妻として井上真央も出演をしていました。翔太が事故で亡くなり聡が事件関係者の元を訪れていくあらすじや、衝撃的なラストシーンについても今回は解説をしています。ドラマを見た視聴者の感想の中には、タイトルの意味に感動したという声もありました。そんなドラマ「乱反射」一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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